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東京都の感染者、最多の 293 人 「これからも増える」

東京都内で 17 日、新たに新型コロナウイルスの感染者が 293 人確認されたことがわかった。 小池百合子知事が同日、報道陣に対し、明らかにした。 16 日の 286 人を上回り、過去最多を 2 日連続で更新した。 都内の感染者は 9 日連続で 100 人超となった。 都が感染者数を集計して発表するまでには 3 日ほどかかる。 14 日の検査件数は過去最多だった 13 日の約 4,700 件に続き、4 千件ほどと高い水準を維持。 都幹部は「検査を積極的にしているので、これからも感染者数は上がり続けるだろう」と見通しを語っていた。

感染者数の急増を受け、都は 15 日、感染状況に関する 4 段階評価の警戒度を最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げていた。 7 月は 20 - 30 代の若い世代の感染が約 7 割を占めているが、ここ 1 週間では 10 歳未満や重症化しやすい 60 歳以上にも感染の幅が広がっている。 感染経路も施設や同居の家族、職場、劇場、会食など多岐にわたっている。 (asahi = 7-17-20)


東京都、新たに 286 人感染確認 感染者数 1 日で最多に

東京都によりますと、16 日、都内で新たに 286 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したということです。 都内で 1 日に確認された数としては、今月 10 日の 243 人を上回り、これまでで最も多くなりました。 これで都内で感染が確認されたのは合わせて 8,640 人になりました。 東京都は、都民には無症状であっても不要不急の都外への外出を控えることなどを、また事業者にはガイドラインを守ることなど感染防止対策の徹底を呼びかけています。

感染症の専門家「医療体制の圧迫 懸念」

東京都の小池知事が 16 日の発表が 280 人台になるという見通しを明らかにするなど、東京を中心に感染拡大が続いている状況について、感染症に詳しい愛知医科大学の三鴨廣繁教授は「検査数が増加したことで新たな感染者の数が増えてきているということは事実だと思う。 しかし、感染者がこれだけのペースで増えれば入院患者や重症の患者も当然増えていき、次第に医療体制を圧迫するようになってしまう。 医療者の立場としてはこの点を非常に懸念している。」と話しました。

そのうえで今後の感染の広がりについて、「今は若い世代が中心だが、40 代から 50 代の患者も増えてきている。 この世代は高齢者との接触機会も多く、感染が重症化リスクが高い世代へと広がっていくことを警戒している。 また、地域的にも東京やその近郊だけでなく、大阪や愛知など全国に広がりつつあるのが懸念される」と指摘しました。

また対策として、三鴨教授は「第 1 波の経験から、一人一人が 3 つの密を避け、手洗いや消毒を徹底することである程度リスクを下げられることが分かってきている。 もう一度こうした基本的な感染対策の徹底に立ち返らなければならない。 感染が広がってしまえばそれを止めることは難しい。 今、速やかに対策を取ることが非常に重要だ。」と話していました。

感染確認増加 要因は?

  1. 検査数が増加

    小池知事が、都内の感染確認が増えている要因の 1 つに挙げているのが、検査数の増加です。 都によりますと、曜日によってばらつきはありますが、都内で行われた PCR 検査と抗原検査は、14 日までの 1 週間の平均で 1 日当たり 3,200 件を超えています。 感染が拡大していたことし 4 月には、1 か月の平均がおよそ 1,000 件で、大幅に増えています。 都は、増えた要因について、医療機関で検査が受けられる専用の外来を拡充させたり、検査機器の導入を支援していることに加えて、感染の確認が相次いでいる夜の繁華街で働く人たちに対し、地元の区などが積極的に検査を受けるよう呼びかけていることなどを挙げています。

    都によりますと、15 日午後 8 時時点のまとめでは、今週月曜日 13 日に行われた検査は 4,683 件で、これまでで最も多くなりました。 都が保健所から報告を受けて感染を確認するのは、検査の実施からおおむね 3 日程度かかるということで、月曜日の検査数が多かったことが 16 日の感染の確認の増加につながったと都の幹部は見ています。

  2. 陽性率も増加

    ただ、懸念されているのは、検査を受けた人のうち陽性になる人の割合、つまり「陽性率」も上昇を続けていることです。 都が発表している「陽性率」は、その日までの 1 週間に陽性と判明した人の平均を、その日までの 1 週間に検査した人の平均で割った数字です。 今月 1 日は 3.9% だったのが、15 日は 6.2% となり、2.3 ポイント増加しています。 緊急事態宣言が解除されたことし 5 月 25 日には 1.0% で、その後、6 月下旬まで 1% 台から 2% 台で推移していましたが、ここ最近は上昇傾向が続いています。

