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東京都で新たに 1,004 人が感染 前週火曜日から 625 人減少 東京都は 14 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 1,004 人確認したと発表した。 前週の火曜日(7 日)から 625 人減り、前の週の同じ曜日を 23 日連続で下回った。 14 日までの 1 週間平均の感染者数は 1,243.7 人となり、前週比は 55.7%。 13 日までの 3 日間の平均検査件数は 7,577.0 件だった。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日から 17 人減って 208 人だった。 また、50 代 - 80 代の男女 14 人が死亡した。 14 日の新規感染者を年代別に見ると、20 代の 259 人が最多で、30 代 198 人、40 代 168 人、50 代 114 人、10 歳未満 94 人、10 代 80 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 64 人だった。 (asahi = 9-14-21) 東京都内で初めて宿泊療養中の死者 入院の方針決まるも間に合わず 東京都は 14日、新型コロナウイルスに感染して宿泊療養中だった 60代男性が死亡したと発表した。 都によると、新型コロナが発生した昨春以降、約 6 万 6 千人の宿泊療養者を受け入れたが、都内で死者が出るのは初めてだという。 都によると、男性は 13 日夕方にホテルに入所。 倦怠感があったものの体温は 36.5 度で血中酸素飽和度は 99% だったことから、軽症と判断された。 14 日午前中に、ふらつく症状が出たため、医師によるリモート診断で入院する方針が決まったが、同日昼過ぎに部屋で倒れているのを看護師が発見し、搬送先の病院で死亡が確認された。 基礎疾患はなかったとみられている。 (asahi = 9-14-21) ファイザーのワクチンに白い浮遊物 神奈川・相模原と鎌倉で発見続く 新型コロナウイルスのワクチンの接種で、神奈川県相模原市は 14 日、集団接種会場と医療機関で 11 - 14 日に、米国のファイザー製のワクチン 3 瓶(18 人分)で白い浮遊物が見つかったと発表した。 いずれも同じロット番号だという。 鎌倉市も 13 日、ファイザー製の 1 瓶で白い浮遊物が見つかったと発表しており、ロット番号も同じだという。 両市とも、浮遊物が見つかった瓶の接種はやめ、ファイザー社に分析を依頼する。 同じロットの他の瓶は浮遊物がないことを確認したうえで、接種を続けるという。 (asahi = 9-14-21) 東京都で新たに 611 人の感染確認 22 日連続で前週を下回る 東京都は 13 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 611 人確認したと発表した。 6 日の月曜日から 357 人減り、前の週の同じ曜日を 22 日連続で下回った。 700 人を下回るのは 7 月 12 日(502 人)以来。 13 日までの 1 週間平均の感染者数は 1,333 人となり、前週比 55.2% だった。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は前日から 5 人減って 225 人で死者は 30 代 - 100 歳以上の 12 人が発表された。 12 日までの 3 日間の平均検査件数は 6,532 件だった。 13 日の新規感染者を年代別に見ると、20 代の 165 人が最多で、30 代 115 人、40 代 91 人、50 代 71 人、10 代 61 人、10 歳未満 54 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 40 人だった。 (asahi = 9-13-21) 自宅などで死亡の感染者 250 人 8 月に急増、第 3 波の 2 倍に 自宅などにいた人が亡くなり、警察が事件性の有無の確認などをした事案のうち、8 月中に新型コロナウイルスへの感染が確認された死者が、全国で計 250 人に上ることが警察庁への取材でわかった。 31 人だった 7 月の約 8 倍で、集計を取り始めた昨年以降、月別では最多となった。 「第 5 波」で自宅療養者が急増したことが背景にある可能性がある。 警察庁によると、遺体を検案した医師に聞き取ったところ、250 人のうち死因が新型コロナと判断されたのは 158 人。 ほかは「肺炎」、「その他の病気」、「事故」、「不詳」などだった。 都道府県別では、東京の 112 人が最も多かった。 埼玉 23 人、神奈川 22 人、大阪 20 人、千葉 19 人と続く。 年代別では 50 代が 74 人、70 代 41 人、60 代 40 人、40 代 34 人、80 代 28 人、30 代 23 人、20 代 5 人、90 代 4 人、10 代 1 人だった。 発見場所別では、自宅や高齢者施設、宿泊施設などが 218 人。 駐車中の車内などの外出先が 32 人だった。 死亡前に感染が確認されていた人は 132 人。 搬送先の病院で感染の疑いがあるなどとして、死後の PCR 検査で感染が判明した人は 118 人だった。 昨年 3 月以降に警察が取り扱った事案のうち、感染が確認された死者は計 817 人となった。 