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国の大規模接種、対象拡大 京都、兵庫の高齢者に 予約も開始・新型コロナワクチン

自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターの大阪会場で 7 日、京都府と兵庫県の 65 歳以上の高齢者が対象に加わり、接種が始まった。 これで東京会場と合わせて 7 都府県に対象が広がり、当初想定していた最大の規模となった。 接種は防衛省ホームページや通信アプリ「LINE」を通じて専用サイトから予約する。 東京会場は 7 日午前 11 時ごろ、大阪会場は午後 1 時ごろから 14 - 27 日の 2 週間分の予約が可能。 28 日から 2 回目の接種が本格化して予約枠が非常に少なくなるため、対象期間をこれまでの1週間から広げて、早めに申し込むよう促す。

対象地域は、5 月 24 日のセンター開設当初は東京 23 区と大阪市のみだったが、同 31 日から東京、埼玉、千葉、神奈川と大阪の 5 都府県に拡大した。 接種可能な人数も当初の 1 日当たり計 7,500 人から徐々に増やし、31 日からは上限とされる計 1 万 5,000 人に引き上げている。 (jiji = 6-7-21)


全国で 1,278 人が感染 前週月曜より 514 人減少

新型コロナウイルスの国内の感染者は 7 日、午後 8 時現在で新たに 1,278 人が確認された。 前週の月曜日(5 月 31 日)よりも 514 人少ない。 亡くなった人は 75 人。 重症者数(6 日時点)は前日から 11 人減って 1,120 人だった。 東京都では 235 人の新規感染を確認した。 前週月曜から 25 人減った。 ほかに 100 人を超えたのは北海道(147 人)と神奈川(173 人)、沖縄(104 人)の両県。

愛知県は 97 人で約 2 カ月ぶりに 100 人を切った。過去 7 日間平均の新規感染者数は 239.7 人となり、国の指標で最も深刻なステージ 4 (260 人以上)は脱した。 大阪府は 72 人で、前週月曜より 26 人少なかった。 一方、沖縄県は月曜日としては過去 2 番目に多く、県の集計では、直近 1 週間の人口 10 万人あたりの新規感染者が 109.47 人と全国最多。 病床占有率も 92.3% と高い水準が続いている。 (asahi = 6-7-21)


東京で新たに 235 人が感染 週間平均は 422.9 人に

東京都は 7 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 235 人確認したと発表した。 前週の月曜日(5 月 31 日)と比べて 25 人少なかった。 7 日までの 1 週間平均の感染者数は 422.9 人で前週比は 77.3%。 行政検査の件数(6 日までの 3 日間平均)は 4,473.3 件だった。 また、新たに 3 人の死亡が発表された。 新規感染者 235 人を年代別で見ると、20 代が 83 人で最多。 30 代が 49 人、40 代が 38 人、50 代が 26 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 16 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は 61 人で、前日から 1 人増えた。 (asahi = 6-7-21)


コールセンターのクラスター続発 北海道なお変異株猛威

北海道内での新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)の発生が止まらない。 5 月の発生件数は過去最多の 158 件で、4 月(53 件)の 3 倍となった。 札幌市ではコールセンターでのクラスターが続発し、ワクチン予約業務が遅れる事態にもなった。 新規感染者数は徐々に減少傾向となってきたが、感染力が強いとされる変異ウイルスが猛威を振るう状況は変わっていない。

道によると、5 月のクラスター発生件数は、感染「第 3 波」のピークだった昨年 11 月の 94 件を大きく上回り過去最多を更新。 医療施設・福祉施設が 86 件(4 月は 23 件)、事業所などが 36 件(同 9 件)、学校が 23 件(同 7 件)。 飲食店は 13 件(同 14 件)。 時短要請などが出されている飲食店でのクラスター発生は横ばいの一方、他の施設での増加が目立つ。 道は「5 月は感染者数が急増し、分野に偏りなくクラスターが発生した(コロナ対策本部指揮室)」とみる。 家族間から職場・学校などへ感染が広がり、クラスターにつながったという。

高齢者、障害者らが集団生活する福祉施設や医療機関、保育施設などではクラスターが発生しやすいとされる。 昨年の第 3 波でも、旭川市の病院と重症障害児者施設で大規模クラスターが発生し、自衛隊が災害派遣された。 ある福祉施設の関係者は「家族間で感染した職員が気付かずに働き、施設内で広がる事例が多くみられる。 職員の定期的な PCR 検査が欠かせない」という。

第 4 波で目立つのが学校や事業所での感染だ。 学校では部活やクラス内での感染が続いており、道は 6 月から、全国大会や道大会につながる部活動以外は原則休止にするなど対策を強化した。 事業所ではコールセンターでのクラスター発生が続いている。

札幌市では、高齢者向けワクチンの集団接種の電話予約業務を受託するコールセンターでクラスターが発生。 5 月 9 日に 1 人目の感染者が出て、6 月 1 日までに計 57 人が感染した。 市は 6 月 2 日から 3 回目の接種予約受け付けを予定していたが、コールセンターの従業員のほぼ全員が感染。 センターには人が立ち入れない状況になった。 急きょ拠点を移すことを決め、電話予約の開始時間を午前 9 時から正午にずらした。

