1 - 2 - 3 - 4 - 5 - 6 - 7 - 8 - 9 - 10- 11 - ...
クルーズ船の乗員 130 人も下り全員の下船完了へ 新型コロナウイルスの集団感染が確認された横浜港のクルーズ船に乗っていた乗員が 1 日に全員、下船する見通しです。 厚生労働省によりますと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」ではこれまでに乗客乗員 3,711 人全員がウイルス検査を受け、705 人の感染が確認されました。 1 日は船内管理のために残っていた乗員 60 人が下船する見通しで、健康観察のために政府の用意した施設で 2 週間過ごします。 また、チャーター機を待っていたインドネシアの乗員 70 人も船を下りる予定で、これで全員が下船することになりました。 今後は船内を消毒して交代の乗員が入りますが、出港の予定は決まっていません。 (テレ朝 = 3-1-20) 豪、初の死者 クルーズ船乗客 - 新型肺炎 【シドニー】 西オーストラリア州の保健当局は 1 日、新型コロナウイルスに感染したオーストラリア人男性が同日、死亡したと明らかにした。 豪州の死者は初めて。 男性は集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客。 豪州では 1 日朝の段階で 26 人の感染が確認されている。 当局によれば、男性は 78 歳。 豪政府のチャーター機で 2 月 20 日に帰国したが、検査で陽性反応が出て、地元パースの病院に入院した。 クルーズ船に同乗していた男性の妻も感染しているという。 豪州では、チャーター機で帰国したクルーズ船の乗客 164 人のうち、今回死亡した男性を含めて 10 人の感染が公表されている。 (jiji = 3-1-20) 新型ウイルス クルーズ船の乗船者 イギリス人男性が死亡 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者でイギリス人の男性が 28 日、死亡しました。 クルーズ船の乗船者で死亡した人は 6 人となりました。 (NHK 2-28-20) 新型ウイルス 徳島県で初の感染確認 クルーズ船から戻った女性 徳島県藍住町に住む 60 代の女性 1 人が四国で初めて新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。 女性は集団感染が確認されたクルーズ船の乗客で、船内の検査では陰性だったため下船していました。 これまでに発熱などの症状は出ていないということです。 徳島県によりますと女性は集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に夫とともに乗船し、船内で行われたウイルス検査では陰性だったため、今月 20 日に下船しました。 マスクを着けてシャトルバスと電車、航空機を乗り継ぎ、徳島空港に到着したあと、自家用車で帰宅し、その後、自宅から外出していないということです。 これまでに発熱などの症状は出ていませんが、女性の希望を受けてあらためて検査を行った結果、25 日、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。 このため、26 日から感染症対策の専門の病室がある徳島県内の医療機関に入院する予定だということです。 一方、女性の夫は検査の結果、陰性だったということです。 四国で新型コロナウイルスに感染した人が確認されたのは初めてです。 徳島県の飯泉知事は 25 日夜、記者会見し、「手洗いやマスクなどの感染予防策を徹底したうえで体調に異変がある場合には医療機関を直接、受診するのではなく 24 時間対応の電話窓口に相談してほしい」と呼びかけました。 (NHK = 2-26-20) クルーズ船乗船者、4 人目の死者 … 80 代の日本人男性 新型コロナウイルスの集団感染が起きているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた日本人の 80 歳代の男性が死亡したことが 25 日、政府関係者の話で分かった。 同船の乗船者の死亡は 4 人目。 男性はウイルス検査の結果、陽性反応が確認されており、肺炎で亡くなったという。 (yomiuri = 2-25-20) 厚労省職員と検疫官、新たに感染 クルーズ船で事務業務 新型コロナウイルスによる感染が広がっている問題で、厚生労働省は 24 日、大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で事務業務をしていた同省職員と検疫官の計 2 人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。 2 人は入院し、治療を始めているという。 厚労省は、2 人の濃厚接触者の確認を急いでいる。 (asahi = 2-24-20) クルーズ船 3 人目の死者 基礎疾患ある 80 代日本人男性 厚生労働省は 23 日、新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に乗っていた 80 代の日本人男性が同日、肺炎で死亡したと発表した。 クルーズ船の死者は 3 人目となった。 男性は 5 日以降に症状が出て医療機関に搬送されていた。 基礎疾患があったという。厚労省は、新型コロナウイルスに感染していたかどうかや、乗客か乗員かについても家族の同意が得られていないことを理由に公表していない。 