韓国の中学生「騒ぎ想像せず」 竹島問題で島根に手紙

島根県の中学校 56 校に対し、5 月に韓国の中学生から、日韓が帰属を争う竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島〈トクト〉)についての教育を批判する手紙が届き、県が外務省などに報告した。 韓国の中学生 3 人が 12 日、朝日新聞の取材に応じ、自分たちが送ったと認めた。 手紙は、日本による竹島の領有権の主張について「日本帝国主義の侵略戦争と虐殺、慰安婦を動員した犯罪の歴史の正当性を主張する行為」などと記した。

韓国では「独島」は疑問の余地なく韓国領とされ、学校では日本が 1905 年に領土編入したことを「主権侵奪の最初の犠牲」と位置づけ、日本による植民地支配などの歴史問題と絡めて教育される。 日本の主張が教えられることはない。 ニュース番組の天気予報でも韓国領として紹介される。

手紙を書いた 3 人はいずれも韓国南西部・全羅南道(チョルラナムド)の咸平(ハムピョン)中学 3 年の男子生徒で、同校の部活動「歴史クラブ」に所属。 今年 3 月ごろ、日本の小中学校の学習指導要領改訂案で竹島が「我が国の固有の領土」と初めて明記されたとニュースで知り、「誤った歴史を日本の中学生たちが学ばされる」と危機感を持ち、歴史地理の教員あてに手紙を書くことを思いついたという。 宛先はインターネットで調べたとした。

生徒の一人は「両国の生徒がこの問題で対話し、対立を終わらせる契機になればと考えた」と話した。 別の生徒は「日本の漫画が好きで、日本という国には肯定的なイメージを持っている。 友だちの多くもそうだ。」と話した。 一方で、生徒たちは「こんな騒ぎになるとは想像していなかったが、後悔はしていない」などと話した。 取材に同席したクラブの顧問、金栄培(キムヨンベ)教師 (41) は「日本の教員たちに、自らの判断に従って客観的に教育をしてほしいという趣旨の手紙で、韓国側の主張の強要という受け止めがあれば誤解だ」と語った。 また、「手紙の内容は生徒たちが調べた結果」と語り、学校での教育内容そのものではないと説明した。

韓国の教育現場では、生徒たちが歴史問題について自主的に啓発を行うことは「愛国活動」として高く評価される。 外国地図の「日本海」の記載を韓国が求める「東海」に変えさせる個人活動を続けた高校生がメディアで「善行」として取り上げられたこともある。 同校の柳美英(ユミヨン)教頭 (54) は「今回の件で葛藤も起きたかもしれないが、生徒たちが新しい方法で啓発に取り組んだことを非常に誇りに思っている」と話した。

一方、島根県は対応措置として、啓発施設「竹島資料室」で中学生が送った手紙の現物の展示を始めた。 県教委は手紙の内容は「一方的な主張だ」との見解を示し、各市町村教委に、引き続き国の見解に基づいた領土教育に取り組むように通知している。 (全羅南道咸平郡 = 武田肇、asahi = 6-13-17)


石見の食材豊富 茶席点心 大田で試食会

長崎・平戸藩主の松浦家が創設した茶道の「大名茶鎮信流」による「オランダ茶会 in 石見銀山(実行委など主催)」が 7 月 30 日、大田市大森町で開かれるのを前に、同市三瓶町の「手打ちそば 千蓼庵(せんりょうあん)」で 12 日、茶会で供される点心の試食会が開かれた。 同市の食材を使った創作料理が並んだ。 大田市の石見銀山資料館によると、16 世紀の平戸には交易のため、石見銀山の銀がもたらされた。 7 月に石見銀山の世界遺産登録 10 周年を迎えることから、同資料館と県立古代出雲歴史博物館(出雲市)で同 14 日に始まる石見銀山展の関連行事として茶会を企画した。

茶会は濃(こい)茶、薄茶、点心の各席があり、点心席の料理を千蓼庵店主・岩谷克司さん (58) が担当。 三瓶山のシャクチリソバの葉やワサビ、日本海のアオサノリなど、地元食材をふんだんに用いて創作する。 この日はパスタ風ソバや、ゴマ豆腐、ソバと野菜のゼリー寄せなどを資料館スタッフらが試食。 「パスタを小分けにしてほしい」、「料理に銀山やオランダとのストーリーを持たせては」と意見を出し合った。

岩谷さんは「お茶の菓子も考慮し、一口で食べられるようにした。 本番までに改良を重ね、楽しく味わってほしい。」と意気込んだ。 オランダ茶会の参加費は 1 人 1 万円。 問い合わせは熊谷家住宅 (0854・89・9003)。 (yomiuri = 6-13-17)


ゲンジボタル乱舞 雲南・大東

島根県内随一のホタルの生息地として知られる島根県雲南市大東町で、ゲンジボタルが乱舞する時季を迎えた。 闇夜の中、幻想的な光が訪れる人を楽しませている。 ゲンジボタルは 5 月下旬から 6 月中旬の間に地上に現れ、約 2 週間生きる。 9 日、主な生息地の赤川の上流部にある同町小河内では、夕暮れから飛び交い、日が落ちると光の帯がゆったりと漂った。

