実はアナログ「LINE グルメ予約」 「人力」注力する選択重要に 無料通話アプリ LINE が新たに開始した「LINE グルメ予約」というサービスが、ウェブ上でちょっとした話題になった。 同社が試験的に始めたもので、文字通り飲食店の予約をするためのアプリだ。 ただ、公開当初はアプリは限定公開で、利用するためにはアプリ上で利用申請をして利用開始が承認されるまで待たなければならなかった。 現時点では誰でも登録して利用できるようになっているが、筆者が見た時には予約番号が 1 万番台で、その後しばらくは数万人にとどまっていた。 LINE の登録者は国内だけで 5,800 万人以上ともいわれている。 LINE にしては「LINE グルメ予約」はかなり小さい規模でスタートしたといえるだろう。 それもそのはず、このサービスはユーザーがアプリで予約した内容を、LINE のオペレーターが電話やシステムで店に連絡し「人力」で予約するという実にアナログなサービスなのだ。 飲食店の予約システムは、大手チェーンを除くとほとんど普及していない。 規模の小さな飲食店からすると、予約システムを利用するやり方を覚える余裕すらなく、ほとんどの店が電話での予約が中心になっている。 そこで LINE は LINE 経由での飲食店予約を普及させるための最初の一歩として、あえて飲食店側の電話予約に対応するために、自ら人力で予約を仲介するという実験に踏み出したわけだ。 ウェブサービスにおいては、一見すると、全てを技術力で解決するのが王道に見える。 だが、実際にはどこに「人力」を注力するかが差別化の重要なポイントになる。 成功事例がある。 例えば、クラウド名刺管理サービス大手の Sansan (東京・渋谷)はスキャナの自動認識の精度向上に頼るのではなく、あえて人力で名刺入力を代行している。 これによりほぼ 100% の入力精度を達成し、名刺管理サービス大手としての地位を確立した。 最近はテレビ番組や CM の放送内容などをネット上で活用したサービスが増えている。 これが実現できているのは、エム・データという会社の数十人のオペレーターの存在がある。 彼らがテレビ番組で放送されている内容を手で文字入力し、動画の情報をテキストに落としているのだ。 2011 年の東日本大震災の時にもグーグルが Google パーソンファインダーという、安否情報をウェブ上で確認できるサービスを提供して話題になった。 実はこのサービスも手作業で実現していた。 避難所に集まった名簿を、各避難所にいたボランティアたちが写真を撮ってウェブで共有。 それをまた別の人が写真を見ながら一枚一枚手で入力していたのだ。 技術の進歩があまりに急速なため人力の存在をついつい忘れてしまいがちだが、全ての作業が一朝一夕でデジタル化できるわけではない。 もちろん技術的な開発力で他社と差をつけることは重要だ。 だが、技術開発力が同じぐらいのレベルであれば、ほかの企業が嫌がるアナログな作業をいかに効率的に実施できるか、というところから本質的な差が出てくることが多い。 一度皆さんが取り組んでいる事業も技術とアナログのギャップをいかに埋めるかという視点で俯瞰(ふかん)してみてはどうだろうか。 (徳力基彦、nikkei = 7-10-15)
◇ ◇ ◇ お店探しから予約までできる「LINE グルメ予約」 Retty の人気店を掲載 LINE は 6 月 29 日、飲食店ネット予約サービス「LINE グルメ予約」を夏に公開することを発表した。 同日より「LINE グルメ予約」公式アカウントに登録したユーザーから順次限定公開していくという。 当初の対象地域は、北海道、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県の 9 都道府県。 「LINE グルメ予約」は、お店探しから予約手続きまで、すべて LINE アプリ内で完結できるサービス。 同社ではサービス公開に伴い、実名グルメサービス「Retty」と提携しており、ユーザーはエリアと「デート」、「ランチ」などのシーンを選択するだけで、Retty やその他の飲食店口コミサイトで高評価の店舗を見つけることができる。 ジャンルや予算などの詳細条件も設定可能だ。 ユーザーが希望の店舗を選ぶとオペレーターが予約手続きをし、完了後は「LINE グルメ予約」公式アカウントから通知する。 予約依頼から完了までは最短 10 分以内で完結するという。 また、最大 4 店舗まで同時に予約依頼することが可能だ。 サービス対応時間は 14 - 22 時となっているが、予約の申請は 24 時間できるという。 当初は、9 都道府県の約 8,500 店からスタートし、年内に 2 万店以上の導入を目指す。 今夏を予定している一般公開に先駆け、同日より一部サービスを限定公開するという。 利用希望者は、LINE アプリ内で「その他>LINE Apps 内>LINE グルメ予約」を選択するか、整理券発行ページから整理番号を取得する。 その後、公式アカウントから整理番号順に届く利用開始通知のメッセージを受け取ることでサービスを利用できるという。 「Retty」は相互送客に期待 LINE ログインも検討 「LINE グルメ予約」の開始に伴い提携した Retty は、Facebook アカウントなどでログインすることで、実名の口コミが集まるスマートフォン向けグルメ情報サービス。 