「たたら侍」が最優秀芸術貢献賞 モントリオール映画祭 カナダで開かれている第 40 回モントリオール世界映画祭で最終日の 5 日(日本時間 6 日)、日本からワールドコンペティション部門に参加した錦織良成監督の「たたら侍」が最優秀芸術貢献賞に選ばれた。 この作品は EXILE の HIRO さんがエグゼクティブプロデューサーを務め、劇団 EXILE 所属の青柳翔さんが主演する時代劇。 ほかに EXILE の AKIRA さんらが出演している。 日本での公開は来年の予定。 また、故高倉健さんの足跡を追った日比遊一監督の「健さん」が最優秀ドキュメンタリー賞を獲得した。 日本から参加していた君塚良一監督の「グッドモーニングショー」、新人監督対象の部門に出品された遊川和彦監督の「恋妻家宮本」は受賞を逃した。 (asahi = 9-6-16) ◇ ◇ ◇ 青柳翔主演映画『たたら侍』、ロケ地をエンタテインメントパーク化に! 「劇団 EXILE」青柳翔が主演する、来年公開の映画『たたら侍』の撮影ロケ地、島根県・雲南市に、エンタテインメントパーク「出雲たたら村」が完成。 この度 7 月 9 日、青柳さんを始め、「EXILE」 AKIRA、「EXILE/三代目 J Soul Brothers」小林直己、「E-girls」石井杏奈、島根出身の映画監督・錦織良成の 5 人がこの発表会に登壇した。 「出雲たたら村」は、青柳さん、AKIRA さん、小林さんの 3 人が観光誘致イメージキャラクターを務める島根県と、「EXILE」 15 周年のスペシャル連動企画として開催され、日本の心を真に伝えていくことをテーマとする映画の世界をいち早く実際に感じて欲しいとの強い想いによって実現した。 そして、映画の撮影を実際に行っていたオープンセットをテーマパーク化した「たたら映画村」を始め、「EXILE」が例年開催し夏の風物詩となっている「居酒屋えぐざいる」、そして島根県の物産店やお土産屋などが並ぶ「ご縁坂」のこの 2 つのテーマパークが集結し、神話の国・島根は奥出雲から日本の夏を盛り上げる新名所となる。 1 万平方メートルを超える広大な敷地に、戦国時代の原風景が再現された「たたら映画村」は見どころ満載で、映画のセットはもちろんのこと、エントランススペースで 220 インチの大画面に映し出される当地限定映像や、主要キャストが身に纏った劇中の衣裳展示も併設した「たたら侍エントランスシアター」や、最新技術のスマートグラスを使用してバーチャルに映画のシーンをセットの中で目の当たりにできるようだ。 また「居酒屋えぐざいる」では、「EXILE」を筆頭に LDH アーティストが考案したメンバープロデュースメニューのほか、「出雲たたら村」限定のスペシャルメニュー、さらに「EXILE TRIBE」ファンにはお馴染みの「駄菓子えぐざいる」やガチャコーナーなど子どもから大人まで世代や性別を問わず楽しめる内容となっている。 映画の主演を務める青柳さんは「1 日 1 日丁寧に監督やスタッフのみなさんと作った作品でもあり、それだけに想い入れ深いオープン・セットでもあるのでぜひたくさんの方に見ていただきたいと思っています」と撮影当時をふり返りながら語る。 また、今作のメガホンを取った錦織監督も「この映画は本当にこだわりました。 このセットを見ていただければ今作のこだわりがわかっていただけるのではないかと感じています。 匠の技を持つ大工さんたちに作り上げていただいた釘ひとつ使わない建物など、日本の心を発信しようという映画の持つ想いはこのセットにも表れていると思います」と自信を見せていた。 またこの日は、グランドオープンを前に抽選で選ばれた「EXILE」ファンクラブ「EX ファミリー」 350 名を招いてスペシャルなオープニングセレモニーも実施。 5 人がステージでトークショーを展開し、訪れた観客を盛り上げていた。 AKIRA さんは「実際、僕らも足を運ばせていただいてわくわくしました。 ぜひみなさんにも島根だからこその『居酒屋えぐざいる』を楽しんでいただきたいですし、今日来れなかったメンバーも時間を作って足を運ばせていただいて、みなさんと触れ合わせていただけたら嬉しいです。」とコメント。 錦織監督は「武士道は隠れた世界のベストセラーと言われていますけど、武器として刀を抜くことだけが武士なのではありません。 この作品には詰まっている日本人の和の心は、ワールドワイドに世界の方々にも伝わると思っています。」と語った。 (CinemaCafe.net = 7-11-16) ◇ ◇ ◇ AKIRA、小林直己、青柳翔が島根県を PR 島根県の観光 PR キャンペーン「ご縁の国しまね」のプレス発表会が行われ、イメージキャラクターを務める EXILE の AKIRA と小林直己(三代目 J Soul Brothers)、劇団 EXILE の青柳翔が出席した。 同県が「縁結びの聖地」といわれることから「ご縁」がキャンペーンのテーマで、プロモーション映像やポスターでは、青柳が隠岐、AKIRA が石見、小林が出雲を PR。 AKIRA は、「伝統を丁寧に受け継いでいる。 そこに感動した。」と印象を語った。 3 人は、島根を舞台とした来春公開予定の映画「たたら侍」にも出演しており、作品の紹介と連動しながら県の魅力をアピールしていく。 (jiji = 5-17-16) 前 報 (11-6-14) 鳥取・島根に自動改札機が初めてやってくる
鳥取や島根を走る山陰線で自動改札機が導入されたことが 8 月 24 日に地元テレビ局で報じられた。 正直地元民以外は「え、自動改札? ニュース? どういうこと?」と混乱しているようだが、地元民は大喜びで Twitter がお祭り状態になっている。 ■ 自動改札機の導入がニュースになる理由 JR 西日本の公式サイトで、松江・米子・伯備地区(出雲市 - 伯耆大山駅間、根雨駅、生山駅、新見駅)で、IC カード乗車券「ICOCA」を導入することが発表された。 サービス開始時期は平成 28 年 12 月(予定)とのことで、これには地元民が「なんだってええええ!」、「鳥取はスタバもできたことだし大都会の仲間入りやんけ!」と大興奮している。 というのも、鳥取県、島根県は自動改札機がない県であり、駅員が直接切符を切るという今の時代では珍しい光景を見ることができる。 そのため、IC カード乗車券を使用することができなかったのだ。 このニュースで初めて鳥取・島根の現状を知った県外の人たちは「生きている時代が違うとはこのことか」、「日本にもこんな未開な土地があったのか」、「っていうか鳥取と島根って区別つかねえんだよ!」と驚きの声をあげている。 ■ 自動改札が無い県はまだあるぞ! 鳥取・島根が晴れて自動改札デビューを果たすことになるが、実はまだ自動改札が導入されていない県がある。 それは福井県、愛媛県(昔はあったが撤去された)、徳島県の 3 県だ。 一昨年までは宮崎県にも、石川県にもなく、鳥取・島根と合わせて "7 大自動改札無い県" として君臨していたのだが、いまや組員は半数以下の 3 県に …。 石川県は新幹線開通の恩恵を受けて導入。 宮崎県は 2015 年 11 月に導入、これにより九州地方全てで自動改札が導入されることとなった。 取り残された 3 県からの嫉妬は凄まじく「いい加減福井にも導入しろよ」、「島根に負けるとか屈辱」、「愛媛は昔はあったから …」、「3 県だけ残すとか晒し者やんけ! まずは愛媛に導入せよ」との声があがっている。 ちなみに、都道府県の人口ランキングは最下位が鳥取、46 位が島根である。 この 2 県に導入されるのだから、他の 3 県も近い将来の自動改札導入を期待しても良いかも。 (和泉涼、ExciteBit = 8-30-16) 島根県、田舎体験で訪日客誘致 9 月に交流セミナー 島根県は田舎暮らし体験を提供する県独自の民泊制度を使って、インバウンド(訪日外国人)の誘客に乗り出す。 宿泊を受け入れている民家などを対象に、外国人受け入れセミナーを 9 月に開催する。 年内にドイツから旅行会社の視察や大学生の研修宿泊も計画している。 インバウンド誘客の取り組みを始めるのは、農山漁村で田舎の生活や伝統文化を体験する「しまね田舎ツーリズム」事業だ。 農作業、郷土食の調理、伝統芸能など様々な文化体験と宿泊をセットで提供する制度で、約 170 の個人・団体が登録している。 9 月 2 日には中山間地の多い島根県雲南市で「しまね田舎ツーリズム・国際交流促進セミナー」を開く。 田舎体験による国際交流の意義や外国人が魅力を感じる日本の農山漁村について専門家が講演する。 外国語が話せなくても受け入れ可能なことを丁寧に説明する。 都会の住民が農村滞在を楽しむグリーンツーリズムが盛んなドイツとの交流にも乗り出す。 デュッセルドルフ大学で過疎問題を研究している学生 10 人が今冬、島根県の農村部での民泊を計画している。 ドイツの旅行会社からは 9 月中に体験プログラムを視察したいとの打診を受けた。 (nikkei = 8-27-16) 松江に台湾ジャイアント、自転車店開店 山陰初 台湾の大手自転車メーカー、ジャイアントの日本法人は 25 日、松江市に「ジャイアントストア松江」を開店した。 観光関連事業を展開する一畑電気鉄道(松江市)も同日に自転車愛好者向けサービスを開始すると発表した。 