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東京で新たに 54 人感染 横浜のホスト関連 26 人 - 新型コロナ 国内では 30 日、新たに 138 人の新型コロナウイルス感染者が確認された。 東京都では 54 人の感染が判明。 1 日当たりの感染者数は 5 日連続で 50 人を超えた。 都によると、54 人のうち、感染経路が不明な人は 28 人。 年代別では 20 代が 16 人と最多で、30 代が 10 人、40 代が 8 人など。 累計感染者は 6,225 人となった。 横浜市は新たに 28 人の感染が確認されたと発表した。 うち 26 人は同市中区にあるホストクラブの従業員で、これまでに判明した 6 人と合わせ、同クラブでの感染者は計 32 人となった。 複数の従業員が、集団感染が発生した新宿・歌舞伎町のホストクラブとの間を行き来していたといい、市が関連を調べている。 兵庫県では死者 2 人の報告漏れがあり、同県の死者数を 43 人から 45 人に修正した。 (jiji = 6-30-20) 東京で 60 人感染 経路不明が半数超「第 2 波ではない」 東京都は 28 日、新型コロナウイルスの感染者を新たに 60 人確認したと発表した。 5 月 25 日の緊急事態宣言解除後、最多となった。 60 人に達したのは、5 月 4 日の 87 人以来。 都内の感染者数は今月 24 日に 50 日ぶりに 50 人台となる 55 人となった後、25 日に 48 人、26 日に 54 人、27 日に 57 人と高い水準が続いている。 都内での感染者は累計で 6,114 人、死者は 325 人。 28 日に確認された感染者 60 人は、20 代が 33 人と最も多く、30 代が 12 人、40 代が 7 人など。 接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連は 31 人含まれている。 現時点で感染経路が不明な人は 39 人という。 都の担当者は「ここ数日は高い数字が続いているが、20 代、30 代が大半を占めていて夜の街関連も多いという傾向に変わりはない。 現時点では市中感染という段階ではなく、『第 2 波』という状況にもないと認識している.。」としている。 (asahi = 6-28-20) 「夜の街」感染、新宿に集中 東京都、集団検査を実施へ 東京都は 26 日、新型コロナウイルスの感染者 54 人を新たに確認したと発表した。 このうち接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連の感染者が 31 人含まれるという。 こうした感染は新宿区に集中しており、都は区とともに、従業員らの集団検査を進めていく方針だ。 感染者 54 人を年代別でみると、20 代が 26 人、30 代が 14 人と若年層が多い。 54 人のうち 26 日時点で感染経路不明は 28 人。 都によると、26 日までの 1 週間に都内で感染が確認された 291 人のうち、夜の街関連の感染者は全体の 42% にあたる 123 人に上る。 その 7 割が新宿区に集中しているという。 都内での感染状況について、都の担当者は「ある程度限定されたエリアでの感染が多いと思われる。 市中感染が広がっている状況ではない」と説明する。 都によると、ここ 1 週間の感染者のうち 20 代が 140 人、30 代が 73 人で 7 割を占める。 担当者は「幅広い世代の感染が多くなってくると、4 月の頃の状況になるが、ここ 2、3 週間の状況は当時とは異なる」と話す。 4 月当初は感染者を受け入れる病床の確保が課題となったが、今は病床を十分に確保できていることもあるという。 都と新宿区はこれまで、感染者が出たホストクラブ 8 店舗に協力を求めて全従業員の集団検査を実施し、今後も店の了解を得て進めるという。 一方で、24 日までに都内の人材派遣会社で働く社員 16 人のクラスター(感染者集団)が確認された。 都が把握する 14 人全員が 20 代で、職場外で会合をもった社員も含まれ、職場か職場外か感染場所は特定できていないが、同じフロアで働く社員の集団感染が判明した。 都の担当者は「日常の生活の中にも感染リスクはある。 日頃から気をつけて自粛じゃない自衛に努めてほしい。」と話す。 (asahi = 6-26-20) 人材派遣会社で新たに 9 人感染、職場クラスターか 東京 東京都で 24 日、新型コロナウイルスの感染者 55 人が新たに確認されたことが関係者への取材でわかった。 50 人以上は 5 月 5 日の 57 人以来、50 日ぶり。 国の緊急事態宣言が全面的に解除された 5 月 25 日以降、最多となった。 関係者によると、感染者 55 人の中には、新宿区が接待を伴う飲食店などで実施している集団検査の 12 人のほか、同じ人材派遣会社で集団感染した 9 人が含まれている。 この人材派遣会社では、23 日までにも 7 人の感染が明らかになっており、都は「職場クラスター」が発生したとみている。 