推移を見ると、昨年 12 月に 56 人に急増して第 3 波の今年 1 月は 132 人に倍増。 第 4 波の 4、5 月は 90 人台だったが、6、7 月は 30 人台に減っていた。 (田内康介、asahi = 9-13-21) ステロイド処方の横浜、ネットで集中治療室結ぶ埼玉 独自の取り組み 東京、大阪など 19 の都道府県に発出されていた緊急事態宣言が 13 日、延長された。 重症者数が高止まりする中、重症化を未然に防ぐための独自の取り組みが広がり、ワクチン接種を広めようと「出前」する動きも出てきた。 東京都八王子市は、市役所とコロナ患者を受け入れる 7 つの病院をオンラインで結び、情報交換する「地域医療体制支援拠点」の取り組みを続けている。 「重症部屋に1床空きがあります」「今日は5人プラスアルファくらい退院できるかなと思います」。医師ら病院側が病床の空き状況を伝えたり、市職員が保健所の把握している患者の情報や病状を共有したり。毎日昼過ぎにモニター越しに顔を合わせている。 感染が拡大する中、保健所は患者の入院調整などの作業に追われ、患者への健康観察の業務が滞ってしまう傾向にあった。 そこで市側が保健所に患者の状態などを聞き取り、入院先の調整は「地域医療体制支援拠点」で担うことにした。 行政と病院側で連携して素早く方針を決めることで、治療や入院の遅れによる重症化を未然に防ぐ狙いだ。 感染が急拡大した 8 月上旬には感染者への最初の聞き取りが陽性判明から 4 日後になったこともあったが、支援拠点の設置で遅くとも翌日には連絡できるようになったという。 支援拠点のメンバーのひとり、南多摩病院の朽方規喜医師は「病院や保健所の業務の負担を減らすことを通して適切な医療を受けられる体制を整えていきたい。 自宅での死亡といった防げたコロナ死をゼロにするのが目標。」と話す。 横浜市は、自宅療養者の重症化を防ぐため、保健所と病院が連携し、肺炎などを抑える効果がある「ステロイド」を処方する取り組みを始めた。 呼吸不全があるなど重症化する恐れのある患者が対象だ。 厚生労働省がまとめた「診療の手引き」によると、ステロイドは酸素吸入が必要な「中等症 II」以上の患者に効果があるとされる一方、軽症患者に使うと悪化を招く可能性があると指摘されている。 そこで市は保健所が自宅療養者のうち酸素飽和度の値が低く重症化のおそれがあると判断した人のデータを抽出して市立市民病院に提供。 病院の医師が電話で診察し、処方の必要性を判断する仕組みを整えた。 市によると、9 月 3 日までに 109 人に処方し、97 人の症状が軽くなったという。 担当者は「患者の重症化防止と医療現場の負担軽減をめざし、病院と地域の連携を深めたい」と話す。 重篤化した患者の救命率を向上させようという試みも出てきた。 埼玉県内では 7 月から、重篤化した患者を受け入れる 6 つの病院が、集中治療室 (ICU) をインターネットで結び、遠隔で診療を支援する「Tele-ICU」を始めた。 ICU に設けられたカメラを通じてモニターに映し出された診療風景を、別の病院にいる集中治療の専門医が確認。 現場にいる医師にアドバイスする。 参加する病院同士で、週 1 回症例を共有し、治療法の議論もする。 中心的な役割を担う自治医科大学付属さいたま医療センター(さいたま市大宮区)副センター長の讃井(さぬい)将満医師は「標準的な治療が効かない人への対応など現場で困ったことについて知恵を出し合える」と話す。 一方、ワクチン接種を広めようと、大阪府豊中市が 13 日、キャンピングカーを改造した「ワクチンカー」を市民の希望する場所に派遣し、車内で接種する取り組みを始めた。 育児中で接種会場まで移動しにくい親など、40 代以下の若年層への接種を加速する狙いがある。 保健所の担当者は「『ワクチンカーが来てくれるならば、周りの人と一緒に打とうかな』と思ってもらえるようにしたい」と話す。 (藤野隆晃、丸山ひかり、asahi = 9-13-21) 全国で新たに 7,212 人が感染 前週比で 44% 減 新型コロナウイルスの国内感染者は 12 日、午後 8 時現在で新たに 7,212 人が確認された。 前週の同じ日曜日から 5,698 人 (44.1%) 減り、3 日連続で 1 万人を下回った。 41 人が死亡し、11 日時点の重症者は 2,010 人だった。 東京都では 1,067 人の感染が判明した。 20 代の 254 人が最多で、10 歳未満も 111 人に上った。 死者は 50 - 90 代の 21 人と全体の半数余りを占めた。 感染者が全国で最も多かったのは大阪府の 1,147 人。 入院中の重症者は前日より 6 人減の 271 人で、確保する最大病床(605 床)の 44.8% だった。 (asahi = 9-12-21) 東京都で新たに 1,067 人が感染 前週の日曜日から 786 人減少 東京都は 12 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 1,067 人確認したと発表した。 5 日の日曜日から 786 人減り、前の週の同じ曜日を 21 日連続で下回った。 12 日までの 1 週間の平均では 1,384 人となり、前週比 54.3% だった。 12 日の新規感染者を年代別に見ると、20 代の 254 人が最多で、30 代 187 人、40 代 184 人、10 代 137 人、10 歳未満 111 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 66 人だった。 