同町南村の坂根柚月ちゃん (4) は「葉っぱの上にいっぱいいた。 おしりがピカピカしてきれいだったから、捕まえたくなった。」と笑顔で話した。 地元住民でつくる赤川ほたる保存会事務局によると、赤川流域では今年、例年並みの 5 月 19 日に飛び始めた。 天候が良ければ 6 月 14 日ごろにピークを迎えそうという。 (山陰中央新報 = 6-11-17)


たたら侍、島根に戸惑いと落胆 … 橋爪容疑者逮捕で上映終了

戦国時代の出雲地方を舞台とした公開中の映画「たたら侍」が、出演者の橋爪遼容疑者 (30) 逮捕を受けて公開打ち切りが決まり、製作や宣伝に協力してきた島根県内の関係者から「想定外の出来事だ」と戸惑いと落胆の声が上がっている。 県と関係 7 市町で作る「映画たたら侍支援自治体連絡会」は 7 日午後、会議を開いて今後の対応を話し合う。

たたら侍は、製鉄技術「たたら吹き」が伝わる出雲地方の青年が真の侍を目指し、成長するストーリー。 ロケ地の地元自治体は 2014 年 4 月に連絡会を結成し、製作費助成などで約 1 億 2,800 万円を投入。 公開前にロケ地マップを製作して全国の映画館で配るなどした。 県は 15 年度から人気グループの EXILE の AKIRA さんら出演者 3 人を起用した観光プロモーション「ご縁の国しまね」を実施。 ポスターを作製したり、3 人が県内の観光地を訪ねる映像をネット配信したりするなどし、3 年間で約 3 億円をかけた。

橋爪容疑者は、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で警視庁に現行犯逮捕され、県には 5 日夕、映画製作会社側から上映打ち切りの連絡が入った。 シーンの一部をカットして再上映を目指す意向も伝えられたという。 県観光振興課の担当者は「映画を通し、島根の歴史や魅力を感じてもらえる作品なので応援してきただけに残念だ」と肩を落とす。

戦国時代の風景を再現した撮影セットがある同県雲南市は昨年に続き、7 月中旬からのセット一般公開に向けて修繕費など 650 万円を盛り込んだ補正予算案を 9 日開会の市議会に提案する予定だった。 同市は「セット公開がどうなるか、関係者と協議中だ」と戸惑う。 出雲市の NPO 法人「サポートセンターどりーむ」では、アトリエに通う障害者 3 人が描いた原画が映画のポスターに採用された。 土江和世理事長は「ショックを受けると思うので 3 人には、上映中止をまだ伝えていない」と話した。 (長宗拓弥、山田英之、mainichi = 6-7-17)

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EXILE・AKIRA 出演映画「たたら侍」上映終了 「びっくりしました」

ダンス & ボーカルグループ「EXILE」の AKIRA さんが 6 日、東京都内でデビュー 10 周年を記念したメモリアルブックの発売記念イベントを行った。 同グループの HIRO さんが映画初プロデュースし、AKIRA さんも出演している映画「たたら侍(錦織良成監督)」が 9 日に上映終了になることについて、AKIRA さんは「びっくりしました。 自分としてはもっとすてきな作品を、自分たちの作品を作っていけるようにしたいなって思います」とコメントした。

覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで 2 日に逮捕、4 日に送検された俳優、橋爪遼容疑者が出演していたことを受けて、映画「たたら侍」の公式サイトには「出演者に関する一連の報道を受けまして、『たたら侍』製作委員会において協議を行いました結果、やむを得ず、最短で 6 月 9 日をもって上映を終了することとなりました。 今後も皆様に映画『たたら侍』をお届けできる環境を整えるべく、引き続き検討してまいります。 何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。」とコメントが掲載されている。 (mainichi = 6-6-17)

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ロケ地マップで島根 PR 映画「たたら侍」 20 日に全国公開

戦国時代の島根県地方を舞台にした映画「たたら侍」が 20 日、全国の映画館で公開される。 映画の舞台となる地元自治体では、ロケ地マップを制作するなど公開を機に地域を PR しようと意気込んでいる。 映画は、同県出身の錦織良成監督が原作・脚本・監督を務め、青柳翔さんが主演。 出雲地方で営まれてきた古くからの製鉄方法「たたら製鉄」をモチーフに日本人の精神性を描き、モントリオール世界映画祭の最優秀芸術賞を獲得した。

映画の撮影は、オープンロケセットが設けられた島根県雲南市掛合町をはじめ、同県を中心に鳥取、岡山、青森県などで行われた。 ロケ地マップでは、鰐淵寺や城上神社、銀山街道など島根県内での撮影場所に加え、鳥取県大山町の大神山神社奥宮や岡山県井原市の中世夢が原、青森県・陸奥湾など島根県外のロケ地についても紹介。 映画の一コマや撮影風景などを交えるとともに島根県内のスポットなども掲載し、ロケ地巡りと合わせて島根観光を楽しんでもらう趣向だ。

