クイーンビートル浸水隠し、日韓航路から撤退も視野 船体補修難しく

JR 九州高速船が日韓を結ぶ高速船「クイーンビートル」の浸水を隠して 3 カ月以上運航を続けた問題で、親会社の JR 九州が、船体補修の難しさから、運航再開を断念して日韓航路から撤退することも視野に検討していることがわかった。 撤退が決まれば、30 年以上続く事業が不正をきっかけに終わることになる。 JR 九州の古宮洋二社長は13 日、朝日新聞の取材に「運航再開に向けて頑張っているが、必要な対策ができなかったら、撤退する方向も選択肢としてはある」と話した。 古宮氏はこれまで、繰り返し運航再開に意欲を示してきた。

福岡市の博多港と韓国・釜山港を結ぶクイーンビートルは 2022 年 11 月に日韓航路に就航後、船首の溶接部分から浸水を繰り返してきた。 対策として溶接方法の変更などが検討されてきたが、溶接が難しいアルミ製であるため、極めて高度な技術が必要で強度などの課題も多いという。 JR 九州グループの日韓高速船事業は、国鉄民営化後の多角化で 1991 年、本社の事業として JR 九州が始めた。 コロナ禍で 2020 年に運休する前は、ジェットフォイル(水中翼船)の「ビートル」を 3 隻体制で運航していたが、コロナ禍での経営悪化でビートルは全隻の売却を決定。 クイーンビートルは 1 隻体制で運航していた。

JR 九州によると、現在も売却前のジェットフォイル 11隻を保有しているが、保守や運航を担う人員は残っていない。 このため、クイーンビートルに代わってジェットフォイルで運航を再開することも難しい状況にある。 JR 九州高速船は、今年 2 月中旬から 5 月末まで、船首部分の浸水を隠して運航を続けた。 この事実は国土交通省の監査で 8 月に発覚。 福岡海上保安部は、船舶安全法と海上運送法に違反した疑いで捜査を進めている。

同社はすでに国交省の処分を受け、前例のない安全統括管理者と運航管理者の解任命令を受けた。 JR 九州が設けた第三者委員会は、JR 九州高速船の当時の幹部の責任の重さを指摘する調査報告書をまとめ、当時の社長ら 3 人が取締役を解任のうえ、懲戒解雇となった。 クイーンビートルはすでに来年 1 月末までの運休が決まっている。 (江口悟、asahi = 12-13-24)

前 報 (6-17-24)


巨大豪華クルーズ船 故障で出港できず … 旅終了

巨大豪華クルーズ船「ベリッシマ」。 およそ 4,400 人が乗り込み、6 日に那覇を出港し、石垣島や台湾を巡り、10 日に再び那覇に戻ってくる 4 泊 5 日のツアーの予定でした。 しかし、出港当日、船体に故障が見つかり、出航できない状態が続いていました。 結局、船は出港できないまま、10 日に最終日を迎えました。 大きな荷物を持った乗客が船を降り、自宅へ帰る姿が見られました。 ツアー参加者は「2 日目の夕方ぐらいから、外に出ていいですよと言われたので。 それまではずっと船内をぐるぐると回っていました。」 (テレ朝 = 12-11-24)


リチウムイオン電池製品で発煙も 誤使用に注意

冬の寒さが本格化するなか、消費者庁は暖をとるための電熱ウェアなど、リチウムイオン電池を使った製品の使い方に注意を呼び掛けました。 リチウムイオン電池は充電して繰り返し使用できるため、モバイルバッテリーなどに内蔵されていますが、使い方を誤ると火災などの重大な事故を招く恐れがあります。

消費者庁によりますと、今年9月までのおよそ11年間に、電熱ウェアなどの製品でリチウムイオン電池が原因と考えられる事故が32件ありました。 こたつの上に置かれた電熱ベストのバッテリーから煙が出て天板が焦げたケースや、電熱インソールのスイッチを切ったまま使用したところ煙が出て、足にやけどを負ったケースなどがあったということです。 消費者庁は、使用の際はメーカーなどの指示に従うよう呼び掛けています。 (テレ朝 = 12-8-24)


九州新幹線が倒木と衝突 熊本 - 鹿児島中央で一時運転見合わせ

8 日午後 4 時 5 分ごろ、九州新幹線の出水(鹿児島県出水市) - 川内(同県薩摩川内市)間で、新大阪発鹿児島中央行き「さくら」 555 号が倒木と衝突した。 JR 九州によると乗客約 350 人にけがはなかったという。 この事故により熊本 - 鹿児島中央間で一時運転を見合わたが、約 2 時間 20 分後に再開した。 (上田真美、asahi = 12-8-24)


LINE アルバムの画像、13 万人誤表示「システム処理集中が原因」

LINE アプリを通じて、他の利用者の保存した画像が誤表示された問題で、運営する LINE ヤフーは 5 日、他人のアプリに誤表示された利用者が国内外合わせて推計で約 13 万 5 千人いたと公表した。 アプリ内で画像を保存するアルバム機能のプログラムに不備があり、システムのアップデート時に処理が集中したことが原因で誤作動したという。 先月 28 日、LINE のアルバムに保存した画像の内容を表す「サムネイル」に、他人が保存した画像が表示される不具合が相次いだ。 同社は 30 日未明にすべての誤表示を修正したという。

