1 - 2 - 3 - 4 - 5 - 6 - 7 - 8 - 9 - 10 - 11 - ...
(6)
ユニクロ、中国『独身の日』に 1 億ドルを売上 アパレル部門 2 年連続 1 位 ![]() ファーストリテイリングはこのほど、中国で『独身の日』とされる 11 月 11 日に、アリババ・グループが展開するネット通販サイト「T モール(天猫商城)」の 1 日限定セールで、ユニクロが 6 億元(約 1 億米ドル)の売上を達成したと発表した。 売上額は昨年比で約 2 倍に増え、全業態で 4 位(昨年 5 位)、アパレル部門で 2 年連続 1 位となった。 ユニクロは、『独身の日』のセールを中国の消費者に日頃の感謝を伝えるとともに、商品の良さをより多くの消費者に周知する機会と捉えている。 今回は、「ヒートテック」、「ウルトラライトダウン」、「フリース」など、秋冬商品のほとんどを通常よりも購入しやすい価格で販売したという。 柳井正代表取締役会長兼社長は「今回のセールで、ユニクロが全業態 4 位、アパレル部門 1 位という実績を達成できたことを、非常に光栄に思っております。 これは、ユニクロをご愛用くださるすべての中国のお客様のおかげであり、心から感謝申し上げます。 私たちは今後も、中国に限らず全世界でインターネットビジネスを拡大し、より多くのお客様にユニクロの良さをお伝えしていきたいと考えております。」とコメントしている。 (御木本千春、MyNavi = 11-16-15) ユニクロ、海外、国内とも好調、過去最高益 8 月期決算 衣料専門店「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングが 8 日発表した 2015 年 8 月期決算は、売上高が前期比 21.6% 増の 1 兆 6,817 億円、営業利益が 26.1% 増の 1,644 億円でともに過去最高だった。 ユニクロは海外事業が大きく伸び、国内も好調だった。 ユニクロの海外事業は、店舗が 165 店増の 798 店に拡大した効果で、売上高は 45.9% 増、営業利益は 31.6% 増と大幅に伸びた。 16 年 8 月末に 958 店まで増やす計画で、国内店舗数(16 年 8 月末見込みで 846 店)を上回る見通しだ。 ユニクロの国内事業の売上高は 9.0% 増、営業利益は 10.3% 増。 既存店売上高も 6.2% 増えたが、夏場にヒット商品を欠いて大きく客足を落とすなどしたため、客数は 2.9% 減だった。 ファーストリテイリングの 16 年 8 月期は、売上高が 13.0% 増の 1 兆 9 千億円、営業利益が 21.6% 増の 2 千億円を見込む。 (asahi = 10-8-15) ユニクロ、前仏「VOGUE」編集長カリーヌ・ロワトフェルドとコラボ ![]() 世界のファッション界のカリスマ的存在。 10 月 29 日、ユニクロから自身の名を冠した商品群を発売する。 驚くほどスタイリッシュでセクシーなのが特徴だ。 このほどパリでそのデザインの思いを聞いた。 ◇ - - 毛皮風コートやヒョウ柄シャツなど、ユニクロ発としては相当モードっぽいですね。 「自分が着たいもの、そこから発想しました。 私はクリエーターではないけれど、ファッションの一定のスタイルを持っています。 コートやシャツは、一見メンズ風なのに女性らしく体に沿っているのが好き。 肩周りや袖丈、ポケットの数や位置にもこだわりがある。 今っぽいバランスもよく知っている。 フランス的な感覚とかカルチャーを、デザイナーの滝沢直己さんが完璧に理解して形にしてくれました。」 - - 長く高級品に接してきて、安価なユニクロとの仕事に違和感は? 「ちっともなかった。 自分にとって新しいモードの表現だと感じています。 大量生産で、大小様々なサイズになってもシルエットやバランスは変えない。 単なる黒いセーターでもとても今っぽい。 毎日着られて、女性が着た時にその人自身でいられるような服。 そんな服を、ユニクロで作りたいと思ったのです。」 - - ファッションのノームコア(究極の普通)現象についてはどう思う? 「モードは皆に夢を見させるものなので、技術や創造性をリードするパリ・オートクチュールの存在はやはり必要です。 でも一方で、自分のスタイルを持つことが大切になっているのは確か。 私なんか 10 着もあれば、組み合わせで 1 週間、旅ができる。 昔の写真を見ても変わらないわよ。 変わったのは、少しスカート丈が長くなったくらい。 でももちろん、服装に無頓着という訳ではないのです。」(編集委員・高橋牧子、asahi = 10-6-15) 「ユニクロ アンド ルメール」発売に行列 銀座店は入場規制も 話題の新コラボコレクション「ユニクロ アンド ルメール (UNIQLO AND LEMAIRE)」の販売が 10 月 2 日に開始され、ユニクロ都内店舗の売場は大型店を中心に賑わっている。 