ペヤング、関東以外の販売延期 予想をはるかに上回る注文 まるか食品(群馬県伊勢崎市)は 10 日、関東地区で 8 日に販売を再開した即席麺「ペヤングソースやきそば」について、関東以外での販売を 1 - 2 週間延期すると発表した。 甲信越・静岡地区は 6 月 22 日の予定を 7 月 6 日に、東北・中京・北陸地区は 6 月 29 日を 7 月 13 日に、関西・中四国・九州地区は 7 月 6 日を 13 日にそれぞれ延期する。 同社は 24 時間体制で製造しているが、「予想をはるかに上回る注文があり、当初計画通りに販売した場合、商品の安定供給に支障が生じる(広報担当)」と説明している。 (jiji = 6-10-15) ◇ ◇ ◇ ペヤングの製造再開 あの「ふた」は包装にプリント ゴキブリ混入問題で製造中止となっていた即席麺「ペヤング」のカップ焼きそばが、来月 8 日から店頭に並ぶ。 19 日、まるか食品(伊勢崎市)は製造を再開した。 包装に変更はあったものの、味は変わらないという。 同社によると、パッケージのデザインを一部変更した。 ふたはこれまでのプラスチックから、アルミのシールタイプに。 容器を密封し、湯切りもしやすくなったという。 ビニールのパッケージには、従来のふたのようなデザインがプリントされている。 今秋をめどに「超大盛」の販売も検討しているという。 同社は「安心安全に商品を提供できる状況になった。 改善策が有効に機能するよう、日々の管理を厳格に実施していく。」としている。 (asahi = 5-20-15) 前 報 (12-25-14) 金具に不具合、チャイルドシート 1 万台リコール 自動車用品メーカー「カーメイト」は 8 日、チャイルドシート「エールべべ・クルット 3i」 1 万 728 台(2014 年 11 月 - 15 年 5 月製造)のリコールを国土交通省に届け出た。 国交省によると、ベルトをシートに留める金具の端を滑らかにする処理が不十分で、使用を続けるとベルトが金具とこすれて切れ、乳幼児を保護できない恐れもあるという。 不具合に伴う事故は発生していない。 問い合わせは、同社エールべべ係 0120・918・952。 (yomiuri = 6-8-15) 患者 7,749 人分の個人情報紛失 奈良・済生会御所病院 奈良県御所市の済生会御所病院は 6 日、リハビリテーション科の患者 7,749 人の情報が入ったハードディスクを紛失したと発表した。 氏名、年齢、疾患名、手術名などが含まれていたという。 住所と電話番号は記録されていないという。 ハードディスクは外付けのもので、2000 年度 - 14 年度の 7,749 人分の患者受付簿などを記録していた。 受付脇の机の引き出しに保管し、無人の時には原則施錠していたという。 5 月 21 日に紛失に気づき、25 日に県警に遺失届を提出した。 いまのところ被害報告はなく、今後、患者に謝罪文を郵送するという。 (asahi = 6-6-15) 運転支援システムに不具合の恐れ レガシィなど計 4 車種 富士重工は 4 日、運転支援システム「アイサイト」に不具合が出る恐れがあるとして、「レガシィ」、「インプレッサ」など計 4 車種 6 万 8,557 台について、改善対策を国土交通省に届け出た。 国交省によると、プログラムに不適切な部分があり、衝突被害を軽減するための自動ブレーキがかからない恐れがある。 2014 年 5 月 - 今年 4 月に製造されたものが対象。 無償でプログラムを書き換えるという。 (asahi = 6-4-15) まつ毛エクステ施術、4 人に 1 人が違和感 1 千人調査 美容室などでまつ毛に人工毛を接着する「まつ毛エクステンション」の施術を受けた人の 4 人に 1 人が、目の痛みやかゆみなどを経験していたというアンケート結果を国民生活センターが 4 日発表した。 アンケートは今年 3 月、過去 1 年間に施術を受けたことがある 10 代から 50 代の女性 1 千人に聞いた。 このうち 250 人は目やその周辺などに異変や違和感を感じたことがあると答えた。 具体的には「目の痛み、異物感」が最も多く、「目、まぶたのかゆみ」,、目の充血」が続いた。 センターは接着剤 15 銘柄の成分も調べた。 いずれも医療用の接着剤に使われているものの、アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれや、目への刺激性があると言われる成分だった。 接着剤は直接皮膚につけるものではないため成分に関する規制はないが、センターはまばたきした時に皮膚や目に付く可能性があるとして、消費者庁に安全対策の検討を求めた。 製造団体にも、より安全性の高い商品の開発を求めた。 (毛利光輝、asahi = 6-4-15) 浴室の換気乾燥機、発火のおそれ 部品を無償交換 浴室の換気乾燥機が発火するおそれがあるとして、製造販売したマックス(東京都)と同社から供給を受けて販売した LIXIL (リクシル)は 3 日、不具合のあった部品を無償交換すると発表した。 