札幌市では 5 月に過去最多の 77 件のクラスターが発生。 うちコールセンターが 8 件を占めた。 6 月もコールセンターですでに 3 件のクラスターが発生。 市は「マスクを着用しても感染してしまうなど感染力が強い変異株の流行が、密になりがちなコールセンターに集中して発生している可能性の一つとして考えられる(市保健所医療対策室管理課)」とみる。 市は、コールセンター向けの新たな感染対策を検討している。

道内全体での 6 月 1 - 6 日のクラスター発生件数は 17 件で、5 月の同時期の 20 件と比べほぼ横ばい。 5 月は大型連休後に新規感染者が急増したが、6 月の新規感染者数は減少傾向で、道は「今後の感染者数次第だが、クラスターの発生も減っていく可能性もある(コロナ対策本部指揮室)」とみている。 (佐藤亜季、中野龍三、asahi = 6-7-21)


全国で 2,022 人の感染を確認 前の日曜より 855 人減

新型コロナウイルスの国内感染者は 6 日午後 8 時現在で、新たに 2,022 人が確認された。 前週の日曜日より 855 人少ない。 亡くなった人は全国で 50 人で、重症者数(5 日時点)は 6 日連続で減って 1,131 人だった。 東京都では 351 人の新規感染が確認された。 前週の日曜日より 97 人少ない。 183 人だった北海道は 32 日ぶりに、145 人の大阪府は 3 日連続で、いずれも 200 人を下回った。 一方、神奈川県は 249 人で、5 日連続で 200 人を超えた。 沖縄県の 183 人は、県によると日曜日としては過去 2 番目に高い。 5 日が過去最多の 47 人だった山梨県はこの日、28 人が確認された。 (asahi = 6-6-21)


東京で新たに 351 人が感染 週平均は前週比 76.3%

東京都は 6 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 351 人確認したと発表した。6 日までの 1 週平均の感染者数は 426.4 人で前週比は 76.3% だった。 死者は 5 人だった。 感染者 351 人を年代別で見ると、20 代と 30 代がいずれも 82 人で最多。 40 代が 64 人、50 代が 43 人、60 代が 23 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 30 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は 60 人で、前日から 2 人減った。 (asahi = 6-6-21)


沖縄で 183 人の感染を確認 病床占有率も高水準続く

沖縄県は 6 日、新たに 183 人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 県によると、日曜日としては先週の 271 人より減ったが、過去 2 番目に高い数字。 県内の感染確認は延べ 1 万 8,506 人となった。 病床占有率は 97.9%、重症者用の病床占有率も 62.5% で高い水準が続く。 県の集計では、直近 1 週間の人口 10 万人あたりの新規感染者は 115.5 人で全国最多だった。 県の担当者は「新規感染者が減ったとはいいつつも、かなり高いレベルで推移しているので、『高止まり』という認識。 ピークが終わったとはいえない。」と話した。

医療の逼迫が深刻化するなか、県は、救急搬送される患者が入院医療機関が決まるまで待機できる「待機所」の設置を急ぐ。 札幌市が 5 月に設置した「入院待機ステーション」を参考にするという。 また、厚労省や全国知事会など様々なルートを通じて医師や看護師の派遣を要請している。 岩手県からは医師 1 人の派遣申し出があり、県立八重山病院(石垣市)への派遣が決定。 看護師も 7 日以降、順次沖縄入りする見通しという。 在沖米軍からは、日曜日のためとして新たな報告はなかった。 県のまとめでは、在沖米軍関連の感染者は計 1,408 人。 (asahi = 6-6-21)


ワクチン大規模接種の予約に「空き」 「やっぱり電話」

新型コロナワクチンの高齢者向け接種で、自治体の大規模接種会場の予約枠に「空き」が生じるケースが出ている。 インターネットによる予約方法などが支障になっている可能性があり、大阪市では電話受付を追加した翌日の 4 日、枠が埋まった。 専門家は「高齢者へのきめ細かい支援が必要だ」と指摘する。 「やっぱり電話なんだなと改めて感じている。 65 歳以上の高齢者は、IT での予約は不慣れな方が多い。」 4 日、大阪市の松井一郎市長は記者団にそう語った。

大阪市は「インテックス大阪(住之江区)」で、65 歳以上を対象に 1 万 6,200 人分(7 - 13 日接種分)の枠を設け、1 日にインターネットで受け付けを開始。 1 日(午後 6 時時点)は 25%、翌 2 日(同)も 45% の予約にとどまった。 3 日から電話での受け付けも追加すると、翌 4 日夕に枠が埋まった。 「電話をスタートさせた瞬間に、一挙に予約数が増えた。(松井氏)」という。

