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筑波大で受け入れたウクライナ学生、ほぼ全員が「新年度も学びたい」 … 支援を 1 年延長 筑波大は、今年度末までとしていたウクライナからの学生受け入れ期間を 1 年延長し、新年度末まで支援を継続すると発表した。 今年度はこれまでに 53 人のウクライナ学生を特別聴講学生や研究生として受け入れる決定をした。 このうち昨年 12 月までに 31 人が来日し、さらに 1 月中に 3 人が来日する予定だ。 残りの学生も準備中だが、「ウクライナ政府の出国許可が下りない」、「経済的な事情」などの理由で 9 人が来日を断念している。 受け入れた学生からは授業料は徴収せず、学生宿舎やリサイクル自転車を無償で貸与している。 大学が受け入れた学生に聞き取り調査をしたところ、ほぼ全員が新年度も学びたいと回答。 ロシアの侵略も長期化しているため、支援の延長を決めた。 (yomiuri = 1-15-23) ウクライナ戦争 : ロシア軍の死者が累計 10 万人超に ロシア軍の死者数 : ロシアのウクライナにおける「特別軍事作戦」は 2022 年の 2 月 24 日に始まった。 以来、ウクライナ政府は紛争におけるロシア側の死者の数を集計している。 統計という武器 : ウクライナ国防省は毎日ロシア側の死者数を公表、その数値はわかりやすくまとめられている。 まるでサッカーの試合でも見ているかのようであり、戦争の恐ろしさを端的に伝えることに成功している。 ロシアによる発表 : 一方、ロシア側の発表する数字は控えめにいっても曖昧なものだ。 ロイター通信によると、昨年 9 月、国防大臣のセルゲイ・ショイグは 6,000 人がウクライナで死亡したと発表。 以降公式の発表は見当たらない。 実際の数 : では、実際のところウクライナで死亡したロシア兵の数はどれほどなのだろうか。ウクライナ防衛省によると、2023 年 1 月 12 日現在で 11 万 2,960 人の死亡が確認されている。 双方に被害が : 米軍の高官筋によると、ロシア兵の被害は 10 万人を超えておりウクライナ側の被害も同様だという。 戦果を集計 : ウクライナ政府が日々公表しているのは死亡者数だけではない。 ロシアの兵器や装備に与えた損害も報告されている。 具体的な数字 : 例えば、ウクライナ防衛省の発表によるとロシア軍はこれまで戦車 3,094 両、装甲車 6,159 両、戦闘機 285 機、艦艇 17 隻を失っているとされる(1 月 12 日現在)。 戦利品として展示 : そうやって破壊したロシア軍の兵器の多くがウクライナ全土で展示されており、士気の向上に役立っている。 数字は増える一方 : 開戦から 10 ヶ月強、これらの数字は増える一方で、終わりは見えない。 瓦礫と化す兵器 : 戦場に打ち捨てられている兵器には、何十億ものドルやユーロ、ルーブルが投入されている。 いったいいつまでこんなことが続けられるのだろうか? ゲームチェンジャー : アメリカの HIMARS (ハイマース :高機動ロケット砲システム)がウクライナに供与されたことで、戦況は大きくウクライナ側に傾きつつある。 オレクシー・レズニコウ国防相 : ウクライナ国防相のオレクシー・レズニコウは追加の HIMARS の到着を受けてツイッターで次のように投稿、喜びを表明した。 「我が軍はこの武器を的確に運用する能力があると示すことができた。」 戦略の変更 : HIMARS の供与以降、ロシアは戦略の変更を余儀なくされた。 上級大将のセルゲイ・スロヴィキンをウクライナ侵攻の総司令官に任命したこともその一環と見られていた。 しかし、2023 年 1 月にはそのスロヴィキンも解任され、軍参謀総長のワレリー・ゲラシモフが後任に据えられた。 焦土作戦 : スロヴィキンが指揮していた時期のロシア軍はインフラの破壊に重点を置いて活動。 そのせいでウクライナの一部地域では水や電力、通信が遮断されている。 バイアス : ただし、地元当局によって発表された公式の数字は常にバイアスにさらされていることを念頭に置いておかねばならない。 また、ウクライナ国防省は死者だけではなく戦火に苦しむ被害者の数も公表している。 祖国で家を失う国民たち : 昨年の夏に、ウクライナ国防省は次のようにツイート。 「2 月 24 日以来、少なくとも 14 万戸の家屋が破壊・損傷された。 家を失った国民の数はすでに 350 万を超している。」 以降数字は増えていくばかりだ。 病院、薬局、医師 : 国防省はまた、次のようにもツイートしている。 「5 ヶ月にわたる大規模戦争によって、ウクライナでは 830 の医療機関がロシアの脅威にさらされた。 破壊・損傷された薬局は 500 に上り、200 両の救急車がダメージを受けた。 少なくとも 18 人の医師が殺害され、43 人が負傷した。」 