島根県の「離島」で女性弁護士が事務所開設 「弁護士ゼロワン」地域が解消 地方裁判所の支部単位でみて、弁護士が 1 人もいない地域を「弁護士ゼロ地域」、1 人しかいない地域を「弁護士ワン地域」と呼ぶ。 日本弁護士連合会はその解消に取り組んできたが、最後の弁護士ワン地域だった島根県隠岐の島町(おきのしまちょう)に 7 月 5 日、新たに弁護士 1 人が事務所を開き、日本全体で弁護士ゼロワン地域がなくなった。 隠岐の島町で「隠岐ひまわり基金法律事務所」の所長に就任したのは、佐々木久実弁護士(28 歳)。 弁護士ドットコムニュースの取材に対して、「弁護士への権威的なイメージを脱却し、事務所に来てもらうという姿勢ではなく、むしろ自分から悩みを抱える人たちのもとに出向いていきたいですね」と、意気込みを語った。 「離島という狭いコミュニティの中では、弁護士に相談したら相談内容が隣人にも伝わってしまうのではないかと不安に思って、相談できない人もいるようです。 そうした島の方々に対して『秘密は守るので大丈夫』と伝えていきたいと考えています。」 隠岐の 3 町 1 村を管轄する隠岐地域の松江地裁西郷支部管内は、昨年 2 月以降、弁護士が 1 人しかいなかった。 利害が対立する事案では、それぞれの当事者の代理人となる弁護士が最低 2 人必要だ。 そのため、当事者のどちらかは本土側の弁護士に依頼しなければならないなど、地域住民の負担が大きかった。 「今までは弁護士が 1 人しかいなかったので、トラブルが起こっても、利益相反で、弁護士に依頼できない人もいました。 そういう人たちの助けになりたいと考えています。 また(高齢化が進む)隠岐の島では、成年後見のニーズが増えています。 その担い手の 1 人としても頑張りたいですね。」 弁護士ゼロワン地域の解消にあわせ、日弁連の村越進会長はコメントを発表。 「全国各地の司法アクセスを容易にし、あまねく『法の支配』を行き渡らせるために、引き続き弁護士過疎・偏在地域の解消に全力を挙げて取り組む」と表明した。 (弁護士ドットコム = 7-5-15) 前 報 (8-25-14) 島根商品券ドタバタ再び 引き替え場所の誤り、1 カ月半訂正せず 島根県は 2 日、1 日から利用可能となっている県外者向けのプレミアム宿泊券とおみやげ券の引き換え場所について、当初の「県外のコンビニエンスストア(ファミリーマート)」から「県内を含む全国のコンビニエンスストア(同)」に訂正すると発表、「事実と違う説明をしていた」と謝罪した。 発券ミスなどがあった同県のプレミアム付き商品券でまたドタバタぶりが明らかになった。 県によると、5 月 8 日の記者発表時にコンビニの機器での引き換えは県外のみと説明。 その後、同機器で県内だけを排除して発券することができないことを 5 月 18 日に把握。 ところが、この日の発表までの約 1 カ月半、訂正せずに当初の説明を続けていたという。 県は「県民に購入できるとの誤解を与えたくなかった」などと釈明している。 (sankei = 7-3-15) ◇ ◇ ◇ あれれ … 島根県のプレミアムおみやげ券、10 万冊超売れ残り、7 月再募集へ 島根県が発行する県外者向けの「プレミアム宿泊券・おみやげ券」の申し込み受け付けを締め切ったところ、おみやげ券が、用意した 13 万 3,333 冊の 2 割程度の 2 万 8,123 冊の申し込みにとどまり、10 万 5,210 冊の売れ残りが出たことが分かった。 県は急遽、7 月早々にも再募集する方針を固め、PR 方法などを含めて検討を始めた。 県によると、2,500 円で 5 千円分利用できる宿泊券と、3,500 円で 5 千円分使えるおみやげ券を、それぞれ今月 15 日まで申し込み受け付け。 今回、宿泊券(1 枚 5 千円分)は 10 万枚発行予定で、1 万 9,058 人が 10 万 4,191 枚を申し込んだ。 予定数を超えたが抽選は行わず、全員に購入してもらうことにした。 一方、おみやげ券(1 冊 = 千円券 x 5 枚)は 13 万 3,333 冊を発行予定で、1 万 2,431 人が 2 万 8,123 冊を申し込み。 10 万 5,210 冊が残った形となっている。 県しまねブランド推進課は「県外向けの PR が十分でなかった。 宿泊券は目標に達しており、(おみやげ券の購入層の)日帰り客に対する売り込み方法などを考えたい。」 溝口善兵衛知事も 19 日の会見で「(再募集の)7 月上旬開始を調整中で、より購入しやすい方法を取れないか検討中だ」などと語った。 プレミアム付きの宿泊券や土産券をめぐっては、隣の鳥取県が 4 月に発売したところ、わずか 4 分で完売するなど過熱ぶりが話題になっていた。 (sankei = 6-20-15) ◇ ◇ ◇ 島根県、県外在住者限定のプレミアム付き商品券 島根県は県外在住者に限り購入できる 2 種類のプレミアム付き商品券を発行すると発表した。 地方創生関連の国の交付金を活用した事業で、額面 5 千円の「宿泊券」を 2,500 円で、同 5 千円の「おみやげ券」を 3,500 円でそれぞれ販売する。 地域外の人に島根で消費してもらい、地域経済活性化に役立てる。 宿泊券は 16 万枚発行する。 購入限度額は 1 人当たり 6 枚。 おみやげ券は 1 千円券 5 枚を 1 冊にして、計 13 万 3,333 冊を販売、購入上限は 1 人 4 冊とする。 7 月から 2016 年 1 月まで県内の宿泊施設や物販店、道の駅などで使用できる。 インターネットとはがきによる予約が必要で、6 月中に受け付ける。 宿泊券は 10 月にも追加募集を計画している。 インターネットのオークションなどへの出品を防ぐため、購入に際しては転売をしない旨の同意を求める。 (nikkei = 5-20-15) 島根原発 「流量計」の検査で虚偽記録 低レベル放射性廃棄物 松江市にある中国電力島根原子力発電所で低レベル放射性廃棄物を処理する際に使う計測器を巡り、社員が実際には受けていない検査のうその記録を作成していたことが分かり、島根県と松江市は立ち入り調査をして再発防止を求めました。 これは中国電力の苅田知英社長が 30 日午後、松江市内で記者会見し明らかにしました。 それによりますと、原発で発生した低レベル放射性廃棄物を固める処理をする際に使う水の「流量計」を巡り、実際にはメーカーの検査を受けていないのに、中国電力の社員が検査を受けたように装ってうその記録を作成していたということです。 この流量計に異常があった場合、水の影響で廃棄物が専用の容器から漏れ出すおそれもあり、半年に 1 度、検査を受けることになっています。 これまでに漏えいなどはないということですが、おととし 11 月から去年 10 月にかけて 4 回に渡って検査を受けたように装っていて、この社員は「検査に出すことを忘れていた」などと説明しているということです。 この問題で島根県と松江市は 30 日夕方、島根原発の立ち入り調査を行い、問題の流量計や、低レベル放射性廃棄物の貯蔵の状況などを確認しました。 島根県の溝口知事は「大変遺憾です。 原因を究明して再発防止に全力で取り組んで欲しい。」と話しています。 島根原発では 5 年前に多数の機器で点検漏れが明らかになり、中国電力が再発防止を進めていました。 (NHK = 6-30-15) NEC、島根県・津和野町で土砂斜面の危険度を予測する実証実験 NEC は 29 日、島根県・津和野町で、土砂に含まれる水分量を解析することで、土砂斜面の崩壊の危険度を高精度に算出するための実証を開始したと発表した。 この実験は、NEC が開発した土中の水分量から土砂斜面の崩壊の危険度を、リアルタイムに把握できるデータ解析技術を利用する。 また、「振動センサ」を用いた検証も行う。 NEC は、土砂が物体同様、重量・構造・材質等の性質により異なる振動特性を有する可能性があることに着目し土中の水分量により変化する「土砂の重量」・「土中の水圧」・「土砂の粘性」・「土砂の摩擦」と土砂の振動特性に相関関係があることを発見したという。 今回、実フィールドにて、振動特性と発見した相関関係から、土砂斜面の崩壊の危険度を把握できるか検証を行う。 (ZUU = 6-29-15) 島根県、直近 2 地区の住民にヨウ素剤配布 島根県は 27 日、中国電力島根原発(松江市)の半径約 5 キロ圏内の住民を対象に、事故時の甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素剤の事前配布を始めた。 島根原発は、全国で唯一県庁所在地にある。 県によると、27 日と 28 日は原発の直近 2 地区に住む 3 歳以上の約 800 人が対象で、8 月以降、5 キロ圏内の他の地区の住民約 1 万人にも順次配布する予定。 27 日の会場となった松江市鹿島町御津地区にある御津公民館では、医師らが住民のアレルギーの有無や病歴などを問診。 問題のない人に年齢に応じて 1 - 2 錠ずつヨウ素剤が配られた。 (デイリースポーツ = 6-27-15) 島根の魅力 全国に発信 写真投稿・閲覧サイト開設 たくさんの投稿写真で島根の魅力を全国に発信しようと、島根県出雲市出身のウェブデザイナー大国洋子さん (36) = 大阪市在住 = が、県内で撮影した写真を投稿・閲覧するウェブサイト「しまねのマロウサギ」を開いた。 お気に入りの風景や行事、人物などを自由に送ってもらい、島根ファンを増やす考えだ。 大国さんは大阪の専門学校でウェブデザインなどを学んだ後、里帰りして県内企業や団体、公共施設のウェブサイトのデザインを手掛けた。 