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東京都で新たに 49 人感染 1 年 4 カ月ぶりに 50 人下回る

東京都は 11 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 49 人確認したと発表した。 50 人を下回るのは、昨年 6 月 25 日(48 人)以来、 1 年 4 カ月ぶり。 9 日から 3 日連続で今年最少を更新した。 1 週間前の月曜日(4 日)より 38 人減った。 11 日までの 1 週間平均では、前週比 55.6% の 109.3 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都の基準による重症者数は前日より 5 人減って 62 人だった。 40 - 80 代の男女 6 人の死亡(8 月 9 日 - 10 月 4 日)も発表された。 11 日の新規感染者を年代別にみると、20、30 代が 10 人で最も多く、50 代が 8 人、40 代が 7 人、10 歳未満が 6 人と続いた。 (asahi = 10-11-21)


大阪で 49 人感染確認、死亡はゼロ 50 人未満は 6 月下旬以来

大阪府は 11 日、府内で新たに 49 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 新規感染者数が 50 人を下回ったのは 6 月 28 日以来。 新たな死者の判明はなかった。 府内の感染者はのべ 20 万 1,270 人、死者は 3,005 人になった。 入院中の重症患者は前日より 3 人減の 75 人で、府が確保する重症病床(605 床)の使用率は 12.4% だった。 一方、軽症中等症患者は前日よりも 23 人増えて 470 人に。 対象病床(2,818 床)の使用率は 16.7% になった。 (asahi = 10-11-21)


全国で新たに 553 人感染 昨年 11 月以来の少なさ

新型コロナウイルスの国内感染者は 10 日、午後 8 時現在で新たに 553 人が確認された。 487 人だった昨年 11 月 2 日以来の少なさだった。 9 県は新規感染者がいなかった。 10 日に全国で最も多く感染者が確認されたのは大阪府で 105 人だった。 東京都の新たな感染者は 60 人で、59 人だった昨年 9 月 23 日以来の少なさとなった。

10 日までの 1 週間平均の感染者数は 114.7 人で前週比 55.6% だった。 新規感染者 60 人を年代別で見ると、20 代が 11 人で最多。 40 代が 9 人、10 歳未満と 30 代が各 8 人、50 代と 70 代が各 7 人、10 代が 6 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 10 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は 67 人で、前日から 1 人減った。 (asahi = 10-10-21)


沖縄の人口 10 万人当たり感染者、約 2 カ月ぶりに全国最多脱する

沖縄県は 10 日、新たに 14 人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 県内の感染確認者は延べ 4 万 9,886 人となった。 直近 1 週間の人口 10 万人当たりの新規感染者数(県集計)は 11.18 人で、大阪に次ぐ全国 2 位。 7 月末から続いていた全国最多を約 2 カ月ぶりに脱した。 在沖米軍からは、日曜日のためとして県への感染報告はなかった。 県のまとめでは、在沖米軍関連の感染者は計 2,792 人。 (asahi = 10-10-21)


東京の新規感染者、今年最少の 82 人に 前週土曜日から 114 人減

|東京都は 9 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 82 人確認したと発表した。 今年に入って最少の感染者数で、1 週間前の土曜日(2 日)より 114 人減った。 9 日までの 1 週間平均では、前週比 57.1% の 129.1 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都の基準による重症者数は前日と変わらず 68 人だった。 50 - 80 代の男女 9 人の死亡(9 月 2 日 - 10 月 4 日)も発表された。 9 日の新規感染者を年代別にみると、20 代が 20 人で最も多く、30 代が 16 人、10 代が 11 人、40 代と 10 歳未満が 8 人と続いた。 (asahi = 10-9-21)


東京の死者、累計 3,000 人超 コロナ、新規感染 138人

|東京都は 8 日、新型コロナウイルスの感染者が新たに 138 人報告されたと発表した。 40 - 90 代の 18 人の死亡も確認され、死者の累計が 3 千人を超えて 3,012 人となった。 新規感染者数は直近 7 日間を平均した 1 日当たりが 145.4 人に減少し、前週比は 57.6%。 前日と比べ、入院患者は 44 人減の 644 人、うち重症者は 2 人減の 68 人となった。 感染者の累計は 37 万 6,634 人となった。 死者のうち、70 - 90 代の 4 人はワクチンを 2 回接種後に亡くなった。 40 代男性は糖尿病の疾患があり、入院後に死亡。 ワクチン接種は受けていなかったという。 (kyodo = 10-8-21)


