アシアナ航空、TV 局などに法的措置検討 乗員名「中傷」で 米サンフランシスコ国際空港で起きた韓国アシアナ航空機の事故を巡り、地元テレビ局が同機に搭乗していたパイロットを中傷するようなでっち上げの氏名を伝えたとして、同航空は 15 日までに、このテレビ局と米国家運輸安全委員会 (NTSB) に対する法的措置を検討していることを明らかにした。 カリフォルニア州オークランドのテレビ局 KTVU は 12 日正午のニュースで、同機に搭乗していたパイロット 4 人の氏名として、「サムシング・ウロング(何かの間違い)」、「ウィ・トゥ・ロウ(低すぎ)」などと読み上げた。 これに先立ち NTSB のインターン職員も、これら本物ではない名前をパイロットの氏名として確認していたという。 実際に同機を操縦していたパイロットはイ・ガングク氏。 NTSB インターンが確認し、KTVU が伝えた氏名はいずれも実際とは異なっていた。 アシアナ航空は「パイロット 4 人と当社の評判が著しく傷つけられた」として、KTVU と NTSB を相手取って法的措置を検討していることを明らかにした。 この問題については KTVU と NTSB も誤りを認めて謝罪している。 氏名をでっち上げたのが誰なのかは現時点で分かっていない。 ただ、NTSB によれば、インターン本人ではないという。 (CNN = 7-15-13) ◇ ◇ ◇ 米運輸委に抗議書簡 = アシアナ機事故「調査客観的に」 - 韓国 【ソウル】 米サンフランシスコ国際空港で起きた韓国アシアナ航空機の着陸失敗事故で、韓国国土交通省は 14 日、韓国の事故調査委員会が、米運輸安全委員会 (NTSB) に抗議の書簡を送ったことを明らかにした。 聯合ニュースが報じた。 書簡は「事故調査は国際基準に基づき、客観的かつ公正に行わねばならない」と強調。 また「事故調査に関する情報を定期的に提供してほしい」と求めている。 韓国内では、NTSB のハースマン委員長が連日、操縦士の供述内容などを公表し、操縦士に責任があることを示唆する発言を繰り返しているとして、不満の声が上がっていた。 (jiji = 7-14-13) ◇ ◇ ◇ アシアナ機事故の死者 3 人に 中国人の少女 【サンフランシスコ = 藤えりか】 アシアナ航空のボーイング 777 型機が米サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗した事故で、重体で病院に搬送された少女が 12 日、死亡した。 搬送先のサンフランシスコ市内の病院が同日、明らかにした。 この事故による死者は 3 人目となる。 中国メディアによると、少女は中国人で、亡くなった中国の女子高校生 2 人と同じグループだったという。 (asahi = 7-13-13) ◇ ◇ ◇ アシアナ機、事故直前に失速警報 訓練中の副機長操縦 【サンフランシスコ】 米サンフランシスコ国際空港で起きたアシアナ航空機の着陸失敗事故で、米運輸安全委員会 (NTSB) は 7 日、フライトレコーダー(飛行記録装置)などの解析結果を公表した。 事故の直前に失速の警報が出て、パイロットが着陸失敗の 1.5 秒前に着陸をやり直そうとしていたことが判明した。 韓国国土交通省当局者は 8 日、操縦かんを握っていたのはボーイング 777 の操縦を習熟訓練中の副機長で、同型機の飛行時間は 43 時間、離着陸は 9 回目で、同型機での同空港への着陸は初めてだったと明らかにした。 (kyodo = 7-8-13) 踏み台 1 万 4 千台、無償交換へ 脚が外れる恐れ ホームセンター「コーナン」を展開するコーナン商事(本社・大阪府)は 8 日、アルミ製踏み台の脚が外れる恐れがあるとして、無償交換すると発表した。 製品名は「アルミ スリム踏み台」で、全国で約 1 万 4 千台販売した。 問い合わせは同社のフリーダイヤル (0120・04・1910) へ。 経済産業省と消費者庁によると、この踏み台から落下して腰を骨折するなどの事故が 2 件起きている。 折りたたみ式の脚を開閉するちょうつがい部分が破断したのが原因という。 (asahi = 7-8-13) ヴィッツなど 13 万台リコール トヨタ、3 車種届け出 トヨタ自動車は 3 日、乗用車の「ヴィッツ」、「ラクティス」とスバルのブランドで製造した「トレジア」の 3 車種計 13 万 44 台について、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 2010 年 10 月 - 11 年 8 月の製造分が対象。 パワーステアリングのコンピューター内部が結露してショートしやすく、走行中にハンドル操作が重くなるトラブルが 11 年 8 月以降 209 件あった。 (asahi = 7-3-13) クラウンやレクサス、4 車種計 2 万台リコール トヨタ トヨタ自動車は 26 日、乗用車の「クラウン」、「レクサス IS300h」など 4 車種、計約 2 万台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 自動ブレーキの設定ミスで、走行中に勝手に急ブレーキがかかる不具合が 4 - 5 月に 6 件あった。 このうち 1 件は、東京都内の首都高速で後続のトラックに追突される物損事故になっていた。 昨年 12 月 - 今年 6 月の製造分のうち、「プリクラッシュセーフティシステム」を装着した車両が対象。 前にある障害物を電波で検知してブレーキをかける装置だが、感度を上げすぎたため、隣の車線の車などを障害物と誤認することがあるという。 (asahi = 6-26-13) 品質監査の担当倍増 = リコール問題の改善策 - 三菱自
