「厄介者」一酸化炭素でも発電 燃料電池の新触媒を開発

水素だけでなく一酸化炭素でも発電できる燃料電池の新しい触媒を、九州大の小江(おごう)誠司教授(生物無機化学)らが開発し、6 日付の独化学会誌(電子版)で発表した。 いまの燃料電池では「厄介者」として働く一酸化炭素を、燃料として使えるようになるため、燃料電池のコスト削減につながると期待される。

水素と酸素を電極で化学反応させて発電する燃料電池は、反応を進める触媒として白金が使われる。 だが、燃料となる水素ガスに含まれる微量の一酸化炭素が触媒の働きを阻み、発電効率が悪くなる課題がある。 水素ステーションの水素ガスを高純度にする必要があるなど、燃料電池車の高コスト化の一因になっているという。

小江教授は、一酸化炭素を燃料とする燃料電池のような反応が自然界にあることに着目。 熊本・阿蘇で見つけた細菌の酵素の特徴をまねた触媒を初めて合成した。 この触媒を炭素繊維に塗った電極で実験すると、水素と一酸化炭素が同量ずつ含まれたガスでも燃料電池は正常に働いた。 小江教授は「白金に比べて発電量はまだかなり落ちるが、燃料電池車のコスト問題を解決する第一歩になる」と話している。 (小林舞子、asahi = 6-7-17)


特急「ひだ」、「南紀」にハイブリッド車投入へ JR 東海

JR 東海は 7 日、特急「ひだ」、「南紀」に蓄電池とディーゼルエンジンで動くハイブリッド車両を同社として初めて投入すると発表した。 2019 年末に試験走行車(1 編成 4 両)を造り、22 年度までの置き換えを目指す。 現在の 85 系気動車(ディーゼル車)は 1 両にエンジンが 2 基ついているが、エンジンは 1 基に減り、より静かになるという。 燃費は約 15% 向上し、二酸化炭素の排出量も約 15% 減る。 トイレは洋式にし、温水洗浄便座を装備。 全席にコンセントを設け、スーツケースなどを置ける荷物置き場を客室内に設ける。 (asahi = 6-7-17)


歩行者守るエアバッグ実験公開 スバル、国産車で初採用

スバルは 24 日、国産車で初めて採用した「歩行者を保護するエアバッグ」の効果を報道陣向けに披露した。 群馬県太田市の群馬製作所であった実験で、インプレッサに搭載された歩行者向けエアバッグが、合図とともにフロントガラスを囲うように U 字形に開いた。

前方に搭載したセンサー付きのシリコン製チューブが衝突時の圧力などを測り、人間がぶつかったと判断すると約 0.1 秒で作動。 フロントガラスの両脇にある硬い柱部分が歩行者に衝突しないようにして、致命傷を与えにくくする。

車両研究実験第 2 部の古川寿也部長は「さらに安全性を高めて、新型車種に投入していきたい」と話した。 この日は、全面改良して売り出したばかりの SUV (スポーツ用多目的車)「XV」を使った衝突実験も公開した。,/p>

時速 64 キロで衝突させると、ドーンという音とともに運転席や助手席、側面のエアバッグが瞬時に作動。 直接ぶつかった部分はぐしゃぐしゃにつぶれたが、運転席や後部座席は無事で、車内のダミー人形も壊れなかった。(木村聡史、asahi = 5-25-17)


1998 年製と 2015 年製のトヨタカローラを衝突させるとこうなる

低燃費化や自動運転機能の搭載など、時代と共に進化していく自動車。 数々の新技術が開発されているが、事故でも起きない限り性能を確かめ難いのが、衝突時の安全性能である。 ではもし、数年以上前の車と最近の車を衝突させた場合、一体どうなるのだろうか …。 そんな疑問に答えてくれるのが、1998 年製と 2015 年製のトヨタ・カローラを衝突させる様子を収めた実験動画「ANCAP crash 1998 Toyota Corolla in to 2015-built counterpart」だ。 果たして 2 台の安全性能はいかに!