地元自治体も協力して島根 - 広島間の「やまなみ街道サイクリングロード」を活用した観光誘客を本格化させる。 ジャイアントストアの山陰出店は初めて。 同ストアは全国で 24 店になった。 松江の店ではサイクリング用品の販売、整備とレンタサイクルを手掛ける。 日本法人「ジャイアント(川崎市)」の中村晃社長は「温泉やグルメなど観光資源が豊富な山陰はサイクリストの人気が高まっている」と出店理由を話した。 店舗は出雲大社(島根県出雲市)と松江市街地をつなぐ一畑電車の「松江しんじ湖温泉駅」横に開設。 同電車は有料で車両への自転車持ち込みが可能だが、ジャイアントストアで借りた自転車の車内持ち込みは無料とする。 自転車搭載が可能なタクシー運行も開始。 近接のホテル一畑(松江市)ではロビーに専用駐輪器具を設置した。 開店に合わせサイクリストらと宍道湖沿いの約 4 キロのコースを走行した島根県の溝口善兵衛知事は「広島県などとも協力してサイクリング観光の環境整備を推進したい」と強調した。 (nikkei = 8-26-16) 関連記事 (8-20-16) ◇ ◇ ◇ 「やまなみ街道サイクリングロード」について 尾道松江線に並行する国道 54 号、国道 184 号などの沿線地域の活性化への取り組みの一つとして、国土交通省、島根県、広島県、沿線市町等で連携し、島根県松江市の「松江しんじ湖温泉駅」と、広島県尾道市の「尾道駅」を結ぶルートを、「やまなみ街道サイクリングロード」として、その沿線に設定した周遊コースと併せて決定いたしました。 今後は、関係機関や利用者等と連携しながら路面案内標示の設置などの走行環境の整備など、安全、快適なサイクリングロードを目指し、平成 28 年度より順次整備を進めていく予定です。 (島根県 = 8-25-16)
来月から雲南ブランドを米発売 指定肥料で栽培 島根 雲南市産のブランド米が 9 月から発売される。 市内で 4 年前から栽培する品種「つや姫」から専用肥料で育てて大粒を選び、たんぱく値が基準を満たした一等米を「プレミアムつや姫たたらほむら米」と名づける。 名称やデザインは、4 月に日本遺産に認定された「出雲國(いずものくに)たたら風土記」を象徴するたたらの炉や、豊作をつかさどる稲荷神社のキツネなどで構成した。 速水雄一市長は「市が取り組む『食の幸』の発信の一つにしたい」と会見で PR した。 市農林振興課によると、「つや姫」は茎が倒れにくく、山間地から平場まである雲南市での栽培に適し、4 年間の実績で品質も安定している。 日本穀物検定協会の米の食味ランキングで、2014、15 両年の島根産が「特 A」だった。 (木脇みのり、asahi = 8-25-16) 萩・石見空港の夏季大阪便利用、協議会の目標超す 萩・石見空港(島根県益田市)の大阪(伊丹)空港便が 22 日、今季の運航を終えた。 今回、期間が 18 日間に短くなったが、搭乗者 2,167 人、搭乗率 81.3% と、空港利用拡大促進協議会の目標(2,150 人、搭乗率 80%)を達成した。 1993 年の開港から運航していた大阪便は列車などとの競合が厳しく、2011 年に休止。 この年から夏休み期間限定で 1 日 1 往復の季節運航になった。 昨年は 46 日間だったが、今季はお盆を中心にした 8 月 5 - 22 日の 18 日間になった。 再び期間を延ばそうと、協議会は利用客増に力を入れる。 空港周辺自治体の住民や出身者に大阪便往復利用で 5 千円を助成したり、大阪の旅行会社に PR したりした。 今季は毎回 30 - 40 人ほどが参加した角島(つのしま)大橋(山口県下関市)観光ツアーが 11 回入り、益田の姉妹都市・大阪府高槻市との交流で関係者が行き来したことも功を奏したという。 協議会メンバーらは 22 日、最終便搭乗者に地域の特産品を贈り、「また利用してください」と呼びかけた。 協議会は 11 月、運航する全日空に大阪便の期間延長や定期運航の再開などを要望する。 今回の目標達成も大きな交渉材料になりそうだ。 (伊藤周、asahi = 8-24-16) ◇ ◇ ◇ 夏休み限定、空港往復利用の子どもに 1 万円助成 石見空港(島根県益田市)周辺自治体などでつくる「萩・石見空港利用拡大促進協議会」は 16 日、夏休み中に羽田線の利用を促そうと、子どもを対象にした夏季限定の運賃助成を始めた。 今年度は利用が伸び悩んでおり、夏場の利用増を狙う。 助成は 8 月 31 日まで。 益田、浜田市など同空港の周辺 6 市町の在住者と出身者のうち、15 歳以下が対象。 期間中に羽田線を往復で利用すれば、1 万円を助成する。 