LINE ヤフーは、誤表示された画像や利用者を特定できる記録が残っていないため、人数が推計値となったと説明している。 総務省は今回の件について「通信の秘密の漏洩」にあたるとして、同社に対し 30 日以内に詳細な報告をするよう求めていた。 LINE ヤフーは昨年、ネットワークでつながる業務委託先のネイバー子会社を介して不正アクセスにあい、LINE の利用者や従業員の情報など 50 万件超を流出。 総務省は不十分な安全管理を是正するよう、2 度の行政指導を出した。 (村井七緒子、asahi = 12-5-24)


ファミリーマートで電子決済に一時障害 レジのシステムトラブルもその後復旧

全国のファミリーマートの店舗で 4 日夕方、PayPay や楽天 Pay、auPAY などの電子決済サービスが、一時利用できない状況になりました。 ファミリーマートによりますと、一時的にバーコード決済などが使用できない状況になったものの、その後、午後 5 時半頃に全て復旧したということです。 原因については「レジのシステムトラブルだった」としています。 (日テレ = 12-4-24)


神戸沖で貨物船と衝突した押船が転覆 1 人死亡、1 人行方不明に

23 日午後 6 時ごろ、神戸市沖を航行していた貨物船(マーシャル諸島船籍)から第 5 管区海上保安本部に「神戸港沖で船と衝突した」と連絡があった。 海保によると、23 日深夜現在で 1 人の死亡が確認され、1 人が不明になっている。 衝突したのは、貨物船「ヤニス・エヌ・ジー」(229 メートル、4 万 3,291 トン)と、「奨栄丸(14 メートル、19 トン)」。 奨栄丸は別の船を押して航行する「押船」で、3 人が乗船していた。 衝突で転覆し、海上に投げ出された船員もいたという。 衝突から約 40 分後に 70 代男性 1 人が救助された。 頭から出血していたというが、命に別条はないという。

さらに午後 8 時過ぎに乗組員 1 人を船内で発見。 神戸海上保安部によると、搬送先の病院で間もなく死亡が確認された。 海保は残る 1 人の行方を捜索している。 貨物船にはフィリピン人 21 人が乗船していたが、全員無事という。 海保が行方不明者の捜索を進めるとともに、事故の原因を調べている。 (原野百々恵、asahi = 11-24-24)


旧ビッグモーター、不正疑いが最大 8 万件 補償総額は数十億円と推計

中古車販売大手の旧ビッグモーター (BM) の保険金水増し請求などをめぐり、不正事案の処理を担う存続会社 BALM (バーム)は 20 日、不正が疑われる事案が最大 8 万件に上るとの見通しを示した。 不正な保険金請求への対応でかかった費用については今後、損保各社と民事調停に入る方針。 補償総額は数十億円と見積もっている。 BALM によると、補償の対象は、旧 BM の現場に厳しいノルマが課されるようになった 2018 年から、23 年 8 月までの修理事案となる。 この間に修理した約 20 万人の顧客に対し、連絡窓口を記したおわびの手紙を 11 月末から送付する。

このうち、ゴルフボールで車両を損傷させるなどし、旧 BM が損保に保険金を水増し請求した疑いのある事案については、損保各社が自社の調査を元に、顧客の自動車保険の等級を訂正するなどの対応を進めている。 今後、BALM 側は、損保各社と費用の負担割合などをめぐって民事調停に入るといい、「今年度中には基本的な方針を固めたい」という。 これらとは別に、塗装の偽装など、保険が適用されていないケースについては、BALM 側が顧客に連絡を取り、返金などに当たる。 不正疑いは最大で約 2 万人を見込むという。

手紙を送付する約 20 万人の顧客について、対象期間のうち 18 年 1 月 - 20 年 12 月は見積もりやデータが BALM 側には残っていない。 なかには、自動車保険を使わないなどで損保側にも資料が残っていないケースがある。 この場合、顧客からの申し出を除き、救済が困難になるが、そうした件数については同社は「把握していない」という。 不正の疑いの有無にかかわらず、BALM はこの期間に修理を受けた全ての顧客約 12 万人に「おわび」として 500 円分の QUO カードを送る、としている。 同社はまた、今回の補償にめどがつけば 17 年以前の事案についても対応を検討するとしている。 (柴田秀並、asahi = 11-20-24)

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旧ビッグモーター、一部の顧客に QUO カード 500 円分送付 被害対応案が判明

中古車販売大手の旧ビッグモーター (BM) の保険金水増し請求をめぐり、不正事案の処理を担う存続会社 BALM (バーム)による顧客への対応案が判明した。 当時の見積書や伝票などが残っていない顧客には 500 円分の QUO カードを送る。 BALM は今年 7 月に不正を確定させるための全件調査を打ち切っており、損保側が自社の調査に基づいて顧客に返金した費用などについては、民事調停での交渉に移る見通しだ。

