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東京都で 3,124 人感染 週平均の感染者数は前週の 7 倍、重症は 4 人

東京都は 13 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 3,124 人確認したと発表した。 第 5 波の昨年 9 月 2 日(3,097 人)以来、約 4 カ月ぶりに 3 千人を超えた。 前週の木曜日(6 日、641 人)の約 5 倍となった。 13 日までの 1 週間平均の感染者数は 1,503.4 人で、前週(218.0 人)の約 7 倍となった。

3,124 人を年代別で見ると、20 代が最多の 1,093 人。30 代が 616 人、40 代が 413 人、10 代が 310 人、50 代が 275 人と続いた。 10 歳未満は 187 人、65 歳以上の高齢者は 158 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都の基準による重症者数は、前日と同じ 4 人だった。 60 代の女性 1 人(昨年 12 月 30 日)の死亡が発表された。 (asahi = 1-13-22)


北海道で新たに 328 人感染、昨年 9 月以来の高水準

北海道内で 13 日、新型コロナウイルスの感染者が新たに 328 人確認された。 300 人超えは昨年 9 月 2 日以来で、同 1 日の 351 人以来の高水準となった。 前週(6 日 = 74 人)の4倍超となっている。 新たな死者の確認はなかった。 変異株「オミクロン株」の新たな感染確認は札幌市で 11 人。 全道のうち、保健所設置 4 市(札幌、旭川、函館、小樽)の新規感染者数は、札幌 140 人、旭川 15 人、函館 3 人、小樽 10 人。 札幌での直近 1 週間の人口 10 万人あたりの新規感染者数は 24.2 7人。 (asahi = 1-13-22)


大阪 2,452 人感染 オミクロン判明は 44 人 2 千人超は 4 カ月ぶり

大阪府は 13 日、府内で新たに 2,452 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 新規感染者が 2 千人を超えるのは 2,011 人だった昨年 9 月 8 日以来、約 4 カ月ぶり。 死者は確認されなかった。府内の感染者は延べ 21 万 2,648 人、死者は計 3,067 人のままだった。 変異株「オミクロン株」への感染が新たに判明したのは 44 人で、全員に海外渡航歴がなかった。 府が確保している重症病床(612 床)の使用率は 1.0%、軽症中等症病床(3,110 床)は 22.7%、宿泊療養施設(9,604 室)は 17.4% となった。 (asahi = 1-13-22)


長崎県 新型コロナ感染 160 人 過去最多に

長崎県は 13 日、県内で新たに 160 人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 1 日の感染者数としては昨年 8 月 19 日の 114 人を上回り、過去最多を更新した。 県内で確認された感染者は延べ 6,606 人となった。 (asahi = 1-13-22)


沖縄、感染1817人で過去最多 医療関係の欠勤「第5波」超える

沖縄県は 13 日、新たに 1,817 人(米軍以外)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。 1 日あたりの新規感染者数としては 8 日の 1,759 人を上回り過去最多を更新。 米軍からは新たに 560 人の感染報告があり、米軍関係者も過去最多を更新した。 米軍以外の 1 日当たりの新規感染者は 7 日に 1 千人を初めて超え、9 日まで 3 日連続で 1 千人超。 連休が絡んだ 10、11 の両日は 700 人台だったが、12 日に再び 1,644 人に増加していた。 全国最多が続く直近 1 週間の人口 10 万人あたりの新規感染者数は、11 日時点で 529.52 人。 自宅療養者数も 5 千人を超えている。

米軍関係者も感染拡大が止まらず、昨年 12 月中旬に大規模感染が発生して以降、9 基地で 12 日までに計 3,217 人の感染が確認されている。 12 日時点で、今月 6 日以降の所属基地の情報は明らかにされていない。 米軍関係者は 9 日に 429 人で過去最多となり、11 日まで 4 日連続で 300 人以上、12 日も 295 人。 10 日からは 14 日間、米軍関係者の外出規制期間となっている。

基地内もふくめ沖縄県内で感染急拡大が続く中、医療関係の欠勤者も「第 5 波」でのピーク 220 人程度(2021 年 9 月上旬)に対し、今月 12 日時点で計 628 人。 基礎疾患のある中高年の感染者も増え、確保見込みの病床数をもとに計算する病床使用率は 12 日時点で 47.1%。 重症者用病床使用率は 51.4% で、レベル 3 (対策を強化すべきレベル)に達している。 (国吉美香、木村司、asahi = 1-13-22)


濃厚接触者の待機期間、短縮を検討 14 → 7 日間も選択肢、厚労省

新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者の待機期間について、現在の 14 日間から原則 10 日間に短縮する案を、厚生労働省に対策を助言する専門家組織が13日、議論した。7日間とする選択肢も示された。オミクロン株の流行下、介護や物流など命と暮らしを支える「エッセンシャルワーカー」の濃厚接触者が増えれば、社会機能を維持できなくなる恐れがある。厚労省はこれらの意見を踏まえて、近く最終判断する。

