日御碕に星野リゾート、11 月開業 高級旅館が島根に 2 拠点 星野リゾート(長野県軽井沢町)が 13 日、高級旅館「界 出雲(出雲市大社町日御碕)」を 11 月 16 日にオープンすると発表した。 2011 年開業の「界 玉造(旧・界 出雲、松江市玉湯町玉造)」も同時に改装して島根県東部の 2 拠点体制を整え、新型コロナウイルス禍でも底堅い近隣客や富裕層の宿泊需要を取り込む。 20 年春に経営不振で休業した「出雲ひのみさきの宿ふじ」の地上 3 階、地下 1 階の施設(延べ床面積 4,770 平方メートル)を、所有する特別目的会社から借り、1 月に改修工事を始めた。 客室は従来の 44 室から 39 室に減らす。 地元関連を含めた書籍を自由に読め、くつろぐことができる「トラベルライブラリー」を新設する。 総工費や各室の詳細、宿泊料金などは公表しなかった。 出雲市への進出に伴い、1 日に既存の「界 出雲」を「界 玉造」へ改称した。 9 月から 11 月 15 日まで休館し、全 24 室で出雲地域を連想させる内装へ改める。 地酒を味わい、各酒蔵の歴史やこだわりを知る体験メニューを整える。 星野リゾートによると、「界 玉造」は、新型コロナ禍の 20 年以降に中国 5 県からの宿泊客が伸び、客室稼働率は 7、8 割を維持しているという。 2 拠点化により、新規顧客の獲得に加え、各旅館を組み合わせて連泊するリピーターらの増加を見込む。 界ブランドの広報担当者は「豊富な観光資源を生かしたサービスを提供し、地域の魅力を宿泊客に伝えたい」と話した。 出雲市への進出は、20 年 6 月に明らかとなり、土地を所有する市などが対応していた。 (山陰中央新報 = 4-14-22) きょうから新生活、島根県庁でも新入の I ターン職員が意気込み 新年度が始まった 1 日、島根県内各地では県外からの U・I ターン者や、故郷での就職を選んだ人が、さまざまな思いを胸に新生活のスタートを切った。 新型コロナウイルスの感染拡大によって「地方回帰」の流れが生まれつつあり、これまで培ってきた経験を島根で生かそうと意気込んでいる。 民間などで勤務経験があるスペシャリストを採用する島根県の「島根創生推進枠」。 しまね暮らし推進課に配属された梶山なおこさん (31) = 広島県出身 = は、東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドで磨いたホスピタリティ(おもてなしの精神)を持ち味に県民に寄り添い、島根をさらに輝かせる。 京都市の大学を卒業後、京都タワー勤務を経て、2016 年にオリエンタルランドに転職し、ディズニーランドやディズニーシーで接客を担当。 日本を代表するテーマパークで、幅広い年齢層をもてなす中「また来たい」と思ってもらえる場所を作る喜びを感じた。 コロナ禍後の島根への旅行を検討していた 21 年夏、偶然、県庁のホームページを目にし、島根創生推進枠の存在を知った。 神社や焼き物など好きなものがあり、以前から興味のあった島根での生活を思い立ち、応募した。 移住して 1 カ月に満たないが、人口が少ない分、人同士の距離が近くぬくもりを感じる。 しまね暮らし推進課では、地域づくりに取り組む住民の支援が仕事だ。 生の声を県外に発信し、魅力ある暮らしぶりをアピールする。 「また来たい、暮らしたいと思ってもらえるよう、島根のファンを増やす」のが目標だ。 (清山遼太、山陰中央新報 4-1-22) 「春の嵐」で電柱が倒れ屋根がとんだ … 鳥取市で最大瞬間風速 34.2 メートル 前線を伴った低気圧の影響で山陰両県では今朝から非常に強い風が吹き、鳥取県内では電柱が倒れるなどの被害がでました。
崩れた倉庫の屋根が道路をふさいでしまっています。 山陰両県では今朝から昼頃にかけて非常に強い風が吹き、最大瞬間風速は鳥取市で 34.2 メートル、大山町で 30.3 メートル、浜田市で 34.1 メートル、益田市で 32.9 メートルなどを観測しました。
鳥取県内では電柱が倒れるなどの被害が発生しました。 日本気象協会によると暴風のピークは越えたものの今日いっぱいは引き続き注意が必要だということです。 (TSK さんいん中央テレビ = 3-26-22) 島根銀行 出雲市の海沿いに複合型施設の建設計画進める 松江市に本店を置く島根銀行は、出雲市の海沿いにレストランやホテルを含む複合型施設の建設計画を進めていることがわかりました。 計画では、県内の事業者と連携して、周辺エリアの開発までを一体で行う予定で、コロナ禍で疲弊する地域経済を活性化させるきっかけとなるか注目されます。 関係者によりますと、島根銀行は、資本業務提携をしているネット金融大手 SBI と、大阪に本社があり飲食店のプロデュースなどを手がける会社などと、出雲市の海沿いに観光関連の施設を建設する計画だということです。 