... - 30 - 31 - 32 - 33 - 34 - 35 - 36 - 37 - 38 - 39 - 40 - ...
新規感染者 9 割以上がデルタ株と推定「死亡者増を懸念」 国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は 18 日、午後 8 時時点で 2 万 3 千人を超え、過去最多を更新した。 感染のピークがみえないまま重症患者が急増し、各地で医療体制が逼迫している。 コロナ対策を厚生労働省に助言する専門家組織は 18 日の会合で、「感染拡大の歯止めがかからない」との懸念を示した。 直近 1 週間の新規感染者数は 40 都道府県で最も深刻な「ステージ 4 (感染爆発)」に相当し、前週の 31 からさらに増えた。 17 日までの 1 週間の新規感染者は前週に比べて全国で 1.31 倍に増えた。 都道府県別で 1 倍を下回ったのは福井県(0.84 倍)と鳥取県(0.76 倍)だけ。 東京都は 1.14 倍で専門家組織座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は記者会見で「東京は少し踊り場的な状況になっている」と述べた。 全国の重症患者は 17 日時点で 1,716 人。 第 3 波で最多だった 1 月 26 日の 1,043 人、今春の第 4 波で最多の 5 月 25 日の 1,413 人を大きく超えた。 特に東京都が多く、過去の拡大期で最多だった 1 月 20 日の 160 人に対して、8 月 17 日は 276 人。 病床使用率も高まっている。 少なくとも 25 都府県で 5 割を超えた。 特に高いのは神奈川県の 82.77%、滋賀県 83.3%、沖縄県 86.2% など。 東京都は 60.6% だったが、重症病床使用率は 84.9% に達した。 感染研は 8 月中旬時点で、全国の新規感染者のうち 9 割以上が感染力の強いデルタ株に置き換わったと推定した。 一方、8 月 17 日の 1 日あたりの死亡者数は厚労省の資料によると 36 人。 第 3 波のピークは 100 人超、第 4 波のピークは 200 人超だった。 重症化を防ぐワクチンの効果が出ているようだが、感染研は 8 月 23 日までの 1 日あたりの死亡者は最大で 43 人に増えると推定した。 脇田座長は会見で「今後さらに、死亡者数が増加することを懸念している」と述べた。 東京都医学総合研究所によると、都内で夜間(午後 6 時 - 午前 0 時)に繁華街で滞在する人口は前週より 8.8% 減り、7 週連続減となった。 午後 10 時から午前 0 時までの深夜帯は前週より 18.8% 減った。 京都大の西浦博教授は今後の感染者数の推移の試算を公表。 東京都で、これまで緊急事態宣言解除の目安としてきた 1 日の新規感染者 500 人程度まで減らすには、1 人が何人に感染させるかを表す「実効再生産数」を現状より 18% 減らしても 3 カ月間かかるとの結果だった。 (田伏潤、asahi = 8-18-21) 尾身氏、全国一斉宣言求めず 「相変わらず首都圏問題」 新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって 18 日、衆院内閣委員会の閉会中審査が開かれた。 野党からは全国への緊急事態宣言の発出や、入院制限の見直しを求める声が上がった。 立憲民主党の今井雅人氏は、緊急事態宣言の発出後も感染拡大に歯止めがかからない状況を指摘。 全国的に緊急事態宣言を出すよう求めた。 政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長は「(政府などからの)メッセージが十分伝わっていないので、人流も思ったように下がっていない。 メッセージの出し方は改善の余地がある。」と認めた。 その上で、尾身氏は「この問題は相変わらず『首都圏問題』だ」と強調。 全国一斉の緊急事態宣言よりも、短期・集中型の対応が必要との認識を示した。 「実際の感染者はもう少し多い」 また、東京都の新規感染者に占める無症状者の割合が以前より低くなっている状況について、尾身氏は「検査の供給体制が間に合っていない」と指摘。 「実際に報告された(数)よりも、実態の感染者はもう少し多い」との見方を示した。 共産党の塩川鉄也氏は、家庭内感染が広がっていることを指摘。 自宅療養を基本とする方針は撤回すべきだと訴えた。 これに対し、西村康稔経済再生相は「若い人でリスクはなくて一人暮らしであれば、自宅療養でも大丈夫。 健康観察をしっかりと行って、何か変化があった場合に必要な医療につなげていくことが大事。」と述べた。 一方、東京五輪・パラリンピック推進本部事務局長を務めていた平田竹男氏が計 400 万円以上に相当するゴルフレッスンを無料で受けていたとする報道後に辞任した問題をめぐって、丸川珠代五輪相は「平田氏側と民間企業側に事実関係の確認を行っている」などと繰り返した。 公用車でレッスンに通っていたとの報道についても「現時点では明確には確認されていない」と述べるにとどめた。 (吉川真布、asahi = 8-18-21) 「野戦病院」設置、政府に提言 関経連、医療の逼迫で 新型コロナウイルス感染者の急増で医療態勢が逼迫するなか、関西経済連合会は18日、体育館などを使った臨時の医療施設「野戦病院」を設置すべきだという提言書をまとめた。 