「iOS8」アップデートの不具合、アップルが対応策発表

米アップル は、新機種「iPhone (アイフォーン) 6」と「iPhone 6 プラス」の利用者から、基本ソフト (OS) 「iOS8」のアップデート版に関する不具合を指摘されたことを受け、対応策を明らかにした。 アップデート版「iOS 8.0.1」に関して寄せられた報告は、ダウンロードした後に電話がかけられなくなった、あるいは指紋認証機能「Touch ID」が作動しなくなったという内容。 アップルは問題を修正し、今後数日で「iOS 8.0.2」をリリースする。 それまでの間、アップデート前のバージョンを再インストールするよう利用者に促している。 (Reuters = 9-25-14)

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新型 iPhone に早くもトラブル 4 年前の「電波障害」の悪夢よみがえる

発売間もない米アップルの「アイフォーン (iPhone) 6」、「6 Plus」に、早くも「試練」が訪れた。 基本ソフト「iOS」の最新版に不具合が見つかり、アップルが撤回する事態に陥ったのだ。 さらに Wi-Fi 接続が不安定という苦情も数多く出ている。 アップルは 4 年前、「iPhone4」発売後に電波受信障害が指摘され批判を浴びた。 「二の舞」とならないための対応が待たれる。

新型 iPhone 発売前日の日本時間 2014 年 9 月 18 日、アップルは「iOS8」を投入し、同 25 日深夜にはその更新版「iOS 8.0.1」を公開した。 ところが、これを適用した利用者から「電波を受信しなくなり圏外となる」、「指紋認証が使えない」といった報告が相次いだ。 結局、公開から 2 時間足らずで「iOS 8.0.1」の配布はいったん取り下げられてしまった。

騒ぎはこれだけにとどまらない。 iPhone6、6 Plus それぞれで「Wi-Fi がつながりにくい」という声が続出しているのだ。 発売日の 9 月 19 日から、ツイッターには、「Wi-Fi が遅くて不安定」、「Wi-Fi の接続悪すぎ」と次々に書き込まれた。 海外でも事情は同じようで、アップルのウェブサイト上に開設されている「サポートコミュニティー」ページ(英語版)には、利用者からの「とにかく Wi-Fi が遅い。 自分と同じ状況の人、誰かいませんか。」との問いかけに「同じです。 本当にイライラする。」と応じる人がいた。

解決法は、利用者間で共有されている。 サポートコミュニティー内では「ネットワーク設定をリセットしたら改善した」という投稿があった。 実際に同じ方法を試して接続状態が好転したという人もいたが、「やってみたけど変わらない」と落胆の声も出た。 インターネット上ではほかにも、事態を打開するため設定を変更するいろいろな方法が紹介されている。

端末の設計上のミスか、OS の不具合か、今のところははっきりしない。 その OS も、「iOS 8.0.1」が公開早々に撤回されたとあって、不安が残る。 アップルはサポートコミュニティーページで、再度 iOS 8 を入れ直してほしいとその手順を説明すると当時に、「数日中に『iOS 8.0.2』をリリースする」と発表した。 ただ、具体的な日付は明らかになっていない。

「電波障害」と言えば、アップルには苦い経験がある。 2010 年 6 月に発売した「iPhone4」で、端末の持ち方によって電波の受信が悪くなり、最終的には圏外になると複数のメディアや利用者から指摘されたのだ。 アップル側は当初、「持ち方を変えれば対処できる」としていたが、事態は収まらなかった。 (Jcast = 9-25-14)

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新型 iPhone 「曲がる」報告相次ぐ、iOS8 はバグで配信停止

[サンフランシスコ] 先週末に発売が始まった米アップルの新型 iPhone (アイフォーン)のうち、大型の「6 プラス」について、ズボンの後ろポケットなどに入れておくと本体が曲がってしまうとの苦情が購入者から相次いで寄せられている。 これとは別に、アイフォーン 6 発売に先駆けて公開した基本ソフト「iOS8」について、ユーザーから携帯サービスが圏外になるとの報告があったことから、アップルは不具合を調査するためにアップデートを当面停止したことを明らかにした。 ほかにも、指紋認証機能の「Touch ID」が動作しないとの報告もあるという。

「6 プラス」の曲がりは特に細身のジーンズをはいているユーザーにこの問題が起きているとみられ、ソーシャルメディアのフェイスブックやツイッターでは「ズボンがきつ過ぎて携帯に合わない」との趣旨の書き込みが多数挙がっている。 アナリストらは、アイフォーンに使われている外装が軽量のアルミニウム製のため、想定よりも曲がりやすい可能性はあるものの、設計上の欠陥があるとまではいえないのではないかと話している。 アップルはこの問題についてコメントを控えている。 (Reuters = 9-25-14)