結婚を機に再び大阪に移り、2013 年に県から島根を宣伝する遣島使に任命された。 サイトには、スマートフォンの写真共有アプリ「インスタグラム」を使い、コメント欄に「♯しまねのマロウサギ」と書き込んだ写真を投稿する。 5 月 27 日の開設以来、JR 山陰線から写した風景や夕日に照らされた宍道湖などが寄せられているという。 ウェブサイトとは別に、交流サイト・フェイスブック内にも専用ページを設け、写真を閲覧できるようにしている。 今後は大国さんが写真を選抜し、コメントを付けて紹介する専用ページをつくるなど改良していく。 大国さんは「県内のさまざまな場所で撮られた写真を見て、足を運ぶ人が増えれば、うれしい」とサイトの利用を呼び掛ける。 (山陰中央新報 = 6-26-15) スタバ開店 1 カ月、連日の行列 鳥取、すなば珈琲も盛況 鳥取県内初のスターバックスコーヒーの店「シャミネ鳥取店」が JR 鳥取駅南側に開店し、23 日で 1 カ月。 連日にぎわいが続く一方、便乗した県の「勝手にスナバキャンペーン」の効果はあまり出ていない。 地元のすなば珈琲(コーヒー)は独自対策の効果もあり、盛況という。 開店初日は千人が行列を作ったシャミネ鳥取店。 店によると、ほぼ毎日、行列ができるという。 日曜の 21 日午後 4 時ごろも 30 - 40 人が並び、店内外の客席に 50 人以上が座っていた。 同級生 4 人とテラス席で話し込んでいた鳥取看護大 1 年の徳永友紀乃さん (18) はオープン以降、5、6 回利用しているという。 「外もゆったりしていて過ごしやすいですね」と気に入った様子。 ドライブスルーにも 10 台余りが車列を作っていた。 うち 4 台は店の前の国道 53 号にはみ出た状態だ。 岡山、姫路など県外ナンバーの車もあった。 川内幸尚店長 (36) は「想定以上のお客さんが続いている」と話す。 従業員は 33 人だが、県外の店舗から 7、8 人の応援を受け、午後 2 - 3 時などの混雑時には 14、15 人で対応している。 このままの客入りが続けば 10 人程度の新規採用を検討するとしている。 売れ筋はチョコレートクランチフラペチーノとストロベリークリームフラペチーノだが、「ブラックを頼む人も多い印象。 コーヒーを好きな方が多いと感じる。」 ■ 砂丘の観光客、ほぼ前年並み 「勝手にスナバキャンペーン(5 月 23 日 - 6 月末)」は、県がスタバの進出に合わせて始めた。 鳥取砂丘など県内の砂丘(スナバ)に観光客を呼び寄せる企画で、目玉が 1 等で 10 万円相当の鳥取和牛オレイン 55 やスイカなどがあたるくじ引き。 キャンペーン予算の 9 割を占める 320 万円を投じている。 鳥取砂丘(鳥取市)のそばにある鳥取砂丘情報館に県内の観光施設の割引特典などがついた冊子「トリパス」を持参すると引ける。 県観光戦略課によると、21 日までに 1,948 人がくじを引き、1 等が 4 本出た。 当てた人は鳥取市、倉吉市、広島県、長野県の人という。 一方、鳥取砂丘を訪れた人は 5 月 23 日からの 1 週間で 1 万 7,057 人(暫定値)とキャンペーンが報道される前の前々週に比べ約 14% 増えたが、前年同期と比べると約 9% 減。 30 日 - 今月 5 日も約 8% 減で、6 - 12 日はほぼ前年と同じだった。 同課の担当者は「北陸新幹線の開通などに観光客が取られた影響が考えられる。 キャンペーンをしたから 9 割程度に踏みとどまり、前年並みになったと言えるかもしれない」と話す。 ■ 地元の喫茶店はキャンペーン奏功 スタバ進出に対抗し、地元の「すなば珈琲(コーヒー)」の鳥取駅前店は 5 月 23 - 27 日に大ピンチキャンペーンを実施。 スタバのレシートを持参した人にブレンドコーヒーを半額で提供するなどしたところ、通常の 4、5 倍の来客があったという。 今月 1 - 15 日にもオリジナルのコーヒーカップが当たるくじが引ける大感謝キャンペーンをし、通常の 4 倍の客を集めたという。 同店を運営するぎんりんグループの東田慶専務 (46) は「キャンペーンで来客増の勢いが続いている。 途絶えないよう、さらなる仕掛けを考えている。」と話した。 スタバの店から離れたところにある地元喫茶店には影響は出ていないという。 喫茶リメンバー(同市片原 3 丁目)の岡村朋子店長 (61) は「市役所近くまで来るとスタバのにおいを持ってくる人もいない。 これまで通りおいしいコーヒーとゆったりとした時間を提供したい。」と話した。 (柳川迅、asahi = 6-23-15) ◇ ◇ ◇ 島根を抜いて鳥取が日本一に! スタバ鳥取 1 号店が初日売り上げの過去最高記録を更新 鳥取県に 5 月 23 日オープンした「スターバックス コーヒー シャミネ鳥取店」の開店初日の売り上げが、同チェーンの国内最高記録を更新したことが取材で明らかになりました。 