1998 年製と 2015 年製のカローラが時速 64km で衝突

動画を公開したのは、オーストラリアとニュージーランドの機関「ANCAP」である。 内容は前述の通り、1998 年製と 2015 年製のカローラを時速 64km で衝突させるというもの。 17 年間の差があるが、どんな結果が待っているのだろうか? 実験が始まるのは、1 分 35 秒あたりからだ。 2 台のカローラが走り出して「ガッシャーン!」と互いの運転席前方が衝突!! クラッシュ後の車の様子を見てみると …。

2015 年製のカローラ

2015 年製のカローラはフロント部分が大破しているものの、運転席のスペースは維持されており、運転席側ドアは少し歪(ゆが)んでいる程度。 さらに前方とサイドのエアバッグも展開され、運転手がしっかり守られている様子が見て取れる。

1998 年製のカローラ

続いて 1998 年製だが、ボンネットが大きく曲がりフロントガラスも大破。 さらにはホイールも運転席の足元までめり込み、安全が全く保たれていない。 しかもエアバッグが装備されていないので、運転手は衝撃をもろに食らうかたちだ。

ということで、2015 年製のカローラが文句なしで圧勝! 17 年間で安全性能は明らかに向上していることがわかった。 古い年式でも魅力的な車はたくさんあるが、安全性のことを第一に考えると、やはり新型車を選ぶのが身のためのようだ。 (K. ナガハシ、RocketNews24 = 5-25-17)


ジェットスター、中部を国内 3 カ所目の拠点空港に

格安航空会社 (LCC) のジェットスター・ジャパンは 24 日、中部空港(愛知県常滑市)を、成田、関西に次ぐ国内 3 カ所目の拠点空港にすると発表した。 来春をめどとし、常駐する整備士と乗務員計 100 人を地元中心に雇う。 ダイヤを柔軟に組めるようになるため、増便や新路線への期待も高まる。

航空会社は機材を夜に手入れする拠点空港を定め、整備士や乗務員を置く。 拠点空港を早朝に出発して深夜に戻る運航を基本とするため、拠点空港ではダイヤを組みやすくなり、遅延や欠航は減る。 同社は現在、全体で 21 機を飛ばしており、19 年までに 28 機に増やす方針だ。 来春時点では、20 数機のうち 3 機について中部を拠点に運航する計画だ。 (asahi = 5-25-17)


海自艦「いずも」、ベトナム要衝カムラン湾に寄港

海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」が 20 日、ベトナム中南部の軍事的要衝カムラン湾に寄港した。 米太平洋艦隊が主体となり、医療船などの艦艇がアジア太平洋地域を訪問する「パシフィック・パートナーシップ」に合流した。 いずもは今月 1 日に海自横須賀基地(神奈川県)を出港。 安全保障関連法に基づき初めて護衛艦「さざなみ」とともに米補給艦を防護する任務を実施した後、15 日にシンガポール海軍主催の国際観艦式に参加していた。

多数のヘリコプターを運用でき、医療設備も整ったいずもを報道陣に公開した、 第 1 護衛隊群司令の伍賀祥裕・海将補は、「アジア太平洋地域の平和と安定に対する、我が国のさらなる貢献を示す決意の表れだ」と述べた。 「パシフィック・パートナーシップ」は 2007 年に始まり、この地域の人道支援、災害救援の多国間演習としては最大規模。 今年、ベトナムが選ばれたのは、海上における法秩序の確保に多国間協力が必要だとの認識に基づき、東南アジア諸国連合 (ASEAN) 加盟国の海上保安能力向上のてこ入れをする狙いがある。

冷戦時代に旧ソ連軍が軍事的要衝として使用したカムラン湾は、中国とベトナムなどが領有権を争う南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島に近い。 南シナ海の軍事拠点化を進める中国を牽制する戦略的拠点として再び注目されている。 ベトナムは 10 年にカムラン湾を外国海軍に開放すると宣言して整備を進め、昨年 3 月に外国艦船の寄港が可能な国際港を同湾に開港。 昨年は米海軍の艦船 2 隻がベトナム戦争後、初めて寄港したほか、海上自衛隊の護衛艦 2 隻も初寄港した。