死者は 50 - 90 代の 21 人が判明した。 (asahi = 9-12-21) 大阪府で 1,147 人感染、1 人死亡 大阪府は 12 日、府内で新たに 1,147 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 また、50 代の男性 1 人が亡くなったことも確認された。 府内の感染者は延べ 19 万 561 人、死者は計 2,871 人になった。 入院中の重症患者は前日より 6 人少ない 271 人で、確保する最大病床(605 床)に対する使用率は 44.8%。 軽症中等症患者は前日より 144 人多い 2,005 人で、確保病床(2,722 床)の使用率は 73.7% になった。 (asahi = 9-12-21) ワクチン 2 回接種「国内人口の 5 割超す」 西村氏 西村康稔経済財政・再生相は 12 日の NHK 番組で、新型コロナウイルスのワクチン接種について「2 回目接種はもう今の時点で(国民の) 5 割を超えている。 半数以上の方が 2 回目接種を終えていると思う。」と指摘した。 現状のペースなら 9 月末には 6 割を超え、今の欧州並みの水準になるとの見通しも明らかにした。 日本は医療従事者の接種が 2 月、高齢者の接種が 4 月に始まった。ワクチンの治験に時間がかかり欧米に比べて出遅れたが、追いつきつつある。 英オックスフォード大の研究者らでつくる「アワー・ワールド・イン・データ」の 9 月 10 日時点の集計では、必要回数の接種を終えた人の割合は、総人口比で米国は 52.9% だった。 英国は 64.2% で、フランスは 62.5% となっている。 希望する国民の 2 回接種の完了時期について、河野太郎規制改革相は「11 月初め頃」との見通しを示す。 3 回目接種の必要性や実施時期については厚生労働省が検討する。 政府は 2 回接種の証明と検査の陰性証明とを組み合わせ、飲食やイベントなどで行動制限を緩和する仕組みの検討を進める。 (nikkei = 9-12-21) 東京都・新型コロナ 17 人死亡 1,273 人感染確認 東京都内では 11 日、10 歳未満から 90 代までの男女合わせて、新たに 1,273 人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、20 日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。 また都は感染が確認された 17 人が死亡したことを明らかにしました。 1 週間前の土曜日より 1,089 人減り、20 日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。 11 日までの 7 日間平均は 1,496.3 人で、前の週の 54.9% です。 7 日間平均が前の週を下回るのは 18 日連続です。 11 日の 1,273 人の年代別は、▽ 10 歳未満が 134 人、▽ 10 代が 126 人、▽ 20 代が 317 人、▽ 30 代が 253 人、▽ 40 代が 189 人、▽ 50 代が 130 人、▽ 60 代が 52 人、▽ 70 代が 40 人、▽ 80 代が 23 人、▽ 90 代が 9 人です。 これで都内で感染が確認されたのは 36 万 5,216 人になりました。 一方、都の基準で集計した 11 日時点の重症の患者は、10 日より 10 人減って 233 人でした。 また都は、感染が確認された 40 代から 90 代の男女合わせて 17 人が死亡したことを明らかにしました。 これで都内で感染して死亡した人は 2,645 人になりました。 (NHK = 9-11-21) 新型コロナ、大阪府で新たに 1,263 人の感染確認 1 人死亡 大阪府は 11 日、府内で新たに 1,263 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 また、50 代の男性 1 人が亡くなったことも確認された。 府内の感染者は延べ 18 万 9,414 人、死者は計 2,870 人になった。 入院中の重症患者は前日より 1 人少ない 277 人。 確保する最大病床(605 床)の使用率は 45.8% になった。 軽症中等症患者は 59 人少ない 1,861 人で、確保病床(2,722 床)の使用率は 68.4% だった。 これまでに 7 人の感染が判明していた堺市西区の市立浜寺南中学校で新たに 14 人の感染が確認された。 また、茨木市にある製造業の事業所 2 カ所で、それぞれ 9 人と 6 人の感染が確認された。 (asahi = 9-11-21) 愛知で 970 人感染 「密」フェスタ関連は 4 人増え 38 人に 愛知県は 11 日、新型コロナウイルスに 970 人が感染したと発表した。 1 日の新規感染者数が 1 千人を下回るのは 8 月 17 日以来。 名古屋市は 427 人。 県全体の死者は 3 人だった。 また感染対策が不十分な野外音楽フェスティバルが中部空港島(同県常滑市)で開かれた問題で、県は 11 日、会場にいた 4 人の感染を新たに確認したと発表した。 フェス関連の感染者は計 38 人になった。 (asahi = 9-11-21) 東京都で新たに 1,242 人の感染確認 1 週間平均の前週比は 57% に 東京都は 10 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 1,242 人確認したと発表した。 