同社によれば、現在月間で 100 万人ずつユーザーが拡大しており、900 万人を突破しているという。 3 月には 10 億円の資金調達も実施しており、現在は海外展開の準備も進めている。 Retty 代表取締役の武田和也氏は、今回の提携について「パートナーシップ契約の締結を通じて、スマートフォン領域における Retty の成長をさらに加速させていきたい。 多くのユーザーを持つ LINE からの送客の実利は大きい。 また、Retty の潜在ユーザーの掘り起こしもできると期待している。」と語る。 今後は、Retty の店舗詳細ページから「LINE グルメ予約」への導線設置など、両社での相互送客を予定しているという。 また、会員登録時の Facebook ログインに加えて、LINE ログインの活用も検討していきたいとしている。 (藤井涼、Cnet = 6-29-15) 定額制音楽アプリ「LINE MUSIC」がついに公開 - - 150 万曲以上、月額 500 円から LINE MUSIC は 6 月 11 日、定額制オンデマンド型音楽配信アプリ「LINE MUSIC (iOS/Android)」を公開した。 料金プランは、月額 500 円(20 時間/30 日間)、月額 1,000 円(無制限/30 日間)の 2 種類で、学割も導入する。 なお、同日から 2 カ月間は全楽曲・全機能を無料で利用できる。 7 月を目処に PC でも利用できるブラウザ版も提供する。 LINE MUSIC では、いつでもどこでも聴きたい曲やアーティストを選択して再生したり、プレイリストを作成したりできる。 サービス開始時点で、西野カナ、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、シェネルなどの人気アーティストを中心とした 150 万曲以上の楽曲を揃えており、プレイリストや特集、ランキングなどを通じて、利用シーンや気分に応じて音楽を楽しめる。 また、LINE でつながっている友人やグループに楽曲やプレイリストを送りあったり、送られた楽曲を LINE アプリ内のトーク・タイムライン上で直接再生することが可能。 今後は、LINE MUSIC に楽曲を提供するアーティストの LINE 公式アカウントの開設も進めるとしている。 公式アカウントを持つアーティストは、LINE MUSIC 内のアーティストページにリンクが設置され、公式アカウントから楽曲配信やプレイリストの公開ができるようになる。 音質は、高 (320kbps)、中 (192kbps)、低 (64kbps)、またネットワーク環境に合わせた自動判別の 4 つの設定から選択できる。 再生した楽曲はキャッシュを残すこともできるため、同じ楽曲を繰り返し再生する場合も、通信容量を圧迫せずに楽曲を楽しめるという。 料金プランは、30 日間の有効期間内で、すべての機能利用と 20 時間分の楽曲が聴き放題の「ベーシックプラン(月額 500 円)」と、同じく 30 日間で時間無制限で聴き放題の「プレミアムプラン(月額 1,000 円)」から選べる。 それぞれのプランには学割が用意されており、学生ユーザーは月額 300 円から利用できる。 この数カ月で、LINE MUSIC を始め、"本命" とも言える定額制の音楽配信サービスが相次いで登場している。 エイベックスとサイバーエージェントが 5 月 27 日に公開した「AWA」は、6 月 10 日に累計 100 万ダウンロードを突破。 アップルの音楽配信サービス「Apple Music」は米国で 6 月 30 日から提供される予定だ。 (藤井涼、Cnet = 6-11-15) キレイな私を見て LINE の自撮りアプリ 5 千万 DL LINE は 8 日、自分を撮影するためのスマートフォンアプリ「B612」のダウンロード数が世界で 5 千万を突破した、と発表した。 昨年 8 月に提供を始め、日本以外に東南アジアや中南米でも利用者を伸ばした。 月間利用者数も 3 千万人を超えるという。 アプリを起動すると、スマホの内側のカメラがすぐに起動。 撮影後は気になる部分をぼかしたり明暗をつけたりして修整できるほか、6 秒間の動画を撮って編集する機能もある。 自分の写真や動画をネット投稿する若者に支持されているようだ。 世界では「Camera360」が 2 億人以上の利用者をつかむなど「自撮りアプリ」の人気に火がつき、日本でも女性向けのアプリが続々と増えた。 背景には、若者の間で写真や動画が中心の新しい SNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)がブームになっていることもある。 (asahi = 6-8-15) 電話会議も OK、大人数同時通話可能 LINE がアプリ 対話アプリを運営する LINE (ライン)は 4 日、最大 200 人が同時に通話できるアプリ「Popcorn Buzz (ポップコーンバズ)」の提供を始めたと発表した。 1 日からアンドロイド版の提供を始め、近く iOS 版も提供する。 アプリの登録者や LINE の友だちであれば、同時に複数の人へ「通話」への招待をメールなどで届けられる。 招待された人は、いつでも通話に参加したり退去したりできる。 スマホの画面には参加者の一覧が表示される。 発言中だと写真の右下に印がつく仕組みで、誰がしゃべっているかがわかりやすい。 