23 日まで都内での 1 日あたりの感染者数は、6 日連続で 20 人を超えていた。 (asahi = 6-24-20) 東京で 41 人コロナ感染 「夜の街」関連は 10 人 東京都は 18 日、新型コロナウイルスの感染者が新たに 41 人確認されたと発表した。 1 日あたりの感染者数が 40 人を上回ったのは 15 日(48 人)以来 3 日ぶり。これで都内の感染者は計 5,674 人となった。 死者は計 317 人。 都によると、41 人のうち接待を伴う飲食店などで感染したとみられる「夜の街」関連は 10 人だった。 12 - 18 日の感染者 228 人のうち「夜の街」関連は 96 人という。 (asahi = 6-18-20) 東京、新たに 27 人感染 2人死亡 新型コロナ 東京都は 16 日、都内で新たに 27 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 1 日の感染の確認は 14 日、15 日と 2 日連続で 40 人台で、20 人台となるのは 3 日ぶりです。 東京都によりますと、都内では新たに 10 歳未満から 70 代の男女合わせて 27 人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。 このうち20 代と 30 代で合わせて 21 人と全体のおよそ 8 割を占めています。 27 人のうち、11 人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りの 16 人は今のところ感染経路がわかっていないということです。 また 27 人のうち、夜の繁華街の関係者は 10 人で、ホストクラブの従業員や客が含まれているということです。 一方、集団検査を受けた新宿区の繁華街にあるホストクラブの関係者は、14 日・15 日で合わせて 38 人の感染が確認されていましたが、16 日は新たな感染者はいないということです。 これで都内で感染が確認された人は、合わせて 5,619 人になりました。 また、都は感染が確認された 70 代の男性と 80 代の女性の合わせて 2 人が死亡したことを明らかにしました。 これで都内で死亡した感染者は合わせて 316 人になりました。 (NHK = 6-16-20) 東京、新たに 48 人感染 23 人は夜の繁華街に関係 新型コロナ 東京都は 15 日、都内で新たに 48 人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。 このうち 23 人は夜の繁華街に関係する人だということです。 東京都によりますと、都内では新たに 20 代から 70 代の男女合わせて 48 人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。 1 日の感染の確認が 40 人以上となるのは 2 日連続です。 48 人のうち、 このほか、 48 人のうち、 これで都内で感染が確認された人は 5,592 人になりました。 また、15 日は都内で死亡が確認された人の発表はありませんでした。 小池知事「むしろ確かな数字に」 東京都内での 15 日の感染の確認が 48 人だったことについて、東京都の小池知事は記者会見で、「きのうも 47 人、きょうは 48 人の陽性者で、『そんなに増えたのか』と考えるかもしれないが、これは、陽性者を出した飲食店の皆さんに積極的に検査を受けてもらったことによって陽性者が増えたということだ。 確認できているという点で、むしろ確かな数字になってきているのではないか」と述べました。 そのうえで、「積極的な調査を行うことが都民の健康や命を守ることにつながり、検査をしっかり進めるというステージに入っていることの証左だ」と述べました。 専門家 "市中感染の拡大と考えにくい" 東京都内で感染が確認された人が 2 日連続で 40 人以上となったことについて、感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は「3 分の 1 以上が夜の街の関係者で、症状がなくても自主的に検査を受けている。 この人たちを差し引くと、それほど増えている訳ではない。 ふつうに街なかで暮らしている人がどこから感染したかわからないようなケースは多くはない。 現時点では市中感染が広がっているとは考えにくい。」と話しています。 そのうえで、「東京アラートが解除されてステップ 3 に移行したのが先週で、今月下旬ごろまでは注意深く、推移を見守り、感染予防対策は引き続き心がけないといけない」と話しています。 さらに、渡航制限の解除に伴って、感染が再び広がるおそれがあるとして「感染の揺り戻し、再燃に注意し収束するまでは、完全に安心してはいけない。 行政は医療や検査の体制整備を行うとともに、一般の人たちも油断せずに一定の予防対策をとり続けてほしい。」と話しています。 (NHK = 6-15-20) 全国で新たに 76 人感染 東京都、40 日ぶり 40 人超え 新型コロナウイルスの国内の感染者は 14 日午後 8 時現在で、新たに 76 人が確認され、総数は 1 万 7,589 人になった。 東京都内の新たな感染者は 47 人に上り、緊急事態宣言が出ていた 5 月 5 日(57 人)以来、40 日ぶりに 40 人を上回った。 都によると、感染者 47 人のうち、年代別では 20 代が 26 人と最多。 接待を伴う飲食店などで感染したとみられる「夜の街」の関連は 10 - 30 代の 32 人で、そのうち 18 人は新宿区内にあるホストクラブのホストだという。 また、集団感染が明らかになっている武蔵野中央病院(小金井市)の患者 4 人と職員 1 人も含まれ、同病院関連の感染者は計 51 人となった。 都は 11 日、新型コロナウイルスの感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」を解除した。 ただ同日以降、1日あたりの都内での感染者は 4 日連続で 20 人を上回っており、再び感染者数が増加している。 山梨県では、甲府市在住の 10 代の男子高校生の感染が確認された。 市によると、この高校生が通う県立高校では 5 月 28 日にも生徒の感染が確認されており、この高校は 15 日を臨時休校にする。 他の生徒との接触状況については調査中という。 北九州市は、新たに 2 人の感染を確認したと発表した。 感染確認は 12 日から 3 日連続となっている。 北海道では、いずれも札幌市在住の 7 人の感染を確認。 大阪府では再陽性を含めて 2 人が感染した。 (asahi = 6-14-20) 接待伴う飲食店など感染防止へガイドライン公表 経済再生相 東京都内で夜の繁華街を中心に、新型コロナウイルスの新たな感染者の確認が相次ぐ中、西村経済再生担当大臣は接待を伴う飲食店などでの感染防止を図るためのガイドラインを公表しました。 西村経済再生担当大臣は 13 日の記者会見で、これまでに、いわゆるクラスターが発生した、接待を伴うクラブやナイトクラブ、ライブハウスの 3 つの業種で感染防止を図るための具体策をまとめたガイドラインを公表しました。 それによりますと、共通の対策として、 また、 そして、個別の対策として、接待を伴うクラブでは、客の横についてカラオケやダンスを行うなどの接客は当面の間、自粛し、客どうしが同じグラスを使うことは避けるよう注意喚起するとしています。 ナイトクラブでは、大きな声を出すことを禁止するよう促し、飛まつの拡散を抑制するため、店内の音量を必要最小限にするとしています。 ライブハウスでは、出演者と客との距離をなるべく 2 メートル確保し、できない場合は、飛まつが拡散しないよう対策を講じるほか、オンラインでのチケット販売やキャッシュレス決済を推奨するなどとしています。 西村大臣は「今回の感染拡大の防止策は、自分たちの従業員や来てくれる客も含めての健康と命を守るための取り組みであり、ご理解してほしい。 政府としても広報していきたい。」と述べました。 西村大臣は 14 日、東京都の小池知事らと会談し、ガイドラインの周知への協力を求めることにしています。 (NHK = 6-13-20) 東京で新たに 25 人が感染 20 代最多、11 人はホスト 東京都は 12 日、新型コロナウイルスの感染者 25 人と死者 2 人が新たに確認されたと発表した。 2 日連続で 1 日あたりの感染者数が 20 人を上回った。 感染者 25 人のうち、現時点で感染経路がわからないのは 7 人。 年代別では 20 代が 12 人と最多で、30 代が 9 人と続く。 都内の感染者は累計で 5,473 人、死者は 313 人となった。 接待を伴う飲食店などで感染したとみられる「夜の街」関連は 20 - 30 代の 13 人で、うち 11 人はホストという。 6 - 12 日に都が確認した感染者 130 人のうち、「夜の街」関連は 51 人。 6 - 7 割が新宿エリアという。 都は感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」を 11 日夜に解除している。 (asahi = 6-12-20) 国内クラスターの半数、若者引き金 特定した 22 例分析 国内で発生した新型コロナウイルスの感染者集団(クラスター) 61 例を詳しく分析した論文を、厚生労働省クラスター対策班に参加する研究者らが 10 日、米疾病対策センター (CDC) の専門誌に発表した。 若者がウイルスを持ち込んで感染を広げたケースが多かったとしている。 論文によると、1 月 15 日から 4 月 4 日に国内で感染が確認された 3,184 人を調べたところ、同じ場所で 5 人以上の感染者が見つかるクラスターが 61 例みつかった。 発生場所は医療機関が 18 例で最も多く、老人ホームなど(10 例)、飲食店(10 例)、職場(8 例)、音楽関係イベント(7 例)と続いた。 22 例については、最初にウイルスを持ち込んだとみられる人を特定。 