大阪府内の死者、計 3 千人超す 新たに 166 人が新型コロナ感染確認

大阪府は 8 日、府内で新たに 166人 が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 また、8 月 18 日 - 10 月 7 日にかけて 50 - 100 歳代の男女 13 人が死亡したことも新たに確認され、府内の死者は計 3 千人を超えた。 府内の感染者は延べ 20 万 992 人、死者は計 3,003 人となった。 府によると、入院中の重症患者は前日より 6 人少ない 80 人で、府が確保する重症病床 605 床の使用率は 13.2% となった。 入院中の軽症・中等症患者は前日から 5 人減の 435 人で、府が確保する軽症・中等症病床 2,818 床の使用率は 15.4% になった。 (asahi = 10-8-21)


東京都で新たに 143 人の感染確認 20 - 90 代の男女 19 人死亡

東京都は 7 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 143 人確認したと発表した。 前週の同じ曜日(9 月 30 日)を 75 人下回った。 7 日までの 1 週間平均は 154.3 人で前週の 59.9% だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は前日より 7 人減って 70 人となった。 20 - 90 代の男女 19 人(7 月 30 日 - 9 月 30 日)の死亡も発表された。 新規感染者の年齢層別では 30 代が 32 人で最多。 20 代が 31 人、50 代が 17 人、40 代が 15 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 23 人だった。 (asahi = 10-7-21)


東京都で新たに 149 人の感染確認 重症者 77 人、男女 10 人死亡

東京都は 6 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 149 人確認したと発表した。 前週の同じ曜日(9 月 29 日)を 118 人下回った。 6 日までの 1 週間平均は 165.0 人で前週の 54.6% だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は前日より 3 人増えて 77 人となった。 40 - 90 代の男女 10 人の死亡も発表された。 新規感染者の年齢層別では 20 代が 41 人で最多。 30 代が 29 人、40 代が 19 人、10 歳未満と 50 代がそれぞれ 16 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 13 人だった。 (asahi = 10-6-21)


コロナの感染状況、「第 5 波」以前の水準まで改善 「弱毒化はない」

新型コロナウイルス対策を厚生労働省に助言する専門家組織(アドバイザリーボード)は 6 日の会合で、全国の状況について、「今回の感染拡大前の水準まで減少している」と評価した。 病床の使用率も大きく下がった。 厚労省によると、5 日までの 1 週間で、全国の 10 万人あたりの新規感染者数は 6.91 人。 「第 5 波」が始まる前の 6 月上旬並みの水準まで下がった。 都道府県別で 10 人を超えたのは、沖縄県(20.17 人)、大阪府(16.97 人)、兵庫県(10.21 人)だけだった。

9 月末まで緊急事態宣言が出ていた 19 都道府県について、5 日時点の内閣官房のまとめを見ると、確保病床の使用率は最も高い滋賀県で 23%。 ほかの自治体は 20% を切り、「ステージ 3(感染急増段階)」を脱した。 重症病床使用率は神奈川県が 24%、東京都と千葉県が 22% でステージ3にあるものの、全体として改善傾向にある。 北海道、滋賀県は 2% まで下がった。 専門家組織は感染が収まってきた理由について、感染対策や夜間の人出の減少のほか、ワクチン接種が進んだことなどを挙げる。 ただ、安心感の広がりや緊急事態宣言の全面解除で、感染が再び拡大しないように警戒を呼びかけた。

座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は会見で「コロナウイルスが弱毒化したのでは」という見方が出てることについて、「弱毒化につながる変異が日本のウイルスにあるということはない。 動物に感染させて調べないと(確実なことは)言えないが、それを調べるほどの変化はない」と否定した。 専門家組織の会合は岸田文雄首相になって初めて開かれ、メンバーに変更はなかった。 後藤茂之厚労相は会合の冒頭で、新政権の方針として「納得感のある説明を行い、常に最悪を想定した危機管理を行う」との考えを示した。 (asahi = 10-6-21)


東京都で新たに 144 人が感染 前週火曜日を 104 人下回る

東京都は 5 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 144 人確認したと発表した。 前週の同じ曜日(9 月 28 日)を 104 人下回った。 5 日までの 1 週間平均は 181.9 人で前週の 53.4% だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は前日より 3 人減って 74 人となった。 また、50 - 70 代の男女 5 人の死亡も発表された。 新規感染者の年齢層別では 20 代が 33 人で最多。 30 代の 28 人、40 代の 23 人、10 歳未満の 22 人、50 代の 19 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 8 人だった。 (asahi = 10-5-21)


大阪府、若者のワクチン促進キャンペーン 総額 1,500 万円の景品

若者の新型コロナウイルスワクチンの接種を進めるため、大阪府は 5 日、2 回の接種を終えた 20 代、30 代の府民約 1 千人に抽選で宿泊券や健康グッズを贈るキャンペーンを始めると発表した。 景品は、有馬温泉の 1 泊 2 食付き宿泊ペアチケットや防災用品、折り畳み式電動自転車など総額約 1,500 万円分。 いずれも、協賛企業から提供を受けたもので、府は今後も企業に提供を呼びかけるという。