  3. 年代に広がりも

    さらに、感染が確認される人が若い世代だけでなく、徐々に中高年に広がっていることも懸念されています。 今月に入って 15 日までの 2 週間余りで感染が確認された人を年代別にみると、50 代が 130 人、60 代が 70 人、70 代が 37 人、80代以上が 32 人でした。 先月 1 か月と比べると、50 代はすでに 2 倍近くに増えているほか、60 代も 1.5 倍以上に増えています。 また、70 代はすでに先月 1 か月の合計とほぼ同じ数になっているほか、80 代以上では、先月 1 か月の合計をすでに 3 人上回っています。

「今が非常に重要な局面」

都の担当幹部は、NHK の取材に対して「若い人が比較的多く、軽症者が目立つこの段階で、感染の拡大を食い止めなければ、重症化しやすい高齢者に感染が広がり、医療体制のひっ迫につながりかねない」として、感染の拡大を止めるために、今が非常に重要な局面だという認識を示しています。

また、今後について「社会機能は、もう止めることができないのか、経済社会活動と感染拡大防止をどう両立させ、感染拡大を食い止めていくのかが、いちばんの課題だ。 両立させるためには結局のところ、一人ひとりが手洗いや消毒などの感染防止策を徹底し、飲み会などでも感染しないような方法を考えてもらうしかない。 こうした行動を促すよう、都としても地道に呼びかけていく。」と話していました。 (NHK = 7-16-20)


大阪府、16 日の新規感染 66 人 2 日続けて 60 人台

大阪府は 16 日、新型コロナウイルスの新たな感染者を 66 人確認したと発表した。 15 日にも 61 人の新規感染を確認しており、2 日連続で 60 人を超えるとともに、5 月 21 日の緊急事態宣言解除後の最多を更新した。 新規感染者のうち、感染経路が不明だったのは 34 人。 府内の累計の感染者数は 2,192 人になった。 新たな死者はいなかった。 府は夜の繁華街で若者を中心に感染が拡大しているとして、防止策の徹底を呼びかけている。 (nikkei = 7-16-20)


都のコロナ警戒レベル、最大に引き上げへ 15 日に提示

新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京都内の感染状況について、都が専門家による評価に基づいて設定する警戒レベルを 4 段階のうち最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げることが、都関係者への取材でわかった。 15 日に開かれる都のモニタリング会議で示される。 14 日の感染者数は 143 人で 2 日連続で 200 人を下回ったが、1 週間平均の 1 日あたりの感染者数は 14 日時点で 173.7 人に上り、感染が拡大した緊急事態宣言下の最大値(167.0 人、4 月 14 日)を超えている。

都関係者によると、専門家は、9 日から 4 日連続で 200 人を上回ったことや、感染経路不明者の週単位での増加比が前週の 2 倍近くになっている状況を重視しているとみられる。 都幹部の一人は「都民に対してより強い警戒を呼びかけることになる」と話す。 都は 7 月から週 1 回のペースで「次の波」への警戒を呼びかけるための新たな指標に基づき、専門家による現状の分析結果を公表している。 前回の 9 日は感染状況は前週より悪化しつつあったが、評価は深刻度が上から 2 番目の「感染が拡大しつつあると思われる」にとどまっていた。 (長野佑介、軽部理人、asahi = 7-15-20)


「東京はもう第 2 波突入」 都の対応にいら立つ区市町村

東京都内で 14 日、新型コロナウイルスの感染者が新たに 143 人確認された。 2 日連続で 200 人を下回ったものの、ここ 1 週間の新規感染は 1,216 人に上り、4 月の感染拡大期を上回るペースだ。 感染拡大に歯止めがかからない中、再び休業要請を出すことに慎重な都の方針に区市町村からは不満の声が上がる。 感染者 143 人を年代別にみると、20 代が 64 人、30 代が 29 人で全体の 65% を占め、40 代が 16 人、50 代が 10 人だった。 現時点で感染経路が不明な人は、全体の 45% にあたる 64 人いる。

感染経路別では、職場内が 17 人、施設内が 13 人、家庭内が 10 人、会食が 5 人など。 新宿区の劇場で上演された舞台関連で新たに 6 人の感染が判明し、この劇場のクラスター(感染者集団)は都把握分で計 33 人になった。 接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」の関連は計 24 人だった。 都内では、今月 2 日に 107 人と 2 カ月ぶりに 100 人超を確認。 その後、100 人を下回ったのは 8 日(75 人)だけで、高止まりしている。 14 日までの 1 週間で、1 日あたりの感染者数は平均で 173.7 人。 7 日までの 1 週間平均の 106.9 人から急増している。

感染した場所や年代も広がりを見せている。 14 日までの 1 週間の感染者 1,216 人のうち、夜の街関連は 28.55% (347 人)で、前週の 37.4% (280 人)と比べ低下した。 会食や家庭内での感染が目立つほか、高齢者施設や保育施設や学校での感染も相次ぐ。 文京区の区立保育園では 10 日以降、園児や保育士の感染が相次いで発覚。 都によると、14 日時点で計 31 人の感染が報告された。