記事コピー (3-27-13 〜 6-18-13) 「N-ONE」など走行不能の恐れとリコール ホンダは 13 日、軽自動車「N BOX」、「N-ONE」など 5 車種計 38 万 4,614 台(2011 年 12 月 - 今年 5 月製造)のリコールを国土交通省に届け出た。 同省によると、変速機の制御プログラムミスにより、変速レバーを操作した直後にアクセルを踏むと、変速機内の部品が折れて、走行不能になる恐れがある。 また、同社は同日、乗用車「エアウェイブ」など 7 車種計 7 万 415 台(2006 年 1 - 11 月製造)のリコールも同省に届け出た。 制動装置の不具合でブレーキが利きにくくなる恐れがある。 問い合わせは、同社お客様相談センター 0120・112010。 (yomiuri = 6-13-13) ジャンプ式折りたたみ傘、けがに注意 表示を義務づけへ 【吉川一樹】 ボタンを押すと中棒(シャフト)が伸びて傘が開くジャンプ式折りたたみ傘でけがをする恐れがあるとして、消費者庁は、開閉時には体から離すよう呼びかける注意事項を傘に表示することを製造・販売業者に義務づける。 家庭用品品質表示法に基づいて 11 日付で告示した。 今年 12 月 1 日に完全施行する。 ばねの力を利用するジャンプ式折りたたみ傘には強い力で伸縮、開閉する製品があり、同庁には 2010 年 4 月以降、11 件の事故情報が寄せられている。 ▽ 飛び出したシャフトで目の下に 1 カ月以上のけがをした、▽ 突然開いた傘で近くにいた人の鼻に軽いけがをさせた - - などの例があった。 国民生活センターは重い後遺症が残る事故も起きているとして 08 年に注意を呼びかけ、業界にも対策と注意点の表示を求めた。 しかし、傘は輸入品がほとんどで改善されていない製品もあるため、法的規制に踏み切ったという。 (asahi = 6-13-13) ブレーキ不具合でプリウス 11 万台リコール トヨタ自動車は 5 日、電子制御のブレーキシステムに不具合があり、制動力が低下する恐れがあるとして、ハイブリッド乗用車「プリウス」 11 万 3,546 台(2009 年 3 - 10 月生産)と、高級車レクサスの「HS250h」 3,448 台(同 6 - 10 月生産)のリコールを国土交通省に届けた。 国交省によると、ブレーキシステムの蓄圧器で、ブレーキフルード(液体)が入った容器の強度が不足。 走行中の振動で容器に亀裂が入り、蓄圧器内の窒素ガスが液体に混じって、システムが正常に作動しなくなる恐れがある。 10 年 9 月 - 昨年 12 月、異常音がしたり、ブレーキが利きにくくなったりしたトラブルが計 49 件伝えられたが、事故の発生はこれまで報告されていない。 海外で販売された約 12 万 5 千台も、トヨタはそれぞれの国の規則に従ってリコールなどの対処をする。 プリウスはガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて走り、減速時のエネルギーで発電や充電をすることで燃費効率を高め、二酸化炭素 (CO2) 排出量を抑えた車。 (kyodo = 6-5-13) ヤフー、ID とメアド 9 万人分誤送信 大規模流出相次ぐ 【細見るい】 ヤフーは 29 日、「ヤフージャパン」の利用者 9 万 4,317 人分の ID とメールアドレスのリストが流出したと発表した。 利用者 179 人にメールで誤送信したという。 27 日にも 1,427 人分のリスト流出を発表したばかりで、2 週間で 3 度目の大規模流出となった。 25 日午後 9 時ごろ、社員が利用者に手作業でメールマガジンを送信していた際、誤ってリストをメールに貼り付けたという。 27 日に発表したリスト流出と同じ社員で、時間帯もミスの中身も同じだが「情報の解析に時間がかかり、発見が遅れた(広報)」という。 5 月 16 日には 2,200 万人分の ID が流出。 これもサーバーを使うためのパスワードを変更しなかった社員のミスが原因だった。 ヤフーは「心よりおわび申し上げます」などとするコメントを発表したが、広報担当者は「情報が悪用された形跡はなく、利用者からの ID 変更などの要請には応じない」としている。 (asahi = 5-29-13) ◇ ◇ ◇ ヤフー、今度は誤送信 メアドなど 1,400 件超流出 日本最大級のポータルサイト「ヤフー! ジャパン」を運営するヤフー(東京都港区)は 27 日、1,427 人分の利用者 ID とメールアドレスの入ったリストを 835 人の利用者に誤ってメールで送信したと発表した。 