関経連の松本正義会長が西村康稔・経済再生相に対してオンライン会談で伝え、自治体が施設を設置するための資金の支援も求めた。 提言書では、「自宅療養者を減らし、感染初期に抗体カクテル療法を効率的に施す体制を築くことによって、重症化率を下げ、医療崩壊を防ぐことが求められる」と指摘。 体育館のほか会議場や展示施設などにベッドや医療機器をそろえ、看護師が常駐する軽症者向けの施設を早急につくるべきだと訴えた。 提言書は、大阪府と関西広域連合にも届けたという。 (筒井竜平、asahi = 8-18-21) 全国で新たに 2 万 3,918 人が感染 27 府県で過去最多 |新型コロナウイルスの感染者は 18 日、全国で新たに 2 万 3,918 人確認され、1 日あたりの感染者数が最も多かった 13 日の 2 万 361 人を上回り、過去最多を更新した。 感染者数が最多を記録したのは計 27 府県に上り、感染拡大が全国的に広がっている状況が浮き彫りとなった。 重症者はこれまでで最も多かった前日に比べ 70 人増の 1,716 人。 死者は 29 人だった。 感染者数が最多となったのは、▽ 大阪(2,296 人)、▽ 千葉(1,692 人)、▽ 福岡(1,253 人)、▽ 愛知(1,227 人)、▽ 兵庫(1,088 人)、▽ 沖縄(761 人)、▽ 静岡(590 人) - - の各府県など。 大阪は 2,000 人、愛知、兵庫は 1,000 人を初めて超えた。 東京都でも 18 日、過去 2 番目に多い 5,386 人の感染が新たに確認された。 東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏 1 都 3 県で新たに確認された感染者は計 1 万 550 人に上る。 一方、千葉県が 3 人、静岡、福岡両県が各 1 人、過去に発表した感染者を取り下げた。 (金森崇之、mainichi = 8-18-21) 東京で新たに 5,386 人感染 過去 2 番目 水曜では最多 東京都は 18 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 5,386 人確認したと発表した。 8 月 13 日の 5,773 人に次ぎ過去 2 番目に多かった。 前週の水曜日(11 日)より 1,186 人増え、水曜日としては過去最多。 18 日までの 1 週間平均の感染者数は 4,696.6 人で、前週の 117.9% となった。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は前日より 1 人少ない 275 人だった。 また、6 人の死亡が確認された。 都によると、17 日までの 3 日間の平均検査件数は 1 万 3,573 件だった。 感染者 5,386 人を年代別にみると、20 代が 1,661 人で最多。 30 代が 1,137 人、40 代が 892 人、50 代が 610 人、10 代が 491 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 210 人だった。 (asahi = 8-18-21) 大阪府で新たに 2,296 人感染 1 日あたり 2 千人超は初 大阪府は 18 日、府内で新たに 2,296 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 1 日あたりの新規感染者数が 2 千人を超えるのは初めてで、過去最多。 1 週間前の水曜日(11 日)から 806 人増えた。 5 人の死亡も確認された。 府内の感染者は延べ 13 万 7,629 人、死者計 2,752 人。 1 週間あたりの新規感染者をみると、11 - 17 日は 1 万 1,117 人で前週の 1.46 倍。 1 週間で 1 万人を超えるのは初めて。 「第 4 波」のピーク時の 1 日あたりの新規感染者(1,260 人)と、1 週間あたりの新規感染者(7,868 人)を大きく上回る。 2 日の緊急事態宣言後も人流の減少幅は小さく、感染急拡大に歯止めはかかっていない。 府は「1 カ月以上の長期間にわたって感染速度が緩むことなく、急拡大している」と分析。 感染力が強いとされる変異株(デルタ株)への置き換わりが約 8 割となり、「さらなる感染拡大が継続することが懸念される」とする。 今回の「第 5 波」では 50 代以下の感染者の多さが特徴だが、7 月中旬からは未就学児・就学児の感染者が急増しているという。 9 歳以下の感染者は 7 月 5 - 18 日の 2 週間は 74 人、7 月 19 日 - 8 月 1 日は 355 人、8 月 2 - 15 日は 1,139 人。 府の試算によると、第 4 波の増加ペースの 1.1 倍で増えると、1 日あたりの新規感染者は 20 日に 2,580 人にのぼる。 重症患者は 26 日に 426 人、軽症・中等症患者は 24 日に 5,123 人、宿泊療養者は 20 日に 7,151 人となる。 軽症・中等症患者と宿泊療養者は、府が確保している病床・部屋数を上回る。 (asahi = 8-18-21) 緊急事態宣言、7 府県を追加 「全国一律」求める声も 菅義偉首相は 17 日、新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域に 20 日から、茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の 7 府県を追加することを正式決定した。 