この 1 週間の感染者のうち、10 歳未満の割合は 4.0% (49 人)で、前週の 1.9% (14 人)から倍増。 14 日には世田谷区の幼稚園や中野区の保育施設などでも感染が確認され、子どもへの感染も都内各地に広がっている。 一方、14 日の入院患者数は 679 人に上り、この 1 週間で 252 人増加。 60 代以上は全体の 6.0% (73 人)だが、重症化のリスクが高い高齢者に感染が広まれば、医療提供体制に影響を与えかねない。

23 区長からも厳しい指摘

政府や東京都はどう東京の感染を抑えようとしているのか。 西村康稔・経済再生相と小池百合子知事は 10 日、感染抑止策として、▽ 感染拡大地域での戦略的な PCR 検査の拡大、▽ 接待を伴う飲食店でのガイドラインの徹底、▽ 保健所の増員や機能強化を挙げた。 小池知事は 3 日連続で 100 人超えした 4 日に「都外への不要不急の移動自粛」を都民に求めたが、その後、「体調不良の方は」と表現を弱めた。 小池知事は都として休業要請を出すことにも否定的な姿勢だ。

新型コロナ対応の特別措置法では 24 条で、都道府県の判断で事業者らへ協力要請をできると定めている。 だが、都幹部は「緊急事態宣言下ですら休業要請に従わなかった店も多かった。 その反省を踏まえ、より実効性のある対策が大事で、地元の事情に詳しく、直接、店側と接している区市町村から要請を出した方が効果的だ。」と説明する。 都は区市町村が休業要請して「協力金」を支払う場合、1 店舗につき 50 万円を用意し、50 億円の予算を用意している。 ホストクラブでのクラスター(感染者集団)が発生した豊島区はすでに活用を表明している。

ただ、23 区の区長たちからはこうした都の対応に厳しい指摘が相次ぐ。 感染者の累計が 1 千人を超える新宿区の吉住健一区長は「法的に何の権限もない区市町村による休業要請にどう実効性を持たせるのかが課題」と話す。世田谷区の保坂展人区長は14日、取材に「要請主体が区市で都が補助するとの制度の狙いが何か、まだ都から説明がない。詳細な説明を待ちたい」と答えた。杉並区の田中良区長も14日の会見で「大事なことは病床を確保して、医療崩壊を起こさないこと。いかに経済と両立させていくか。国や都が責任をもって貫徹すべきことだ」と強調した。

江東区の山崎孝明区長は 14 日の会見で、現在の東京の状況について、「東京全体は『第 2 波』に突入したと思っている。 どこの区もそうだが、老人施設、保育園、学校で、かつてない感染者数が出ている」と危機感を示した。

「都の対応が信用されなくなる」

東京都の情報管理について、リスクコミュニケーションに詳しい慶応大の吉川肇子教授(組織心理学)は、ある課題を指摘する。 都が感染状況を説明する際、当初は感染者数などに重点を置いていたのに、最近はベッドが確保できているかなど医療体制にポイントが変わったことだ。 吉川教授は「なぜ変わったのかという説明が不十分で、都の対応そのものが信用できなくなってしまっている」と指摘する。 都が公表している数字はいつの時点のデータなのか、そこにどのような意味があるのかも分かりにくいという。 「正確な数字を、その意味とともに丁寧に説明し、対策を示していくべきだ」と訴える。 (asahi = 7-15-20)


全国で 409 人感染、東京帰りの地方の人も 大阪黄信号

新型コロナウイルスの国内感染者は 12 日、午後 9 時現在で新たに 409 人確認された。 東京都では 206 人の感染がわかり、4 日連続で 200 人を超えた。 千葉県では 31 人の感染が確認され、4 月 18 日以来の 30 人超となった。 32 人の感染が判明した大阪府は同日、府の独自基準「大阪モデル」に基づいて警戒を呼びかける「黄信号」を点灯させた。

都内で確認された 206 人の年代別は、20 代が 87 人、30 代が 46 人、40 代が 20 人、10 歳未満が 14 人。 若い世代での感染が多いが、60 代が 11 人、50 代が 9 人と 50 歳以上の感染も目立つ。 ホストクラブなど接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連の感染は 44 人。 一方で、現時点で感染経路が不明な人が 92 人含まれる。 千葉県では、浦安市のタイムス浦安病院の入院患者 6 人と看護師 3 人の感染が明らかになった。 32 人の感染が確認された埼玉県は、すでにクラスター(感染者集団)の発生が判明しているさいたま市のホストクラブや、越谷市のキャバクラ店などで新たな感染者が確認された。