クルーズ船では、神奈川県の 80 代男性と東京都の 80 代女性の乗客 2 人が、新型コロナウイルスに感染し、20 日に死亡している。 厚労省はまた、新たにクルーズ船の乗員乗客計 57 人の感染が確認されたと発表した。 内訳は乗員 55 人、乗客 2 人。 21 日までに検体を採取してウイルス検査していた。 クルーズ船の感染者は 692 人となった。 (asahi = 2-23-20) 豪に帰国のクルーズ船客、新たに 2 人感染確認 計 6 人に オーストラリア政府は 22 日朝、チャーター機で帰国した大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客で新型コロナウイルスに感染していた人が計 6 人になったと発表した。 症状はいずれも軽く、それぞれの出身州の病院に搬送して治療する。 豪政府が手配したチャーター機は 20 日未明に乗客 164 人を乗せて羽田空港を発ち、20 日朝に豪北部ダーウィン空港に着陸。 その後、軽い呼吸器症状があった 17 人がウイルス検査を受けた。 21 日夜までに 4 人の感染が確認されていたが、22 日になってさらに 2 人の感染がわかった。 豪保健省は「症状がなく、検査では陰性だった人だけがチャーター機への搭乗を認められた」と説明。 「厳しい感染予防の処置を取っていた機内で感染したとは考えにくい」ともしている。 感染していない残りの乗客は、ダーウィン郊外の建設作業員用の宿泊施設で 14 日間、一般の住民とは隔離されて過ごす。 (シドニー = 小暮哲夫、asahi = 2-22-20) クルーズ船下船の乗客に陽性反応 船内検査では陰性 栃木県は 22 日、県南在住の 60 代の無職女性 1 人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 女性はダイヤモンド・プリンセス号に乗船し、PCR 検査で陰性だったため、19 日に下船して自宅に戻っていた。 陰性と診断されて下船した乗客の感染が確認されたのは国内で初めて。 県によると、女性は 70 代の夫と夫婦で乗船し、船内で 14 日に PCR 検査を受けた。 15 日に判明した結果では夫婦ともに陰性で、19 日に下船した。 21 日夜に 38.7 度の発熱があった。 22 日に県南健康福祉センター(小山市)に相談し、同日午前に指定された県内の医療機関で肺炎と診断された後、PCR 検査で陽性であることが判明した。 女性は現在、自宅で待機している。 県は感染症指定医療機関に入院させる方針。 夫婦は下船後、公共交通機関を使って自宅の最寄り駅まで移動し、駅から友人の車で帰宅した。 帰宅後、女性は 19 日にマスクを着用して一度だけ買い物に出かけたという。 それ以降は外出せず、医療機関と自宅の往復は夫の車を使った。 夫に症状はないが、県は今後、PCR 検査する方針。 他の濃厚接触者については確認を進めている。 福田富一知事は 22 日夜の記者会見で「陰性で下船後に陽性というのは国内で初。 これまでは陰性で下船した方は問題ないという判断だったが、陽性に転じてしまうということがわかった。 下船した方で同様になるケースがありうるので、対応が必要ではないか。 国にはいま一歩踏み込んだ対応を求めていきたい。」と危機感を示した。 (若井琢水、asahi = 2-22-20) 「船内隔離は失敗」 感染した英国夫妻の息子、涙の訴え 新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の船内の様子を、乗客の英国人夫妻がフェイスブックなどに投稿し、同国で注目を集めている。 夫妻は、情報が錯綜する中で状況がわからないまま下船するまでの状況を細かく報告。 夫妻の息子は「日本での隔離が失敗だったのは明らかだ」、「ちゃんと面倒を見てほしい」と涙ながらに訴えている。 英メディアによると、乗船していた英国人は 74 人。 乗客のデビッド・アベルさんは、19 日に妻サリーさんと共に感染が確認されるまで、情報が錯綜して混乱した様子をフェイスブックに投稿していた。 デビッドさんは 18 日、「私たちは(検査で)陽性になった。 もうすぐ病院に行く。」と短く報告。 その後、「だまされたみたいだ! 病院ではなくて、ホテルに連れていかれるらしい。」と書き込んだ。 翌 19 日になって、「昨日はコミュニケーションの大きなエラーがあった。 日本の隔離当局者は英語を話さない。 ホテルに連れていくから準備しろというので、(感染を調べる検査で私たちは)陽性だったのかと聞くと、彼はうなずいた。」と投稿。 「ホテル滞在は 4、5 日だろうという。 感染者への対応ではありえないのではないか。」と困惑した経緯を記した。 夫妻は 18 日、下船の準備を整えて待っていたが、迎えは来なかったという。 なぜ下船後に病院ではなくホテルに向かうのか、そもそも自分たちは本当に感染しているのか。 何もわからずに混乱したまま丸一日が過ぎたという。 その後、英語を話す医師から感染を確認した。 デビッドさんは 20 日、フェイスブックに病院に到着したと報告。 様々な検査の結果、コロナウイルスに感染はしているが、肺炎は発症していないと聞かされたといい、「やっと何が起きているかわかった」などと書き込んだ。 夫妻の息子スティーブさんは 19 日、BBC の番組で「誰かが迎えに来てくれると思って待っていたのに誰も来ず、情報もない。 救急車が来ると言われたり、いやバスだと言われたり、かき回されている。」と、両親が置かれた状況を説明。 「年老いた年金生活者なのに、あんまりな目に遭っている。 