マップは、島根県や同県東部の自治体でつくる映画「たたら侍」支援自治体連絡会(事務局・出雲市)が 10 万部を制作。 映画上映館や JR 西日本の主要駅などで無料配布する。 サイズは変形 B2 判のピラミッド折り。 連絡会ではこのほか、同映画の公式ウェブサイトなどにロケ地特集ページを掲載するなどして、映画を宣伝するとともに映画に登場するロケ地を通じて地元の PR を展開する。 映画は、全国約 300 館で公開の予定。 山陰両県では、▽ 松江東宝 5 (松江市)、▽ T・ジョイ出雲(出雲市)、▽ MOVIX 日吉津(鳥取県日吉津村) - で上映される。 (sankei = 5-9-17)

前 報 (9-6-16)


米子空港 → 安来駅直行 割引タクシー試験運行

安来市観光協会は、市内タクシー会社 2 社と米子空港ビルの協力を得て、米子鬼太郎空港(鳥取県境港市佐斐神町)から JR 安来駅(島根県安来市安来町)までの片道直行タクシーを 7 月 1 日から試験運行する。 観光客の利便性向上を図り、市内での滞在時間を増やすのが目的で、タクシー料金は最大半額を同協会が補助する。 9 月 30 日まで。

安来市の観光立ち寄り先は、大半が足立美術館に集中。 米子空港から同美術館への移動は通常、空港からバスを利用して JR 米子駅経由で安来駅から美術館の無料シャトルバスを利用する。 空港−安来駅間の所要時間は 1 時間 - 1 時間半で、タクシーを利用すれば 20 - 50 分の短縮となる。 直行タクシーは乗り換えの必要がなく、短時間で安来市を訪れてもらうとともに、拡大する滞在時間を駅周辺や清水寺や月山富田城跡など市内の他の観光地への周遊に結び付ける狙いもある。

米子空港から安来駅までのタクシー料金は通常 7,500 - 8,000 円。 直行タクシーは利用客の人数に応じて 4,000 - 4,500 円を支払ってもらい、残額はタクシー会社の請求に基づき市観光協会が負担する。 利用は午後 2 時までの同空港到着便利用者に限り、前日正午までにタクシー会社へ電話予約が必要。 安来市観光協会は「利用状況や利用者へのアンケート結果を見て、来年度も継続するか判断したい」としている。 (酒井建治、日本海新聞 = 6-9-17)


ヒラメの稚魚を放流、浜田市の小学生 島根

浜田市のおおうらの浜で 2 日、市立周布(すふ)小学校の 5 年生 49 人がヒラメの稚魚約 2 千匹を放流した。 子どもたちは市内の養殖場で稚魚の餌やりを体験。 浜田マリン大橋近くのおおうらの浜では栽培漁業の仕組みを学んだ後、生後半年で体長 10 センチ程度に育った稚魚をバケツで次々に海に放した。 ヒラメに初めて触ったという原田碧海(あみ)さん (10) は「触るとぬるぬるした。 大きくなって帰ってほしいと思って放流しました。」と話した。

稚魚の放流は県水産振興協会が 1995 年から続けている。 今年は同市を皮切りに県内でヒラメを約 37 万匹、マダイを約 35 万匹放流する計画。 市によると、浜田漁港のヒラメの水揚げ量は年々伸びており、昨年が約 62 トンで金額は約 7,400 万円。 担当職員は「放流の取り組みが実を結んでいる」と話した。 (礒部修作、asahi = 6-3-17)


中国電力が無許可で電柱に電線 最大 7 万 5,000 か所か

中国電力が自治体の許可を得ないまま道路上の電柱に電線を架けているケースが多数あることがわかりました。 その数は中国地方を中心に 100 以上の自治体で最大 7 万 5,000 か所に上ると見られるということで、中国電力では今後、自治体に申請を行い必要な金額を支払うことにしています。 電力会社などが道路の上に電線を架ける場合には、あらかじめ管理する自治体に申請を行って許可を得ることが法律で定められています。

しかし、中国電力によりますと、中国地方の 5 つの県と兵庫県、愛媛県、それに香川県で自治体に申請を行わず、無許可で電線を架けているケースが多数明らかになったということです。 その数は 100 以上の自治体で最大で 7 万 5,000 か所に上ると見られ、いずれも通信事業者などが建てた電柱に中国電力が設備を設けて電線を架けていたということです。 これは去年 4 月、島根県からの指摘で発覚したということで、中国電力では会社としての認識不足が原因だとしています。

中国電力によりますとこれらの自治体から許可を受けた場合、「占用料」として年間およそ 3,800 万円を支払う必要があるということで、会社では今後、対象となる自治体に申請を行い必要な金額を支払うことにしています。 中国電力管財部門の森川繁部長は「関係する自治体などにご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」と陳謝しました。 (NHK = 5-31-17)