誤送信は担当者のミスで、5 月に 2 件確認された不正アクセスとは関係がないという。 同社によると 25 日夜 9 時ごろ、インターネットオークション「ヤフオク!」の利用者にメールマガジンを送る作業中、操作を誤って利用者のリストを送付したという。 リストに掲載されたメールアドレスはヤフオクの出店者からメールで情報を受け取るために利用者が登録したものだった。 担当者が数時間後に誤送信に気づき、メールを受信した可能性のある利用者にメールの削除を依頼。 リストに掲載されていた利用者にも謝罪の連絡を行った。 同社は「今回の事態を招いてしまったことを深くおわびし、再発防止策の構築に努める」とコメントした。 (sankei = 5-27-13) 覆面パトカー 1 千台リコール サイレン鳴らない恐れ 覆面パトカーのサイレンの音が鳴らなくなる恐れがあるとして、スズキは 15 日、パトカー 2 車種計 1,070 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 対象は「キザシ」、「SX4」の 2 車種で、昨年 8 月から今年 2 月の製造分。 国交省によると、今年 3 - 4 月、北海道、沖縄、神奈川の各道県警で、覆面パトカーのサイレン音が小さくなるトラブルが計 4 件あった。 いずれも出動前の点検で判明し、業務に直接の支障はなかった。 左のフェンダー内にサイレンがあるが、水抜き用の穴を開けていなかったため、洗車時や水たまりを走った後に内部に水がたまり、音が小さくなるという。 (asahi = 5-15-13) 三洋電機、洗濯乾燥機 4 万 5 千台リコール 発火相次ぐ 三洋電機は 2005 年からの 3 年半に製造したタテ型の洗濯乾燥機で発火事故が相次いでいるとして、2 つの機種およそ 4 万 5,000 台をリコールすると発表しました。 リコールの対象は 2005 年 9 月から 2009 年 2 月までの 3 年半に製造された洗濯乾燥機、2 機種あわせて 4 万 5,300 台で、上の部分に「AWD-E105ZA」、「AWD-E105ZB」の品番が付いている製品です。 2009 年から 2012 年にかけて製品本体や床などを焼く事故が 3 件起きたため原因を調べたところ、内部のダイオードが異常に発熱し周りの部品から火花が出ていたことがわかりました。 これまでにけがなどの被害の報告は寄せられていないということですが、三洋電機では事故防止のためにリコールを決定。 無料で部品の交換を行うとしています。 (TBS = 5-15-13) 丸亀製麺、カビのすだれでうどん提供 … 1 か月前 セルフ式うどんチェーン「丸亀製麺」を展開する「トリドール(神戸市中央区)」が、客から「ざるうどんのすだれにカビがある」と苦情を受けながら、約 1 か月間公表していなかったことがわかった。 客が会員制交流サイト「フェイスブック」にカビの写真を投稿し、ネット上で話題となったため、同社はホームページに謝罪文を掲載した。 健康被害の報告はないという。 同社によると、4 月 7 日に静岡県富士宮市の店舗で食事をした客から苦情があった。 翌 8 日に全約 700 店ですだれを点検。 別の 2 店でもカビとみられるすだれ各 1 枚が見つかった。 洗浄後の乾燥が不十分だったことが原因という。 同社は同 9 日、すだれを一晩乾燥させ、使用前に確認を徹底するよう対策を全店に伝えた。 担当者は「個別の対応で済むケースと考えていた」と公表しなかった理由を説明。 その上で「不安を与えて申し訳ない。 安全確認の意識が不足していた。 今後はすだれの使用を中止したい。」としている。 (yomiuri = 5-11-13) 食器洗浄機、カビに注意 7 割で検出、感染症原因にも 【編集委員・永井靖二】 急速に普及する食器洗浄機の内部にカビが繁殖していることが、大阪市立自然史博物館の浜田信夫・外来研究員の調査で分かった。 サンプル調査の7割近くにのぼった。 抵抗力が弱まっている人に感染症を引き起こす種類が多数派といい、こまめな手入れが必要だ。 浜田さんは昨秋、食器洗浄機がある大阪府内の 134 世帯の協力を受け、洗浄水や内部を拭き取った試料からカビの有無を調べた。 その結果、68% に相当する 91 台からカビが見つかった。 ドアからの水漏れを防ぐパッキング部分は 58 台 (43%) から検出された。 18 台には洗浄水 1 ミリリットルあたり 100 個以上のカビが見つかり、同 1 千個以上のものも 2 台あった。 使用年数が 1 年を超すと、年数とカビの数に明確な関連は見られなかったが、漂白剤入り洗剤を使った洗浄機では、漂白剤入りを使わない洗浄機よりカビの数が 3 分の 1 - 10 分の 1 と少なかった。 (asahi = 5-9-13) 日航便でエンジン火災の形跡確認 大分発伊丹行き 国土交通省は 6 日、大分発大阪(伊丹)空港行きの日本航空グループのジェイ・エアが運航する日航 2362 便で、着陸後にエンジン内部で火災の形跡が確認されるトラブルがあったと発表した。 