提言案は、政府対策分科会の尾身茂会長や専門家組織座長の脇田隆字・国立感染症研究所長ら感染症の専門家らが作った。 案によると、オミクロン株は、デルタ株に比べて感染性が高く、潜伏期間も従来株と比べて短い。 ウイルスの排出期間は診断・発症から 7 - 9 日間という。 こうした特徴を踏まえ、案では、濃厚接触者の待機期間を原則 10 日間とした。 さらに「感染拡大防止と社会活動の継続の両立が必要な場合」には、7日間とすることも選択肢とした。

また、感染者自身についても、医療機関の従事者であれば、症状が回復してから72時間経過した場合や、検査で陰性の場合、発症から5日目で療養を解除できるなどとする案を示した。 濃厚接触者の待機期間は、感染してから発症するまでのウイルスの潜伏期間が最も長い場合を踏まえ、厚労省が 2020 年 1 月に 14 日間と決めた。 新型コロナの従来株は、5 日程度で発症することが多いとされてきた。

オミクロン株については、国立感染症研究所が沖縄県での調査報告を今月 11 日に公表。 感染機会が特定できた 17 人の潜伏期間は 2 - 5 日間で、3 日間が最も多かった。 国内で科学的な知見が得られたことで、専門家は、待機期間の短縮が可能と判断した。 他の地域に先行してオミクロン株の感染者が急増した沖縄県では、濃厚接触者となった医療従事者の欠勤が相次いでいる。 政府は、医療従事者が濃厚接触者になった場合に限り、毎日検査で陰性を確認するなどの条件付きで、勤務の継続を認めていた。

今週に入り、全国知事会や公明党などが濃厚接触者の待機期間の短縮を政府に要請。 岸田文雄首相は 13 日の会見で、「科学的な知見をしっかり集約させた上で、濃厚接触者の隔離期間についても対応していく」と述べていた。 (枝松佑樹、市野塊、asahi = 1-13-22)


全国で 1 万人超が感染、4 カ月ぶりの多さ 最多は東京 2,198 人感染

新型コロナウイルスの新規感染者が 12 日午後 5 時時点で 1 万人を超えた。 1 万人を超えるのは昨年 9 月 9 日以来、約 4 カ月ぶり。 変異株「オミクロン株」の市中感染が広がる中、増加傾向が強まっている。 都道府県別に新規感染者数をみると、▽ 最多の東京都が 2,198 人、▽ 次いで大阪府が 1,711 人、▽ 沖縄県が 1,644 人となっている。 (asahi = 1-12-22)


コロナ感染者、1 週間で 5 倍に急増 長野・和歌山・山口・愛媛で最多

新型コロナウイルスの感染者数の増加が各地で加速してきた。 全国の感染者数は 1 週間前(5 日)の約 5 倍となり、長野、和歌山、山口、愛媛の計 4 県で過去最多を更新。 厚生労働省によると、重症者数(12 日午前 0 時現在)は前日より 5 人増え 105 人だった。 感染者が全国最多の 2,198 人だった東京都は約 4 カ月ぶりの 2 千人超となった。 前週の 5.6 倍で週平均でも 1 千人を超えた。

4 カ月ぶりに 1 千人を超えて 1,711 人となった大阪府では、基礎疾患のある 80 代の男性 1 人の死亡が確認された。 男性は 8 日に死亡し、デルタ株への感染を調べる検査は陰性だったという。 府はオミクロン株に感染していた疑いがあるとして、ゲノム解析を進めている。 まん延防止等重点措置が適用されている沖縄県は 1,644 人(米軍以外)。 8 日の 1,759 人に次ぐ過去 2 番目の多さとなり、自宅療養者が 5,913 人と初めて 5 千人を超えた。 (asahi = 1-12-22)


重点措置の拡大を検討 「オンライン診療」強化も 感染急拡大の広島

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」を中心とした感染が急拡大する広島県では、12 日も過去 2 番目に多い 652 人の感染が確認された。 地域医療体制の再整備や保健所の対応の変更などに追われている。 湯崎英彦知事は 12 日、広島市や福山市など 13 市町を対象に適用している「まん延防止等重点措置」について、他の市町にも拡大する方向で政府と調整していることを明らかにした。 この日午後にあったオンラインの全国知事会の会合後、記者団の質問に答えた。 「何日もかけるということはない」と述べ、早急な対応を検討しているとした。

県は年齢が若く、基礎疾患がないなど重症化リスクの低い軽症や無症状の人について、ホテル療養を基本としてきた。 しかし、感染者数の急増を受けて、自宅療養を基本とする方針に転換した。 県によると、自宅療養と入院先の調整で待機している人は 11 日現在 2,202 人で、過去最多。 県が 11 日時点で確保している宿泊療養施設(部屋数)は 2,136 室で、利用率は 45.6%。 半数以上が空いているように見えるが、今後の感染者数の増加見通しや、消毒作業などで利用できない部屋もあることから、担当者は「余裕がある状態とは言えない」と話す。