複数の関係者によると、旧 BM は損保側に対し、新たに顧客への対応方針を通知した。 現場に厳しいノルマが課された 2018 年 1 月から、社内に資料の残っていない 20 年 12 月までの 2 年間については、旧 BM で修理した全ての顧客に 500 円分の QUO カードを送るという。 旧 BM の不正請求では当初、同社と損保側がそれぞれの調査内容を突き合わせ、顧客への返金対応などを確定させる「再協定」を進める、としていた。 水増し請求があると、保険金の支払いが過大になって顧客の自動車保険の等級が上がり、保険料の支払いが本来よりも増えた可能性があるためだ。

だが BALM は 7 月、「顧客の早期救済を最優先する」として、不正の全件調査をやめると発表。 損保側に発生した費用の負担などについては民事調停で交渉する、としていた。 BALMは「具体的な被害回復内容および補償対象者に関して、現在、保険会社などと最終調整を進めている。調整が完了し次第、具体的な方針をお知らせする」としている。 (柴田秀並、asahi = 11-9-24)


JR 函館線の脱線原因はレールの「さび」? 19 日から通常運行

北海道森町の JR 函館線森駅 - 石倉駅間で起きた貨物列車の脱線事故について、JR 北海道は、事故が起きたレールの復旧作業を終え、19 日の始発から通常ダイヤで運行を再開すると 18 日発表した。 貨物列車の運行も再開される。 事故の原因については、レールがさびていたために何らかの原因で壊れ、脱線につながったとみている。 「非常に不可解。 会社発足以来、初めてのケースだ。」 18 日に開いた会見で、JR 北の島村昭志・常務取締役鉄道事業本部長は首をかしげた。

事故が起きた鷲ノ木道路踏切では、上下線で計 4 本あるレールのうち、下り線(札幌方面)の右側のレールだけが約 4m にわたり大きく壊れ、無くなっている部分もあった。 ほかのレールに異常はなかったという。 JR 北によると、レールは車輪を載せる「頭部」、底の「底部」、二つをつなぐ「腹部」でできている。 腹部は、新品のレールだと太さが15mm あるというが、今回の事故で粉砕したレール付近は 3mm に劣化していた。 さびも複数、確認されたという。 粉砕した部分では、さびがさらに進み、腹部はもっと薄かったと考えられ、国の運輸安全委員会が詳しい原因を調べている。

列車の重みや塩混じりの水の影響で、レールの摩耗は避けられない。 ただ「通常だと腐食(さび)は、水がたまりやすい底部から起きるのが常識(島村氏)」という。 事故が起きたレールは、9 月 12 日に超音波を使ってレール内部の腐食などを調べる検査をし、一定の反応があったという。 だが、腐食がなくても超音波に反応することはあるといい、社内ルールにより、目視で頭部を確認するだけで済ませていた。 事故を受けて函館線の鹿部駅 - 長万部駅では、海に近く塩害の恐れが高い踏切(計 10 カ所)で緊急点検を実施。安全を確認したとしている。

この事故の影響で、函館線は 16 日 - 18 日、札幌 - 函館間の特急列車を含め計 104 本が運休、約 1 万 9,500 人に影響が出た。 JR 北は代行バスを用意したが到底足りず、大きな影響が出た。 (上地兼太郎、asahi = 11-18-24)

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JR 貨物が函館線で脱線、15 分前は異常なし JR 2 社が会見で謝罪

16 日午前 1 時 40 分ごろ、北海道森町の JR 函館線森駅 - 石倉駅間で、名古屋貨物ターミナル駅発札幌貨物ターミナル駅行き JR 貨物の貨物列車が脱線した。 この影響で、JR 北海道は函館線森駅 - 長万部駅間の普通列車と特急北斗の函館駅 - 洞爺駅間で上下線とも終日運休。 札幌と函館を結ぶ列車ダイヤが大きく乱れ、復旧のめどが立っていない。

JR 北と JR 貨物によると、脱線した貨物列車は機関車 1 両とコンテナ貨車 20 両の計 21 両編成。 函館線の鷲ノ木道路踏切付近を走行中、後部が引っ張られる感覚があり非常停止した。 運転士が確認したところ、貨車 5 両が脱線し、最後尾の貨車は約 30 メートル分離していた。 脱線は停車位置から約 600 メートル離れた同踏切付近から発生した跡があり、レールの損傷が 3 カ所見つかったという。 乗員を含め、けが人はいないという。 貨車は食品や工業製品などを運んでいて、過積載は確認されていない。 脱線地点を約 15 分前に下り列車が走行した際は異常はなく、脱線の原因はわかっていない。

事故を受けて国の運輸安全委員会は同日、調査官を現地に派遣した。 脱線列車は調査を経て、現場保全の解除後に移動させるという。 その後、線路の復旧工事と安全確認が必要となるため、通常運行が開始できる時期のめどは立っていない。 JR 北は 17 日以降、運休区間のバス代行を検討しているという。 脱線を受けてJR 北は会見を開き、島村昭志・鉄道事業本部長は「お客様にご迷惑をおかけしていることおわび申し上げます。 大変申し訳ありません。 運輸安全委員会の調査に最大限協力し、なるべく早く運転再開したい」と謝罪した。