世界のスマホシェア争い 「iPhone6」が絶好調も サムスンは「赤信号?」 = 韓国

米アップルの最新スマートフォン「iPhone6」と「iPhone6 plus」の販売が好調な滑り出しを見せていることについて、中国メディアの環球網は 22 日、韓国経済 TV の報道を引用し、「サムスン電子の GALAXY シリーズのシェアに赤信号が灯った」と報じた。

記事は 2014 年第 2 四半期における世界スマートフォン市場のシェアにおいて、サムスンが 25.2%、アップルは 11.9% だったと紹介。 一方、ディスプレイが大型化した「iPhone6」と「iPhone6 plus」の予約台数が 24 時間で 400 万台に達し、発売日から第 1 週目の販売台数が最高で 1,500 万台に達するとの予測があると紹介し、アップルがサムスンの市場シェアを侵食する可能性が高いと指摘した。

また、これまでのスマートフォン市場における動きについて、iPhone の市場シェアはサムスンのシェアにとって直接的な影響をもたらしてきたとし、「アップルが新製品を発表するたびにサムスンのシェアは低下してきたが、ほかの Android スマートフォンのシェアにはあまり影響を及ぼさなかった」と紹介。 記事は、アップルの iPhone とサムスンの GALAXY シリーズは同じユーザー層を奪い合う直接的な競合関係にあるとの見方を示し、iPhone6 と iPhone6 plus の販売台数が極めて好調であることから、GALAXY シリーズのシェアが減少する可能性が高いと論じた。 (Searchina = 9-25-14)


新型 iPhone、発売 3 日で 1,000 万台の新記録

ニューヨーク : 米アップルが 19 日に発売した新型スマートフォン「iPhone (アイフォーン) 6」と「6 プラス」の販売台数が 3 日間で 1,000 万台に上り、過去最高を記録した。 今回の発売国の中に中国は含まれていない。 1 年前の「5s」と「5c」は中国でも同時に発売されたが、最初の 3 日間の販売台数はこれを含めても 900 万台だった。

6 シリーズは予約受付を開始した 12 日だけで 400 万台と、過去最高の申し込みを記録。 ウェブサイトが一時ダウンするほどの殺到ぶりで、特に大型画面の 6 プラスは数時間で売り切れた。 発売日の 19 日には世界中の販売店で長蛇の列ができ、前日から徹夜で並んだ人もいた。 アップルは 17 日、携帯端末向け基本ソフト (OS) の最新版「iOS8」の無償配布も開始したが、アップデートを済ませた iPhone ユーザーは全体の 30% にとどまっている。昨年公開した「iOS7」は、最初の 3 日間で半数以上のユーザーがダウンロードしていた。 (CNN = 9-23-14)

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新型 iPhone、初日の予約 400 万台超 全世界で

米アップルは 15 日、12 日から受け付けを始めた新しいスマートフォン「iPhone (アイフォーン) 6」と「iPhone 6 プラス」の全世界での予約数が、初日だけで合わせて 400 万台を超えたと発表した。 発売は 19 日から始まる。 (asahi = 9-16-14)


ソフトバンク、米でもかけ放題 新 iPhone サービス

ソフトバンクは 17 日、19 日に売り出される米アップルのスマートフォン iPhone (アイフォーン)の新機種「6」、「6 プラス」の利用者を対象に、追加料金なしで、米国でも日本と同じように通話とデータ通信ができるサービスを始めると発表した。 子会社の米携帯大手スプリントの通信ネットワークを活用する。 (asahii = 9-17-14)


ドコモ、「iPhone 6」の販売価格を発表 - - 新規は実質 0 円から

NTTドコモは 9 月 14 日、「iPhone 6」、「iPhone 6 Plus」の販売価格を発表した。 iPhone 6 の 16G バイトモデルは新規契約、他社からの乗り換え (MNP) で「月々サポート」を適用する場合、実質負担額が 0 円となる。 予約は 9 月 12 日より受け付けている。

iPhone 6 の税込一括価格は、16G バイトモデルが 7 万 3,872 円、64G バイトモデルが 8 万 6,832 円、128G バイトモデルが 9 万 7,200 円。 新規契約や他社からの乗り換え (MNP) で、2 年契約の「月々サポート」を適用した場合の実質負担額は、16G バイトモデルが 0 円、64G バイトモデルが 1 万 2,960 円(月 540 円)、128G バイトモデルが 2 万 4,624 円(月 1,026 円)となる。 機種変更で 2 年契約の「月々サポート」を適用した場合の実質負担額は、16G バイトモデルが 1 万 1,164 円(月 486 円)、64G バイトモデルが 2 万 4,624 円(月 1,026 円)、128G バイトモデルが 3 万 6,288 円(月 1,512 円)となる。

iPhone 6 Plus の税込一括価格は、16G バイトモデルが 8 万 6,832 円、64G バイトモデルが 9 万 7,200 円、128G バイトモデルが 9 万 9,792 円。 新規契約や他社からの乗り換え (MNP) で、2 年契約の「月々サポート」を適用した場合の実質負担額は、16G バイトモデルが 1 万 2,960 円(月 540 円)、64G バイトモデルが 2 万 4,624 円(月 1,026 円)、128G バイトモデルが 3 万 6,288 円(月 1,512 円)となる。