帰省客とみられる乗客 52 人にけが人はなかったが、国交省は、エンジン内部で火災の形跡が確認されたことから、航空法に基づき、事故につながりかねない「重大インシデント」と認定。 航空事故調査官 3 人を 7 日、同空港に派遣して原因を調べる。 国交省によると、トラブルがあったのはボンバルディア CL-600-2B19 型機。 6 日午後 0 時 15 分ごろ、同機が着陸後、誘導路を走行中にエンジン付近から出火したことを示す計器が点灯した。 機長がエンジンを停止して消火装置を作動させたところ、表示が消えたため、そのまま着陸して乗客を通常通り、機外へ案内したという。 機内への煙は確認されなかった。 その後、左右の翼に取り付けられている計 2 機のエンジンのうち、右側のエンジン内部にすすなどの火災の形跡が確認されたという。 (asahi = 5-6-13) 新幹線ギアケース破損、不良品の可能性 JR 東海交換へ ![]() 東海道新幹線のギアケースが破損するトラブルがあり、JR 東海は 23 日、内部に取り付けていた部品が不良品だった可能性があると発表した。 今後数カ月かけて、同時期に製造された部品の交換を進めるという。 ギアケースが破損したのは「ひかり 515 号」(700 系、16 両編成)で、18 日夕、新大阪駅に到着した際に見つかった。 同社によると、この新幹線は 12 両にモーターを搭載し、計 48 個のギアケースがついている。 10 両目のギアケースの一つで、内部に取り付けていた鉄の軸受けが壊れて脱落し、アルミのケースを破損させたとみられる。 取り付け状態に問題はなく、もともと不良品だった可能性が高いという。 (asahi = 4-23-13) 消費者庁、誇大表現の疑いで医療機器「ヘルス」立ち入り 【小川直樹】 頭痛や肩こりなどを緩和するための医療機器「パワーヘルス」を全国で製造販売している「ヘルス(東京都府中市)」が、「高血圧や糖尿病も治る」などと効果を口頭で誇大にうたって売り込んでいたことが景品表示法違反(優良誤認)にあたる恐れがあるとして、消費者庁が 17 日までに関東、関西、九州など全国各地の同社営業所に立ち入り検査に入ったことが分かった。 こうしたセールストークに同法を適用し行政処分に至れば、2009 年 9 月の同庁発足以来、初めてとなる。 パワーヘルスは「電位治療器」と呼ばれ、本体につないだマット上に横になるなどして、症状をやわらげるとされる。 薬事法に基づき「頭痛、肩こり、不眠症及び慢性便秘の緩解(かんかい)」とのみ広告することが認められている。 (asahi = 4-18-13) 山梨全域で一時通信障害、32 万回線に影響 NTT NTT 東日本は 13 日、同日午前 5 時 16 分から約 2 時間半、山梨県全域で通話障害が起きたと発表した。 山梨県内の固定電話やインターネット回線を使う「ひかり電話」から、全国の NTT ドコモの携帯電話に電話をかけたり、ドコモからの電話を受けたりすることが、できなくなったという。 午前 7 時 39 分に回復し、約 32 万 7 千回線に影響が出た。 固定電話とドコモの携帯電話をつなぐ設備が故障したためで、詳しい原因は調査中という。 (asahi = 4-13-13) エアバッグに不具合、73 万台リコール トヨタなど 6 社 トヨタ自動車やホンダなど自動車メーカー 6 社が生産した 56 車種 292 万台のエアバッグ装置に不具合があり、衝突時に膨らまずに出火する恐れがあると、国土交通省が 11 日発表した。 いずれも、自動車部品大手・タカタ(東京都)が製造した同じ装置を使っていた。 各社はこの日、世界で販売した 292 万台のうち、国内販売分の 41 車種計約 73 万台について、道路運送車両法に基づき、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を一斉に届け出た。 対象は、▽ トヨタのカローラ、▽ ホンダのフィット、▽ 日産自動車のキューブ、▽ マツダの RX-8、▽ トヨタとゼネラル・モーターズとの米合弁会社「NUMMI (ヌーミー)」のヴォルツ、▽ ホンダ系列の米法人「ホンダオブアメリカ」のシビック GX など。 国交省によると、問題があったのは、衝突時にガスを発生させて瞬時にエアバッグを膨らませる装置。 ガスを発生させる薬剤の押し固め方が不十分なうえ、薬剤の保管状態が悪く湿気を含んだことから、作動時に薬剤が異常燃焼して圧力が高まり、装置の金属ケースを破裂させる可能性があるという。 ガスがバッグに送られず、エアバッグが十分に膨らまない恐れもある。 同型の装置は助手席側だけに使われている。 2011 年に岡山県であった衝突事故で、トヨタ車の助手席のエアバッグ部分が破裂し、ダッシュボードがめくれて煙が出た。 愛知県で今年起きた事故でもトヨタ車が同様に発煙した。 2 件とも助手席は無人で、けが人はなかった。 (asahi = 4-11-13) トヨタが 1 万 2 千台リコール シートベルト壊れる恐れ トヨタ自動車は 11 日、大型スポーツ用多目的車 (SUV) 「FJ クルーザー」1 万 2,183 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 対象は 2010 年 10 月 - 13 年 2 月の製造分。 