11 時の開店時刻までに約 300 人が並んだ銀座店は専門フロアの 12 階に入場規制がかかり、フルコレクションを扱うオンラインストアでは、カラー・サイズによっては既に完売しているアイテムもある。 ![]() 過去に「エルメス (HERMES)」のアーティスティックディレクターを務めたクリストフ・ルメール (Christophe Lemaire) およびサラ-リン・トラン (Sarah-Linh Tran) が率いるフランスのブランド「ルメール (LEMAIRE)」とユニクロが協業した本コレクション。 ニットとアウターを中心にメンズ 25 型とウィメンズ 31 型をラインナップしている。 午前 3 時に販売をスタートしたオンラインストアでは午前 7 時の時点で既に「フーデットコート(ウィメンズ)」のオフホワイトが売切れ、実店舗での発売前から関心の高さを伺わせた。 フルコレクションを取り扱う都内店舗は開店と同時に混雑し、約 250 人が並んだビックロ新宿東口店は商品陳列が間に合わないほどの売れ行きで、ダンボール箱から取り出した商品を直接客に手渡す光景が一時見られた。 午前 6 時半から客が並び始め 15 分前倒しで開店した銀座店は、オープンから 1 時間経った時点でも専門フロアへの入場規制が継続。 両店舗ともに、メンズのネックセーターやウィメンズのボトムスに高い人気があるようだ。 来店客は男性で若い年齢層が目立ち、銀座店を訪れた 20 歳の男子学生は「ルメールのことは知っていたが、なかなか手が出せなかったので、今回のコラボは嬉しい。 コートでも 2 万円以下で、冬にたくさん着たい。」とコメント。 ユニクロの PR 担当者は「ルメールにあまり馴染みがない世代にもブランドの特徴や良さを知ってもらえ、今回のコラボは成功だと思う」と話している。 (Fashionsnap = 10-2-15) ユニクロ、上海の旗艦店に「ディズニーフロア」開業 【上海 = 岩戸寿】 ファーストリテイリング傘下のユニクロは 27 日、上海市の旗艦店に米ウォルト・ディズニーと協業した専用フロアを開いた。 中核スタッフを日本のディズニーランドで研修させるなど、世界観を再現する。 ディズニーとともに「新しい買い物体験(柳井正会長兼社長)」の実現を目指す。 ディズニーとの協業プロジェクト「MAGIC FOR ALL」のコンセプトストアを開いた。 開店前に約 1 千人が並び、午前 10 時の開店と同時に入店した。 行列の先頭に並んだ女性は、コラボの子供服を買うために「1 時間半かけて車を運転してきた」と話した。 同フロアは、声に反応して記念写真を撮るコーナーやタブレット(多機能携帯端末)でオリジナル T シャツを作れる売り場を設けるなど体験を重視した。 中国全土から選抜したスタッフら約 60 人がディズニーの歴史も学び接客にあたる。 柳井氏は 26 日に店舗を訪れ、「世界最大のコンテンツを持つディズニーとユニクロが溶けあったフロアになった」と話した。 2016 年には米フロリダ州にも出店する計画だ。 (nikkei = 9-27-15) 中国経済減速の影響は「全くない」 = 柳井ファーストリテ社長 [上海] ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は 26 日、中国経済の減速の事業への影響は「全くない」と述べた。 ウォルト・ディズニーと共同で展開するコンセプトストア「MAGIC FOR ALL」をオープンするために訪れていた上海で記者団に対して述べた。 柳井社長は「中国の経済構造が変わっていく。 輸出・製造中心の経済から、消費中心の経済に変わっていく。 人々の生活がよりよくなる。 賃金も上がる。 13 億人がどんどんミドルクラスになっていく。」と述べ、中国ではまだ拡大余地があるとした。 そのうえで「贅沢品は売れなくなるかもしれないが、我々はライフウェアというコンセプトでやっている。 あらゆる人に合う服を売っている。」と述べた。 同社は大中華圏で「ユニクロ」を年 100 店舗出店し、早期に 1,000 店舗、将来的には 3,000 店舗を目指す。 5 月末現在では 442 店舗を展開している。 中国の経済成長は鈍化しており、2015 年は、過去 20 年以上で最も低い成長ペースに鈍化すると予想されている。 (高田和典、清水律子、Reuters = 9-26-15) ファーストリテ、IT で新会社設立 アクセンチュアとの合弁へ [東京] ファーストリテイリングは 1 日、デジタルイノベーション推進のための新会社を設立したと発表した。 今後、アクセンチュア(東京都港区)との合弁会社となる。 新会社は「ウェアレクス」。 ファーストリテのグループ執行役員の玉置肇氏が社長に就任した。 まずは国内を中心に約 50 人の体制で事業を開始し、将来的には、グローバル規模への拡大を目指す。 