機種変更で 2 年契約の「月々サポート」を適用した場合の実質負担額は、16G バイトモデルが 2 万 4,624 円(月 1,026 円)、64G バイトモデルが 3 万 6,288 円(月 1,512 円)、128G バイトモデルが 4 万 7,952 円(月 1,998 円)となる。

KDDI とソフトバンクモバイルは 9 月 12 日に両モデルの価格を発表しており、これで国内で iPhone を取り扱うキャリア 3 社の料金プランは出そろった。 なお、NTT ドコモは価格の発表とともに、他社の iPhone 利用者向けに「iPhone 下取りプログラム」を発表した。 国内で最初の iPhone となる「iPhone 3G」から最新の「iPhone 5s/5c」まで対応。 画面割れの iPhone も対象とし、最大 4 万円のドコモポイントを付与する。 (井指啓吾、Cnet = 9-14-14)


新 iPhone、19 日から発売 ウオッチは年明けにも

米アップルは 9 日、新型のスマートフォン「iPhone (アイフォーン) 6」、「6 プラス」を発表した。 米国や日本などで 9 月 12 日から予約受付を始め 19 日から出荷する。 いずれも画面は現行の「5S」などの 4 インチより大きく、「6」は 4.7 インチ、「6 プラス」は 5.5 インチの 2 種類。 米国では 2 年契約で「6」は 199 ドルから、「6 プラス」は 299 ドルから。

また、iPhone と連動して通話やメール受信、健康管理のアプリなどが使える腕時計型のウエアラブル端末「アップルウオッチ(349 ドルから)」も発表した。 来年始めにも発売する。 また、決済サービス「アップルペイ」も発表した。 米国では 10 月からチェーンの飲食店やスーパーなどで使えるようになる。 (asahi = 9-10-14)


アップル、9 月にも腕時計型ウエアラブル発表か

アップルが腕時計型のウエアラブル端末を 9 月にも発表する見込みだと、27 日、米国の IT 関係サイトなどが伝えた。 また、従来より大型化したタブレット「iPad」の生産が、来年初めにも始まる見込みだという。 IT 関係のニュースサイト「Re/code」によると、9 月 9 日に予定されているイベントで、新型スマートフォン「iPhone (アイフォーン)」と同時に発表するのではないかとしている。 関係者の間では、アップルが年内にも腕時計型端末をお披露目するという「うわさ」が飛び交い、注目されていた。

アップルは 6 月の開発者向けの会議で、健康管理や家電を遠隔操作するためのソフトを発表した。 腕時計型端末はこうした機能が使えるものになるのではないか、と同サイトは推測している。 また、米ブルームバーグは同日、従来より大型の「iPad」の生産が、来年 1 - 3 月にも始まる見込みだと伝えた。 大きさは現在の 9.7 インチより大きい 12.9 インチになるとしている。 アップルは 7 月に IBM との提携を発表しており、大型の iPad で法人向けの市場開拓を狙うものと見られる。 (サンフランシスコ = 宮地ゆう、asahi = 8-28-14)

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iPhone5s・5c、3 日間で計 900 万台超販売

【ニューヨーク = 畑中徹】 米アップルは 23 日、スマートフォンの新しい機種「iPhone (アイフォーン) 5s」と「5c」の販売台数が、発売開始から 3 日間で合計 900 万台を超えたと発表した。 昨年発売した「5」は、3 日間で 500 万台以上が売れたが、今回はそれを上回り、過去最高となった。

アップルは 20 日、最上位機種の「5s」と、割安でカラフルな「5c」の 2 機種を日本や米国、欧州、中国など世界で売り出した。 ともに、同社の最新の基本ソフト (OS) 「iOS7」を搭載する。 5s には指紋認証センサーの機能も付いた。 好調な滑り出しを受け、ティム・クック最高経営責任者 (CEO) は「iPhone には、驚くような需要がある」とのコメントを出した。 23 日の米株式市場では、アップル株が値上がりしている。 (asahi = 9-24-13)


新型 iPhone、熱狂の裏に「陰り」

20 日に発売された米アップルの新型スマートフォン(スマホ)「iPhone5s」、「同 5c」の売れ行きに異変が見える。 東京都心にあるアップルストアや家電量販店の発売セレモニーには、これまでと同様に数百人が行列し盛り上がりを見せたが、その一方で発売初日にもかかわらず売れ残りが出ている。 過去の熱狂ぶりと比べると、その存在感に陰りが見え始めた。