ただ、声は重複するため、同時に話す人が多すぎると聞こえづらい恐れもある。 家族や友だち同士の利用に加え、仕事の電話会議にも使ってもらう狙い。 大人数の同時通話アプリはめずらしいという。 (鈴木友里子、asahi = 6-4-15) LINE、ゲーム頼み脱却へ 初の開発者会議に 500 人 対話アプリを提供する LINE (ライン、東京)は 28 日、技術者を集めた大規模な開発者会議を初めて開いた。 LINE を活用した新たなサービスを開発するパートナーを見つけ、ゲームに依存している今の収益構造から脱却する狙いがある。 東京・渋谷での会議には、社内外の IT 技術者ら約 500 人が集まり、出沢剛(いでざわたけし)社長が LINE の経営方針などを説明した。 LINE は国内 5,800 万人超の月間利用者数を抱え、2014 年 12 月期の売上高は 863 億円と前期から倍増した。 ただ、売り上げの 7 割超をゲームや LINE でやりとりする絵柄「スタンプ」が支える。 スマホゲームは浮き沈みが激しく、スタンプも大きな成長は見込みにくく、新たな収益源となるサービスの多角化が課題になっている。 (鈴木友里子、asahi = 4-29-15) 飲み会、LINE でいますぐ店予約 博多駅周辺でも導入 スマートフォンアプリの LINE は、空席がある飲食店をリアルタイムに検索できるサービス「いますぐ予約」を、福岡市の JR 博多駅周辺で 28 日に始める。 公式アカウント (@imasugu) を友だちに追加すれば、無料で利用できる。 予約したい人数をスマホから送信すると、空席がある飲食店を現在地から近い順に表示するしくみ。 気に入った店に電話すれば予約できる。 本社のある東京・渋谷で昨年 11 月末から試験的にサービスを始めており、全国 2 例目の導入になる。 博多駅から半径 1 キロほどの飲食店 100 店強が対象。 9、10 階に飲食店街「くうてん」が入る駅ビルの JR 博多シティが 3 月に開業 4 周年を迎えるのにあわせてキャンペーンも実施する。 天神地区などに対象エリアを広げることも検討しており、サービスの運営や企画などを担う子会社「LINE Fukuoka (福岡市)」の広報は「LINE が福岡の会社と思ってもらえるようサービスを充実させたい」としている。(角田要、asahi = 2-24-15) LINE の "公開用" アカウント「LINE@」全ユーザーに開放 "仕事用サブアカ" 誰でも可能に LINE は 2 月 12 日、LINE のビジネスアカウント「LINE@」の ID を、個人を含む全ユーザーにグローバルで開放した。 通常の LINE アカウントはプライベートのクローズドな関係、「LINE@」のアカウントはビジネスなどオープンな関係で使い分けることを想定。 同日公開した専用スマートフォンアプリ「LINE@ (iPhone/Android 対応)」から登録・利用できる。 従来の「LINE@」は、LINE 上で企業が情報発信するためのアカウントだったが、今回、一般ユーザーにも開放した。 店舗やブランド、メディアなどが情報発信したり、飲食店などの予約受け付けに利用したり、アーティストや読者モデルがファンと交流する - - などの用途を想定している。 アカウントの開設・利用は「LINE@」アプリから可能。 フォロワーへのメッセージ一括送信や予約送信、1 対 1 トーク、ホーム/タイムラインへの情報発信、専用の Web サイト「アカウントページ」の更新などが可能だ。 1 つのアカウントを複数人で共有したり、1 人で複数アカウントを所有することもできる。 友だち追加数やブロック数の変化、タイムラインへの反応などを確認するレポート機能も備えた。 クーポン配信やアンケート形式の投稿が作成できる PC 版の管理画面も提供。 アプリのダウンロード訴求と App Store、Google Play への直接リンクの配信、グループトークや無料通話/ビデオ通話はできない。 実店舗を持つ法人とメディアなど一部の業種・業態向けに「認証済みアカウント」を提供。 認紺色のアカウントバッジが付与され、LINE アプリ内の友だちリストや LINE 公式アカウントの検索結果に露出するほか、取得できるアカウントが 100 まで追加される(一般アカウントは 4 つまで)。 対象の業種のユーザーが、「LINE@」公式サイトから申請すれば取得できる。 月間メッセージ配信数 1,000 通まで無料。 有料プランは、月 5 万通まで月額費用 5,400 円(税込、以下同)で利用でき、それ以上の配信に関しては 1 通 1.08 円の従量課金となる。 有料プランでは、リッチメッセージ(リンク付き画像メッセージ)の配信も可能だ。 「LINE@」の ID は、新規申し込み時に自動的にランダムに割り振られる。 任意のアルファベットや数字を設定できる有料の「プレミアム ID(初年度 2,592 円、2 年目以降は 1,296 円)」も提供する。 今回の取り組みを通じて、LINE のプラットフォーム上でさまざまな人や店舗、施設などが直接つながる機会を拡大。 モバイル決済サービス「LINE Pay」の仕組みと組み合わせるなどし、新たなコミュニケーションやビジネスが醸成される新たな市場を創出することを目指すとしている。 (ITmedia = 2-13-15) LINE、モバイル決済「LINE Pay」に不正利用による損害を補償する制度を導入 LINE 株式会社は 5 日、無料通話・メールアプリ「LINE」のモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」において、第三者の不正利用による損害を補償する利用者補償制度を導入したと発表した。 LINE Pay は、LINE を通じてユーザー間での送金や、提携サービスや店舗での決済ができるサービス。 利用者補償制度は、損害保険ジャパン日本興亜株式会社から補償の提供を受けることにより、LINE Pay 全ユーザーを対象に補償を行う。 特別な申し込みや費用は不要で、2 月 1 日の同制度適用以降、LINE Pay ユーザーが第三者による不正利用によって損害を被った場合、LINE が損害額を補償する。 補償範囲は、LINE Pay 上で行われたすべての金銭移動(送金・決済・出金)が対象。 ユーザーは、不正利用の発生から 30 日以内に LINE のサイトまたはアプリ内の問題報告フォームで申告することにより、損害金額の補償を受けられる。 補償限度額は、「本人確認書類の登録」もしくは「銀行口座振替の登録」による本人確認の有無によって異なる。 本人確認を行っていないユーザーの補償限度額はチャージ上限の 10 万円。 本人確認を行ったユーザーで、損害額が 10 万円を超えている場合には、ユーザーの利用状況や警察当局による捜査結果などを踏まえ、補償限度額の引き上げを個別に検討するとしている。 利用者補償制度の適用対象となる事例としては、「端末の紛失や盗難により、第三者に LINE Pay にログインされ、金銭移動が行われた場合」、「LINE および LINE Pay のログイン情報が第三者に特定され、他の端末からアカウントに不正ログインし金銭移動が行われた場合」などが挙げられている。 一方、アカウント所有者が故意に金銭を移動した場合や、ログイン情報を自ら他人に教えたり公開したりするなどアカウント所持者の重過失が認められる場合などは対象外としている。 (InternetWatch = 2-5-15) LINE でタクシーを呼べる「LINE TAXI」 まずは東京限定で公開 LINE は 1 月 6 日、無料通話・メッセージアプリ「LINE」でタクシーを呼べるサービス「LINE TAXI (ライン タクシー)」を公開した。 まずは、東京限定(23 区内・三鷹市・武蔵野市)で提供し、近日中に全国へとエリアを拡大する予定。 LINE アプリの 4.8.0 以上のバージョンで利用できる。 (藤井涼、Cnet = 1-6-15) 口座わからなくても友だちに送金 LINE が新サービス 無料対話アプリを提供する「LINE」は 16 日、送金や決済ができる新サービス「LINE Pay」を始めた。 専用のアカウントを登録し、提携する三井住友銀行とみずほ銀行の口座振り替えなどで事前にお金をチャージしたり、クレジットカードを登録したりしておくと、LINE 上の友だちであれば、銀行口座がわからなくても手数料無料で送金できる。 今後、関連サービスのほか、外部のネット通販などの決済でも使えるようになるという。 (asahi = 12-16-14) LINE、iPad 版アプリを世界 16 カ国で一斉公開 LINE は 10 月 15 日、同社が運営する無料通話・無料メールスマホアプリ「LINE」の iPad 版を全世界で提供開始した。 これまで LINE 用アプリとしてはスマホ以外ではパソコン版 (Windows/Mac) のみ公開されていた。 iPad 版では、大きな画面とキーボードを使ってのコミュニケーションに最適化されたデザインを採用。 ブラウジングや動画視聴、他の作業中でもデバイスを切り替える必要なしに LINE を利用できる。 対応機種は iPad2 以上、iOS7 以上。 日本語や英語など世界 16 ヶ国語に対応する。 なお、iPad 版はパソコン版と異なり、音声通話・ビデオ通話には現時点で非対応(LINE メールのみ)。 また LINE 会員登録はスマホで行う必要がある。 スタンプなどもスマホアプリと同様に利用できる。 ダウンロードは無料、AppStore で公開中。 (行正和義、ASCII = 9-15-14) グローバルの月間アクティブは 1 億 7,000 万人、リアルへ飛躍はかる LINE LINE は 9 日、事業戦略説明会を開催し、決済サービスの「LINE Pay」や、楽曲配信サービス「LINE Music」を発表した。 目玉の新サービスはあくまで予告に留まり、その詳細は明らかにされなかった一方、今回初めて、グローバルでの月間アクティブユーザー数 (MAU) を公開。 さらにリアルとの連携を図り、新たに「LIFE Platform」を目指して事業を展開していく方針が示された。 ユーザー数は 8 月 10 日付けで 5 億人に達し、直近では 5 億 6,000 万人に達した。 その一方で、今回、MAU は 1 億 7,105 万人であることが、初めて明らかにされた。 代表取締役社長の森川亮氏は、店舗などに限定していた「LINE@」が誰でも使えるようになるなど、1 人で複数のアカウントを用いる状況になってきたことから、今回、MAU を明らかにした、と説明する。 リアルとエンタメに注力 以前からプラットフォーム化を志向する LINE では、これまでスタンプ、ゲームを基軸に、LINE 電話、店舗向けアカウントなどが提供されてきた。 