前週の金曜日(3 日)より 1,297 人減った。 前週の同じ曜日を下回るのは 19 日連続となる。 10 日までの 1 週間平均の感染者数は 1,651.9 人で、前週比は 57.0% となった。 9 日までの 3 日間の平均検査件数は 1 万 1,015.3 件だった。 都はまた、新たに 40 代から 90 代の男女 15 人が死亡したと発表した。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日から 8 人減って 243 人だった。 感染者 1,242 人を年代別にみると、20 代が 330 人で最多。 30 代が 222 人、40 代が 210 人、50 代が 142 人、10 歳未満が 106 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 98 人だった。 (asahi = 9-10-21) 愛知の「密」フェス参加者らコロナ感染 34 人に 北海道や東京でも 新型コロナウイルス感染対策が不十分な野外音楽フェスティバルが中部空港島(愛知県常滑市)で開かれた問題で県は 10 日、フェス参加者ら 5 人の感染を新たに確認した。 フェス関連の感染者は計 34 人になった。 新たに感染が確認されたのは、名古屋市の 20 代男性のほか、北海道 3 人、東京都 1 人。 これまでに 4 人の感染が判明している県と名古屋市による無料 PCR 検査では、新たな陽性者は確認されていない。 フェスは 8 月 29 日、県国際展示場の多目的広場で 8 千人規模で開かれた。 観客同士の距離確保ができておらず、酒も提供していた。 (asahi = 9-10-21) ◇ ◇ ◇ 「密」フェス参加者、感染者 29 人に 無料 PCR 申し込み 1,154 件 新型コロナウイルスの感染対策が不十分な野外音楽フェスティバルが中部空港島(愛知県常滑市)で開かれた問題で、県は 9 日、フェス参加者ら 2 人の感染を新たに確認し、クラスター(感染者集団)は 20 人になった。 他の都府県で確認された感染者も 5 人に上り、フェス関連の感染者は計 29 人となった。 新たに感染が確認されたのは、名古屋市の 30 代男性と 20 代女性のほか、岐阜県 2 人、東京都、静岡県、大阪府各 1 人。 県と名古屋市による無料 PCR 検査は 8 日で受け付けが終了。 最終的に計 1,154 件の申し込みがあり、これまで 4 人の感染が判明している。 フェスは 8 月 29 日、県国際展示場の多目的広場で 8 千人規模で開かれた。 観客同士の距離確保ができておらず、酒も提供していた。 (asahi = 9-9-21) ◇ ◇ ◇ 「密」フェスの感染者 22 人に 出演者 3 人が医療機関に寄付 新型コロナウイルスの感染対策が不十分な野外音楽フェスティバルが中部空港島(愛知県常滑市)で開かれた問題で、県は 8 日、フェス参加者ら 4 人の感染を新たに確認し、クラスター(感染者集団)は 18 人になった。 県と名古屋市による無料 PCR 検査でも新たに 2 人の感染が判明し、フェス関連の感染者は計 22 人となった。 県は、フェス出演者3人から、コロナ患者の入院を受け入れる医療機関に支給する「医療従事者応援金」への寄付があったと明らかにした。 県によると、18 人は名古屋、岡崎など県内 10 市在住の 10 - 20 代男女。 1 日に稲沢市の 20 代女性の感染を確認後、毎日 1 - 5 人の感染が判明。 いずれも症状が出るなどして病院や保健所での検査でわかった。 県と名古屋市の無料 PCR 検査には計 1,133 件の申し込みがあり、今のところ陽性は 4 件となっている。 12 日以降に全体的な結果がわかる見通し。 大村秀章知事は 8 日の記者会見で「こうなるとイベントをやめろとの声が出る。 今後は主催者だけでなく、参加者も自戒して対応してほしい。」と述べた。 8 日、県内では 1,290 人の感染が確認され、うち名古屋市は 543 人。 障害者施設で 11 人、高校運動部で 10 人のクラスターが発生した。 7 日夜時点で入院患者は 1,048 人(病床使用率 64.3%)、重症者は 97 人(同 57.1%)。 重症者のうち 40 - 50代が 67 人と多い。 「(感染拡大の)ピークは過ぎたと思われるが、入院患者数は高水準(大村氏)」との状況だ。 自宅療養者は 1 万 9,178 人。 また、県は名古屋市の繁華街・栄に開設するワクチン大規模接種会場の予約受け付けを 8 日正午から始めたが、11 日から 4 日間の 2,200 人分の枠が 1 時間あまりで埋まった。 10 - 30 代の申し込みが 86.3% を占めたという。 7 日現在、県内の 10 代、20 代の 1 回目の接種率は 25% 前後にとどまっている。 次の 3 日間分の予約は 11 日正午から。 (asahi = 9-8-21) ◇ ◇ ◇ 「密」フェス 14 人クラスター感染、いずれも参加者ら 愛知県が確認 新型コロナウイルスの感染対策が不十分な野外音楽フェスティバルが中部空港島(愛知県常滑市)で開かれた問題で、県は 7 日、14 人の感染を確認しクラスター(感染者集団)に認定した。 14 人はいずれもフェス参加者らという。 このほかにフェス参加者には県と名古屋市が 8 日まで無料 PCR 検査を実施。 7 日午後 1 時までに計 1,025 件の申し込みがあり、すでに 2 件の感染が判明しているが、この日新たな陽性者は確認されなかった。 