海保の測量船「海洋」 13 年ぶりに舞鶴寄港 島根県沖に AOV 投入へ

海上保安庁海洋情報部所属の測量船「海洋(550 トン)」が、舞鶴港第 2 埠頭(京都府舞鶴市)に寄港し、29 日、報道陣に公開された。 「海洋」は第 8 管区海上保安本部管内の島根県沖で、海潮流データなどを収集する自律型海洋観測装置 (AOV) の投入作業を行う。 「海洋」の舞鶴寄港は平成 16 年 7 月以来 13 年ぶり。

同庁海洋情報部は水深調査や海図の作成、海底火山や海洋権益となる大陸棚の調査などを行っている。 海洋は全長 60 メートル、幅 10.5 メートルで乗員 21 人。 マルチビーム音響測深機や海底地殻変動観測装置など最新の機器を備える。 マルチビーム音響測深機は水深 7 千メートルまで測量可能で、水深の約 3 倍の幅で 288 点の計測が可能。 海底地殻変動観測装置は衛星利用測位システム (GPS) と音響測量を併用し、海底の地盤の移動距離を測定し、地震の地盤の動きなどを観測する。 この日、応援を含む 27 人が乗り組み、AOV 2 基を積み込んで出航した。

今回の観測で投入される AOV は、フロート(長さ約 3 メートル)とつないだ海面下 8 メートルの水中グライダー(長さ約 2.1 メートル)が波を受けることで移動し、太陽光発電を用いて無人で長期の海洋観測が可能。 衛星通信で陸上からの遠隔操作や観測データの転送を行い、24 時間リアルタイムで海のデータを得ることができる。

8 管本部は昨年 9 月に AOV を初めて日本海に投入したが、台風の影響で 10 月に回収。 今回、台風の波浪にも耐えられるように船体を強化し、再度、投入することになった。 AOV が投入されるのは、出雲市の日御岬(ひのみさき)の南西 6 キロの北東から南西 18 キロ、北西から南東 6 キロの海域と隠岐諸島の東 5 キロの南北 11 キロ、東西 5.5 キロの海域。 潮流や波浪、風速など海洋データの観測を行い、今後、ホームページで公開する予定という。 (sankei = 5-30-17)


アカモク 海藻が大量漂着 網破れ漁に支障も 島根

県東部や西部の沿岸部で、5 月上旬から大量の海藻が漂着している。 全国各地の沿岸部に生息する一年草の海藻「アカモク」とみられる。 定置網に入って重みで網が破れ、除去作業にも労力がかかるなど漁業に支障が出ている。 県水産技術センターは「海藻は腐ると悪臭を放ち、景観も損なう。 海の状況変化を注視していきたい」としている。

センターによると、アカモクは、海底から離れて沖合を漂い、稚魚の隠れ家や産卵場になるほか、最近では食用や肥料に有効利用されることもある。 一方で春先に成長し、漁船のスクリューにからむため、「邪魔モク」と呼ぶ地域もあるという。 島根半島では約 2 年前から、海藻の大量漂着が見られるようになった。 センターが国の研究機関に調査を依頼すると、近年、沖縄本島や南西諸島各地に打ち上がっている海藻と同じ種類との回答があった。 発生源は不明だが遠方から流れ着いた可能性が高いという。

5 月上旬以降、県の水産事務所には、漁業関係者や市民から通報が相次いだ。 センターが同月下旬に松江市島根町沖泊地区を調査したところ、波打ち際に打ち上げられたり、海底に生えている海藻に引っかかって堆積したりしていた。 センターの担当者は「日本の沿岸地域では水温上昇で藻場は減少傾向だが、日本より南西の地域は環境変化などで海藻が増加している可能性がある」と話している。 (長宗拓弥、mainichi = 5-27-17)


秋田県の人口、2060 年には島根以下 37 万人台に?

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ノンプロモーションで 15 万 DL! 島根県で唯一のゲーム開発会社が放つ『Pizzaverse』ってどんなゲーム?

5 月 20 日・21 日に京都で行われたインディーゲームイベント「A 5th Of BitSummit」にて、島根県松江市のゲーム開発会社であるイプシロンソフトウェアが自社の第一弾タイトルとなる『Pizzaverse』を出展していました。

『Pizzaverse』はスマートフォン ((iOS/Android) 向けの 2D アクションゲーム。 プレイヤーはピザの配達員となり、フリック操作で宇宙を舞台にピザを注文者まで届けることが目的となるゲームです。 イジワルな店長の無茶ぶりをこなしながら、いかに目的地まで早くピザを届けるかがゲームのキモとなります。

本作は、広告を打つなどといったプロモーションは行っていないにも関わらず、全世界で 15 万 DL されており、とくにインド、インドネシア、ブラジルで人気があるそうです。 カートゥーンチックなキャラクターのデザインや原色使いなど、もともと日本向けではなく海外向けを視野に入れ開発をし、Google Play のおすすめに紹介されたことにより世界で DL 数を伸ばしたのだといいます。