ドアを勢いよく閉じる動作を繰り返すと、シートベルトを巻き取る装置の取り付け部分が壊れて外れ、シートベルトが使えなくなる恐れがある。 (asahi = 4-11-13) ホンダ、軽 3 種類 14 万 5 千台リコール 出火の恐れ ホンダは 4 日、軽乗用車の「Z」、「バモス」、「バモスホビオ」計 14 万 5 千台について、エンジン周辺から出火する恐れがあるとしてリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 対象は 1998 年 10 月から 2010 年 8 月の製造分。 走行中に火や煙が出るトラブルが 07 年以降、全国で 13 件あった。 エンジンのオイル漏れを防ぐゴム製の部品が硬くなり、隙間からオイルがにじみ出して車体下にたまるため、高温の排気管が触れて出火する恐れがあるという。 配線や排気管のカバーが燃える被害があったが、発煙に気づいた運転手が車を止めて消したり、自然に火が消えたりして、けが人はなかったという。 (asahi = 4-5-13) 日産、救急車・消防車 434 台リコール 日産自動車は 4 日、救急車と指揮用の消防車計 434 台(1998 年 10 月 - 2009 年 12 月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 東京都内で今年 2 月、東京消防庁の救急車がエンストして不具合が発覚。 患者を病院に搬送した後で、業務に支障は出なかったという。 国交省によると、エンストした救急車は、市販車をもとに改造したタイプ。 改造時にバッテリーの配線を樹脂製のバンドで固定したが、バンドが劣化して切れ、配線が高温の排気管に触れてショートしていた。 リコールの対象は「キャラバンエルグランド」など 4 車種を改造した緊急車両で、いすゞのブランドで製造した分もある。 日産はすべての出荷先を把握しており、金属製のバンドに取り換えるという。 また日産は同日、乗用車「デュアリス」のエンジンが低速時に止まる恐れがあるとして、07 年 4 月 - 10 年 3 月に製造した約 5 万 1 千台をリコールした。 (asahi = 4-5-13) ローソンの住民票交付サービスに障害 34 市区町村で 東京都渋谷区やさいたま市、福岡市など全国 34 市区町村のローソンで 4 日、この日始まった住民票などの交付サービスが受けられなくなるシステム障害が発生した。 ローソンによると、各店舗ごとに随時復旧しているが、完全復旧は同日午後 11 時までかかる見通しという。 交付サービスは総務省の外郭団体「地方自治情報センター」のシステムを利用し、各自治体の情報を各店舗にある端末を通じて提供する。 同センターによると、サービス開始前にローソンが行っていた端末のソフトウエアの更新作業に不具合があり、システム障害が発生したという。 (asahi = 4-4-13) ゆうパックでシステム障害 追跡サービス一部利用できず 日本郵便は 3 日、「ゆうパック」のシステムに障害が起き、追跡サービスが部分的に利用できなくなっていると発表した。 特定の大口顧客の荷物が中心で、荷物の配達そのものには影響していないという。 障害は 1 日の早朝に発生した。 大口顧客の荷物を引き受けるデータをシステムに入力できず、送り先に届くまでの追跡システムも正常に動かなくなった。 ゆうパックのシステムは 4 月に更新したばかり。 影響が出た顧客や荷物の数などを詳しく調べている。 (asahi = 4-3-13) イー・モバイル、都内で通信障害 狛江と 23 区の一部 通信会社イー・アクセスは、2 日午後 1 時 45 分ごろ、通信サービス「イー・モバイル」で通信障害が起きたと発表した。 東京都内の一部で携帯電話での通話やメールの送受信、データ通信がつながりにくくなっているという。 障害が起きているのは東京都狛江市の全域と 23 区の一部。 障害の原因は、データを送受信する装置の不具合で、復旧に向けて作業中という。 問い合わせは同社のカスタマーセンター(0120・736・157 = 午前 9 時から午後 9 時)。 (asahi = 4-2-13) レガシィなど 1 万台をリコール 富士重工 富士重工業は 28 日、「レガシィ」や「インプレッサ」など乗用車 3 車種、計約 1 万台(2012 年 1 - 7 月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 エンジン近くにある配線の束の組み付け方が設計と異なっているため、振動で配線がこすれて切れてしまい、エンジンが掛からなくなったり、止まったりする恐れがあるという。 (asahi = 3-28-13) 新型アテンザ 8,900 台リコール マツダ マツダは 26 日、2012 年 11 月に国内で発売した乗用車「アテンザ」の新モデル、8,902 台(12 年 10 月 - 13 年 3 月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 欧州など輸出分を含めると 36 カ国で計 1 万 5,630 台が対象になる。 