対象は 11 月 30 日までに 2 回のワクチン接種を終えた 20、30 代の府民で、10 月 5 日 - 11 月 30 日に府の啓発動画をリツイートした人。 当選者はツイッターのダイレクトメッセージで個別に通知された URL にアクセスし、住所や氏名、生年月日を登録し、2 回の接種済み証明の写真をアップロードする。

 キャンペーンの背景には、若年層の接種率の低さがある。 府民全世代の 2 回接種率は 52.2% だが、30 代以下の 2 回接種率は 30.6% にとどまる。 府の大規模接種センターも 9 月下旬以降、予約枠の空きが目立つという。 吉村洋文知事は 5 日、「正しい情報を発信して広げ、若い世代の人にも接種してもらいたい」と話した。 (寺尾佳恵、asahi = 10-5-21)


東京都で新たに 87 人の感染確認 11 カ月ぶりに 100 人下回る

東京都は 4 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 87 人確認したと発表した。 100 人を下回るのは昨年 11 月 2 日以来で約 11 カ月ぶり。 4 日までの 1 週間平均も 196.7 人で前週の 57.6% だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は前日より 11 人減って 77 人となった。 また、50 - 90 代の男女 6 人の死亡も発表された。 新規感染者の年齢層別では、20 代が 24 人で最多。 40 代の 17 人、30 代の 13 人、60 代の 11 人、50 代の 10 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 10 人だった。 (asahi = 10-4-21)


「外国人も取り残さない」 言葉の壁超えワクチン接種

東京・新宿区にある日本語学校「京進ランゲージアカデミー」。 行われていたのは、新型コロナウイルスのワクチン接種です。

医師 : 「アルコールは OK? 問題ない?」
留学生 : 「はい」
医師 : 「私が注射して、しびれたら言って下さい」

この日本語学校では新宿区と協力し、9 月から留学生に加え、区内に住む外国人にもワクチン接種を行っています。 新宿区は 100 を超える国や地域から人が集まり、東京都で 2 番目に多い、約 3 万 5,000 人の外国人が暮らしています。 現在、2 回目のワクチン接種を終えた外国人は 44.3% と、新宿区全体の 55.7% に比べて少ない状況です。

京進ランゲージアカデミー運営統括・滝澤巌さん : 「日本人と違って言葉ができないというところもありまして、(接種券は届いているが)申し込みができない学生さんがおります」

会場には母国語に対応した予診票を用意。 さらに、人数が多いという中国やベトナムの通訳スタッフの姿も。 これまでに 390 人が 1 回目の接種を終え、この日は 225 人の留学生が 2 回目の接種をしました。

3 年前に来日・ベトナム人留学生 : 「学校でやると日本語とかベトナム語、自分の国の(言葉で)案内があります。 (テレ朝 = 10-4-21)


国内で新たに 968 人の感染確認 3 カ月ぶりに 1 千人下回る

新型コロナウイルスの国内感染者は 3 日午後 8 時現在で、968 人が新たに確認された。 1 千人を下回るのは 6 月 21 日(868 人)以来、約 3 カ月ぶり。 前週の同じ日曜日の 36% で、減少傾向が続いている。 死者は 17 人で、20 人を下回るのは 8 月 15 日(10 人)以来となる。 東京都の新規感染者は 161 人。 岩手、山梨、宮崎、鹿児島の 4 県はゼロだった。 (asahi = 10-3-21)


新型コロナ、東京都では新たに 161 人感染 死者は 7 人

東京都は 3 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 161 人確認したと発表した。 減少傾向が続いており、3 日までの 1 週間でみると、1 日あたりの感染者数は 206.3 人で前週の 56.9% だった。 年齢層別に見ると、20 代が 49 人で最多。 30 代が 32 人、40 代が 19 人、10 代が 16 人で、65 歳以上の高齢者は 25 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は前日と同じ 88 人。 都はこの日、50 - 90 代の男女計 7 人の死亡もあわせて発表した。 (asahi = 10-3-21)


東京都で新たに 196 人感染 7 日連続で 300 人下回る

|東京都は 2 日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに 196 人確認されたと発表した。 1 日あたりの感染者が 300 人を下回るのは 7 日連続で、前週の土曜日(382 人)を 186 人下回った。 13 人が死亡し、都の基準で集計した重症者は前日から 5 人減って 88 人になった。 (大場弘行、mainichi = 10-2-21)