イプシロンソフトウェア代表取締役社長の渡部晋司氏は任天堂に 2007 年にプログラマーとして入社。 その後、2012 年にグリーに転職をしメインプログラマ、リードエンジニアをつとめ『消滅都市』の作品に携わり、2016 年 6 月に島根県松江市にて企業、といった経歴の持ち主。 現在はゲーム開発やアプリケーションの開発をメインに業務を行っているそうです。

島根県松江市は、プログラミング言語「Ruby」の生みの親であるまつもとゆきひろさんの出身地として IT 産業の振興、プログラミング教育に力を入れていることで知られている土地です。 同県内に過去にはゲーム会社もあったようですが、現在はイプシロンソフトウェアが唯一のゲーム会社であるといいます。 現在、『Pizzaverse』のみが同社のゲームタイトルですが、新作も準備しているということですので、島根県ならではのゲームの誕生に期待が高まりますね。 (山崎浩司、Inside = 5-23-17)


ジビエ給食に児童ら舌鼓 松江・島大付属小で振る舞う

地元の食材の魅力を知ってもらおうと、松江市大輪町の島根大学教育学部付属小学校で 23 日、市内でとれたイノシシ肉や野菜を使った「まつえジビエ宝刀(ほうとう)スープ」の給食が振る舞われた。 官民でつくるまつえ農水商工連携事業推進協議会が商品化を目指す新レシピで、全校児童ら 400 人が舌鼓を打った。

ジビエ宝刀スープは、島根県立大学短期大学部(松江市浜乃木 7 丁目)の籠橋有紀子准教授の研究室で学ぶ学生が開発。 忌部地区のコメ粉麺を使ったほうとうや八雲町産のイノシシ肉、宍道湖産のシジミ、地元野菜など 8 種類の食材を使い、鹿島町産のみそで味付けする。 ほうとうやイノシシ肉のもちもちした食感が特徴という。

この日は 6 年生児童が、JAL まねや宍道湖漁協、八雲しし肉生産組合などの関係者と会食。 おわんいっぱいに宝刀スープをよそい、地元食材の魅力を味わった。 6 年生の太田明佳(はるか)さん (11) は「シシ肉が軟らかくておいしかった。 また食べたい。」と話した。 同協議会は今秋にもレトルト食品に商品化し、松江の新産品として観光客向けに売り出したい考え。 (山陰中央新報 = 5-23-17)


島根と東京の暮らしを比較、U ターン呼びかけ 島根

島根でゆとりのある生活を - -。 県内の定住者を増やす事業を手掛けている「ふるさと島根定住財団」が、暮らしやすさを東京と比べたパンフレットを発行した。 県外に進学した学生やその保護者が島根の魅力を再確認し、就職で地元に U ターンしてもらう狙いだ。 「しってるようでしらない しまねの暮らし。」は A4 判カラーの 5 ページ。 全国統計やファイナンシャルプランナーが試算した数字を使って、島根の暮らしやすさを紹介している。

▽ 正規雇用者の割合 = 島根 6 位、東京 25 位、▽ 育児中の有業率 = 島根 1 位、東京 40 位、▽ 持ち家比率 = 島根 15 位、東京 47 位など、働く環境や子育てといった 5 分野 10 項目を比較した。 就職から退職までの収支もシミュレーション。 結婚や子育て、マイホーム購入などにかかる費用を試算し、島根で生活した方が支出を抑えられるなどとした。 (富岡万葉、asahi = 5-23-17)


コウノトリ誤射 雲南市教委が巣のひな 4 羽保護へ 島根

島根県雲南市に飛来した国の特別天然記念物・コウノトリのペアの雌がハンターの誤射で死んだことを受け、市教育委員会は 21 日、巣に残されたひな 4 羽を保護すると発表した。 雄の親鳥だけで子育てを続けるのは困難と判断した。 コウノトリの飼育・放鳥に取り組む兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)で人工飼育した後、野外に放鳥する予定。

雲南市教委によると、雌が死んだ後、雄はひなに餌や水を与えていた。 しかし、親鳥が餌を探す間に他の鳥に襲われる恐れがあることや、ひなの成長で餌の量も増えることから保護を決めた。 雲南市のペアは電柱の上に巣を作り、今年 4 月に 1 羽目のひなの誕生が確認された。 2005 年の野外放鳥後、島根県では初のコウノトリのひな誕生で、巣立ちが期待されていた。 今月 19 日にサギを駆除中の地元猟友会の男性が誤って雌の親鳥を散弾銃で撃った。 (山田英之、mainichi = 5-21-17)


島根と台湾結ぶ酒造り 陳韋仁さん自ら田植え

台湾出身で李白酒造(松江市石橋町)に蔵人として在籍する陳韋仁さん (36) = 松江市菅田町 = が、島根と台湾にゆかりのあるコメ「台中 65 号」を使った初めての日本酒造りを計画している。 かつて台湾で広く栽培されたうるち米に、島根県産品種のルーツがあることを知り「台湾と島根、先人たちの歴史をつなぐ日本酒を造りたい」と決意。 市内の水田でこのほど、田植えをし、収穫した米で今冬、仕込みに臨む。