JR 物では 9 月、貨物列車の車軸に車輪などをはめ込む作業で、圧力の検査データを改ざんする不正が発覚したばかり。 JR 貨物によると今回の脱線車両の先頭にあたる 12 両目の車軸は、不正発覚後に交換したものではなかったという。 その他の車軸を含め、不正との影響を調べるとしている。 (佐々木洋輔、asahi = 11-16-24)


中国製だけかと思ったら … 韓国製バッテリー搭載のベンツ EV も火災 = ネット「時期尚早だった」

EV の火災

記事コピー (7-6-24〜11-17-24)


山口でプレジャーボートとひき船が衝突 ボートが沈没し、3 人死亡

17 日午前 5 時 45 分ごろ、山口県下松市の笠戸湾で引き船・第 38 住吉丸(19 トン)とプレジャーボート・汽船弥生(1.6 トン)が衝突し、プレジャーボートが沈没した。 徳山海上保安部によると、ボートに乗っていた男女 4 人のうち、男性 2 人と女性 1 人が海を漂流している状態や船内で見つかったが、うち男女 2 人は病院で死亡が確認され、男性 1 人は消防に引き継いだが死亡していたため病院に搬送されなかった。 残る男性 1 人は自力で台船にあがり無事だった。

死亡したのはボートの船長で同県岩国市周東町の藤井卓弥さん (41) と妻の枝里子さん (39)、藤井さんの友人で同乗していた下松市新川の山下智也さん (49)。プレジャーボートは釣り場に向かう途中だったとみられる。 第 38 住吉丸は 16 日午前 7 時 45 分に香川県丸亀市の造船所から船の鋼材 400 トンを載せ、笠戸島の新笠戸ドックに向け航行中だったという。 プレジャーボートと衝突したのがタグボートなのか、台船かは調査中としている。 下松市の陸上には当時、濃霧注意報が出ていた。 (山野拓郎、asahi = 11-17-24)


トヨタ本社工場で車両火災 消防車 16 台が出動 消火活動続く

13 日正午前、愛知県豊田市にあるトヨタ自動車本社工場で車が燃える火事があり、現在も消火活動が行われています。  消防によりますと、午前 11 時 40 分ごろ、トヨタ自動車本社工場の保安課の男性職員から「地上 6 階・地下 1 階建ての建物の 1 階部分で車両が延焼中」と 119 番通報がありました。

この火事で消防車 16 台などが出動し、現在も消火活動が行われています。 トヨタ自動車によりますと、火事があったのは開発段階で車の耐久性などをテストする「実験棟」で、車両 1 台が燃えたということです。 実験棟にいた従業員は避難していて、けが人の情報は入っていないということです。 車の生産には影響はないとみられていますが、詳しい状況は調査中だとしています。 (テレ朝 = 11-13-24)


海自掃海艇「うくしま」、福岡沖で出火か 行方不明の 1 人を捜索中

福岡海上保安部によると、10 日午前 9 時 50 分ごろ、福岡県宗像市の大島沖を航行中の海上自衛隊の掃海艇「うくしま」から、「エンジンルームで火災が発生し、エンジンルームに 1 人が取り残されている」と第 7 管区海上保安本部に通報があった。 福岡海上保安部などが、船の消火活動とともに、行方不明となっている 3 等海曹の男性機関員 (33) を捜索している。 福岡海上保安部によると、うくしま(全長 54 メートル、基準排水量 510 トン)には 38 人が乗船。 このうち 36 人は、別の掃海艇「とよしま」に移り、けが人はいないという。

うくしまは 10 日、山口県下関市を出港し、鹿児島県志布志市の港に向かっていた。 午前 9 時 45 分ごろ、宗像市の大島から北に約 2.3 キロ離れた海上で、エンジンルームのエンジンから出火。 そこで当直中の海自隊員 2 人のうち、3 等海曹が取り残され、行方不明となった。 もう 1 人の 20 代男性隊員は救助・病院搬送された。 煙を吸っているが、会話はできるという。 防衛省によると、掃海艇は洋上訓練中だったといい、同日、事故調査委員会を設置した。 (伊藤未来、中村有紀子、asahi = 11-10-24)


JR 四国が陳謝 「申し訳ない結果」 瀬戸大橋線立ち往生

JR 瀬戸大橋線の快速列車が橋上で長時間立ち往生したトラブルをめぐって、JR 四国の長戸正二専務・鉄道事業本部長らが 10 日夕、高松市の JR 四国本社で記者会見し、「お客様に車内で長時間お待ちいただく本当に申し訳ない結果になり、深くおわび申し上げる」と陳謝した。 列車は児島駅(岡山県倉敷市)の約 4 キロ手前の下津井瀬戸大橋上を時速 80 キロで走行していたが、運転士が計器で異常に気づき、車掌も異音を感じて非常ブレーキをかけ、500 メートル近く先で停車した。

原因について、谷芳彦・取締役工務部長は「架線そのものか、架線とパンタグラフの間で何らかの異常があった可能性がある」と述べた。 現場付近の架線の最後の点検は目視が今月 5 - 6 日、検測車は 9 月 26 日に実施し、異常はなかった。 また、当時の天候にも問題はなく、10 分前に先行した特急列車も問題なく通過していたという。