行列途切れても「在庫あります」

20 日午前 8 時、東京都千代田区のドコモショップ丸の内店。 NTT ドコモ版の iPhone を待ち望み、店頭に並んだ人は 300 人超にふくれ上がり、店舗の周囲をほぼ 1 周。 9 時前には早々と同日の購入受け付けを締め切った。 近くのアップルストア銀座(東京・中央)には 700 人が列を成し、ビックカメラ有楽町店(東京・千代田)はドコモ版で 100 人、KDDI (au) 版とソフトバンクモバイル版で各 70 人の行列ができた。 ところが ・・・。

同日午後。 「iPhone5s、今なら在庫あります。 すぐお持ち帰りいただけます!」 都内の複数の家電量販店では、行列が途切れた後も iPhone5s を完売できていない。 店舗により在庫状況は異なるが、本体色が黒(スペースグレー)のモデルや記憶容量 32 ギガバイト (GB) のモデルで「在庫あり」が目立つ。 発売 1 週間前の 13 日から予約を受け付けている低価格モデルの iPhone5c は、大半の店舗で5 色いずれも在庫が残っている状態だ。

ツイッターやフェイスブックでも「行列覚悟で行ったらあっさり買えた」、「出かけたついでに販売店に寄り道したら在庫があった」といった書き込みが相次いでいる。 これまでの iPhone といえば、家電量販店では予約のみで初回出荷分に達し、入手までに数週間 - 数カ月かかるのが当たり前。 どうしても初日に欲しい人は、わずかな可能性に懸けて当日販売のみのアップルストアに並ぶというものだった。 発売初日に売れ残るのは異例だ。

しかも今回、上位機の iPhone5s は初回出荷数の少なさが事前に指摘されていた。 米報道によると、iPhone5s の発売後 3 日間の推定出荷台数は 250 万台、5c は 300 万台。 従来機の「iPhone5」は推定 500 万台。 しかも今回からは、日米欧などに加え中国も同時発売されている。 日本向けの限られた初回出荷分を奪い合う構図になるとみられていたが、予想は裏切られた。

慎重な発言のドコモ加藤社長

20 日朝の iPhone 発売イベントに姿を現したドコモの加藤薫社長。 米国時間 10 日(日本時間 11 日)に iPhone 販売への参入を正式表明して以来、報道陣の前に初めて姿を現した。 イベント後の会見では「最高のネットワークとサービスを iPhone でお使いいただき、ドコモワールドを楽しんでいただきたい」と晴れやかな顔で語っていた。

しかし、いつもの軽妙な「加藤節」が聞けたのはここまで。 質疑応答では威勢の良さが封印され、無難な受け答えに終始した。 「(通期の販売計画見直しについて)現在検討しているが、どのような動きがあるかを注意深く見守り、必要な修正をしていきたい。」 「(番号持ち運び制度 = MNP の巻き返しについて)結果として結果が出れば一番うれしいが、まずは(3 社から)選んでいただけるようになったことをうれしく思う。」

ここ 2 年ほど大幅な転出超が続くドコモにとって、iPhone 参入は劣勢を跳ね返す大きなチャンスとなる。 しかし同社自身、今回の iPhone5s/5c では追い風の強さがどの程度か測りかねているようだ。 13 日から行っていた同社の iPhone5c 予約では、予定していた 3 万台が未達となっており、強気の意気込みを語るのがはばかられる状況とも考えられる。

沈黙の孫社長

ドコモだけではない。 ソフトバンクの孫正義社長は、毎年欠かさず訪れていたアップルの iPhone 発表会を今回初めて欠席。 20 日の発売イベントにも姿を見せなかった。 同日の発売イベントに代理出席した宮内謙副社長は「(買収した)米スプリント・ネクステルの月 1 回の会議に出席している。 予定が前から決まっており変更できなかった。」と釈明するが、孫社長はツイッターの書き込みまでこの 3 週間ほど止まったままだ。 過去の iPhone に対する孫社長の入れ込みように比べて、あまりに落差が大きい。

一方、同社は 30 日に米グーグルの携帯機器向け OS 「アンドロイド」を搭載したスマホの新製品発表会を開催し、これには従来通り孫社長が登壇すると発表している。

2008 年に国内で初めて iPhone の取り扱いを始め、以来 iPhone 販売を成長の原動力としてきたソフトバンク。 KDDI に続きドコモが参入し 3 社体制となった今、iPhone さえ売りまくれば成長できた時代は過去のものになりつつあり、同社の iPhone 依存度の高さは潜在的な経営リスクとなりうる。 沈黙の中で孫社長は、ポスト iPhone 時代の戦略を熟考しているのかもしれない。 (金子寛人、nikkei = 9-20-13)

iPhone 5s と 5c 使ってみた

記事コピー (asahi = 9-19-13)