減速するときのエネルギーを再利用する新技術「アイ・イーループ」の関連部品で、電気を変圧して電装部品に供給する「DC-DC コンバーター」のコンデンサーに亀裂が入っているものがあり、ショートして火災になる恐れがあるという。 2 月、運転席の下から発火したという報告が海外から 2 件あった。 けが人はなかったという。 現在はアイ・イーループ搭載車の生産は止めている。 (asahi = 3-26-13) 「欠陥自転車で転倒、後遺症」認定 輸入元に賠償命令 【小松隆次郎】 自転車の欠陥が原因で転倒し、重傷を負ったとして、茨城県つくば市の男性らが自転車を輸入した「サイクルヨーロッパジャパン(東京都千代田区)」に計約 2 億 4,100 万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(白井幸夫裁判長)は 25 日、計約 1 億 8,900 万円の支払いを同社に命じた。 判決は、自転車の前輪と車体をつなぐ部分が走行中に分離したことについて、自転車の欠陥だと認定。 サイクル社に製造物責任法(PL 法)に基づく賠償責任があると結論づけた。 訴えていたのは元会社社長の中島寛さん (63) と、中島さんを介護する妻の典子さん (60) で、2 人に対しては約 1 億 5 千万円の支払いを認めた。 このほか、事故による保険金を中島さんに支払った保険会社には約 3,900 万円の支払いを認めた。 判決によると、転倒事故は 2008 年 8 月、つくば市内の路上で発生。 中島さんはスポーツタイプの自転車を走行中に転倒し、顔面などに重傷を負った。 頸椎(けいつい)や脊髄(せきずい)を損傷したため、全身まひで首から下が動かなくなる後遺症が残った。 自転車はイタリアの「ビアンキ」ブランドで、台湾の自転車メーカーが製造し、サイクル社が輸入していた。 サイクル社は訴訟で、事故は前輪に異物が挟まったために発生したものだと主張していた。 (asahi = 3-25-13) 死亡火災「原因はふとん乾燥機」 地裁、業者に賠償命令 大阪市西区で 2009 年に起きた火災で意識不明となった後に死亡した男性の遺族が、出火はふとん乾燥機の欠陥が原因だとして、製造物責任法(PL 法)に基づき、電化製品メーカー「テスコム(東京)」に約 1 億 2,700 万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が 21 日、大阪地裁であった。 古財英明裁判長は、乾燥機に PL 法上の欠陥があったと認定。 同社に約 9,200 万円の支払いを命じた。 乾燥機は中国製で、同社は輸入元のグループ会社だが、判決は製品や外箱に「TESCOM」のマークがあることから、PL 法上の「製造業者と誤認させるような表示をした者」にあたり、製造物責任を問われる対象になると判断した。 原告代理人の弁護士は「輸入した側に PL 法上の責任を認めた例は珍しい。 被害救済につながる画期的な判決だ。」と評価している。 判決によると、火災は 09 年 10 月 26 日朝に発生。 40 代のナイジェリア人男性の家族が自宅マンションの和室で、ふとん乾燥機「TFD96」を 2 時間連続運転の設定で作動させて外出後、和室から出火した。 男性はやけどを負って意識不明となり、母国で治療を受けていた 11 年 3 月に死亡した。 (asahi = 3-21-13) トヨタ、SUV 21 万台リコール シートベルト金具不備 【ニューヨーク = 畑中徹】 トヨタ自動車は 15 日、米国で販売された大型スポーツ用多目的車 (SUV) 「FJ クルーザー」約 20 万 9 千台をリコール(回収・無償修理)する、と発表した。 2007 - 13 年のモデルが対象。 後部ドアの近くにシートベルトを取り付ける金具があり、これがドアを開け閉めするうちに外れるおそれがあるという。 この不具合によるけが人などは報告されていない。 米国以外では、中東やカナダ、中南米などで販売された約 10 万台もリコールの対象になるという。 FJ クルーザーはトヨタ子会社の日野自動車羽村工場(東京都羽村市)で生産されている。 (asahi = 3-16-13) 三菱自、ミラージュ 2 万台リコール ABS 誤作動も 三菱自動車は 15 日、横滑りを防ぐ装置の ABS が誤作動する恐れがあるとして乗用車「ミラージュ」 1 万 9,647 台(2012 年 7 月 - 13 年 1 月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 東南アジアなど海外分を合わせると計約 7 万 8,000 0台に上り、各国で同様の措置を取る。 国交省によると、前輪付近のセンサー部品で防水性能が不足。 センサー内部に水が入ることで異常信号を出し、ABS 警告灯が点灯したり、高速走行中に急ブレーキをかけると、車体が横滑りする恐れがあるという。 