トラブルの発生から長時間にわたって列車が立ち往生し、乗客を移すための救援列車が到着するまでに 5 時間以上かかったことをめぐり、長戸専務は「いろいろ検討したが、一番安全なのは異常のない下り線に児島側から救援列車を入れ、お客様に渡り板で乗り移ってもらうという結論に達した」と説明したうえで、「結果として時間がかかったことは、反省している」と述べた。 (福家司、asahi = 11-10-24)


リニア工事近くの住宅で気泡 トンネル掘進を一時中断 東京・町田

東京都町田市内のリニア中央新幹線トンネル工事現場近くの住宅で 10 月、地中から水と気泡が湧き出ていたことがわかった。 JR 東海はシールドマシンによる掘削工事を一時中断し、工事との因果関係を調べている。

JR 東海によると、現場は地下 40 メートル以下の「大深度」を通る第一首都圏トンネルのうち、川崎市内から相模原市内に至る「小野路工区」。 掘削が地表に及ぼす影響を調べる調査掘進のため、町田市内の小野路非常口から西側に 247 メートル掘り進んだところ、約 40 メートル先にある住宅の庭で 10 月 22 日、水と気泡が湧き出すのが確認されたという。 掘削は同日中断し、気泡などは 24 日までにやんだ。 JR 東海が水質や酸素濃度を検査したところ、人体に有害な成分は確認されなかったという。 同社は「工事との因果関係を調べている」と説明している。 (細沢礼輝、asahi = 11-7-24)

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リニア工事巡る水位低下、原因究明へ JR 東海がボーリング調査開始

岐阜県瑞浪市大湫町でリニア中央新幹線のトンネル工事が原因とみられる水位低下が確認された問題で、JR 東海は 9 月 30 日、水位低下の原因を究明するためのボーリング調査を始めた。 同社によると、同日から調査を行うための資材の搬入や組み立てを始めた。 計画では、トンネルや集落の近くなど大湫町内の 5 箇所でボーリング調査を行い、透水性の高い花崗岩が分布していると考えられる箇所で水の流れを確認したり、断層の位置や角度を調べたりする。

同社はボーリング調査や水質調査などをもとに、「地下水位低下のメカニズムを明らかにする」としている。 大湫町では今年 2 月以降、井戸やため池など複数の場所で水位の低下が確認された。 さらに同社は 8 月下旬、大湫町内で地盤沈下が確認され、丹羽俊介社長は「トンネル工事による水位低下の影響を否定できない」との見方を示している。 水位低下問題を受けて、同社は 5 月から大湫町でのトンネル工事を中断している。 (米田怜央、asahi = 9-30-24)

前 報 (5-16-24)


グアム発の旅客機 2 機、続けざまに緊急事態宣言で成田空港に着陸 …高校生ら計 26 人が嘔吐・発熱など訴え

国土交通省成田空港事務所は 7 日、米国・グアムから成田空港に向かっていた 2 機の旅客機内で、高校生ら計 26 人が 嘔吐おうと や発熱など食中毒とみられる症状を訴え、2 機とも成田空港に緊急事態を宣言して着陸したと発表した。 症状を訴えたのは、日本航空 942 便が修学旅行中の高校生 11 人(男性4人、女性7人)、ユナイテッド航空873便が修学旅行中の高校生14人と教員1人。 日航機は午後 7 時頃、ユナイテッド機は同 30 分頃、成田空港に着陸した。 日航機では搭乗前から数人が体調不良だったといい、同事務所は機内食が原因ではないとみている。 (yomiuri = 11-7-24)


「大和堆」警戒中の巡視船が一時航行不能に 別の巡視船がえい航救助

第 9 管区海上保安本部によると、26 日午前 7 時 20 分ごろ、新潟県佐渡市弾埼(はじきざき)灯台から北西約 115 キロの日本海で、同本部に派遣中の巡視船「とから(串木野海上保安部所属、335 トン)」が航行できなくなった。 同本部の巡視船「やひこ」が曳航救助し、27 日午前 10 時半ごろ、新潟港に着岸した。 船の推進装置の故障が原因とみられ、乗組員 19 人にけがはなく、船からの油の流出もなかった。 「とから」は日本海の好漁場・大和堆(やまとたい)の警戒に当たっており、補給のため新潟港に戻る途中だった。 (山崎靖、asahi = 10-27-24)


日産キャラバン等 4 万台をリコール 火災のおそれ

日産自動車は、「NV350 キャラバン」、「キャラバン」、いすゞ自動車ブランドで生産する「コモ」の 3 車種、合わせて 4 万 613 台のリコールを国土交通省に届け出ました。 2012 年 6 月から去年 12 月までに生産されたものが対象になります。 これまでに火災の報告が 4 件ありました。 暖房機器が高温になり、火災に至る恐れがあるということです。 (テレ朝 = 10-25-24)