自宅療養者への対応は、地域の医療機関も担うことになる。 その体制づくりが喫緊の課題のため、11 日夜には県と県内 31 地区の医師会の代表者らがオンラインで緊急会議を開いた。 湯崎知事は医師会に、自宅療養者を対象とした電話やオンライン診療の仕組みを強化するように求めた。 病床の使用率については、確保している病床 587 床に対し、入院中の患者が 181 人。 病床の使用率は 30.8%。 県は今後、感染者数に応じ、段階的に最大 946 床まで増やすことも検討している。 県によると、沖縄で顕著となっている濃厚接触者の待機などによる医療従事者の欠勤については「今のところ報告はない」という。

3 回目のワクチン接種も急がれる。 県は現在、高齢者施設の利用者や職員、医療従事者への接種を進めており、今月中に約 27 万人が優先接種を受ける予定という。 施設に入っていない高齢者は、2 月以降に接種が可能になる見通しだったが、優先接種が早く終わった自治体では今月中にも前倒しして接種を始める見込みだ。 また、県は 3 月に、広島市と福山市に大規模接種会場を 1 カ所ずつ設置する予定だったが、これも前倒しできないか調整をしているという。

感染が広がる中、日本陸上競技連盟は 12 日、23 日に広島市と同県廿日市(はつかいち)市で開く予定だった第 27 回全国都道府県対抗男子駅伝(ひろしま男子駅伝)を中止すると発表した。 「急激に感染拡大が進む広島県内の現状を踏まえると、選手をはじめとする関係者、スタッフ、地域住民の安全確保などの観点から、やむなく中止の判断に至った」と説明している。 中止は 2 年連続。 (比嘉展玖、宮城奈々、岡田将平、asahi = 1-12-22)


自宅療養のコロナ感染者が急増 たった 11 日間で 185 倍の県も

新型コロナウイルスの感染拡大で、自宅で療養する感染者が急増している。 沖縄県では 1 日時点で 32 人だったのが、12 日時点で過去最多の 5,913 人となり、11 日間で約 185 倍に増えた。 感染力の強いオミクロン株が広がる中、入院できずに自宅で療養する人は今後も増えるとみられる。 沖縄とともに、まん延防止等重点措置が適用された広島県でも 1 日時点 10 人から 11 日時点 2,202 人と急増。

同様に山口県では、自宅や宿泊施設で療養する人数の細かな内訳を公表していないが、自宅療養者も含む「宿泊療養者等」の人数は同期間に 5 人から 905 人に増えた。 東京都でも同期間に 85 人から 2,416 人と増えている。 自宅療養者数は、「第 5 波」のピーク時には、厚生労働省のまとめで全国で 13 万人を超した。 最多だった東京都内では、昨年 8 月下旬の最大時に 2 万 6 千人超が自宅療養していた。 厚労省は同 11 月、都道府県が次の感染ピークで推定する自宅療養者は計 18 万人とまとめ、公表している。(asahi = 1-12-22)


急増する自宅療養、家庭内感染を防ぐには … 酸素飽和度の急変も注意

新型コロナウイルス感染症は、感染力の強い変異ウイルス「オミクロン株」の影響もあって急拡大し、自宅で療養する人の数も増えている。 自宅療養になったときに何に気をつければいいのか。 感染に備えてできることは何か。 自宅療養者への医療支援事業を東京都や大阪府など 18 自治体から委託されているファストドクター代表の菊池亮医師によると、疑い例などを含めた対応患者の PCR 検査の陽性率は年明けに 5% に、3 連休中は 20% に上がった。 菊池さんは「市中感染が広がり、ワクチンを 2 回接種した人も感染している。 感染対策をいま一度、徹底してほしい。」と注意を促す。

オミクロン株の感染者は当初、全員入院させる方針だったが、厚生労働省は条件を満たせば、自治体の判断で宿泊施設や自宅での療養もできるとした。 全国で今後さらに、自宅療養者が増えると見込まれる。

「重症化しにくい」データもあるが … 自宅療養の注意点

オミクロン株はデルタ株と比べても、家庭内感染しやすいと報告されている。 都のハンドブック は、自宅での感染予防として、▽ 部屋をわける、▽ 感染者の世話は限られた人で、▽ 感染者、同居者は互いにマスクをつける、▽ こまめに手を洗う、▽ 換気、▽ ごみは密閉して捨てる - - など 8 つのポイントをあげる。

ただ、狭い住居では、生活空間をわけるのは難しい。 昨年 2 月から京都府と連携して自宅療養するコロナ患者約 250 人を往診してきた、よしき往診クリニック(京都市西京区)の宮本雄気医師は、家庭内感染を防ぐためには「高齢者ら重症化リスクの高い人を優先して個室にいれて。 それも難しければ、保健所に相談を。」と助言する。 寒い今の季節は、窓をあけての換気も簡単でない。 食事を運ぶなどのため、同居人が感染者がいる部屋に入室する 1 時間ほど前に重点的に換気するのも一つだ。 換気扇のほか、HEPA フィルターのついた空気清浄機の活用もおすすめという。