同協議会では 200 人の利用を見込んでいる。 羽田線の利用者は熊本地震の影響などで首都圏からの団体客が落ち込み、4 - 6 月の利用者は計 2 万 6,086 人(前年同期比 84% )にとどまっている。 協議会事務局の益田市空港対策室は「夏場は団体客が少ないシーズンで、家族連れら個人客を取り込んで巻き返したい」としている。 このほか、運航日数が前年より 28 日少ない 18 日間に削減される大阪線(8 月 5 - 22 日)では、6 市町の在住者と出身者を対象に片道 2,500 円を助成する。 問い合わせは、同協議会事務局 (0856・23・0990)へ。 (yomuri = 7-17-16) 再生エネ、消費量の 25% 島根県内の 15 年度 バイオマス伸びる 島根県は 22 日、2015 年度末での再生可能エネルギーによる県内の年間発電量が 14 年度末より 20% 増えて 13 億 1,000 キロワット時になったと発表した。 県内電力消費量に対する割合は 25.5% となった。 県は 19 年度末に再生可能エネルギーによる発電量の割合を 30.4% に引き上げる目標を立てており、今後は風力や住宅用太陽光発電の普及に力を入れる。 発電設備別の出力では木質バイオマス発電が大幅に増えた。 県内 2 カ所に発電施設を新設したことで、発電出力がゼロから 1 万 8,950 キロワットになった。 風力発電は 19 年度末目標値の約半分の 12 万 8,254 キロワットにとどまった。 県は環境への配慮などとともに「普及により地域活性化の効果も出てきた(地域政策課)」と指摘する。 木質バイオマス発電の新規稼働により林業事業者などで 85 人の新規雇用が生まれた。 太陽光発電を導入した NPO 法人などは売電収入を高齢者への配食サービスや地域で行われるイベントの支援などに充てている。 (nikkei = 8-23-16) 学生バイト、3 割が「ブラック」 … 島根労働局 サービス残業や長時間労働などを強いる「ブラックバイト」の社会問題化を受け、島根労働局が、島根県内の学生アルバイトの労働条件に関する実態調査を初めて行った。 発表された結果からは、アルバイト経験のある学生の約 3 割が、労働条件を巡るトラブルを経験していた実態が浮き彫りになった。 調査は 6 月、島根大や県立大短期大学部、松江高専の学生を対象にアンケートで実施し、523 人から回答を得た。 発表によると、アルバイト経験者は全体の 67.7% にあたる 354 人。 アルバイト先は、スーパーマーケット (19.1%) が最も多く、居酒屋などを除くチェーン飲食店 (12.0%)、居酒屋 (11.7%)、学習塾 (11.1%) と続いた。 トラブルがあったのは、アルバイト経験者の約 3 割にあたる 107 人。 トラブルの内容を複数回答で尋ねたところ、労働基準法違反の疑いがあるものでは、「労働時間が 6 時間を超えても休憩時間がなかった」、「準備や片付けの時間の賃金不払い」が目立った。 同法以外の法令違反の疑いがあるのが、「採用時に合意した以上に勤務させられた」、「採用時に合意した仕事以外の仕事をさせられた」、「給与明細書をもらえなかった」などがあった。 また、労働基準法では、雇用者が被雇用者と労働契約を結ぶ際、賃金や労働時間などの条件が記載された書面を交付するよう義務づけられているが、アルバイト経験者の半分以上にあたる 197 人が受けていなかった。 アルバイトによる学業への支障についても、アルバイト経験がある約 1 割の 38 人が「ある」と回答。 具体的には、「休む場合、自分で代わりを探す必要があった」、「テスト前に勤務を強制された」などの意見が出た。 県内でも学生アルバイトに対し、違法とみられる労務管理の実態が明らかになり、同労働局の安田幸次監督課長は「雇用者に法律順守を呼びかけるだけでなく、働く側の学生にも法律の知識を身に付けてもらうため、学校に啓発を促していきたい」としている。 (宮地恭平、yomiuri = 8-21-16) 看護師の願い 夜間看護用ライトを開発 島根大 ![]() 島根大は、夜間看護で耳に掛けて使う LED ライトを開発したと発表した。 ハンズフリーで、患者に気兼ねせずに手元を照らす明かりが欲しいという同大医学部付属病院の看護師の願いが形になった。 出雲市内の企業との共同開発で今秋の商品化を目指すという。 「入院患者にとって急に照らされるライトはまぶしく不快。 でも、おむつ交換や口の中のケアなど夜間に両手を使った細かい作業は多い。 両立させるようなライトが欲しい。」 