新型コロナ、大阪府で新たに 184 人感染 累計で 20 万人超える

大阪府は 2 日、新型コロナウイルスの感染者が新たに 184 人確認されたと発表した。 前週の土曜(9 月 25 日)の 425 人から 241 人減った。 府内の感染者の累計は 20 万 43 人になった。 死者は 4 人だった。 大阪府の 9 月 1 日現在の推計人口は 881 万 5,376 人。 (津久井達、mainichi = 10-2-21)


東京都で新たに 200 人感染 重症者は約 2 カ月ぶりに 100 人下回る

東京都は 1 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 200 人確認したと発表した。 前週の金曜日(24 日)から 35 人減り、前の週の同じ曜日を 40 日連続で下回った。 人工呼吸器か体外式模型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日から 7 人減って 93 人で、7 月 31 日(95 人)以来約 2 カ月ぶりに 100 人を下回り、2 桁となった。

都はまた、40 - 90 代の男女 14 人(8 月 13 日 - 9 月 27 日)の死亡を発表した。 1 日までの 1 週間平均の感染者数は 252.6 人で、前週の 53.8% となった。 1 日の新規感染者を年代別に見ると、20 代の 51 人が最多で、30 代 35 人、40 代 25 人、50 代 20 人、10 代 18 人がそれぞれ続いた。 65 歳以上の高齢者は 24 人だった。 (asahi = 10-1-21)


ワクチン接種 2 回接種 河野氏が予測「全人口の 80% いきそう」

新型コロナウイルスのワクチン接種の調整を担う河野太郎行政改革相は 1 日の閣議後会見で、2 回目接種について「全人口の 80% ぐらいはいきそうだ」との認識を示した。 政府は 10 - 11 月の早い時期での希望者への 2 回接種完了を掲げており、河野氏は「都道府県内の調整をしっかりやっていただければ、10 月のそれなりのときには希望される方はみんなに打てるのではないか」と述べた。

首相官邸のホームページによると、9 月末までの全体の接種率は 1 回目 70.4%、2 回目 59.8% になっている。 河野氏は「若い方々に推進していくことで全体の接種率を引き上げたい」とも語った。 一方、河野氏は今後の課題として、ワクチンの有効性や安全性に関する正しい情報発信を挙げた。 前回とは違う種類のワクチンを打つ「交差接種」や、免疫を高める 3 回目の「ブースター接種」の対象をどうするかを、専門家に決めてもらう重要性も指摘した。 (asahi = 10-1-21)


東京都で 218 人が感染 前週から 313 人減少、重症者は 100 人に

東京都は 30 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 218 人確認したと発表した。 前週の木曜日(23 日)から 313 人減り、前の週の同じ曜日を 39 日連続で下回った。 30 日までの 1 週間平均の感染者数は 257.6 人で、前週の 47.1% となった。 都はまた、30 - 90 代の男女 12 人(8 月 17 日 - 9 月 28 日)の死亡を発表した。 人工呼吸器か体外式模型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日から 7 人減って 100 人だった。 30 日の新規感染者を年代別に見ると、20 代の 63 人が最多で、30 代 37 人、40 代 29 人、50 代 26 人、10 代 18 人がそれぞれ続いた。 65 歳以上の高齢者は 28 人だった。 (asahi = 9-30-21)


緊急事態宣言最終日の沖縄、新規感染 64 人 人口あたり全国最多続く

緊急事態宣言の最終日となる 9 月 30 日、沖縄県は新たに 64 人が新型コロナウイルスに感染し、50 - 90 代の男女 5 人が死亡したと発表した。 県内の感染確認者数は延べ 4 万 9,622 人、関連死者は計 307 人となった。 新規感染者数は前週の同じ曜日より 77 人少なかった。 直近 1 週間の人口 10 万人あたりの新規感染者数は、県の集計で 37.30 人。 減少傾向にあるが、全国最多が続いている。 在沖米軍からは、計 6 人が感染したと県に報告があった。 県のまとめでは、在沖米軍関連の感染者は計 2,727 人。 (寺本大蔵、asahi = 9-30-21)


ブレークスルー感染しても 重症化リスク 8 分の 1、致死率 3 分の 1 に

ワクチン接種後に新型コロナウイルスに感染する「ブレークスルー感染」があっても、ワクチンをうたない場合より重症化を防げる傾向があるという研究結果を、国立国際医療研究センターがまとめた。 65 歳以上の高齢者では、集中治療室 (ICU) に入るほど重症化する割合は 8 分の 1、死亡する割合は 3 分の 1 に下がった。

調査対象は、7 月 1 日 - 9 月 22 日に全国の医療機関から報告があった患者 3,417 人。 ワクチンの効果が出るとされる2回目接種から 14 日以降に症状が出たブレークスルー感染は 54 人だった。 重症化しやすい 65 歳以上で比べると、ワクチンを接種していない人が ICU に入る割合は 16.3% だったのに対し、ブレークスルー感染者は 2.3% にとどまった。 死亡した割合もワクチン未接種者の 14.7% に対し、ブレークスルー感染者は 4.5% と低かった。 (市野塊、asahi = 9-30-21)