具体的には、大阪の会社のノウハウを生かして、地元の生産者などから仕入れた食材を使った料理を提供するレストランをオープンさせるほか、富裕層をターゲットにしたホテルを開業する予定だということです。 また、土地の取得や建物の建設にあたっても、県内の事業者と連携していくとしています。 島根銀行は、地方創生事業への取り組みを進めることについて、SBI や大阪の会社などと基本合意を結んでいて、この取り組みが、人口減少や少子高齢化、そして、コロナ禍で疲弊する地域経済を活性化させるきっかけになるのか注目されます。 (NHK = 3-18-22) YouTube Live 配信イベント「7 夜連続 しまねトーク <島根の人と暮らし>」を開催 島根県 手を動かすなかで、新しい生き方を探る。 たしかな手触りをもった、自分らしい暮らしを作る。 そんな島根のクラフツマンたちとつながる場「Craftsman's Base Shimane」。 島根県内在住・島根ゆかりのフリーランスがチームを作り、島根県広聴広報課と、島根という地を活かして、新たな価値を生み出していく方々の仕事と暮らしを映像と記事で発信しています。 これまでに制作した映像の出演者等と Craftsman's Base Shimane のメンバーとで、「島根で暮らしをつくる面白さ」の魅力をさらに掘り下げお伝えするトークイベントを 7 夜連続でライブ配信します。 ■ YouTube チャンネル「しまねトーク 〈島根の人と暮らし〉」 2022 年 3 月 14 日(月) - 20 日(日) 各日 21:00 - 22:00 (https://www.youtube.com/channel/UCzSkAPh-llGmxGskxqjSQXw) 第 1 夜 クリエイターのローカル仕事術 / 第 2 夜 ライフステージの変化と田舎暮らし / 第 3 夜 島根にサッカークラブをつくろう! / 第 4 夜 リノベーションで引き出す地域の魅力 / 第 5 夜 島根ではじめる YouTuber / 第 6 夜 気の合う仲間とプロジェクトを始めよう / 第 7 夜 ローカルの文化と教育をおもしろく イベントの最新情報は Craftsman's Base Shimane の note 記事をご覧ください。 https://note.com/shimane_base/n/n0929edb5661f (PR Times = 3-7-22) プログラミングで町おこし、島根県松江の大変化 記事コピー (2-28-22) 島根でも注射器漂着 包装にロシア語か 島根県は 28 日、県内 10 市町村の海岸などに注射器が漂着し、計約 1,280 本を回収したと発表した。 包装の袋にはロシア語とみられる表記があった。 京都府や兵庫県、鳥取県の海岸でも類似の注射器が発見されている。 島根県は「針が刺さると危険なので絶対に触らず、役場に連絡してほしい」と呼び掛けている。 島根県によると、注射器が漂着したのは松江市の野波漁港海岸や大田市の琴ケ浜海岸など。 針があるものや筒の長さが約 15 センチのものもあった。 包装の表記は鳥取県で確認されたものと同じという。 (河北新報 = 2-28-22) 島根の海岸に「正体不明」の固形物が漂流、浜辺に大量に散乱 住民が不安 益田市など島根県西部の海岸に、正体不明の固形物が多数漂流したことが 24 日、分かった。 現時点で漁業被害は確認されていない。 漁業協同組合 JF しまね益田支所は、常温で固体の石油製品「マイクロクリスタリンワックス」ではないかとみており、浜田海上保安部や県が調べる。 益田県土整備事務所などによると、今月上旬、益田市高津町の持石海岸の波打ち際に帯状に大量に散乱しているのを地元住民が見つけ、市に報告した。 黄土色で粘り気があり、大きい物で全長 20 センチ、重さが 2 キロほどある。 油の臭いが漂い、太陽に当てると表面に水滴が付着する様子を確認した。 24 日には市民や建設業者、県職員 35 人が持石海岸や益田港(益田市高津 8 丁目)で清掃活動を行った。 プラスチックや網などの不法投棄物にまぎれたり、砂を含んだりした状態になっており、1 時間半で、ごみ袋 60 袋分収集した。 清掃活動を企画した万葉の里高津未来の会の男性 (78) は「海岸漂流物でこのような物は見たことがない。 漁業への影響もないとは言えないので、これ以上増えてほしくない。」と不安を募らせた。 持石海岸を管理する益田県土整備事務所管理第二課の水澄正樹課長は「現時点では固形物の正体、性質について断定はできないので、今後調査する」と述べるにとどめた。 (山陰中央新報 = 2-24-22) 日本酒が山積みで困惑 巨大コンテナ船物流停滞世界的な余波 松江 新型コロナによる世界規模の問題で山陰の日本酒が影響を受けています。 酒蔵には日本酒が山積みとなっています。 コロナ禍の物流停滞、生活に身近なところでは、大手ハンバーガーチェーンのマクドナルドやモスバーガーのポテトに影響が、ポテト M、L サイスの販売を先月一時取りやめ、S サイズのみの販売を始めたのもその一つ。 その背景のひとつが海の物流です。 先般エンジン系の故障で隠岐の島に接近した巨大コンテナ船、こうした海外との輸出入を担う物流がアメリカなどの感染拡大による労働者不足で停滞、そのあおりを受けた形です。 しかし影響はポテトだけではありませんでした。 山陰の日本酒にも。