2003 年 3 月から 13 年 6 月に販売した計 2 万 4,659 台が対象だ。 品番は、「BS-101」、「BS-58H」、「BS-58HCX」。 13 年 1 月に神戸市で、14 年 12 月にさいたま市で発火があり原因を調べたところ、部品内のヒューズが劣化し、近接する樹脂の部品が発火していたという。 問い合わせは両社の受付窓口 (0120・264・803)。 (asahi = 6-3-15) 中国機が管制官の指示聞き間違え … 着陸トラブル 那覇空港で 2012 年 7 月、中国東方航空機が滑走路に誤って進入し、着陸態勢に入っていたエアアジア・ジャパン機が着陸をやり直したトラブルで、運輸安全委員会は 28 日、調査結果を公表した。 中国機側が管制官の指示を聞き間違えたことなどが原因としている。 調査報告書によると、管制官は離陸を控えていた中国機に滑走路の手前で待機するよう指示したが、管制官との連絡役の操縦士は、滑走路上で待機するよう指示されたと誤解。 機長と副操縦士にそのまま伝え、機長らが中国機を誘導路から滑走路内に進入させた。 連絡役の操縦士は、管制官の指示を誤解したまま復唱し、管制官も復唱内容が間違っていることに気づかなかったという。 このトラブル後、国土交通省は、滑走路に誤って進入しようとした場合などに、滑走路の警告灯で航空機に自動的に知らせるシステムを那覇空港に導入した。 (yomiuri = 5-28-15) シンガポール航空、飛行中にエンジン停止 墜落は回避 シンガポールを 23 日夕に出発し、上海に向かっていたシンガポール航空 SQ836 便(エアバス 330-300 型、乗客乗員 194 人)が、飛行中に全エンジンが一時停止するトラブルを起こしていたことが 27 日わかった。 同機は滑空しながらエンジンを再始動できたため、墜落は免れた。 けが人も出なかった。 シンガポール航空によると、トラブルは離陸から 3 時間半後に発生した。 高度 3 万 9 千フィート(約 1 万 2 千メートル)を飛行中に悪天候に見舞われ、両翼にある英ロールス・ロイス社製のエンジン 2 機が停止。 パイロットがエンジンを再始動して持ち直し、定刻から 11 分遅れで上海の空港に着陸した。 インターネットで飛行データを提供する「フライトデータ 24」によれば、同機の高度は、エンジン停止中に 1 万 3 千フィート(約 4 千メートル)降下していた。 このトラブルを同航空は航空当局に伝えたが、26 日に複数の専門メディアが報じるまで公表していなかった。 シンガポール航空事故調査局の報道官は「情報とフライトデータを集めている」とコメントした。 (シンガポール = 都留悦史、asahi = 5-27-15) 運転士の手足にしびれ、列車緊急停止 JR 東海道線 25 日午後 1 時 15 分ごろ、愛知県幸田町の JR 東海道線相見(あいみ) - 幸田間で、大垣発豊橋行き上り新快速列車(6 両編成、乗客約 150 人)の男性運転士 (28) が、手足にしびれを感じたため列車を緊急停止させた。 JR 東海によると、運転士は救急車で病院に運ばれたが、異常はみられなかったという。 約 1 時間後に交代の運転士が到着して運転を再開させるまで、乗客は列車内に閉じ込められたという。 また、東海道線は上下線で 20 本が運休(部分運休含む)したほか、最大 1 時間半ほどの遅れも出て、約 4,300 人に影響した。 (asahi = 5-25-15) 湯沸かし器など購入登録徹底へ 業者の立ち入り検査強化 ![]() ガス湯沸かし器や食器洗い機の購入者にメーカー登録を促すために、経済産業省は販売業者への立ち入り検査を強化する方針を固めた。 登録率が全体で 4 割以下にとどまっており、製品の経年劣化で重大事故につながりかねないからだ。 22 日に開く同省の製品安全小委員会で強化策を示す。 2007 年にリンナイ製湯沸かし器が原因で起きた一酸化炭素中毒死事故を機に、09 年から家電販売店や住宅メーカーに対し、メーカー登録をするよう購入者に求める義務を課した。 機器メーカーは登録情報を元に、販売 10 年後を目安に所有者に点検を促す通知を出す。 通知は 18 年ごろに本格化するが、最新の登録率は 37% にとどまっている。 購入者に渡す登録用はがきには、購入時の状況を聞く項目がある。 経産省は、機器メーカーに集まった情報を分析させ、説明が不十分な販売業者を特定して立ち入り検査し、悪質な場合は社名の公表に踏み切る。 登録率の低い機器メーカーを指導するほか、賃貸住宅オーナーにも業界団体を通じて所有者情報の登録を促す。 対象は、屋内式の瞬間湯沸かし器と風呂釜(都市ガス、プロパンガスとも)、ビルトイン式電気食器洗い機、浴室用電気乾燥機、石油給湯機、石油風呂釜、FF 式石油温風暖房機。