きちんと面倒を見てほしい。 そばにいられず、とてもいらだたしい。」と涙を流した。 スティーブさんによると、デビッドさんは糖尿病や若年性認知症を患っており、感染者として隔離されるとしても、食べ物が合う英国に戻ってからにしてほしいと訴えていた。 英国政府はクルーズ船上の英国人のために帰国便を手配し、飛行機は 21 1日に日本を発つ。 ただ、搭乗できるのは感染と症状がない人に限られており、かつ帰国後 14 日間は国が用意した施設に隔離される。 感染者は日本に残って治療を受けることになっている。 (ジュネーブ = 下司佳代子、asahi = 2-21-20) 日本批判、次は自国へ 「対岸の火事」終わる - 新型肺炎・クルーズ船隔離 新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船が始まった。 壮大な「隔離の実験(英紙ガーディアン)」と報じられた 2 週間が終わり、下船した日本人以外の乗客乗員は順次帰国。 海外各紙が「対岸の火事」として載せた日本への批判は、次は自国に突き付けられている。 ◇ 感染で煮える鍋 英紙サンは 18 日、ダイヤモンド・プリンセスを「疫病船」と見出しに掲げ「隔離計画にしくじって、中国本土以外で最大の感染拡大を引き起こした」と日本の対応を非難した。 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルも 17 日、船内で感染が拡大した点を問題視し「2 週間も船内に大勢を押し込めた日本政府の方針に、日本国外の専門家からは疑問の声が上がっている」と指摘した。 米国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID) のアンソニー・ファウチ所長は、17 日の米紙 USA トゥデーに対し「隔離は失敗した」と断言。 「船の中でどんどん感染した。 船内で隔離が甘かったからだ。」と批判した。 英紙ガーディアンも 18 日、ダイヤモンド・プリンセスを「感染で煮え立っている鍋だ」と語る専門家の言葉を紹介。 ブルームバーグ通信は 19 日、日本が「世界で最も危険な場所の一つになりつつある」と伝えた。 ◇ もっと迅速に では、どうすれば良かったのか。 海外各紙も解決策は示せていない。 カナダの CBC 放送は「選択肢は限られていた分、日本政府はもっと迅速に行動しなければならなかった」と報じた。 ダイヤモンド・プリンセスには 200 人以上のカナダ人が乗船していた。 大半がチャーター機で帰国後は 2 週間の隔離だ。 今度はカナダの対応の迅速さが問われる。 米疾病対策センター (CDC) も 18 日、声明を出し、日本の隔離に関して「船内の人々の間で感染を防ぐには不十分だったかもしれない」と指摘した。 一方で「隔離のための日本政府の途方もない努力を称賛する」と強調している。 16 日にチャーター機で米国に戻った米国人乗客のうち 14 人がウイルス検査で陽性だった。 米紙ニューヨーク・タイムズは「飛行機も安全でなかった」と書き、批判の矛先は今後、米政府に向かうことになりそうだ。 ◇ 収容施設で逃亡も こうした事情から、日本批判は海外メディアの報道にとどまり、各国政府は沈黙している。 ただ、ロシアのタス通信は 11 日、ラジオ番組でのザハロワ外務省情報局長の発言を報道。 ロシア人を含めたクルーズ船の隔離について「混乱している。 問題を引き起こしている。」と非難した。 しかし、各国が日本にチャーター機を派遣する中、ロシアにその動きはない。 2 月に入って中国湖北省武漢から軍用機で帰国したロシア人の一行は、シベリアの都市チュメニの収容施設に隔離された。 暇つぶしに撮影された動画が次々とネット上で公開され、限られた食事や不自由な暮らしを訴えている。 サンクトペテルブルクでは 6 日から病院に隔離されていたはずの女性 (33) が、直後に逃げ出していたことが判明。 「意思に反して収容された。 食事がひどい。 シャンプーがない。」とネットで訴えていたが、裁判所が 17 日、強制収容を命じた。 各国とも日本を批判している場合ではなくなっている。 (jiji = 2-20-20) クルーズ船の感染者から日本人 2 人が死亡、国内で 3 人目 - 厚労省
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗客で、感染が確認され入院していた 80 代の日本人の男女 2 人が 20 日、死亡した。 同船の乗船者では初めて。 厚生労働省が発表した。 先に死亡した神奈川県の女性と合わせると国内での感染者死亡は 3 人となる。 厚労省によると、男性は神奈川県、女性は東京都に居住。 いずれも発熱などの症状が出て男性は 11 日、女性は 12 日にそれぞれ入院した。 男性には気管支ぜんそく、狭心症治療歴の基礎疾患があった。 また、同省は 20 日、クルーズ船で勤務していた厚労省と内閣官房職員各 1 人の新たな感染を確認、福岡市も九州で初めての感染者が分かったと発表した。 これを受け、同船以外の国内感染者は計 87 人となる。 厚労省の 19 日までの発表では、延べ 3,011 人の検査で 621 人の感染者が見つかっていた。 同船では 14 日間の健康観察期間が終了し、検査で陰性が確認された乗客の下船が 19 日から始まっている。 同日は日本人乗客ら約 500 人が下船した。感染者と同室だった人などは、観察期間が継続する。 2 月 3 日に横浜港に入った同船には 50 以上の国・地域から乗船・乗客計 3.711 人が乗船していた。 