ファーストリテとアクセンチュアは 6 月、最新のデジタル技術を取り入れ、消費者が時間や場所の制約なく商品を購入できるようにするために、合弁会社を設立することで合意していた。 (清水律子、Reuters = 9-1-15) 8 月 17 日 ユニクロ、ディズニーキャラの衣料品発売 ファーストリテイリング傘下のカジュアル衣料品店ユニクロが 14 日、米ウォルト・ディズニーとの協業商品を 17 日から順次発売すると発表した。 ユニクロで初となるぬいぐるみのほか、T シャツやダウンなどの衣料品、傘や靴などの雑貨をそろえる。 ディズニーのキャラクター商品を 2014 年に比べ 4 倍の約 400 種類に増やし、国内外のユニクロで販売する。 T シャツではディズニーのクリエーター 100 人が自由に描いた人気キャラクター「ミッキーマウス」のデザインの商品を販売。 男性向けで 10 色柄(価格は税別 1,500 円)、子ども向けで 5 柄(同 990 円)をそろえる。 ぬいぐるみ(同 1,990 円)や傘(同 990 円)、ルームシューズ(同 990 円)も発売する。 (nikkei = 8-14-15) 国内ユニクロ、6 - 7 月と 2 カ月続けて前年割れ … 低価格ビジネスモデルに変調? ファーストリテイリングが 4 日発表した、カジュアル衣料品チェーン「ユニクロ」の 7 月の国内既存店売上高は前年同月比 1.5% 減となった。 2 カ月連続の前年割れ。 7 月前半の気温が低く「夏物衣料が伸び悩んだのが響いた(同社)」としている。 売上高の 2 カ月連続マイナスは 2012 年 9 - 10 月以来、ほぼ 3 年ぶり。 客数は 6.1% 減少した半面、客単価は 4.9% 増加した。 ファストリは天候不順を理由に挙げるが、関東地方が梅雨開けした 7 月下旬以降はほぼ晴天続きで、気温も高い日が多かった。 実際、大手百貨店の 7 月の既存店売上高を見ても、夏物衣料の好調などで高島屋が 7.0% 増、J・フロントリテイリング 6.2% 増、そごう・西武 4.9% 増、三越伊勢丹ホールディングス 3.4% 増と伸長した。 このユニクロの "変調" に業界関係者は「低価格をテコに成長を続けてきたビジネスモデルが曲がり角にさしかかっている可能性もある」との声も聞かれる。 (sankei = 8-4-15) セブン & アイとユニクロ、業務提携 通販ブランド設立へ 「セブン-イレブン」などを展開するセブン & アイ・ホールディングスと、「ユニクロ」のファーストリテイリングは、業務提携をする方針を固めた。 通信販売で扱う衣料品の新ブランドを年内にも立ち上げたり、ユニクロのいまある商品も含めてコンビニで受け取れるようにしたりすることを考えている。 具体的な内容は現在、交渉で詰めている。 新ブランドは、衣料品の企画製造、販売まで一手に手がけるファストリのノウハウを生かしたものにする方針。 コンビニでは引き渡しだけでなく、返品の受け付けもできるようにして、客層を広げていくねらいがある。 また、海外店での協力も探る。 15 の国と地域に約 3 万 8 千店あるセブン-イレブンの店でユニクロの商品を扱い、受け取りができるようにすることが考えられる。 ユニクロの海外店は現在、15 の国と地域に約 780 店ある。 セブン & アイは、百貨店の「そごう・西武」や、総合スーパーの「イトーヨーカドー」なども手がけるが、ヨーカドーの衣料品販売は不振が続く。 ファストリと提携が進めば、てこ入れにつながる可能性がある。(西尾邦明、奥田貫、asahi = 7-31-15) 北京のユニクロ店内で性行為映像、4 人拘束 【北京】 中国・北京市内にあるユニクロ店内の試着室内で撮影された性行為動画が先週、ネット上に公開され、騒ぎになる事件があった。 警察当局は 19 日遅く、これに関与した疑いで 4 人を拘束したと発表した。 4 人はひわいなコンテンツを拡散した容疑がかけられているという。 警察によると、携帯電話で撮影された映像では、男女 2 人組がユニクロの試着室で明らかに性行為に及んでいる。 ユニクロは、この件についていかなる関与も否定している。 警察の発表によると、映像は 4 月に撮影されたもので、男女 2 人はチャットアプリの「微信(ウィーチャット)」上で友人らにこの映像を送信したことを認めている。 この映像はその後、中国版ツイッターの「微博(ウェイボー)」に投稿された。 拘束された 4 人のうち、19 歳の男は映像をネットに投稿した容疑がかけられており、他の 3 人はひわいなコンテンツを拡散した容疑がかけられている。 国営新華社通信によると、中国ではひわいな書籍、映画、画像、映像を拡散したことで有罪になれば、最高2年の懲役が科されるほか、営利目的でひわいな製品を作った場合は最高で終身刑が科される。 中国のサイバー空間の統括当局は、ウェイボーを運営する新浪(シナ)と、ウィーチャットを運営する騰訊控股(テンセント)の大手 2 社について、映像拡散を許したとしてすでに処罰している。 (AP = 7-20-15) ◇ ◇ ◇ 北京のユニクロで客が性行為の動画撮影か 北京 : 北京市民に人気のカジュアル衣料品店チェーン、ユニクロの店舗で撮影されたとみられるカップルの性行為を映した動画が、中国のネットユーザーの間で広まり騒ぎとなっている。 この動画はスマートフォンで撮影されたもの。 若い中国人カップルがユニクロ店内の試着室と思われる場所で性行為をしている様子が捉えられている。 店内放送の音楽が流れるなか、全身黒い服で固めた男性は「僕のことを夫と呼んで」、「一緒になりたいと言って」などと裸の女性の耳にささやきかけながら撮影を続けた。 終盤ではこんな店内放送のアナウンスが聞こえてくる。 「ご来店の皆さま、ユニクロ三里屯店をご利用いただきありがとうございます。」 この動画は 14 日にネット上に投稿され、一夜のうちに大きな話題となって拡散した。 だが 15 日正午までにこの動画を含む投稿のほとんどは削除された。 一部のネットユーザーからは、この動画はユニクロの宣伝戦略なのではないかとの声も上がった。 これを受けてユニクロは、いっさいの関与を否定する声明を出した。 「責任ある国際ブランドとして、ユニクロはお客様に安全で快適な、質の高いショッピング体験を提供することに力を入れている。 すべてのお客様には、社会の道徳的基準に従い、試着室は適切に利用するようお願いしたい。」とユニクロは声明で呼び掛けた。 この動画を見た人々がわざわざユニクロ三里屯店を訪れるという現象も起きている。 15 日、店内で CNN が取材した 6 人の客も、現場となった試着室を探していた。 「このビデオを見るまでユニクロのことは知らなかった」と、T シャツを買っていた男子大学生は答えた。 北京の警察当局は、この動画について通報を受けており、捜査を行うとしている。 (CNN = 7-16-15) ユニクロが展開する「イスラム教徒の女性向けファッション」が注目の的!!
![]() 低価格でオシャレなデザインが豊富なユニクロは、日本で大人気! 世界中で店舗をオープンし、海外でも着実にファンを増やしているユニクロが、今度はイスラム教を信仰する消費者のために、デザインを展開して話題を集めている。 イスラム教徒の女性が身に着ける "ヒジャブ" と呼ばれる頭を覆うスカーフなど、カラフルかつスタイリッシュなデザインが登場。 保守的でない、個性を主張できるイスラム教徒向けのファッションが、とにかく素敵なのである! イスラム教徒の女性向けに、ファッションを展開するユニクロがコラボしたデザイナーは、17 歳の時にイスラム教に改宗したというハナ・タジマさん。 イスラム教徒が多いシンガポールとマレーシア、タイとインドネシアの店舗を中心に、ヒジャブのほか、ブラウスとワンピースを組み合わせたケバヤといった伝統的な衣類が販売されることに。 ターバンとヒジャブの 2 通りに使えるスカーフがオシャレ!! イスラム教の女性は宗教的な理由から、肌の露出を最小限に抑えた衣服に身を包んでいる。 ユニクロがハナさんとコラボしたデザインを紹介した動画「UNIQLO x Hana Tajima Interview」には、マレーシア出身の人気シンガー、YUNA も登場。 彼女が頭に巻いたピンクパープルと黒を基調としたターバンは、イスラム教徒というよりはレゲエアーティストを彷彿とさせるデザインとなっている。 YUNA さん自身も一番のお気に入りだというターバンの素材は柔らかく、滑り落ちてこないので着け心地も最高なのだとか。 ターバンだけでなく顔全体を覆うヒジャブとして、2 通りの使い方ができるところも、消費者にとってはポイントが高いだろう。 宗教の教えを守りながらオシャレも楽しめるファッション このほかにも、ロングワンピースやロングパンツ & スカートいった、肌の露出を抑えつつも着やすくデザイン性が高い衣服が、続々と登場。 なかにはイスラム教徒でなくても、デザインが気に入れば購入する消費者もいるのではないだろうか。 自分が信仰する宗教の教えを守りながらも、オシャレできるファッションは画期的だ。 東南アジアだけに限らす、イスラム系移民が多いアメリカやオーストラリアのユニクロでも、販売されるようになるかもしれない。 (Nekolas、RocketNews24 = 7-17-15) ファストリとアクセンチュア協業、柳井社長「新しいビジネスの可能性を国内外に示す」 ユニクロなどを手がけるアパレル最大手のファーストリテイリングは 15 日、アクセンチュアと IT 人材の採用や育成、小売の新規事業で協業すると発表した。 実店舗とネット通販の融合を進めるほか、従来の小売業を超えた新規事業の可能性を模索する考え。 将来的には、合弁会社を設立する考えもあるという。 ファーストリテイリングでは実店舗とデジタル店舗の境なく、いつでもどこでも消費者が商品を選択したり、試着したり、購入したり、受け取ることのできる買い物体験を実現していくことを目指す。 