ベトナムはロシアからキロ級潜水艦 6 隻を調達するなど海軍力の増強を急ぐ。 ただ、南シナ海で対立する中国を刺激しないよう、昨年には中国海軍の艦船 3 隻の寄港も認め、全方位の軍事外交を展開している。 (ベトナム中南部カムラン湾 = 梶原みずほ、asahi = 5-21-17)

前 報 ((8-6-13)


「JAL ドラえもん JET」 2 号機が羽田 - 北京線、北京 - 広州線に就航

JAL (日本航空)は 5 月 12 日、機体にドラえもんをあしらった「JAL ドラえもん JET」の 2 号機が羽田 - 北京線、羽田 - 広州線に就航すると発表しました。 2016 年 8 月から、JAL は日中両国で知名度の高いドラえもんをキャンペーンキャラクターに起用。 「JAL ドラえもん JET」 1 号機に続き、今回、2 号機も日中を結ぶ路線に就航します。

機材はボーイング 787-8 型機を使用。 デザインは 1 号機を踏襲し、JAL 仕様の 3D のドラえもんが描かれます。 機内ではドラえもん仕様の紙コップによるドリンクサービスを提供。 オリジナルポストカードも提供されます。 2 号機は 5 月 18 日から羽田 - 北京線に、28日から羽田 - 広州線に就航する予定です。 (乗りものニュース = 5-13-17)


ドクターイエローの進化形? JR 西に新たな検査車両

線路を走りながら撮影し、自動的に異状を見つける車両が山陽新幹線に導入されることになった。 JR 西日本が 10 日、発表した。 線路の画像を解析して検知するシステムは国内では初めてという。 9 月から試験的に走らせ、4 - 5 年後の実用化をめざす。

車両はイタリアのメルメック社製で、全長約 16 メートル。 下部にカメラ 7 台を付け、最高時速 50 キロで走りながらレールや枕木を撮影・測定し、損傷やボルトの脱落があれば自動検知する。 導入費用は約 7 億円。 新幹線の線路の点検は、深夜に係員が歩いたり、検査車両「ドクターイエロー」を走らせたりして実施している。 新車両により、これらの作業の一部が軽減されるという。 将来的には北陸新幹線や在来線への導入も検討している。 (広島敦史、asahi = 5-10-17)


4 月の車名別販売ランキング、トヨタのコンパクト SUV「C-HR」がトップ

軽自動車は「N-BOX」が 14 カ月連続トップ

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は 5 月 9 日、4 月の乗用車車名別販売台数と軽四輪車通称名別新車販売速報を発表。 登録車と軽自動車を含めて、トヨタ自動車のコンパクト SUV「C-HR」が 1 万 3,168 台で全体のトップとなった。 続いて、2 位がトヨタ「プリウス」 9,920 台(前年同月比 47.8%)、3 位は日産自動車「ノート」 9,263 台(同 167.1%)。 以下、4 位ホンダ「フリード」 9,111 台、5 位トヨタ「アクア」 7,762 台、6 位トヨタ「ヴィッツ」 7,078 台、7 位ホンダ「フィット」 6,399 台、8 位トヨタ「ルーミー」 5,852 台、9 位トヨタ「シエンタ」 5,821 台、10 位トヨタ「カローラ」 5,287 台と続いた。

4 月の軽自動車車名別販売台数は、ホンダ「N-BOX」が 1 万 2,265 台(前年同月比 104.9%)で 14 カ月連続トップ。 2 位はダイハツ「ムーヴ」 1 万 2,004 台(同 259.7%)、3 位はダイハツ「タント」 1 万 1,926 台(同 108.5%)。 以下、4 位スズキ「ワゴンR」 9,654 台、5 位日産「デイズ」 9,193 台、6 位スズキ「スペーシア」 7,457 台、7 位スズキ「アルト」 7,076 台、8 位スズキ「ハスラー」 5,405 台、9 位ホンダ「N-WGN」 5,016 台、10 位ダイハツ「ミラ」 4,047 台と続いた。 (椿山和雄、CarWatch = 5-9-17)