当初空いていた背景には、インターネットに加え、自宅近くでの個別接種などと比べて交通アクセスが支障になっていた可能性もある。 同会場は市中心部から距離があり、松井氏は「交通の利便性が高齢者の負担になっているのかもしれない」として、最寄り駅などからシャトルバスの運行があることを強調していた。

「自宅に近い場所から …」

神戸市はウェブサイトで大規模接種会場について「まだまだ予約空いています!!」と赤字で表示し、利用を呼びかけている。 会場は 5 月下旬に設置したが、序盤から空きが出ている。 神戸ハーバーランドセンタービル(中央区)とノエビアスタジアム神戸(兵庫区)で 1 日最大計約 7 千人の接種を見込むが、両会場で 6 月下旬以降の予約が埋まっていない。 一方、大規模接種とは異なり、各区にある集団接種の会場は 6 月末まで満員。 市の担当者は「かかりつけ医を含め、自宅に近い場所から埋まっていると思う」と話す。

関西以外でも、宮城県、東北大、仙台市が共同運営する大規模接種会場では、1 日千人以上の空きが出ている。 同市によると、今年度中に 65 歳以上になる市民は約 27 万人で、2 回接種には計約 54 万回必要になる。 政府が掲げる「7 月末完了」を目指し、このうち約 13 万回を大規模接種でまかなう計画だ。 だが、個別接種を 8 月に予約している高齢者もいるという。 郡和子・仙台市長は記者会見で「大規模接種会場をぜひご検討いただきたい」と述べた。 同市によると、もし予約が入らなくても「用意したワクチンは解凍せずに冷凍庫で保管するため、無駄にならない(担当者)」という。

愛知県が名古屋空港ターミナルビル(豊山町)に 5 月 24 日に設置した大規模接種会場も、名古屋市がホームページで「まだ空きがあります」と予約を呼びかけている。 自治体の大規模接種会場の予約枠に「空き」が出ていることについて、国際医療福祉大の松本哲哉教授(感染症学)は「電話はつながりにくく、ネットもお年寄りには難しい場合があるなど、予約の仕組みのハードルが高い自治体もある」と指摘。 さらに「自治体が『会場を用意したから来て』と言うだけでなく、各地域から大規模会場までバスで移動支援をするなど、高齢者が『これなら行ける』となるきめ細かい支援が必要だ」とも話している。 (本多由佳、長富由希子、asahi = 6-5-21)


中学・高校での集団接種を検討 神戸、対象拡大を受けて

【兵庫】 米ファイザー社製の新型コロナウイルスのワクチン接種対象に 12 - 15 歳も加わったことを受けて、神戸市が市立中学・高校での集団接種を検討していることが分かった。 学校で一度に多数の生徒に打つことで接種を加速させる考えで、関係機関と調整を進めている。 市は 12 - 15 歳への接種券について、6 月中の発送をめざして準備をしている。 市関係者によると、予約や接種を始める時期は未定だが、全ての市立中高で接種できる態勢をつくりたいという。 高校では 16 歳以上の生徒も接種できるようにする方向。 小学校では 12 歳の児童数が限られるため、集団接種はしない方針だ。

市関係者は「あの子は受けた、受けていない、といったことでいじめにならないよう、教育委員会などが対応していくことが必要だろう」と話した。 ファイザー社製のワクチンについては、厚生労働省が 5 月 31 日、これまで 16 歳以上としていた公費接種の対象に 12 - 15 歳を加えることを決めている。 (鈴木春香、asahi = 6-5-21)


東京で新たに 436 人感染 週平均は前週比 77.1%

東京都は 5 日、新たに 436 人が新型コロナウイルスに感染しているのを確認したと発表した。 5 日までの 1 週間平均の感染者数は 440.3 人で前週比で 77.1% となった。 死者は 8 人だった。 感染者 436 人を年代別で見ると、20 代が 127 人で最多。 30 代が 96 人、40 代が 69 人、50 代が 57 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 32 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は 62 人で、前日と同じだった。 (asahi = 6-5-21)


自衛隊の大規模接種センター 7 日から新たな予約開始

政府が東京と大阪に設置した新型コロナウイルスワクチンの「自衛隊大規模接種センター」をめぐり、防衛省は 4 日、14 - 27 日の予約について、7 日から受け付けると発表した。 東京会場の予約は 7 日午前 11 時ごろから、大阪会場は同日午後 1 時ごろから。 対象は東京、埼玉、千葉、神奈川の 1 都 3 県と大阪、京都、兵庫の 2 府 1 県の 65 歳以上の高齢者。 対象地域に住民票がなくても、居住実態のある高齢者も受け付ける。 (asahi = 6-4-21)