次世代型路面電車 LRT がまた接触事故 宇都宮市の交差点で

宇都宮市峰 2 丁目で 19 日午後 8 時 20 分ごろ、次世代型路面電車 (LRT) が男性とみられる歩行者と接触した。 栃木県警宇都宮東署によると、歩行者は立ち去っており、けがの有無は不明。 LRT の運転士と乗客約 70 人にけがはなかった。 LRT は 17 日にも軌道上で男性と接触し、昨年 8 月の開業以来初めてとなる人身事故を起こしたばかりだった。

署によると、現場は峰停留場上り線ホームの東側で、信号機と横断歩道がある交差点。 LRT が東側から交差点に入り、軌道上の横断歩道で接触したという。 車両の右側面には擦った跡があった。 停留場の防犯カメラには、横断歩道上にいる男性とみられる歩行者が映っていた。 署は事故原因を調べている。 (上嶋紀雄、asahi = 10-20-24)


電動アシスト自転車が時速 50 キロに 改造部品販売で商標法違反容疑

電動アシスト自転車で、基準の速度を超えて走行してもアシスト力が維持されるようになる改造部品を大手メーカーのロゴなどを付けて出品したとして、大阪府警は 17 日、商標法違反の疑いで 30 - 60 代の男 3 人を逮捕し、60 代の男 2 人を書類送検したと発表した。 交通捜査課によると、逮捕・書類送検されたのは、兵庫県伊丹市の無職の男 (68) や、仙台市青葉区の無職の男 (65) ら 5 人。いずれも容疑を認めているという。

5 人はそれぞれ今年 1 - 4 月、電動アシスト自転車の改造部品などを、大手メーカーのロゴや社名を無断で使ってフリーマーケットサイトなどに出品し、商標権を侵害した疑いがある。 府警は、電動アシスト自転車の改造部品の販売をめぐる同法違反の適用は全国で初めてだとしている。 電動アシスト自転車は車輪の速度を感知してアシストされる仕組みで、道路交通法に基づく基準では、時速 10 キロ以上からアシストは徐々に減り、24 キロ以上でゼロになるように定めている。

今回出品されたのは、正規の電動アシスト自転車の車輪にも取り付けられている速度を感知する部品の改造品で、実際よりも遅い速度と誤認するようにつくり替えられていた。 24 キロを超えてもアシストが続き、50 キロ程度で走行ができるように改造されていた。 5 人は 2024 年までの約 4 年間で、部品計約 4,400 個と、改造した自転車 112 台をフリマサイトなどで販売していたという。 売り上げは計約 4 千万円だった。 改造部品は 3D プリンターで作ったり、量販店で売っている部品を自宅で改造したりしていたと説明しているという。

府警によると、部品の改造自体を禁止する法律はなく、今回は商標法違反容疑が適用された。 府警幹部は「改造」には定義がなく、例えば企業による改良や研究を目的としたものも対象になりえるため、「改造自体を法律で規制することは現時点で難しいのではないか」と話す。

電動アシスト自転車の基準とは

電動アシスト自転車の使用者の増加を受け、府警が警戒していたところ、今年 1 月ごろにネット上で改造部品の出品を発見し、捜査を始めた。 府警は改造した自転車は速度が速くなり、死亡など重大事故の原因になるとして注意を呼びかけている。 府警によると、電動アシスト自転車が関連する事故は 19 年 1 - 9 月は 242 件だったが、24 年の同時期では 1,490 件で、6 倍に増加したという。 (田添聖史、asahi = 10-17-24)


ドコモ、SIM カード 93 万枚で通信できなくなる可能性 無償交換へ

NTT ドコモは、スマートフォンの利用に必要な SIM カードの一部で製造不良があったと 8 日に公表した。 使い続けると通信ができない状態になる恐れがあるとして、無償で交換する。 複数の利用者から申告がありドコモが調査したところ、ドイツの製造会社が生産したSIM カードで、製造工程に不備があったという。 不良があったのは 2021 年 12 月から 22 年 10 月に製造された約 93 万枚で、製造番号が「GD06」で始まる一部の SIM カード。 うち約 51 万枚はドコモの契約者分で、案内はがきを順次郵送する。残りの約 42 万枚はドコモ回線を利用する格安スマホの契約者分で、各事業者が交換対応する。 (村井七緒子、asahi = 10-9-24)


ホンダ、米で「CR-V」や「シビック」など約 170 万台をリコール

ホンダは「CR-V」と「HR-V」、「シビック」、アキュラの「インテグラ」を合計およそ 170 万台リコール(無料の回収・修理)する。 走行中にステアリングに不具合が生じる恐れがあるとしている。 米運輸省道路交通安全局 (NHTSA) のウェブサイトに 9 日掲載された文書によると、リコールの対象となるのは 2023 - 25 年のモデルで、合計 169 万 3,199 台。 文書によると、ステアリングギアボックスが正しく組み立てられていない可能性があり、それにより内部で摩擦が生じ、ハンドル操作が難しくなる恐れがあるという。 (Keith Laing、Bloomberg = 10-9-24)