すでに米国、オーストラリア、ニュージーランドなどがチャーター機を派遣し、希望する自国民らを下船させた。 共同通信によると、同船の感染者を受け入れた愛知県岡崎市の藤田医科大は 19 日夜に受け入れた 25 人のうち男女 3 人に肺炎の疑いがあり、同県内の医療機関に搬送したと明らかにした。 感染防止策に内外から疑義 日本政府は 5 日から、乗客を自室内に待機させるなどの対策を講じてきたが、これまでに船内に入った検疫官や厚労省職員、災害派遣医療チーム (DMAT) に参加した看護師の感染も確認。 日本政府による感染拡大防止策は不十分だったとの批判が内外から出ている。 米疾病対策センター (CDC) は 18 日、船内隔離について、リスクは現在進行中だとした上で、日本政府の措置は「船内感染を防ぐには不十分だったかもしれない」との判断を示した。 神戸大学の岩田健太郎教授(感染治療学)は医療従事者らへの二次感染を防ぐ管理が不十分だったと 18 日に公開した動画の中で批判。 20 日になって動画は削除したが、ツイッター投稿では安全なゾーンと、いるかもしれない危険なゾーンが区別されていなかったとの見方を変えていない。 20 日の衆院予算委員会では、国民民主党の後藤祐一氏が香港で下船した乗客の感染が 1 日に分かった時点で、日本政府として乗客の自室待機を指示できたのではないか、とただした。 加藤勝信厚生労働相は洋上にある船舶の管轄権については、船籍が英国にあり、米国系企業が運航していることを挙げ、「ぎりぎり誰がどうやっているかということについて、必ずしも明確にはなっていない」と説明。 感染者の情報は 1 日の段階で運航会社に入っていたとして、「その段階で、もちろん今から思えば、船会社の方でも対応を取ってほしかった」と述べた。 一方、感染者の医療機関への搬送業務に関わった神奈川県の黒岩祐治知事は記者会見で、船内の状況について「結果的には徹底的なる感染防止対策が船の中ではできなくて、あの中で隔離している間に新たな感染が広がった方がいた可能性も否定できないのではないか」と指摘した。 (延広絵美、広川高史、Bloomberg = 2-20-20) クルーズ船告発の動画削除 岩田氏「迷惑かけおわび」 新型コロナウイルスの感染が広がったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に一時乗船して、船内のずさんな感染対策を動画投稿サイト「ユーチューブ」で告発した感染症専門医の岩田健太郎神戸大教授は 20 日朝、動画を削除した。 岩田氏は自身のツイッターで「動画は削除しました。 ご迷惑をおかけした方には心よりおわび申し上げます。」と述べた。 さらに「これ以上この議論を続ける理由はなくなった」とした。 動画は、クルーズ船内でウイルスに汚染された危険区域と安全な区域を区別せず、専門家も常駐させないなど「ものすごい悲惨な状態」などと指摘していた。 再生回数は 100 万回を超えるなど内外で大きな反響を呼び、加藤勝信厚生労働相は 19 日深夜の記者会見で「感染管理の専門チームが常に船内にいて、医療従事者や乗員の衛生活動の指導をしていた。 感染の危険性が高いところとそうではないところに分けていた。」などと反論していた。 欧米メディアは削除前の 19 日、日本の検疫態勢を疑問視する岩田氏の発言を相次いで伝えた。 英 BBC 放送は特派員がクルーズ船前から中継し「検疫中に感染が広がったとの強い疑いがある」と指摘。 インターネットを通じて岩田氏と会見し、下船した乗客らが船外の市民らと接触することを「とても懸念している」とする発言を伝えた。 (kyodo = 2-20-20) クルーズ船で新たに 79 人感染 チャーター機第 5 便の帰国者 1 人の感染も確認 横浜港のクルーズ船で 19 日、新たに 79 人の乗船者が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。 これで感染が確認された乗船者は 621 人になった。 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、横浜港に到着した今月 3 日以降、乗客乗員約 3,700 人へのウイルス検査が行われてきた。 今回、新たに 607 人の検査結果が出て、79 人が陽性と判定。 このうち 68 人は、発熱や咳などの症状がないという。 クルーズ船ではきょう、これまでの検査で「陰性」となった乗客の下船が始まった。 一方、17 日に政府のチャーター機第 5 便で中国・武漢から帰国した日本人など 65 人のうち、50 代の日本人男性 1 人に感染が確認された。 残りの 63 人は「陰性」で、機内で体調不良を訴えた 1 人については検査中だという。 (ANN = 2-19-20) クルーズ船感染者 7 人、愛知で受け入れ 陽性 200 人も 愛知県の大村秀章知事は 18 日の記者会見で、横浜港に停泊中で、新型コロナウイルスの感染拡大が続くクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の感染者のうち、症状が比較的軽い 7 人について、県内 7 つの指定医療機関に既に受け入れたことを明らかにした。 大村氏によると、クルーズ船からの受け入れについて、厚生労働省から依頼があり、陽性と確認された人のうち症状が軽い人を 14 日から 16 日にかけて、県内で受け入れたという。 