(小林豪、asahi = 5-22-15) 中京テレビの映像 5 分間乱れ、情報番組を一時中断 中京テレビ放送(名古屋市)で 22 日午前 10 時 25 分から放送していた主婦向けの情報番組「クレママ」で、同 37 分 40 秒から約 5 分間、断続的に映像が乱れ、番組が中断するトラブルがあった。 放送機器の不具合といい、原因を調べている。 同局では今年 1 月 5 日にも、「全国高校サッカー選手権」の放送が 2 回途切れ、計約 3 分 50 秒にわたって中断、画面が真っ白になるトラブルがあった。 同局は「原因を詳しく調査し、再発防止に努める」とコメントした。 (asahi = 5-22-15) いすゞ 9 万 8 千台リコール 中型トラック「フォワード」 いすゞ自動車は 21 日、中型トラック「フォワード」計 9 万 8,377 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 2007 年 4 月 - 14 年 12 月の製造分が対象。 国交省によると、前輪付近にあるバッテリーケーブル分岐器の樹脂ケースの防水対策が不十分で、水が浸入してバッテリー電源が断たれ、走行中にエンジンが止まる恐れがある。 14 年 3 月 - 今年 3 月、走行中にエンジンが止まるトラブルが 3 件起きた。 マツダも同日、「デミオ」計 4 万 4,654 台の改善対策を同省に届け出た。 14 年 7 月 - 今年 3 月製造分が対象で無償で修理する。 エンジンルーム内の金属部分にささくれた状態が残され、清掃時にけがをする恐れがある。 (asahi = 5-21-15) 東日本の 50 信金でシステム障害 = 午前 11 時ごろ全面復旧 東日本地区の計 50 に上る信用金庫で 21 日朝、一時システム障害が発生し、現金自動預払機 (ATM) で預金引き出しや振り込みなどができない状態になった。 障害は東京都、長野、新潟、宮城、青森の各県など計 13 都県に及んだが、同日午前 11 時ごろ全面復旧した。 全国の信金の基幹システムを運用している「しんきん共同センター(東京)」によると、関東甲信越と東北両地区を対象としている勘定系システムの一部でトラブルが起きた。 前日にプログラム更新作業などは行っていなかったといい、現在、同センターで原因を調べている。 各信金の支店窓口業務に影響が出たほか、ATM が利用できなくなった。 (jiji = 5-21-15) ホンダが 1 万台リコール 走行中に急ブレーキかかる恐れ ホンダは 15 日までに、レーダーで前方の障害物を検知して衝突を防ぐ装置に不具合があり、走行中に急ブレーキがかかる恐れがあるとして「アコードハイブリッド」など乗用車 2 車種、計 1 万 760 台(2013 年 5 月 - 15 年 4 月生産)のリコールを国土交通省に届けた。 国交省によると、前の車と離れた際、道路沿いの鉄柵などにレーダー電波が反射して障害物があると誤認、自動ブレーキがかかる恐れがある。 東京都中央区で 13 年 11 月、走行中に急停止し後続車に追突される事故が発生、けが人はなかった。 沖縄県でも 14 年 6 月、走行中に急停止するトラブルがあった。 米国など海外でも約 3 万 7 千台を販売しており、ホンダは各国の法令に基づき対処する。 (kyodo = 5-15-15) カネボウ白斑症状に紫外線療法を推奨 過半で効果、皮膚科学会
記事コピー (asahi = 7-4-12 〜 5-14-15) イケア、子ども用柵を回収 "転落" の恐れ 大手家具量販店のイケア・ジャパンが、子ども用の柵「パトルルクレッマベビーゲート」、「パトルルスミーディグベビーゲート」の 2 種類とその延長用の商品合わせて約 1 万 7,000 台を自主回収すると発表した。 階段の上に設置した場合、外れて階段から転落し大ケガにつながる危険性があるとしている。 日本でケガの報告はないものの、海外では 18 件の報告があるため、自主回収に踏み切った。 (日テレ = 5-13-15) 抱っこひも、夏にも安全強化の新商品 偽物排除の動きも 赤ちゃんが抱っこひもから落ちる事故を防ごうと、安全性を保証する SG マークを手掛ける一般財団法人「製品安全協会」が今春、抱っこひもの安全基準を改定した。 新基準の適合商品が今夏にも店頭に並ぶ。 国内外のメーカーも業界団体を新設し、安全な製品の利用を呼びかけている。 都によると、抱っこひもの SG 基準が前回改定された 2009 年以降、抱っこする人が前かがみになったり肩ひもが緩んだりした時に、都の把握分だけで 117 件の落下事故が起きていた。 都は昨年、有識者やメーカーなどと安全対策協議会を設立。 製品の改善点の協議を重ね、SG 基準の見直しを提言した。 これを受け、製品安全協会は今春、6 年ぶりに基準を改定。 ▽ 首が据わらない赤ちゃん用に頭を保護するヘッドレストを付ける、▽ 肩ひもが緩んでも落ちないよう、赤ちゃんの足や腕を通す空間をつくる、▽ 抱っこひもの内側にベルトをつけて固定する、などの条件を基準に加えた。 (川口敦子、asahi = 5-11-15) FAX 広告トラブル増加 規制緩く苦情 5 年で 2 倍に 望まない人にも FAX で商品などのチラシを送る「FAX 広告」に関するトラブルが増えている。 消費者庁によると、昨年度は 12 月末時点で約 910 件と過去最多ペース。 過去 5 年で 2 倍近くになった。 迷惑メールのような規制がないことが背景にある。 ■ コスト下がり大量送信 「このファックスは電話帳をベースにお流ししております。 ご了承くださいませ。」 近畿地方の 70 代男性のもとに昨年、1 枚の FAX が届いた。 通販でリンゴの購入を勧める内容で「安心・安全」、「安く新鮮」などと書かれていたが、興味がなかった男性は、「インクや紙がもったいない」と地元の消費生活センターに相談した。 東京都内にある FAX 広告の代理店の男性経営者によると、FAX 広告の料金は A4 で 1 枚 4 - 6 円。 技術革新でコストが 10 年前の 4 分の 1 以下になった。 通信会社のシステムで 1 時間に約 3 万件送信できる。 「FAX は電子メールと違い一度は必ず見てもらえる。 郵送の DM と比べて費用対効果が高く特に中小企業に人気だ。」 こうした代理店は国内に少なくとも 20 社はあるという。 この代理店が扱うのは主に法人向けだが、客からは個人宅向けの要望もある。 男性は「客が名簿を持ち込む場合は個人宅が含まれていることもある」と言う。 (小寺陽一郎、高橋健次郎、asahi = 5-6-15) ボーイング 787 型機、248 日継続通電で電力停止の恐れ = 米当局
記事コピー (asahi = 1-9-13 〜 5-1-15) 30 分前にも同じ区間で停電 東北新幹線運転見合わせ 大型連休が始まった 29 日、東北新幹線、秋田新幹線、山形新幹線の全線が約 4 時間半にわたり不通となるトラブルがあった。 上下線の計 54 本が運休、計 66 本が遅れ、約 5 万 9 千人に影響が出た。 JR 東日本によると、同日午前 11 時 32 分ごろ、福島県郡山市の JR 郡山駅から東京方面に約 200 メートル離れた上り線で、パンタグラフを介して新幹線に電気を送る架線(トロリー線)が切れ、新白河 - 福島間が停電した。 停電した際に現場を通った「やまびこ・つばさ 136 号(17 両編成)」が直後に停車し、乗客 550 人が線路脇を約 200 メートル歩いて郡山駅に移動した。 計 4 個のパンタグラフのうち、4、6 号車の 2 個が折れ、地面に落ちていたという。 架線は合金製で直径 15.49 ミリ。 東北新幹線では 2.99 ミリすり減ったら交換することになっているが、交換が必要なほど摩耗していたという情報はないという。 同社によると、約 30 分前の午前 11 時 5 分にも同じ区間で 5 分ほどの停電があったといい、関連を調べている。 この時間帯に、架線が切れた現場を通った「やまびこ 134 号」が停電で停車したが、すぐに運転を再開した。 その後の点検で車両に異常は見つかっていない。 一方、この日、羽田空港や成田空港では、連休を海外で過ごす人たちの出国ラッシュが始まった。 全日空によると、29 日の国際線出発便の予約率は 9 割を超し、国内線は 6 割ほど。 国内、国際線ともに連休前半のピークは 5 月 2 日の見通し。 また、高速道路の渋滞は後半の 5 連休(5 月 2 - 6 日)に集中するとみられる。 (asahi = 4-29-15) キユーピー商品からゴム片 スプレッド 2 万 5 千袋回収へ キユーピーは 24 日、パンに塗る「野菜 & くだものスプレッド かぼちゃとオレンジ」の一部に小さなゴム片が混入したとして、約 2 万 5 千袋を回収すると発表した。 全国に出荷されたうち、賞味期限が今年の 5 月 19 日、6 月 10 日、7 月 16 日、8 月 11 日、9 月 30 日、11 月 4 日のものが対象。 同社によると、ゴム片は 0.2 - 0.5 ミリで、原料のカボチャペーストに混入していた。 食品の製造機械や作業用手袋などに使われる種類のゴムだが、ペーストを作る際に細かく砕かれたとみられ、何に使われていたかは不明という。 問い合わせは、24、25 日と平日午前 9 時 - 午後 5 時半にお客様相談室 (0120・811・399) へ。 (asahi = 4-24-15) ホテルニューオータニで食中毒 回転展望レストラン 東京都の千代田保健所は 24 日、千代田区紀尾井町のホテルニューオータニの回転展望レストラン「VIEW & DINING THE Sky」で食中毒があったとして、同店を 24 日から 5 日間の営業停止処分にした。 同店は 22 日から営業を自粛している。 