うち 20 代は 6 人、30 代は 5 人で、若者が半数を占めた。 最初に感染を広げた日が特定できたのは 16 人。 うち 5 人は発症の 1 日前、4 人は発症当日だった。 論文の著者は押谷仁・東北大教授や西浦博・北海道大教授ら 17 人。 筆頭著者の古瀬祐気・京都大特定助教(感染症学)は「3 密の条件がそろうと感染が広がりやすいことは、限られた数の感染伝播の状況を分析することで流行初期から分かっていたが、今回、改めてデータで示された。 無症状や発症前の人からの感染も起きているので、周りの人と距離をとることが重要だ。」と話している。 (合田禄、阿部彰芳、asahi = 6-11-20) 東京アラート解除へ カラオケ店 OK の「ステップ 3」も視野 東京都は 11 日、新型コロナウイルスの感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」を解除する方針を固めた。 同日夜、専門家らによる意見を踏まえた上で最終判断する。 関係者によると、都が段階的に進めている休業要請の緩和についても、12 日午前 0 時に今の第 2 段階から、カラオケ店やパチンコ店などの休業要請を解除する第 3 段階への移行を視野に検討する。 11 日の都内の感染者数は 22 人だった。 関係者によると、10 日まで 4 日連続で 20 人を下回るなど、感染状況が比較的落ち着いてきていることなどを踏まえたという。 ただ、11 日の感染者は 20 人を超えており、都は同日夕に専門家の意見も踏まえて最終判断する。 第 3 段階に移行すれば、パチンコ店や遊園地、ゲームセンター、カラオケ店、接待を伴わないバーなどへの休業要請を解除する。 飲食店の営業時間も、午後 10 時までから午前 0 時に延長される。 小池百合子知事は 11 日午前、報道陣に対し、「医療体制などを専門家に見てもらって分析した上で、ステップ 3 の各業界のガイドラインも整ってきていることなどを合わせて総合的に判断したい」と語っていた。 10 日時点のアラートの主な 3 指標の数値は、@ 1 日あたりの感染者数(1 週間平均)が 20 人以上 = 18.7 人、A 感染経路が不明な人の割合(同)が 50% 以上 = 48.9%、B 週単位の感染者数の増加率が 1 倍以上 = 1.14 倍だった。 (長野佑介、asahi = 6-11-20) 東京「カラオケバー」で新たなクラスター 東京都では 8 日、新たに 13 人の新型コロナウイルス感染が確認されました。 このうち 3 人がいわゆる「夜の街」での感染で、カラオケバーのクラスターも新たに確認されています。 東京都によりますと、都内で 8 日、新たに感染が確認されたのは 13 人で、20 代と 30 代が 11 人と大半を占めています。 また 3 人が接客を伴う飲食店など「夜の街」関連の感染者で、このうち 30 代の男性はカラオケバーの客だったということです。 この店は「新宿エリアではない」ということですが、今月 3 日以降、20 代から 50 代の客と店員、あわせて男女 8 人の感染が確認されているということで、東京都は新たなクラスターとみて調査しています。 8 日までの 1 週間の感染者 147 人のうち、「夜の街」関連は 54 人に上っていて、都は「引き続き注意深く見ていく」としています。 (TBS = 6-9-20) 「夜の街」従業員に検査を 小池知事「できるだけ早く」 接待を伴う飲食店などの「夜の街」で新型コロナウイルスの感染が相次いでいる問題で、東京都の小池百合子知事は 7 日、都内で西村康稔経済再生相らと会談し、「夜の街」で働く従業員が定期的に PCR 検査を受診できる態勢づくりを国と都で連携して進めることで一致したと明らかにした。 相談窓口も設け、積極的に検査を受けてもらう態勢を目指すという。 会談は感染症の専門家らを交え、非公表で行われた。 会談後に取材に応じた小池知事は「『夜の街』で働く人たちにはできるだけ早く、積極的に検査を受けてもらう態勢を作っていくことで意見交換をした」と言及。 「お店で感染者が出ると営業ができなくなる恐れがあることから、真剣に(対策に)取り組む業界や業者の方もいる。 一生懸命やってる方々のやる気をなくさないように、業界と共に(対策を)行っていくことが重要との認識を共有できた。」と述べた。 都内では「夜の街」での感染が相次ぎ、5 月 31 日 - 6 月 6 日の感染者 138 人のうち、「夜の街」関連は 56 人に上る。 6 日には、新宿エリアの同じホストクラブのホスト 12 人の感染が判明している。 (軽部理人、山本知弘、asahi = 6-7-20) 病院クラスター 93 か所、宣言解除後も後を絶たない院内感染 厚生労働省によると、新型コロナウイルスによるクラスター(感染集団)は 5 月 20 日時点で全国 262 か所で発生し、このうち医療機関は 93 か所と最多を数える。 高齢者や抵抗力が低下した患者のいる医療機関では、ひとたびウイルスが入り込むと、感染が拡大しやすい傾向にあるためだ。 