31 日が宣言の期限だった東京や大阪など 6 都府県も含めて期限を 9 月 12 日とし、宣言地域は 13 都府県に拡大する。 宣言に準じた「まん延防止等重点措置」について、20 日から宮城、山梨、富山、岐阜、三重、岡山、広島、香川、愛媛、鹿児島の 10 県を追加し計 16 道県となる。 期限は 9 月 12 日まで。 17 日の政府対策本部で首相は「医療体制の構築、感染防止の徹底、ワクチン接種を 3 本の柱として対策を進めいく」と強調。 「最優先の課題は患者の命を救うための医療体制の構築」として、「症状が重い方がきちんと入院できるように病床を確保し、ホテル療養を含め最大限の上積みを行っていく」と述べた。 自宅療養者への電話診察などの強化のほか、軽症から中等症の患者の重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」について、ホテルを臨時の医療施設として積極的に使用していく考えも示した。 感染力が強い変異株(デルタ株)の影響で、政府は「全国的に経験したことがないような高い水準、桁違いの感染が広がってきている(西村氏)」と指摘。 対策本部の前に開かれた 17 日の専門家らによる「基本的対処方針分科会」では、全国一律で緊急事態宣言を出すことや、個人の行動制限に関する法的仕組みの検討を求める声が出たという。 尾身会長「新たな法律、あるいは …」 政府対策分科会の尾身茂会長は 17 日、記者団に「市民に対する行動の制限を可能にするような新たな法律の仕組み、あるいは現行の法律があれば活用をお願いしたい。 個人の協力にお願いするだけではなかなか乗り越えられない。」と述べた。 宣言や重点措置の対象地域では、飲食店での酒類の提供停止の措置がとられる。 また百貨店やショッピングモールなど床面積が 1 千平方メートル超の大規模商業施設への入場制限を求める。 さらに都道府県の判断で土日の休業要請ができる。 また混雑した場所などへの外出機会の半減も求め、新型コロナ対策を担当する西村康稔経済再生相は 17 日の基本的対処方針分科会で、「買い物の回数を半分にするなど具体的な呼びかけをしていく」と述べた。 人出を減らす対策をめぐっては、政府対策分科会が 12 日、今後 2 週間は東京都で宣言開始直前の 5 割まで減らすよう求める緊急提言を公表。 百貨店の地下の食料品売り場などへの人出を「強力に抑制」することなども呼びかけていた。 全国の新規感染者数は 13 日に初めて 2 万人を超えたほか、40 - 50 代を中心に重症者数も各地で急増しており、病床の逼迫が進んでいる。 (小泉浩樹、asahi = 8-17-21) 東京で新たに 4,377 人感染 重症者 276 人で最多更新 東京都は 17 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 4,377 人確認したと発表した。 前週の火曜日(10 日)より 1,765 人増え、火曜日としては過去最多となった。 17 日までの 1 週間平均の感染者数は 4,527.1 人で、前週の 113.8% となった。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は前日より 8 人多い 276 人で、過去最多を更新した。 また、30 - 40 代の 3 人を含む 8 人が死亡したと発表した。 都によると、16 日までの 3 日間のうち、1 日あたりの平均検査件数は 1 万 54 件。 感染者 4,377 人を年代別にみると、20 代が 1,326 人で最多。 30 代が 917 人、40 代が 736 人、50 代が 503 人、10 代が 416 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 166 人だった。 (asahi = 8-17-21) 大阪府で過去最多、1,856 人感染確認 4 人死亡 大阪府は 17 日、府内で新たに 1,856 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 1 日あたりの感染者としては、14 日の 1,828 人を上回り、過去最多を更新した。 60 - 90 代の男女 4 人の死亡も確認され、府内の感染者は延べ 13 万 5,333 人、死者は計 2,747 人となった。 入院中の重症患者は前日より 5 人増の 157 人で、府が確保する病床(587 床)の使用率は 26.7% となった。 入院中の軽症・中等症患者は前日から 208 人減って 1,789 人となり、確保病床(2,547 床)の使用率は 70.2% となった。 (asahi = 8-17-21) 病院でクラスター、入院患者 64 人が死亡 沖縄・うるま 沖縄県は 17 日、新たに 684 人が新型コロナウイルスに感染し、60 代の女性 1 人が亡くなったと発表した。 県内の感染確認者数は延べ 3 万 3,939 人で、関連する死亡者は計 247 人となった。 県によると、クラスター(感染者集団)が発生している「うるま記念病院(うるま市)」では、これまでに入院患者 173 人、職員 26 人の計 199 人の感染が確認され、このうち患者 64 人が死亡したという。 