松江市で日本酒を製造する李白酒造。 創業 140 年の酒造会社が苦境に立たされています。
山積みになった日本酒のケース。 本来酒米を保管するスペースですが、急きょ出番を待つ日本酒置き場になってしまいました。
別の倉庫にはアメリカ行きが 2,000 ケース以上山積みに。 保管分は合計 3,700 ケース以上。 すべて輸出用の日本酒です。 巨大コンテナ船の物流停滞で海外発送できないといいます。 ダンボールには去年 12 月にも発送の記載。 実に 2 か月以上遅れていることになります。
アメリカを中心とした輸出は、世界的な輸送機能の停滞で配送のめどが大部分立っていません。
輸出に力を入れている境港や安来など山陰の他の酒造会社にも資材の高騰や運送の遅れが出ているといいます。 地域から世界へコロナ禍の海外戦略に狂いが生じ始めています。 (TSK さんいん中央テレビ = 2-14-22) 5 万トン級の大型貨物船が漂流 島根県隠岐諸島沖に漂着 1 日、エンジン故障を起こし動けなくなった外国籍の大型貨物船が漂流、島根県の隠岐諸島の沖合に流れ着きました。 漂着したのは、キプロス船籍の CSL サンタマリア号 5 万 4,800 トンです。 空きコンテナ 2,000 個を積んでアメリカから中国に向け航行中、エンジン故障を起こし漂流しました。 そして、1 日午後、隠岐郡隠岐の島町久見の沖合 800 メートルに流れ着いて錨を下ろし、現在は停止しています。 船からの油の流出はないほか、ウクライナ人など外国籍の乗組員 19 人にもけがはなく、船内に留まっているということです。 第 8 管区海上保安本部の巡視船などが曳航を試みていますが、風や波が強くはかどっていません。 (BSS 山陰放送 = 2-2-22) 産業廃棄物処理業者の「まつえ環境の森(島根県)」が民事再生、負債額は約 45 億円 (株)まつえ環境の森(資本金 7,000 万円、島根県松江市学園南 2-5-13-203、代表・秋山光夫氏、従業員 15 名)は、1 月 28 日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日に保全命令および監督命令を受けた。 申請代理人は上田裕康弁護士(東京都千代田区大手町 1-1-1 大手町パークビルディング、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、電話 03-6864-3030)ほか 5 名。監督委員には、待場豊弁護士(大阪府大阪市中央区備後町 2-4-6 森田ビル 6 階、アイマン総合法律事務所、電話 06-6201-0500)が選任されている。 同社は、2012 年(平成 24 年) 1 月に設立された産業廃棄物処理業者。 経営破綻した施設を買収し、2013 年(平成 25 年) 9 月より営業を開始した。 中国地方では最新の管理型最終処分場として、供用面積 2 万 4,970 平方メートル、埋め立て容量 40 万 8,940 立方メートルの規模で展開してきた。 とりわけ、アスベスト処理ができる最新鋭の設備を強みに県外からの搬入も増加し、2015 年 7 月期には年収入高約 15 億 3,600 万円を計上していた。 その後も相応の処理量を確保してきたものの、従前より利益の蓄積に乏しく、余裕を欠いた資金運営を余儀なくされていた。 設備投資に伴う多額の借入金の返済が重荷となるなか、搬入量の増加に対応するべく処理施設の増強を図ってきたが、第 3 期最終処分場の工期が遅延して既存顧客からの受注が減少したほか、2021 年夏の記録的豪雨の影響で予想外の費用負担も加わり、資金繰りがさらに悪化していた。 その後も事業の立て直しに取り組んできたものの、業況は抜本的に改善せず、今年 1 月末の支払いが困難となり、自力再建を断念した。 申請時点の負債は、債権者約 70 名に対して約 45 億円。 なお、現在スポンサー企業を探している。