北海道がんセンター(札幌市、430 床)では 4 月 16 日に患者ら 4 人の感染確認後、6 月 3 日時点で入院患者や医療従事者ら 82 人が感染。 そのうち 4 割近くが看護師だった。 担当者は「同じ病棟の看護師同士で感染が広がったのでは」とみる。 二ツ屋病院(石川県かほく市、156 床)でも、4 月 19 日に職員の感染が判明。 感染者は 6 月 3 日時点で入院患者や医療従事者ら 85 人に拡大し、入院患者 20 人が死亡した。 感染が医療従事者に及べば、医療機関は深刻な人手不足に直面する。 6 月 3 日時点で 147 人の感染が確認された、なみはやリハビリテーション病院(大阪市、120 床)では、感染した複数の看護師に感染者がいる病棟を担当させていたことが発覚した。 永寿総合病院(東京都台東区)の院内感染は 3 月下旬に判明した。 それ以降、永寿を超える規模の院内感染は起きていないとみられる。 国際医療福祉大の松本哲哉教授(感染症学)は「他の病院が脅威に感じ、感染防止策を一層強化する契機になったのだろう」と分析。 その上で「地方では、一つの大規模病院が地域の医療を一手に担う側面がある。 そこで院内感染が起きれば、地域の医療が崩壊しかねない。」と警鐘を鳴らす。 緊急事態宣言の解除後も、院内感染は後を絶たない。 福岡県では 5 月 23 日以降、感染者が多発する北九州市の 4 病院で集団感染が起き、感染者は 6 月 4 日現在で患者や医療従事者ら計 54 人に上る。 武蔵野中央病院(東京都小金井市、306 床)も 5 月 25 日、職員 3 人の感染を公表。 6 月 3 日時点で入院患者ら 32 人に拡大した。 (yomiuri = 6-7-20) 東京、26 人感染確認 20 人以上は 3 日連続 新型コロナウイルス ![]() 東京都は 6 日、都内で新たに 26 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 1 日の感染の確認が 20 人以上となるのは 3 日連続です。 東京都は 6 日、都内で新たに 20 代から 70 代の男女合わせて 26 人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 このうち 20 代と 30 代が合わせて 19 人で、全体のおよそ 7 割を占めています。 26 人のうち 16 人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りの 10 人は今のところ感染経路がわかっていないということです。 これで都内で感染が確認された人は、合わせて 5,369 人になりました。 一方、都は感染が確認された 2 人が死亡したことを明らかにしました。 これで都内で死亡した感染者は合わせて 311 人になりました。 (NHK = 6-6-20) 東京都で 28 人感染 1 週間の感染者、3 割が夜の街に関係 東京都は 4 日、新型コロナウイルスの感染者 28 人を確認し、100 歳代の女性 1 人が死亡したと発表した。 感染者 28 人のうち、現時点で感染経路が不明な人は 14 人だった。 年代別では、20 代が 13 人と最も多く、30 代が 9 人と続く。 接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連が 9 人含まれるという。都内の感染者は累計で 5,323 人、死者は 307 人となった。 都は 2 日、感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」を発出した。 アラートの主な 3 指標の数値は、@ 1 日あたりの感染者数(1 週間平均)が 20 人以上 = 18.3 人、A 感染経路が不明な人の割合(同)が 50% 以上 = 46.9%、B 週単位の感染者数の増加率が 1 倍以上= 2.03 倍で、B が数値を超えている。 5 月 29 日 - 6 月 4 日の 1 週間で、128 人の感染者のうち、「夜の街」に関連した感染者は 43 人で約 33% を占めるという。 (asahi = 6-4-20) ステップ 2 直後の東京アラート 夜の街感染は新宿 4 割 東京都が 2 日、新型コロナウイルス感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」を発動した。 休業要請を業種ごとに段階的に緩和させる第 2 段階へと 1 日に移行した矢先。 都はアラートの発動に慎重な姿勢を取ってきたが、夜の繁華街を中心に広がる感染を抑える必要があると判断した。 「専門家の意見も踏まえ、東京アラートを発動する。」 2 日午後 10 時前に開かれた対策会議で、小池百合子知事は厳しい表情でそう表明した。 同 11 時すぎにレインボーブリッジや都庁を赤色にライトアップし、都民に発動を周知した。 東京アラートは、都が休業要請を緩和した後も、感染拡大を招かないよう、都民に警戒を呼びかけるための仕組みだ。 