愛知県では 7 日、1,218 人の感染を確認。 21 日連続で 1 千人を超えた。 名古屋市の学習塾で 24 人、常滑市の障害者施設で 11 人のクラスターが発生した。 塾での確認は県内で初めて。 県全体の新規感染者は減少傾向に転じてきたが、医療体制は厳しい状況だ。 入院患者は 1 日で 13 人増え 1,055 人(病床使用率 64.8%)となり、過去最多だった 5 月 24 日(1,042 人)を更新。 重症者も 6 人増え 94 人(同 55.3%)となり、最多(103 人)に迫る。 重症者の内訳は、10 代 1 人、30 代 5 人、40 代 22 人、50 代 39 人、60 代 14 人、70 代 8 人、80 代 3 人、90 代 2 人で、40 - 60 代の増加が目立つ。 自宅療養者は 114 人増え、1 万 9,129 人となった。 (asahi = 9-7-21) 新型コロナ・東京都で新たに 1,675 人が感染、19 人死亡 重症者は 251 人 東京都は 9 日、新型コロナウイルスの感染者が新たに 1,675 人、死者 19 人が確認されたと発表した。 現在入院している重症患者は 251 人。 1 週間平均の新規感染者数は 1,837.1 人で、9 日時点で対前週比 58.5% となった。 都内の累計の患者数は 36 万 2,701 人。 年代別では、20 代が 407 人、30 代が 348 人、40 代が 285 人、50 代が 166 人などとなっている。 65 歳以上の高齢者は 125 人だった。 死者は 40 代の男性 1 人、50 代の男性 4 人、女性 2 人を含む 19 人。 (東京新聞 9-9-21) 都内のコロナ病床、330 床増床へ 医療機関が要請に答える 東京都は 9 日、新型コロナウイルスの入院患者用にすぐ使える確保病床を 9 月末までに新たに計約 330 床上積みする見通しを明らかにした。 改正感染症法に基づく要請に、すべての医療機関から回答があった。 要請前の 5,967 床(重症 392 床)から、9 月末時点の確保病床は 6,651 床(同 503 床)となり、計 684 床(同 111 床)が上積みされることになる。 9 日の都モニタリング会議で報告された。 都によると、増床は段階的におこない、9 日時点で新たに 264 床、月末までにさらに 68 床を上積みする予定。 病床の上積みの要請とは別に、約 1 万 3,500 の診療所に要請していた医師や看護師らの人材派遣については、臨時医療施設などの運営に 18 施設が、人材派遣には 105 施設が協力できると回答した。 回答率は 9 日現在で 90% で、都はさらに上積みを目指すという。 また、医師・看護師の養成機関の 79% から回答があり、20 施設が人材派遣に、51 施設が市区町村のワクチン接種に協力するとしている。 感染者、再び増える懸念 医療提供体制の強化が進む中、都内の感染者数は減少傾向となっているが、都のモニタリング会議では、専門家から再び上昇することへの懸念が相次いだ。 この日の会議で報告された 1 週間平均の新規感染者数は今月 8 日時点で 1,986 人。 前週の 3,290 人の 60% となったが、専門家は「依然として第 3 波のピーク時(1 月 11 日、1,816 人)を上回る極めて高い値。 再び増加に転じれば危機的状況となる。」と指摘した。 特に新規感染者に占める 10 代以下の割合が 5 連続で上昇しているといい、「新学期を迎えた学生生活での感染防止対策が求められる」と注意を呼びかけた。 「人工呼吸器や体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数も 8 日時点で 252 人と前週の 286 人から減少していたが、第 3 波のピーク時(1 月 20 日、160 人)の約 1.6 倍という状況が続く。 集中治療室に入る患者を重症者に含める国の指標でみると、重症者向け病床使用率は 90.4% と高い水準のままだ。 入院患者数全体も同日時点で 4,008 人で推移し、4 日には 4,251 人と過去最多を更新。 専門家は「災害レベルで感染が猛威を振るう医療緊急事態が続いている」との評価を維持した。 (関口佳世子、釆沢嘉高、asahi = 9-9-21) 緊急事態宣言、19 都道府県で 9 月末まで延長へ 9 日に正式決定 政府は 8 日、新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言について、東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏など計 19 都道府県で 12 日に迎える期限を今月末まで延長する方針を固めた。 宮城県と岡山県は「まん延防止等重点措置」に引き下げる。 9 日に専門家の意見を聞いたうえで、政府対策本部で正式に決める見通し。 複数の政府関係者が明らかにした。 菅義偉首相は 8 日午後、首相官邸で田村憲久厚生労働相ら関係閣僚と協議。 その後首相は記者団に「明日、専門家の分科会に諮る。 医療体制の状況などを重視して、判断を行っていきたい。」と述べた。 現在、宣言は 21 都道府県に出されている。 このうち今月末まで期限を延長するのは、北海道、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、広島、福岡、沖縄の 19 都道府県となる。 