中国で急成長! 「iPhone もどき」の破壊力

世界のスマホ市場から取り残される日本

「iPhone もどき」との陰口

先週滞在した台湾で「小米(シャオミー)」と呼ばれるスマートフォンがバカ売れしていた。 ショップで触らせてもらったところ、外見もインターフェースも iPhone そっくりという印象だが、通信キャリアと契約をしていないシムフリー機の価格がアイフォンの半分以下というのが売りだ。 中国では先行メーカーの HTC や華為 (Huawei) の出荷台数を抜き去って、アップルやサムソンに迫ろうかという勢いだ。 台湾をはじめアジアにも進出を始めており、スマホ業界の台風の目になっている。

「小米」を開発する小米科技は日本ではまだそれほど知られていないが、中国で急成長を続ける新興勢力である。 基本的にはアップルと同じく自社工場を持たず、OEM (委託製造)に特化。 開発力とブランドイメージとデザインで勝負している。 そのため社員数も 1,000 人程度と非常に少ない。 にもかかわらず、創業からわずか 3 年で企業価値は 1 兆円に達しているという。

この小米現象について、私が感じたのは 2 つのポイントだ。 アップル商法を完全に模倣し、さらにその上をいくような可能性を秘めた戦略を持つ企業が初めて出てきたということだ。 そして、もうひとつ、基本的に彼らが競っているシムフリー機の価格という問題が、いまだにシムロックの世界にいる日本にとって別世界の出来事であることだ。 このままでは日本の消費者は世界のスマホの最前線からますます取り残されていきかねない。

小米は「iPhone もどき」と陰口をたたかれているが、実際に製造を委託されているのも、iPhone を作っている台湾の OEM メーカーばかりである。 これらの会社は今、台湾のマーケットで株が急上昇している。 iPhone5 の新発売と、それにぶつけてきた小米の新製品の発売が重なって、大量の受注で製造が追いつかない「うれしい悲鳴」を上げている状態にあるためだ。

小米のトップは 1969 年生まれの雷軍という人物である。 武漢大学のコンピュータ学科を卒業後、ネット事業に挑んで何度が小さな成功と失敗を繰り返しながら、2010 年 4 月に小米科技を創業。 優秀な人材をそろえ、スマホ事業に乗り出した。 名前はいかついが、外見はいかにも PC 時代に育った青年という雰囲気が漂う。

昨年は 750 万機を売り上げ、中国ではサムソン、アップルに続く第三勢力にのし上がった。 今年は上半期ですでに 700 万機を突破しており、1,500 万機だった目標を 2,000 万機に上方修正、アップルを抜くという見通しさえある。 この雷軍という人、新製品の発表ではスティーブ・ジョブスと同じように、黒い T シャツとジーンズという格好で登場してくるなど、アップルのマネもここまでくると逆に面白いぐらいで、今や中国では、アリババドットコムの馬雲、検索エンジン最大手の百度(バイドゥ)の李彦宏などと並んで、ウェブ時代のカリスマ経営者として若者に崇拝されている。

この小米のビジネススタイルでいちばん独創的なのは、「米粉(粉はファン。 米粉でビーフンの意味がある。)」というファンクラブを作って、中国各地に「小米之家(小米ハウス)」を立ち上げている点だろう。

熱狂的な支持者を抱え込み、その会員数は 900 万人近くまで膨らんでいる。 小米は、彼らに優先的に商品を卸すことで、宣伝費をかけず、通信キャリアも通さずに、新発売で一気に数百万台もの製品をさばくことができる。 7 月の新商品の発売に際しては 90 秒で 10 万機を売り切ってしまったという。 また、何かと使い勝手や流行に敏感な米粉たちの意見や不満を素早く採り入れることも、ファンの結束を高めると同時に、商品の完成度を上げることにも役立っていると言われている。

価格は、iPhone 廉価版の半分以下

小米とはもともと雑穀の一種類を指す中国語で、普段われわれが食べている白米の「大米」に比べて一回り小さいから「小米」と呼ばれている。 醸造酒に使われたり、おかゆに入れられたりと、用途は広いが「大米」に比べて値段も安く、食品としてはあまり尊重されていない。 そんな「小米」という名前をつけるあたり、アップル、サムソンという超大手の先行者に対して、小さいながらも果敢に戦いを挑んでいく気概を表している。

最初はよくある中国の安かろう悪かろうのメーカーというふうに見られて、学生やブルーカラーの労働者しか買わないスマホだと見下されていたが、最近は、グーグルのアンドロイド開発担当幹部だったヒューゴ・バラまでヘッドハントするなど、世界的に注目されるまでに成長してきている。