国内で 2,595 人新規感染 神戸で発見の変異株「注視」

国内で初めて神戸市で見つかった新型コロナウイルスの新たな変異株について、神戸市は 4 日、市内でさらに 4 人から発見されたと発表した。 いずれも 1 日に発表された 1 例目の患者と接点はないという。 市は「市中感染が広がっているとまでは言えないが、注視する必要がある」としている。 市によると 4 人は、40 代女性 1 人と 20 - 40 代の同居家族 3 人。 いずれも軽症で、海外渡航歴はなかった。 女性とこの家族の間にも接点はなかったことから、市は感染源が複数ある可能性が高いとみている。 新たな変異株は、英国型に特徴的な「N501Y」の変異と、一部のインド型にみられる「E484Q」の変異をあわせ持つ。

国内感染者は 4 日午後 8 時現在、新たに 2,595 人が確認された。 死者は 86 人だった。 新規感染者は東京都が 472 人、愛知県が 266 人、沖縄県が 247 人などで、大阪府は 189 人だった。 (asahi = 6-4-21)


ワクチン予約、接種日は「10 月 6 日」 困惑する高齢者

札幌市の高齢者への新型コロナウイルスワクチンの接種予約が 5 月 19 日に始まってから 2 週間あまり。今なお予約が取りづらい状況が続いている。 かかりつけ医など医療機関での接種では予約日が 4 カ月先になる例も出ており、しびれを切らして集団接種会場での予約に切り替える人も。 ネットに不慣れな高齢者の予約をサポートする動きも始まっている。

札幌市豊平区に住む男性 (83) は、ワクチン接種予約の受け付けが始まった 5 月 19 日、自宅近くの医療機関に電話予約しようとしたがつながらず、翌日に直接出向いて予約した。 しかし告げられた接種予定日は「10 月 6 日」。 「国は高齢者への接種完了を 7 月末に終えると言っているのに」と驚いた。 男性はその後、札幌市の集団接種会場の予約に空きがあることを知り、電話で予約をとりなおし、6 月中に接種できる見通しという。 「自宅の近くで接種を受けたかったが、10 月までは待てない。」と話す。

この男性が接種予約していた医療機関の担当者によると、予約の問い合わせが殺到し、接種予定日が 10 月以降になっている人もいるという。 ただ、男性のように集団接種に切り替えた人も出ており、予約枠が空けば電話をかけ、予約を前倒しにしてもらっている。 担当者は「日々状況が変わり、対応に追われている」と話す。 札幌市は高齢者のワクチン接種では、まずかかりつけ医で行うことを勧めている。 集団接種は個別の医療機関での予約が取れない場合に使うよう求めている。 しかし、個別の医療機関で予約に対応しきれず、この男性のケースのように早期の接種のため予約を取り直すケースも出ている。

さらに、予約のシステムにも問題点がある。 医療機関での個別接種と集団接種では予約システムが異なり、同時に予約する「二重予約」ができてしまう。 どちらかのキャンセルを忘れると、ワクチンが無駄になりかねない。 札幌市の担当者は「集団接種を予約した場合は個別接種の予約のキャンセルを忘れないで」と呼びかける。 集団接種の予約も、今なお電話がつながりにくい状況が続いている。 市はネット予約を勧めているが、高齢者にはネット操作に不慣れな人が少なくない。

こうした状況を受け、市内の NPO や民生委員らが、東まちづくりセンター(中央区)でネット予約を手助けする活動「ワクチン接種予約のお助け隊」を始めた。 「お助け隊」のメンバーは約 10 人。 今月 2 日、センターを訪れた浅香利夫さん (77) は、メンバーにネット予約を代行してもらい、10 分ほどで接種の予約を完了した。 「感謝感激です。 これで安心して生活できます。」 浅香さんはそれまで 2 週間にわたり、かかりつけの病院に 1 日 4、5 回ほど電話し続けたがつながらなかった。 ネットも使えず途方に暮れていたという。

札幌市の 75 歳以上の高齢者は約 27 万人。 市によると、集団接種会場の予約はこれまでに 4 万人超が済ませ、個別接種を行う約 500 の医療機関と合わせて少なくとも 5 万 7 千人が 1 回目の接種を終えたとみられる。 (榧場勇太、佐藤亜季、asahi = 6-3-21)


59 歳以下の集団接種、20 - 30 代優先 新宿区長方針

東京都新宿区の吉住健一区長は 2 日の記者会見で、59 歳以下への新型コロナワクチンの集団接種では、20 - 30 代の若者の予約を優先する方針を示した。 症状が出にくく行動範囲も広いとされる若者に接種することで、他の世代への感染も防ごうという狙いだ。 区は現在 75 歳以上への集団接種を実施しており、3 日からは 65 - 74 歳、10 日からは 60 - 64 歳の予約受付が始まる。 59 歳以下には 17 日に接種券を配布し、接種は 7 月以降になる見通しだ。

区長は「若者は保育や介護、窓口業務などエッセンシャルワーカーとして人と接する機会も多い。 専門家からも『まず若年層を抑えないといけない』と指摘された」と、若者の予約を優先する理由を説明した。 個別接種が始まっても、かかりつけ医が無いなどの理由で若者の利用は少ないとみて、40 代以上とで接種方法の分散を図った。 19 歳以下への集団接種については「副反応について分かっていない部分もある。 念のため、私たち大人から先に打つべきだ。」と語った。 基礎疾患がある人、20 - 30 代、40 - 50 代、19 歳以下の順で段階的に接種を進める考えを示した。 (武田啓亮、asahi = 6-3-21)