脱水を防ぐため、水分を多めにとる。 血流をよくし血栓を防ぐには、ふくらはぎのマッサージや室内を歩くなどの軽い運動が有効だ。 オミクロン株の「病原性」は低くて重症化しにくいというデータもあるが、一定の割合で重症者はでてくる。 悪化の兆候を早めにとらえることが重要なのはこれまでと変わらない。

保健所などから届く「パルスオキシメーター」で測る酸素飽和度が 93% 以下だと酸素吸入が必要になる。 菊池さんは「90 台前半を目安とし、前日から急に下がれば注意が必要。」 パルスオキシメーターがなければ、呼吸回数が参考になる。 「1 分間に 20 回を超した場合には気をつけて」と話す。 宮本さんは、軽い運動後の酸素飽和度の変化をみてほしいという。 「パルスオキシメーターをつけて 40 歩ほど歩いて 3、4 ポイント以上下がれば肺炎が疑われる。」 これらの場合は、健康観察をする医師や保健所に伝えることが重要だ。

感染を防ぐには、ワクチンの追加接種が有効とされる。 だが 3 回を終えた割合は、全人口の 0.8%。 軽症者も対象とする新たな薬が複数登場したが、抗体カクテル療法のロナプリーブはオミクロン株の感染者には推奨されていない。 昨年末に特例承認された待望の飲み薬モルヌピラビルも、重症化リスクのある人が対象で、現状は使える数に限りがあり、感染すれば誰もが使えるわけではない。

感染に備えて経口補水液やスポーツ飲料、レトルトのおかゆや缶詰など簡単に食べられる物や、普段のんでいる薬、解熱鎮痛薬、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの日用品などがあるか確認しておくことも大切になる。 (編集委員・辻外記子、野口憲太、asahi = 1-12-22)


東京都で新たに 962 人の感染確認 週平均 890 人で前週の 10 倍に

東京都は 11 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 962 人確認したと発表した。 2 日連続で 1 千人を下回ったが、151 人だった前週の火曜日(4 日)の 6 倍以上となった。 都によると、11 日までの 1 週間平均の感染者数は 890.4 人で、前週(90.7 人)の約 10 倍になっている。

感染が確認された 962 人を年代別で見ると、20 代が最多の 383 人で、全体の約 4 割を占めた。 30 代が 163 人、40 代が 113 人、10 代が 100 人、50 代が 79 人などと続いた。 10 歳未満は 55 人、65 歳以上の高齢者は51人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO))を使用」とする都の基準による重症者数は、前日と同じ4人だった。死者の発表はなかった。 (asahi = 1-11-22)


大阪府で 613 人、感染確認 オミクロン株は 155 人

大阪府は 11 日、府内で新たに 613 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 府内の感染者は延べ 20 万 8,485 人、死者は計 3,066 人になった。 変異株「オミクロン株」への感染が新たに判明したのは 155 人で、そのうち 154 人に海外渡航歴がなかった。 府が確保している重症病床(612 床)の使用率は 0.8%、軽症中等症病床(3,110 床)は 21.5%、宿泊療養施設(9,604 室)は 13.4% となった。 (asahi = 1-11-22)


東京都で 871 人が感染 3 日ぶり 1 千人下回る 週平均は 774 人に

東京都は 10 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 871 人確認したと発表した。 3 日ぶりに 1 千人を下回ったが、 103 人だった前週の月曜日(3 日)から約 8.5 倍に膨らんだ。 都によると、10 日までの 1 週間平均の感染者数 774.6 人で、前週(75.7 人)の1 10 倍超。

871 人の年代別では、20 代が最多の 326 人と全体の 4 割弱を占めたほか、30 代が 145 人、10 代が 112 人、40 代が 111 人と比較的若い年代の感染が目立った。 10 歳未満が 41 人、50 代は 69 人、60 代は 38 人。 65 歳以上は 43 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都の基準による重症者数は、前日と同じ 4 人だった。 死者の発表はなかった。 (asahi = 1-10-22)


大阪府で新たに 499 人の感染確認 新型コロナ

大阪府は 10 日、府内で新たに 499 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 府内の感染者は延べ 20 万 7,872 人、死者は計 3,066 人になった。 府が確保している重症病床(612 床)の使用率は 0.3%、軽症中等症病床(3,110 床)は 19.5%、宿泊療養施設(9,604 室)は 11.4%。 (asahi = 1-10-22)


沖縄で 779 人が感染、4 日ぶりに 1 千人下回る  米軍関係は 391 人

沖縄県は 10 日、新たに 779 人(米軍以外)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。 1 日あたりの新規感染者は 7 日に 1 千人を超えて過去最多を更新してきたが、4 日ぶりに 1 千人を下回った。 一方、米軍からは新たに 391 人が感染したと報告があった。 米軍関係者の 1 日あたりの感染報告としては、9 日の 429 人に次いで、過去 2 番目に多い。 所属基地は現時点では不明。