鹿児島県では 8 人の感染が新たに確認された。 このうち少なくとも 5 人が、クラスターが発生した鹿児島市のショーパブ関連だという。 30 代男性の感染が確認された福井県は、75 日ぶりの新規感染者となった。 県によると、男性は 6 月 29 日 - 今月 9 日、都内に出張していたという。 また長野県では、東京都在住で軽井沢町に住宅を所有する 30 代の会社員男性の感染が判明した。 男性は 7 月上旬、複数回にわたり東京と軽井沢を往復。 6 日には都内で知人らと計 6 人で会食したという。 男性を含む 3 人に発熱などの症状があり、県はこの会食の際に感染したとみている。 (asahi = 7-12-20)


大阪府、32 人の感染確認 「大阪モデル」黄色信号を点灯へ

大阪府は、12 日府内で新たに 32 人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。 こうした状況を受けて、府は、独自に設けた「大阪モデル」で、府民に警戒を呼びかける黄色信号を点灯する方針を固めました。 大阪府によりますと、府内で 12 日、未就学児から 70 代までの男女合わせて 32 人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。 このうち、感染経路がわからない人は 21 人にのぼるということです。 これによって、府が独自に設けた「大阪モデル」で、府民に警戒を呼びかける黄色信号を点灯する基準に達しました。

「大阪モデル」では、
▽ 新たな陽性者が、直近の 1 週間で 120 人以上、かつ、その半数以上が週の後半の 3 日間に出ていること、
▽ 感染経路が不明な人が、直近の 1 週間の平均で前の週より 2 倍以上に増加し、
▽ その人数が 10 人以上であることという 3 つの基準にすべて達した場合は、黄色信号を点灯することになっています。

府内では、新たな感染者が、10 日は 22 人、11 日は 28 人と、若い世代を中心に増加傾向にあるほか、感染経路が不明な人も増えていて、府は警戒を強めていました。 「大阪モデル」で、黄色信号の基準に達したのは初めてで、吉村知事は、府民に対し、「3 密」を避けるなど、感染防止のための適切な行動を呼びかけることにしています。 (asahi = 7-12-20)


全国で 385 人が新たに感染 神奈川は宣言解除後最多

新型コロナウイルスの感染者は 11 日、東京都で新たに 206 人が確認され、東京都では 9 日の 224 人、10 日の 243 人に続き初めて 3 日連続で 200 人を超えた。 神奈川県では、緊急事態宣言解除後で 1 日当たりの人数が最多となる 34 人が確認されるなど、全国の新たな感染者は午後 9 時時点で 385 人に上った。 死者は 1 人だった。 このほか埼玉県で 35 人、千葉県では 13 人の感染が判明し、首都圏 1 都 3 県でのこの日の感染者数は 288 人だった。 大阪府では、50 代の保育士 1 人を含む 28 人の感染を確認した。 また、仙台市では、共同通信の 30 代の男性記者が感染したという。 (asahi = 7-11-20)


沖縄米軍、50 人超感染 基地の外でパーティーの情報も

沖縄県の玉城デニー知事は 11 日午後、県庁で記者会見を開き、在沖縄米軍内で新たに数十人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。 玉城知事は「衝撃。 感染が短期間で多数発生している。」と述べた。 関係者によると、感染者はこれまでに 50 人以上という。

県内では今月に入り、米軍普天間飛行場(宜野湾市)や、キャンプ・ハンセンなどで軍関係者の感染が相次いで判明。 県によると、10 日までに少なくとも 10 人以上を数えていた。 米国の独立記念日の 7 月 4 日には、軍関係者らが集うパーティーが基地外で開かれていたとの情報もあった。 県は県民への感染拡大を警戒。 米軍に対して感染者や濃厚接触者数などの公表を求める一方、県民に対しては米兵らと接触があり、風邪などの症状がある場合はすぐに医療機関を受診するよう呼びかけていた。 (asahi = 7-11-20)


新型コロナ、東京都で新たに過去最多の 224 人の感染確認 - 報道

東京都内で新たに 224 人の新型コロナウイルスの感染者が確認されたと、NHK が 9 日報じた。 1 日当たりの確認数としては 4 月 17 日の 206 人を上回り、過去最多。 都が同日開いたモニタリング会議では、専門家が医療提供体制を強化する必要があるとの見解を示し、軽症者向けの宿泊施設を新たに設置することや検査態勢をさらに拡充する方針を決めた。 東京都の小池百合子都知事は 9 日午前、新宿区内では多くの人が積極的に検査を受けていると指摘、「結果として出てくる陽性者数はかなり多いものと思う」と記者団に語った。