東京で 508 人感染 週平均 500 人割れも死者は 16 人

東京都は 3 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 508 人確認したと発表した。 前週の木曜日(27 日)と比べて 176 人少なかった。 3 日までの 1 週間平均の感染者数は 475.3 人で前週比は 81.2%。 行政検査の件数(2 日までの 3 日間平均)は 8,845.0 件だった。 また、新たに 16 人の死亡が発表された。 新規感染者 508 人を年代別で見ると、20 代が 135 人で最多。 30 代が 108 人、40 代が 81 人、50 代が 76 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 47 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は 67 人で、前日から 6 人減った。 (asahi = 6-3-21)


北海道コロナ死者 18 人、9 日連続 2 ケタ 感染 300 人

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北海道内で 3 日、新型コロナウイルスの感染者が新たに 300 人確認された。 前日の 317 人を下回り、1 週間前の 5 月 27 日(570 人)も下回ったが、2 日連続で 300 人を超え、なお感染状況は予断を許さない。 新たな死者は 18 人で、1 日で確認された死者数では過去最多となった 5 月 31 日の 19 人に次ぐ水準。 新たな死者は 9 日連続で 2 ケタとなった。 うち札幌市では 50 代男性 1 人を含む 9 人が死亡した。 札幌市では 193 人の新規感染者が確認された。 札幌以外の保健所設置市(旭川、函館、小樽)の公表分は、旭川市 14 人、函館市 6 人、小樽市 5 人。 道庁公表分は 82 人(死亡 9 人)。 (asahi = 6-3-21)


ホットヨガスタジオでクラスター、感染者 59 人に 岐阜

岐阜県と岐阜市は 3 日、10 歳未満から 80 代の男女 71 人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 県内の感染者は延べ 8,829 人に。 入院中の県内の 80 代女性が亡くなり、県内の死者は 167 人になった。 県は新たに 1 件のクラスター(感染者集団)を認定した。 恵那市の職場で食事や喫煙を共にした職員 4 人とその家族 3 人が感染した。 このうち 6 人は外国籍だという。

岐阜市のホットヨガスタジオのクラスターは、利用者 10 人とインストラクター 1 人、利用者の接触者の家族 1 人が陽性となり、感染者は計 59 人になった。 岐阜市によると、換気が不十分な状態で 1 時間程度のレッスンを 30 - 40 人で実施し、マスクを着けない利用者がいたという。 八百津町の高齢者のデイサービスのクラスターでは、職員の家族ら 4 人と、利用者が使った別の養護老人ホームの職員 4 人の感染がわかり計 42 人になった。 可児市の接待を伴う飲食店のクラスターは、従業員 3 人と知人の家族ら 4 人の感染がわかり、感染者が計 19 人になった。 (asahi = 6-3-21)


感染拡大の沖縄、県立高校を休校に 小中学校にも要請

新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出ている沖縄県は 3 日、7 - 20 日の県立高校の休校など新たな強い措置を決め、発表した。 10 歳未満や 10 代への感染拡大が見られるという。 小中学校でも同様の対応をとるよう各市町村教育委員会に求める。 大型商業施設には 5 日から 20 日までの間、休日の休業を要請する。 記者会見した玉城デニー知事は「感染状況は、過去に経験がない拡大局面。 人との接触機会を極小化する必要がある。」と語った。

県内では医療の逼迫が深刻化している。 3 日も新たに 244 人の感染が発表され、療養者数は 2,754 人と過去最多を更新。 病床占有率はコロナ専用と一般がそれぞれ 9 割超で高止まりし、感染者を受け入れてきた複数の病院は、一般の外来診療や入院の受け入れ制限を始めている。 保健所も業務が追いつかず、濃厚接触者の調査を一部中止した。

感染者約 500 人の入院治療をしてきた県立南部医療センター・こども医療センター(南風原町)は 1 日、「病院緊急事態宣言」を発表。 緊急事態宣言期間の 20 日まで、1 日に受け入れる外来受診者と入院患者を制限し、入院は緊急性が高い患者を優先するという。 県立中部病院(うるま市)も 2 日から、外来診療と入院の制限を開始した。 市独自に「非常事態宣言」を出している石垣市の県立八重山病院は「重症者への医療体制を整えるため」として、1 日から当面の間、午後の一般外来を休診。同じ離島にある県立宮古病院(宮古島市)は、不急の手術や検査を延期している。

県によると、2 日時点の新型コロナ患者の病床占有率は 99.5%、一般病床は 93.2% となっている。 感染拡大の影響は、保健所の業務にも及ぶ。 県は、沖縄本島中南部の保健所で、重症化リスクが低い感染者について、濃厚接触者の調査をとりやめた。 代わりに、感染者本人が接触者に直接連絡するよう求めるという。 県の担当者は「感染者の急増で、調査業務も逼迫している。 必要な人たちには優先的に調査を実施していく。」と話している。 (光墨祥吾、国吉美香、asahi = 6-3-21)