そう思っていた看護師の矢野牧江さん (57) は 2 年前の秋、大学が医学部と付属病院の職員を対象に実施した医療機器の開発用のアンケートに要望した。 懐中電灯を使っている普段の業務経験を元に、耳掛け式なら視線とライトの照らす方向が重なり、両手で作業に集中できると考えたからだ。 (asahi = 8-21-16) 日本製紙 島根県に新工場 次世代の素材 CNF 生産へ 製紙大手の日本製紙は島根県江津市に新たな工場を建設し、木材などの植物から作られる次世代の素材で、将来的に幅広い分野での活用が期待されている「セルロースナノファイバー」の生産を始めることになりました。 発表によりますと、日本製紙は島根県江津市に設けている事業所内に、およそ 11 億円かけて新たな工場を建設し、セルロースナノファイバーと呼ばれる次世代の素材の生産を始めるとしています。 セルロースナノファイバーは、木材や稲わらなどから植物を形づくる繊維のセルロースを、特殊な技術で取り出したものです。 髪の毛の 5,000 分の 1 から 1 万分の 1 ほどの細さで、軽くて丈夫なうえ、混ぜると粘りけが出る特徴があることから、自動車部品のほか介護用品や食品など、将来的に幅広い分野での活用が期待されています。 日本製紙の新工場は来年 9 月に完成する予定で、当面 1 年間に 30 トンのセルロースナノファイバーを生産し、食品や化粧品向けとして出荷するということです。 また、新工場の完成に合わせて新規の採用も検討するとしています。 これについて、江津市商工観光課は「将来性の高い素材の生産が地元で始まることを歓迎したい。 雇用の拡大にもつながることを期待している。」と話しています。 (NHK = 8-18-16) 竹島問題「関心ある」 5 年ぶりに 7 割達せず … 「変化の出発点」と警鐘 島根 「竹島をめぐる問題に関心がありますか」という問いに「関心がある」と答えた島根県民の比率が、5 年ぶりに 7 割を下回った。 韓国の不法占拠が続く竹島を県域に持つ島根県が毎年実施している県政世論調査の結果を受け、県竹島問題研究顧問を務める佐々木茂さん(日本近代史)は「新たな変化の出発点かもしれない」と警鐘を鳴らす。 ■ 関心の低下 松江市の島根県竹島資料室で開かれた県主催の「竹島問題を考える講座」。 佐々木さんは「竹島問題研究の現状と啓発 〜"次世代への継承" に応えるためには〜」と題して講演した。 その中で、佐々木さんが問題視したのは、昨年の県政世論調査結果。 竹島問題に対する関心の有無を尋ねた問いに対し、「ある」と回答したのは、「大いにある」、「多少ある」を合わせ 69.5% だった。 「関心がある」との回答は、平成 23 年の調査でそれまでの 6 割台を突破して 71.0% となり、26 年までの 4 年間は 7 割台を維持。 特に、韓国の李明博大統領(当時)が竹島に上陸した 25 年は過去最高値の 78.5% に。 佐々木さんは「6 割台への転落が『誤差』かどうかは、来年以降の変化をみる必要があるが、新たな変化の出発点だと注目できる」とする。 ■ 教育の充実を 国の領土教育をめぐっては、平成 20 年に文部科学省が「中学校学習指導要領解説・社会編」で、竹島に関し「北方領土と同様に我が国の領土・領域について理解を深めさせる」と明記した。 以降、25 年には有識者懇談会が、領土・主権に関する国民理解を深めるため、教育の重要性を指摘。 文科省や領土・主権対策企画調整室を中心に、領土教育の充実を図っている。 一方、島根県は 17 年に制定した「竹島の日条例」を踏まえ、21 年度以降、県内すべての小・中学・高校・特別支援学校で竹島に関する学習を実施。 リーフレットや DVD などの制作、作文コンクールの開催などハード・ソフト両面で取り組みを展開している。 佐々木さんは「戦争体験と同様、竹島問題も語り部を育てる必要がある」と提言。 そうした努力が、若い世代を中心に竹島への関心を高めることにつながると期待する。 県竹島対策室の大西安伸室長は「世論調査の数字はきちんと受け止め、関心が高まるよう工夫を凝らしつつ、粘り強く地道に活動を続けたい」と話している。 (小林宏之、sankei = 8-16-16)