「ロシアはテロ国家」 : 戦争の惨禍を広めるために、ウクライナ国防省はロシアによる攻撃の様子に #russiaisaterroriststate というハッシュタグをつけて SNS に投稿している。 大統領の要請 : ウクライナの大統領、ウォロディミル・ゼレンスキーは、国防省を通じて、できる限り早く戦争を終結させることを要求している。 また、大統領は国民にも平和を実現するための協力を呼びかけている。 「常に自由が勝つ」 : 「時間の価値は計り知れない。 毎日人が死んでいっている。 自由と真実の防衛のために協力してくれる人が多くなればなるほど、ロシアによるウクライナへの侵攻は早く終わる。 常に自由が勝つのだと証明しよう!」と、ゼレンスキー大統領は宣言している。 (The Daily Digest 1-15-23) ロシア軍「制圧宣言」の東部ソレダル ゼレンスキー氏「戦い継続中」 ロシア国防省が「制圧宣言」をしたウクライナ東部ドネツク州の激戦地ソレダルについて、ゼレンスキー大統領は 13 日夜のビデオ演説で、ソレダルなどの地名を挙げ「ドネツク地方のための激しい戦いが続いている」と述べた。 また、ゼレンスキー氏は、東部戦線で「手柄」を主張し合うロシアの民間軍事会社とロシア国防省を念頭に、ロシア内の状況を「破綻の兆候」と表現した。 ゼレンスキー氏は「敵は最大の兵力をこの(ドネツク)方面に集中させているが、ウクライナ軍は守り続けている」と語り、ソレダル周辺で戦闘が続いていることを強調した。 ソレダルをめぐっては、戦闘の前面に出ていたロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏が 11 日、ソレダル全域の掌握を主張。 一方でロシア国防省が 13 日に「ドネツク方面での攻防を続ける上で重要なソレダルの解放を完了した」としていた。 ワグネルのみで制圧したとするプリゴジン氏の主張に対して、ロシア国防省は正規軍が関与したことを強調し、食い違いを見せていた。 (asahi = 1-14-23) ◇ ◇ ◇ ロシア国防省、ウクライナ東部ソレダル制圧を発表 = 国営メディア ロシア国防省は 13 日、激戦が続いていたウクライナ東部のソレダルを制圧したと発表した。 国営メディアが伝えた。 ロイターは報道内容の事実関係を確認していない。 ウクライナはこれに先立ち、夜間の戦闘でソレダルでまだ持ちこたえているとしていた。 (Reuters = 1-13-23) ◇ ◇ ◇ ウクライナ東部の激戦地・ソレダル ロシア軍事会社「全域を制圧」主張 ウクライナ「防衛続けている」 ウクライナ東部の激戦地ソレダルについて、部隊を送っているとするロシアの民間軍事会社の創設者は「全域を制圧した」と主張しました。 一方、ウクライナ側は「防衛を続けている」としています。 ロシアの民間軍事会社「ワグネル・グループ」の創設者プリゴジン氏は、ワグネルの部隊がウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムト近郊にある町ソレダルの全域を制圧したと表明しました。 町の中心部ではウクライナ軍が包囲されていて、戦闘が続いているとしています。 一方、ウクライナの国防次官は「我々の兵士は勇敢に防衛を続けている」としています。 ソレダルについてイギリス国防省は「ここ数日、ロシア側が進軍し、大部分を掌握した可能性が高い」と分析しています。 (TBS = 1-11-23) 東部ソレダルで抗戦続く、ロ軍に大きな損害 = ゼレンスキー氏 [キーウ/ソレダル近郊(ウクライナ)] ウクライナのゼレンスキー大統領は 12 日のビデオ演説で、東部ソレダルのウクライナ軍は陣地を維持しており、ロシア軍に大きな損失を与えていると述べた。 ソレダルの 2 部隊に対する感謝を表明し、「持ち場を死守し、敵に大きな損失を与えている」と述べた。 詳細は明らかにしなかった。 ゼレンスキー氏はまた、ウクライナ軍の上級司令官と会談し、ソレダルや周辺地域の戦闘に対する増援などについて詳細に分析したと述べた。 ロシアのプーチン大統領の盟友が経営する民間軍事会社ワグネル・グループは、ソレダルを制圧したと宣言していた。 ただ、ロシア政府は公式な勝利宣言を控えている。 ロシアが任命した現地当局者はオンライン放送で、ソレダルには「幾つか小さな抵抗地区」が残っていると述べた。 米当局者は、ソレダルでのロシア勝利が事実だとしてもその重要性を疑問視している。 米国家安全保障会議 (NSC) のカービー報道官はホワイトハウスで記者団に「(近郊の要衝)バフムトとソレダルの両方がロシア側に落ちたとしても、戦争自体に戦略的な影響を与えることはないだろう」と述べた。 ロイターは独自に戦況を確認することができなかった。 ロシアがソレダルを掌握できればバフムトへの攻撃を強化できる可能性が高い。 またソレダルには岩塩坑があり、商業的に有利な資産となる可能性もある。 