東京で新たに 487 人感染 1 週間前から 256 人減少

東京都は 2 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 487 人確認したと発表した。 前週の水曜日(26 日)と比べて 256 人少なかった。 2 日までの 1 週間平均の感染者数は 500.4 人で前週比は 82.・3%。 行政検査の件数(1 日までの 3 日間平均)は 6,376.7 件だった。 また、新たに 13 人の死亡が発表された。 新規感染者 487 人を年代別で見ると、20 代が 146 人で最多。 40 代が 92 人、30 代が 87 人、50 代が 47 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 48 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は 73 人で、前日から 3 人増えた。 (asahi = 6-2-21)


大阪のコロナ感染者 10 万人超える 半数が「第 4 波」

大阪府の新型コロナウイルス感染者は 2 日、延べ 10 万人を超えた。 このうちの半数は 3 月以降の「第 4 波」の感染者で、府は英国型の変異株の広がりなどが影響したと分析する。 「まん延防止等重点措置」では、感染の急拡大に歯止めをかけられなかった。 府内の 2 日の新規感染者は 213 人。 朝日新聞の集計では、初めて感染者が確認された昨年 1 月以降の累計は 10 万 199 人になった。 都道府県別ではすでに東京都が 10 万人を突破し、1 日現在で 16 万 1,426 人となっている。

大阪府が発表した感染者数の内訳は、昨年 1 月 29 日 - 6 月 13 日の「第 1 波」は 1,814 人、6 月 14 日 - 10 月 9 日の「第 2 波」は 9,307 人、10 月 10 日 - 今年 2 月 28 日の「第 3 波」は 3 万 6,067 人、3 月 1 日以降の「第 4 波」は 6 月 2 日までで 5 万 3,011 人。 第4波に入ってからの約 3 カ月の感染者が、全体の 53% を占める。

感染急拡大を受け、政府は今年 4 月 5 日から府などに重点措置を適用した。 しかし、府内では同月中旬以降、新規感染者が連日 1 千人を上回るようになり、同月 25 日から緊急事態宣言に切り替えた。 府は「重点措置で人流は減ったが、感染者の減少には持ち込めなかった。 緊急事態宣言で人流と感染者の両方が大きく減った」と分析する。 (asahi = 6-2-21)


国内で新たに 2,643 人感染 神戸で国内未発見の変異株

新型コロナウイルスの国内感染者は 1 日午後 8 時現在、新たに 2,643 人が確認された。 亡くなった人は 101 人だった。 神戸市は市内の陽性患者から、これまで国内で見つかっていない変異を持つ変異株を確認したと発表した。 患者は回復しており、いまのところ蔓延の恐れはないという。 神戸市によると、今回確認された変異株は、英国型に特徴的な「N501Y」の変異に加え、一部のインド型にみられる「E484Q」の変異をあわせ持つ。 欧州を中心に海外で 150 例ほど報告されているという。 患者は 50 代男性。 海外渡航歴や渡航歴のある人との接触はなかったという。

東京都では 471 人、大阪府は 201 人の感染が確認され、いずれも前週の同じ曜日を下回った。 直近 1 週間の人口 10 万人あたりの新規感染者数が 127.43 人で全国 1 位の沖縄県では 223 人を確認した。 (asahi = 6-1-21)


死者は 7 日連続 10 人超 今なお北海道の感染状況厳しく

北海道に出されている新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が 1 日、延長された。 5 月 16 日に宣言が発出されて約 2 週間。新規感染者数は減りつつあるが、医療提供体制の逼迫は続いている。 入院患者はまだ多く、死者は 7 日連続で 10 人を超えた。 宣言の期限の 20 日まで予断を許さない状況が続く。 1 日の道内の新規感染者数は 254 人だった。 5 月 24 日以降、9 日連続で前週の同じ曜日を下回った。 この 1 週間の人口 10 万人当たり新規感染者数は 52.92 人。 国の指標では最も深刻なステージ 4 の基準となる 25 人をまだ大きく上回るが、5 月下旬の 70 人台からは減りつつある。

札幌市などでの酒類提供飲食店への休業要請や大型店への週末休業要請の効果が表れてきたとみられる。 一時は 6 割を超えた感染経路不明の割合(週平均)も 33% に低下。市中感染の広がりには歯止めがかかってきた。 ただ入院患者数はまだ増加傾向で、5 月 31 日時点で過去最多の 1,113 人。 重症化リスクが高いとされる変異ウイルスは治療が長期化する傾向にある。 新規感染者数が減少に転じても病床が空かず、治療にあたる病院の負担は重いままだ。