東京都で 267 人が感染 38 日連続で前週より減少、死者は 17 人

東京都は 29 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 267 人確認したと発表した。 前週の水曜日(22 日)から 270 人減り、前の週の同じ曜日を 38 日連続で下回った。 また、40 代 - 90 代の男女 17 人(8 月 16 日 - 9 月 27 日)の死亡を発表した。

都によると、29 日までの 1 週間平均の感染者数は 302.3 人で、前週の 51.2% となった。 人工呼吸器か体外式模型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日から 10 人減って 107 人だった。 29 日の新規感染者を年代別に見ると、30 代の 63 人が最多で、20 代 60 人、40 代 39 人、50 代 29 人、10 代 22 人がそれぞれ続いた。 65 歳以上の高齢者は 28 人だった。 (asahi = 9-29-21)


自衛隊大規模接種センター 全予約枠を「16 歳以上」に変更

東京と大阪に設置した新型コロナウイルスワクチンの自衛隊大規模接種センターをめぐり、防衛省は 29 日、10 月 4 日の接種分以降は、すべての枠で 16、17 歳も予約できるようにする、と発表した。 予約受け付けの開始は 9 月 30 日午後 6 時。 その後の予約開始日は月、木曜日とする。 一部の枠を 16 - 18 歳に充てる予定で準備していたが、18 歳以上の一般枠が予約で埋まらない状況になっているため、対応を変更した。 1 日あたりの予約枠は東京が 1 万人分、大阪が 5 千人分。 (asahi = 9-29-21)


東京都で新たに 248 人感染 37 日連続、前週下回る

東京都は 28 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 248 人確認したと発表した。 前週の火曜日(21 日)から 5 人減り、前の週の同じ曜日を 37 日連続で下回った。 また、10 代男性を含む男女 8 人(7 月 29 日 - 9 月 11 日)の死亡を発表した。 都内で 10 代の死者が確認されたのは初めてで、死因は事故によるものだという。

都によると、28 日までの 1 週間平均の感染者数は 340.9 人で、前週の 51.3% となった。 人工呼吸器か体外式模型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日から 8 人減って 117 人だった。 28 日の新規感染者を年代別に見ると、20 代の 80 人が最多で、40 代 41 人、30 代 38 人、50 代 28 人、10 代 19 人がそれぞれ続いた。 65 歳以上の高齢者は 25 人だった。 (asahi = 9-28-21)


19 都道府県の緊急事態宣言、30 日解除へ 重点措置への移行も無し

19 都道府県に出している新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言について、菅義偉首相は 27 日、期限の 30 日ですべて解除する方針を固めた。 宣言に準じた「まん延防止等重点措置」への移行も行わない方向。 解除後も特別措置法に基づく知事の判断による自粛要請は継続し、酒類提供などの規制は段階的に緩和する方針だ。 複数の関係者が明らかにした。 8 県に適用中の重点措置も期限の 30 日で解除する方向で調整している。 28 日に「基本的対処方針分科会」に諮り、了承されれば政府の対策本部で正式決定する。

首相は 27 日夕、首相官邸で田村憲久厚生労働相ら関係閣僚と協議。 その後、記者団の取材に応じ、「今後も高い警戒感を持ち、飲食などについて段階的に緩和を行っていく必要があり、具体的な内容も諮りたい」と述べた。

一方、宣言が解除された場合、東京都は 10 月 1 日以降、全面的に自粛を求めてきた飲食店での酒類提供を認める方向で調整に入った。 都が認証した店舗が対象で、酒類提供を午後 8 時までとし、営業時間を午後 9 時までとする案を軸に検討している。 大阪府の吉村洋文知事は 27 日、宣言解除後の飲食店での酒類提供について「(午後) 8 時半か 8 時か、時間の制限はお願いするのが適切だ」と述べた。 営業時間の短縮要請は、午後 9 時に緩和する考えを示している。

今月 26 日時点で、病床使用率の指標は、宣言下の全地域で重症者用病床も含めて宣言の目安の「ステージ 4(感染爆発)」の水準を切った。 新規感染者数の指標は、大阪府と沖縄県でステージ 4 の水準を超えるが、政府の対策分科会は「2 週間ほど下降傾向」なら水準を超えても解除できるとする「新指標」を示している。 政府は再度の感染拡大に備え、ワクチンの接種証明書や検査による陰性証明書を活用することで、飲食店やイベントなどへの規制を段階的に緩和できるようにする方針。 10 月からはプロ野球などの大規模イベントも含め、入場者の接種や陰性証明を確認し、その後の感染状況も追跡する実証実験を始める。 (西村圭史、asahi = 9-27-21)