東部ドネツク州のキリレンコ知事は国営テレビに対し、15 人の子どもを含む 559 人の民間人がソレダルに残っており、避難することができないと述べた。 (Reuters = 1-13-23) ロシア、軍事侵攻の総司令官にゲラシモフ参謀総長を任命 ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアのショイグ国防相は 11 日、軍事侵攻の指揮を執る新たな総司令官にゲラシモフ参謀総長を任命したと発表しました。 去年 10 月から総司令官だったスロビキン氏は副司令官になるとともに、別の 2 人も副司令官に任命されました。 ロシアで軍の制服組トップの参謀総長がみずから指揮を執るのは異例で、国防省は「遂行すべき任務の範囲が拡大したことに対応し、部隊間の緊密な協力などを進めるためだ」と説明しています。 軍事侵攻をめぐり、ロシア軍と民間軍事会社「ワグネル」などとの間であつれきが伝えられる中、プーチン政権としては、指揮命令系統を明確にして、部隊の統制を図るねらいもあるとみられます。 英国防省「ロシアが直面している状況の深刻さが増している」 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を指揮する新たな総司令官に、軍の制服組トップのゲラシモフ参謀総長が任命されたことについて、イギリス国防省は 11 日の分析で「ロシアが直面している状況の深刻さが増していることを表している。 作戦がロシアにとっての戦略的な目標に至っていないことを明確に認めたものだ。」という見方を示しました。 また「ロシアの軍事ジャーナリストなどは、軍事侵攻におけるロシア軍の遂行能力の低さをゲラシモフ参謀総長の責任だと非難してきた」と指摘したうえで「今回の動きはこうした人たちに極めて不愉快な思いで迎えられるだろう」として、軍幹部への新たな批判が生じる可能性を示唆しています。 プーチン大統領 政府の会議で副首相を強く叱責 ロシアのプーチン大統領は 11 日、ことし最初となる政府の会議で軍用機を含む航空機関連の調達が遅れているとして、産業貿易相を兼務するマントゥロフ副首相を強く叱責する一幕がありました。 プーチン大統領は、作業は予定どおりだなどと繰り返すマントゥロフ副首相に対して「時間がかかりすぎだ」と語気を強め「ことしの受注すらない企業もある。 何をふざけたことを言っているのか」と不満をあらわにしました。 さらにマントゥロフ副首相が、3 か月以内に完了すると答えると「われわれが置かれている状況を理解していないのではないか。 1 か月以内に終わらせよ。」と指示し「できる限りではなく、やり遂げなさい」とたたみかけました。 ウクライナへの軍事侵攻が長期化しロシア軍の兵器不足も伝えられる中、プーチン大統領は調達が思うように進んでいないことにいらだちを表したものとみられ、ロシアの新聞「コメルサント」は「ふざけているのか」というプーチン大統領の発言を見出しにとって、大きく伝えています。 ゼレンスキー大統領 ベラルーシとの国境防衛に備える考えを強調 ウクライナのゼレンスキー大統領は、11 日、西部リビウ州で、ウクライナの北側で隣接するベラルーシとの国境の治安情勢などについての会議を開き、国境防衛に備える考えを強調しました。 ウクライナ大統領府が公開した写真では、会議には軍や国境警備の関係者が参加したとみられ、ゼレンスキー大統領は、国境の防衛強化や周辺地域の治安対策について報告を受けたということです。 ロシア軍は、去年 2 月のウクライナへの侵攻当初、同盟関係にあるベラルーシからも地上部隊を進軍させ、ウクライナなどは、ことし、再びロシア軍がベラルーシから首都キーウなどへ大規模な攻撃を仕掛けてくるのではないかと警戒を強めています。 またベラルーシの国防省によりますとロシアとベラルーシの空軍は今月 16 日から来月 1 日まで合同演習を実施するということです。 ゼレンスキー大統領は、会議の中でベラルーシの国境では、強力な部隊は確認できないとした上で「準備しなければならない」と述べ、国境防衛に備える考えを強調しました。 (NHK = 1-12-23) ロシア兵 100 人以上をソレダル方面で殺害か ウクライナ軍が発表 ウクライナ特殊作戦軍は 12 日、激戦が続く東部ドネツク州ソレダル方面で、ロシア兵 100 人以上をミサイル攻撃などで殺害したと SNS で発表した。 発表によると、同軍はロシア兵が集中していた場所を特定し、ミサイル攻撃や砲撃を加えて、兵士らを殺害したとしている。 ソレダルをめぐっては、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者のプリゴジン氏が 11 日に全域の掌握を主張したが、ウクライナ側は否定している。 (asahi = 1-12-22) ウクライナに独製戦車供与の用意 ポーランド ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領は 11 日、ロシアの侵攻を受けるウクライナが求めているドイツ製の主力戦車「レオパルト」について、「国際連携の枠組み」を通じて供与する用意があると明らかにした。 