小米の最大のアピールポイントは価格だ。 シムフリーの最新機は 1,999 元。 日本円にすれば 3 万 2,000 円程度で、iPhone の廉価版である iPhone5c の 4,488 元の半分以下である。 機能的には小米の最新機は上位機である iPhone5s に匹敵するとの評価もあるので、5s の価格の 5,288 元と比較すれば、5 分の 2 ぐらいになる。 iPhone ユーザーであることを周囲に自慢したい消費者でなければ、純粋に価格と性能のバランスからして、小米を選ぶのも不思議ではない。

中国では、シムフリー機のことを「空機価」と呼ぶが、基本的に新製品を評価するときはこの「空機価」が参考にされる。 考えてみると、ファンクラブを作ってしまうような小米の戦略は、日本においてはほとんど意味を持たないことに気づく。 なぜなら、日本はシムカードを自由に取り換えて好きな携帯を使うことができないため、海外のように「空機価」に注目する意味があまりないのである。

しかし、これははたして健全なことなのだろうか。 そうではないだろう。 今、世界の電子機器の主戦場は紛れもなくスマホになっている。 そのスマホのマーケットをめぐって、アップル、サムソン、HTC、レノボ、ソニーなどがしのぎを削っている。 1 年や半年ごとに新モデルが発表され、スマホの持ち主は、そのトレンドを見極めながら、好みの新製品を買い替え、新しい機能を楽しんでいる。 非常に変化が激しく、マーケットの占有率も毎年順位が入れ替わる戦国時代だ。

しかし、2 年契約などで通信キャリアとの縛りがある日本で、機種の買い替えに踏み切ればペナルティなどで大変なことになり、他メーカーで魅力的な商品が出てもユーザーとしてはなかなか踏み切れない。

日本のスマホ市場への不安

日本でも一部シムフリーを認めるようになってきているが、まだまだ「原則シムロック、例外シムフリー」の社会であり、海外のほとんどの国のように原則シムフリーにしなければ、ふさわしい価格設定も難しいだろう。 今の状況では、機体価格が限りなく安くなるように見える通常の契約を日本のユーザーが選んでしまうのも無理はない。 日本の通信キャリアは「通信料によって本体の負担を軽くしている」と主張しているが、その真偽は怪しい。

携帯やスマホはハードであり、回線とは別のビジネスだ。 回線は通信キャリアが苦労して整備したものなので、その対価を払うのは当然だ。 しかし、別のメーカーが作った本体を通信料で負担するというのは、ビジネスとしてやはり不自然のように思える。 自宅でどんな電話機を使うのか、電話会社にお伺いを立てる必要がないのと同じように、回線料を払っていれば、原則としてスマホでもガラケーでもタブレットでも使うことができる道が、消費者には用意されているべきではないだろうか。

中国や台湾で小米のスマホを買って帰国してもシムフリーの世界ではないため、容易に使って比べることができない。 そうなると新機種の動向にも、本体の価格にもどうしても鈍感になる。 その結果、日本という国全体が長い目で見て、激動するスマホのトレンドから、結局は取り残されていくことになってしまわないか、小米の急成長を見ているとさらに不安になってくる。 (野嶋 剛、東洋経済 = 9-19-13)


新 iPhone、端末価格「実質 0 円」 NTT ドコモ

KDDI (au) と NTT ドコモは 13 日、米アップルの「iPhone (アイフォーン)」の新機種、「5s」と「5c」の端末価格を発表した。 ソフトバンクを含む携帯大手 3 社は同日午後 4 時から「5c」の予約の受け付けを始めた。 ただ、ソフトバンクは 4 時までに価格を発表できなかった。 最終調整が難航しているとみられる。

ドコモは容量が最少の 16 ギガバイトの端末の価格は、「5s」、「5c」ともに「実質 0 円」とした。 au は、新規契約と他社からの乗り換えの場合に「実質 0 円」。 契約者が機種変更で新 iPhone に替える場合は、16 ギガバイトの端末価格は「5s」が 1 万 4,160 円、「5c」が 3,240 円かかる。 「実質 0 円」になるのは、毎月の通信料金が割り引かれて、実際の端末価格分が相殺される仕組みだ。

13 日正午過ぎに料金プランを明らかにした au に続いて、ドコモも発表した。 データ通信量定額プランは月額 5,460 円で、iPhone 以外のスマホの定額プランより 500 円安く設定。 iPhone と従来の携帯電話の両方を持つ場合にも割引きプランを用意する。 (asahi = 9-13-13)


米アップル の iPhone 廉価版「5c」、中国では高すぎるとの声

[北京/シンガポール] 米アップル が 10 日発表したスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)「iPhone (アイフォーン)」の新型 2 モデルのうち、廉価版「iPhone 5c」の中国での販売価格が高すぎるとの声が上がっている。