陳さんは島根大に留学中、偶然飲んだ日本酒のおいしさにほれ込み、日本酒「獺祭(だっさい)」で知られる山口県岩国市の旭酒造の社長に手紙を書いて入社を直訴。 蔵人として 2 シーズン勤めた後、2015 年 9 月から李白酒造に在籍している。 台中 65 号は、安来市原産品種「亀治」と兵庫県産の酒造好適米「神力」の交配で 1920 年代に誕生し、台湾の水稲栽培の基礎を築いた品種。 当時、高収量で味も良く、台湾で 40 年代に水稲の約 8 割を占めていたとされる。

陳さんは昨年、別件の資料調査の過程でルーツを知り、種を保有する沖縄県の農家から取り寄せた。 田植えは約 7 アールの水田で、酒蔵や島根大の元先輩らの協力で実施した。 収穫量や味などは未知数だが「やってみなければ分からない。 タンパク質が少なく、酒に向いているかもしれない。」と期待を寄せる。 収穫後の酒造りは 12 月に移籍する木次酒造(雲南市木次町木次)で行い、来春の完成を目指す。 「台湾人の蔵人は日本で唯一人。 その自分が最初から最後まで手掛ける初めての日本酒は、台湾と島根につながりのある米でやりたい。」と決意をみなぎらせている。 (山陰中央新報 = 5-18-17)


島根県浜田市、庁内ネットワーク基盤を SDN で刷新 属人化を防止

島根県浜田市は、システムの運用効率化と市民サービス向上を目的に、庁内ネットワーク基盤を SDN で刷新、3 月から稼働している。 NEC が 5 月 11 日に発表した。 同市では、基幹系、情報系、電話系、消防指令などのシステムごとに構成されていたため、ネットワークの全体像把握が困難だった。 このため管理工数が増大し、障害発生の危険性や管理者の属人化を招いていた。 また、マイナンバー制度への対応によるネットワークの強靭化、セキュリティ強化も喫緊の課題となっていた。

NEC は、サンネット(広島市中区)と連携し、システムごとに分かれていた庁内ネットワーク(本庁、4 支所と公民館など合計 45 拠点)を SDN で統合、刷新した。 構築期間は約 4 カ月。  今回構築されたネットワークは、SDN コントローラ「UNIVERGE PF6800」 2 台、SDN スイッチ「UNIVERGE PF5200」シリーズ 16 台、エッジスイッチ「UNIVERGE QX-S4000」シリーズ 280 台などで構成され、これまで独立していた基幹系(住民情報システムなど)と情報系(インターネットなど)に加え、電話系、消防指令を統合している。

各システムは仮想ネットワークにより、セキュリティを担保しつつ分離されており、市内の各拠点のどのポートに端末をつないでも、即座にネットワークを利用できる。 また、庁内ネットワークの設定変更は、SDN コントローラからソフトウェアで一元的に行えるため、庁内のレイアウト変更、端末の追加などを容易に行えるようになり、物理構成と論理構成、通信状態(トラフィックの流れや障害状況など)も GUI 画面で把握可能。

今回のネットワーク刷新で、公民館などでの投票や確定申告といった臨時のネットワーク構築が必要になる際も迅速に対応できる。 また、災害発生時における避難者へのインターネット環境の提供など、さまざまな住民サービスの向上にも貢献できるとしている。 (ZDNet = 5-15-17)


「進学の巨神」で島根県立大 PR 動画が評判

「進学に関しては神ってるよ。」 怪しい風体の神様が、進路に悩む高校生に助言する。 島根県立大が来春開設する新学部の PR 動画をネットで公開中だ。 タイトルは人気漫画をもじって「進学の巨神」。 ユニークな内容にとイソップ童話もモチーフにした。 学生の間では「インパクトありすぎ」と評判に。 見た目が似ていると神様役を頼まれた米国出身の男性講師 (39) は、依頼がうれしかったと日本語で熱演。 「面白そうな大学と思ってもらえれば。」 (asahi = 5-14-17)

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SWS 西日本が島根工場閉鎖、大分へ移管集約

島根県は11日、自動車用ワイヤーハーネスメーカーの SWS 西日本(三重県松阪市)から島根工場を閉鎖するとの報告を受けた、と発表した。 県の発表によると、SWS 西日本は自動車用ワイヤーハーネスの国内生産量が減少していることを受け、島根工場の操業を 9 月 29 日に終了し、事業を大分工場に移管集約する。 島根工場の従業員は、配置転換や近隣企業への就職あっせんに取り組むという。 同工場は 1991 年に操業を開始、翌年には県の投資・雇用に関する助成金 4,700 万円を受けている。 3 月末時点で常用 120 人を含む 135 人が働いていた。 (Logistics Today = 5-11-17)