訪問先のウクライナ西部リビウで、同国のウォロディミル・ゼレンスキー大統領、リトアニアのギタナス・ナウセーダ大統領との会談後に述べた。 ドゥダ氏は「周知の通り、幾つか正式な条件を満たす必要があるが、何よりも国際的に連携して取り組むことが望ましい」と述べ、他国の協力に期待を示した。 ゼレンスキー氏はポーランドの申し出を歓迎しつつ、「一国だけではどうにもならない」として、賛同する各国を含めた「共同決定」を期待していると語った。 また、国名は挙げなかったものの、「別の国でも欧米製の最新型戦車をわが国に供与するという前向きな決断が下されると思う」とも述べた。 ポーランドがレオパルトをウクライナに供与するには、ドイツ政府の承認が必要。 (AFPBB = 1-12-23) ウクライナに地対空ミサイル = 防空システム初の供与 - カナダ 【ニューヨーク】 カナダ政府は 10 日、米国から地対空ミサイル「NASAMS」を購入し、ウクライナに供与すると発表した。 4 億 600 万カナダドル(約 400 億円)相当で、カナダからウクライナへの防空システム提供は初めて。 カナダのトルドー首相が 10 日、バイデン米大統領とメキシコ市で会談した際に購入の意思を伝えた。 カナダのアナンド国防相はツイッターで「ドローン、ミサイル、航空機による攻撃からウクライナの人口密集地や重要インフラを守る助けになる」と強調した。 (jiji = 1-11-23) ウクライナ東部で「流血の激戦」 ロシア民間軍事会社 ロシアの民間軍事会社ワグネルは 10 日、東部ドネツク州のソレダルの制圧を目指して「流血の激戦」を展開していると明らかにした。 ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は「ソレダル西郊で激戦が展開されている。 ウクライナ軍はソレダルの領土を堅固に防衛している」とソーシャルメディアに投稿した。 ソレダルは、数か月にわたって激戦が続いているドネツク州バフムートから約 15 キロの場所にある。 ドネツク州の親ロシア派「ドネツク人民共和国」の指導者デニス・プシーリン氏は 10 日、ロシア国営テレビに対し、ソレダルはロシア軍によって「解放間近」だと主張。 一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は 9 日夜、自国軍はソレダルに対する「(ロシア軍の)新たな、より強力な攻勢」に耐えていると述べていた。 (AFP/時事 = 1-10-23) 激戦地バフムート近郊でロシア軍が攻勢か 至近距離で撃ち合い ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムート近郊のソレダルで、ロシア軍が攻勢に出ていると、ウクライナ国防省のマリャル次官が 8 日、SNS で認めた。 「極めて難しい」状況だという。 同次官によると、ソレダルへの攻撃にはロシア軍の正規軍だけでなく、民兵も参加。 民間軍事会社ワグネルを指すとみられる。 ロシアの意図について「少なくとも一つの街を制圧することで、プロパガンダに使おうとしている」とみる。 ウクライナのウニアン通信によると、ソレダルでは 8 日間戦闘が継続。 防御線を張るウクライナ軍と、突破を狙うロシア軍が、20 - 30 メートルの至近距離で撃ち合っている。 一方で、市民生活は続いており、銃撃戦の最中にイヌの散歩をする人もいるという。 同州のキリレンコ知事は、ソレダルとバフムートで 8 日、民間人が 1 人ずつ死亡したと、SNS で伝えた。 ゼレンスキー大統領は 8 日 SNS に投稿した演説で、「最前線の状況は年初から大きく変わっていない。 ソレダルは持ちこたえている。」と述べ、部隊を強化する方針を示した。 ソレダルは人口 1 万人あまりで、岩塩坑があることで知られる。 (ロンドン = 国末憲人、asahi = 1-9-23) 「名ばかり」停戦終了 ロシア、再攻勢へ 50 万人動員か ウクライナ 【ロンドン】 ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン政権が宣言した一方的「停戦」は、8 日午前 0 時(日本時間同日午前 6 時)の期限を過ぎた。 6 日からの期間中も攻撃は続き、停戦は「名ばかり(英 BBC 放送)」のものに。 AFP 通信によれば、ウクライナ大統領府は 8 日、過去 24 時間の間に東部ドネツク州などでロシアの攻撃により計 2 人が死亡したと明らかにした。 ウクライナでは 7 日、各家庭で東方正教のクリスマスが祝われたが、男性の多くは兵士として前線にとどまっているため「ささやかな」祝祭だったと伝えられる。 ゼレンスキー大統領は同日夜のビデオ演説で、国民に「われわれの気高い独立のため、祝意を表したい。 