クルーズ船で感染した乗客を巡っては、藤田医科大などを運営する藤田学園(同県豊明市)が 4 月に開院を予定している藤田医大岡崎医療センター(同県岡崎市)で、ウイルス検査で陽性となったが発症していない約 200 人を対象に、18 日にも受け入れを始める予定だ。 新型コロナウイルスをめぐり、県の保健所などへの相談件数が増えていることも明らかにした。 14 日以降、県内在住者の感染確認が相次いでいることもあり、17 日の相談件数は 337 件にのぼったという。 (asahi = 2-18-20) クルーズ船で新たに 99 人が感染確認 70 人は症状なし 厚生労働省は 17 日、横浜港に停泊中の大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で、新たに 99 人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。 うち 43 人が日本人で、70 人は症状がないという。 これで延べ 1,723 人を検査し、感染者は 454 人になった。 厚労省によると、重症者は前日よりも 1 人増えて 20 人。 いずれも 60 代以上で日本人 11 人、外国籍 9 人。 このうち 1 人は感染は確認されていないという。 また、17 日正午時点で、乗員乗客約 3,700 人のうち、入院や患者らへの付き添いで 501 人、政府が用意した宿泊施設に入るために 27 人が下船し、3,183 人は船内に残っているという。 (asahi = 2-17-20) クルーズ船の米国人 40 人が感染「帰国せず日本で入院」 新型コロナウイルスの感染拡大が続くクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で 16 日深夜、乗船していた米国人の一部がチャーター機で帰国するため下船した。 米国立衛生研究所 (NIH) の幹部は、同船を「(感染の)ホットスポット」と表現、乗船していた米国人の約 40 人が感染していたことを明らかにした。 16 日、米 CBS テレビに出演した NIH のアンソニー・ファウチ国立アレルギー・感染症研究所長は「約 40 人が感染した。 彼らはどこにも行かない。 日本の病院に入院する。 症状のある人は、退避する飛行機に乗れない。」と話した。 退避機で帰国した米国人は米軍基地内でまた 14 日間の検疫措置を受ける。 「船内の感染力を見ると、ホットスポットにいるようなものだからだ」と理解を求めた。 ダイヤモンド・プリンセス号に乗っていた米国人は米政府によると約 400 人。全体で約 3,700 人が乗船しており、16 日までに 355 人の感染が確認されている。 新型コロナウイルスの感染者はこれまでに約 25 カ国に広がっている。 世界保健機関 (WHO) は世界的な流行の拡大を意味する「パンデミック」とは見なしていないが、ファウチ氏は「今よりもより封じ込めを成功させない限り、パンデミックがまもなく起きる瀬戸際にあるのは確かだ」と話した。 (ワシントン = 香取啓介、asahi = 2-17-20) 香港もカナダもチャーター機 クルーズ船の乗客帰国へ 新型コロナウイルスの集団感染が起きている大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号をめぐり、香港政府は 15 日夜、乗客の香港住民を送還させるためにチャーター機を手配すると発表した。 対象は約 330 人で、うち 11 人の感染が確認された。 香港住民 330 人、船内に 船内にとどまっている香港住民のうち、260 人が香港のパスポート、約 70 人が外国のパスポートを所持している。 出発日については日本側と調整中だが、乗客の費用負担は発生しないという。 乗客は香港に到着後、検疫施設で 2 週間隔離される見通し。 香港紙は高血圧や糖尿病といった持病を抱える乗客が帰国のメドが立ったとして喜ぶ様子や、逆に別の乗客が「日本政府の対応が遅い」と批判する声などを伝えている。 同号をめぐっては、香港の男性 (80) が 1 月下旬に横浜から香港へ乗船した後、発熱などの異常を訴え、感染が確認された。 (香港 = 益満雄一郎) カナダ人は 255 人乗船 新型コロナウイルスの集団感染が起きている大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について、カナダ政府は 15 日、乗船している自国民を送還させるためにチャーター機を手配したと発表した。 ダイヤモンド・プリンセス号には 255 人のカナダ人が乗っている。 カナダ政府は「健康とカナダ国民の安全が我々の最優先事項だ」とし、チャーター機手配について「乗客の置かれた特異な状況のため、並びに日本の健康管理体制の負担を軽減するため」と説明した。 チャーター機は日本からカナダ東部トレントンの軍基地まで運航。 乗客は搭乗前に症状が出ていないか確認された上で、コーンウォールの航空機操縦訓練施設でさらに 14 日間、留め置かれる。 すでに医療関係者が現場で支援態勢を組んでいるという。 カナダ外務省の広報担当者は出発日について「日本政府やクルーズ船の運航会社と最終調整が済み次第、決める」としている。 (ニューヨーク = 藤原学思、asahi = 2-16-20) クルーズ船の米国人、チャーター機で帰国へ 大使館公表 新型コロナウイルスの集団感染が問題になっているクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について、在日米国大使館は 15 日、米政府が自国民退避のため、チャーター機を手配していると公表した。 16 日夕、日本に到着する予定という。 