プラスチック製の本体で新興国市場向けとされる「5c」だが、通信会社と契約しない場合の中国での販売価格は 4,488 元(730 ドル)。 同じく契約なしの場合の米国での販売価格 549 ドルよりも 200 ドル以上高いうえ、同時に発表された最上位機種「iPhone 5s」の価格をわずか 800 元(130 ドル)下回るにすぎなかった。

新興国向けとうたう「5c」の強気の価格設定に投資家だけでなく、世界最大のスマホ市場である中国のアップル愛好者も困惑している。 中国の化学エンジニア、Liu Donghai さん(25 歳)は「5c (訂正)の価格は 3,000 元前後か、4,000 元を上回る程度だと予想していた。 廉価版は少し高すぎるかもしれない。 買えるとは思わない。」と語った。

アップルは 11 日、北京でも新製品発表イベントを開催。 中国市場の重要性が強調された。 過去の新製品発表時には、数日前から新製品を待つ列ができるほどの熱狂ぶりが見られた中国だが、今回の「5c」への反応は冷めていた。

中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」では、「5c は高すぎる。 最初は絶対に買うつもりだったが、今は値段が気に入らない。 iPhone5 がプラスチック製になっただけじゃないか(ユーザー名 Shangzhiruixin)」との投稿もある。 11 日の「微博」の検索語句ランキングで「iPhone 5s」はトップだが、「iPhone 5c」の名前は検索上位にない。

他の利用者は、もう少しお金を出せば上位機種の「5s」が手に入るのに、わざわざ 4,000 元以上を払って「5c」を買う人がいるのか、と疑問を抱いている様子だ。 一方、安くなればなるほどシェア争いが厳しくなるスマホ市場では、「5c」の価格設定は当然、との見方もある。 調査会社Canalys によると、中国のスマホ市場におけるアップルのシェアは、韓国サムスン電子や中国勢に押され、第 2・四半期には 5% に低下した。

ガートナーの上海駐在アナリスト、サンディ・シェン氏は「アップルは廉価版 iPhone を発表したが、その価格は中国ではまだ低価格ではなく中間価格とみなされている」と分析する。

同氏は、中国で出荷されるスマホの約半数は 700 - 1,500 元で販売されているが、アップルにとってこの価格帯で勝負することの魅力はないと指摘。 「アップルの古くからのライバルであるサムスン電子のほか、華為技術(ファーウェイ) 、レノボ・グループ(聯想集団) 、酷派(クールパッド)など中国メーカーが同カテゴリーでの携帯電話をすべて供給していることを踏まえると、こうした主要セグメントにおけるシェア競争で、アップルは今後も勝てないだろう」と述べた。 (Reuters = 9-11-13)


新型 iPhone、ドコモへの供給表明 20 日に発売

【畑中徹】 米アップルは 10 日(日本時間 11 日未明)、スマートフォン「iPhone (アイフォーン)」の新機種の発表会で、日本の携帯電話最大手 NTT ドコモに「iPhone」を供給することを明らかにした。 ソフトバンク、KDDI (au) に続き、「新しい仲間に迎える」と説明した。 大手 3 社がそろって iPhone を導入することになり、顧客の奪い合いが、いっそう激しさを増しそうだ。 日本の端末メーカーにも大きな影響を与えることになる。

発表した新機種は、従来機よりも価格を抑えた「iPhone5c」と、現行の「iPhone5」の後継となる「5s」。 いずれも 20 日から米国や日本で売り出す。 「5c」は、記憶容量 16 ギガのモデルの 99 ドル(約 9,900 円)から。 本体はグリーン、ホワイト、ブルー、ピンク、イエローの 5 色で展開し、専用ケースは 6 色がそろう。 「5s」はシルバー、ブラック、ゴールドの 3 色。 指紋認証の機能を搭載している。 記憶容量 16 ギガのモデルの 199 ドル(約 1 万 9,900 円)から。 (asahi = 9-11-13)


ドコモ、iPhone 販売へ 早ければ 20 日から

NTT ドコモは、米アップルのスマートフォン「iPhone (アイフォーン)」の新機種を販売する。 人気が高い iPhone は KDDI (au) やソフトバンクが扱っている。 ユーザーの流出が続くドコモは、契約数の回復への起爆剤にしたい考えだ。 関係者が明らかにした。

アップルは 10 日(日本時間 11 日未明)に米国本社で発表会を開き、現行の iPhone5 の後継機を明らかにするとみられている。 この場でドコモへの供給も公表する方向で、発売は早ければ 20 日とみられる。 消費者には選択の幅が広がり、サービス面の競争も期待できそうだ。 ただ、ドコモと二人三脚で歩んできた日本の端末メーカーには痛手となる可能性が高い。 (asahi = 9-6-13)