日本車の米国生産、2016 年度 400 万台に迫る 4 年連続最高

北米(米国、カナダ)での日本車メーカーの生産が 2016 年度、初めて500万台を突破した。うち米国生産は 400 万台に迫り、4 年連続で過去最高を更新。 5 年で 136 万台増えた。 「米国第一」を掲げるトランプ米大統領の意向に沿う結果だが、一方で対米輸出も 171 万台と 2 年連続で増えている。 トランプ氏の政策次第では、さらなる生産拡大を求められる可能性もある。

米国とカナダで完成車を生産するトヨタ自動車と日産自動車、ホンダ、SUBARU (スバル)、日野自動車の 5 社の生産台数は 16 年度に 500 万 3 千台と 5 年連続で過去最高を更新した。 三菱自動車を含めた 15 年度実績を 1% 上回った。 トヨタが最も多く、1% 増の約 197 万台だった。 スバルはトヨタの主力セダン「カムリ」の受託生産が終了し、生産ラインを自社用に変更したことで、42% 増の約 33 万台と大幅に伸びた。

16 年度の米国での生産は日系勢合計で 1% 増の約 397 万台に達した。 現地メーカーなどを含めた米国生産全体のなかで、日系勢は 3 分の 1 程度を占めている。 足元の販売は減速が指摘されているが、17 年度も北米生産は拡大基調となる見通し。 トヨタは生産性向上などに 5 年で 100 億ドル(約 1 兆 1 千億円)を米国に投資する方針を示している。

一方、日本からの米国輸出はピークだった 30 年前から半減したものの、ここ数年は 150 万 - 170 万台と大きく減っていない。 生産面ではメキシコでの拡大に動いており、日本車のメキシコ生産は 5 年で約 2 倍に増加。 16 年度は約 145 万台と米国生産の 4 割弱の規模だ。 トランプ氏は雇用や貿易収支に目を光らせており、各社の戦略への影響が懸念されている。 (nikkei = 5-7-17)


VW、最小車「up!」一部改良 スマホでナビも

独フォルクスワーゲン (VW) 日本法人は、VW で最小サイズの小型車「up (アップ) ! (排気量999cc)」を 5 年ぶりに一部改良し、販売を始めた。 専用アプリを使えば、スマートフォンでナビゲーションを利用できたり、駐車場の満室情報を確認できたりできる。 水滴の量を感知して、ワイパーが自動で動く「レインセンサー」も標準装備した。 全 3 グレードで価格は税込み 158 万 7 千円から。 (asahi = 5-6-17)


「最後の大型客船」長崎から出港 三菱重工、事業撤退

三菱重工業が長崎造船所(長崎市)で建造してきた大型客船「アイーダ・ペルラ」が 3 日、欧州に向け出港した。 大型客船事業は巨額損失を理由に昨秋、撤退を決めており、この船が最後の大型客船になった。

独アイーダ・クルーズ社から約 1 千億円で 2 隻受注したのが 2011 年。 大型客船 11 年ぶりの受注だったため、建造ノウハウが足りず、無線 LAN の整備や欧米人好みの装飾などの点でつくり直しも相次いだ。 納期が約 1 年遅れた結果、計 2,540 億円の特別損失を計上。 宮永俊一社長は昨年 10 月、10 万トンを超える大型客船の建造から撤退すると表明した。

アイーダ・ペルラは全長約 300 メートル。 1,643 の客室があり、乗客・乗員最大 5 千人を乗せることができる。 出港前にあった内覧会で、三菱重工の担当者は「最後の大型客船で悲しいという思いもあるが、この経験を中小型の客船に生かしていきたい」と話した。 三菱重工の造船事業は、中韓勢の台頭で液化天然ガス船などでも採算の確保に苦しむ。 今年 3 月には専業メーカーの今治造船(愛媛県今治市)、名村造船所(大阪市)と、建造部門などの提携で基本合意するなど、構造改革を進めている。 (asahi = 5-3-17)


米国ホンダのオフロードカー「Pioneer」がワイルドすぎィィイイ!

今すぐアメリカの山奥に移住したくなるレベル!!