アクセンチュアは、CRM や SCM などのファーストリテイリングの基幹業務システムのクラウドへの移行や E コマースのプラットフォーム構築など、消費者インサイトを得ることのできるオペレーション基盤や IT 基盤の構築を支援する。 また、アクセンチュアでは、ファーストリテイリングがアナリティクス、モバイル、クラウドなどのテクノロジーに関する専門家を採用・育成していくための取り組みにも貢献していくという。 さらに、両社は共同でテクノロジーやイノベーションに関する学術機関や企業、有識者や起業家などが持つ最先端の事業構想や先進事例を世界中から収集し、ファーストリテイリングの将来の消費者サービスに反映していくことを目指す。 ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長、柳井正氏は「ファーストリテイリングは、バーチャル店舗とリアル店舗が融合し、お互いの機能がより高まった新しい産業を創造していきたいと考えています。 このたびのアクセンチュアとの協業により、従来の小売業の枠を超えたまったく新しいビジネスの可能性を国内外に示し、世界最高水準のビジネスモデルを構築するとともに、デジタル時代に求められる消費者体験を実現するための店舗構築や物流網の整備、イノベーションを創出できる人材の育成に取り組んでいきます。 新しい産業の変化は日本だけでなくグローバルな波であり、世界中で事業展開をしている企業にこそ、根本からビジネスの仕組みを変革できる力があると信じています。」とコメント。 一方、アクセンチュア成長市場担当グループ・チーフ・エグゼクティブ、ジャンフランコ・カサーティ氏は「デジタル時代の消費者は実店舗でも、オンラインでも変わらないシームレスに統合された顧客体験を求めています。 ファーストリテイリングのような先進企業ではこうした高度化する消費者ニーズに応えるため、積極的に全社的なデジタル化を推進しています。 アクセンチュアはこの度の共同事業を通じて、ファーストリテイリングがデジタル時代の革新的なアイデアを事業モデルとして昇華させ、常に進化する次世代の経営モデルを構築していけるように支援をしていきます」とコメントした。 アクセンチュアでは 2001 年よりファーストリテイリングの支援業務を開始。 事業変革やグローバル展開をサポートしていた。 (ビジネス + IT = 6-15-15) ファーストリテイリング : 難民、避難民への衣料支援が 1,000 万着突破 ユニクロを運営するファーストリテイリングによる「全商品リサイクル活動」によって回収された衣料(シャツ、ズボン、ジャケットなど)がウガンダに到着し、配布が開始された。 これによってファーストリテイリングが UNHCR と連携して行なった難民、避難民への衣料支援が 1,000 万着を超えたことになる。 ウガンダに到着した衣料はまずカンパラにある小学校に届けられた。 このあとコンゴ民主共和国や南スーダンから逃れた難民に配布される予定だ。 ウガンダの都市で暮らす難民の家族 721 世帯に衣料が配布された時は皆喜びで顔が輝いていた。 ウガンダで避難生活を送る難民の多くは、家賃、食糧、最低限必要な生活物資購入のためにお金を充てるため、服を買う余裕などない。 しかし服は衛生面でも、人が生きる上での尊厳を保つためにもなくてはならないものである。 コンゴ民主共和国からウガンダへ避難している男性(44 歳)は「子どもたちは、他の子どもが自分より良い服を着ていると恥ずかしく思ってしまう。 そのように感じることは子どもにとって良い事ではないし、毎日同じ服を着ていると不衛生になりやすい。 新しい服がもらえると聞いて、子どもたちはとても喜んでいます。」と語った。 ネイマ・ワルサム UNHCR ウガンダ事務所代表は「ファーストリテイリングからの衣料支援に大変感謝しています。 ウガンダには現在 43 万 3,595 人の難民がおり、これはウガンダ史上最多の数です。 今回の支援は子どもたちを寒さなどから守り、尊厳を持って生活するという意味でも目に見える効果をもたらします。 難民支援の現場において、企業との連携が意義のある変化をもたらすという善例だと感じます。」と感謝の意を伝えた。 UNHCR とファーストリテイリングは約 10 年にわたり連携し活動を行ってきた。 ファーストリテイリングはこれまで「全商品リサイクル活動」で集めた衣料を UNHCR を通じて難民に届けたり、現金による支援を行なってきた。 これまでに 37 の国と地域で 1,000 万着の衣料が家を追われた人々に届けられた。 株式会社ファーストリテイリング グループ執行役員(CSR 担当)の新田幸弘氏は「全商品リサイクル活動は、"服のもつチカラ" で社会や人々の生活を豊かにしていくことを目指すファーストリテイリングの CSR 活動の一環です。 2006 年にはじまった活動は世界中に広がり、現在 14 の国と地域のユニクロおよびグループブランド ジーユーの全店舗で不要になった自社商品の回収を行っています。 