「鳥取だから」できた医療シミュレーターロボット テムザック技術研究所

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ギャップに感激、ピンク色の SL 若桜鉄道

鳥取県若桜町の若桜鉄道若桜駅で 5 日、車体をピンク色に染めた蒸気機関車 (SL) が走るなどのイベントがあり、近隣の住民や県内外の鉄道ファンでにぎわった。 地域の活性化などを狙いに若桜鉄道が昨年から企画。 今年は鉄道写真家の中井精也さんらを招いたトークショーもあり、SL の魅力や鉄道写真の撮り方を話し、多くのファンが耳を傾けた。

SL は希望者を乗せたトロッコを引っぱったり押したりして駅を起点に約 240 メートルを往復。 汽笛を鳴らして走り出すと入場者から大きな歓声が上がった。 岡山市の大学生田中瑛三さん (24) は、インターネットでこの催しを知って訪れたという。 「SL は黒という常識があったが、ピンク色のギャップが良かった」と感激した様子だった。

SL は 1938 年製の C12 - 167 号機で、旧国鉄若桜線などを走り、今もイベントなどで活躍している。 28 日まで展示し 6、7、14、21、28 日には乗車体験もできる。 各日午前 11 時、午後 1 時半、3 時 15 分の 1 日 3 回で 1 回 200 円。 別途、大人のみ入構券(300 円)が必要。 定員は各回 30 人ほど。 (鈴木峻、asahi = 5-6-17)


青空にくっきり「逆さ虹」 … 松江で環天頂アーク

松江市の上空で 3 日午後 5 時半頃、逆さまになった虹のような珍しい気象現象「環天頂アーク」が出現し、記者がカメラに収めた。 記者が読売新聞松江支局のベランダに出て気づいた。 天頂よりやや西側に現れ、内側から青、黄、赤の順に色を帯び、1 時間半後に没する太陽に向かって弧を描いていた。 空は青く広がり、所々に薄い雲が浮かんでいた。

記者が写真の構図に松江城天守を取り込もうと城近くまで走ったが、同 5 時 45 分頃には薄れていき、同 6 時頃には消えた。 ウェザーニューズのホームページや松江地方気象台によると、環天頂アークは雲の中の氷粒で太陽の光が屈折することで現れ、5 月に多く見られる。 松江市はこの日、26.4 度と今年最高気温を記録したが、上空に寒気があり、高度 5,000 メートル以上の高層に雲が広がって出現しやすい状況だった。 (yomiuri = 5-4-17)


鳥取改め「星取県です」 少ない街の明かり逆手に PR

鳥取市内の若手経営者らが参加する鳥取商工会議所青年部が鳥取県の愛称として「星取県」を広める活動をしている。 全国で人口が最も少なく、街の明かりも少ないという点を逆手にとり、星空が美しいことを PR して観光客や移住定住者を増やすのがねらいだ。 県も「星取県」の PR に本腰を入れている。 きっかけは、青年部が昨年 6 月に鳥取市で開いた勉強会。 新規事業がテーマで青年部の会員約 40 人が出席した。 この時、講師の県職員から、鳥取市が星の見えやすさ日本一に輝いたことがあることを説明された。

青年部はその後、部内の地域資源活性化委員会での協議を踏まえ、星空を地域活性化に生かす活動に取り組むことを決定。 県が観光キャンペーンで使っている「蟹取(かにとり)県」にちなみ、鳥取を「星取県」の愛称で PR していくことにした。 第 1 弾として、1 月、砂が夜空に流れるようなアート作品「サンドピクチャー」を鳥取市内の OA 機器・カメラ店に置いてもらった。 今後増やしていく計画だ。

3 月には、青年部会長(当時)の牧浦健泰(たけやす)さん (46) らが深沢義彦・鳥取市長と平井伸治知事を市役所と県庁に訪ね、星空観察を活用した教育の推進や光害防止条例の制定などを提言。 「星空市長」、「星取県知事」と印刷した PR 用名刺各 300 枚を手渡した。 鳥取砂丘(鳥取市)で星を見る会などを催している団体と連携し、県内の星空観察のスポットをめぐるツアーなども検討している。 牧浦前会長は「鳥取県にはきれいな星空がある。 県とも連携し、全国発信していきたい。」と話す。

県、ツアー費用を助成

県も今年度、「星取県」ブランド化推進事業として、国内外の旅行者向けに星空撮影会などを企画・実施する業者に費用の 3 分の 2 (上限 100 万円)を助成するなどの事業を実施している。 一般会計当初予算に約 2,300 万円の事業費を盛り込んだ。 今後旅行雑誌の編集者らを招いて特集を組むよう働きかけ、県内の星空スポットを紹介する冊子を作成する。 タレントの篠原ともえさんを「星取県スター大使」に任命し、星取県を PR するイベントを 5 月 31 日に東京で開くことを計画している。

県は、県内の年間宿泊者数を 2018 年に 280 万人とする目標を掲げているが、15 年は約 250 万人。 そのうち外国人は約 10 万人だ。 県観光戦略課の担当者は「星空を求めて海外旅行をするのは香港で静かなブームになっている。 海外へも積極的に PR していきたい。」としている。 (柳川迅、asahi = 5-1-17)