「たたら」で観光振興チーム 島根の雲南・安来・奥出雲の官民 島根県の雲南、安来両市と奥出雲町の官民で組織する「鉄の道文化圏推進協議会」は、日本遺産の「出雲国たたら風土記〜鉄づくり千年が生んだ物語〜」を観光振興に生かすプロジェクトチームをこのほど発足した。 ロゴマークやプロモーション映像による情報発信などを通じ、観光客が広域で周遊する環境を整備する。 歴史文化の「学び」を観光に取り入れるため、人材育成に着手する。 ガイドが務まるだけの専門知識や地域の観光情報を習得する「たたら伝承者養成講座(仮)」を始める。 全国の大学生を対象に、座学とフィールドワークを実施する計画だ。 圏域には「和鋼博物館(安来市)」、「奥出雲たたらと刀剣館(奥出雲町)」など多数の関連施設が点在している。 統一感を持たせるために、各施設の展示解説パネルを整備して共通サインの導入に取り組む。 (nikkei = 8-13-16) 全国高校生自然環境サミット 森、里、海のつながり考える 吉賀/島根 環境学習に取り組む高校生が集い、フィールドワークや情報交換を通して「自然との共生」を考える「第 17 回全国高校生自然環境サミット」が 8 日、吉賀町で始まった。 環境学習に関わる高校の所在地で持ち回りで開催され、今回のホスト校は県立吉賀高校。 全国各地の14校から約 45 人が参加した。 最終日の 10 日には、川や海、湿地など水環境についてどんな活動をしていくかを盛り込み、「環境宣言」を発表する。 吉賀高では、2、3 年生の選択科目として環境学習「グリーンライフコース」がある。 履修者や生徒会役員らを中心に実行委員会をつくって準備を進め、高津川を舞台に森と里、海のつながりを考えることを今回のサミットのテーマに据えた。 フィールドワークやワークショップの進行・説明役、飲料水や調査に必要な道具の運搬など、全校生徒 87 人のほとんどが何らかの形で関わっている。 初日は、高津川水源の大蛇ケ池や、山口県側の深谷川などを見学した。 3 年の松田孝頼さん (18) ら 3 人が、高津川のように水源を特定できる 1 級河川が珍しいことや、約 1 万 - 3 万年前の地殻変動に伴い、水源の上流部分の深谷川や宇佐川が錦川に奪われた「河川争奪」などについて説明。 夕食後には各校の取り組みを発表した。 2 日目は、3 班に分かれて吉賀町内の川や田んぼの生物調査、キノコ調査をしてから、益田市の津田海岸で合流。 ハマグリの生息状況を調べ、森と川、海のつながりについて理解を深める。 開会式では、3 年の実行委員長、正中(しょうじゅう)かおりさん (17) が「いろいろな人と触れ合ってほしい」などとあいさつした。 (横井信洋、mainichi = 8-9-16) 島根富士通で初のタブレット組み立て教室 記事コピー (8-8-16) コマースデザイン、島根県の楽天出店者に半額でコンサルティングを行うサービス
EC コンサルティングのコマースデザインは 8 月 3 日、島根県と連携し、2016 年 10 月 - 2017 年 3 月までの 6 か月間、島根県のネットショップを対象に売上アップ支援のためのコンサルティング事業を実施すると発表した。 通常約 8 万円の月額費用のうち、半額を島根県が負担。 EC 事業者は実質、月額 3 万 9,000 円(税抜)で売り上げアップの支援を受けることができる。 島根県はインターネット通信販売による県産品販路拡大の取り組みを推進するため、ネットショップ運営技術の向上を図る事業に取り組んでいる。 ネットショップ・コンサルティング・サポート事業は今年で 4 回目の実施。 対象は島根県に本社があり「楽天市場にすでに出店している事業者」 3 社。 半年間コンサルティングを行い、広告費をかけずに月次ベースの売上高を伸ばし、一定の利益を確保しながら成長軌道に乗ることをめざす。 (ネットショップ = 8-4-16)
「祝い膳」試食会 戦国時代の料理再現 島根・益田
益田の国人領主、益田藤兼・元祥(もとよし)父子が 16 世紀、戦国大名の毛利元就を接待した「祝い膳」を再現した料理の試食会が、益田家の菩提(ぼだい)寺でもある万福寺(益田市東町)であった。 市内の食品製造業者らの有志でつくる「益田『中世の食』再現プロジェクト」が主催し、市民ら 24 人が味わった。 来年 2 月には市内で、食のイベント「歴食 JAPAN サミット益田大会」が開催される。 献立は古文書「益田家文書」の記述に基づき再現。 イカの刺し身や、トビウオのはんぺん「はむ」、アユやサケの薄塩引き、ゴボウの煮物、奈良漬けなどを提供した。 父子が 1568 (永禄 11)年に安芸国(広島)に毛利元就を訪ねて振る舞ったという。 当時はしょうゆの代わりに、酒やカツオ節、梅干しなどで作った「煎り酒」を刺し身や「はむ」の味付けに用いた。 今回は、この煎り酒も再現した。 家族 4 人で訪れた市立吉田小学校 5 年、谷上こころさん (10) は「はむがおいしかった」と話していた。 再現プロジェクトは 2008 年、代表を務める市内の造り酒屋「右田本店」の杜氏(とうじ)、右田隆さん (38) や豆腐、調味料の製造業者らで結成。 