今回は、上級執行役員 CSMO (最高戦略・マーケティング責任者)の舛田淳氏が従来からあるゲームやマンガ、そして新たな音楽サービスを含む、エンターテイメント分野について紹介。 そして、新たなテーマである "LIFE" でのプラットフォーム化に関しては、決済サービス「LINE Pay」や屋内向け地図アプリの「LINE Maps for Indoor」などが LINE 代表取締役 COO の出澤剛氏から紹介された。 事業の多角化を進めているようにも見える LINE だが、全ての事業が成功するかどうかわからない、と森川氏は笑う。 舛田氏も「LINE 自体がトライアンドエラーの上で登場したサービス」として、LINE 社内にも積極的に試行錯誤に挑む文化がある、と胸を張る。 そして、噂される株式公開(上場)については報道陣から幾度か質問が挙がり、当面、予定はないことが示唆された。 森川氏は、LINE 側から時期などをコメントしたことはない、としつつ、まずは安定した成長を目指す方針を紹介。 「他社からの出資を受けるつもりはない。 安定的に成長するまで(上場を)見送るということ。」とした。 (ケータイ Watch = 10-9-14) LINE が PIN コードを強制化、推測可能文字列に注意 LINE は 9 月 22 日、7 月 17 日から導入しているスマートフォン版アプリでの PIN コード設定を必須にする措置を講じた。 電話番号が違うスマートフォンからログインする場合、PIN コード(4 桁の番号)の入力が必要になる。 今回の措置は多発している LINE アカウントの乗っ取り被害を抑止するためのもの。 同社では推測されやすい番号の文字列を設定しないよう注意を呼び掛けている。 (ITmedia = 9-22-14) ID 交換アプリ、少女被害増 LINE・FB 法規制なし 面識のない人と交流できるインターネットの「コミュニティーサイト」を使って性犯罪などの事件に巻き込まれ、警察に保護された少年少女が今年上半期(1 - 6 月)、698 人だったことが 18 日、警察庁のまとめでわかった。 昨年同期より 100 人多く、半期では過去最悪だ。 とりわけ、「LINE」など無料通話アプリを利用した被害が急増している。 コミュニティーサイトは友人を探す交流サイトの総称。 例えば、「フェイスブック」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) や「グリー」などのゲームサイト、「2 ちゃんねる」などの掲示板がある。 18 歳未満の利用や性行為を誘う書き込みを禁じた「出会い系サイト」と違い、法律の規制がない。 警察庁によると、コミュニティーサイトを使って被害に遭った 18 歳未満の 698 人のうち、LINE や「カカオトーク」、「スカイプ」といった無料通話アプリで、電話番号に相当する ID の交換掲示板を利用していたのが 262 人 (37.5%)。 昨年同期(117 人)の 2 倍に及んだ。 一昨年上半期までは被害がなく、アプリの普及と共に増えているという。 (八木拓郎、asahi = 9-18-14) LINE 利用者、5 億人突破へ スペイン語圏から攻勢 スマートフォンでメッセージをやりとりする無料対話アプリ「LINE (ライン)」の利用者(登録者)が近く 5 億人に達する。 感情を絵柄で表現する「スタンプ」が日本の若者に受けて人気に火がついた。 スペインでも普及しており、スペイン語圏を足場に世界展開を図る。 LINE は韓国の IT 大手ネイバーの完全子会社で、東京・渋谷に本社がある。 日本ではトップシェアだが、韓国では競合するカカオトークが 1 位だ。 サービス開始は 2011 年 6 月。 世界で 5 億人という大台は、交流サイト最大手の米フェイスブックでも開設から 6 年 5 カ月かかった。 LINE は 3 年あまりという速いペースになる。 (篠健一郎、稲田清英、マドリード = 青田秀樹、asahi = 8-13-14) LINE、東証上場へ 時価総額 1 兆円規模の可能性 無料通話アプリを提供する LINE (ライン)が、東京証券取引所に上場する方針であることがわかった。 年内にも上場する見通しで、時価総額は 1 兆円規模になる可能性がある。 上場で得た資金は海外市場への進出などに充てる。 関係者によると、LINE は上場手続きの申請を済ませたという。 東証の審査は一般的に 3 カ月程度かかる。 承認されても手続きに時間が必要なため、上場は 11 月以降になりそうだ。 ニューヨーク証券取引所への上場も検討している。 LINE は韓国の IT 大手ネイバーの 100% 子会社。 無料でメッセージを送るサービスを 2011 年 6 月に始め、今年 1 - 3 月期の LINE 事業の売り上げは、前年同期の 3 倍を超える 146 億円となった。 利用者は国内で 5,200 万人、海外ではアジア地域を中心に 4 億 8 千万人に達している。 欧米や中国市場への本格進出を検討しているほか、システム開発などにも資金が必要なため、上場を決めたとみられる。 今秋には、人材派遣大手「リクルートホールディングス」も上場が見込まれている。 関係者によると、リクルートも時価総額が 1 兆円規模になるとみられ、今年最大級の案件が続きそうだ。 