県の集計(9 日時点)では、直近 1 週間の人口 10 万人当たりの新規感染者数は 448.79 人で、全国最多。 10 日時点は 492.49 人まで上昇している。 県内では、医師や医療関係者にも感染が広がり、濃厚接触者も含めると 9 日時点で計 485 人が欠勤。 一方で病床使用率は上昇しており、一部の医療機関では外来診療や入院の制限が始まっている。

保健所も濃厚接触者への連絡が間に合っておらず、医療機関や介護福祉施設などで発生したクラスター(感染者集団)での調査を優先するため、各保健所の判断で、可能なときは感染者が濃厚接触者へ連絡する対応に切り替えている。 沖縄の感染急拡大は、日本の検疫なしで入国した米軍由来のオミクロン株が、地域に広がったことがきっかけとみられている。 その後、ワクチン接種率の低い 20 代、30 代を中心に一気に感染が広がってきた。

県では連日、東京よりも多く全国で最多の感染者数が続いており、9 日に新型コロナ対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が適用され、月末までが期間となっている。 (asahi = 1-10-22)


尾身氏、高齢者への 3 回目接種「最優先」首相に要望

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は 10 日、首相公邸で岸田文雄首相と面会し、高齢者へのワクチンの 3 回目接種を最優先課題として進めるよう要望した。 面会後、尾身氏が記者団に明らかにした。 (sankei = 1-10-22)


全国で新たに 8,249 人感染 年末年始の感染者、6 割が 30 代以下

新型コロナウイルスの国内感染者は 9 日、新たに 8,249 人が確認された。 2 日連続で 8 千人を超えたのは昨年 9 月 11 日以来、約 4 カ月ぶり。 全国的に感染拡大が進む中、年をまたいだ 1 週間の感染者の過半数が 30 代以下だった。 コロナ特措法に基づく「まん延防止等重点措置」が 9 日から適用された 3 県では、広島で過去最多の 619 人が確認された。

広島県以外では、沖縄県で 1,533 人の感染を確認。 前日の 1,759 人に次いで過去 2 番目に多く、3 日連続で 1 千人を超えた。 一部の医療機関では病床使用率の上昇などの影響で、外来診療や入院制限が始まっている。 また、米軍からは過去最多となる 429 人の感染の報告があったという。 山口県は過去 4 番目に多い 152 人で、5 日連続で 100 人を超えた。

一方、年末年始の感染者を年代別にみると、若年層が多いことが分かった。 厚生労働省によると、今月 4 日までの 1 週間の新規感染者のうち年代が公表された 3,968 人の内訳は、20 代が 1,054 人、30 代が 740 人、10 代が 345 人、0 - 9 歳が 353 人。 30 代以下で全体の 62.8% を占めた。 60 代以上は 513 人で全体の 12.9% だった。

9 日の新規感染者が 1,223 人だった東京都も同じような傾向だ。 年代別では 20 代が最多で 504 人。 30 代以下は計 879 人で全体の 71.8% に上った。 東京の新規感染者が 1 千人を超えたのは 2 日連続。 この日までの 1 週間平均は 664.9 人で、前週の 10 倍超に急増した。 大阪府の 9 日の新規感染者は 880 人で 2 日続けて 800 人を超えたほか、80 代男性 1 人の死亡が確認された。 変異株「オミクロン株」の市中感染の判明も相次いでいる。 青森県は 9 日、すでに感染が確認されていた 60 代男性について、同県内で初となる市中感染だと発表した。 (asahi = 1-9-22)


東京で新たに 1,223 人感染 前週日曜日の 14.5 倍に増加

東京都は 9 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 1,223 人確認したと発表した。 2 日連続で 1 千人を超えた。 84 人だった前週の日曜日(2 日)の 14,5 倍に増えた。 都によると、9 日までの 1 週間平均の感染者数は 664.9 人で、前週(66.0 人)の 10 倍超。 1,223 人を年代別に見ると、20 代が最多の 504 人で全体の 4 割以上を占めた。続いて 30 代が 232 人、40 代が 159 人、50 代が 102 人、10 代が 100 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都が設けた基準による重症者数は、前日と同じ 4 人だった。 (asahi = 1-9-22)


大阪府、新たに 880 人感染 新型コロナ、2 日連続で 800 人超

大阪府は 9 日、府内で新たに 880 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 1 日あたりの新規感染者が 800 人を超えるのは 2 日連続。 80 代男性の死亡も確認された。 府内の感染者は延べ 20 万 7,377 人、死者は計 3,066 人になった。 府が確保している重症病床(612 床)の使用率は 0.3%、軽症中等症病床(3,110 床)は 18.0%、宿泊療養施設(9,604 室)は 8.2%。 (asahi = 1-9-22)