世界には服を必要としている人がまだまだ多くいます。 1 人でも多くの服を必要とする人に支援を届けるため、活動をさらに広げて行きたいと考えています。」と衣料支援への思いを語った。 緊急時においての物的支援の中でも特に衣料へのニーズは高く、ファーストリテイリングはこれまで UNHCR の人命救助活動において大きく貢献してきた。 2013 年台風ハイエンがフィリピンを直撃し、360 万人が家を追われた際、ファーストリテイリングは 80 万着の衣料をフィリピンに届けた。 2014 年にはシリア難民が冬を乗り越えられるようヨルダンのアズラック難民キャンプに暖かい冬用の防寒着を届けた。 さらにファーストリテイリングは緊急時において資金面でも UNHCR を支えてきた。
世界では 5,100 万人以上が家を追われている。 これは第二次大戦以降最も多い数字である。 ファーストリテイリングのパートナーシップは避難を強いられている人々に対し企業による支援の重要性を体現している。 (J. Ose、UNHCR = 6-4-15) ユニクロ、絶好調決算には「死角」があった ・強気の値上げは顧客に受け入れられるか カジュアル衣料業界が不振の中、「ユニクロ」が独り勝ちとなっている。 「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは 4 月 9 日、2015 年 8 月期の通期業績見通しを大幅上方修正した。 中国や韓国など海外事業が好調なうえ、国内も単価の高い冬物衣料中心に伸長。 売上高は前期比 19% 増の 1 兆 6,500 億円、営業利益は同 53% 増の 2,000 億円と、いずれも過去最高を見込む。 業績が好調なことから、年間配当も前期比 50 円増やし、350 円とする。 同日記者会見した柳井正会長兼社長は「節約志向の中、店舗やブランドとして『ユニクロ』を選んでもらえたと自負している」と胸を張った。 同時に発表した上期(2014 年 9 月 - 2015 年 2 月)業績は、売上高が前年同期比 24% 増の 9,496 億円、営業利益が同 40% 増の 1,500 億円だった。 これは、新店を急拡大している海外ユニクロ事業が、アジアを中心に高い成長率を維持していることが大きい。 同事業の売上高は前年同期比 48% 増の 3,455 億円、営業利益は同 63% 増の 428 億円で、計画を大きく上回る増収増益となった。 為替の影響を除いた現地通貨ベースでも計画を上回った。 台湾と韓国で既存店売上高が 2 ケタ増と、大幅な伸びを見せたほか、中国でも冬物商品が好調だった。 アジアを中心に海外店舗数は右肩上がりで増加。 今期の海外出店数は通期で 200 店を超える見通しだ。 店舗数が 850 店前後でほぼ横ばいの国内ユニクロを、海外ユニクロが今秋にも初めて上回るとみられる。 ・「値上げしても客離れしない」 一方、国内ユニクロ事業は、円安逆風下ながら、単価向上をテコに改善を続けている。 「ヒートテックエクストラウォーム」や「ウルトラライトダウン」など、冬物衣料の販売が好調で、単価が前年同期比 10.2% 増と大きくアップ。 客数は微減となったが、大幅な単価上昇で、既存店売上高が同 8.4% 増と大きく伸びた。 1 月の初売りセールでは、値引き商品に販売が集中したが、上期を通して値下げロスが減少したことから、粗利率は 1.8 ポイント増の 49.5% と大きく改善。 同事業の売上高は同 12% 増の 4,545 億円、営業利益は同 24% 増の 894 億円と、堅調に推移した。 ・強さばかりが光るユニクロだが、"死角" はないのか - -。 死角は 2 つある。 ひとつが、国内ユニクロの相次ぐ値上げだ。 同社は円安による衣料品の調達コストアップや、中国ほか生産国での人件費上昇などを補うため、今年の秋冬商品の約 2 割を値上げすると発表。 全体として平均で約 10% もの値上げになる見通しだ。 2014 年秋冬の商品でも平均 5% 値上げしており、2 年連続での値上げになる。 岡ア健・グループ上席執行役員 CFO は「為替の長期予約をしてきたが、スポット上昇幅が大きく、原価アップを避けられない」と説明する。 実際、国内ユニクロ事業の下期業績見通しについては、原価アップの影響から下方修正した。 柳井会長は値上げの影響について、「(客離れを)及ぼさないと思う。 円安もあり日本で売っている商品は世界で一番安い」と強気な姿勢を示したうえで、「付加価値が認められない限り売れない。 われわれはよりよい品質を目指したい」と商品の質をさらに上げることで、消費者から支持を得たい考えだ。 だが、これ以上の値上げが消費者に受け入れられるかどうかは、不透明である。 既存店の客数をみると、2014 年 9 月 - 11 月期(第 1 四半期)も、同 12 月 - 2015 年 2 月期(第 2 四半期)も、前年を下回ったまま。 