「スタバはないけど、日本一のスナバはある。(関連記事)」 県知事による名言も今や昔の話。 開店時には 1,000 人もの行列ができ、鳥取県民受け入れられたようです。 ターバックス コーヒー ジャパン広報は、この反響に対して、「記録更新が重要なのではなく、まずは地域のお客様に長きにわたって愛されるサードプレイス(自宅・職場・学校に次ぐ第三の場所)となることを、最も重要視しています。まずは店舗で提供するサービスの質を高め、愛されるお店作りに努めていきたいです」と冷静にコメントしています。 ちなみに、シャミネ鳥取店が記録を更新する前の一番は、島根県のシャミネ松江店だったそうです(その前の日本一は非公表)。 今回の記録更新は、島根に先を越された鳥取県民のオープンを祝う気持ちが爆発した結果だと言えそうです。 (林健太、ねとらぼ = 5-28-15) ◇ ◇ ◇ スタバあす鳥取進出 県など勝手にスナバキャンペーン ![]() スタバが来るなら勝手にスナバ - -。 大手コーヒーチェーン「スターバックスコーヒージャパン」のシャミネ鳥取店(鳥取市)が 23 日にオープンするのに合わせ、鳥取を PR する「勝手にスナバキャンペーン」を同日から県と、地元喫茶店有志 10 店が結成した「鳥取珈琲(コーヒー)文化振興会」が始める。 県産品があたるくじが引けるイベントをしたり、市内の喫茶店を紹介したりする。 21 日に発表会があった。 場所は鳥取砂丘(鳥取市)。 平井伸治知事がアラブの民族衣装で登場し、北条砂丘や弓ケ浜など県内各地の砂丘に触れ、(スタバ進出は)県にとって大事件だが、これからもスナバを愛していただきたい」と呼びかけた。 平井知事は「スタバはないがスナバ(砂丘)はある」と、47 都道府県で唯一スタバがないことを逆手にとって鳥取を PR してきた。 着ぐるみの砂かけ婆(ばばあ)も登場。 平井知事は「夜になるといさり火が立つ。 砂の向こうにはイカがある。 イカすな。」などとだじゃれを連発し、砂かけ婆に「臨時スナバー大使」の委嘱状を手渡した。 キャンペーンは 6 月 30 日まで。 特産品が当たるくじは、県内の道の駅や砂の美術館などに置いてある県内の観光施設の割引特典などがついた冊子「トリパス」を持ち、鳥取砂丘近くの鳥取砂丘情報館に行けば引ける。 1 等は 10 万円相当の鳥取和牛オレイン 55 やスイカ、ナシなどで、2 等以下は鳥取砂丘の砂で焙煎(ばいせん)した「砂コーヒー」や砂丘ラッキョウ漬けなど。 喫茶店紹介では、鳥取珈琲文化振興会に参加した「すなば珈琲」が市内の喫茶店を紹介するマップを作り、店内に置く。 振興会結成を記念し、22 日午前 10 時から JR 鳥取駅前のバードハットで加盟 3 店のコーヒーを試飲してもらうイベントを開く。 総務省の調査によると、鳥取市はコーヒーの 1 世帯当たり購入量が県庁所在地と政令指定市の中で全国 2 位(2012 - 14 年の平均)。 振興会の事務局を務めるすなば珈琲の運営会社の岡野英之さん (53) は「鳥取にはコーヒーをたしなむ文化があり、老舗の喫茶店もある。 消費量が 1 位になるよう盛り上げたい。」と話していた。 すなば珈琲鳥取駅前店では、23 - 27 日にスタバのレシートを持参した人にブレンドコーヒーを半額で販売するキャンペーンをする予定。 (柳川迅、asahi = 5-22-15) ◇ ◇ ◇ スタバ、最後の空白地「鳥取」に初店舗 ![]() スターバックス コーヒー ジャパンは 4 月 22 日、鳥取県で初めての店舗となる「シャミネ鳥取店」を 5 月 23 日にオープンすることを発表した。 シャミネ鳥取店は JR 鳥取駅の南側に位置し、ドライブスルーを併設しているので、「ショッピングの合間や通勤通学の途中など、時間帯を問わずさまざまなシーンで幅広い年齢層にご利用いただけるのでは(同社)」とのこと。 今回、鳥取県 1 号店のオープンを記念し、数量限定の記念タンブラー「鳥取タンブラー 12oz(350 ミリリットル、1,330 円、税別)」とマグカップ「鳥取マグ(400 ミリリットル、1,140 円、税別)」を店舗限定で販売する。 タンブラーとマグカップには「松葉がに」、「二十世紀梨」、「らくだ」、「おしどり(県の鳥)」など鳥取県を象徴する 7 つのアイコンが施されている。 また、シャミネ鳥取店のオープンに先駆け、5 月 9 日にはコーヒーのティスティングなどイベントを企画している。 参加費は無料。 同社は 2014 年 9 月、47 都道府県の中でただひとつ店舗がない鳥取県に出店する方針を明らかにしていた。 1996 年に東京・銀座に 1 号店を出してから約 20 年で全国に店を構えることになった。 (ITmedia = 4-22-15) ◇ ◇ ◇ スタバ、「最後の進出地」鳥取で試飲会 行列途切れず コーヒーチェーン大手のスターバックスが来夏、47 都道府県で最後に進出する鳥取県。 出店予定地の鳥取市で 13 日、移動販売車による試飲会があった。 「スターバックスラテ」と「カフェアメリカーノ」の 2 商品を無料提供。 初めての味を目当てに、予定していた 4 時間、途切れることなく行列ができた。 「スタバはないが砂場(鳥取砂丘)はある。」 知事が逆手にとって県を宣伝してきたが、試飲した市内の女性 (30) は「できたらできたでうれしい。」 (asahi = 12-13-14) 前 報 (9-12-14) 島根のゆるキャラ「しまねっこ」もプンスコしとる!
なにかとネット民にネタを提供しがちなあの県が、またしてもやらかして ・・・ いや、やらかされてしまいました。 事件が起こったのは、6 月 18 日にテレビ東京系列で放送された「ワールドビジネスサテライト (WBS)」。 番組の中で、島根県が鳥取県と間違えられるという悲劇が発生したのです。 これを受けて島根県観光キャラクターである「しまねっこ」がご立腹。 自らが PR する島根県が鳥取県と間違われたことを「にゃににゃにーーっ?」 「そろそろしまねっこもプンスコしたほうがいいのかにゃ? (#?-ω-)」とツイートしていました。 ちなみに「島根は鳥取の左側にゃ!」だそうです。 覚えやすいですね。 ちなみに問題の地図が表示された番組の内容は、先日ねとらぼでも取り上げたセブンイレブンの青森県進出について。 今回進出した青森県が赤く、いまだ空白県である鳥取県と沖縄県が緑色に塗りつぶされた地図が表示された ・・・ はずが、実際には島根県の位置が緑色に塗られ「鳥取県」と書かれていたのです。 隣接する県同士で字面もそっくり、人口も少ないためにネタになりやすい島根県と鳥取県ですが、"報道番組" で間違われるというまさかの事態に、Twitter 上では憤りのツイートが多くみられました。 (ねとらぼ = 6-22-15) 島根県、U ターン急増 14 年度は 3 倍の 390 人 島根県は 17 日、2014 年度に同県に U ターンした人の数が 390 人と、前年度の 3 倍近くに増えたと発表した。 I ターンした人は年間 483 人で、定住を意図した転入者の総数は 873 人と 52% 増えた。 県は空き家紹介や農業体験など支援策の効果に加え、島根が暮らしやすいとの評価が広がったのも一因とみる。 UI ターン者を「市町村などの支援を受けて県外から転入し、かつ定住する意志のある者」と定義して集計した。 職業紹介や産業体験、空き家バンクなど定住支援策を利用した人数を市町村からヒアリングしており、10 年から集計している。 UI ターンが急増した背景について、県は「県内の雇用情勢が改善したことが一因ではないか(しまね暮らし推進課)」とみる。 県は勢いを維持するため、4 月に市町村に対する定住支援の助成制度を拡充した。 各地域でも定住支援の人員拡充や職業紹介など情報発信強化に着手している。 15 年度からは UI ターン者数の集計方法を変更する。 市町村への転入手続き時に「5 年以上定住する意志があるか」を問うアンケートを行い、該当者を集計する。 より正確な数字を把握できるとみられる。 (nikkei = 6-18-15) 島根「丸新醤油醸造元」が醤油蔵の赤レンガ煙突補修プロジェクトを開始!
![]() (合)丸新醤油醸造元(本社 : 島根県益田市、代表 大賀進)は、クラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING(運営 : 株式会社ワンモア、東京都渋谷区)」上にて、創業時から醤油づくりを支えてきた赤レンガ煙突の補修プロジェクトを開始いたしました。 丸新醤油は大正 6 年より島根県益田市にて醤油づくりをはじめ、創業 100 年。 原料となる大豆小麦を 100% 自家栽培し、大豆小麦畑に囲まれた醤油蔵の中で、風景が染み込んだ醤油づくりをしています。 創業 100 年を目前に控えた現在、醤油蔵のシンボルでもあった赤レンガ煙突の老朽化が発覚し、全体補修をするか取り壊しをするか、という大きな判断に迫られました。 煙突は、麹づくりや加熱処理の際に熱源が必要なため昔は薪をたいて醤油づくりをしてた頃の名残です。 現在はボイラーを利用しているため、実際には煙突を利用していないのですが、醤油蔵にそびえ立つ煙突は、島根県益田のシンボルでもありました。 補修は費用的にも莫大になるため、当初は取り壊しを検討していましたが、お客さまから、"大豆畑、小麦畑から望む煙突風景を残して欲しい" という温かいご要望を想定外にも多くいただく中で、この赤レンガの煙突蔵と風景を、今と変わらず 100 年後も残していきたいと考えています。 