沖縄の新規感染 1,533 人、過去 2 番目 米軍は 3 日連続で最多更新

沖縄県は 9 日、新たに 1,533 人(米軍以外)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。 1 日あたりの新規感染者が 1 千人を超えるのは 3 日連続で、8 日の 1,759 人に次いで 2 番目に多い。 これとは別に、米軍から新たに 429 人が感染したと報告があった。 米軍関係者の 1 日あたりの感染報告としては過去最多。 米軍関係の新規感染者は 7 日 254 人、8 日 302 人で、3 日連続で過去最多を更新している。 所属基地は「確認中」などとして現時点では不明。

沖縄県では連日、東京よりも多く全国で最多の感染者数が続いており、9 日に新型コロナ対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が適用された。 今月末まで県内全域が対象となっている。 県の集計(8 日時点)で、直近 1 週間の人口 10 万人当たりの新規感染者数は 349.00 人で、全国最多。 9 日時点は 448.79 人まで上昇している。

県内では、医療関係者の欠勤が多数出ていて、病床使用率も上昇。 一部の医療機関では外来診療や入院の制限が始まっている。 このほか警察や海上保安部などでも感染確認が相次ぐ。 成人式の中止や延期、学校の分散登校なども次々と決まっている。 沖縄の感染急拡大は、日本の検疫なしで入国した米軍由来のオミクロン株が、地域に広がったことがきっかけとみられている。 その後、ワクチン接種率の低い 20、30 代を中心に一気に感染が広がってきた。 (木村司、asahi = 1-9-22)


東京都で新たに 1,224 人の感染確認 1 千人超えは昨年 9 月以来

東京都は 8 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 1,224 人確認したと発表した。 1 千人を超えるのは昨年 9 月 15 日(1,058 人)以来。 79 人だった前週の土曜日(1 日)から、約 15 倍に跳ね上がった。 都によると、8 日までの 1 週間平均の感染者数は 502.1 人で、前週の 835.4% だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都の基準による重症者数は、前日より 1 人増の 4 人だった。 (asahi = 1-8-22)


大阪府の新規感染 891 人 800 人超は昨年 9 月以来 死者 1 人

大阪府は 8 日、新たに 891 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 新規感染者数が 800 人を超えるのは、858 人だった昨年 9 月 16 日以来。 また、新たに 90 代女性の死亡が確認された。 死者が確認されたのは、昨年 11 月 26 日の発表以来だった。 府内の感染者数は延べ 20 万 6,497 人、死者は 3,065 人になった。 (asahi = 1-8-22)


広島県で 547 人の感染確認、過去最多を更新 新型コロナ

新型コロナウイルスの感染が急拡大している広島県で 8 日、新たに 547 人の感染が発表された。 前日の 429 人を上回って過去最多を更新した。 内訳は広島市 335 人、呉市 50 人、福山市 26 人など。 県内の感染者は延べ 2 万 3,834 人となった。 (asahi = 1-8-22)


鹿児島で 180 人が新規感染、119 人確認の奄美市などで時短要請へ

鹿児島県と鹿児島市は 8 日、新たに 180 人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。 そのうち 119 人は離島の奄美市で確認された。 塩田康一知事は 8 日、奄美大島 5 市町村に県独自の緊急事態宣言を発令し、同島内の飲食店に 11 日から営業時間短縮を要請すると決めた。 (asahi = 1-8-22)


沖縄の新規感染 1,759 人、3 日連続で過去最多 米軍 302 人も最多

沖縄県は 8 日、新たに 1,759 人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表した。 前日より 300 人以上増え、3 日連続で過去最多を更新した。 米軍以外の 1 日あたりの新規感染者が 1 千人を超えるのは 2 日連続。 米軍から県には 8 日、過去最多の 302 人の新規感染者の報告があった。 沖縄県では、7 日に新規感染者が 1,414 人となり、初めて 1 千人を超え、過去最多を更新したばかり。 新規感染者 1,759 人のうち、20 代が半数の 903 人で最多だった。

県によると、県内の 21 医療機関で欠勤している医療従事者は 8 日時点で 437 人で、前日から 100 人以上増えた。 内訳は、医師や看護師ら陽性者が計 112 人で、残りの 325 人は濃厚接触者などの理由で欠勤しているという。 県の集計(7 日時点)では、直近 1 週間の人口 10 万人当たりの新規感染者数は 234.06 人で、全国最多が続いている。 確保見込みも含めた病床使用率は 36% となり、上昇している。

沖縄県に対しては、新型コロナ対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の適用が 7 日に決まり、9 日から月末まで県内全域での適用が決まっている。 米軍関係者の新規感染者は 7 日に過去最多の 254 人の報告があり、8 日はそれを 50 人近く上回り、再び過去最多を更新した。 玉城デニー知事は 7 日の記者会見で、「米軍でもまだ感染拡大が止まっていない。 より強い対処を米側にも求めたい。」と述べた。 (光墨祥吾、asahi = 1-8-22)