「鉄道のプロとして過信あった」 JR 東日本社長が輪軸不正で謝罪

東北新幹線での連結分離や輪軸組み立て作業をめぐる不正の発覚など安全性が問われる不祥事が相次いでいることについて、JR 東日本の喜勢陽一社長は 8 日、「鉄道のプロフェッショナルとして過信があった。 グループ全体の厳しい教訓とする。」と謝罪した。 東京都内で開かれた定例会見で述べた。 このうち輪軸組み立て作業の不正について、喜勢社長は「技術的な安全性は確認していた」とする一方で、「お客様が安心して利用するための品質管理の徹底」に問題があり、「コンプライアンス意識に欠けていた」と説明。 グループ全体の問題として再発防止をはかるとした。

車輪に車軸をはめ込む輪軸組み立て作業をめぐり、自社工場と子会社の車両メーカーで基準値を超えた圧力をかけたり、データを改ざんしたりしていたことが発覚し、国土交通省の立ち入り検査を受けている。 基準値を外れた圧力ではめ込まれた在来線の輪軸 76 本は 11 月末までに交換を終えるという。

また、JR 東では 9 月 19 日、東北新幹線を時速約 315 キロで走行中の「はやぶさ・こまち 6 号」の連結器が突然分離して緊急停止。 原因調査で、こまちの運転台パネルの裏に残っていた製造時の金属くずが、連結を強制分離させる誤作動を招いたことがわかった。 誤作動で連結分離の原因となったスイッチは、対象の全編成で誤作動を起こさないよう対応を完了したという。 (細沢礼輝、asahi = 10-8-24)

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東北新幹線、運転再開 走行中に連結が外れ停車

JR 東日本は 19 日、同日午前 8 時 7 分ごろ、東北新幹線はやぶさ・こまち 6 号が走行中、古川 - 仙台駅間(宮城県大崎市)で連結している車両が分離したため停車した、と発表した。 安全の確認がとれたため、午後 1 時 12 分に運転を再開した。 JR 東日本によると、停車位置は古川駅から仙台駅方向に約 6 キロ進んだ地点。 車両点検をした結果、脱線はしていなかった。 この新幹線には約 320 人が乗車しているという。 けが人はいない、との情報がある。 この影響で、東京 - 新青森駅間の上下線と山形新幹線が運転を見合わせている。 運転再開の見込みは立っていないという。

下りの東北新幹線で仙台駅から古川駅へ向かっていた 40 代の会社員男性によると、午前 8 時過ぎ、乗車中の新幹線が突然止まった。 「おかしいな」と感じたところ、真横の上り線の線路に、連結器がむき出しになった状態のはやぶさ 6 号が止まっているのが見えた。 本来連結しているはずのこまち 6 号は見えなかった。 その後、車内放送で「車両故障が発生しております」、「この列車に JR 社員が乗っていたら車掌まで申し出を」などと呼びかけられた。 男性は通勤中で、「いつ会社に行けるのかが一番心配だ。」  東北新幹線では今年 3 月、滑走状態になってオーバーランする事案があったばかり。 男性は「安全面が二の次になっていないか。 しっかりして欲しい。」と話した。

林芳正官房長官は 19 日午前の記者会見で、現時点で死傷者はいないとの報告を受けているとしたうえで、「国土交通省では、JR 東日本に対して原因究明と再発防止策の検討を指示した。 鉄道の安全・安定輸送の確保に向けて、事業者の指導など必要な対応を行っていく」と述べた。 (asahi = 9-19-24)


グリコ、全チルド製品の出荷を再開 システム障害から 7 カ月ぶり

江崎グリコは 30 日、システム障害で出荷停止を続けていた「BifiX ヨーグルト」など 8 製品の出荷を、11 月 5 日から再開すると発表した。 システム障害の発生から約 7 カ月ぶりに、全製品を出荷できるようになる。

同社は 4 月上旬、生産や物流などを一括管理する基幹システムを更新。 直後にシステム障害が発生し、4 月中旬から主力商品「プッチンプリン」など 79 製品の出荷を停止した。 6 月下旬から順次、出荷を再開し、最後まで残っていた 8 製品も再開のめどが今回ついた。 障害の原因については現在も調査中だという。 同社は「全品の出荷再開までに時間を要し、ご心配をおかけしたことを深くおわびする」とコメントを出した。 (福岡龍一郎、asahi = 9-30-24)

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「プッチンプリン」出荷停止の影響大きく 江崎グリコ、純利益が半減

江崎グリコが14日発表した 2024 年 1 - 6 月期決算の純利益は前年同期比 53.1% 減の 36 億円だった。 4 月の基幹システム更新に伴う障害で主力商品「プッチンプリン」、「カフェオーレ」が約 4 カ月出荷できなかったことなどが響いた。 同社によると、出荷停止のマイナス影響は、売上高で 150 億円、営業利益で 36 億円出た。

出荷停止したチルド製品の廃棄費用や取引先などへの補償費用として 56 億円の特別損失を計上した。 決算説明会の冒頭、高橋真一・常務執行役員は「お客様や取引先に多大なるご迷惑と心配をおかけしていることをおわびします」と謝罪。 今後、まだ再開できていない製品の出荷や問題の原因究明を進めるとした。 (asahi = 8-14-24)

前 報 (5-1-24)