一方で、重点措置が適用されている 12 県のうち、福島、石川、香川、熊本、宮崎、鹿児島の 6 県は、今月末まで期限が延長される。 残りの富山、山梨、愛媛、高知、佐賀、長崎の 6 県は 12 日までで解除される。 宣言などが今月末まで延長されることとなり、「コロナ対策に専念する」として自民党総裁選への不出馬を表明した首相の在任中に再度の解除判断が行われる見通しとなった。 政府内では「いまの政権で一定程度めどをつけたい。 そこで解除できなければ、さらに延長して次の政権に判断を委ねればいい。(官邸関係者)」との意見が出ていた。 7 日時点で病床使用率は、17 都府県で宣言の目安となる「ステージ 4 (感染爆発)」となっている。 (asahi = 9-8-21) 東京都で新たに 1,834 人感染 17 日連続で前週を下回る 東京都は 8 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 1,834 人確認したと発表した。 前週の水曜日(1 日)より 1,334 人減った。 前週の同じ曜日を下回るのは 17 日連続となる。 8 日までの 1 週間平均の感染者数は 2,040.6 人で、前週比は 60.6% となった。 7 日までの 3 日間の平均検査件数は 9,900 件だった。 都はまた、新たに 30 代から 100 歳以上の男女 17 人が死亡したと発表した。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日から 8 人減って 252 人だった。 感染者 1,834 人を年代別にみると、20 代が 442 人で最多。 30 代が 361 人、40 代が 323 人、50 代が 206 人、10 代が 196 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 108 人だった。 (asahi = 9-8-21) 大阪府で新たに 2,012 人感染、9 人死亡 大阪府は 8 日、府内で新たに 2,012 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 1 日の新規感染者数が 2 千人を超えるのは 4 日ぶり。 10 - 90 代の男女 9 人の死亡も判明した。 府内の感染者は延べ 18 万 5,356 人、死者は計 2,847 人になった。 死亡した 10 代の男性には基礎疾患があり、他にも重症化リスクを抱えていた。 今月 1 日に救急搬送され、重症病床で治療を受けていたが、7 日に死亡した。 府によると、府内で 20 歳未満のコロナ感染者が亡くなるのは初めてだという。 入院中の重症患者は前日より 8 人増の 279 人で、府が確保する病床(589 床)の使用率は 47.4% となった。 一般医療を制限せずに利用できる病床(320 床)の使用率は 87.2% に達している。 一方、入院中の軽症・中等症患者は前日より 59 人減の 1,973 人となった。 確保病床(2,697 床)の使用率は 73.2% だった。 (asahi = 9-8-21) 保育園で大規模クラスター 「表情見せたい」と職員がマスク徹底せず 熊本市西区の幼保連携型認定こども園「城山保育園」で、職員 14 人と園児 65 人の計 79 人が新型コロナウイルスに感染し、クラスター(感染者集団)と認定された。 同園では、子どもに表情を見せることが大事だとして職員のマスク着用が徹底されていないなど、感染対策が不十分だったことが、市の調査で明らかになった。 市によると、同園については昨年 8 月 - 今年 5 月、保護者から「職員がマスクをしていない。 『顔を見せられないからしない』と言われた。」などと指摘する連絡 5 件が市にあった。 市が園に電話をかけて確認したところ、園側は「子どもの発達のためには(職員の)表情を見せることが大事」などと、マスクを着けない理由を説明。 このとき、マスクを着用する必要性については「分かりました」などと答えていたという。 しかし、8 月 24 日以降、同園で感染者が確認されたことを受け、市が同月 31 日に職員を派遣したところ、マスクを着けていない職員や、体調不良でも出勤していた職員がいたこと、雨の日は窓を開けての換気をしていなかったことなどが確認された。 市は「様々な要因が複合的に重なって大規模(なクラスター)になった」として、感染対策を改めて指導したという。 (堀越理菜、asahi = 9-8-21) 東京都で新たに 1,629 人感染 16 日連続で前週を下回る 東京都は 7 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 1,629 人確認したと発表した。 前週の火曜日(8 月 31 日)より 1,280 人減った。 前週の同じ曜日を下回るのは 16 日連続となる。 7 日までの 1 週間平均の感染者数は 2,231.1 人で、前週比は 63.4% となった。 9 月 6 日までの 3 日間の平均検査件数は 8,546 件だった。 都はまた、新たに 40 - 90 代の男女 16 人が死亡したと発表した。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日から 7 人減って 260 人だった。 感染者 1,629 人を年代別にみると、20 代が 440 人で最多。 30 代が 306 人、40 代が 251 人、50 代が 190 人、10 歳未満が 160 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 104 人だった。 (asahi = 5-7-21) 大阪府で新たに 1,649 人感染、6 人死亡 新型コロナウイルス 大阪府は 7 日、府内で新たに 1,649 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 1 週間前(8 月 31 日)より 697 人減った。 新たに 6 人の死亡も判明した。 府内の感染者は延べ 18 万 3,344 人、死者計 2,838 人。 (asahi = 9-7-21) 東京で新たに 968 人感染 1 千人を下回るのは 7 月 19 日以来 東京都は 6 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 968 人確認したと発表した。 1 日あたりの感染者数が 1 千人を下回るのは 7 月 19 日(727 人)以来。前週の月曜日(8 月 30 日)より 947 人減った。 前週の同じ曜日を下回るのは 15 日連続となる。 6 日までの 1 週間平均の感染者数は 2,414.0 人で前週比は 65.1% となった。 死者は 40 - 90 代の男女 16 人が確認され、うち 40 - 50 代が 7 人を占めた。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用する都基準の重症者数は 267 人で、前日から 3 人増えた。 感染者 968 人を年代別でみると、20 代が 244 人で最多。 ▽ 30 代が 191 人、▽ 40 代が 188 人、▽ 50 代が 104 人、▽ 10 代が 88 人だった。 65 歳以上の高齢者は 41 人だった。 (asahi = 9-6-21) 大阪で新たに 924 人感染 1 千人を下回ったのは 8 月 16 日以来 大阪府は 6 日、府内で新たに 924 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 1 日の新規感染者が 1 千人を下回るのは 8 月 16 日の 964 人以来。 新たに 60 代と 70 代の男性 2 人の死亡も確認され、府内の感染者は延べ 18 万 1,695 人、死者は計 2,832 人になった。 入院中の重症患者は 260 人で、一般医療と両立可能な重症病床数(320 床)の使用率は 81.3%。 確保病床(589 床)の使用率は 44.1% だった。 一方、軽症中等症患者は 2.368 人で、確保している対象病床(2,696 床)の使用率は 87.8% だった。 (asahi = 9-6-21) 感染対策が不十分のまま開催した野外フェス、参加者から陽性 2 件 新型コロナウイルス対策が不十分な野外音楽フェスティバルが中部空港島(愛知県常滑市)で開かれた問題で、愛知県は 6 日、県と名古屋市に、現在計 958 件の無料 PCR 検査の申し込みがあり、2 件の陽性が確認されたと発表した。 県と市がフェス参加者の無料 PCR 検査を受け付けており、12 日以降に全体的な結果がわかる見込みという。 フェスは緊急事態宣言下の 8 月 29 日、県国際展示場の多目的広場で 8 千人規模で開かれた。 観客同士の距離確保ができておらず、酒も提供していた。 (asahi = 9-6-21) 都内で新たに 1,853 人の感染確認 … 14 日連続で前週の同じ曜日を下回る |東京都は 5 日、新型コロナウイルスの感染者を都内で新たに 1,853 人確認したと発表した。 1 週間前から 1,228 人減り、14 日連続で前週の同じ曜日を下回った。 都によると、直近 1 週間の平均新規感染者は 2,549 人で、前週(3,784 人)から 33% 減った。 重症者は前日から 3 人減の 264 人だった。 また、30 - 90 歳代の男女 10 人の死亡が確認された。 (yomiuri = 9-5-21) 大阪府内で新たに 1,820 人感染、3 人死亡 新型コロナウイルス 大阪府は 5 日、府内で新たに 1,820 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 新たに 3 人の死亡も確認された。 府内の感染者は延べ 18 万 772 人、死者は計 2,830 人になった。 入院中の重症患者は 265 人で、一般医療と両立可能な重症病床数(320 床)の使用率は 82.8% になった。 確保病床数(589 床)の使用率は 45.0% だった。 一方、軽症中等症患者は 2,222 人で、確保している対象病床(2,669 床)の使用率は 83.3% だった。 (asahi = 9-5-21) 愛知県の新規感染 1,376 人 先週日曜とほぼ変わらず、高止まり続く 愛知県は 5 日、県内で新たに 1,376 人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 前週の日曜日の感染者数は 1,385 人で、ほぼ横ばい。 1 日あたりの感染者は 19 日連続で 1 千人を超えた。 県によると、4 日時点で、999 人が入院し、584 人が宿泊療養施設に入所している。 自宅療養者は前日より 507 人増えて 1 万 8,441 人となった。 1,776 人は入院調整中。 (asahi = 9-5-21) 国内で 1 万 6,012 人感染 重症者 2,223 人で 3 日連続最多 新型コロナウイルスの国内感染者は 4 日、午後 9 時現在で新たに 1 万 6,012 人が確認された。 