病院によると、7 月 19 日に患者や職員の感染が確認されてから急拡大したといい、死亡した患者の多くは高齢者という。 県の集計では、直近 1 週間の人口 10 万人あたりの新規感染者数は 286.19 人で全国最多。 1 人が何人に感染させるかを示す「実効再生産数」は 1.05 (17 日時点)となり、前週の 1.52 より減少した。 玉城デニー知事は 17 日、記者会見を開き、緊急事態宣言が延長された際の県内の対策については「専門家らとともに至急検討を進める」と述べた。 在沖米軍からは、嘉手納基地(嘉手納町など) 3 人など計 9 人の感染が確認されたと県に報告があった。 県のまとめでは、在沖米軍関連の感染者は計 1,832 人。 (光墨祥吾、asahi = 8-17-21) 国内の重症者数 1,603 人、4 日連続で最多を更新 厚生労働省によると、国内の新型コロナウイルス感染症の重症者は 15 日時点で 1,603 人となり、4 日連続で最多を更新した。 前日時点から 40 人増えた。 (asahi = 8-16-21) 東京で新たに 2,962 人感染 重症者 268 人で最多更新 東京都は 16 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 2,962 人確認したと発表した。 感染者数が少なく出る傾向にある月曜日としては過去最多となる。 16 日までの 1 週間平均の感染者数は 4,275.0 人で、前週の 103.4% となった。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は前日より 17 人多い 268 人で、過去最多を更新した。 また、40 代男性を含む 5 人が死亡したと発表した。 都によると、15 日までの 3 日間のうち、1 日あたりの平均検査件数は 8,419.0 件。 感染者 2,962 人を年代別にみると、20 代が 927 人で最多。 30 代が 572 人、40 代が 459 人、50 代が 350 人、10 代が 283 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 130 人だった。 (asahi = 8-16-21) 都内で新たに 4,295 人感染、日曜日では過去最多 … 5 日連続で 4,000 人超 東京都は 15 日、新型コロナウイルスの感染者を都内で新たに 4,295 人確認したと発表した。 5 日連続で 4,000 人超となり、1 日当たりの感染者は 1 週間前から 229 人増え、日曜日としては最も多かった。 都によると、直近 1 週間の平均新規感染者は 4,284 人で、前週(4,037 人)から6%増えた。 重症者も前日から 6 人増の 251 人で、6 日連続で過去最多を更新した。 (yomiuri = 8-15-21) 大阪で新たに 1,764 人感染確認、5 日連続 1 千人超 大阪府は 15 日、新たに確認した新型コロナウイルスの感染者は 1,764 人だったと発表した。 1 日あたりの新規感染者数が 1 千人を超えるのは 5 日連続。 府内の感染者はのべ 13 万 2,513 人となった。 新たな死者はいなかった。 入院中の重症患者は前日より 11 人増えて 149 人となり、府が確保する重症病床(587 床)の使用率は 25.4% となった。 入院中の軽症・中等症患者は前日から 149 人増の 1,855 人で、府が確保する軽症・中等症病床(2,534 床)の使用率は 73.2% に上った。 (asahi = 8-15-21) 東京で 5,094 人の新規感染確認 重症は最多の 245 人 東京都は 14 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 5,094 人確認したと発表した。 5 千人を超えるのは 2 日連続。 14 日までの 1 週間平均の感染者数は 4,231.1 人で、前週の 108.7% にあたる。 年代別で見ると、20 代が 1,568 人で最多。 ▽ 30 代が 1,079 人、▽ 40 代が 824 人、▽ 50 代が 583 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 182 人で、全体の 3.6% だった。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は 245 人で、こちらも最多を更新している。 (asahi = 8-14-21) 神奈川も過去最多を更新、2,356 人が感染 2 人死亡 神奈川県内では 14 日、新型コロナウイルスの感染者が新たに 2,356 人確認された。 1 日あたりの感染者数としては、13 日の 2,281 人を上回り、過去最多を更新。 また、2 人の死者が新たに確認された。 (asahi = 8-14-21) 大阪府、過去最多 1,828 人感染 1 千人超は 4 日連続 大阪府が 14 日に発表した新型コロナウイルスの感染者は 1,828 人だった。 12 日の 1,654 人を上回り、1 日の感染者数としては過去最多を更新した。 1 日あたりの新規感染者数が 1 千人を超えるのは 4 日連続。 府内の感染者はのべ 13 万 749 人となった。 