同保健所によると、今月 19 日にランチバイキングを食べた 20 - 70 代の男女計 14 人が下痢や吐き気の症状を訴えた。 食後 4 - 6 時間で発症した。 メニューはすしやステーキ、デザートなど約 100 種類あり、原因は特定できていないという。 (asahi = 4-24-15) ウォーターサーバー、乳幼児やけど相次ぐ 対策呼びかけ 専用容器から湯や水が出る「ウォーターサーバー」で乳幼児のやけどが相次いでいるとして、経済産業省は 23 日、事故事例を分析した上で、メーカー側に蛇口の形などを工夫するよう提言した。 消費者に対しても、周囲を柵で囲うなどの対策を呼びかけている。 同省によると、自宅や店舗などのウォーターサーバーで 6 歳以下がやけどする事故は、2013 年末までの約 6 年 7 カ月に 40 件起きた。 うち少なくとも 9 件が 1 カ月以上の重傷。 0 - 1 歳が全体の 75% を占める。 2 歳児が蛇口を回して根元から外れた(12 年・千葉県)などの事例が報告されている。 愛知県の会社員女性 (25) は昨年 4 月、次女(11 カ月)がウォーターサーバーで左手にやけどし 1 週間入院。 長女 (2) がボタンのチャイルドロックを解除している間に偶然蛇口に触れたという。 「ミルク作りのために買ったのにまさかこんなことになるとは。」 メーカーなど 68 社でつくる「日本宅配水 & サーバー協会」によるとウォーターサーバーは、蛇口をひねったり上下させたりすることで、水や約 70 - 90 度の湯が出るものが多い。 00 年ごろから普及し 11 年の東日本大震災を機に拡大。 昨年末までに約 340 万台が普及している。 蛇口は韓国からの輸入が中心で国内では数社が製造。 大半に、誤操作を防ぐボタンなどのチャイルドロック機能が付くが、基準はない。 経産省は、メーカー側に、1 歳以下の力では湯が出ないようにすることや、チャイルドロックを解除する手順を 2 回以上にすることなどを提案した。 提案を受け、同協会の芹沢卓道事務局長は「乳幼児の事故が起きていることは重く考えている」と語り、今年度中にも安全性の自主基準をつくることを明らかにした。 (小寺陽一郎、asahi = 4-23-15) スズキ、一度に 187 万台超リコール 発煙の恐れ スズキ製のミニパトカーで発煙が相次いだ問題にからみ、スズキは 22 日、新たに軽自動車「ワゴン R」、「アルト」など 9 車種、187 万 2,903 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 3 月末にパトカーを含む約 13 万台を届け出たが、今回は同型部品を使った車種が対象。 国内の一度のリコールとしては過去最多となる。 国交省によると、エンジン始動時にひねるイグニッションスイッチの接点の金属が、長期間使ううちに削れてしまい、潤滑用のグリスに混ざって電流が流れやすくなる。 さらに接点の間に飛ぶ火花でグリスが炭化し、より電流が流れやすくなってショートし、発煙する恐れがあるという。 (asahi = 4-22-15) ◇ ◇ ◇ スズキ、12 万台リコールへ ミニパト発煙問題で 全国の警察に配備されているスズキ製「ソリオ」のミニパトカーで発煙トラブルが相次いだ問題で、スズキは 31 日、同型のイグニッションスイッチを使っている「ソリオ」、「ワゴン R」、「MW」の小型乗用車計 12 万 5,755 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 パトカー 2,103 台も含まれる。 1999 年 5 月 - 2010 年 8 月の製造分が対象。 国交省によると、昨年 12 月に埼玉県警のミニパトカーのハンドル付近から出火するなど、06 年以降全国で 32 件のトラブルがあり、このうちパトカーは北海道、埼玉、千葉、兵庫、広島、福岡の 6 道県警の 18 件に上った。 エンジン始動時にひねるイグニッションスイッチの接点の金属が、長期間使ううちに削れてしまい、潤滑用のグリスに混ざって電流が流れやすくなる。 さらに接点の間に飛ぶ火花でグリスが炭化し、より電流が流れやすくなってショートし、発煙するという。 スズキはグリスを炭化しにくいものに替える。 この問題では、警察庁がスズキに調査を依頼。 国交省は「パトカーはエンジンを頻繁にかけたり止めたりするため、接点が削れやすく、トラブルが相次いだのではないか」とみている。(工藤隆治、高橋克典、asahi = 3-31-15) ◇ ◇ ◇ スズキ製「ソリオ」のミニパトで発煙 5 道県で計 11 件 全国の警察に配備されているスズキ製「ソリオ」のミニパトカーで 2013 年以降、エンジン始動後に車内から発煙するトラブルが、埼玉など 5 道県警で計 11 件起きていたことが警察庁の調べでわかった。 けが人はないという。 警察庁の依頼を受け、同社が原因を調べている。 