コロナ「検査キット」、厚労省が薬局販売を解禁 規制緩和に活用も

厚生労働省は 27 日、医療用として承認した新型コロナウイルスの「抗原検査キット」について、薬局での販売を特例的に解禁した。 PCR 検査より手軽に使え、短時間で結果も出るため、政府は、飲食規制の緩和などの対象にする「陰性証明」に活用する考えを示している。 検査キットは自分で鼻の穴を綿棒でぬぐい、試料が入ったチューブに浸し、試料をキットにたらすだけで 15 - 30 分で結果が出る。 数時間かかり、専門技師や機器も必要な PCR 検査より簡便だ。 一方、PCR 検査が少量のウイルスで検出可能なのに対し、検査キットは一定以上のウイルス量が必要で、正確さは PCR 検査に劣る。 このため厚労省は、症状のない人の確定診断には推奨していない。

厚労省は薬局での販売を認めていなかったが、手軽に購入できるよう規制改革推進会議に求められ、方針を変えた。 感染していても陰性と示される「偽陰性」が出る場合があり、購入の際に薬剤師が、感染対策を続けることなどを指導するとしている。 今回、薬局販売の対象になるのは薬事承認を受けた 15 種類。 未承認の検査キットは「研究用」としてインターネット上などで安価で販売されているが、性能は確認されていない。

厚労省は引き続き、感染の有無の確定診断用に無症状者が検査キットを使うことは推奨しない。 ただ政府は、飲食やイベントの人数制限緩和のために、ワクチン接種の証明や陰性証明を組み合わせた「ワクチン・検査パッケージ」を 11 月にも導入するとしており、キットの活用方法を検討する。 (下司佳代子、asahi = 9-27-21)


病床使用率、19 都道府県で 5 割下回る 「医療体制も改善傾向」

新型コロナウイルス対策を厚生労働省に助言する専門家組織は 27 日の会合で、全国の新規感染者や重症者、死亡者は減少しており、「医療提供体制も改善傾向にある」と指摘した。 緊急事態宣言の解除を判断するのに重要な指標となる病床使用率は、宣言が出ている 19 都道府県で、いずれも基準値の 50% を下回った。 会合に提出された資料によると、26 日時点で、19 都道府県の確保病床使用率と重症用確保病床使用率は、ともに 50% 未満だった。 確保病床使用率は比較的高いところでも、埼玉県 31%、神奈川県 33%、愛知県 32%、大阪府 34%、兵庫県 33%、沖縄県 34% だった。

重症用は東京都のみ 4 割を超えて 44%。 3 割超は神奈川県の 37%、大阪府 31%、沖縄県 36%だった。 新規感染者は 19 都道府県ともに、緊急事態宣言解除の指標となる 2 週間連続の減少となった。 減少幅は前週に続いて半分程度と大きく、26 日までの 1 週間と前週の増減率は東京都 0.44 倍、愛知県 0.42 倍、大阪府 0.51 倍、沖縄県 0.50 倍だった。 重症者数は 26 日時点で、1,106 人。 感染の「第 5 波」でピークだった 9 月 3 日の 2,223 人の半分程度になったが、「第 3 波」のピークだった 1 月 26 日の 1,043 人と同水準だった。

新規死亡者数は 29 人で、「第 5 波」ピークの約 90 人から減っている。 第 3 波、第 4 波は 100 人を超える日が多かった。 緊急事態宣言を解除する際の指標は、ほかに入院率などもある。 22 日時点の自宅療養者は 2 万 9,255 人、療養先調整中は 4,079 人だった。 田村憲久厚生労働相は会合で「(新規感染者数が)急激に下がっているが、なぜ減っているのか、理解が進んでいないというところがある。 よく分からずに減っているということは、また増えてくる可能性が十分にある」と述べた。 (田伏潤、asahi = 9-27-21)


東京都で新たに 154 人の感染確認 週平均 341,6 人まで減少

東京都は 27 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 154 人確認したと発表した。 前週の月曜日(20 日)から 148 人減り、前の週の同じ曜日を 36 日連続で下回った。 27 日までの 1 週間平均の感染者数は 341.6 人で、前週の 44.3% となった。 人工呼吸器か体外式模型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日から 4 人減って 125 人だった。 また、新たに 40 代 - 90 代の 11 人(8 月 15 日 - 9 月 26 日)の死亡を発表した。 27 日の新規感染者を年代別に見ると、20 代の 37 人が最多で、40 代 31 人、30 代 29 人、10 代、50 代がそれぞれ 16 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 13 人だった。 (asahi = 9-27-21)