都内の新規感染者数は 2 日から 6 日連続で 100 人超が続いたが 8 日は 75 人だった。 西村康稔経済再生担当相は 9 日午前の参院内閣委員会で、その理由について新宿区内で行った検査結果の報告が「少し少ない」ことを挙げ、「少しずれてきょう、明日増えることも考えられる」と述べていた。 その上で、「いずれにしても 100 人前後の数字となっている」と指摘。 埼玉でも 8 日に 48 人となっており、「高い緊張感もって警戒すべき状況であると認識」と注意喚起した。 現時点で重症者は少なく、検査態勢も拡充していることから、「総合的に判断すると直ちに緊急事態宣言を行う状況にはないと専門家の皆さんとも確認した」と述べた。 (延広絵美、Bloomberg = 7-9-20)


東京の感染増加、医師「夜にとどまらず、若者に蔓延」

新型コロナウイルスの感染者が再び全国的に増えている。 東京では接待を伴う飲食店での感染が目立つが、それにとどまらず高齢者施設や医療機関などでの感染も確認され、感染経路がたどれないケースも少なくない。 国立国際医療研究センター(東京都新宿区)で患者を診る忽那賢志医師に 9 日、オンライン会議システムを使い、現状を聞いた。

- - 東京を中心に、感染者がまた増えています。

都内の感染者数は一度減りましたが、7 月上旬の今、4 月上旬と同じ程度に増えています。 どこで感染したかわからない例が 6 月下旬からだんだん増えて「やばい」と感じるようになりました。 危険な状態に近づいています。

- - 接待を伴う飲食店での感染ばかりではないということですか?

夜の街から「じわっとしみ出る」感染 政府は方針崩さず

地域差がありますが、新宿では、そうした店に関係する人から周囲の家族らが感染する例が増えています。 居酒屋や喫茶店で恐らく感染したとみられる人もいる。 酔っ払ったとか腹痛とか、新型コロナと関係のない症状で病院に来て、念のために PCR 検査をしたら陽性だった若者も複数います。 新宿ではもはや、夜のクラスター(感染者集団)にとどまっていない。 若者に蔓延している印象です。 若くてほかに病気がなくても、重症化する人はいるので、「かかってもいいや」などと思わず、注意してほしいです。

- - PCR の陽性率は?

新宿区の一部で 6 月上旬、10% 近くでした。 いま、区内のある検査スポットの陽性率は 40% 近く。 ホストクラブの従業員も含まれますが、確実に上がっています。 こんなに早く症例が増えてくるとは思っていませんでした。 もう少し落ち着いて推移することを期待していたのですが。

- - 都内以外でも感染が広がりつつあります。

若い人は活動性が高いので、移動してウイルスを他地域に運びやすい。 クラスターが新たなクラスターを生んでいる可能性があります。 行動制限がなくなり人の移動が活発になることで感染は広がる。 ウイルスが高齢者施設や病院に持ちこまれ広がると、重症化する人が増えて一気に深刻化します。 コロナの症状がない感染者が病院を受診し、病院側が感染に気づかずに院内感染を広げてしまうことも警戒されます。 クラスターを早めに見つけて抑え込むことが重要です。

- - 医療提供体制の状況はどうですか。

若い軽症者が多くホテル療養で良いことや、入院しても数日で退院できる人もいるといった理由から、ベッドが埋まる事態は起きていません。 ただし今余裕があるからといって、感染者がこのペースで増え続ければ、ずっと大丈夫なわけではない。 今のうちに抑え込む必要があります。

- - どうしたらいいのでしょう。

多くは 3 密(密接、密集、密閉)の環境で感染が起きています。 こうした環境を避け、手洗い、マスク装着など基本的な対策を皆さんがいかに徹底するかに尽きます。 全ての人がしないと感染拡大を防げないのが、この感染症の難しいところ。 ちょっとしたほころびから流行が広がってしまいます。 日頃の対策を徹底しないと、抑え込むことがどんどん難しくなります。

- - 10 日からイベントの参加人数上限が 5 千人に緩和されます。

マスク着用や手指の消毒、距離をとるといった対策はとるのでしょうが、緩和を急ぎすぎないほうがいいのではと思います。 感染者の推移をみてスピードを緩めるとか、逆戻りするという検討もしてもらいたいです。 (聞き手・編集委員・辻外記子、asahi = 7-9-20)

忽那賢志 (くつな・さとし) 国立国際医療研究センター国際感染症対策室医長。 2004 年、山口大医学部卒業。 専門は新興再興感染症や海外渡航後の感染症。


西村担当相、休業要請の拒否に罰則検討「慎重に見極め」

新型コロナウイルス対策を担う西村康稔経済再生相が朝日新聞のインタビューに応じ、休業要請に応じない事業者に対して罰則規定を設ける法改正を検討していく考えを示した。 ただ、私権の制限を伴うため、法的根拠などを「慎重に見極めたい」と述べた。 休業要請に対する補償規定の新設については「法律上は非常に難しい」と否定した。 西村氏は 6 日、内閣府で取材に応じた。