(帝国データバンク = 1-31-22) 島根知事、「おろち号」の運行継続求めず JR 西の代替案を評価 2023年度での運行終了が予定される JR 木次線の観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」について、島根県の丸山達也知事は 27 日、運行継続を今後求めない考えを示した。 JR 西日本米子支社が代替として提示した観光列車「あめつち」の木次線乗り入れなどの案を評価し、受け入れる方針。 定例会見で記者の質問に答えた。 丸山知事は JR 側から技術的な観点からおろち号の運行継続が困難だと説明があったことを踏まえ、「地元にとって満足とは言えないが、地域の観光振興と結びつけることで効果が十分期待できる。 県としてはこの方向で検討することを受け入れたい。」と述べた。 おろち号を巡っては、JR 西が昨年 6 月、車両の老朽化などを理由に運行終了を発表。 島根、広島両県と沿線自治体は運行継続を求めてきた。 JR 側は今月 20 日にあった沿線自治体の担当者会合で、あめつちの乗り入れやラッピング列車の導入案を提示。 乗り入れ区間は、宍道駅(松江市)から出雲横田駅(奥出雲町)までとなる。 出雲横田駅から広島・備後落合駅間は急勾配の区間もあるため、車両の性能上運行できないという。 (清水優志、asahi = 1-28-22) 国内海洋ガス田 30 年ぶり新規開発へ 島根・山口沖 令和 14 年生産開始目指す 石油・天然ガス開発の国内最大手である INPEX は 17 日、3 月から島根・山口沖で、石油・天然ガス田開発の前段階となる試掘を指す探鉱事業を始めると発表した。 探鉱や開発の成功が前提となるが、国内の海洋油ガス田としては約 30 年ぶりの新規案件となる。 現在、世界規模で原油や液化天然ガス (LNG) などエネルギー価格が高騰する中、天然ガスの国内自給率増に貢献するだけでなく、自国で少量でもエネルギー生産できることは経済安全保障上の観点からも重要といえる。 今後、商業化できる埋蔵量が確認されれば、令和 14 年をめどに生産を開始できる見込みだ。 石油・ガス田の探鉱を行う場所は、島根県浜田市から沖合約 130 キロ、山口県萩市から沖合約 150 キロ、水深約 240 メートルに位置し、生産開始以降はパイプラインで供給する計画。 年間のガス生産量は国内天然ガス消費量の 1.2% に相当する約 93 万トン。 天然ガスを実際に生産できれば、国内自給率を現状から 1.1 ポイント増の 3.4% へ押し上げることになる。 開発に当たっては、INPEX と独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 (JOGMEC) が半分ずつ、計 330 億円を出資する。 国内の海洋における天然ガスの探鉱はこれまでも各地で行ってきたが実現は難しく、商業化できているのは平成 2 年から生産する新潟県岩船沖のみとなっているのが現状。 今回開発する地点では、23 年度に行った 3 次元物理探査船「資源」による探査や INPEX による調査結果などを踏まえ、26 年度から 3 年間、経済産業省の委託事業として掘削調査を実施。 天然ガスの存在確認に成功していた。 日本は、石油・天然ガスのほぼ全量を輸入に頼っているのが現状だ。 ただ、エネルギーの安定供給の必要などもあり、昨年 10 月に閣議決定したエネルギー基本計画では、国内生産や日本企業が海外で権益を持つ事業を含めた「自主開発比率(元年度は 34.7%)」を 12 年に 50% 以上、22 年に 60% 以上まで引き上げる目標を掲げており、今回の開発も貢献することになる。 (sankei = 1-17-22) 台湾人杜氏、日台つなぐ 島根・出雲で酒蔵立ち上げ 日本酒発祥の地とされる島根県出雲市で、台湾台南市出身の陳韋仁さん (41) が自身の酒蔵を開き、昨年 12 月から海外輸出用の日本酒造りを始めた。 日台にゆかりの食文化や地域を舞台に、台湾人杜氏として「日本と台湾をつなぐ酒蔵を目指したい」と意気込む。 酒蔵の名前は「台雲酒造」で台湾と出雲の地名から取った。 広島大大学院などで酒の製造を研究した台湾基隆市出身の林哲仲さん (29) と 2 人体制で、年間約 4 千本(約 3 千リットル)の製造を目指す。 既に台湾への輸出は決まり、香港の業者とも商談を進める。 陳さんは 2008 年に島根大に留学。 日本酒の味の深さに魅了された。 (kyodo = 1-12-22) ![]() 陳韋仁さんご自身で書かれた記事 (11-14-20) 努力を宍道、吉報が来待 合格応援切符 受験生を応援しようと JR 西日本米子支社は松江管理駅管内の安来、松江、乃木、宍道、出雲市の 5 駅の改札口で、学問の神様・菅原道真をまつる菅原天満宮(松江市宍道町)で祈祷を受けた「合格応援切符」を無料で配っている。 なくなり次第、終了するという。 