入院中の重症患者は前日より 3 人増えて 138 人となり、府が確保する重症病床(587 床)の使用率は 23.5% となった。 入院中の軽症・中等症患者は前日から 68 人増の 1,706 人で、府が確保する軽症・中等症病床(2,534 床)の使用率は 67.3%。 (添田樹紀、asahi = 8-14-21) 感染者、12 府県で最多更新 重症者は初の 1,500 人超 国内の新型コロナウイルスの感染者数は、14 日午後 7 時現在で新たに 2 万 151 人が確認された。 2 万人を超えるのは 2 日連続で、首都圏 4 都県でほぼ半数を占めた。 連日増え続けている重症者数は厚生労働省によると、13 日時点で 1,521 人。 初めて 1,500 人を超え、各地で医療体制逼迫の危機が迫っている。 14 日も各地で最多更新が相次いだ。 更新したのは、▽ 茨城、▽ 栃木、▽ 埼玉、▽ 千葉、▽ 神奈川、▽ 山梨、▽ 三重、▽ 滋賀、▽ 大阪、▽ 香川、▽ 鹿児島、▽ 沖縄の 12 府県。 東京は過去 2 番目に多い 5,094 人だった。 重症者は 245 人にのぼり、こちらは連日過去最多を更新し続けている。 北海道苫小牧市では、3 - 8 日に開かれた全国高校選抜アイスホッケー大会でクラスター(感染者集団)が発生。 14 日までに感染者が計 93 人に達している。 (asahi = 8-14-21) そごう・西武、大丸松坂屋、高島屋 … デパ地下など入場制限スタート 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況の中、そごう・西武や大丸松坂屋百貨店、高島屋、三越伊勢丹は 14 日、食品フロアなどで人数制限を開始した。 百貨店の混雑が問題となる中、各社とも感染拡大防止に知恵を絞っている。 百貨店では、阪神梅田本店(大阪市)で 7 月 26 日 - 8 月 8 日、地下 1 階と 1 階の食品売り場を中心に従業員計 145 人が感染。 伊勢丹新宿店(東京都)でも 12 日までの 1 週間で 53 人が感染した。 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は 12 日、東京の「人流 5 割減」を提言。 対策の一つとしてデパートの地下食料品売り場などの人の流れ(人流)を挙げ、尾身茂会長は「デパ地下、百貨店の人流を強力に抑制してほしい」と訴えた。 各社ともさらなる感染拡大を防ごうと躍起になっており、阪急うめだ本店(大阪市北区)では 13 日、混みやすい午後 2 - 7 時は地下の入り口を出口専用とし、エレベーターも停止しないよう設定。 経路をエスカレーターに限ることで人流を管理しやすくした。 三越伊勢丹は狭い場所でのミーティングの禁止や在宅勤務の推奨に加え、昼食休憩は 1 人で取ることにしたほか、社内の指針を見直し、感染予防効果が高いとされる不織布マスクの使用を「推奨」から「徹底」に改めた。 東武百貨店は、食品フロアの入り口で担当者が目視で人流を確認しており、池袋本店では食品フロアの職員用休憩室に空気清浄機を設置したほか、従業員用の喫煙所を閉鎖した。 各社が対策を強化するのは集団感染が発生する危機感に加え、休業という最悪の事態を避けたい思いもある。 客足減に悩む百貨店にとって集客効果の高い「デパ地下」は一定の業績が見込める最後のとりで。 ある大手百貨店幹部は「デパ地下の営業ができればそのぶん売り上げにつながる。 お盆休みも開けたい。」と話す。 別の幹部も「休業要請にまでなると困る」と打ち明ける。 一方、もとから従業員や客数も多い売り場だけに、人流の抑制といっても「入店してから売り場までの動線は細かく追えない。 実際には目視で数えることになる(東京都内の百貨店担当者)」という。 いつを基準にどの程度まで人流を抑えるべきか、分科会の提言も踏まえた自治体からの具体的な要請が現時点では示されておらず、実効的な対策を講じるのは容易ではなさそうだ。 (松山文音、mainichi = 8-14-21) 抗体カクテル療法、宿泊療養者にも 厚労省が通知 厚生労働省は 13 日、新型コロナウイルスの軽症から中等症の患者の重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」について、宿泊療養者も対象として認めると、都道府県などに通知した。 これまでは入院患者に限っていたが、首都圏などでの急速な感染拡大を受けて対象を広げた。 通知によると、宿泊施設を臨時の医療施設として扱うことで、ホテルなどで療養している患者も治療の対象とする。 高齢者施設や自宅で療養している患者への使用は認めていない。 宿泊施設では、投与後に少なくとも 1 時間は経過をみる。 投与して 24 時間以内の副作用として重いアレルギー反応「アナフィラキシー」が報告されていることなどを踏まえ、十分な観察ができるようにすることも求めた。 抗体カクテル療法について菅義偉首相は同日、記者団に「集中的に使用できる拠点をつくって、そこでも行うことができるように、体制を近いうちに整備する」と表明。 東京都では小池百合子知事が、宿泊療養施設の一部でこの治療を行う態勢を整備したことを明らかにしている。 (下司佳代子、asahi = 8-14-21) 国内の感染者、初めて 2 万人超え 3 日連続で最多を更新 |新型コロナウイルスの国内感染者は 13 日午後 7 時半現在、新たに 2 万 366 人が確認された。 