新型コロナ対応の特別措置法では、都道府県知事に店舗などへの営業自粛要請や指示を出す権限があるが、その罰則はない。 西村氏は、「そこの店が開いているから密になって感染が広がる恐れがあるという事態は私はあってはならないと思う」と指摘。 内閣法制局とも議論しているとし、「命令、罰則というのも法体系としては十分ありうる」との考えを示した。

ただ、休業要請などは憲法が保障する国民の自由と権利の制限につながるとの懸念が国会でも指摘され、特措法にも「制限は必要最小限のものでなければならない」と明記されている。 西村氏はこうした議論も踏まえ、休業要請や指示に従わなかった店舗などで感染が拡大したことを示す「立法事実」がないと法改正は難しいとも言及。 これまでの感染状況などのデータを整理し、「私権の制限につながるので慎重に見極めたい」と語った。

さらに、イベントの開催については「集会の自由」を侵害することにつながるうえ、現時点で自粛に従わなかったイベントで感染拡大した事例が見つかっていないことから、罰則規定を設けるのは「より難しい」と述べた。 一方、休業に対する補償規定を盛り込むことについては、「どの部分を損失とみて補償していくのか、法律上非常に難しい」と否定的な認識を示した。

東京都で感染者が増加傾向にあることについて、都内では入院者数が確保病床の 3 割程度にとどまっているが、「半分を超えてくるとかなり緊張感が高まってくる」と指摘。 緊急事態宣言の再発出は「医療体制が逼迫しないようにするところが一番のカギ」とし、医療提供体制や感染経路不明者の増加状況などをみて総合的に判断すると述べた。 また、政府に助言を行ってきた専門家会議の「廃止」を突然発表したことについて「結果的にいろんな誤解、批判をいただいたので率直に反省している」と説明。 専門家に十分な事前説明をせず発表したことは認めたが、「事務的なミスが重なった」として意図的ではなかったと強調した。 (中田絢子、菊地直己、山本知弘、asahi = 7-7-20)


秋葉原のメイド喫茶店員 9 人の感染確認 全従業員検査で

東京都千代田区は 7 日、秋葉原のメイドカフェの従業員 9 人の新型コロナウイルスへの感染を確認したと発表した。 6 月 25 日に店舗で 3 人の感染が判明したとの報告を受け、全従業員約 420 人を対象に順次 PCR 検査を実施しており、7 日までに 394 人の検査を終えたという。 区保健所によると、カフェは同じ会社が運営する「@ほぉ〜むカフェ」の秋葉原本店と秋葉原ドンキ店。 検査は居住地で行うのが原則だが、従業員数が多いことから、感染拡大防止のために早期に検査をする必要があると判断し、区で一括して検査することにしたという。 従業員は接客時はマスクを着用しており、利用客には濃厚接触者はいないと判断しているという。 (asahi = 7-7-20)


京都・祇園の舞妓 2 人が新型コロナ感染 感染経路不明、濃厚接触者 20 人は陰性

京都五花街の一つ、祇園甲部(京都市東山区)で、10 代の舞妓(まいこ) 2 人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。 祇園甲部組合が 7 日発表した。 2 人とも既に退院しており、美容師や着付け担当など濃厚接触者約 20 人はいずれも陰性だった。

同組合によると、2 人は同じ置屋に所属し、6 月 27 日に感染が判明した。 感染経路は不明という。 2 人が行ったお茶屋などは営業を自粛している。 接客の有無は把握していないという。 同組合は、五花街による京都花街組合連合会が作成した指針を順守するよう置屋などに徹底してもらうほか、フェースシールドの着用や営業時間の短縮など対策の強化も検討する。 (福富智、mainichi = 7-7-20)


秋葉原のメイド喫茶、300 人検査 夜の街以外も広がる

新型コロナウイルスの国内感染者は 6 日、午後 10 時 45 分現在で新たに 176 人が確認された。死者は 1 人だった。 東京都では、102 人の感染が確認された。 これで都内での 1 日あたりの感染者数は 5 日連続で 100 人を上回った。 年代別では 20 代が 53 人、30 代が 19 人で全体の 7 割を占めた。 現時点で感染経路が不明な人が 42 人いるという。

感染経路別で見ると、接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連は 35 人でうち新宿が 31 人、池袋が 1 人だった。 6 日まで 1 週間の感染者計 696 人のうち、夜の街は 272 人で、うち新宿が 201 人、池袋が 29 人。 そのほか、家庭内が 7 人、会食が 6 人、職場が 5 人、順天堂大医学部付属練馬病院の看護師 2 人など施設関連が 4 人だった。 東京都の小池百合子知事は 6 日夜、報道陣の取材に、「夜の街以外に、会食や家族内、職場施設などで広がっている。 引き続き感染しない、させないという基本を忘れずに、ご協力を」と述べた。 感染が確認された秋葉原のメイドカフェで働く 300 人以上が集団検査を受けていることも明らかにした。