道路 40 メートルにわたって陥没、市営住宅傾く 広島市が下水道工事

26 日午前 8 時 40 分ごろ、広島市西区福島町 2 丁目の市道交差点の道路が陥没した。 市などによると、南北約 40 メートル、東西約 15 メートルにわたって道路が深さ 1 メートルほど沈み、市営住宅など少なくとも 8 棟が傾いたり、壁がひび割れたりした。 建物内に一時閉じ込められた住人もいたという。 けが人は確認されていない。 市によると、現場の地下約 30 メートルで雨水管を通す掘削工事の作業中だった。 直径 5 メートルのトンネルをシールド機を使って掘り進めていたところ、作業員が異常な量の水が出ていることに気づいた。 その直後に道路が陥没したという。

市は、何らかの原因でトンネルと道路の間にあった土砂と水がトンネル内部に流れ込んだことで、陥没を引き起こした可能性があるとみている。 この影響で地下約1.5 メートルにある水道管が破損し、路上に水があふれたとみている。 雨水管工事は市が発注し、清水建設などの共同企業体が受注していた。 延長 3.5 キロの工事で、今年 2 月から掘削工事を始めていた。 市は、さらなる陥没の恐れがあるとして陥没現場から半径 50 メートル内の地域に住む 55 世帯 90 人に避難を呼びかけるとともに、近くの小学校体育館に避難所を開設した。

近くの住民によると、午前 9 時半ごろ、建物がきしむような音が聞こえたという。 地震かと思っていたところ、救急車や消防車が到着。 外に出ると、現場前にある事業所の従業員が外に避難しており、「建物が傾き、ドアが開かなくなり窓ガラスも割れた」と話していたという。 陥没した道路に面した 4 階建てビルも傾き、中の事業所の従業員らが避難した。 壁にヒビが入ってドアも開かなくなるなどの被害があるという。 事業所の関係者によると、当時は 2 階の事務所に約 30 人、1 階に約 20 人の従業員がおり、全員が避難した。

事務所にいた従業員は「破裂するような音が複数回して、だんだん建物が傾きだした」と話していたという。 現場近くに住む自営業の女性 (61) は午前 9 時ごろ、家で「ピキピキ」という音を聞いた。 外に出ると、玄関前の道路とその周りのアスファルトが瞬く間に浮き上がり、へこんだ地面から水がじわじわと出てきたという。 女性は怖くなってスマホや財布を持たず、自宅から離れた場所に避難した。 2 階建ての自宅は道路側に傾いていた。 「いつ帰れるのかわからん。 どうしてこうなってしまったのか。」と不安そうに話した。 (asahi = 9-26-24)


楽天銀行、取引ができない状況 - 詳細が判明次第公表へ

楽天銀行は 24 日、午後 1 時 20 分現在、取引ができない状況が発生していると発表した。 詳細については判明次第、ウェブサイト上で公表するとコメントした。 (沢和世、Bloomberg = 9-24-24)


テレビ朝日の機器故障、原因なお精査中 BS 朝日は総務大臣に報告書

テレビ朝日で 7 月 23 日夜にマスター機器が故障し、CM の放送ができなかった問題で、同局の篠塚浩社長は 9 月 24 日の定例会見で「大変ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と述べた。 機器を交換した上で、現在も原因をメーカーと「精査している」という。  一方、テレ朝のトラブルと同じ日に、番組の放送が中断した BS 朝日は取材に対し、放送法で定められた「重大な事故」にあたるとして、総務大臣に報告書を提出したと明らかにした。 (asahi = 9-24-24)


黒部峡谷鉄道のトンネルに土砂流入、トロッコ電車の乗客 60 人が一時取り残される

22 日午前 10 時頃、富山県黒部市の黒部峡谷鉄道の出平 - 猫又駅間にあるトンネル内に土砂が流れ込んだ。 この影響で、トロッコ電車(13 両)がトンネル手前に停車し、乗客約 60 人が一時取り残された。 同鉄道によると、電車は猫又駅で折り返し、始発の宇奈月駅に戻る途中で、運転士が土砂流入を見つけた。 乗客は乗員の案内で約 600 メートル離れた出平駅に徒歩で向かい、その後、電車で宇奈月駅に戻った。 けが人や体調不良者はいなかった。 土砂流入を受け、トロッコ電車は終日運休する。

富山地方気象台によると、黒部市宇奈月町内山では、降り始め(18 日正午)から同日午前 11 時までに 136.5 ミリの雨が降った。 富山県内では同市、入善町、朝日町に大雨警報が発表されている。 (yomiuri = 9-22-24)


ダイハツ「タント」など 171 万台リコール 座席が外れるおそれ

ダイハツ工業は 20 日、座席を車体に取り付ける方法が不適切だったとして、「タント」やトヨタに OEM 供給している「ライズ」など 15 車種計 171 万台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 国交省によると、運転席や助手席を車体に取り付けるボルトの締め付けに問題があり、最悪の場合、走行中の振動でボルトが緩んで座席が動き、乗員の保護性能を発揮できないおそれがあるという。 事故の報告は無いという。 (増山祐史、asahi = 9-20-24)