島根原発、現地研修会 30 キロ圏内、境港・米子の住民

(鳥取)県はこのほど、中国電力島根原発(松江市)から 30 キロ圏内の緊急防護措置区域 (UPZ) に含まれる境港、米子両市の住民を対象に、現地研修会を開いた。 参加者は構内に入り施設の安全性を学んだり、重大事故が発生した際の避難経路を確認したりした。  2013 年から始め、今回で 14 回目。 両市からは 24 人が参加した。 松江市中原町にある島根県原子力防災センター(オフサイトセンター)では放射線の種類や、身の回りにある放射性物質の基礎知識について説明を受けた。 また、鳥取県の地域防災計画に基づいた避難方法も確認した。

その後、同市鹿島町佐陀本郷の「島根原子力館」では原子炉の構造や発電の仕組みを学び、岩成行雄館長の案内で原発構内へ向かった。 放射線を遮るコンクリート壁で囲んだ「免震重要棟」を見学。 重大事故が発生した場合の当面の指揮拠点になることや、耐震性を高め新たな棟を建設中であることなどについて説明を受けた。 また、原子炉が損傷した時などに備え、放射性物質の拡散を防ぐ「特定重大事故等対処施設」の建設を予定していることも紹介された。

米子市から友人と参加した女性 (70) は「福島(第 1 原発)の事故があり、自分たちも原発について知っておかなくてはいけないと思っていた。 実際に見ることで少しは原発について理解ができたと思う。」と話していた。 (小野まなみ、mainichi = 4-28-17)


16 年シジミ漁獲量 4,172 トン 島根 3 年連続日本一

2016 年のシジミ漁獲量で、島根県が 3 年連続の日本一になった。 15 年を 166 トン上回る 4,172 トンで、2 位の青森県とは 1,025 トン差。 主要産地の宍道湖で近年取り組む漁獲制限などによる資源回復策が奏功し、伸ばした。 25 日に農林水産省が発表した。 同省や各漁協によると、全国の漁獲量は 9,583 トンで 15 年に比べて 236 トン (2.4%) 減少したのに対し、島根県は 4 年連続で増えた。 (山陰中央新報 = 4-26-17)


島根・邑南町が中小・起業家支援拠点 静岡・富士市をモデルに

島根県邑南町は、中小企業・事業所や起業家を支援する拠点「邑南町しごとづくりセンター(おおなん - Biz)」の年内開設に向け、中心的な役割を担うセンター長の公募を始めた。 契約期間は原則 1 年で、高度な経営相談業務ができる人を全国から募る。 報酬は月額 100 万円(賞与なし)。特別職の非常勤職員として採用する。

6 月 12 日まで、郵送やメールで応募を受け付ける。 書類審査後、7 月中旬に面接を実施して選考する。 採用後の約 2 カ月間にわたる研修は、中小企業支援で実績を重ねる「富士市産業支援センター(f-Biz、静岡県富士市)」の小出宗昭センター長が全面協力する。 おおなん - Biz は、f-Biz をモデルにした拠点。 町内の公民館内に開設し、平日に無料で相談を受ける。 町では「人口減少に歯止めをかけるため、新産業育成の担い手になってほしい(商工観光課)」と期待している。 (nikkei = 4-21-17)


「大浴場で記念撮影」玉造温泉で撮影スポット誕生 島根

松江市玉湯町玉造の玉造温泉のホテルに、玉湯町特産のめのうを使った「めのう風呂」に入っているかのような写真が撮れる記念撮影スポットが誕生した。 ホテルの温泉を利用すれば、無料で撮影できる。 めのう約 1 万点を壁と床に敷き詰めた温泉が人気の「玉造グランドホテル長生閣」。 ロビーには、めのうを敷き詰めた背景写真の手前に入浴中の女性の写真パネルがあり、顔をはめると自分が湯につかっているかのような一枚が撮れる。

スマートフォンの写真投稿アプリの人気が高まる中、観光客らから「めのう風呂の写真を撮りたい」という要望を受けたという。 ホテル側は、春や夏など客足が遠のく季節に玉造温泉全体の PR にしたいとしている。 同館の安田夏樹さんは「地域の特産である温泉とめのうを両方楽しんで、写真を記念に残してください。」 (富岡万葉、asahi = 4-21-17)


何のご縁? 出雲でブラジル人急増中 全国的に減少なのに

記事コピー (4-20-17)


廃バスや伐採された杉、ストラップに生まれ変わって登場

松江市交通局が廃材を再利用したストラップを作った。 使うのは廃車になった市バスのボディーと、倒木の危険のため伐採した松江城敷地内の杉という。 税込みで 1,500 円と 800 円の 2 種類あり、販売は 21 日から。 アルミ板は松江藩 7 代藩主松平治郷(はるさと)の印影を彫刻し、杉材は治郷が追究した茶道にちなみ、茶せんをデザインした。 治郷の別名は、聡明(そうめい)であることを意味する「不昧(ふまい)」。 「不昧公にならい、迷わずリサイクルの道を歩みます」と市の担当者。 (asahi = 4-19-17)