国内ではこれまでに 45 件の不具合情報が寄せられているが、事故の報告はない。 (nikkei = 3-15-13) ホンダ、4 車種 5 万 7 千台をリコール 勝手に急ブレーキ ホンダは 14 日、乗用車の「オデッセイ」、「ステップワゴン」など 4 車種約 5 万 7 千台(2004 年 4 月 - 06 年 5 月製造)のリコール(改修・無償修理)を国土交通省に届け出た。 ブレーキ操作を補助する装置の電子部品に製造不良があり、走行中に勝手に急ブレーキがかかるなどの不具合が 08 年以降で 17 件あった。 ホンダのカナダ法人も同日、同じ部品を使って製造し、日本で販売した「MDX」 179 台のリコールを国交省に届け出た。 両社の海外販売分のうち、今回のリコールと同じ不具合の起きる恐れのある車は北米などで計 14 万台あるという。 (asahi = 3-14-13) 食品偽装、民間の手借り食い止め 15 年めどに実施へ 【吉川一樹】 消費者庁は、食品の偽装表示を消費者団体が確認した場合に、業者に差し止めを請求できるようにする方針を固めた。 4 月に国会に提出する食品表示法案(仮称)に規定を盛り込み、2015 年をめどに実施する。 後を絶たない食品偽装を、民間の力を借りて食い止めるねらいだ。 商品やサービスの不当な勧誘や契約などに対しては、被害者に代わって国が認めた「適格消費者団体(現在 11 団体)」が差し止めを求められる制度がある。 業者に文書などで申し入れ、改善がなければ裁判を起こせる仕組みだ。 ただ、対象は消費者契約法と景品表示法、特定商取引法の違反行為のみ。 食品の偽装表示は、著しく優良と誤認させるような例外的なケースを除いて対象とならない。 消費者庁は、今は食品衛生法や JSA 法など三つの法律に分かれている食品の表示規定をひとまとめにする食品表示法の制定に合わせ、原材料や原産地などの表示違反も差し止めの対象に加えることにした。 (asahi = 3-9-13) 熱気球事故 ホースの接着外れガス漏れ エジプト事故調 【カイロ 秋山信一】 エジプト南部ルクソールで日本人 4 人を含む 19 人が死亡した熱気球爆発事故で、ガスボンベとバーナーをつなぐホースの接着が外れたため、ガス漏れが起きていたことが 4 日、政府の事故調査委員会の調査で分かった。 気球の運航会社「スカイクルーズ」の経営者アフマド・サウィ氏が明らかにした。 サウィ氏は犠牲者に哀悼の意を表し、遺族に対して補償する考えを示した。 サウィ氏によると、4 つあるガスホースの一つがバーナーとの接着部分から外れたことが調査で確認されたという。 接着が外れた原因については「着陸用のロープがホースに絡まり、地上からロープを引っ張ったためか、部品の欠陥かのどちらかだと推測している」と述べた。 約 2 年前にスペインの気球製造業者がリコールし、ホースを交換したこともあったという。 スカイクルーズの整備不良の可能性については「厳重に点検している」として否定した。 一方、事故に関連して、保険会社からスカイクルーズに 840 万 - 900 万エジプトポンド(1 億 1,700 万 - 1 億 2,500 万円)の保険金が支払われるとの見通しを示し、「遺族への補償などにあてたい」と説明した。 気球の運航については「原因が究明されたら、運航を再開したい」と述べた。 会見に同席したザアズーア観光相は「エジプトで気球の運航が始まってから 24 年間で初めて起きた事故だ。 とても残念であり、他の観光産業も含めて、安全面の検証を進めたい。」と語った。 熱気球は 2 月 26 日朝、着陸直前に炎上、墜落し、乗客 19 人が死亡した。 調査委が残骸の分析や運航会社社員の聴取を進めている。 (mainichi = 3-4-13) 武田薬品、貧血薬を米で自主回収 死亡例報告受け 武田薬品工業は 24 日、米国で昨春から販売している腎性貧血治療薬「オモンティス」を自主回収すると発表した。 重い急性アレルギー反応「アナフィラキシー」による患者の死亡例などが報告されたため。 日本では販売していない。 同社によると、オモンティスは人工透析患者向けの貧血治療薬。 昨年 4 月に発売し、2 万 5 千人以上の患者に使われたが、数十人に副作用が起きた。 うち 3 分の 1 は死亡を含む重症例だったという。 オモンティスの米国での売り上げは昨年 12 月までで約 28 億円で、業績に大きな影響はないという。 (asahi = 2-24-13) リコール対象の加湿器が火元か 長崎グループホーム火災 長崎市の認知症高齢者グループホーム「ベルハウス東山手」で 4 人が死亡した火災で、電子部品大手 TDK (本社・東京都)の上釜健宏(かみがまたけひろ)社長は 22 日、長崎市で記者会見し、同社の加湿器が火元の可能性が高いことが判明したと発表した。 1999 年にリコールを届け出て回収を進めていた製品だった。 長崎県警も加湿器が火元とみており、リコール対象の製品が使われていた経緯などを調べている。 同社によると、グループホームで焼けた加湿器は、98 年に発売された「KS-500H」で、翌 99 年 1 月までに全国で 2 万 891 台が販売された。 