今回、この赤レンガ煙突補修費用をまかなうべく、クラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」において、煙突補修プロジェクトを応援いただける支援者を募らせていただきます。 また、あわせて丸新醤油を応援くださる皆さまと、次の 100 年を繋ぐ関係性をつくるべく、交流の場としての会員組織「丸新百年倶楽部」を新たにスタートいたします。 「丸新百年倶楽部」では、皆さんに改めて "食べる" ということを考えていただくきっかけの場になればと考えています。 食べることは、人が生きていくことの根幹です。 今回立ち上げる丸新百年倶楽部を通じて、食べることにどう向き合うか、こうあって欲しい、という私たちの考えを、お客さま皆さまと共有する場としていければ幸いです。 (PR Times = 6-16-15) 島根シジミ、築地首位奪還 漁獲回復で 7 年ぶり 首都圏の台所を支える築地市場(東京都中央区)で取り扱うシジミの量で、島根県産の都道府県別占有率が 2014 年は 27% に回復し、7 年ぶりに 1 位に返り咲いたことが 12 日分かった。 東京都が運営する都中央卸売市場の公開データによると、主産地の宍道湖の漁獲規制緩和に伴い、島根県産の出荷量が回復。 14 年は 453 トンを築地市場へ送り、青森県産から首位の座を取り戻した。 (山陰中央新報 = 6-13-15) 島根の公立高 県外入学者最多に 15 人増の 151 人 島根県内の公立高に今春入学した県外からの生徒が前年度比 15 人増の 151 人と過去最多になったことが、県教委のまとめで分かった。 過疎と少子化に悩む地域の高校の存続へ、地元との協力による受け入れ態勢の整備や全国への情報発信の成果が出ている。 (中国新聞 = 6-11-15) 築百年の古民家を図書館に 奥出雲、住民が準備 来春、小学校が閉校する奥出雲町高田地区の住民が、築 100 年の古民家を図書館に再生する準備を進めている。 地域の子供が少なくなる中、世代を超えた交流の場をつくりたいという願いを託している。 計画したのは、宍戸俊悟さん (32)、妻の容代(やすよ)さん (37) ら「さとのわ」会のメンバー。 町立高田小学校の卒業生と家族でつくる、20 - 30 代 10 人ほどの会だ。 畑で野菜を育てるといった交流を続けてきた。 容代さんは 4 年前に東京から I ターン。 県中山間地域研究センター(飯南町)で町おこしの仕事をした。 結婚し、昨年、高田地区に転居。 「少子化などへの問題意識はあるのに、地域の人が集まって話し合う場がない」と感じていた。 3 月、俊悟さんが通う松江市の私設図書館「曽田文庫」が、中山間地に分館を作る計画を知った。 町には、公民館などに小さな図書室が二つあるだけ。 書店も少なく、「気軽に本に触れられる環境をつくれば、人が集まる」と名乗りを挙げた。 100 人以上いた小学生が今は 9 人。 閉校に危機感を持つ住民も支援する。 杉谷勤さん (65) は「学校がなくなっても、地域のつながりが消えないように」と母親の生家を無償で貸し出し、図書館づくりに加わった。 5 月の草刈り作業には、地区外の人も含めて 26 人が集まった。 空き家の改装や本棚三つ分の蔵書の費用は、他に分館をつくる雲南市、邑南町のメンバーとともに、クラウドファンディングのサイト (https://readyfor.jp/projects/3748) で募っている。 すでに 136 万円の協力を得て、来月 10 日までに目標の 150 万円に届けば、支援を受けられる。 生まれつつある世代間の交流。 杉谷さんは「若い人を、お父さん世代として応援できれば。」 容代さんは「地域の人が集まる図書館を町中に広げたい」と意気込んでいる。(小早川遥平、asahi = 6-8-15) 企業と政府がタッグを組む「地方創生」とは 中村ブレイス 記事コピー (6-4-15) EXILE が島根県を PR 「ご縁の国しまね」 島根県の観光 PR キャンペーン「ご縁の国しまね」のプレス発表会が行われ、イメージキャラクターを務める EXILE の AKIRA と小林直己、劇団 EXILE の青柳翔が出席した。 「島根には本物がある」がキャンペーンのテーマで、プロモーション映像やポスターでは、青柳が隠岐、AKIRA が石見、小林が出雲を PR している。 人情や伝統を大切にし、技術や歴史を伝承している同県について、AKIRA は「EXILE も先輩方から精神や魂を受け継いで次の世代に伝えているので、共感する部分がある」と話していた。 (jiji = 6-3-15) 寺の仏像、3D プリンター製 盗難多発し本尊は博物館へ ![]() 日本海に面した島根県西部、江津市の中心部から、車で約 15 分。 