発動の目安として重症・入院患者数、PCR 検査の陽性率など 7 つの指標を設け、「1 日あたりの感染者 20 人以上(1 週間の平均)」、「感染経路が不明な人の割合が 50% 以上(同)」、「週単位の感染者の増加率が 1 倍以上」の三つの指標では数値も示してきた。 だが、第 1 段階として、博物館や美術館などの休業が解除された翌日の 5 月 27 日には、感染経路不明の割合が 57.6% に上昇。 それでも都は「感染状況の把握は困難ではない」として、1 日に映画館やスポーツジムなどを再開する第 2 段階への移行に踏みきった。 都がこの間、アラートを発動しなかったのは、経路不明者の中には「夜の街クラスター」との関連が疑われる人が多いとの見通しがあったからだ。 2 日までの 1 週間に確認された感染者 114 人のうち約 3 割にあたる 32 人が、接待を伴う飲食店従業員など「夜の街」に関係するという。 このうち約 4 割が新宿区での感染とみられるという。 再び夜の繁華街から市中感染へ広がれば、3 月下旬からの感染拡大の二の舞いになる。 一方で、休業要請の解除が遅々として進まなければ、経済社会活動は停滞し、景気はますます冷え込むとの事情もある。 小池知事は 2 日の対策会議でこう強調した。 「感染拡大防止と経済社会活動との両立を図っていきたい。」 新宿区の繁華街で感染が広がっているとの指摘に、吉住健一区長は 2 日の会見で、「飲食店に勤めている人の感染が周囲に分かると、店の利用に影響が出るとの恐れから、本人やその雇い主に感染経路の調査に協力をしてもらえない状況がある。 差別意識をなくしながら、感染拡大を防止できるように取り組みを強化したい。」と話した。 (荻原千明、大山稜、asahi = 6-2-20) 新型コロナ疑い救急患者の優先搬送先 検討中 12 府県 新型コロナウイルスが疑われる救急患者を受け入れる医療機関が決まりにくい問題で、厚生労働省は 1 日、地域で優先的に搬送する医療機関を検討中と答えたのが 12 府県(5 月 19 日時点)あると発表した。 決めているのは 27 都道府県。 厚労省は次の感染拡大に備え、対応を早く決めるよう求めている。 厚労省は 5 月 13 日、感染の疑いがある救急患者を受け入れる医療機関の設定やその調整方法を検討するよう都道府県に求めていた。 疑い患者を優先的に搬送する医療機関を設定していないと回答したのが 8 府県(岩手、茨城、栃木、三重、京都、岡山、広島、長崎)、検討中が 12 府県(青森、宮城、秋田、福島、群馬、千葉、長野、香川、熊本、大分、宮崎、鹿児島)。 受け入れ先の調整方法は調整済みが 27、検討していないが 1、検討中が 19 だった。 搬送先が決まらない場合や基礎疾患があるなど重症化の恐れがある場合の調整ルールについては、調整済みが 23、検討していないが 2、検討中が 22 だった。 調整方法や調整ルールを検討していないと答えた三重県は、通常の医療提供体制で対応するという。 厚労省はきちんと検討された結果なら都道府県の決定を尊重するが、あらかじめルール化することが望ましいとしている。 担当者は「各地で問題になったので、慎重に再度検討してもらいたい」と話す。 (姫野直行、asahi = 6-2-20) 北九州の産業医科大でクラスター 外来・入院・急患停止 1 日に医療スタッフら 10 人の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が確認された産業医科大学病院(北九州市八幡西区)は 2 日、救急や新規の外来の受け入れを停止した。 同病院は同市内で唯一、高度医療を提供する特定機能病院に指定されており、医療態勢への影響が懸念されている。 病院や同市の発表によると、同院では 5 月 13 日に別の疾患で入院した 40 代女性の患者 1 人の感染が同月 30 日に判明。 濃厚接触者として医療スタッフの PCR 検査を実施したところ、20 - 40 代の男女 9 人の感染が 1 日に確認された。 いずれも患者の治療に携わっていたという。 今後は濃厚接触の可能性のある患者への PCR 検査も進める予定。 同院は 2 日から新規の外来診療や入院に加え、救急患者の受け入れも停止することをウェブサイトで発表。 「ご心配、ご迷惑をおかけしますが、ご理解をお願いします」と記した。 大学のキャンパス内にある同院では同日午前、建物の入り口で職員約 20 人が、訪れた患者らを検温し、院内に案内していた。 3 カ月に 1 回通院する近所の男性 (72) は薬の処方箋をもらってきた。 同日朝に病院から「体調に異常がない患者だけを受け入れている」と連絡があり、診察はせずに「処方箋を渡すだけにします」と言われたという。 普段は患者でいっぱいの待合室には数人だけだった。 「大学病院なのにどうして発生したのだろうと不思議。 北九州でなんでこんなに出るのかちょっと信じられない。 これ以上広がらなければいいですが。」と話した。 (加治隼人、asahi = 6-2-20) ◇ ◇ ◇ 北九州の感染4割が医療スタッフ … 3 病院でクラスター発生か 北九州市で 5 月 23 日以降に感染が確認された 113 人のうち、医療スタッフが約 4 割を占めている。 