メリークリスマス。」とメッセージを送った。 一方、戦闘で劣勢に立たされるロシアは、年明けから兵力を増強し、形勢挽回を狙っているとされる。 英紙ガーディアンによると、ウクライナ国防省情報総局幹部は、ロシア政府が今月中に 50 万人規模の予備役動員を計画していると指摘。 春から夏にかけてウクライナ南東部で見込まれる大規模攻勢に向けた準備とみられている。 プーチン政権は昨秋に 30 万人の部分動員令を出しており、実際に動員が始まれば「第 2 弾」となる。 ただ、昨秋は招集に際して徴兵逃れなど大きな混乱が起きたため、ロシア当局はこれまでのところ再動員を否定している。 ロイター通信は 8 日、ベラルーシ国営テレビの報道を基に、ロシアと同盟国ベラルーシが合同軍事訓練の体制強化に乗り出したと伝えた。 ベラルーシを巡っては、ロシアがウクライナ北部への攻撃拠点に利用するとの臆測が浮上している。 (jiji = 1-9-23) ウクライナ軍、ロシア支配地域の火力発電所に攻撃か ロシア国営タス通信は 8 日、ウクライナ東部ドネツク州のロシア側支配地域にある 2 カ所の火力発電所が、ウクライナ軍の攻撃を受けたと報じた。 タス通信によると、このうち 1 カ所では飛来したミサイルをロシア側が撃墜したが、もう 1 カ所の発電所はロケット弾による被害を受けたという。 この発電所では、2 人の職員ががれきの下敷きになっているとしている。 (asahi = 1-8-23) 知事が SNS 投稿 ドネツク州で 1 人死亡、8 人負傷 ウクライナ東部ドネツク州のキリレンコ知事は 8 日、前日の 7 日に同州の激戦地バフムートで、民間人 1 人がロシア軍に殺害されたと SNS に書き込んだ。 さらに、同州全体で計 8 人が負傷したという。 ロシア側は、モスクワ時間 6 日正午 - 8 日午前 0 時(日本時間 6 日午後 6 時 - 8 日午前 6 時)に停戦すると一方的に宣言していた。 ウクライナとロシアでは 1 時間の時差があるものの、キリレンコ氏が言及した市民の殺傷は、この「停戦中」に起きた出来事だった可能性がある。 (asahi = 1-8-23) ウクライナ軍参謀本部、「停戦中」にロシア軍がミサイル 9 発などと発表 ウクライナ軍参謀本部は 8 日、午前 6 時現在でまとめた戦況報告を公表。 ロシアが一方的に宣言した 36 時間の「停戦」期間と重なっているにもかかわらず、過去 24 時間の間にロシア軍がミサイル 9 発やロケット砲 40 発を発射し、3 回の空爆を行ったと主張した。 参謀本部によると、砲撃の被害があったのは北東部ハルキウ州や東部のルハンスク州、ドネツク州など。また、ウクライナ軍は過去 24 時間の間に、ルハンスク、ドネツク両州などの 16 カ所でロシア軍の攻撃を撃退したという。 参謀本部はこのほか、ロシアの西シベリアにあるケメロボ州に、ロシア兵の遺体を満載した冷蔵室つきの列車が今月 5 日に到着したと主張。 列車は、ウクライナ国境に近いロシア南西部のロストフナドヌーからやってきたという。 参謀本部は「敵は犠牲を出し続けている」と強調した。 (asahi = 1-8-23) 米、ウクライナに過去最大の追加軍事支援 … 「戦車の代替」ブラッドレー 50 台も供与 【ワシントン = 田島大志】 米政府は 6 日、ロシアの侵略を受けるウクライナに対する 30 億 7,500 万ドル(約 4,000 億円)の追加軍事支援を発表した。 一度の支援額としては過去最大で、新たにブラッドレー歩兵戦闘車 50 台も供与する。 ブラッドレーは機動性に優れ、火砲を備えており、米陸軍で歩兵部隊の輸送などに使われてきた。 米国はこれまでウクライナが強く求める戦車を提供しておらず、事実上の代替措置となる。 米軍が数か月かけてウクライナ軍に使用訓練を行う見通しだ。 米国防総省のローラ・クーパー次官補代理は 6 日の記者会見で「あらゆる天候と地形で、複雑な作戦を実施するウクライナ軍の能力をさらに高める」と述べた。 今回の支援では、155 ミリの自走りゅう弾砲 18 門、高機動ロケット砲システム (HIMARS) 用の弾薬、装甲兵員輸送車「M113」 100 台なども提供する。 (yomiuri = 1-7-23) ゼレンスキー氏、岸田首相との会談振り返り「安全保障でさらなる協働が可能だ」 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は 6 日夜に配信したビデオ演説で、岸田首相と同日に行った電話会談について言及し、日本が今年、先進 7 か国 (G7) 議長国を務めることを挙げ、「共通の安全保障のため、さらなる協働が可能だ」と期待感を示した。 岸田首相は電話会談で、ウクライナとの連携を強化し、協力を進める意向などを伝えていた。 ゼレンスキー氏は電話会談で「協力の優先事項で合意した」と説明し、日本政府が「越冬支援」として発電機などを供与していることについては「我々の国、国民にとって非常に重要で感謝している」と述べた。 (yomiuri = 1-7-23) プーチン氏停戦表明にゼレンスキー氏反発 …「兵器や弾薬を我々の拠点近くに運び込もうと」 ロシア大統領府によると、プーチン大統領は 5 日、ロシア正教のクリスマスに合わせ、侵略を続けるウクライナ東・南部の前線地域で、6 日正午(日本時間 6 日午後 6 時)から 36 時間の停戦に入るようセルゲイ・ショイグ国防相に指示した。 ウクライナ側にも応じるよう求めたが、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は強く反発した。 旧暦を採用するロシア正教会は、7 日がクリスマスとなる。 プーチン氏は、ウクライナ東・南部の戦闘地域に正教徒が多く住んでいるとし、礼拝などの祝祭行事に参加する機会を与えるようウクライナ側に求めた。 これに対し、ゼレンスキー氏は 5 日夜のビデオ演説で、「プーチン政権はクリスマスを口実に、ウクライナ軍の前進を一時的に止めさせ、兵器や弾薬を我々の拠点の近くに運び込もうとしている」と批判した。 ミハイロ・ポドリャク大統領府顧問も「ロシアが占領地域を去れば初めて、一時的な停戦ができる」と否定的な見方を示した。 ウクライナでも正教徒が多数を占めるが、侵略で反露感情が強まっており、ウクライナ正教会は今冬、クリスマスの祝祭を 12 月 25 日に営むことを容認した。 ゼレンスキー氏は同日から年始までの停戦を提案したが、プーチン政権に拒否された経緯がある。 5 日には、トルコのタイップ・エルドアン大統領が、プーチン氏、ゼレンスキー氏とそれぞれ電話会談し、停戦協議などを呼びかけたが、進展の兆しは見えていない。 トルコ大統領府によると、エルドアン氏はプーチン氏に対し「和平や交渉は、一方的な停戦と公正な解決策が必要」と強調した。 しかし露大統領府によると、プーチン氏は「ウクライナが領土の新たな現実を受け入れるなら、ロシアは対話にオープンだ」と主張し、ロシアによる東・南部 4 州の併合をウクライナが認めることが条件だと主張した。 ポドリャク氏は 5 日、プーチン氏の発言について「受け入れ不可能だ」と SNS に投稿した。 (yomiuri = 1-6-23) ドイツが慎重姿勢を転換、ウクライナに歩兵戦闘車「マルダー」供与へ 【ベルリン = 中西賢司】 ドイツのショルツ首相は 5 日、独製歩兵戦闘車「マルダー」をウクライナに供与する意向を表明した。 ウクライナ軍の訓練も行う。 バイデン米大統領との電話会談後の共同声明に盛り込んだ。 米仏が装甲車や歩兵戦闘車をウクライナに供与する方針を示したことを受け、ドイツもこれまでの慎重姿勢を転換した。 時期や台数は公表していない。 独誌シュピーゲルは、最大 40 台となる見通しで、早ければ 3 月末までに最初の供与が始まると報じた。 ドイツは共同声明で、ウクライナの防空強化に向け、地対空ミサイルシステム「パトリオット」を提供することも表明した。 両首脳はウクライナへの「揺るぎない連帯」も改めて確認した。 ウクライナ国防省高官は、ロシアの占領地奪還に向けた反転攻勢を春から再び強めるとの見通しを示しており、ドイツは後押しする考えとみられる。 (yomiuri = 1-6-23) ロシア兵、1 日で 800 人死亡 東部激戦地などで = ウクライナ軍 [キーウ] ウクライナ軍は 5 日、主に東部ドネツク州での戦闘が原因で、1 日でロシア兵 800 人が死亡したとの推計を示した。 ウクライナ軍によると、ドネツク州でロシア軍はバフムトに戦力を集中させており、同州アウディーウカとハリコフ州クピエンスクでの攻撃は失敗に終わったという。 この 24 時間にロシア軍兵士 800 人以上が死亡し、航空機 1 機、ヘリコプター 1 機、戦車 3 台が破壊されたとしている。 (Reuters = 1-5-23) 激戦地バフムート「6 割破壊」知事、砲撃で 2 人死亡 ウクライナ東部ドネツク州のキリレンコ知事は 4 日、激戦が続く同州北部の交通の要所バフムートの状況について、市内のウクライナ軍が占領を狙うロシア軍の攻撃に持ちこたえているとする一方、「(都市の) 6 割以上が破壊された」と明らかにした。 ウクライナのテレビ番組で語った。 キリレンコ氏は市内に侵入を狙ったロシア軍が郊外の以前の陣地まで押し戻されたとし、「我らの守り手は勇敢にバフムートを守っている。 だが、街は苦しんでいる。」と述べた。 絶え間ない砲撃が続き、4 日も女性住民 2 人が死亡したという。 (asahi = 1-5-22) 親ロシア派拠点のメリトポリ郊外で爆発音、防空システム作動 ロシア軍が占領するウクライナ南部ザポリージャ州の地元親ロシア派勢力幹部は 5 日、同派の拠点都市メリトポリ郊外で深夜に激しい爆発音が響いたと述べた。 ロシア国営タス通信が明らかにした。 同幹部によると、防空システムが作動したという。 