今年の大型案件としては、液晶パネル製造の「ジャパンディスプレイ(時価総額約 3,800 億円)」が 3 月に上場している。 (篠健一郎、真海喬生、asahi = 7-15-14) LINE いじめ、親に代わり監視サービス 単語チェック 子どもが無料通信アプリ「LINE」で友達から受け取ったメッセージを、親に代わって監視するサービスが登場した。 いじめや性犯罪など、LINE を使ったトラブルに子どもが巻き込まれているのを、早期に発見するのがねらいだ。 IT ベンチャー「エースチャイルド(東京都品川区)」が、6 月 30 日から、交流サイト監視サービス「Filii (フィリー)」に、LINE を監視する新機能を加えた。 「隠す(持ち物を隠す)」や「応援(援助交際など)」といった、いじめや犯罪に関係しそうな延べ約 2 万語を選定。 子どもが LINE で受け取るメッセージの中で連続して使われると、「いじめや犯罪の可能性がある」と、親が閲覧する専用ページに警告を表示する。 警告は緊急度の高さに応じて 3 段階あり、親は、誰との会話でいつどんな単語が使われたかを確認できる。 メッセージ本文を見ることはできない。 同社によると、LINE を監視するサービスは初めてという。 同社は昨秋から、フェイスブックなど他の交流サイトを対象にした監視サービスを提供している。 LINE は第三者にアプリ内の情報へのアクセスを許可する仕組みがないため、同様の監視は難しいと見られてきたが、スマートフォンの基本ソフト (OS) が LINE 上でやりとりされたメッセージを一時保存している点に着目。 専用アプリを通じて、このデータを取得する仕組みを考案した。 解析はシステムが自動的に行い、メッセージ本文は同社スタッフにも見えない。 子どもから友達に送ったメッセージは取得していない。 サービスの利用には、子どもの許可を得てスマートフォンに専用アプリを入れる必要がある。 子どものプライバシーに配慮し、子どものアドレスには監視を知らせるメールが届くため、親が内緒で監視することはできない。 子どもも専用ページで、親と同じ警告情報を見ることができるという。 (高重治香、asahi = 7-4-14) LINE 利用は 10 代 7 割、20 代 8 割 全体でも倍増 無料通信アプリ「LINE (ライン)」を使うのは 10 代は 71%、20 代は 80% にのぼる - -。 こんな結果が、総務省の調査でわかった。 全体では 44% と前年調査の 20% から倍増する。 急速な普及で、いじめの温床になるなどの問題も起きている。 東大大学院教授の橋元良明研究室と共同で一昨年から調べ、今回は昨年 11 - 12 月、13 - 69 歳の 1,500 人が答えた。 LINE を利用していると回答した人は、30 代でも 65%、40 代は 43% だった。 全体では、フェイスブックは 26%、ツイッターは 18% だった。 利用時間をみると、LINE やツイッターなどネットで他人とつながるソーシャルメディア (SM) 全体の平均は平日で 10 代が 48 分、20 代が 45 分で、ともに前年からほぼ倍増。 メールの利用時間と逆転した。 休日では 10 代は 78 分、20 代でも 52 分に達した。 多くが LINE を使っているとみられる。 (竹山栄太郎、asahi = 5-6-14) LINE ユーザーが世界 4 億人突破 年内 5 億人へ LINE は 4 月 2 日、登録ユーザー数が 1 日時点で世界 4 億人を突破したと発表した。 昨年 11 月 25 日に 3 億ユーザーを突破し、約 4 カ月でさらに 1 億人増えた。 従来ユーザーが多かった東南アジアやスペインなどに加え、北米と西ヨーロッパでも拡大し、新規登録が 1 日当たり最大約 170 万人に上ったこともあったという。 今年に入り、米国、メキシコ、韓国、マレーシアで国別ユーザー数が 1,000 万を超え、国別ユーザー数が 1,000 万を超えたのは合計 10 カ国になった。 1 日当たりのトーク総受信数が 100 億件、スタンプ送受信数が 18 億件など、過去最大値を記録しているという。 年内の世界 5 億ユーザー達成を目指しており、4 億ユーザーは「その中間地点。(森川亮社長)」 コミュニケーションアプリの競争が激化する中、「メッセンジャーサービスが現在のモバイル社会の中心であり、価値の高さを表している」としている。 ユーザー数は iPhone/Android/Windows Phone/BlackBerry/Nokia Asha の合計。 (ITmedia = 4-2-14) 安心で子供の心つかめ LINE、動画で新サービス 対話アプリの LINE (東京・渋谷)は 20 日、子供向けの動画配信サービスを発表した。 6 歳以下の未就学児向けに 1,500 本以上の動画を配信する。 専用のスマートフォン(スマホ)向けアプリで視聴でき、近日中に開始する予定だ。 保護者のスマホでアクセスしてもらい、子供に見せる使い方を想定している。 特徴は性的・暴力的など子供に対し不適切な動画を排除し安全に使えるようにした点にある。 国内外で 3 億 9,000 万人もの利用者を獲得し急成長した LINE だが、一方で未成年の利用をめぐってトラブルも散見される。 新サービスで安全かつ安心であることを前面に押し出し、イメージ回復につなげる。 併せて未来の LINE を利用する候補者である子供との接触機会を早くから設ける狙いもある。 ■ ポケモンやプリキュアなど人気作品ばかり サービス名は「LINE KIDS 動画」。 「ポケットモンスター」、「プリキュア」、「ドラえもん」など子供に人気のある 28 シリーズ 1,500 本以上の動画を用意する。 「子供が関連動画をタッチするなどして、意図せず不適切な動画を視聴することがない(LINE の舛田淳最高戦略・マーケティング責任者)」よう配慮した。 時間が限定されるが、無料での視聴が可能。 「当初は 25 分の無料視聴時間があり、残り 0 分になるまで料金がかからない。(説明員)」 残り時間は 1 日ごとに 15 分ずつ増える。 大半の動画は 1 作品当たり 10 - 20 分程度と比較的短い。 毎日少しずつ無料視聴時間を増やすことで、利用者に毎日アクセスする習慣を付けてもらう狙いだ。 家族など周囲の LINE ユーザーが視聴を認めると、残り時間が増える仕組みも用意した。 LINE をネタに子供が大人に「おねだり」できるというわけだ。 おねだりを頼めるのは 1 日当たり最大 15 分だ。 ためたりおねだりしたりしても、1 日の最大の無料視聴時間は 40 分。子供が過度に動画を見続けないようにするために制約を設けた。 保護者が日ごとの視聴時間を確認したり、起動時にパスワードを設定するなど、安全・安心のための機能を多数用意している。 長時間視聴するためには、有料サービスを契約する必要がある。 2 つのプランがあり、1 つは 1 シリーズごとに月額 400 円を支払い好きなだけ楽しめる「番組見放題プラン」。 もう 1 つは LINE が月ごとに選ぶ 300 本のみ見られる「LINE チョイス見放題プラン(月額 500 円)」だ。 国内だけで 5,000 万人以上の利用者を抱える LINE は、中でも中高生を中心に未成年者に広く浸透した。 半面、LINE を通じて知り合った大人から性的虐待を受けるといったトラブルも起きている。 こうしたことから子供を持つ保護者の間ではマイナスイメージも広がりつつある。 未就学児向けの新サービスで、トラブルの危険性を徹底的に排除したのはこうした背景がある。 「(動画の)著作権者が、LINE なら子供を守りながらリーチもできる場だと考えてもらえるようにしたい。(舛田氏)」 この点をうたい文句にアニメ制作会社に対して積極的に交渉し、動画ラインアップの拡充を目指す。 (金子寛人、nikkei = 3-20-14) 『LINE』同士じゃなくても通話可能に! 3 つの新サービスが発表 LINE は、全世界 3 億 5 万人が利用するスマートフォン向け無料メッセンジャーアプリ『LINE』の新サービス発表会 "LINE Showcase 2014 Feb." を開催。 LINE 電話 / LINE Call、LINE ビジネスコネクト、LINE Creators Market の 3 つのサービスを発表した。 LINE 電話/LINE Call LINE 電話/LINE Call とは、『LINE』から一般の固定、携帯電話番号へ低料金で通話できるサービス。 サービス開始日は 2014 年 3 月。 日本、アメリカ、メキシコ、スペイン、タイ、フィリピンが対象となる。 これまでも『LINE』どうしであれば通話が可能であったが、家庭や店舗、オフィスなどの固定電話、『LINE』を使用していない携帯電話に対しては通話ができなかった。 今回のサービスはこのニーズに対応したもの。 『LINE』で電話番号認証を行っていれば初期設定不要ですぐに利用できる。 気になる料金プランは、利用する通話時間分を事前にチャージする "コールクレジット"、購入から 30 日間上限時間まで使える "30 日プラン" のふたつ。 決裁は、LINE アプリ内決済(コールクレジットのみ)、もしくは LINE ウェブストア(30 日プランのみ)から行う。 通話料金は下記の通り。 コールクレジットの場合、携帯電話への通話 : 1 分 14 円 / 固定電話への通話 : 1 分 3 円 30 日プランの場合、携帯電話/固定電話への通話 : 1 分 6.5 円、固定電話限定の通話 : 1 分 2 円 - 30 日プランは利用期限が過ぎても通話可能残高を繰り越すことはできない。 電話をかける場合は、キーパッド入力、端末内の電話帳情報、通話履歴から発信先を選択して行う。 さらに、日本国内 650 万件を超える電話番号データベースから位置情報・カテゴリー・キーワードによって発信先を検索することも可能。 受信者側には発信元の電話番号が表示されるが、NTT docomo 端末に限り電話番号通知非対応のため、"通知不可能" もしくは "非通知" と表示される。 サービス提供に先立ち、2 月 27 日より LINE 公式アカウントを開設。 友だち登録者先着 10 万人に 100 円分(国内携帯電話への通話 7 分相当・国内固定電話への通話 33 分相当)のクレジットがプレゼントされる。 LINE ビジネスコネクト LINE ビジネスコネクトは、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージを送信できる公式アカウントを利用した企業向けサービス。 ユーザーの同意のもと、企業の持つ既存のデータベースや自社システムと LINE アカウントを連携させ、顧客管理ツールや、業務ソリューションツールとしての利用もできる。 