首都圏でも埼玉県で 16 人、神奈川県で 11 人の感染が確認された。 2 桁の感染者増は埼玉県で 8 日連続、神奈川県で 5 日連続となった。また、愛知県でおよそ 1 週間ぶりとなる感染者が名古屋市で 2 人確認された。 2 人はいずれも首都圏で感染が確認された人と名古屋市内で会っていたという。 一方、近畿圏では大阪府で 8 人、兵庫県で 4 人、京都府で 3 人、奈良県で 1 人の感染が確認された。 鹿児島県内では、新たに 12 人の感染を確認。 県と鹿児島市によると、このうち少なくとも 8 人は、クラスター(感染者集団)が発生したとみられる市内のショーパブの関連だという。 県内の累計感染者数は計 110 人で、このうちショーパブ関連は 89 人となった。 (asahi = 7-6-20)


全国で 272 人感染 山形は 2 カ月ぶり、地方からも再び

新型コロナウイルスの国内感染者は 4 日午後 9 時現在で、新たに 272 人が確認された。 全国の累計は 1 万 9,675 人になった。 東京都で 3 日連続 100 人を超えたほか、隣接する埼玉、千葉、神奈川の 3 県で計 62 人の感染がわかった。 感染がしばらく確認されていなかった地域でも、再び報告があがり始めている。 新潟県内では 6 月 18 日以来 16 日ぶりに感染者が出た。 新潟市の外国籍の 20 代会社員男性で、6 月 30 日に東京から帰宅し、発熱などの症状が出た。 東京滞在中に接触した人が陽性だったという。

山形県では南陽市の 20 代男性の感染が新たに確認された。 県内で感染が確認されるのは 2 カ月前の 5 月 4 日以来。男性は、来県した東京の友人と 6 月 29 日まで行動を共にしており、この友人も陽性だという。 奈良県では生駒市の 10 代の女子学生の感染が新たにわかった。 奈良県内の新規感染者の発表は 38 日ぶり。 感染経路は不明だが、発症前日の今月 1 日に大阪市内のアルバイト先に出かけていたという。 このほか、鹿児島県で 23 人、大阪府で 17 人、京都府で 9 人の感染が新たに確認された。 鹿児島県の 23 人のうち 20 人は、感染者集団が発生したとみられる鹿児島市のショーパブを訪れた人やその接触者。 死者は報告されなかった。 (asahi = 7-4-20)


東京都、新たに 131 人の感染確認 100人以上は 3 日連続 新型コロナ

東京都の関係者によりますと、4 日、都内で新たに 131 人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。 都内で 1 日の感染の確認が 100 人以上となるのは、2 日と 3 日に続いて 3 日連続で、ことし 5 月 25 日に緊急事態宣言が解除されて以降では最も多くなりました。 これで、都内で感染が確認された人は合わせて 6,654 人になりました。 都は感染の確認が相次いでいる夜の繁華街では適切な感染防止策を講じている店を選ぶなど、十分に注意するよう強く呼びかけています。 (NHK = 7-4-20)


飲食店パーティーでクラスター、20 - 30 代 8 人感染 緊急事態解除後に京都市内で初

京都市は 4 日、20 - 30 代の男女 9 人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。 うち 20 代の男女 6 人は 6 月 27 日に京都市内の飲食店で催されたパーティーの参加者で、20 代と 30 代の男性 2 人はパーティーの 2 次会が催された市内のバーの店員だった。

このパーティーでは、市や京都府がこれまでに感染を発表していた 3 人と、東京都が 4 日に発表した 1 人と合わせて、参加者 14 人中 10 人が感染したことが判明。 バー店員 2 人を加えると感染者は 12 人となり、市はクラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。 参加者はいずれも友人同士で、会場の飲食店は同じフロアに他の客はいなかったという。 府内のクラスター発生は 6 例目で、緊急事態宣言解除後では初。 (京都新聞 = 7-4-20)


東京 124 人感染、若者 8 割 医師は高齢者への拡大警戒

東京都内で 3 日、新型コロナウイルスの感染者が 124 人確認された。 100 人を超えるのは 2 日連続となる。 今後の動向が懸念されるが、注意が必要なのは、単純に感染者数が増えることではなく、感染経路が追えない人と重症者の割合の増加だ。 都内の 6 月の感染者の 7 割は、20 - 30 代。 60 代以上は 1 割ほどだった。 124 人の内訳をみても、20 - 30 代が約8割を占める。

ただ、3 日の会見で小池百合子知事は「荒川区の高齢者施設内で感染がみられる」と明かした。 2 日の都の緊急会見に出席した都医師会の猪口正孝副会長は「このまま広がっていくと、たぶん若年者だけではおさまらない」と危機感をにじませ、続けた。 「患者の年齢層が変わるだけで、医療の需要がかなりのスピードで変わる可能性はある。」