名刺サイズで、「努力が実を結ぶことを信じ(宍道)、良い知らせが来ることを待つ(来待)」との思いを込め、表面に「宍道→来待」、裏面には「天神さん」として受験生らに知られる天満宮の写真を印刷している。 配布は計 500 枚で、各駅では 50 - 150 枚。 コロナ禍で昨年は希望者が少なかったため減らしたという。 改札口で営業時間に渡している。 (杉山匡史、asahi = 1-5-22) 低体温症で 1 人搬送、77 台立ち往生も 鳥取の大雪、停電も相次ぐ 強い寒気が流れ込んできた影響で、(鳥取)県内は 26 日夜から 27 日午前にかけても大雪に見舞われた。 道路の通行止めや停電が相次ぎ、雪の中を歩いていた 1 人が低体温症で救急搬送された。 鳥取地方気象台によると、27 日午前 11 時現在の積雪量は大山町で 92 センチ、倉吉市と智頭町で 62 センチ、鳥取市で 41 センチ、米子市で 16 センチ。 智頭町の積雪量は 12 月としては最大値という。 この大雪で北栄町の 70 代女性が軽い低体温症になった。 県によると、女性と夫は車が琴浦町内で立ち往生したため歩いて帰宅中、道に迷った。 27 日未明に女性が動けなくなり、警察に連絡。 警察官に保護された。 夫にけがはなかった。 鳥取自動車道でも 26 日夜に智頭町の上り線でトレーラーが動けなくなり、77 台の車が立ち往生した。 国土交通省鳥取河川国道事務所は上り線を通行止めにしてトレーラーを移動させ、午後 10 時 38 分に滞留を解消させた。 体調不良を訴える人はいなかったという。 国道 29 号も倒木のために兵庫県宍粟市と若桜町間で 26 日深夜から全面通行止めになったが、27 日未明に解除された。 JR 西日本米子支社によると、26 日夜に JR 山陰線(鳥取 - 米子間)を走行していた列車 8 本が、積雪状況などから運転継続は困難との判断で途中駅で運転を取りやめた。 JR は乗客約 50 人をタクシーで目的地の駅まで送り届けたという。27日も山陰線や因美線で運休が相次いだ。 県によると、鳥取市内で住宅 1 棟の屋根が壊れる被害があったほか、26 日から 27 日夕にかけて鳥取市や倉吉市、八頭町などで計約 2 万 7,500 戸が停電したという。 (東孝司) ■ 雪かきの住民「捨てる場所もない」 12 月としては記録的な積雪に見舞われた鳥取県智頭町では、住民や施設の職員らが 27 日朝から雪かきに追われた。 夫婦で自宅前の雪かきをしていたパート社員の女性 (57) は、「昨日は雪をかいてもすぐに積もるような状況だった。 この時期にこれだけの量が一度に降ることはあまりない。 雪を捨てる場所もないので大変です。」と汗をぬぐった。 金融機関や商業施設などが集まる智頭駅前でも、住民や従業員らが駐車場や周辺の雪かき作業に追われ、山のようになった雪を除雪用具で排水路へ運んでいた。 町観光協会専務理事の河村実則さん (65) はこの日、午前 5 時ごろから自宅周辺で雪かきを始めたといい、続けて施設前でも作業に追われた。 「大雪は例年 2 月ごろで、どか雪が 12 月にあるのは珍しい。 もうしばらくは落ち着いてほしい」と願っていた。 (大久保直樹、asahi = 12-28-21) ◇ ◇ ◇ 島根で積雪 49 センチ、27 日も警戒 中国横断道で 7 時間半通行止め 強い寒気が流れ込んで冬型の気圧配置となった島根県内も 26 日、各地で積雪を記録し、交通機関に乱れが出た。 松江地方気象台によると、県東部と隠岐は 27 日にかけて大雪となる見込みで、積雪への対策に注意を呼びかけている。 気象台によると、午後 6 時現在の積雪は奥出雲町横田 49 センチ、飯南町赤名 34 センチ、隠岐の島町西郷 15 センチ、出雲市 6 センチ、松江市 4 センチ。 27 日午後 6 時までの 24 時間降雪量は、多いところで東部の山沿いで 30 センチ、西部の山沿いで 20 センチ、東部と西部の平地、隠岐で 10 - 15 センチと予想している。 JR 西日本米子支社によると、木次線の宍道 - 広島・備後落合間は始発から運転を見合わせた。 午後から順次再開したが、再び降雪のため宍道 - 木次間以外は終日運転を取りやめた。 高速道路は中国横断自動車道尾道松江線の三刀屋木次インターチェンジ - 三次東ジャンクション間の上下線が午前 5 時から 7 時間半、通行止めになった。 空の便は出雲と隠岐、福岡を結ぶ日本航空の 4 便が欠航した。 船は本土と隠岐諸島を結ぶ隠岐汽船のフェリーが終日欠航した。 今後について気象台は、雪雲が予想以上に発達した場合は警報級の大雪になる可能性もあるとし、積雪や路面の凍結による交通障害などに注意を促している。 (杉山匡史、asahi = 12-27-21) 松江水郷祭を全国有数の花火大会に 島根県松江市の夏の風物詩・松江水郷祭。 23 日に重大発表がありました。 来年は、湖岸を全面的に有料化、これを原資に打ち上げ数を大幅に増やし全国有数の花火大会に押し上げようというのです。 その全容とは? 23 日に開かれた松江水郷祭推進会議。 水郷祭はコロナ禍で 2 年連続で中止、来年夏は 3 年ぶりの開催を目指す中、大幅にバージョンアップしようという重大発表がありました。