米大使館によると、希望する米国人はバスで船からチャーター機まで移動させる。 搭乗前には発熱やせきなどの症状があるかを調べ、確認された人はチャーター機への搭乗を認めない可能性がある。 搭乗者たちはカリフォルニア州やテキサス州の空軍基地で受け入れ、14 日間隔離させる。 一方、チャーター機に搭乗しない人は一定期間、米国への入国を認めないという。 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、船には米国人やその家族が約 380 人乗船している。 船内で確認される感染者数が増加するにつれて、米国内では日本政府の対策に懐疑的な意見が出始めていた。 (ワシントン = 香取啓介、asahi = 2-15-20) 広がる船内感染「日本の対応はカオス」 下船へ政府転換 新型コロナウイルスの集団感染が起きている、大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号。厚生労働省は13日、船内にとどまっている80歳以上の一部の高齢者を、下船できるようにすることにした。政府の方針が変わる間に感染者が増え、乗客だけでなく、海外からも対応を批判する声が上がっている。 「長期間滞在する中で持病を悪化させ、健康を害するおそれのある方もいる。」 加藤勝信厚労相は 13 日、一部の高齢者らを下船させる判断に踏み切った理由を説明した。 もともと乗客には高齢者が多く、持病がある人も少なくない。 持病の薬がきれて、手元にないなど船内での不安が高まっていた。 高齢者らの下船の検討もされたが、ウイルス検査の態勢や、検査で感染がわかった人の搬送先や下船した人の宿泊先の確保のメドが立たず、船内に留め置かざるを得ない状況が続いていた。 こうした中、これまで 1 日 300 人分程度だったウイルス検査の態勢も、民間企業や大学などの協力で、1 日 1 千人分を目指して増強している。 搬送や下船後の滞在先のメドが立ったことなどから、今回の発表に至った。 世界保健機関 (WHO) で感染症対応の専門官を務めた中島一敏・大東文化大教授(感染症学)は、検疫の際の大前提は「船内で新たな感染を起こさないこと」と「乗客らの健康状態を精神的な面も含めて守ること」だと指摘。 この前提が崩れている可能性があるならば、下船するという判断はあり得るとし、「船に残る人がいる。 前提が守れるよう改善を重ねていかねばならない。」と強調する。 日本環境感染学会の医師らでつくる災害時感染制御支援チームの桜井滋・岩手医科大教授は 13 日、横浜市内のセミナーで講演した。 船内の感染拡大について「船の中で感染症が発生しても、把握するのは難しい。 多く設置されている手すりを介してウイルスが広まった可能性がある。」などと話した。 外国メディア「感染拡大の震源地となる恐れ」 現状への懸念は海外に広がっている。 世界保健機関 (WHO) のテドロス・アダノム事務局長は 12 日、感染者がいる恐れがあることを理由にクルーズ船の入港や乗客の下船が拒まれていることについて「根拠に基づいたリスク評価がない」として改善を求めた。 テドロス氏は、船舶の自由な入港や上陸などの原則を定めた、国際保健規則を順守するよう各国に訴えた。 同規則は感染症を防止する国際取り決めで、船舶の入港などで各国が独自の措置をとる場合は、「ほかの合理的な措置に比べ、国際交通を制限したり人の妨げとなったりしないこと」などの条件を課している。 テドロス氏は特定の国を名指しはしなかったものの、日本やタイが入国を拒んだウエステルダム号について「この船には感染が疑われる乗客はいなかったと聞いている」と述べて、拒否は不当だったとの考えをにじませた。 受け入れを決めたカンボジア政府に対しては「首相(の決断)をたたえたい。 我々が求めていた国際的連帯の典型例だ。」と賛辞を惜しまなかった。 ダイヤモンド・プリンセス号には多くの外国人の乗員・乗客も下船できずにとどまっている。 米ニューヨーク・タイムズは 11 日、日本政府の対応を、専門家の発言を引用して「公衆衛生の危機対応で『こうすべきでない』という教科書のような対応」と表現。 乗客全員を対象とした検査を行わないことや限定的な情報開示が、乗客の不安を増幅していると指摘した。 米 ABC テレビは 13 日、隔離された船内で感染者が増え続けていることに触れ、大型船という閉鎖環境では感染拡大は防止できないとし「(横浜港が)第二の感染拡大の震源地となる恐れがある」という専門家の意見を紹介している。 ロシア外務省のザハロワ報道官は 10 日、ロシアのラジオ番組で「日本の対応はカオス(混沌)で場当たり的だ」と批判した。 今回の問題についてロシアメディアの関心は高く、国営テレビは連日、横浜港から中継でリポートしたり、ロシア人乗客が撮影した船内の様子などを放送したりしている。 「日本政府は検疫への備えが不十分で、問題は雪だるま式に膨らんでいる」などと批判的に伝えている。 (ジュネーブ = 疋田多揚、モスクワ = 石橋亮介) 感染者 218 人、重症者 10 人に 厚労省によると、下船の対象は約 200 人いる 80 歳以上の乗客のうち、窓がないか開閉できない部屋にいる人と持病がある人、その同室者。検査結果が陰性で希望すれば 14 日以降、政府が用意する宿泊施設に滞在できる。 陽性なら医療機関に入院となる。 宿泊施設での待機期間は現時点では決まっていない。 厚労省は下船の対象を 80 歳未満の人にも広げることを検討している。 クルーズ船の乗客乗員への政府の対応は二転三転してきた。 