寺院での音楽イベントや観光ツアー、歴史講座などとの連携で「祝い膳」を提供したり、小学校で中世の食に関する食育をしたりしている。 右田さんは「歴史と食に対する観光客の関心は高まってきている。 市民にもよく知ってもらえれば。」と話している。 「歴食 JAPAN サミット益田大会」は歴史的なストーリーのある食の再現に取り組む関係者が集うイベントで来年 2 月 26 日に開催。 市や再現プロジェクトなどでつくる実行委が主催する。 再現プロジェクトは今春から大会に備え、配膳役のボランティア「おもてなし女子」の育成も進めており、試食会は研修も兼ねて実施された。 (横井信洋、mainichi = 8-3-16) 特産のブドウの押し寿司販売へ 益田翔陽高生原案 益田市の県立益田翔陽高校の生徒が考えたレシピを元にした「益田ブドウの押し寿司」が 8 月 1 日、地元スーパーで売り出される。 生徒たちが育てた特産のデラウェアを皮ごと米と炊き込んだのが特徴。 規格外や生食に向かないブドウの有効活用も狙いの一つだ。 きっかけは昨年 10 月の高校生のアイデア料理コンテスト「第 1 回食の縁結び甲子園(中国・四国大会)」。 生物環境工学科の当時の 3 年生 3 人が学校で育てたデラウェアを使ったごはんや牛肉のブドウ煮など「食縁奇縁ランチ」を出した。 入賞は逃したものの、県西部農林振興センター益田事務所がレシピに注目。 地域の特産を広く知ってもらう契機にと、地産地消を進めるスーパーのキヌヤと学校に商品化を持ちかけた。 レシピを元に濃赤色の酢飯にし、エビや金糸たまご、ブドウの果実部分をトッピングしている。 先輩 3 人から引き継いだのは生物環境工学科 3 年で「規格外果樹の有効利用」を課題で研究する田中春菜さん (17)。 総菜担当者や JA などが加わった検討会にも参加し、「ブドウの存在感を出したい」と意見を出し、果実を皮ごと炊き込むアイデアやパッケージデザインも採用された。 「甘みと酢のバランスも良い自信作。 地域の特産を多くの人に知ってほしい。」と話す。 学校がするのはブドウを収穫し、洗って冷凍保存しキヌヤに納めるまで。 1 日から益田市の中吉田、東町、遠田、西益田、緑ケ丘の 5 店舗で、原料のブドウ 200 キロがなくなるまで販売する。 8 月末から 9 月中旬ごろまでと見込む。 90 グラム 2 個入り、税込み 268 円の予定。 (伊藤周、asahi = 7-30-16) 鳥取砂丘でポケモン探して 平井知事「迷惑にならない」 ポケモン GO の利用者が国内各地で増えるなか、鳥取県の平井伸治知事は 24 日、問題が起きていないか確認しようと、鳥取砂丘(鳥取市福部町)を視察。 「砂丘は広々としていて、他の人の迷惑にもならない。 この雄大な自然も楽しみながら探検してほしい。」と砂丘を PR した。 ゲームに詳しい地元男性らに解説してもらいながら、スマホを借りてポケモン GO にも挑戦。 画面に突然現れたポケモン「マダツボミ」を捕まえ、「ゲットだぜ」と歓声を上げた。 県によると、鳥取砂丘では大きなトラブルは起きていないという。 (柏樹利弘、asahi = 7-24-16) ◇ ◇ ◇ 【ポケモン GO】 出雲大社がプレー禁止に 世界中で話題のスマートフォン向けゲーム「ポケモン GO (ゴー)」の国内配信が始まった 22 日、日本屈指の伝統を誇る出雲大社(島根県出雲市)はホームページ (HP) 上で、境内や周辺の社有地などでポケモン GO の使用を禁止するとの告知を出した。 (sankei = 7-22-16) 国内最大の銅鏡など展示 出雲・荒神谷博物館で「伊都国」特別展 「魏志倭人伝」に登場する「伊都国」を取り上げた特別展が、島根県出雲市の荒神谷博物館で開かれている。伊都国の王墓とされる遺構から見つかった国内最大の銅鏡など約 100 点の遺物を展示している。 また、伊都国があったとされる福岡県糸島市と出雲地方の施設が現代に交流を深める「出雲 ⇔ 伊都国プロジェクト」が、本展開催を機にスタートした。 特別展は、出雲市の荒神谷遺跡から銅剣が 358 本見つかってから 30 周年を迎えた平成 26 年度に、記念事業として始めた「魏志倭人伝シリーズ」の第 3 弾。 今回は、出雲国との関係も指摘される伊都国にスポットを当て、「伊都国・大鏡と女王のクニ」と題して開催している。 国内最大の直径 46.5 センチの銅鏡「内行花文鏡」をはじめ、長さ 70 センチの「素環頭大刀」、ガラス製の勾玉(まがたま)やメノウ製の管玉など平原遺跡 1 号墓の出土品(一括して国宝に指定)を展示。 魏志倭人伝の中で、邪馬台国以外では唯一、王の記述がみられる伊都国の全容に迫っている。 坪内実加学芸員は「魏志倭人伝の謎解明には、伊都国がキーポイント」と話している。 (sankei = 7-23-16)