これまで一部に限られていた有料観覧席を大幅に拡大するというのです。
松江市中心部で開催される松江水郷祭。 有料観覧席が設けられるのは、松江警察所前から松江しんじ湖温泉の旅館・てんてん手毬付近までで、湖岸に面したエリアは全てが有料になる見通しです。 この全面有料化で、密を避けることができ、県外客を含めた感染症対策につながるとしています。 またこれまでブルーシートなどで朝早くから場所取りをしてきた人も多くいましたが、その必要がなくなるというメリットもあると言います。 この有料化を原資に、打ち上げ数を倍増! これまでの 1 万 3,000 発から来年は 2 万発以上に増やす計画です。 国内有数 4 万発を誇る長野県の諏訪湖湖上花火大会や日本三大花火大会として有名な秋田県の大曲の花火に並ぶ国内最大級の大会を目指すとしています。 この有料化について松江市民は …。
賛否ある中の、大バージョンアップ計画。 主催者は、有料席の詳細や周知の方法、打ち上げ数などについて、来年春までに詳細を詰める方針で、水郷祭は 8 月 6 - 7 日、2 日間予定されています。 (山陰中央テレビ = 12-23-21) JR 西日本の減便発表で島根と鳥取の県知事が緊急要望 JR 西日本が来年 3 月から在来線を大幅に減便するダイヤ改正を発表したことを受けて、島根と鳥取の両県の知事らが JR 西日本米子支社にダイヤの維持を求める緊急要望を行いました。 JR 西日本は 17 日、来年 3 月から在来線を大幅に減便するダイヤ改正を発表し、米子支社では、山陰本線と境線で特急を除くと上り下りあわせて平日は 37 本、土曜・休日は 27 本が減便されます。 これを受けて、島根県の丸山知事や鳥取県の平井知事などが 19 日、鳥取県米子市で、JR 西日本米子支社の佐伯祥一支社長にダイヤの維持を求める緊急の要望書を手渡しました。 要望書では、住民生活に多大な影響を及ぼすため、ダイヤ改正を見直すこと、やむを得ず減便する場合は、コロナ収束後に速やかにダイヤを元に戻すことなどを求めています。 その上で、丸山知事が「大幅な減便によって、JR の利用が縮小のスパイラルに入ると非常に危惧している」などと訴えました。 これに対し、佐伯支社長は「沿線人口の減少を上回るスピードで利用者が減っており、列車の本数とかい離している。 ダイヤの見直しをせざるを得ない。」と述べました。 緊急要望を終えた平井知事は「この件は長期戦になる。 中国地方の知事会や関西広域連合も重視していて、JR 西日本本社も含めて要望活動をしなければいけない」と話していました。 (NHK = 12-19-21) 旭化成・島根大など、国産新型コロナワクチン開発、特許出願 旭化成や島根大学などは 17 日、新規新型コロナウイルスワクチンの開発に成功し、特許を出願したと発表した。 旭化成の、医薬品を体内に効率的に運ぶ「ドラッグ・デリバリー・システム (DDS)」新規基材「ヒアルロン酸ナノゲル(HA ナノゲル)」を用いた。 生体由来材料を基にしたワクチンで、副反応の起きる可能性が極めて低いと想定される。 今後、製薬会社との協業で商用化を目指す。 ヒアルロン酸ナノゲルは、ヒアルロン酸に部分的にコレステロールが修飾されたヒアルロン酸誘導体。 今回開発に成功したのは組み替え蛋白質ワクチンで、DDS に生体に存在する材料で構成された HA ナノゲルを用いたことで副反応がおきにくいと期待される。 2 回接種後のマウスを使った実験では、ウイルス中和活性を有する抗体価の上昇や 1 年以上の持続期間が確認された。 ヒアルロン酸ナノゲルを用いることでリンパ節の抗原提示細胞に効率良く運ばれていると考えられるという。 18 日に開いた会見で、島根大学医学部浦野健教授は「実用化に向けて製薬企業に参画してもらい共同で進めていきたい」と方針を示した。 旭化成・添加剤事業部の勝又徹氏はヒアルロン酸ナノゲルについて「GMP (医薬品製造・品質管理基準)製造を 2023 年頃開始する予定」と計画を明かし「新型コロナワクチンの非臨床・臨床試験、さらに新興感染症のワクチン開発に対応した生産体制を整備する」と述べた。 今回の共同研究は、旭化成、蛋白質や接種実験を担った島根大学のほか、京都大学が免疫組織への局在解析、三重大学が組織性免疫性解析、長崎大学熱帯医学研究所がウイルス中和活性解析を担当した。 日本医療研究開発機構 (AMED) の「創薬基盤推進研究事業」に採択され、今後製薬企業も加えて事業化を推し進めることになる。 浦野教授は「今回の共同研究は新型コロナだけでなく、今後起こるであろう新興感染症に対してワクチンを開発するシステムづくりを目的としている。 新型コロナワクチンをモデルケースとして枠組みを構築したい。」と語った。 (化学工業日報 = 12-18-21)