民家もまばらな山あいに臨済宗東福寺派の清泰寺はある。 本堂内の二重扉を井下智泉(いのしたちせん)住職 (70) に開けてもらうと、黒みがかったねずみ色の阿弥陀如来像(高さ 90 センチ)が目に飛び込んできた。 両脇に並ぶ木造の観音、勢至(せいし)両菩薩(ぼさつ)とは異質だが、ふっくらとした表情や印を結ぶ手の指先はリアル。 鎌倉時代に作られた県指定文化財の本尊そっくりに、3D プリンターで作られたレプリカだ。 寺は三十数年前、先代住職が引退し、無人に。 市内の別の寺の井下さんが住職を兼務する。 1956 年に約 3 万 7 千人を数えた市の人口は約 3 分の 2 まで減少。 寺の檀家(だんか)も戦前の約 50 世帯から約 20 世帯に減り、高齢化も進んで寺の維持が困難になった。 各地で仏像の盗難事件が報じられるたび、「大丈夫か」と心配する声が上がっていたという。 (岡田匠、中田和宏、八百板一平、asahi = 6-3-15) 着付け教室の受講生ファッションショー イングリッシュガーデン バラが見ごろを迎えた、松江イングリッシュガーデン(島根県松江市西浜佐陀町)で開催中のローズフェスティバルを盛り上げようと、装道礼法きもの学院島根県認可連盟(塩田房枝運営委員長)が 31 日、同園で着物のファッションショーを開いた。 塩田委員長が講師を務める、山陰中央新報文化センター「きもの着付けとマナー講座」の受講生や連盟に加入する着付け教室の受講生 25 人が参加した。 ![]() 「四季折々の装道・花結びショー」と題し、鏡を見ずに一人で留め袖や振り袖の着付けを完成させる「自装」の技や、中学 3 年の 3 人がダンス風に振り袖の「ふくら雀(すずめ)結び」を仕上げるパフォーマンスを披露した。 また、着物の帯で花を表現する「花結び」では、モデルが振り向いて背中を見せ、桃やツバキ、バラなどをかたどった帯が現れるたび、会場が沸いていた。 同市宍道町宍道の主婦長富時枝さん (67) は「かわいらしい帯だった。 鏡を見ずに着付けができるのは素晴らしい。」と話した。 (山陰中央新報 = 6-1-15) 松江城、なぜいま国宝に? この夏の官報に載ることで指定 記事コピー (6-1-15) 働く母親が多い都道府県、1位は「島根」 - 上位は日本海側に集中 F47 求人サイト合同委員会は 26 日、インフォグラフィック「はたらくお母さんが多い都道府県はどこ?」を公開した。 同資料は総務省「平成 24 年就業構造基本調査」から、25 - 44 歳の育児をしている女性の有業率を都道府県別にランキング化したもの。 調査によると、「働く母親が多い県」の 1 位は「島根県 (74.8%)」。 2 位以下は「山形県」、「福井県」、「鳥取県」、「富山県」と、日本海側に集中する結果となった。 一方、「働く母親が少ない県」の 1 位は「神奈川県 (41.1%)」。 以下「兵庫県」、「埼玉県」、「大阪府」、「千葉県」が続いた。 なお厚生労働省の「平成 25 年国民生活基礎調査」でも、「3 世代同居率が高い都道府県」として「山形県」、「福井県」、「鳥取県」、「富山県」がランクインしている。 (MyNavi = 5-29-15) 島根の劇団、前代未聞の "365 日公演" に挑戦 記事コピー (5-25-15) ソニー辞め、島根の離島へ 教育通じ過疎に挑む 記事コピー (5-23-15) 錦織効果で一躍脚光 島根県 PR 大使ストラップ装着 ![]() 松江市出身で男子テニスの錦織圭選手 (25) = 日清食品 = が愛用のバッグに付けている、島根県 PR 大使のアニメキャラクター・吉田くんのストラップが話題を呼んでいる。 8 強入りした先の大会で、ストラップのアップ映像がテレビで映し出され、ファンが短文投稿サイト・ツイッターで拡散。 製造する出雲市内の会社には全国から注文が相次ぎ、担当者は「錦織選手のおかげだ」とうれしい悲鳴を上げている。 付けているストラップは、スサノオノミコトにふんした吉田くんをデザインした「フリフリ根付・雲」。 土産品製造販売のマルニシ物産(出雲市灘分町)が、2012 年の「神話博しまね」を機に考案した。 錦織選手がどこで入手したのかは分かっていない。 現地時間 15 日にあったイタリア国際準々決勝のテレビ中継で、人気が爆発した。 世界 1 位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)と激闘を繰り広げる中、ラケットバッグにぶら下がっている吉田くんが何度か映り、発見したファンがツイッターに投稿。 「島根つながりだ」、「どこで購入できるの?」と反響が広がった。 グッズ販売サイト「しまねの吉田屋」には、試合中だけで 80 件を超す問い合わせがあった。 