横浜港に到着し、異例の再検疫を始めた 3 日夜の段階では症状がない人は検査をせず、下船させるはずだった。 ところが、到着時に発熱などの症状のある人らの検査結果が 5 日に判明し、10 人の感染が明らかになると対応は一変。 感染拡大を防ぐための「検疫が続いている」として、船内に 14 日間留め置く措置をとった。 19 日まで乗客らが船室で過ごせば感染拡大は防げるとみていたが、感染者は増え続けた。 持病が悪化して救急搬送される人も出てきたことから、今回の方針を決めた。 13 日に新たに感染が確認されたのは乗客 43 人、乗員 1 人で、うち 29 人が日本人。 これまで医療機関に搬送された人のうち、重症者は 10 人で、8 人の感染が確認されている。 感染者は計 218 人に上った。 政府は 13 日、新型コロナウイルスによる感染症について感染症法と検疫法の政令改正を閣議決定した。 14 日に施行される。 検査で陽性となった人は無症状でも強制的に入院させられるようになるほか、感染の疑いがある人などが入国しようとした場合、医療機関に隔離できるようになる。 (asahi = 2-14-20) クルーズ船で新たに 67 人感染確認 新型コロナウイルスの集団感染が起きているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、厚生労働省は 15 日午後、会見を開き、新たに 67 人の感染が確認されたことを明らかにしました。
加藤大臣はこのように述べ、クルーズ船内で新たに 67 人の感染が確認されたことを明らかにしました。 一方、ほかの乗客について加藤大臣は、14 日間の「健康観察期間」が明ける 19 日から、すでにウイルス検査を実施している 70 歳以上の高齢者を下船させ、70 歳未満の乗客は今後、ウイルス検査を実施し、陰性の場合、19 日以降順次、下船させる方針を明らかにしました。 (TBS = 2-15-20) クルーズ船、新たに 44 人の感染判明 計 218 人に 大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナウイルスの集団感染が起きている問題で、厚生労働省は 13 日、乗員乗客で新たに 44 人の感染が確認されたと発表した。 これで、感染が確認されたのは 218 人に上った。 また、5 人が重症だという。 (asahi = 2-13-20) クルーズ船、高齢者や持病のある人下船へ 検査後に 大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナウイルスの集団感染が起きている問題で、加藤勝信厚生労働相は 13 日、船内に待機中の高齢者らを検査をした上で下船できるようにする方針を明らかにした。 対象は 80 歳以上の高齢者や、窓がないか開閉できない船内にいる人、基礎疾患がある人。 検査で陽性の人は入院してもらい、陰性なら政府が用意する宿泊施設で、潜伏期間が過ぎるまで生活してもらう。 船内での待機期限は今月 19 日だが、船内の生活が続くことで感染拡大や持病の悪化が懸念されていた。 同船では 13 日までに、乗員乗客 3,700 人余りのうち 218 人の感染が確認された。 重症者は 5 人。 同船は今も入国のための「検疫中」の状態にある。 厚労省は当初、症状がある人や感染確認された人は医療機関に入院させる一方、検査で陰性だった人や検査を受けていない人は、検疫が終わるまで船内で待機してもらう方針だった。 (asahi = 2-13-20) 検疫官含む 40 人新たに感染 クルーズ船、重症者 4 人 厚生労働省は 12 日、横浜港に入港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者のうち、新たに 39 人に新型コロナウイルスの感染が判明したと発表した。 さらに検疫官 1 人も感染が確認された。 既にクルーズ船から搬送された乗船者のうち 4 人は重症としている。 国内の感染者は計 203 人になった。 厚労省によると、新たに検査結果が判明した 53 人のうち、39 人が陽性だった。 クルーズ船で陽性が確認されたのは延べ 492 人のうち 174 人となった。 今後、医療機関に搬送するという。 (kyodo = 2-12-20) クルーズ船、新たに 60 人以上の感染判明 新型肺炎 新型肺炎を発症した香港の男性が乗っていた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で、新たに 60 人以上が新型コロナウイルスに感染していることが 10 日、わかった。 同船では乗客乗員 3,700 人余りのうち、9 日までに延べ 336 人が検査を受け、感染者は計 70 人に上っていた。 (asahi = 2-10-20) クルーズ船、新たに 6 人感染確認 新型肺炎、計 70 人に 厚生労働省は 9 日、新型肺炎を発症した香港の男性が乗っていた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で、新たに 57 人のウイルス検査の結果が判明し、6 人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。 6 人は医療機関に搬送される。 これでクルーズ船の乗客乗員約 3,700 人のうち、延べ 336 人が検査を受け、感染者は計 70 人となった。 (asahi = 2-9-20) 横浜港クルーズ船、新たに 3 人が感染 船内計 64 人に 厚生労働省は 8 日、新型コロナウイルス感染者が乗っていたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに乗客 3 人の感染が確認されたと発表した。 3 日の横浜港(横浜市)到着以降、船内で確認された感染者は計 64 人となった。 同省によると、感染が判明したのは米国人の 60 歳代女性、70 歳代男性と、中国人の 30 歳代女性。 すでに感染が確認された人と長時間行動を共にしたり、新たに船内で体調を崩し、下船したりした計 6 人について追加で検査したところ、ウイルスの陽性反応が確認された。 3 人は医療機関に搬送され、入院している。 船では、1 月 20 日から 25 日まで乗船していた香港男性の感染が判明したことを受け、これまでに検疫で発熱やせきの症状が確認された人など計 273 人の検査を実施。 乗客 60 人、乗員 1 人の計 61 人の感染が判明していた。 (yomiuri = 2-8-20) クルーズ船、新たに 41 人が感染 新型肺炎、計 61 人に 厚生労働省は 7 日、大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客乗員で 171 人分の検査結果が判明し、新たに 41 人の新型コロナウイルスの感染者が確認されたと発表した。 うち 35 人が 60 代以上で、日本国籍は 21 人、米国籍 8 人、豪州とカナダ国籍がそれぞれ 5 人など。 東京と埼玉、千葉、神奈川、静岡の 5 都県の医療機関に搬送する。 乗員乗客約 3,700 人のうち、対象となった 273 人の検査が出そろった。 感染者は計 61 人になった。 (asahi = 2-7-20) クルーズ船、10 人感染 乗客ら 14 日間滞留させる方針 横浜から大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に乗って香港に帰国した男性 (80) が新型コロナウイルスに感染して肺炎を発症したことを受け、加藤勝信・厚生労働相は 5 日、乗客乗員約 3,711 人を調べたところ、10 人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。 10 人は下船し、医療機関に運ばれた。 国内で集団感染が確認されたのは初めて。 検査はまだ途中で、今後さらに感染者が出る可能性もある。 厚労省によると、船内では 273 人が発熱などの症状があり、感染の有無を確認している。 このうち、31 人の検査結果が出て、うち日本人 3 人を含む 10 人の感染が確認された。 感染が確認された 10 人はいずれも 50 代以上で、80 代の人もいるという。 10 人は下船し、医療機関に運ばれて入院した。 厚労省は症状の出ていない乗客乗員についても、感染拡大を防ぐために 14 日間、船内にとどまるよう求めることにしている。 (asahi = 2-5-20) 新型肺炎患者がいたクルーズ船 横浜港に着岸せず再検疫 香港政府は 1 日深夜、横浜から大型クルーズ船に乗って香港に帰国した男性 (80) から新型コロナウイルスによる肺炎が確認されたと発表した。 船は 3 日夜、横浜市鶴見区の横浜港・大黒ふ頭沖に到着し、着岸しないまま停泊した。 厚生労働省は船内で乗客全員の検疫をする方針。 船は横浜到着前に沖縄・那覇に寄港して検疫を済ませているが、新型肺炎に感染した人がいる可能性があることから異例の再検疫を決めた。 香港政府によると、男性は 1 月 10 日、香港から中国広東省深セン市に入り、数時間滞在。 香港に戻った後、17 日に飛行機で東京へ移動し、20 日に横浜から乗船した。 25 日に香港に到着し、下船した。 船に乗り込む前日からせきが出始め、香港到着後の 30 日には発熱したことから、病院で検査を受けた結果、陽性反応が出たという。 運航会社のホームページなどによると、船は約 11 万 6 千トン、全長 290 メートル、18 階建ての大型客船。ラウンジや、プール、カジノなどの娯楽施設も備えている。 乗務員は約 1,100 人で、乗客定員は約 2,700 人。 船は横浜出港後、香港の他には 22 日に鹿児島、31 日に台湾の基隆、2 月 1 日に那覇に寄港して横浜に戻る日程だった。 大型クルーズ船をめぐっては、新型コロナウイルスによる肺炎の疑いがある男女 2 人が乗っていた船が 1 月末、イタリア・ローマ近郊の港で半日にわたって待機させられた。 2 人は陰性と確認された。 この船には乗客約 7 千人が乗っていたという。 イタリアメディアが報じた。 (asahi = 2-3-20) 香港の 80 歳が新型肺炎 クルーズ船で横浜から帰国 香港政府は 1 日深夜、横浜から大型クルーズ船に乗って香港に帰国した男性 (80) から新型コロナウイルスによる肺炎が確認されたと発表した。 香港での感染者は 14 人目。 男性は香港から日本に行く前に中国本土を訪れていたが、感染経路は分かっていない。 発表によると、男性は 1 月 10 日、香港から中国広東省深セン市に入り、数時間滞在。 香港に戻った後、17 日に飛行機で日本へ移動した。 20 日に横浜から乗船し、25 日に香港に到着したという。 男性は大型クルーズ船に乗り込む前日からせきが出始め、香港到着後の 30 日には発熱したことから、病院で検査を受けた結果、陽性反応が出たという。 香港紙によると、大型クルーズ船は横浜を出航後、22 日に鹿児島に停泊した。 乗客の約 8 割が日本人だったとしている。 (香港 = 益満雄一郎、asahi = 2-2-20) |