広島だけでなく鳥取、島根にもエリア拡大 「やっぱ広島じゃ割」 3 月 10 日まで延長 (広島)県は、新型コロナで大きな影響を受けた宿泊事業者などを支援するための事業「やっぱ広島じゃ割」の対象エリアを、広島県内だけでなく鳥取や島根に拡大すると発表しました。 県によりますと割引の対象は、広島や鳥取、島根に住む人で、この 3 つの県が実施しているそれぞれの宿泊や旅行のプランを利用することが出来ます。 エリアの拡大は 15 日からで、利用するには、ワクチンの接種歴または PCR 検査の結果が分かるものが必要です。 また、県は「やっぱ広島じゃ割」の期限を来年 3 月 10 日までに延長するとともに、岡山や山口、愛媛についても調整がつき次第、エリアを拡大する予定です。 (テレビ新広島 = 12-13-21) 観光需要喚起へ! 来年 1 月末まで島根・鳥取タッグの 新型コロナで落ち込んだ観光需要の喚起策「We Love 山陰キャンペーン」が、当初予定の「年末まで」から年明け 1 月いっぱいまで延長されることが決まりました。 鳥取県の平井知事と島根県の丸山知事は、10 日午後 5 時過ぎからオンラインで開催された会議に臨み、12 月末で終了する「We Love 山陰キャンペーン」の取り扱いについて意見を交わしました。 その結果、年明け以降も新型コロナで落ち込んだ観光需要を喚起する必要があるとの認識で一致し、キャンペーンを延長することで合意しました。 延長期間は 1 月 31 日までで、特典内容は現在と同様、宿泊料金を最大 5 千円割引くほか、ワクチン・検査パッケージを活用すれば、現在はそれぞれの県民に限定しているクーポンの発行対象を両県の県民に広げる方向で検討しています。 (TSK さんいん中央テレビ = 12-10-21) ドミノが島根に … 宅配ピザ大手、47 都道府県で最後「ピザを身近に」 宅配ピザ大手「ドミノ・ピザ ジャパン(東京都)」は、島根県内初出店となる出雲店(出雲市渡橋町)を 8 日にオープンする。 県内の出店は、47 都道府県の中で最後という。 同社によると、ドミノ・ピザは 1985 年、日本初の宅配ピザチェーンとして東京店がオープン。 今年 6 月に 800 店舗に拡大しており、出雲店は 862 店舗目となる。 7 日は関係者向けの内覧会があり、出雲店の堀江亮太オーナーは「島根出店は念願でうれしい。 ピザを身近に感じてもらえるよう頑張りたい。」と話していた。 (yomiuri = 12-8-21) 「これほどとは …」 VR 使って松江城に登閣 高所恐怖症の市長が体験 足を運ばなくても迫真の城内めぐりを - -。 松江市と大学の研究機関が、VR (仮想現実)技術を使った国宝・松江城の映像製作を進めている。 エレベーターなどがない天守の内部や、最上階から見える風景などがリアルな映像で体験でき、高齢者や車いす利用者らも気軽に「登閣」できることを目指す。 市は今年 3 月、同志社大学文化遺産情報科学調査研究センター(京都府)と協定を締結。 松江城の魅力を県内外の多くの人に実感してもらおうと、天守のVR映像を共同開発している。 現段階で、5 層の天守の最上階や、城の特徴ともいえる 2 層分を貫く「通し柱」が見える 2 - 3 階、籠城(ろうじょう)対策でつくられたとされる地下にある井戸などの映像が完成した。 10 月 26 日には市役所で報告会があり、上定昭仁市長が体験。 城内を一歩一歩進み、地下の井戸をのぞき込むなどした。 実は高い所が苦手というが、城の最上階からの市中の展望に「これほどリアルなものとは …。 まずは市民のみなさんに見てもらいたい。 観光誘客につなげられる可能性もある。」と語った。 津村宏臣・同センター長(文化資源政策)は「みんなで価値を分かち合うべき国宝だが、国宝であるがゆえに補助設備を十分に設置できず、年配の人や障害のある人を遠ざけがちだ。 臨場感にあふれる VR 開発は、松江城の貴重さを伝える有力な一手だと考えている。」と話す。 来春をめどに、城全体の映像をいったん完成させる予定。 その後、市民に試験的に見てもらい、改良点を探る。 将来は城近くで体験スポットを設けたり、データの一部をスマホで見られるようにしたりする構想があるという。 (木元健二、asahi = 12-5-21) 島根舞台の青春ドラマ「しまねがドラマになるなんて!」 