厚生労働省によると、3 日時点の重症者は前日より 2 人増の 2,223 人となり、3 日連続で最多を更新した。 確認された死者は 60 人だった。 東京都は 2,362 人の新規感染者を確認。 前週の土曜日(8 月 28 日)より 1,219 人減り、前週の同じ曜日を下回るのは 13 日連続になった。 都によると、一人暮らしの 40 代男性が自宅療養中に亡くなった。 陽性が判明した翌日に保健所が電話したがつながらず、その翌日に警察と消防が自宅を訪れたところ、死亡していたという。 大阪府の感染者は 2,353 人で、前週の土曜より 288 人減ったものの、5 日連続で 2 千人を上回った。 愛知県では 1,776 人、神奈川県 1.633 人だった。 (asahi = 9-4-21) コロナの治療薬、感染拡大で入手困難に 「不育症」の妊婦にも影響か 新型コロナウイルスの感染拡大で、治療に欠かせない薬も不足が深刻だ。 自宅療養患者ののみ薬は入手が難しくなり、厚生労働省が通知を出す事態になっている。 「新型コロナ患者の増加に伴い、治療薬デキサメタゾンの需要が急増している - -。」 厚労省は 8 月 27 日、ステロイド薬デキサメタゾンの安定供給のために、全国の病院や薬局、卸業者に買い込みを控えるよう求める通知を出した。 デキサメタゾンは新型コロナで肺炎が悪化して「中等症 II」となり、自宅療養を続ける人が錠剤を服用する。 服用が早すぎるとかえって症状が悪化する恐れもあるが、過剰な免疫による臓器へのダメージを抑えるとして承認されている薬だ。 コロナ治療に詳しいりんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)の倭(やまと)正也・感染症センター長は「適正に使えば、自宅療養で頼りになる唯一の薬。 入手できない事態は困る。」と話す。 自宅療養者への医療支援を東京都や大阪府などから委託されているファストドクター社(東京)によると、8 月中旬ごろから関東、関西ともにデキサメタゾンの入手に数日かかるようになってきている。 国内で唯一デキサメタゾンの錠剤を製造する日医工(富山市)によると、同月中旬、2 日ほどの間に月間出荷量に相当する注文が集中。 その後も多数の注文が続き、「今はすべてにこたえられていない状況(担当者)」という。 同月 31 日には厚労省の新しいコロナ診療指針が発表され、デキサメタゾンについて、自宅療養者の急変に備えて症状が重くないうちから事前処方できることも明記された。 さらに需要が増える可能性がある。 コロナで重篤化をもたらす血栓(血のかたまり)を防ぐ薬「ヘパリン」も不足している。 持田製薬(東京)は同月 24 日、同社が販売する「ヘパリンカルシウム」の出荷を調整すると発表した。 1 回使い切りで使いやすく、コロナの治療現場での使用が急増しているという。 沢井製薬(大阪市)でも感染拡大が一因となり、同じ薬を出荷調整している。 不育症の妊婦に薬が渡らない恐れも この影響が出かねないのが、流産や死産を繰り返す「不育症」の妊婦だ。 国内で約 140 万人が該当するとされ、中でも血栓リスクが高い妊婦は、治療にヘパリンカルシウムを使う。 胎盤の周りに血栓ができて胎児に栄養が行かなくなることを防ぐためだ。 コロナと不育症をいずれも治療する岡山大学病院によると、9 月の納入量は通常月の約 2,500 本から 1,400 本にほぼ半減する見通し。 コロナ治療は点滴で代替するが、不育症では薬をもらえない人が出る恐れがあるという。 岡山大の中塚幹也教授(産婦人科)は「新型コロナでも重要な薬だが、不育症の妊婦にとっても代替のきかない薬。 感染の急拡大は他の病気で困る人にも影響が及ぶ。 感染防止に協力してほしい。」と話す。 (矢田文、竹野内崇宏、asahi = 9-4-21) 東京、大規模接種センターで若い世代向け優先枠の接種始まる 政府が設置している新型コロナウイルスワクチンの東京の大規模接種センターで、4 日から新たに設けられた若い世代向けの優先枠分の接種が始まりました。 自衛隊が運営する政府の大規模接種センターは、若い世代の接種を進めようと新たに 18 歳から 39 歳の人が優先的に接種を受けられる枠が設けられ、東京・大手町の会場では 4 日から優先枠分の接種が始まりました。 東京の会場での今月 25 日までのおよそ 2 万 2,000 件の優先枠の予約の受け付けは 3 日、午後 6 時の受け付け開始から 2 時間余りで埋まりました。 会場には 4 日、小雨が降る中、午前中から多くの人たちが訪れ、このうち優先枠で予約し、1 回目の接種を受けに来た 23 歳の女性は「きのう無事、予約を取ることができました。 これまでなかなか予約が取れず接種を受けられてほっとしています。」と話していました。 また通常の枠で予約し、2 回目の接種に訪れた 23 歳の男性は「同世代のまわりの友人も自治体の枠では予約が取れない人が多いです。 受けたい人が接種を受けられる環境を整えてほしいです。」と話していました。 一方、大阪の大規模接種センターでは、システムを改修したあと予約を受け付けるということで、来週後半にも接種が始まる見通しです。 また政府は、大規模接種センターの設置期間をおよそ 2 か月延長して 11 月末までとすることも決め、一連の取り組みによってワクチン接種をさらに加速させたい考えです。 (NHK = 9-4-21) |
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