例えば、公式アカウントへピザのスタンプを送信するだけで宅配ピザの注文ができたり、レンタルしていた商品の返却日前日に『LINE』で通知を送ったり、 『LINE』から位置情報を送信してタクシーの手配をしたりするなど、様々な可能性が広がるという。 まずは、一部企業と連携して段階的に導入していくとのこ と。 LINE Creators Market LINE Creators Market とは、LINE ユーザーがオリジナルスタンプを作成、販売できるプラットフォーム。 LINE Creators Market への登録・申請はすべて無料で、LINE による審査を経て、40 種類のスタンプを 1 セット 100 円のパッケージで販売することができる。 スタンプ制作者には売上の 50% を配分する。 利用方法等ガイドラインをまとめたサイトが本日(2 月 26 日)よりオープンし、4 月以降にスタンプの審査受付および販売を開始する予定。 (ファミ通 = 2-26-14) スマホ専用フリマ サービス「LINE MALL」、Android 版がプレオープン LINE は、スマートフォン向け通販/商品売買サービス「LINE MALL」について、一般ユーザー向け Android 版サービスを開始した。 利用に必要な Android アプリケーションは、Google Play で無償ダウンロード提供中。 今回の Android 版サービスはプレオープンという位置付けで、2014 年早々に iPhone 版をオープンし、2014 年春ごろに機能を充実させて「グランドオープン」とする計画。 企業からの出品に対応する事業者向けサービスについては、グランドオープン時に受付を開始する予定。 LINE MALL は、無料メッセージ/通話サービス「LINE」のユーザー向け新サービス。 商品の出品/購入や代金受け取り/支払いなど販売にかかわるすべての作業が、無料のスマートフォン向けアプリケーションだけで行える。 商品カテゴリは「ウィメンズ」、「メンズ」、「キッズ」、「ベビー」、「インテリア雑貨」、「デジタル」、「エンタメ」、「おもちゃ、ホビー」、「食」、「ビューティー」、「アクティビティ」。 ユーザー インターフェイスをスマートフォン向けにデザインしており、左右スワイプで画面を動かすと、カテゴリを切り替えられる。 LINE と連携しており、LINE MALL を使うには LINE 認証を行う必要がある。 LINE とは別の LINE MALL 用 ID が新たに発行されるため LINE の友達と自動的に繋がらず、出品や購入を知られずに済む。 ただし、LINE 経由でお気に入り商品や出品した商品を自ら友達に教えることもできる。 出品するには、まず「LINE ログイン」ボタンでユーザー認証する。 氏名やメールアドレスなどの情報を入力する必要はない。 続いて、商品の写真を登録し、販売価格を設定し、出品ボタンを押せば作業は完了する。 出品登録した商品は、安全性などが LINE MALL 運営スタッフに確認され、審査にパスしたものだけが掲載される。 出品手数料や月額費用などは課金されない。 商品売買が成立した場合には、販売価格の 10% が販売手数料として徴収される。 購入者は、購入代金を支払うだけで済み、手数料などはかからない。 利用可能な決済手段は、クレジットカード、コンビニ支払い、Pay-easy。 また、購入代金の 1% 相当の LINE MALL 用ポイントが付与される。 出品者と購入者は、LINE MALL の専用トーク機能を使ってやり取りできる。 商品代金の受け渡しは LINE MALL が仲介することで、「代金を支払ったのに商品が届かない」、「商品を送ったのに入金されない」といったトラブルが発生しないという。 (japaninternet = 12-20-13) LINE、18 歳未満の ID 制限拡大 iPhone にも 無料通話アプリの LINE (ライン)は 12 月中旬から、18 歳未満が対象の ID 検索制限を「iPhone (アイフォーン)」の利用者にも拡大する。 未成年者が関係する LINE を使った性犯罪などが起きており、友人と接続するために必要な ID の設定や検索を 18 歳未満はできなくし、他の利用者が 18 歳未満の利用者を検索しても表示されなくなる。 この利用制限は今は米グーグルの基本ソフト (OS) 「アンドロイド」を使うスマホだけで導入していた。 (asahi = 12-7-13) 「LINE」利用者 3 億人、7 か月で 2 倍の理由 スマートフォン向け無料通話アプリ「LINE (ライン)」を提供する LINE は 25 日、利用者が 3 億人に達したと発表した。 フランスやドイツ、イタリアなどで利用者を増やし、4 月の 1 億 5,000 万人から 7 か月で 2 倍に増えた。 2011 年 6 月にサービスを開始したラインは、スマホの機種や携帯電話会社を問わず無料で通話やメールができる。 日本国内の利用者はスマホ契約数とほぼ同じ約 5,000 万人と横ばいだが、フィンランドの携帯電話機大手「ノキア」のスマホに標準機能として組み込まれるなどヨーロッパでも利用者が増えた。 ラインの森川亮社長は 25 日、記者団に対し「インドやロシアなど人口が多い国で増やし、来年中に利用者 5 億人を目指す」と述べた。 (yomiuri = 11-25-13) |