1 日あたりで初めて 2 万人を超え、3 日連続で最多を更新した。 17 都府県で 1 日あたりの感染者数が最多を更新した。 東京都は 5,773 人、神奈川県は 2,281 人、埼玉県は 1,696 人、千葉県は 1,089 人で、いずれも過去最多だった。 1 都 3 県だけで 1 万人を超える感染者が確認された。 厚生労働省によると、12 日時点の重症者数は 1,478 人で、最多だった 5 月 26 日(1,413 人)を上回った。 (asahi = 8-13-21) 唇が紫、座らないと息苦しい … 自宅療養で要注意の症状は 全国に及ぶ新型コロナウイルスの感染拡大。 「制御不能」と言われるほど感染者が増えている東京では自宅療養者も急増し、2 万人を超えた。 病床も逼迫する中、急変して自宅で死亡するケースも出ている。 「自宅療養」になったら、どうするべきなのか。 東京都によると、自宅療養となるのは原則として、保健所が無症状や軽症と判断した場合だ。 保健所からの電話などによる健康観察のほか、療養中に必要な食料品や血中酸素飽和度を測るパルスオキシメーターを配布する。 発症から 10 日間、症状の軽快後 3 日間経過すれば、自宅療養は解除される。 「いつか症状が悪化してしまうのではないかと、毎日が怖い。」 自宅療養を続ける北区の 30 代の女性会社員は 13 日、こう漏らした。 2 度のワクチン接種を終えたが、10 日に PCR 検査で陽性が判明。 マスクの着用や手洗いなど、十分気をつけていたつもりだった。 感染経路は今もわからない。 保健所からの連絡は翌 11 日昼過ぎ。ワクチン接種を受けたことなどを踏まえ、自宅療養と告げられた。 同居する両親を感染させたくないとホテル療養を希望したが、「余裕がない」と断られた。 60 代の母は 13 日、感染が確認された。 家庭内感染したら食事はどう手配すればいいのか。 いつまで外出制限が続くのか …。 疑問がわき、両親と何度も保健所に電話をかけたが、通話中で一度もつながっていない。 昼に熱は下がるものの、夜には 38 - 39 度の発熱やせきの発作などがある。 「もし今、容体が急変したら、受け入れてくれる病院はあるのだろうか。」 中野区で 8 日から自宅療養を続ける自営業女性 (36) は、先に感染した長女 (1) と濃厚接触者となった夫 (50) の 3 人暮らし。 1 回目のワクチン接種を終えていた。 「思っていたより症状の波は少ない。 重めの夏風邪程度。」という。 ただ、感染がわかってから保健所から健康状態の聞き取りや濃厚接触者の調査などの連絡があったのは 2 日後。長女の感染がわかったときも同じだった。 いまは妊娠 5 カ月。 医療体制が逼迫しているというニュースに触れるたび、不安を感じるという。(山口啓太) 重篤でない 30 代が急死したケースも 東京都の感染状況について、12 日の会議で専門家は「もはや自分の身は自分で守る行動が必要」と言及。 自宅療養者数も増え続け、1 カ月前の 1,785 人から今月 13 日時点で 2 万 1,723 人と 10 倍以上に達した。 急変のリスクもある自宅療養。 死者は 7 月は 1 人だったが、今月はすでに 3 人。 6 日に死亡した 30 代男性は 37 度台前半の微熱が続き、不眠を訴えることはあったが、都が把握している限り重篤ではなかったという。 しかし連絡が取れなくなったため、家族がひとり暮らしの男性宅を訪ねたところ、死亡が確認された。 では自宅療養とされた場合、どうするべきなのか。 ポイントは症状の急変に注意するとともに、同居人がいる場合は家庭内感染を防ぐことだ。 厚生労働省は「緊急性の高い症状」として、唇が紫色になったり座らないと息ができなかったりするといった症状がある場合、看護師らからの定期的な連絡を待たずに、自治体の窓口に連絡するよう求めている。 パルスオキシメーターで症状の重さの目安となる、血中酸素飽和度をチェックするのも効果的だ。 また都は自宅療養者向けハンドブックで家庭内感染対策として、部屋を分け世話をする人は限られた人にするほか、マスク着用や換気の必要性などを挙げる。 具体的には、感染者は最後に入浴することや、トイレなど共有スペースに入るときは手洗いやアルコール消毒をすることを推奨。 感染者の体を拭く際は使い捨ての手袋などを使うこと、布団や枕カバーは嘔吐物などが付着しているような場合は、80度の熱湯に 10 分以上浸して消毒した上で洗濯することなどを提案している。 東京都のハンドブックは 都のホームページ からダウンロードできる。 (長野佑介、asahi = 8-13-21)