大阪、新たに 141 人感染 100 人台は 2 カ月半ぶり

大阪府は 27 日、府内で新たに 141 人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。 府内の新規感染者が 200 人を下回るのは 7 月 12 日(104 人)以来 2 カ月半ぶり。 また、26 日に 40 代男性 1 人が死亡したことも確認された。 府内の感染者は延べ 19 万 8,676 人、死者は計 2,948 人になった。 入院中の重症患者は前日より 16 人減の 153 人で、府が確保する重症病床 605 床の使用率は 25.3%。 入院中の軽症・中等症患者は前日から 48 人増えて 1,076 人となり、府が確保する 2,798 床の使用率は 38.5% となった。 (asahi = 9-27-21)


全国で 2,134 人感染、減少傾向続く 重症者は 1,133 人

新型コロナウイルスの国内感染者は 26 日午後 8 時現在、新たに 2,134 人が確認された。 前週の日曜日(19 日)より 4 割少なく、減少傾向が続いている。 死者は 21 人だった。 東京都の新規感染者は 299 人で、35 日連続で前の週の同じ曜日を下回った。 ほかに 200 人を超えたのは大阪府(386 人)だけだった。 厚生労働省によると、25 日時点の全国の重症者は 1,133 人で、前日から 52 人減った。 (asahi = 9-26-21)


東京都、コロナ 299 人感染確認 3 日連続 500 人下回る 死亡は 11 人

東京都内では 26 日、新たに 299 人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、11 日連続で 1,000 人を下回りました。 また、都は、感染が確認された 11 人が死亡したことを明らかにしました。 1 週間前の日曜日より 266 人減りました。 1,000 人を下回るのは 11 日連続、500 人を下回るのは 3 日連続です。 また、26 日までの 7 日間平均は 400 人を下回って 362.7 人で、前の週の 44.5% でした。 7 日間平均が前の週を下回るのは 33 日連続で感染確認の減少が続いています。

26 日の 299 人の年代別は、▼10 歳未満が 35 人、▼ 10 代が 31 人、▼ 20 代が 74 人、▼ 30 代が 60 人、▼ 40 代が 40 人、▼ 50 代が 28 人、▼ 60 代が 16 人、▼ 70 代が 12 人、▼ 80 代が 2 人、▼ 90 代が 1 人です。 これで都内で感染が確認されたのは 37 万 4,529 人になりました。 一方、都の基準で集計した 26 日時点の重症の患者は 25 日より 2 人減って 129 人でした。 また、都は、感染が確認された 40 代から 90 代の男女合わせて 11 人が死亡したことを明らかにしました。 これで都内で感染して死亡した人は 2,872 人になりました。 (NHK = 9-26-21)


大阪府で新たに 386 人感染 1 人死亡 児童施設などでクラスター

大阪府は 26 日、府内で新たに 386 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 1 日あたりの新規感染者は 1 週間前(19 日)よりも 81 人減った。 また、40 代の女性 1 人の死亡も確認された。 府内の感染者は延べ 19 万 8,535 人、死者計 2,947 人。

入院中の重症患者は前日と同じ 169 人で、一般医療と両立可能な 320 床の使用率は 52.8% のまま。入院中の軽症・中等症患者は前日から 41 人増えて 1,028 人となり、府が確保する 2,789 床の使用率は 36.9% となった。 府は、大阪市内の高齢者施設と東大阪市内の児童施設でこれまでに各 15 人の感染を確認した。 府はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。 (asahi = 9-26-21)


全国で新たに 2,674 人の感染確認 前週の土曜日から約 2 千人減少

新型コロナウイルスの国内感染者は 25 日午後 8 時現在、新たに 2,674 人が確認された。 前週の同じ土曜日(18 日)よりも約 2 千人少なかった。 死者は 33 人だった。 厚生労働省によると、24 日時点の全国の重症者は 1,185 人で、前日から 43 人減った。 東京都の新規感染者は 382 人で、34 日連続で前の週の同じ曜日を下回った。 ほかに、200 人超の感染が確認されたのは、▽ 大阪府 425 人、▽ 愛知県 213 人、▽ 埼玉県 212 人、▽ 兵庫県 206 人。 沖縄県では 115 人が確認され、直近 1 週間の人口 10 万人あたりの新規感染者数で見ると、全国最多の状態が続いている。 (asahi = 9-25-21)