ウクライナ軍は 5 日朝の戦況報告で、場所を特定しないまま、過去 24 時間にロシア軍の拠点 3 カ所と数カ所の武器弾薬庫、対空砲システムを攻撃したと発表した。 メリトポリ近郊が含まれているかは不明。 ザポリージャ州南部のロシア軍占領地ではほかにも、4 日のウクライナ軍の砲撃で、ドニプロ川沿いのワシリウカで 5 人が死亡したと別の親ロシア派幹部がタス通信に話した。 (asahi = 1-5-23) ロシア国内への攻撃も … ウクライナ国防省「春に大規模攻勢」 ウクライナ国防省の情報機関のトップはアメリカメディアの取材に応じ、「春に大規模攻勢を計画している」と明らかにしました。 ウクライナ国防省のブダノフ情報局長はアメリカ ABC テレビのインタビューで、「3 月は戦闘が最も激しくなる」との見方を示しました。 「ウクライナは春に向けて大規模攻勢を計画している」と明らかにしたうえで、作戦はロシアが併合を宣言したクリミア半島や東部・ドンバス地域に限らず、ロシア国内でも展開されるだろうとしています。 ロシア国内への攻撃に対する自国の責任については「戦争が終わるまで答えられない」として回答を避けました。 プーチン大統領の健康状態について聞かれると、プーチン氏に近い人物から得た情報として「がんを患っている」と述べたうえで「死期は近いがその前に我々が勝利を収める」と語りました。 (テレ朝 = 1-5-22) ウクライナに「西側から初の戦車」 仏が供与へ エマニュエル・マクロン仏大統領は 4 日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキーと電話会談し、仏製装輪装甲車「AMX10RC」をウクライナに供与する意向を表明した。 仏大統領府が発表した。 「西側諸国で設計された戦車のウクライナ軍への供与は初めて」だとしている。 (AFP/時事 = 1-5-23) ロシアが大規模攻撃 = 全土でミサイル 120 発超 - ウクライナ 【パリ】 ウクライナのポドリャク大統領府顧問は 29 日、全土でロシアによる大規模な攻撃があり、計 120 発以上のミサイルが撃ち込まれたと明らかにした。 ウクライナのメディアが報じた。 首都キーウ(キエフ)や西部リビウ、南部オデッサなどで爆発が確認され、当局が被害状況を調べている。 ポドリャク氏は「悪意のあるロシアが、重要インフラを破壊し市民を大量に殺害するために、ウクライナへミサイルを発射した」と主張した。 ウクライナ空軍司令部も、フェイスブックで「大規模なミサイル攻撃が行われている。 防空システムが全土で作動している可能性があり、シェルターから出ないように。」と呼び掛けた。 (jiji = 1-4-23) ウクライナ東部でミサイル砲撃死ロシア兵は 89 人に、兵の携帯電話利用が原因とロシア軍 ロシアが占領するウクライナ東部ドネツク州マキイウカで 1 日未明に、ロシア軍臨時兵舎がウクライナにミサイル攻撃された件について、ロシア国防省は 4 日朝、複数のロシア兵が携帯電話を使用していたからだとの見方を示した。 被害の規模については、少なくとも 89 人が死亡したと発表。 ウクライナが 1 日に 400 人死亡と発表したのに対して、ロシアは当初 63人死亡としていた。 ロシア国防省によると、1 日午前 0 時 1 分ごろ、アメリカ製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」のロケット砲 6 発が、動員された徴集兵の臨時兵舎にしていた職業訓練校に撃ち込まれた。 2 発は迎撃したという。 国防省は、兵士に禁止していたはずの携帯電話の使用がきっかけとなり、敵に位置を特定されたとしている。 4 日早朝に通信アプリ「テレグラム」で、声明を発表した。 声明によると、部隊の副官だったバチュリン中佐も死亡したという。 詳しい被害状況と原因は調査中だが、兵に携帯電話の使用を禁止していたにもかかわらず、ウクライナの武器の射程圏内にある部隊で「大勢が」携帯電話を使ったことが、攻撃に遭った主な理由なのは「すでに明らかだ」と国防省は説明。 「これが要因となり、敵は兵員を発見し、ミサイル攻撃のため位置を特定することができた」のだという。 事実関係の調査で有責者が見つかれば処罰するほか、再発防止の手立てを講じると国防省はコメントした。 さらに、死者は 89 人だと情報を更新した。 ロシアは当初、死者は 63 人としていた。 被害の規模について、双方の主張とも第三者による検証ができない状況となっている。 ロシア政府が戦死者が出たことを認めるのはきわめて異例。 昨年 2 月に戦争が始まって以来、個別の攻撃で犠牲になったとロシアが認める兵の人数としては、最も多い。 ウクライナ軍は当初、兵舎攻撃でロシア兵 400 人が死亡したほか、300 人が負傷したと発表。 クライナ軍司令部は後に、この攻撃で「敵軍の装備を最大 10 ユニット」、「破壊もしくは損傷」させたと説明。 また「占領者の人員喪失について、規模を特定中」だと述べた。 