国内のコロナ重症者 1,478 人 最多更新、病床ほぼ枯渇 |厚生労働省は 13 日、国内の新型コロナウイルス感染症の重症者が 12 日時点で 1,478 人になったと発表した。 春の「第 4 波」のピークで記録した 1,413 人を上回り、過去最多を更新した。 東京、神奈川、千葉、埼玉の 1 都 3 県や沖縄県などでは重症者用の病床がほぼ枯渇しており、必要な医療を受けられずに自宅や療養施設で亡くなる人が増える恐れがある。 全国の新規感染者は 13 日、初めて 2 万人を超えた。 最近 1 週間で 10 万人を超えており、感染拡大を直ちに抑え込まなければ、重症者の更なる増加は必至だ。 |厚労省は、集中治療室などでの管理や人工呼吸器が必要な患者を「重症者」としている。 都道府県別では、大阪府が 422 人で最も多く、東京都 218 人、神奈川県 192 人、埼玉県 107 人、沖縄県 97 人、京都府 74 人と続く。 愛知県は 21 人、福岡県は 16 人となっている。 ただ、東京都は集中治療室に入った人が必ずしも重症者ではないなどとして、人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を着けた人に限っており、厚労省の定義に沿うと、11 日時点で 947 人が重症だ。 |第 4 波では、400 人から 1 千人増えて 1,400 人に達するまで 53 日かかったが、今回は 20 日しかかかっていない。 ワクチン接種が進んで高齢者では重症化が抑えられてきたが、ワクチンの未接種が多い世代で爆発的に感染者が増え、都内の重症者は 50 代以下が 7 割を占める。 内閣官房のまとめでは、12 日時点の重症病床の使用率は東京都で 81%、神奈川県で 96%。 すぐに入れる病床は乏しくなっており、神奈川県で患者の搬送調整に当たる職員は「重症病床の空きは、ほぼない。 空いたらすぐ埋まるという繰り返し。」と危機感を募らせる。 |東京都の入院調整本部には 10 日、重症者 75 人について依頼があったが、50 人はその日のうちに入院先が見つからなかった。 都立・公社病院で確保した重症者用の約 80 床も、ほぼ埋まっているという。 千葉県の熊谷俊人知事は 12 日夕、報道陣の取材に応じ、「現在起きていることは見えにくい大災害だ」、「医療現場の危機的状況が、なかなか一般の方に伝わらない」と話した。 県内では 4 割ほどが空いていることになっている重症病床は、入院中の中等症患者が重症化した時に備えたものだといい、「もうすでに満床だと思った方がいい」と訴えた。 (茂木克信、池上桃子、高室杏子、asahi = 8-13-21) 海保学校生 40 人、帰省先で陽性判明 7 月には懇親会も |海上保安学校(京都府舞鶴市)は 13 日、夏季休暇で帰省していた学生 40 人について、新型コロナウイルスの感染が判明したと発表した。 同校は全寮制で男女計 582 人が在籍。ほぼ全員が 7 月 28 日から帰省した。 その後 30 日から今月 12 日までに北海道から沖縄までの 18 都道府県で、女子学生 1 人を含む 10 - 30 代の学生 40 人の感染が確認された。 全員軽症で帰省先で療養しているという。 また、夏季休暇前に 20 代の男子学生 1 人の感染が判明。 学生の濃厚接触者 9 人は、寮で待機している。 |学生 24 人が 7 月中に舞鶴市内の飲食店で、国土交通省の感染防止対策に違反して懇親会を計 4 件開き、参加者から 10 人の感染者が出たことも明らかにした。 酒を飲んだと申告している参加者もいるという。 同校は「極めて遺憾で重く受け止めている。 改めて全学生に国家公務員としての自覚と緊張感をもたせ、ルール遵守を徹底させる。」としている。 帰省中の学生には PCR 検査を実施し、陰性が確認された学生だけを 16 日以降に帰校させ、再度検査する。 帰校後 2 週間は全員外出を禁止するという。 (大野宏、asahi = 8-13-21) 国内感染、最多 1 万 8,888 人 = 重症者 1,400 人超 - 新型コロナ |国内の新型コロナウイルス感染者は 12 日、新たに 1 万 8,888 人確認され、2 日連続で過去最多を更新した。 新規感染者が 1 万 8,000 人を超えたのは初。 埼玉(1,528 人)、大阪(1,654 人)、福岡(1,040 人)など 20 府県で最多となった。 全国の重症者は前日比 72 人増の 1,404 人。 1,400 人を超えたのは最多(1,413 人)だった 5 月 26 日以来。死者は 24 人確認された。 ほかに新規感染者が最多となったのは、宮城、福島、新潟、富山、長野、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、兵庫、岡山、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、沖縄の各府県。 東京都では 4,989 人の感染が判明。 1 日当たりで過去最多だった前週木曜日(5,042 人)に次いで多い。 都基準の重症者は最多だった前日から 21 人増え 218 人となり、初めて 200 人を超えた。 都内の新規感染者を年代別に見ると、20 代が 1,490 人で最多。 30 代 1,031 人、40 代 865 人、50 代 627 人と続いた。 65 歳以上は 161 人だった。 (jiji = 8-12-21) 東京で新たに 4,989 人感染 重症者 218 人で最多更新 東京都は 12 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 4,989 人確認したと発表した。5 日の 5,042 人に次いで過去 2 番目の人数となった。 12 日までの 1 週間平均の感染者数は 3,976.0 人で、前週の 109.0% だった。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日より 21 人多い 218 人で、初めて 200 人を超え過去最多を更新した。 都はまた、6 人の死者が確認されたことを明らかにした。 