「これまでのような単価上昇で客数減を補う構図は限界」、との声も市場関係者から出ており、値上げに踏み切る今秋以降は苦戦する可能性もある。 もう一つが、海外事業のオペレーションだ。成長を続ける海外だが、中国やアジアは好調な反面、欧米では軟調など、地域差がある。 特に米国事業の立て直しが課題である。 上期は売上高と粗利率が計画を下回り、赤字幅が拡大、黒字化が遅れている。 下期見通しでは、海外ユニクロ事業を下方修正しており、その大半が米国事業の下振れによるもの。 柳井会長は「世界一の市場である米国を最優先にして、全社をあげて事業をサポートする」と、テコ入れに必死だが、これまでは実績を挙げていない。 ・積極出店でブランドを訴える手法 その手法は、まず積極出店を続けて、ブランド構築を先行させるというものだ。 年間約 20 - 30 店の出店を継続する方針で、2015 年秋にはシカゴに旗艦店がオープンするほか、デンバーやシアトルにも進出。 2016 年春にはワシントン、同年秋にはカナダへも進出する。 その結果、3年後には、売上高 1,000 億円、営業利益 100 億円を目指す。 ただし、出店加速しながら、既存店の立て直しができなければ、「GAP」や「H & M」など、世界のライバルとの競争に打ち勝つのは難しい。 さらには、相次いで買収したユニクロ以外の海外グローバルブランド事業も、苦戦している。 前期に多額の減損を計上した米高級ジーンズ「J ブランド」は、今期も計画を下回って赤字幅を拡大。 仏衣料「コントワー・デ・コトニエ」や、仏下着「プリンセス タム・タム」も、軟調に推移している。 こうしたブランドの再建も急がれる。 では柳井会長自身は死角を何と考えているのか。 「いろんな問題が起きても、愚直に改善しているから、今がある。 その情熱がなくなったときが、一番の死角だ。」と語る。 その柳井会長もすでに 66 歳となり、「人間は老いていくもの」とも明かしている。 はたして "柳井商店" は、今後も成長を続けられるのか? (冨岡 耕、東洋経済 = 4-16-15) ヒートテック中心に色とりどりの 1 千点 ユニクロが秋冬シーズン向け新作発表会 ![]() カジュアル衣料チェーンのユニクロは 12 日、今年の秋冬シーズン向けの新作発表会を東京都内で開いた。 定番商品であるフリースのほか、ジーンズやコートなど色とりどりの約 1 千点が公開された。 保温性が高い機能性衣料「ヒートテック」を使用したセーターやネックウォーマーなどを大幅に拡充。 「全身ヒートテック素材でのコーディネートも可能」としている。 ジーンズは生地が柔らかく、従来より約 20% 軽いものや伸縮性が高く動きやすいものなど、男女とも豊富なバリエーションをそろえた。 子供服では東レと共同開発した新素材を改良し、暖かさと軽さをアップさせたものや撥水機能を施した商品や、子供服とは別に初めてベビー服の新作も打ち出した。 新作について同社は、「生活の全てのシーンで快適に着て過ごしてもらえるライフウエアを強調した」としている。 (sankei = 5-12-15) 4 月の国内ユニクロ既存店売上高は 19.3% 増 客単価は 19 カ月連続増 ファーストリテイリングが 7 日発表した衣料品専門店「ユニクロ」の 4 月の国内既存店売上高は、前年同月比 19.3% 増だった。 気温が上昇したことで夏物商品の販売が好調だった。 客単価は 11.8% 増と 19 カ月連続で伸びた。 女性向けは機能性肌着「エアリズム」、男性向けはパーカーやジャケットなどが好調だった。 「単価の高い商品が伸びる傾向が続いている(同社)」という。 (nikkei = 5-7-15) ファストリ、無人レジで精算瞬時に 全品に IC タグ カジュアル衣料店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、グループ店舗で今夏メドに来店客が自分で精算する無人レジを導入する。 全品に無線で商品情報を読み書きできる IC タグを付け、レジでの即時精算を可能にする。 店舗側は接客を手厚くできる。 生産履歴や購買行動を詳細に把握できる IC タグは普及が遅れていたが、ファストリの大量導入で、小売り現場での利用に弾みがつきそうだ。 (nikkei = 5-5-15) ユニクロ、ローソンと提携交渉 … 店舗受け取りで ユニクロを展開するファーストリテイリングが、主力の衣料品販売で、コンビニエンスストアのローソンと提携交渉に入ったことが 23 日、分かった。 ユニクロのインターネット通信販売で注文した衣料品や肌着などを、ローソンの店舗で受け取れるようにする。 一部商品をローソンの店舗で販売することも検討する。 全国に約 1 万 2,000 店あるローソンの店舗網を生かし、ネット通販の利用者の利便性を高める狙いだ。 ユニクロは国内で約 800 店舗を展開するカジュアル衣料品販売の大手。 