警察庁によると、ソリオのミニパトカーは 06 - 09 年度に同庁が購入し、全国の警察に 2,103 台を配備。 エンジンキーを回した際、ハンドル付近から発煙する事例が 13 年 10 月 - 今年 1 月に埼玉で 5 件起きたため、同庁が調べたところ、昨夏から今月までに北海道で 1 件、千葉で 2 件、兵庫で 2 件、広島で 1 件が確認されたという。 同社の話では、05 - 11 年度に同じ車種を一般向けに約 1 万 8 千台販売し、8 件の発煙を確認しているという。 同社は取材に対して、キーを差して回す部品の金属が摩耗し、落ちた金属粉に何らかの原因で通電して熱を持った可能性があると説明している。 同社は今月 12 日、警察庁に中間報告した。 同社広報部は「引き続き詳しい原因を調査している。 ご迷惑をかけ、おわび申し上げる」とコメントした。(高橋克典、角拓哉、asahi = 3-27-15) 119 番トラブル次々 東京消防庁、日立に賠償請求検討 東京 23 区で 14 日、119 番通報が 4 時間近くつながりにくくなるトラブルがあり、東京消防庁は 21 日、通報を受ける装置の設定ミスが原因だったと発表した。 3 月にも通報が 9 分間受けられなくなるシステム障害があり、同庁はシステムを構築した日立製作所に対する損害賠償請求を検討する。 東京消防庁によると、14 日のトラブルはかかってきた 119 番通報が着信直後に切れるというもの。 午後 5 時ごろから 9 時前までにあった着信 702 件のうち 60 件が受けられなかった。 担当者がすぐに折り返し、出動遅れはなかった。 先月 24 日に固定電話用の回線を一部廃止したにもかかわらず、システムの設定を変えず、廃止した回線に接続確認のためのデータを送り続けたため、容量オーバーで通報がつながりにくくなったという。 3 月のシステム障害はプログラムミスが原因だった。 東京消防庁の臼井正人・情報通信課長は記者会見して「損害賠償請求も含めて検討したい」と話した。 日立製作所広報・IR 部は取材に対して「ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。 (asahi = 4-22-15) 新たに 90 棟が性能不足 東洋ゴム免震改ざん
記事コピー (asahi = 3-14-15 〜 4-22-15) 支柱倒壊の原因? 事故前の作業で強度計算怠る 山手線 東京都千代田区の JR 山手線で起きた架線の支柱の倒壊事故で、JR 東日本は 17 日、支柱の上部にあった鉄製のはりを事故の 18 日前に撤去した際、社内マニュアルに反し、事前の強度計算を怠っていた、と発表した。 はりの撤去で架線からの張力への強度が落ち、倒壊を招いた可能性がある。 社内マニュアルでは、工事で鉄道設備の構造が変わる場合、設計段階での強度計算を求めているが、今回その形跡はなかった。 理由は調査中だが、工事計画の承認までに経る設計管理者など複数のチェックも素通りしていた。 同社広報は「事前に強度不足が分かっていれば、今回の工事手法はとらず、事故を防げたかもしれない」と話す。 事故は 12 日午前 6 時 10 分ごろ、神田 - 秋葉原間で発生。 支柱 1 基(基礎部分も含め約 4.3 トン)が倒壊し、先端が山手線のレールに接触。 ワイヤでつながっていた 1 基も傾いた。 JR 東によると、鉄製のはりは倒れた支柱と線路 2 本をまたいで、別の支柱につながれていたが、3 月 25 日に設備更新工事の一環で撤去された。 それまで架線からかかる約 5 トンの張力には、このはりと、倒れた支柱の重さで耐えていたという。 (東郷隆、asahi = 4-17-15) ◇ ◇ ◇ 山手線、支柱倒れ午後 3 時頃まで見合わせ 京浜東北線も 12 日午前 6 時 10 分ごろ、東京都千代田区の JR 山手線の神田駅と秋葉原駅の間の線路内で、架線を支える鋼鉄製の支柱が倒れているのを電車の運転士が見つけた。 このため山手線は一時全線で運転を見合わせたが、池袋 - 新宿 - 田町駅間で運転を再開している。 京浜東北線も大宮 - 蒲田駅間で運転を見合わせ、両線とも全線での運転再開は午後 3 時ごろの見通し。 けが人の情報はないという。 JR 東日本などによると、現場には計 4 本の線路が通る。 山手線の外回りと内回り計 2 本が中を走り、その両側を挟むように、京浜東北線の南行きと北行き計 2 本が走っている。山手線の線路 2 本の間に、高さ約 7 メートル、直径約 20 センチの支柱(2 本で 1 組)が 30 - 40 メートルおきに並び、隣り合った 2 組計 4 本が倒れたり、傾いたりしていた。 倒れた支柱の一部は山手線内回りのレールに触れた状態で、異状が見つかる直前の午前 6 時 8 分ごろには現場の山手線内回りを電車が通過していた。 支柱に支えられた架線は現在使われておらず、同社が事故の原因を調べている。 