患者数全体では、5 月 28 日時点で過去最多の 8,508 人。 入院や宿泊療養施設への入所ができず、自宅で療養している人がまだ多い。 最多の感染者を抱える札幌市ではコロナ病床はほぼ満床で、5 月 28 日までに入院や入所を待つなどしていた 5 人が自宅で死亡。 こうした状況を踏まえ、道は 1 日、道内のコロナ病床を 172 床増やし、1,981 床にする方針を示した。

死者数も高止まりしている。 1 日の死者は 16 人で、7 日連続で 10 人超。 5 月 31 日には過去最多となる 19 人となった。 道コロナ対策本部指揮室によると、感染から 1 - 2 週間後に症状が悪化して死亡する患者が多いといい、新規感染者数が 5 月下旬にピークを越えてからも死者がなかなか減っていない。 最近は高齢者が多い福祉施設や医療機関でクラスター(感染者集団)が多く発生し、死者の増加につながっている。 道の担当者は「医療の逼迫状況の改善には、何よりも新規感染者数を減らすのが第一。 高齢者の死亡を防ぐためにクラスター対策も重要だ。」と話す。 (中野龍三、asahi = 6-1-21)


全国で新たに 1,793 人感染 2 千人未満は約 2 カ月ぶり

新型コロナウイルスの国内感染者は 31 日午後 9 時現在、新たに 1,793 人が確認された。 全国の新規感染者が 2 千人を下回るのは 4 月 5 日以来となった。 亡くなった人は 80 人増えた。 北海道の死者は 19 人で、過去最多となった。 東京都の新たな感染者は 260 人で、300 人を下回るのは 4 月 5 日以来。 北海道は 279 人で都道府県別で最多。 大阪府は 98 人、愛知県は 145 人だった。

国によると、全国の高齢者らへのワクチンの接種回数は 1 回目が 466 万 1,390 回(65 歳以上のおよそ 13.1%)、2 回目が 32 万 1,318 回(同 0.9%)。 都道府県別で、1 回目の接種を終えた割合が最も高いのは和歌山県(同 26.8%)、山口県(同 24.5%)、鳥取県と佐賀県(ともに同 22.5%)が続く。 (asahi = 5-31-21)


ノエスタで大規模接種始まる 全国初のオンライン予診も

サッカー J1 ヴィッセル神戸の本拠地、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で 31 日、市による新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。 市の統括のもと、楽天グループが現場の運営を担う。 7 月下旬をめどに 1 日 5 千人規模の接種態勢を整える方針だ。 会場ではオンライン予診が導入された。 市などによると、大規模接種会場では全国で初めてという。 遠方の医師がモニター越しにリモートで診察する。 地理的な制約にとらわれず医師を確保しやすくなるという。

初日に予約したのは高齢者ら約千人。 スタジアムの車両用通路やロッカールームを使い、接種が進められた。 ヴィッセル神戸のイニエスタ選手が接種前の腕まくりを促すパネルを置くなど、スタジアムならではの工夫も。 試合がある日も会場のレイアウトを変えて接種を実施する予定だという。 (鈴木春香、asahi = 5-31-21)


大規模接種の対象拡大始まる 1 日に 1 万 5 千人可能に

政府が設けた新型コロナウイルスワクチンの「自衛隊大規模接種センター」で 31 日、接種対象が東京会場で東京都と埼玉、千葉、神奈川の 3 県、大阪会場で大阪府在住の高齢者に広がった。 接種できる人数も両会場で 1 日あたり計 1 万 5 千人と最大になった。 大規模接種センターは 24 日に開設。 当初は東京 23 区と大阪市に住む 65 歳以上の高齢者が対象で、1 日あたりの接種対象はあわせて 7,500 人だった。 予約については、東京会場は 24 日から都内を対象に受け付けたが埋まらず、28 日から周辺 3 県を前倒しで対象に加えて受け付けたところ、開始から約 50 分で埋まっていた。

31 日からは東京、大阪両会場での 6 月 7 - 13 日分の予約も受け付ける。 東京会場が午前 11 時ごろ、大阪会場が午後 1 時ごろからで、大阪会場では京都府と兵庫県も対象に加わる。 対象地域に住民票がなくても居住実態がある高齢者も対象になる。 いずれも今回が 1 回目の接種で自治体による接種を受けていないことが条件。 防衛省は市区町村による接種との「二重予約」をしないよう、呼びかけている。 (松山尚幹、asahi = 5-31-21)


東京で新たに 260 人が感染 4 月 5 日以来の 200 人台

東京都は 31 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 260 人確認したと発表した。 300 人を下回るのは 4 月 5 日以来で、前週の月曜日(24 日)と比べて 80 人少なかった。 31 日までの 1 週間平均の感染者数は 547.1 人で前週比は 85.7% だった。 また、新たに 1 人の死亡が発表された。 新規感染者 260 人を年代別で見ると、20 代が 72 人で最多。 30 代が 59 人、40 代が 38 人、50 代が 33 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 24 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は 75 人で、前日から 2 人減った。 (asahi = 5-31-21)