東京で 382 人が感染 前週比 480 人減、34 日連続で下回る

東京都は 25 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 382 人確認したと発表した。 前週の土曜日(18 日)から 480 人減り、前の週の同じ曜日を 34 日連続で下回った。 25 日時点の 1 週間平均の感染者数は 400.7 人で、前週の 45.2% となった。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日から 8 人減って 131 人だった。 また、新たに 50 代 - 90 代の 8 人が死亡したと発表した。 25 日の新規感染者を年代別に見ると、20 代の 94 人が最多で、30 代 68 人、40 代 55 人、50 代 48 人、10 歳未満 33 人、10 代 31 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 41 人だった。 (asahi = 9-25-21)


集団接種会場「12 歳以上」へ引き下げ ワクチン予約が低調な埼玉県

新型コロナウイルスワクチンの若年層の接種を進めようと、埼玉県は、県内 4 カ所に設ける集団接種会場で接種できる年齢を 12 歳以上に引き下げると 24 日、発表した。 命や暮らしを守る仕事に従事するエッセンシャルワーカーの優先接種を進めた後、23 日からは 16 歳以上の県民を対象に広げて予約受け付けを始めたが、低調だったため、さらに引き下げることにした。 16 歳未満は保護者の同意か同伴が必要。

23 日に始めた接種予約は、県民健康福祉村(越谷市)、ウェスタ川越(川越市)、熊谷文化創造館さくらめいと(熊谷市)の 3 会場で今月下旬から 10 月 3 日までの分。 3 会場合わせて計 1 万 4 千人分を準備したが、24 日昼時点で約 3,200 人分の予約にとどまった。 このため県は「若い世代にも広く接種してほしい」とさらに対象年齢を引き下げた。

もう一つの集団接種会場、県浦和合同庁舎(さいたま市)で接種できる予約は、10 月 11 日からの分を、同 7 日から受け付ける。 職域接種などで米モデルナ製を 1 回接種したものの、2 回目の接種ができずにいる人も対象にする。 この会場と川越、熊谷の 2 会場はモデルナ製、越谷の会場は米ファイザー製を使う。 予約は 専用サイト から。 (川野由起、asahi = 9-25-21)


東京都で新たに 235 人感染 週平均の感染者数 500 人を下回る

東京都は 24 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 235 人確認したと発表した。 前週の金曜日(17 日)から 547 人減り、前の週の同じ曜日を 33 日連続で下回った。 祝日だった 23 日の検査数が少なかったことも影響したとみられる。 24 日時点の 1 週間平均の感染者数は 469.3 人で、前週の 49.6% となった。 1 週間平均の感染者が 500 人を下回るのは、6 月 29 日の 494.9 人以来。

人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日から 4 人減って 139 人だった。 また、新たに 40 代 - 100 歳以上の 15 人が死亡したと発表した。 24 日の新規感染者を年代別に見ると、20 代の 62 人が最多で、30 代 39 人、40 代 36 人、50 代 30 人、10 代 26 人、10 歳未満 16 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 16 人だった。 (asahi = 9-24-21)


8 月以降の東京のコロナ死、8 割ワクチン未接種 基礎疾患ある人多く

新型コロナウイルスに感染して 8 月以降に死亡した東京都内の患者で、ワクチン接種歴が判明した 412 人のうち約 12% (49 人)がワクチンを 2 回接種済みだったことがわかった。 都が 24 日のモニタリング会議で明らかにした。 大半が糖尿病や高血圧といった基礎疾患がある 60 歳以上の患者だったという。 一方で、死者の約 8 割はワクチンを未接種だったため、都は引き続き接種を呼びかけている。

都によると、8 月 1 日 - 9 月 20 日にコロナに感染して亡くなったのは 484 人で、ワクチン接種歴が分かっている人は 412 人。 このうちワクチンを 2 回接種した後に死亡した人は 49 人 (11.9%)、1 回接種した後に死亡した人は 38 人 (9.2%) いた。 2 回接種して死亡した 49 人のうちガンや糖尿病、高血圧といった基礎疾患がある人が 45 人を占め、48 人が 60 歳以上だった。

一方、ワクチンを接種していなかった死者は 325 人 (78.9%)。 うち基礎疾患がある人が 253 人で、ない人が 17 人、疾患の有無が分からない人が 55 人だった。 東京感染症対策センター(東京 iCDC)専門家ボードの賀来満夫座長は、モニタリング会議で「ワクチン接種によって死亡の発生を抑える効果があると考えられる」と述べた。

会議では、都内の感染状況や医療提供体制が改善に向かっていることも報告された。 1 週間平均の感染者数は 572.4 人(22 日時点)と、1 週間前の 1,095.1 人から減少。 入院患者数も 2,046 人で、1 週間前の 3,097 人から大きく減った。 ただ、都医師会の猪口正孝副会長は会議で「この状況で新規陽性者が増加に転じれば、医療提供体制は再び危機的状況となる」と指摘し、感染防止策を徹底するよう呼びかけた。 (軽部理人、asahi = 9-24-21)

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