バイクや自動車、さらには航空機からロボットまで、あらゆるものを開発する日本のトップメーカー、Honda。 今回は、そのホンダの米国支社「アメリカン・ホンダ・モーター」が販売している、異常にカッコイイ自動車をご紹介したい。 その自動車の名前は、「Honda Pioneer」だ。 見た瞬間に圧倒的パワフルさが伝わってくるこのマシン。 海外でのみ流通するオフロードカーだという。

Honda Pioneer のラインナップは大きく分けて 3 種

マシンのラインナップは大きく分けて 3 種類。 排気量 500cc の「Pioneer500」、700cc の「Pioneer700」、1,000cc の「Pioneer1000」があり、クラスによって 2 人乗り以外に、4 人乗りや 5 人乗りのタイプも用意されている。 Honda Pioneer の大きな特徴が、そのデザインだ。 鋭い目つきのフロントライト、ゴツゴツしたタイヤ、むき出しのサスペンション、無骨なパイプバンパーやフレームが、最高にタフ & ワイルド! もうカッコイイとしか言いようがない。

動画では、Pioneer1000 のニューモデル「Pioneer 1000 Limited Edition」の走行シーンを見ることができる。 山中の悪路をもろともせず突き進むその姿は … やっぱり、超タフ & ワイルド!! 映像を見ているだけでワクワクしてくるから不思議だ。 価格については、最も安価な Pioneer500 で 8,999 ドル(約 100 万円)からとなっている。 冒頭でお伝えした通り、残念ながら日本では未販売だが、マシンの詳細を知りたい方はぜひ「アメリカン・ホンダ・モーター」のサイトをご覧になってみてはいかがだろうか。 (K.ナガハシ、RocketNews 24 = 5-2-17)


トヨタやホンダなど 25 社、米当局が調査へ … モーターが特許侵害の可能性

米国の国際貿易委員会 (ITC) は 4 月 28 日、トヨタやホンダなど 25 社が採用している電動モーターが、米国企業の特許を侵害している可能性があるとして、調査を開始すると発表した。

この調査は、米国ワシントン州に本拠を置く Intellectual Ventures 社の申し立てを受けて、国際貿易委員会が行うもの。 同社は 3 月 21 日、国際貿易委員会に対して、「25 社が自社の特許を侵害している」と申し立てていた。 なお 25 社には、トヨタ、ホンダ、BMW、アイシン精機、デンソーなどが含まれている。 国際貿易委員会によると、この電動モーターは、パワーステアリングユニットのポンプなどに使用されているという。 (森脇稔、Response = 5-1-17)


速すぎ、ホンダ「新型シビック TYPE R」が FF 車の最速タイムを更新!

公開された動画が大迫力!!

2011 年に惜しまれながらも日本での販売が終了した(限定車を除く)、ホンダの人気車「シビック TYPE R」。 そのニューモデルが今年 2017 年の夏頃、日本を含む世界各国で発売される。 6 年ぶりとなる日本での発売再開にファンから歓喜の声があがっている中、その新型シビック TYPE R がなんと、世界的なサーキットで最速記録を更新したというのだ。 そこで今回は、スピード感溢れる動画と併せて記録の内容をお伝えしたい。

4 月 24 日にホンダが発表した情報によると、テスト走行の聖地として知られる、ドイツのニュルブルクリンク北コースで、新型シビック TYPE R が、FF量産モデルの最速タイムを記録したという。 記録は 7 分 43 秒 80 で、先代シビック TYPE R の 7 分 50 秒 63 を、6 秒 83 も更新! さらには最速の座についていた、フォルクスワーゲン「ゴルフ GTI クラブスポーツ S」の 7 分 47 秒 19 を、3 秒 39 も上回っているのがまた凄い。

ホンダの公式 YouTube チャンネルでは、記録更新時の様子を収めたリアルなドキュメントや、車載カメラが捉えた臨場感満載の走行シーンなどが公開されている。 動画を確認すると … うぉっ、メッチャ速っ! 最速マシンならではのスピード感溢れる映像は必見だ。 冒頭でもお伝えした通り、新型シビック TYPE R は 2017 年夏頃に発売予定となっている。 価格は未定だが、多くが 500 万円