視聴率が好調 島根を舞台にした青春ドラマ「しまねがドラマになるなんて!(企画制作・島根県、TSK さんいん中央テレビ、山陰中央新報社、読売広告社)」の視聴率が好調だ。 第 6 話までの山陰両県での平均世帯視聴率は 14.9% と人気を集めている。 若者や親世代に将来も島根で暮らしたいと思ってもらえるよう企画した 1 話 5 分、全 10 回のミニドラマで、第 5 話「ちょうかんぼうに花束を」が現時点で最高となる視聴率 19.1%。 動画サイト・ユーチューブでの配信の再生回数は合計 6 万回を超え、18 - 24 歳と 45 - 54 歳の視聴が多い。 2 日の県議会一般質問で反響について問われた太田史朗政策企画局長は、TBS 系ドラマ「日本沈没」の関東地区の平均世帯視聴率約 16% と比べて遜色なく、公式ツイッターの 161 件の投稿に対して共感を示す「いいね」が 2 万 4 千件以上になったと回答。 「総じて高い評価を得ている」と述べた。 22 日までの毎週水曜、TSK さんいん中央テレビで放送。 次回は 8 日午後 11 時 3 分の予定。 翌日には山陰中央新報に関連企画「しまねがドラマになったワケ」を掲載する。 (曽田元気、山陰中央新報 = 12-2-21) 接種者への特典ずらり 県と「とっとりずむ」が連携サイト 新型コロナウイルスの第 6 波に備えて 1 人でも多くの(鳥取)県民にワクチンを接種してもらうため、県は、観光や飲食の情報をまとめたローカル WEB メディア「とっとりずむ」と連携し、ワクチン接種者への割引や特典を用意している事業者を紹介する特集ページを同サイト内に設けた。 買い上げ金額の 5% を割り引く子ども用品店や菓子店、朝食を無料にするホテル、ワンドリンクサービスの飲食店など、19 日午前段階で 11 事業者が紹介されている。 ページの冒頭には、接種を望まない方に接種を強制するものではないとの注釈が付けられている。 事業者側の掲載料負担は無い。 引き続きサイト内で 12 月 21 日まで登録事業者を募っている。 県内の接種率は対象人口の 8 割を超えたが、なかなかそこから増えていかない状況にある。 17 日の会見で平井伸治知事は、県内では感染者数が全国で最も少なく抑えられてきたことで「ワクチンを打とうというインセンティブ(動機付け)が働きにくいことが根っこにある」との見方を示し、今回のような情報発信が接種率向上につながることを期待した。 (東孝司、asahi = 11-22-21) 世界的な半導体不足 県内では好影響も 益田市 世界的に半導体が不足し、島根県内でも自動車関連の工場が製造ラインを止めたり、医療機器などの納品が遅れたりする影響が出る中、益田市にある半導体関連の製品を作るメーカーでは売り上げが急増しています。 好調な業績は地元の雇用増加につながっていて縮小する地域経済の活性化も期待されています。 3 年前に創業した益田市にあるメーカー「西南セラミックス」は、半導体を製造する機械の中で、「エッチング」と呼ばれる半導体の回路を削り出す工程に欠かせない部品を作っています。 その部品は 20 センチから 60 センチほどのシリコン製の丸い板。 会社はこの板に穴を開けたり、溝を掘ったりする加工を施して出荷していて、世界的に半導体が不足して需要が高まる中で注文が急増しているといいます。 これにともなって売り上げも伸び、ことし 7 月までの 1 年間の売り上げはおよそ 5 億 6,000 万円と 2 年前の 2.5 倍に増え、ことし 7 月には生産を拡大するために 3 億円の設備投資も行いました。 こうした好調な業績は地元の経済にも明るい影響を与えています。 それは雇用の増加です。 益田市の工場の従業員はこの 3 年で創業当初の 3 倍以上の 96 人に増えたほか、そのほとんどが地元出身者だということです。 このメーカーはさらに近隣の自治体に新たに製造拠点を拡大する予定で、80 人ほどの雇用が新たに生まれる見込みです。 地元の自治体ではこうした新しい産業の動きが地域の活性化につながると歓迎していて、益田市産業支援センター企業誘致推進室の松本泰典室長は「益田市内の雇用の大きな受け皿として大変貴重で、今後は市内のほかの企業との連携も進めてもらってそれぞれの強みをいかしていけるようにサポートしていきたい」と期待を寄せています。 西南セラミックスの長嶺正雄社長は 5G 通信や車の自動運転、それに新型コロナウイルスの感染対策の非接触式の機器など、世界的に新しい需要の流れがあるなかで、「世界のスピードに取り残されないように流れに乗ってやっていきたい。 地元での雇用を進めて将来的には『Made in Masuda』を支えてくれる人材も育てていきたい。」と話しています。 (NHK = 11-19-21) |