高齢者が新型コロナに感染すると、重症化しやすい。 その理由を日本老年医学会理事長の秋下雅弘・東京大教授は「肺や心臓の機能が低下していることが多く、感染すると、人工呼吸器を着けるなど高度な医療が必要になる割合が高い。 また、多くの高齢者に糖尿病や高血圧などの持病があることや、発熱や呼吸困難などの症状に気づきにくく、診断が遅れることがあるため。」と話す。

では高齢者はどのような注意をすればいいのか。 秋下さんは「マスク、手洗い、感染リスクが高い場所に行かないことを徹底し、感染者と濃厚接触しなければいい。 感染リスクをゼロにしようとすると、逆に健康を損ねることがあるので過度に恐れすぎないほうがいい。」と語る。 (市野塊、編集委員・辻外記子、asahi = 7-3-20)


ショーパブで 36 人新型コロナ集団感染 鹿児島

鹿児島県と鹿児島市は 3 日、県内で新たに 30 人の新型コロナウイルスの感染者が確認されたと発表した。 うち 28 人は、クラスター(感染者集団)が発生した鹿児島市のショーパブの客らと判明。 同店での感染は計 36 人となった。 このショーパブでは 1 - 2 日、従業員の男女 8 人の感染が判明していた。 県と市が関係者の PCR 検査を進めている。 (jiji = 7-3-20)


東京都、新たに 107 人の感染確認 5 月 2 日以来 新型コロナ

東京都の関係者によりますと、2 日、都内で新たに 107 人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。 都内で一日の感染の確認が 100 人以上となるのは、大型連休中のことし 5 月 2 日以来 2 か月ぶりで、5 月 25 日に緊急事態宣言が解除されて以降、最も多くなりました。 これで都内で感染が確認された人は 6,399 人になりました。

都内で感染の確認が増え始めたのはことし 3 月下旬で、3 月 25 日にはそれまでで最も多かった日の 2 倍以上となる 41 人が確認されました。 その後、4 月になると 100 人を超える日が出てきて感染の確認が急増し、4 月 17 日には最多の 206 人に上りました。 5 月に入ると、1 日、2 日と 2 日連続で 150 人を上回りましたが、その後、徐々に減り、中旬から下旬にかけては 1 桁や、10 人台の日が続きました。 しかし、6 月に入ると、上旬は 10 人台、20 人台が多かったものの、下旬になると 50 人台、60 人台と増え、1 日まで 6 日連続で 50 人を上回っていました。

専門家「何らかの対応をとる時期が来ている」

都内で新たに 107 人の感染が確認されたことについて、新型コロナウイルスの治療の中核を担う国立国際医療研究センターの忽那賢志医師は、「現在、感染しているのは若い世代が中心で軽症の患者や無症状の人が多いため、入院する患者は少なく医療体制がひっ迫する状況では無い。 ただ、このペースで感染者が増えていくと第 1 波の流行の時のような状況に戻ってしまいかねない。 さらに若い人が中心なので無症状のまま出歩いてしまい、高齢者や持病のある人に感染を広げる心配がある。」と指摘しました。

そのうえで、忽那医師は「このまま何もしないと、再び緊急事態宣言を出さないといけないという事態になりかねないため、ほかの地域への移動やクラスターが出ている夜の街などに対して何らかの対応をとる時期が来ているように感じる。 社会活動の緩和についてはいま一度熟慮すべきだ。」と話していました。 (NHK = 7-2-20)


渋谷パルコ、従業員感染で臨時休館 3 日は通常通り営業

商業施設の渋谷パルコ(東京都渋谷区)は 2 日、店内で働く従業員が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表した。 このため、同日午後 3 時から臨時休館とし、館内の消毒作業を実施。 3 日は通常営業を予定している。 この従業員は先月 26 日以降は、出勤していない。 勤務中はマスクを着用し、就業前の検温なども行っていたという。 海外渡航はなかったという。 (asahi = 7-2-20)


東京で 67 人感染、宣言解除後の最多 6 日連続 50 人超

東京都は 1 日、新型コロナウイルスの感染者が新たに 67 人確認されたと発表した。 50 人を超えるのは 6 日連続となり、5 月 25 日の緊急事態宣言解除後で最多となった。 死者はいなかった。 都内の感染者の累計は 6,292 人、死者は 325 人。

67 人の年代別の内訳は、20 代が 35 人、30 代が 14 人、40 代が 9 人など。接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連の感染者は 27 人が含まれる。 夜の街関連では、新宿エリアで 10 人、池袋エリアで 13 人が確認されているという。 現時点で感染経路が不明な人は 20 人いた。 都内の感染者数は 24 日に 50 日ぶりに 50 人を上回る 55 人となった後、25 日に 48 人、26 日に 54 人、27 日に 57 人、28 日に 60 人、29 日に 58 人、30 日に 54 人と高水準が続いている。 (asahi = 7-1-20)

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