現場は高架の上で、ヘルメットをかぶった作業員約 70 人が写真を撮ったり、図面を広げたりして状況を調べていた。 (asahi = 4-12-15) 気象庁 HP、一時閲覧できず 外部設置のサーバーに障害 気象庁は 16 日、同庁のホームページ (HP) に不具合が生じ、同日午前 10 時ごろから正しく閲覧できなくなったと発表した。 天気予報などシステムは正常で、気象観測などに影響はなかった。 同日午後 1 時ごろには閲覧できるようになった。 気象庁によると、障害が起きたのは「キャッシュサーバー」と呼ばれる外部に設けられたサーバー。 台風や地震が発生すると、気象庁 HP にアクセスが集中し負荷がかかるため、同庁のサーバーにあるコンテンツをコピーし、外部に設けられたサーバーから配信することで負荷を分散している。 このコピーの段階で不具合が生じているという。 コピーは外部業者が担っており、詳しい原因を調べている。 気象庁は「迷惑をかけて申し訳ない」としている。 HP には、天気予報や各地の気温などの観測データや、火山の状況など膨大な記録が掲載されている。 (nikkei = 4-16-15) マンゴープリンに成分異なるラベル 4 千個を自主回収 山形県は 15 日、和歌山産業(山形県東根市)がアレルギー物質の乳成分を含む「樹氷の恵マンゴープリン」に、乳成分を含まないゼリー「樹氷の恵マンゴー」のラベルを貼っていたとして、商品の自主回収を始めたと発表した。 和歌山産業によると、対象は 3 月 17 日に製造し、賞味期限が「2015 年 9 月 17 日」の商品。 北海道、青森、山形、東京、神奈川、愛知、京都、和歌山、兵庫の 9 都道府県に 126 ケース(4,536 個)が出荷された。 県内出荷分の 20 ケース(720 個)は全て回収できたが、他県分は情報収集中という。 今月 11 日夜、北海道の販売先から「段ボールに書かれた商品名と中に入っている商品の名前が違う」と指摘があった。 同社は「二つの製品のラベルがよく似ており、間違いに気づかなかった。 生産管理体制を一新し、二度とこのようなことがないようにする。」としている。 (asahi = 4-16-15) 三菱自、デリカなど 7 万台リコール エアコン不調の恐れ 三菱自動車は 16 日、「デリカ」、「アウトランダー」など乗用車 5 車種、7 万 1,053 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 2009 年 1 月 - 10 年 12 月の製造分が対象。 国交省によると、エアコンの送風モーターの組み付け方が悪く、エアコンや窓ガラスの曇りを消すデフロスターが作動しなくなる恐れがある。 また電装部品を制御するコンピューターの組み立て不良で、ヘッドライトがつかなかったり、ワイパーが動かなかったりする恐れがある。 (asahi = 4-16-15) 日航機、羽田に緊急着陸 右エンジン不具合で引き返すく
記事コピー (asahi = 4-6 & 8-15) ミツバチ大量死の原因? 米で一部農薬の新規使用禁止 米環境保護局 'EPA) は 2 日、ミツバチの大量死の原因と疑われているネオニコチノイド系農薬の新たな使用を原則禁止にする方針を発表した。 すでに許可を受けた範囲での使用は今後も認めるが、新規導入や使用拡大はできなくなるという。 規制されるのは、ネオニコチノイド系のイミダクロプリド、クロチアニジンなど 4 種類の成分。 授粉を媒介するミツバチなどへの影響を評価する新たなデータの提出がない限り、屋外での新規の利用は認めない方針。 EPA は、4 種を含むネオニコチノイド系の成分 6 種類について、規制強化を視野に安全性などを再評価している。 今回米国で規制対象となった 4 種のうち、クロチアニジンなど 3 種について欧州連合 (EU) は 2013 年に一時的に使用禁止にした。 一方、日本は厚生労働省の審議会が昨年末、クロチアニジンの食品中の残留基準を緩和する案を了承。 使用拡大につながるとして環境保護団体などが反発を強めている。 (ワシントン = 小林哲、asahi = 4-4-15) 武田薬品が糖尿病薬を回収 錠剤に誤った番号表示 武田薬品工業は 3 日、糖尿病治療薬「リオベル配合錠 LD」を自主回収すると発表した。 錠剤に誤って別の錠剤の識別番号を刻印していたことが判明したため。 厚生労働省に報告した回収対象は約 3 万 6 千箱。 うち約 4,500 箱が市場に出回っており、残りは自社の物流センターに保管しているという。 医療機関専用で、ドラッグストアなどでは取り扱っていない。 3 月末に国内の医療機関で、一部の錠剤が「リオベル配合錠 HD」と刻印されていることに関係者が気付いた。 HD は LD とほぼ同じ薬効だが、血糖値を下げる成分がより多く配合されている。 武田薬品によると、大阪工場(大阪市)で錠剤に識別番号を刻印した際、誤って HD の番号を印字する装置を取り付けていたという。 