パナソニック、島根への拠点集約を発表 太陽電池関連 パナソニックは 20 日、2017 年 4 月をメドに太陽電池関連製品の生産拠点を集約すると正式に発表した。 太陽光で作った直流の電気を交流にするために使うパワーコンディショナー(電力変換機)を製造する国内 3 拠点のうち、栃木県内の工場は閉鎖して、生産を島根県内の工場に移す。 拠点を集約し、需要が低迷する太陽電池事業の収益性を高める。 閉鎖するのは子会社のテクノデバイス(栃木県真岡市)。 今後労働組合と協議して正式に決め、同社の約 80 人の従業員は他の事業所に配置転換する方針だ。 パワコンの生産は島根三洋電機(島根県雲南市)に統合する。 テクノデバイスが生産している空調機器向けの電子機器は宇都宮市の工場で引き継ぐ。 (nikkei = 7-20-16) 出雲農林高生考案のレシピ、ホテルのレストランに 島根 出雲市の県立出雲農林高校の生徒が考案したメニューが JR 出雲市駅前のホテルのレストランでデビューした。 3 年生の橘咲季さん (18) が考えた「ナゲット風やわらかみそ風味チキン」。 鶏肉を生クリームとみそでしっかり漬け込み、オリーブ油で焼き上げた。 ヘルシーながらボリューム感があるのが特徴だ。 試食会で野口武人副市長は「焼いたみその香ばしさとマイルドな味が絶妙」と絶賛。 橘さんは「初めて考えたレシピが多くの人に食べてもらえるのはびっくりしたし、とてもうれしい」と話した。 昨年度の牛乳・乳製品利用料理コンクール県大会(県牛乳普及協会主催)で最優秀賞に選ばれたのがきっかけだ。 もともと学校が課題研究などで連携している松江市のホテル一畑に相談し、同じグループのツインリーブスホテル出雲(出雲市駅北町)のレストラン「カメーリア」でランチメニューに採用された。 スープやライス、デザートがついて 780 円(税込み)。 (今林弘、asahi = 7-16-16) ニッポ−、島根に研究拠点 ハウス用制御機器開発、工場も増強 電子制御機器のニッポー(埼玉県川口市)はビニールハウス内の温度や湿度、日射量などを管理する環境制御機器の研究開発拠点を、島根県出雲市に開設した。 併せて、主力工場の島根工場(島根県奥出雲町)で 1 億 1,100 万円を投じ、11 月に生産設備を増設する。 島根県内では今後 3 年間に 11 人を新規雇用する計画だ。 島根県、奥出雲町、出雲市との間で新規投資に関する覚書を結んだ。 施設園芸は収量増大のため、緻密な環境管理が求められるようになってきている。 同社は温度や湿度の感知技術を生かし、高精度の新製品開発に取り組む。 無線技術と温度湿度管理を連動させ、ハウスの遠隔管理システムの機能も高める。 同社の 2016 年 3 月期の売上高は 14 億 6,000 万円。 生産増強により 5 年後には 25 億円を目指す。 現在は OEM・ODM (相手先ブランドによる生産・設計)が約 7 割を占めるが、若槻憲一社長は「開発力の強化で、今後は自社ブランド商品の拡大に力を入れる」と話した。 (nikkei = 7-14-16) 島根情報処理センター、業務ソフト本格参入 県外受注を拡大 ソフトウエア開発の島根情報処理センター(島根県出雲市)は 2017 年 5 月にサーバーやセキュリティー設備を増設して企業向け業務アプリの開発を強化する。 今後 4 年間で 11 人を新規採用し、出雲市内の IT (情報技術)企業と共同で島根県外からの受注拡大に合わせて取り組む。 8 日に出雲市、島根県と新規設備投資に関する覚書を結んだ。 同社は住民情報や介護保険、人事給与など行政向けのソフト開発を事業の柱とする。 4,000 万円の設備投資で、企業向け業務ソフトやアプリ開発に本格参入する。 15 年 4 月に出雲市内の IT 企業が集まって共同受注のために設立した「チーム出雲オープンビジネス協議会」を通じ、新市場の開拓にも力を入れる。 22 社が加盟する同協議会は約 200 人の IT 人材を抱えており、個別企業では対応が困難な大口業務の受け皿になる。 同社の 15 年 9 月期の売上高は 5 億円で、3 年後に 6 億円を目指す。 人員増でオフィスが手狭となるため、17 年 5 月には本社近辺に建設中のビルにオフィスを移転する。 「IT 企業の社員は将来、端末さえあればどこでも仕事ができるようになる(北村功社長)」と考え、新築ビルを借り入居する。 (nikkei = 7-9-16) |