全国で 6,809 人感染、昨年 9 月以来の 6 千人超え 沖縄は 1,414 人

新型コロナウイルスの国内感染者は 7 日、午後 7 時半現在で新たに 6,213 人が確認された。 6 千人を超えるのは昨年 9 月 15 日(6,809 人)以来。 3 日前に約 3 カ月ぶりに 1 千人を上回ったばかりで、全国で感染が急拡大している。 重症者は 91 人で前日から 27 人増えた。 コロナ対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が適用される3県の新規感染者は、沖縄県が過去最多となる 1,414 人、広島県も過去最多の 429 人で、山口県でも前日に次いで過去 2 番目の 180 人が確認された。

東京都は 922 人、大阪府は 676 人だった。 オミクロン株は新潟、福井、和歌山、熊本、宮崎で新たに初確認され、朝日新聞の集計で 44 都道府県まで広がった。 沖縄県は 6 日に 981 人の感染が判明し、過去最多を更新したばかりだった。 6 日時点の県の集計では、直近 1 週間の人口 10 万人あたりの新規感染者数は 141.81 人で、全国最多が続いている。 (asahi = 1-7-22)


東京都で新たに 922 人の感染確認 前週金曜の 12 倍に 重症は 3 人

東京都は 7 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 922 人確認したと発表した。 900 人を超えるのは、1,058 人だった昨年 9 月 15 日以来。 78 人だった 1 週間前の金曜日(昨年 12 月 31 日)から、約 12 倍に跳ね上がった。 都によると、7 日までの 1 週間の感染者数の合計を 1 日あたりで平均すると 338.6 人となり、前週の 623.6% となっている。 922 人を年代別に見ると、20 代が 385 人で 4 割以上を占め、最多だった。 30 代が 186 人、40 代が 111 人、10 代が 70 人、50 代が 69 人などと続いた。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都の基準による重症者は前日と同じ 3 人だった。 死者の発表はなかった。 (asahi = 1-7-22)


沖縄で過去最多 1,414 人感染 「まん延防止」 3 県に適用決定

沖縄県できょう、新型コロナの感染者が新たに 1,400 人以上確認されました。 政府は先ほど対策本部を開き、沖縄、山口、広島の 3 県に、「まん延防止等重点措置」を適用することを正式に決定しました。

岸田総理「広島県、山口県、沖縄県にまん延防止等重点措置を適用し期間を 1 月 9 日から 31 日までとすることを決定した。」

まん延防止等重点措置が適用されるのは、きょう、過去最多となる 1,414 人が新型コロナに感染していることが確認された沖縄県の全域と、アメリカ軍岩国基地がある山口県の岩国市と隣接する和木町、岩国基地に近い広島県の大竹市などで、期間は今月 9 日から 31 日までです。 これらの地域では、認証を受けた飲食店でも、知事の判断で酒の提供停止を要請できるようになります。 (テレ東 = 1-7-22)


鹿児島県で新型コロナ 110 人感染 3 桁は昨年8月以来 奄美 50 人

鹿児島県は 7 日、110 人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。 6 日に確認された 61 人の約 2 倍となった。 奄美市では過去最多となる 50 人の感染が確認された。 県内の 1 日の新規感染者数が 3 桁を超えるのは、「まん延防止等重点措置」適用期間中だった昨年 8 月 29 日以来。 (asahi = 1-7-22)


小池都知事「新たなフェーズに」 1 週間前の 20 倍に急増

東京都で 6 日、新たに確認された感染者は 641 人でした。 1 週間前の 64 人から 10 倍に急増しています。 小池知事は「新たなフェーズに入った」としたうえで、「人と人との接触をさらに減らす取り組みを決定せざるを得ない」と述べました。

日本医師会 中川俊男 会長 : 「第 6 波に突入した。 増加のスピードが極めて速い。」

オミクロン株による第 6 波にどう対応するのか。 6 日午後、JNN の単独インタビューに応じた小池知事は …

小池百合子東京都知事 : 「オミクロン株のこの急速な感染者数の増加、そもそもオミクロン株は一体どういうものなのかっていうのを、ぜひ専門家の皆さんからしっかり伺ってみたいものだと思っておりますし、それによって対処の方法も適切な判断ができるということもあります。」

午後 3 時から開かれたモニタリング会議で専門家からは …

国立国際医療研究センター 大曲貴夫 医師 : 「新規の陽性者の増加比は著しく上昇し、これまでに経験したことのない高い水準。」

東京都は感染状況についての警戒レベルを一番低いレベルから 1 段階引き上げました。

小池百合子東京都知事 : 「コロナとの戦いが新たなフェーズに入ったということを私たちは強く意識しなければなりません。」

そのうえで飲食店での人数基準などを見直す考えを示しました。

小池百合子東京都知事 : 「飲食店において現行の 1 グループ 8 人までの人数制限、これについての見直しであるとか、都立施設の入場制限のさらなる強化など、人と人との接触をさらに低減するための取り組みを決定せざるを得ないと、このように考えています。」