子どもをすっぽり包む電動アシスト自転車

電動アシスト自転車の利用者が増えている。 共働き世帯の増加で、父親・母親を問わず、子ども乗せタイプの電動アシスト自転車で幼稚園や保育園の送り迎えをしている姿もよく目にするようになった。 ヤマハ発動機が 3 月に売り出した最新機種「PAS Kiss mini un (パス キッス ミニ アン)」は、同社の子ども乗せタイプとしては初めての全面改良。 利用している子育て世代の要望に応えようと、安全と使いやすさを追求したという。

最大の特徴は、前部のチャイルドシートだ。 これまでは子どもの足がむき出しになっていたが、足まですっぽりと覆う形状にした。 その名も「コクーンルーム」。 コクーンとは英語で繭を意味し、外観はまるで、アニメで見るロボットのコックピットのようだ。 安全性を高め、子どもが誤って靴を落とす心配もなくなった。 (木村聡史、asahi = 4-20-17)


4 千万円の国産 EV スーパーカー GLM、19 年市販へ

流麗な 4 人乗りスーパーカーの中身は、日本のものづくりの粋を集めた電気自動車 (EV) - -。 京大発のベンチャー企業「GLM (京都市)」が 18 日、2019 年の市販を目指す試作車「G4」を国内初披露した。 最高時速 250 キロ、価格 4 千万円という高級 EV の量産開始で、米テスラのような世界的 EV メーカーへの成長を目指す。 GLM は 10 年 4 月、京大の大学院生だった小間裕康社長らが産学の支援で設立。 京都府宇治市内に研究開発拠点を置き、安川電機やオムロンなど国内大手メーカーとの共同開発部品による 2 人乗り EV 「トミーカイラ ZZ」を 15 年 10 月から販売している。 生産は他社の工場に委託している。

「路上を走るヨット」がコンセプトという G4 は、背の低い伸びやかなボディーに 4 座のシートを据え付け、前後のドアがハサミのようにはねあがる 4 ドアクーペ。 かさばる内燃機関を持たないため、実用性と独創性を両立したデザインが可能になった。 前後 2 基のモーターは最高出力 540 馬力、最大トルク 101 キロを絞り出し四輪を駆動。 路面状況によってトルク配分を最適化する技術で、最高時速 250 キロ、0 - 100 メートル加速 3.7 秒という欧州製高級スポーツカーに匹敵する運動性能を実現する。 一方で、複合素材を用いた車体の軽量化などで、航続距離は実用 EV 並みの 400 キロを維持するという。

G4 は開発思想と販売戦略もユニークだ。 部品点数の少なさや設計の容易さといった EV の利点を生かして、プラットフォーム(車台)をモジュール化。 完成車両とは別に、EV 事業への参入を図る企業に、単体のプラットフォームや製造ノウハウを提供することで、国内外での EV 普及を商機につなげる狙いだ。

EV メーカーをめぐっては、米株式市場で今月、テスラの時価総額がゼネラル・モーターズ (GM) を抜いて米自動車メーカー首位となるなど、将来性に市場の期待も大きい。 この日都内であった発表会で小間社長は「日本の技術を詰め込んだ、細部まで洗練されたスーパーカー」と語り、出来栄えに胸を張った。 今後、衝突安全性のテストや委託生産の準備を経て、19 年の量産開始を見込む。 欧州や中東などへの輸出分も含めて計 1 千台の販売を目指し、価格は 4 千万円を想定している。 (北林慎也、asahi = 4-18-17)


JAL が豪華ビジネスジェットの乗り継ぎサービス「JAL FALCON ビジネスジェットサービス」を発表

日本航空 (JAL) は 2017 年 4 月 18 日、フランスのダッソー・ファルコン・サービスと提携する新サービス「JAL FALCON ビジネスジェットサービス」を 2017 年 5 月 1 日から日本で販売開始することを発表しました。