ネット通販でのシェア(市場占有率)拡大が課題となっている。 利用者にとっては、自宅にいない時でも衣料品をコンビニで受け取れるようになるため、ユニクロは、ネット通販の利用を促すきっかけになるとみている。 (yomiuri = 4-24-15) ユニクロ、バングラデシュの伝統衣装もとに女性服 ファーストリテイリング傘下でカジュアル衣料品店のユニクロは 15 日、バングラデシュの伝統衣装に着想を得た女性向け衣料品を 20 日から販売すると発表した。 繊細な織り柄や鮮やかな色使いが特徴のワンピースやパンツをそろえる。 日本やアジア、欧米の 14 カ国・地域の旗艦店などで順次発売する。 収益の一部はバングラデシュの取引先工場で働く女性従業員約 2 万人の教育支援に使う。 バングラデシュの伝統衣装「サロワカミューズ」をもとに 4 種類 9 型の衣料品を企画した。 価格は税別 1,000 - 2,990 円。 日本では都内と大阪市の 3 店舗のほかネット通販で販売する。 売上高の一部を使い、取引先の縫製工場で働く女性従業員に健康や衛生、家計の管理について教える取り組みを今夏に始める。 ファストリはバングラデシュで衣料品を生産しているほか、2013 年から社会貢献型の格安衣料品店「グラミンユニクロ」の出店も開始。 現在 8 店舗を運営している。 (nikkei = 4-15-15) ユニクロ、秋冬商品の 2 割を値上げへ 2 年連続 ファーストリテイリングは 9 日、運営するカジュアル衣料店「ユニクロ」で、今年の秋冬商品の約 2 割について値上げする方針を発表した。 値上げ率は、値上げしない商品も含めた平均で約 1 割。 円安を背景にした生産費用の上昇を上乗せする。 秋冬商品の値上げは 2 年連続だ。 (asahi = 4-9-15) ファストリ、米国周辺で衣料品生産を検討 現地生産で効率化 カジュアル衣料品店「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングは 7 日、北米などでの衣料品生産の検討を始めたことを明らかにした。 同日都内で開いた新卒者向け会社説明会で柳井正会長兼社長が講演し、「生産事務所を米国近辺にも作る」と述べた。 米国では積極出店などで販売を拡大しており、現地生産に乗り出すことで商品供給を効率化する考えだ。 ファストリは「まだ構想段階で国や場所、稼働時期は未定」(コーポレート広報部)とするが、実現すれば欧米で初の生産拠点になる。 現状では中国やベトナム、トルコなど 5 カ国に生産事務所を置き、各地の取引先工場に生産を委託している。 従来は中国での生産が 9 割を超えていたが、東南アジアでの生産を増やしており、2014 年 4 月にトルコ、15 年 1 月にインドでも生産を始めた。 柳井会長は講演で、「グローバルで一番良い方法で新しい産業とシステムを作る」と説明した。 会社説明会には約 700 人の新卒者が参加。 柳井会長は「一緒に世界一の企業になり、成長したいという人に入社してもらいたい」と訴えた。 (nikkei = 4-7-15) ユニクロ国内売上高、3 月 3% 減 8 カ月ぶりマイナス ファーストリテイリングが 2 日発表したカジュアル衣料品店「ユニクロ」の 3 月の国内既存店売上高は、前年同月比 3.0% 減だった。 前年実績を下回るのは 8 カ月ぶりだ。 気温が高めに推移したことで春物衣料の売れ行きは良かったが、前年同月に比べ土日祝日の数が 2 日減り、客数の減少を補いきれなかった。 客数は 10.5% 減となり 2 カ月連続で前年同月を下回った。 一方客単価は 8.4% 増で 18 カ月連続で前年同月を上回った。 コートやジャケット、ジーンズなど単価の高い春物商品が好調だった。 衣料品業界では 14 年 3 月の消費増税前の駆け込み需要の反動もあり、15 年 3 月の売上高は前年実績に達しない企業が多かったもようだ。 (nikkei = 4-2-15) ファストリ、衣料品の全素材工場で労働監査 16 年 2 月末まで ファーストリテイリングは 18 日、カジュアル衣料品店ユニクロなどの商品の素材を作る取引先工場のすべてを対象に、2016 年 3 月末までに労働環境の監査を実施すると発表した。 まず 15 年 3 月中にユニクロの全生産量の 3 割を占める主要工場を対象とする。 中国の取引先工場の一部で長時間労働などの問題があったことに対応する。 ファストリは衣料品の縫製などを手掛ける取引先工場に対し原則年 2 回、労働時間などの行動規範を順守しているか監査しているが、素材工場は対象外だった。 香港の非政府組織 (NGO) から一部工場で長時間労働などの問題があるとの指摘を受け、監査対象を広げる。 対象となる工場数は明らかにしていない。 問題があった中国の 2 工場については、生産計画の見直しや従業員の増強により労働時間を抑えていくという。 (nikkei = 2-18-15) |
(6)