小池知事は高齢者向けのワクチンの追加接種を前倒しで実施するとしています。 東京・練馬区では 6 日から一般の高齢者向けの 3 回目接種を開始しました。

練馬区民接種担当 中島祐二課長 : 「感染もいま拡大してますし、2 回目接種から月日が経ちますと抗体が落ちるということはいわれています。 そういった意味では、早めに接種できる体制をつくりまして、区民の方の健康と命を守りたいと。」

そして、官邸を訪れた小池知事、岸田総理と会談しました。

小池百合子 東京都知事 : 「政府のほうですね、検討していただいて、しっかりと感染拡大防止と、このオミクロン株と戦っていきたいと。」 (TBS = 1-6-22)


東京都で新たに 18 人がオミクロン株に感染 うち 17 人が市中感染か

東京都は 6 日、10 歳未満 - 80 代の男女 18 人がオミクロン株に感染していたと発表した。 うち 17 人は海外渡航歴や渡航者との接触がなく、市中感染とみられる。 都内のオミクロン株感染者は計 90 人、市中感染とみられる感染者は計 54 人となった。 この日発表されたオミクロン株感染者を年代別で見ると、30 代が 5 人で最も多く、20 代が 4 人、50 代が 3 人、10 代が 2 人、10 歳未満が 2 人、40 代と 80 代が 1 人ずつだった。 30 代女性と 10 代男性、10 歳未満の男児の 3 人は家族。 また別の 30 代女性と 10 歳未満の男児、40 代女性と 10 代男性の2組も親子だという。 18 人のうち 11 人は発熱などの症状があったが、いずれも軽症で、7 人は無症状だという。 (asahi = 1-6-22)


沖縄、新たに 981 人感染 20 代が半数超「感染力の強さ、驚異的」

沖縄県は 6 日、新たに 981 人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。 緊急事態宣言下の 809 人(昨年 8 月 25 日)を 100 人以上上回り、過去最多となった。 これとは別に米軍関係の新規感染も 162 人。 玉城デニー知事はこの日、新型コロナ対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請した。 県によると、新規感染者 981 人のうち 20 代が 523 人と半数以上を占める。 新規感染者の約 8 割で感染経路がわかっていない。 直近 1 週間の 10 万人当たりの新規感染者数は全国最多で、県の集計では、確保見込みも含めた病床の使用率は 24.7% となっている。 変異株「オミクロン株」の感染は 135 人に上る。

玉城知事は 6 日、「感染力の強さは、まさしく驚異的と言わざるを得ない。 これ以上の感染拡大は抑止しなければいけない。」と強調した。 重点措置は県内全域を対象とし、期間は 1 月 9 - 31 日になる見通し。 県は、飲食店について、感染対策を講じた認証店は酒の提供を認めるが、営業は午後 9 時まで(酒の提供は同 8 時)にするよう求める方針。 それ以外の店は酒の提供の自粛を要請し、営業は午後 8 時までとする。

▽ 不要不急の県外との行き来を極力控える、▽ 大声を出すイベントは 5 千人以下かつ収容定員の半分、▽ 在宅勤務や時差通勤の拡大、▽ 学校の分散登校や部活動の原則休止、なども求める。 米軍関係では、昨年 12 月に基地内で大規模なクラスター(感染者集団)が判明して以降の感染者が 9 基地で計 1,160 人となった。 玉城知事は 6 日、オミクロン株の感染拡大の原因の一つが「米軍基地であることは間違いない」と述べ、「これ以上市中感染を広げる一因とならないよう、米軍にしっかりと感染防止対策への協力を求めたい」と話した。 (光墨祥吾、asahi = 1-6-22)


オミクロン株、36 都道府県に 2,600 人超感染、3 カ月前の水準に

各地で再び急増している新型コロナウイルスの国内感染者。 5 日午後 9 時現在で、2,638 人となり、約 3 カ月前の水準に戻っている。 こうした中、変異株「オミクロン株」への感染者も新たに 6 県で確認。 朝日新聞の集計で、36 都道府県に及んでいる。 東京都は、新規感染者が最多の沖縄の 623 人に次いで多い 390 人で、前週の同じ水曜日(昨年 12 月 29 日)の 5 倍に急増。 続く 244 人の大阪府も、前日(4 日)から倍増した。

オミクロン株の感染者が 5 日、新たに確認されたのは、▽ 青森、▽ 石川、▽ 山梨、▽ 徳島、▽ 愛媛、▽ 鹿児島の 6 県となっている。 東京都も 5 日、新たに 17 人がオミクロン株に感染したと発表。 年代別では 20 代が最多の 9 人、次いで 40 代 5 人、30 代 2 人、10 代 1 人。 いずれも軽症か無症状という。 (asahi = 1-5-22)

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