大阪の新規感染 98 人 100 人以下は 3 月 22 日以来

大阪府は 5 月 31 日、府内で新たに 98 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。 新規感染者が 100 人を下回るのは、79 人だった 3 月 22 日以来。また、4 月 27 日 - 5 月 30 日に、50 - 90 代の男女 16 人の死亡が確認されたことも発表した。 府内の感染者数は延べ 9 万 9,785 人、死者は計 2,315 人になった。

重症患者は 258 人で、うち 7 人は中等症病床などで治療を続けている。 府が確保する重症病床(354 床)の使用率は 70.9% となった。 軽症中等症病床に入院している患者は、重症患者も含めて 1,236 人で、確保病床(2,323 床)の使用率は 53.2% になった。 これまでに大阪府堺市の高齢者施設で職員と入居者計 6 人、河内長野市の障害者施設で職員と利用者計 13 人の感染が確認された。 府はクラスター(感染者集団)が起こったとみている。 (asahi = 5-31-21)


全国で 2,878 人感染 重症者 1,347 人、高止まり続く

新型コロナウイルスの国内感染者は 30 日、午後 8 時現在で新たに 2,878 人が確認された。 1 日あたりの感染者が 3 千人を下回るのは、今月 24 日以来 6 日ぶり。 亡くなった人は、49 人だった。 重症者(29 日時点)は 1,347 人で、前日から 36 人減ったものの過去 5 番目の多さで、高止まりが続いている。

東京都は、新たに 448 人の感染を確認したと発表した。 前週の日曜日(23 日)と比べて、87 人少ない。 30 日までの 1 週間平均の感染者数は 558.6 人で前週比は 86.0% だった。 大阪府では 197 人の感染が明らかになった。 新規感染者が 200 人を下回るのは 3 月 23 日以来。 28、29 日に 40 - 90 代の男女 8 人の死亡が確認された。 沖縄県は 271 人で、過去最多となった 29 日の 335 人を下回ったものの、日曜日としては最多を更新した。 (asahi = 5-30-21)


新型コロナ、3,595 人感染 重症者は過去 2 番目の多さ

新型コロナウイルスの国内感染者は 29 日午後 8 時現在、新たに 3,595 人が確認された。 亡くなった人は 91 人だった。 重症者数(28 日時点)は前日より 8 人増え、過去 2 番目に多い 1,383 人となった。 東京都では、新たに 539 人の感染を確認した。 前週の土曜日(22 日)と比べて、63 人減った。 29 日までの 1 週間平均の感染者数は 571 人で前週の 87.8%。 死者は 6 人だった。

大阪府では 216 人の感染を確認し、1 日あたりの感染者数が 300 人を下回るのは 2 日連続だった。 60 - 100 歳代の男女 31 人が亡くなった。 沖縄県では 335 人の感染が明らかになった。 1 日あたりの新規感染者は 28 日の 313 人を上回り、2 日連続で過去最多を更新した。 (asahi = 5-30-21)


東京で新たに 539 人感染 前週土曜より 63 人減

東京都は 29 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 539 人確認したと発表した。 前週の土曜日(22 日)と比べて、63 人減った。 29 日までの 1 週間平均の感染者数は 571 人で前週の 87.8%。 行政検査の件数(28 日までの 3 日間平均)は 7,698.7 件だった。死者は 6 人だった。 539 人の年代別内訳では、20 代が 160 人と最も多く、30 代 115 人、40 代 79 人、50 代 59 人と続いた。 65 歳以上の高齢者は 44 人だった。 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺 (ECMO) を使用」とする都基準の重症者数は 78 人で、前日から8人増えた。 (asahi = 5-29-21)


時短応じぬ飲食店でクラスター、従業員ら 8 人感染 岐阜

岐阜県と岐阜市は 29 日、10 歳未満から 80 代までの男女 63 人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 県内の感染者は延べ 8,518 人になった。 岐阜市の 90 代女性と 60 代男性、瑞穂市の 70 代女性が亡くなり、県内の死者は 161 人になった。 新たなクラスター(感染者集団)は県が 4 件、岐阜市が 1 件を認定した。 県立土岐商業高校では、複数のクラスや運動部に所属する生徒 10 人と、その家族 1 人が感染。 岐阜市の屋内運動施設でも、利用者 8 人と職員 3 人、職員の知人ら 2 人の感染がわかった。

可児市の接待を伴う飲食店では従業員 4 人と利用客 1 人、知人や家族ら 3 人の感染が判明。 県によると、店は午後 8 時までの営業時間短縮の要請に応じず深夜まで営業していたという。 また、県が 4 月 26 日 - 5 月 26 日、感染者 2,764 人の行動歴を尋ねたところ、県外の感染者とのつながりで感染がわかった人は 111 人 (4%)、県外を訪れた人も 533 人 (19%) おり、訪問先は愛知県が 85% を占めた。 愛知、岐阜、三重 3 県の知事会議で明らかにした。 3 県の知事は 29 日、「県をまたぐ移動は避けて」と改めて呼びかけた。 (asahi = 5-29-21)

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