職業訓練校には攻撃当時、徴集兵が大勢いた。 ウラジーミル・プーチン大統領が昨年 9 月に発表した部分的動員令で集められた 30 万人の一部とみられる。 兵舎の近くに砲弾や銃弾も保管されており、ミサイル攻撃を受けて校舎は瓦礫と化した。 ロシアのコメンテーターや政治家の間には、軍の失態を批判する声も上がっている。 今回の職業訓練校のように無防備な施設を、兵舎にしたことも批判されている。 ドネツク州でロシアが後押しする自称「独立共和国」の元幹部パヴェル・グバレフ氏は、大勢の兵士を一カ所に集めて宿泊させたのは「犯罪的な過失」だと非難。 「誰も処罰されないなら、事態は悪化する一方だ」と述べた。 モスクワ市議会のアンドレイ・メドヴェジェフ副議長は、多くの兵士を一カ所に集める判断をした司令官ではなく、兵士たちが非難されるのは、予想できたことだと批判した。 (BBC = 1-4-23) ◇ ◇ ◇ 東部ドネツクのロシア軍兵舎にロケット攻撃、63 人死亡 … 侵略開始後で最大規模の被害か ロシア国防省は 2 日、ロシアが一方的に併合したウクライナ東部ドネツク州の州都ドネツク郊外にある露軍の拠点がウクライナ軍の攻撃を受け 63 人が死亡したと発表した。 ウクライナ軍の情報機関は 1 日、この拠点で昨年 12 月 31 日に露軍兵士約 400 人が死亡し、約 300 人が負傷したと SNS で明らかにしており、実際の死者数は 63 人を上回る可能性が高い。 昨年 2 月 24 日のロシアの侵略開始以降、一度の攻撃による露軍兵士の被害としては最大規模との見方が出ている。 露国防省は、ウクライナ軍が、米軍から供与された高機動ロケット砲システム (HIMARS) で兵舎として使用している建物に 6 発発射し、露軍は 2 発を迎撃したと発表した。 標的になったのは専門学校という。 露軍兵士の死傷者には昨年秋にプーチン露政権が実施した予備役の部分的動員で招集された動員兵が多く含まれていたとの情報がある。 露国内でプーチン政権に対する批判が噴出するとの見方もある。 (yomiuri = 1-3-23) ゼレンスキー氏「ロシアのドローン 80 機以上を撃墜」 ウクライナのゼレンスキー大統領は 2 日のビデオ演説で、新年に入ってから 2 日間でロシア軍が放った 80 機以上のドローンをウクライナ上空で撃ち落としたと述べた。 ゼレンスキー氏は「ロシアがシャヘド(イラン製自爆型ドローン)を使った攻撃を長期化させようと計画している情報がある」と指摘。 ロシアの狙いについて、「国民や防空、エネルギー部門を疲弊させようというものかもしれない。 だが、テロリストのその目的は間違いなく失敗する。」と話した。 (asahi = 1-3-23) ウクライナ北東部の州に「70 回の攻撃」 学校など破壊か ウクライナ北東部スーミ州のジビツキー知事は 2 日夜、ロシア軍が同州に計 70 回の攻撃を加えたと SNS で発表した。 迫撃砲や大砲での攻撃が 65 回で、戦闘ヘリコプターからの攻撃が 5 回だったという。 ウクライナのメディア「ウクライナ・プラウダ」が 3 日、伝えた。 これらの結果、学校や送電線などが破壊されたという。 人的な被害は伝えられていない。 (asahi = 1-3-23) ウクライナ、ロシア軍のものとみられる無人機 45 機を迎撃と発表 ロシアがウクライナへの軍事侵攻を続け、攻撃を繰り返す中、ウクライナ軍は、31 日から 1 日にかけて、ロシア軍のものとみられる無人機あわせて 45 機を迎撃したと発表しました。 ウクライナでは現在もロシア軍による攻撃が相次いでいます。 首都キーウの当局は、インフラを標的にしたロシア軍による無人機の攻撃が断続的に続いているとしています。 ロシア軍は 31 日にもウクライナで大規模な攻撃を行い、キーウの当局によりますと、市内で 1 人が死亡したほか、日本人のジャーナリスト 1 人を含む 20 人がけがをしたということです。 ロシア国防省は、ウクライナで無人機の製造に関連する施設や保管施設を攻撃したとしたうえで「近い将来、ロシアへの破壊工作を行うという計画を阻止した」と主張しました。 これに対してウクライナ軍は、31 日の夜から 1 日未明にかけて、イラン製の無人機によるロシア軍の攻撃があり、あわせて 45 機を迎撃したと発表しました。 ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシア軍は恐れている。 負けているからだ。 無人機、ミサイル、ほかのどんなものもロシア軍の助けにはならない。 われわれは一致団結しているが、彼らは恐怖とともにいるだけだ。」とロシア軍を非難しました。 そして「彼らはウクライナの独立を奪えない」と述べて、改めて領土の奪還を進める考えを強調しました。 (NHK = 1-2-23) |
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