そのうち 60 代男性は 6 月中にワクチンを 2 回接種していたが、今月 6 日に感染が確認され、10 日に死亡した。 ガンを患っていたという。 都が確認できる限りでは、ワクチンを 2 回接種した後に死亡した初のケースだという。 都によると、11 日までの 3 日間で行われた行政検査数の平均は 1 万 3,272.0 件。 陽性率は 12 日時点で 22.8% まで上昇している。 (asahi = 8-12-21) 都内の医療、機能不全深刻 感染増、制御不能と危機感 |東京都は 12 日、新型コロナのモニタリング会議を開き、新規感染者が 1 日当たり 2 千 - 5 千人台で推移している感染状況を専門家が「制御不能で災害レベルの非常事態だ」と指摘し、医療提供体制は「救急や手術なども含めて深刻な機能不全に陥っている」と強い危機感を示した。 感染者急増に伴い、自宅療養者は 11 日時点で 1 万 9,396 人となり、1 週間で 4,600 人以上増加。 療養中の死亡例も出ている。 会議に参加した東京都医師会の猪口副会長は「自宅療養で考えられる方法を尽くしているが、手が届かない。 災害と言うのにふさわしい状況だ。 感染者数を下げないことには乗り切れない。」との見解を示した。 (kyodo = 8-12-21) 国内感染また最多、1 万 5,812 人 西日本で増加目立つ 国内の新型コロナウイルスの感染者数は 11 日午後 9 時現在、新たに 1 万 5,812 人が確認され、過去最多を更新した。 特に西日本を中心に増加が目立ち、9 府県で過去最多に。 感染が首都圏から広がっていることがうかがえる。 重症者も全国で増加が続き、10 日時点で前日より 102 人多い、1,332 人に上った。 過去最多は、▽ 静岡県 288 人、▽ 三重県 111 人、▽ 滋賀県 162 人、▽ 京都府 341 人、▽ 大阪府 1,490 人、▽ 奈良県 138 人、▽ 愛媛県 85 人、▽ 熊本県 181 人、▽ 鹿児島県 108 人 - - となっている。 東京都の感染者は 4,200 人。 人工呼吸器か、体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は前日より 21 人増えて 197 人で、2 日連続で過去最多を更新。 医療危機に陥った年末年始の第 3 波のピークだった 160 人(1 月 20 日時点)を上回った。 都内の重症者数は、7 月中旬まで 50 - 60 人で推移。 都は、ワクチン接種が進んだ高齢者の感染が抑えられていることから、重症者が第 3 波に比べ少ないとしていた。 しかし 8 月 1 日に 100 人を超えた後は歯止めがかかっていない。 7 日には 150 人に。 10、11 両日で計 40 人増加した。 都が確保している重症者用の病床 392 床の 50% が埋まる。 11 日時点の重症者のうち、50 代以下が 7 割を占め、肥満や糖尿病などの基礎疾患のある患者が多いという。 入院患者も 7 月上旬から急増しており、11 日時点で 3,667 人に増え、過去最多を 5 日連続で更新した。 病床使用率は最も深刻な「ステージ 4」の 50% を大きく超える。 (池上桃子、asahi = 8-11-21) 東京の重症者 197 人、過去最多 新たに 4,200 人感染 |東京都は 11 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 4,200 人確認したと発表した。 11 日までの 1 週間平均の感染者数は 3,983.6 人となり、前週の 114.5% となった。 人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用とする都基準の重症者数は、前日より 21 人多い 197 人で、過去最多を更新した。 また、30 代男性を含む 2 人の死者が確認された。 都によると、10 日までの 3 日間で行われた行政検査数の平均は 8,797.3 件。 陽性率は 10 日時点で 22.3% まで上昇している。 11 日に確認された感染者 4,200 人を年代別にみると、20 代が 1,262 人で最多。 ▽ 30 代が 867 人、▽ 40 代が 727 人、▽ 50 代が 485人、▽ 10 代が 397 人と続く。 65 歳以上の高齢者は 162 人だった。 (asahi = 8-11-21) 大阪府、新たに1490人が感染 1日あたり過去最多 大阪府は 11 日、府内で新たに 1,490 人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。 1 日の感染者としては最も多く、1 千人を超えるのは 3 日ぶりとなった。 府内の感染者は延べ 12 万 5,706 人、死者は新たに 2 人確認され、計 2,735 人になった。 入院中の重症患者は前日より 13 人増えて 134 人になった。 府が確保する重症病床(587 床)の使用率は 22.8% になった。 一方、軽症中等症患者は 214 人減の 1,569 人で、対象病床(2,534 床)の使用率は 61.9% だった。 (asahi = 8-11-21) |
... - 30 - 31 - 32 - 33 - 34 - 35 - 36 - 37 - 38 - 39 - 40 - ...