高度な医療を担う特定機能病院である産業医科大病院(八幡西区)でも 1 日、スタッフ 9 人の感染が判明し、クラスター(感染集団)発生の可能性がある市内の医療機関は、この 10 日間で計 3 か所となった。 市によると、同病院に加えて、門司メディカルセンター(門司区)、北九州総合病院(小倉北区)では、いずれも救急・入院患者の感染が判明し、濃厚接触した担当スタッフへの PCR 検査で相次いで陽性が判明した。 こうした事態を踏まえ、新規の外来・救急患者の受け入れを停止するなどしている。 市保健福祉局の永富秀樹局長は 1 日夜、報道陣に対し、「入院患者の中には症状がない感染者もいる。 スタッフの感染判明までの経緯を調査し、もう一段の対策が必要になるかもしれない。」と述べた。 (yomiuri = 6-2-20) ◇ ◇ ◇ 「なんで北九州だけ …」第 2 波警戒、疲れの色と嘆きの声 新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が全国で解除されて初めての週末。 だが、感染が再び拡大している北九州市では、引き続き外出自粛が呼びかけられ、市民は「第 2 波」への警戒を強める。 遠のく終息に、街に疲れの色がにじむ。 4 ヘクタールの芝生広場や様々な遊具などを備えた北九州市若松区の大型公園・グリーンパークは、普段の週末は多くの家族連れらでにぎわう。 公園によると、前週の土曜日は約 6,600 人が押し寄せたが、この日は約 1,200 人と 5 分の 1 以下だった。 家族と訪れていた戸畑区の自営業、中尾真奈美さん (44) は「学校がずっと休校で、子どもたちが家にいる時間が長かったので、外で遊ばせたかった。」 子どもたちは休校期間中、イライラした様子を見せることもあったという。 グリーンパークでは、マスクを着用していない人の入場を断り、消毒液の設置などを徹底しており、「しっかりやっているので安心です。」 市内では小中学生の感染も判明し、6 月 1 日から全面再開する予定だった小中学校が当面、午前のみの登校になる。 「まだまだ怖いが、私も仕事があり、休校が続くのに限界を感じていた。 学校に行けるだけでもありがたい。」と話した。 小倉北区の西小倉小学校にはこの日午前、新 1 年生と保護者たちが次々と訪れ、体育館で在校生のメッセージ動画を見たり、飾り付けられた教室で記念撮影をしたりした。 市立小学校ではこの日、緊急事態宣言で 4 月に実施できなかった入学式の代わりの行事を行うはずだったが、再び中止に。 一部の学校は希望者に開放された。 新入生の女子児童 (6) は「写真を撮ったり担任の先生に会えたりして、楽しかった。」 八幡西区の繁華街・黒崎のアーケード。 買い物に来た近くの女性 (84) は人通りを見て、「少ない、少ない」と話した。 区内では、特別養護老人ホームの職員や入所者の多数の感染が判明し、「どこで感染するか分からない。 自分の健康は自分で守るしかないですね。」 通っていた体操や社交ダンス、コーラスの教室などは、コロナ禍で 3 カ月間休みが続く。 体調管理のため、散歩など外出の機会をつくるようにしているという。 「みんな自粛続きで客が来ず、商店の人たちもかわいそう。 今日はさっと買い物をして帰ります。」と足を速めた。 JR 小倉駅の新幹線のりばの改札も、人の行き来はまばらだった。 飼い犬をケースに入れて連れていた小倉北区の女性 (28) は、犬を獣医師に診てもらうため福岡県春日市の実家へ向かうという。 月 1 回、犬を獣医師のもとへ連れて行っている。 「犬の薬もなくなってきているので、仕方ない」と思いつつ、市外への移動自粛が求められている中、罪悪感もある。 「なんで北九州だけこんなに感染者が増えているのだろう。 実家に着いたら、すぐにお風呂に入ろうと思います。」 (吉田啓、城真弓、板倉大地、asahi = 5-30-20) ◇ ◇ ◇ 北九州市、公共施設 43 カ所を再休館「第 2 波の入り口」 北九州市は 26 日、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いたのを受けて再開した公共施設 43 カ所を再び休館にすることを決めた。 市内では 23 - 25 日の 3 日連続で計 12 人の感染者が確認され、北橋健治市長はこの日、「第 2 波の入り口に立っていると思う」との認識を示した。 26 日午後に対策会議を開いて決めた。 再び休館するのは観光・学習施設や文化施設など。 屋内施設で不特定多数の利用が想定されるところを選んだ。 期間は 28 日から 6 月 18 日までで、市内の感染状況次第では前倒しも検討する。 期間中の市主催のイベントも中止、もしくは延期するという。 市によると、4 月 30 日から 23 日連続で新規感染者は確認されていなかったが、今月 23 日に 3 人、24 日に 3 人、25 日に 6 人の陽性が新たに判明。うち 11 人は感染経路が分かっていない。 