サイトを運営する雑貨店「せれんでぃっぷ百々(もも、松江市殿町)」の安達めぐみ店長 (67) は「島根を愛する錦織選手に感謝したい」と喜ぶ。 マルニシ物産にも全国の取扱店から注文が相次ぎ、16 日以降、納品数が 2 倍以上になった。 西尾貴延社長 (44) は「いきなり人気商品になった。 次の大会も吉田くんと一緒に島根を盛り上げてほしい。」と、初の四大大会制覇を目指す全仏オープン(24 日開幕)での活躍に期待している。 (山陰中央新報 = 5-21-15) ルフィやゾロ … 「ワンピース」のキャラクターハンガー登場 島根発 貴重なデザインあり ![]() 人気アニメ「ワンピース」の登場人物をモチーフにしたキャラクターハンガーを島根県安来市の業者が開発し、同市や東京のショップで販売を始めた。 アニメファンらから注目を集めており、同市も PR 効果などを期待している。 開発したのは、合板加工などを扱う盛合商会。 昨年 5 月から取り組み、「ワンピース」を扱う東映アニメーション側の協力も得て登場人物のデザインを使えるようにした。 オリジナル性を重視し、東映側が各キャラクターを描き下ろし。 スマイルをテーマにし、安来市役所で披露した盛合隆也社長は「ふだん笑わないキャラクターの笑顔など貴重なデザインもある」などと PR。 4 月下旬から主人公のルフィとゾロ、ナミの 3 種類を同市の観光交流プラザなどで販売。 各 3,990 円(税別)。 今後、キャラは 12 種類での展開を考えているという。 問い合わせなどは盛合商会 (0854・32・2239)。 (sankei = 5-18-15) 交通安全誓い「妖怪大行進」 鳥取の水木しげるロード 「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家水木しげるさんの出身地、鳥取県境港市の「水木しげるロード」で 16 日、鬼太郎と妖怪仲間計 11 体の着ぐるみが参加して「交通安全妖怪大行進」が行われた。 境港署の湊博之署長が「妖怪の力を借りて事故を根絶しましょう」とあいさつ。 県警音楽隊の演奏に合わせ、市内の幼稚園児ら約 80 人が行進し、親子連れの観光客らに「ルールを守って事故防止を」と呼び掛けた。 水木しげるロードは妖怪像 153 体が並び、人気の観光スポット。 (河北新報 = 5-16-15) ![]() 25 年住めば家プレゼント 島根・津和野町が人口減少対策 格安家賃の新築一戸建てに 25 年住んだら敷地ごとその家をプレゼント -。 島根県津和野町による移住者受け入れ事業が注目を浴びている。 完成した 5 棟はすべて子どものいる世帯の入居が決まり、2018 年度までに 20 棟の追加整備を予定。 人口減少対策の決め手となるか、町の期待も高まっている。 「家賃は月 3 万円。 譲り受けるまでの 25 年間は家の修繕も町がしてくれる。」 4 月に東京都板橋区から妻の美保さん (40)、小 6 の長男、小 4 の長女、保育園児の次女と一緒に家族 5 人で移住した原田秀明さん (34) はスギ材がふんだんに使われたリビングで笑顔を見せた。 窓越しに広がる山林の眺望に「釣りや山菜採りができる所がいっぱい。 自然体験を通じて子どもたちが気持ちも体も豊かに育ってほしい。」と美保さん。 原田さん一家が入居したのは町が総額 1 億 5 千万円をかけて完成させた 5 棟の一つ。 1 棟当たりの敷地は約 400 平方メートルで、延べ床面積 95 平方メートルの木造平屋だ。 原田さんの家は地元のスギ材を使い、屋根は光沢のある赤茶色が特徴の県西部特産の石州瓦を使っている。 「人口減少対策の目玉」と期待する町は移住者の希望に応じて仕事の紹介もする。 林業に関心があった原田さんは 4 月から、町が募集していた林業を担う地域おこし協力隊として働き始めた。 町が昨年 11 月に小学生以下の子どもがいる 40 歳以下の世帯を対象に入居者を募集し、17 世帯から応募があった。 町と地区の住民が地域活動に取り組む意欲などを審査し、原田さんはじめ、兵庫県明石市、隣接する島根県益田市の 3 世帯の計 5 世帯が決まった。 事業のきっかけは人口の急減。 国勢調査によると、05 年の 9,515 人が 5 年間で 11.4% も減り、8,427 人になった。 参考にしたのは県内の美郷、飯南両町で進む同様の事業。 07 年度から取り組む美郷町では移住者向けの 37 棟は現在満室で「子どもの声が増えて地域が明るくなった(町担当者)」という。 津和野町の赤松朱美課長補佐は「思い切ったことをしないと若い人に住んでもらえないと危機感があった。 地元のいろいろな方と交流してもらって、地域活性化の一翼を担ってもらいたい。」と話している。 (sankei = 5-16-15) |