回収対象の LD を誤って HD として服用した場合は「有効性に問題が生じる可能性が否定できない」と説明している。 (sankei = 4-3-15) 日野、トラック 13 万台をリコール 火花飛ぶ恐れ 日野自動車は 31 日、大型トラック「プロフィア」と中型トラック「レンジャー」の計 13 万 7,135 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 2001 年 11 月 - 10 年 10 月の製造分が対象。 国交省によると、運転席の外の上方にあるはしごを取り付けるための穴から、隙間を伝わって雨水や洗車の水が車体に入り、シートベルトの張り具合を調整する装置の端子がぬれて火花が飛ぶ恐れがある。 運転席の一部が焼ける火災が 09 年以降 13 件あった。 (asahi = 3-31-15) 三菱製テレビ、全国で障害 電波使うソフト更新で誤作動 三菱電機の液晶テレビで 29 日午前、テレビの視聴中に電源が切れる不具合が全国規模で起きた。 同社によると、放送波を使って送るテレビのソフトウェアの更新情報が原因で誤作動が起きたという。 同日午後に障害は解消したが、視聴者からの問い合わせで、同社の相談窓口は一時つながりにくくなったという。 障害が起きたのは、同社の液晶テレビ「REAL (リアル)」で、2010 年以降に製造した最大約 162 万台。 29 日午前 0 時ごろから、電源を入れると数分後に切れ、その後、電源が入ったり、切れたりする状態が繰り返された。 地上デジタルテレビ(地デジ)は、電機メーカーなどが放送波を使ってテレビのソフトウェアの情報を最新のものに更新している。 同社によると、午前 0 時ごろに配信された同社以外の機器向けの更新情報が、何らかの原因で同社のテレビが誤作動を起こすきっかけになった。 正午ごろに、原因とみられる更新情報の配信を止めたところ、障害は解消した。 誤作動の具体的な原因はわかっておらず、調査を続ける。 同社は「お客様にご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません(広報部)」とコメントしている。(南日慶子、asahi = 3-29-15) 航行中の操縦室「常時 2 人制の導入を」 欧州航空安全局
記事コピー (asahi = 3-28-15) 雪印メグミルク工場から硝酸漏れ出す 北海道・別海町 27 日午後 3 時 50 分ごろ、北海道別海(べつかい)町別海鶴舞町の雪印メグミルク別海工場敷地内にある倉庫から、機械の洗浄に使う硝酸が漏れ出しているのを従業員が見つけ、消防に通報した。 北海道警中標津署によるとタンクに入った液体の硝酸の一部がこぼれて、ガスになって流出した。 硝酸は別の容器に移し替え、けが人はいないという。 工場には当時 95 人がおり、うち 30 人が機械の洗浄作業をしていた。 別海消防署によると、付近の住民に健康被害が出る恐れがあるとして、警察と消防が、半径約 500 メートル圏内の約 80 世帯に、屋外へ出ないよう注意を呼びかけた。 道警によると、工場近くを通る国道 243 号が一時、約 2.5 キロにわたって通行止めになった。 別海町役場には避難所が設置され、工場付近の住民 49 人が一時的に避難した。 同工場ではバターなどの乳製品を製造している。 工場によると製品への影響はないという。 硝酸は毒劇物法で「劇物」に指定されている。 (asahi = 3-27-15) 台湾で日本食品回収騒ぎ 輸入業者が産地偽装か 台湾で、東京電力福島第一原子力発電所事故後に輸入が禁止された日本産食品が輸入されていたとして回収騒ぎになっている。 台湾は今も福島など 5 県でつくられた食品の輸入を全面的に禁じているが、業者が産地表示を変えて持ち込んだ疑いがあるという。 食品薬物管理署が 24 日、発表した。 問題になっているのはカップ麺や飲料など 283 品。 製品に記載された記号から生産工場を調べたところ、輸入を禁じている福島、茨城、栃木、群馬、千葉の 5 県で生産されたことが分かったという。 輸出用の中国語ラベルには、東京や大阪など食品メーカーの本社所在地とみられる場所が記載されていた。 台湾では日本産食品が人気で、メーカーと無関係の業者が独自に輸入しているケースも多い。 日本の窓口機関、交流協会はこれまでも、「日本は厳しいモニタリング制度があり、国内で流通している食品は安全」として、台湾側に輸入解禁を働きかけている。(台北 = 鵜飼啓、asahi = 3-25-15) ポークステーキ弁当 アレルギー表示「ゴマ」が欠落した 日本デリカフレッシュは、同社が販売したポークステーキ弁当(後に「B05」と記載されているもの)において、ごはんの上にパセリ粉をトッピングするところにゴマをトッピングしたため、アレルギー表示「ゴマ」が欠落したとして、対象製品の自主回収を行うと発表した。 (fuguai.com = 3-24-15) |