26 日も新たに 2 人の感染が確認された。 12 人のうち 2 人は市立小倉北特別支援学校の講師らで、市は 25 日に予定していた同校の再開を延期した。 NTT ドコモが同社の携帯電話利用者の位置情報を分析したデータによると、感染拡大前(1 月 18 日 - 2 月 14 日)と比べた JR 小倉駅周辺の人出の減少幅は、宣言解除直前の 1 週間は 5 割 - 7 割台だったのに対し、解除直後の 1 週間は 3 割 - 6 割台だったという。 北橋市長は記者会見で、「緊急事態宣言が解除され、外出の機会が増えている中で感染が増えていると考えられる」と述べ、市民に不要不急の外出を控えるよう改めて協力を求めた。 北九州市は 13 日以降、市立の美術館や博物館、公園など 223 施設を順次再開していた。 (布田一樹、asahi = 5-26-20) 国内感染者、新たに 36 人確認 … 北九州は小学校でクラスター発生 国内では 31 日、新型コロナウイルスの感染者が6都道府県や空港検疫で新たに 36 人確認された。 感染拡大が懸念される北九州市は 12 人で、同市で新規感染者が判明するのは、9 日間連続となった。 北九州市の 12 人のうち 4 人は同じ小学校の児童で、既に感染が判明していた児童 1 人を含め同校の感染者は 5 人となった。 市は「クラスター(感染集団)が発生した」としている。 東京都の新規感染者は 5 人。 1 日あたりの感染者が 10 人を下回るのは 25 日以来、6 日ぶりとなった。 都によると、5 人は 20 - 40 歳代の男女。 そのうち 3 人は繁華街のホストクラブなどで働く男性で、感染経路は不明だという。 他に北海道で 6 人、神奈川県で 6 人、千葉県で 2 人、大阪府で 1 人の感染が新たに確認された。 (yomiuri = 5-31-20) 感染ピークなぜ 4 月 1 日ごろ 志村さん死去、減った人出 国内の新型コロナウイルスの感染拡大について、政府の専門家会議は 29 日、これまでの国の対策への評価を公表した。 緊急事態宣言は感染の抑制に貢献したとする一方、感染のピークは 4 月 1 日ごろで、緊急事態宣言の前に流行は収まり始めていた。 実際に感染した日は検査にかかる日数や潜伏期間を踏まえ、自治体に報告された日の約 2 週間前と推定される。 専門家会議が推定感染日でまとめた患者数の推移をみると、3 月 10 日ごろまでは全国で 50 人以下だったが、その後急増した。 3 月以降の感染拡大は、国立感染症研究所の調査によると、欧州などからの旅行者や帰国者を通じて各地に広がったウイルスによる可能性が高い。 1 - 2 月に起きた感染のウイルスは 1 月初旬に中国・武漢市で検出されたものと関係が深く、3 月以降、感染は広がらなかったと推定されている。 日本の当時の水際対策について、専門家会議の提言に詳しい分析はない。 関西空港近くにある特定感染症指定医療機関のりんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)の倭(やまと)正也・感染症センター長は「3 月中旬には海外からの持ち込みで広がったとみられる感染経路の追えない患者が増え、満床だった。 感染が広がり始めた欧州からの便などの渡航制限は早くかけるべきだった」と指摘する。 感染はその後どう推移し、減少に転じたのは何が影響したのか。 多くの人が外出したと言われる 3 月 20 - 22 日の 3 連休を経て、東京都の小池百合子知事が「感染爆発の重大局面」と不要不急の外出自粛を要請したのは 25 日。 この日の推定感染者は約 500 人。 さらに増えて数日後にピークに達した。 30 日、お笑いタレントの志村けんさんが肺炎で亡くなったと報道された。 ソフトバンクの子会社アグープによるスマホの位置情報データの集計をみると、このころ都内の主要駅で人出が大きく減り始める。 入国拒否が 73 カ国・地域に広がることが決まったのは 4 月 1 日。推定感染日でみた感染者数はこの日ごろをピークに減少に転じ、緊急事態宣言でさらに減っていった。 ネットを通じた社会調査に取り組む東京大の広井悠准教授(都市防災)は「私たちの調査では 3 月中旬ごろから高齢者を中心にプライベートな外出を控えるようになった。 五輪の延期決定や志村けんさんの死去などもあり、徐々に人々の危機感が高まっていたのではないか。」と話す。 29 日夜の会見で、専門家会議にデータを提供している西浦博・北海道大教授(理論疫学)は「3 月 25 日以降、ほぼ毎日、東京都で何らかの対策が呼びかけられた。 特定の業種の休業要請がどれだけ効いたかは、この後明らかにしていきたい」と語った。 一方で、人工呼吸器を使う患者数は 4 月以降に急増し、4 月下旬にピークに達した。 医療現場が最も逼迫するのは感染のピークから約1カ月後で、早い段階での感染を抑える対策の必要性が浮かぶ。 (合田禄、後藤一也、服部尚、asahi = 5-30-20) |
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