しかし、ヒーターの固定が不十分なため、脱落して発煙や発火の恐れがあるとして、99 年 1 月に別の 1 機種とともにリコールを届け出た。 自主回収を進めてきたが、販売台数の約 4 分の 1 は回収できていない。 今回もヒーターの脱落による発火の可能性が高いと、同社はみている。 これまで全国で煙や火が出た例が 46 件あったが、発見が早く、建物火災まで至ったことはなかったという。 県警によると、火元の部屋から黒く焦げた加湿器が見つかり、出火原因とみて捜査。 焼け残った金属部品をメーカーなどに照会し、21 日夜に TDK 製品と判明した。 TDK は 22 日、消費者庁にも伝えた。 県警によると、加湿器は施設が入所者に貸し出していたもので、施設側は遺族に「(2003 年の)開業当時から使っていた」と説明しているという。 消費者庁によると、家電製品のリコールでは、回収から漏れた製品が使い続けられて事故につながるケースが毎月数件報告されているという。 上釜社長は会見で謝罪し、「さらなる悲劇が起こらないよう、全社一丸となって回収を加速する」と述べた。 同社は回収の専用フリーダイヤル(0120・604・777、午前 9 時 - 午後 7 時)を設けているほか、ホームページでも回収依頼を受け付けている。 (asahi = 2-22-13) IH 調理器汚れ防止マットで発火の恐れ 温度検知できず IH クッキングヒーターの上に市販の「汚れ防止マット」を敷いて天ぷら鍋の油を加熱すると、油が発火するおそれがあるとして、国民生活センターは 21 日、マットの使用方法に注意するよう呼びかけた。 2010 年以降に国内で発火が 4 件あり、1 件は 1 人が軽いけがをした。 マットの主な材質はシリコーン、ガラス繊維、マイカ(雲母)、結晶化ガラスの 4 種類。計 9 製品で油を加熱し続ける実験をしたところ、マイカ製は 3 製品すべてで発火。 他の製品は発火に至らなかったものの、油が通常の温度を大きく超えたものが多かった。 IH ヒーターには鍋の温度を検知し、過熱を自動的に防ぐ機能がついているが、マットで遮られ、正しく測れなくなるためだという。 (asahi = 2-21-13) 首からさげる「ウイルス除菌剤」でやけど 幼児が重傷 塩素成分でウイルスを除菌するとうたった携帯型空間除菌剤「ウイルスプロテクター」でやけどの被害事例が相次いでいるとして、消費者庁は 18 日、「この製品の使用を直ちに中止してほしい」と呼びかけた。 問題の製品は中国で製造されたもので、「ダイトクコーポレーション(石川県)」が 1 月 25 日に販売。 漂白剤などに含まれる次亜塩素酸ナトリウムを含む錠剤の入ったパックを首からさげて使うことで、ウイルスを除菌できるとしている。 ところが、今月 2 日に千葉県で幼児が重傷の化学やけどを負い、ほかにも少なくとも各地で 5 件、軽傷の被害事例が報告された。 消費者庁によると、錠剤に汗などの水分を含ませると強酸性になり、服の上からでも皮膚に強い刺激を与える恐れがあるという。 「皮膚が赤くなったらまず洗い流し、早めに皮膚科に受診してほしい」と呼びかけている。 (asahi = 2-18-13) 笹子トンネルが全面復旧、2 カ月ぶり 天井板を撤去
記事コピー (asahi = 12-3-12 〜 2-8-13) パッド摩耗検出の装置作動せず = シンドラーエレベーター死亡事故 - 国交省審議会 2012 年 10 月に発生し、金沢市のホテルでシンドラーエレベータ製の業務用エレベーターに挟まれた女性清掃員が死亡した事故で、ブレーキパッドの摩耗を感知する装置が作動しない状態だったことが 8 日、分かった。 国土交通省の社会資本整備審議会が中間報告書を公表した。 (jiji = 2-8-13) ◇ ◇ ◇ エレベーター急上昇、清掃員挟まれ死亡 金沢のホテル 31 日午後 2 時 55 分ごろ、金沢市広岡 1 丁目の「アパホテル金沢駅前」で、清掃会社「北陸千代田(金沢市)」の従業員前多外志子さん (63) = 石川県能美市福岡町 = が、突然動き出した業務用エレベーターのかごと上部の枠にはさまれ、約 45 分後に救出されたが病院で死亡が確認された。 県警は業務上過失致死の疑いで捜査を始めた。 エレベーターは「シンドラーエレベータ(東京都江東区)」製だった。 県警によると、前多さんは同僚女性 (63) と、4 階から地下 1 階に下りるためエレベーターを待っていた。 扉が開いたので乗り込もうとしたら、急にかごが上昇し、つまずいて上半身だけがかご内に転倒。 そのまま上昇を続けたかごとエレベーター入り口上部の枠に体を挟まれた。 かごは前多さんの上半身が中に入ったまま約 210 センチ上昇し、体がはさまれたところで止まったという。 エレベーターは 17 人乗りで、最大積載量 1,150 キロ。 県警によると、2006 年に東京都港区であった高校生(当時 16 歳)の死亡事故を受け、今回の事故機にブレーキの摩耗を感知する「摩耗センサー」が取り付けられていたという。 (asahi = 10-31-12) |