米アップル、iPhone 下取りプログラムを開始

[サンフランシスコ] 米アップルは 30 日、米国内の店舗でスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone (アイフォーン)」の下取りプログラムを開始したと明らかにした。 同社は間もなく、iPhone の新機種を発表するとみられている。 アップルの広報担当によると、今回の下取りプログラムは、既存 iPhone を持ち込んだ顧客に対し、新機種購入時に利用できるクレジットを付与する方式になる。

iPhone などスマホの旧機種の売買は、米電子商取引大手イーベイ上などに大きな市場ができている。 リセール業者が壊れた iPhone を 125 ドルで買い取り、米国内外で販売するケースもある。 アップル製品の下取りを手掛ける米ガゼルのイスラエル・ガノット最高経営責任者 (CEO) は、米国のスマホとタブレット端末の中古市場は、2015 年までに 140 億ドルに拡大すると予想している。 (Reuters = 9-1-13)


金ピカ iPhone 中国狙う 6 色の廉価版投入も … 進む販売提携交渉

米アップルが、新型「iPhone (アイフォーン)」を 9 月 10 日に発表するとの観測が飛び交っている。 その狙いは、ずばり巨大中国市場だ。 プラスチックボディーの廉価版を投入するほか、新型のカラーに、従来の黒と白に加え、中国人が大好きな金色を追加するという。 さらに世界最大の携帯電話サービス会社「チャイナ・モバイル(中国移動)」との販売提携も交渉中だ。 廉価・金ピカ・提携の "3 本の矢" を放ち、シェアが急低下している巨大市場で巻き返し攻勢をかける構えだ。

来月 10 日発表観測

「iPhone 5C」と名付けられ、価格は 99 ドル(約 9,700 円)。 ボディー背面が、磨き上げられた剛性アルミからプラスチックに変わり、カラーはカラフルな全 6 色を展開する。 ロイター通信などの海外メディアは、かねて噂されてきた廉価版の概要を相次いで報じている。 さらに、現行の「iPhone 5」をバージョンアップして発売する「5S」には、金色の「シャンパン・ゴールド」が新採用されるという。

「金色は、中国のような富裕層市場が拡大している国で好まれる。」 IT 関連の米有力ブログメディア、オール・シングス・デジタルは、廉価版の投入も含めアップルの狙いが中国市場にあるのは明白だと指摘する。 すでに中国はアップルにとって本国に次ぐ 2 番目の市場となっており、CEO のティム・クック氏 (52) は「いずれ最大の市場になる」と、みている。 だが、その成長市場での販売が急失速している。

今年 4 - 6 月期決算で香港、台湾を含めた中華圏の売上高は前年同期比で 14%、前期の 1 - 3 月期に比べると 43% も激減した。 米経済ニュース、ブルームバーグによると、4 - 6 月期の中国スマホ市場でのアップルのシェアは、前年同期の 9% から 5% にほぼ半減した。 シェア 18% を占める首位の韓国サムスン電子のほか、中国メーカーの低価格端末に利用者が流れているためで、アップルは中国メーカーの小米科技にも抜かれ、シェア 7 位に甘んじている。

アップルにとって、ライバルとの価格差を埋める廉価版の投入は待ったなしだ。 ただ、海外メディアは「廉価版を出せば、アップルのプレミア感が損なわれる」、「ゴールドは悪趣味」といった、厳しい中国人ユーザーの声も紹介している。

加入者 7 億 4,000 万人

実際、アップル苦戦の最大の理由は、約 7 億 4,000 万人の加入者数を誇る「中国移動」と、端末の供給契約を結べていないことにある。 クック氏は先月、中国移動の奚国華会長と北京で会談するなど、提携交渉を進めている。 奚会長は今月 15 日の会見で、「双方とも熱心な姿勢をみせた」と語り、協議が順調に進んでいることを明らかにした。

切り札ともいえる提携が実現すれば、形勢は一気に変わりそうだ。 米大手投資銀行モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティ・ハバティ氏は、約 2,000 人を対象に行った調査に基づき、こう予測している。 「廉価版の 5C を中国移動から発売すれば、アップルのシェアは現在より 19% も跳ね上がり、スマホ販売で 1 位に躍り出るだろう。」 (sankei = 8-25-13)


新型「iPhone」、米国時間 9 月 10 日に発表か

米国時間 9 月 10 日になれば、「iPhone」のうわさに関する現在のシーズンは終わり、新たなシーズンが始まりそうだ。 それというのも、Apple は同日、次期 iPhone を発表する予定だからだ。 ただし、All Things D の匿名の情報筋が正しければの話だ。

All Things D の Ina Fried 記者は 10 日夕刻、この日付を報じた。 さらに、同記者は、「Mavericks」として知られる Apple の「Mac OS X」の正式発表はうわさされる 9 月 10 日のイベントにおいてないと思われること、および、Apple のテレビやスマートウォッチに関するプロジェクトが「発表間近」である兆候はないことを伝えている。 (CNET = 8-12-13)