このサービスは、JAL が提供する東京 - パリ便を利用後に、パリからヨーロッパ各地への乗り継ぎを豪華なビジネスジェット機で提供するというもので、ヨーロッパで広く使われているビジネスジェット機・プライベートジェット機のサービスを国内からワンストップで予約して利用できるというもの。 羽田空港で実際に使用される機体のお披露目と併せて発表会が開催されたので、普段なら見るチャンスがなさそうなビジネスジェットの中を見てくることにしました。

取材当日、羽田空港を訪れると格納庫の中にはフランスの航空機メーカー、ダッソー・アビエーションの最新ビジネスジェット「Falcon 8X」が報道陣をお出迎え。その向こうには、東京 - パリ間を実際に飛んでいるボーイング・777 型機が置かれています。 この Falcon 8X は、実際に「JAL FALCON ビジネスジェットサービス」でも用いられる機体で、この日のためにフランスから飛んできたそうです。 Falcon 8X は全長約 25 メートル・全幅約 26 メートルの大型・長距離型ビジネスジェット機で、最大で 19 人の搭乗が可能。 プラット・アンド・ホイットニー・カナダ社製のジェットエンジン「PW300」を機体後部に 3 基搭載しています。

発表会にはダッソー・アビエーションのシニア・バイス・プレジデントであるオリヴィエ・ヴィラ氏と、日本航空の植木社長が登場。 ヴィラ SVP からは「ダッソーの実績ある機体で従来の路線よりも柔軟な対応が可能な価値を JAL と共同で提供できることをうれしく思っている。 日本のマーケットに、ビジネスジェットのサービスを浸透させることができる機会だと考えている。」というコメント。

そして植木社長からは「JALの最高のサービスと、ダッソー・ファルコン・サービスが提供する利用客の意向に併せてカスタマイズすることが可能なサービスを組み合わせ、ヨーロッパやアフリカなどの複数拠点への移動を可能にできるサービス。 時間を最大限有効活用するビジネス客に対して利用価値が高いと考えている。」という旨の説明がありました。 このサービスは、フランスの航空機メーカー「ダッソー・アビエーション」の 100% 子会社で、ビジネスジェットサービスを 50 年来にわたって提供してきた「ダッソー・ファルコン・サービス (DFS)」と JAL が提携することで日本に投入される新サービス。

利用者はまず、東京 - パリ間を JAL のファーストクラスなどのサービスで移動し、フランスのシャルル・ド・ゴール空港に到着後は DFS がオペレートするリムジンサービスを利用して近接するル・ブルジェ空港に向かいます。 ル・ブルジェ空港では世界の VIP のみが利用できるラウンジでくつろいだ後に、ラウンジに横付けされたビジネスジェットに乗り込み、目的地までのチャーターフライトを利用するというもの。 既存の定期路線のように時間に縛られることなく、さらにセキュリティ面でも万全の体制が約束されたチャーター便を日本に居ながらにして予約できるという新しい価値を提供するサービスというわけです。 (Gigazine = 4-18-17)


月販目標の 36 倍 : トヨタ、レクサス「LC」発売 1 カ月で 1,800 台受注

トヨタ自動車は 4 月 18 日、「レクサス」ブランドの高級クーペ「LC」の受注が、発売から 1 カ月の 16 日時点で約 1,800 台になったと発表した。 月販目標(50 台)の 36 倍に上り、好調な立ち上がりだとしている。 内訳は、ハイブリッドの「LC500h」が約 800 台に対し、ガソリンエンジンの「LC500」が約 1,000 台。 新開発の「GA-L」プラットフォームを採用した走行性能やデザイン、ハイブリッドシステムに有段ギアを組み合わせた世界初のシステムなどが評価されているという。

LC は 2012 年に披露したコンセプトモデル「LF-LC」を商品化する形で 3 月 16 日に発売。 価格は 1,300 万 - 1,450 万円(税込)と、ブランドのフラッグシップとなるラグジュアリークーペだ。 LC500h は高回転型の 3.5 リットル V 型 6 気筒エンジン(出力 220 キロワット (299PS)、トルク 356N・m)と、出力 132 キロワット (180PS)、トルク 300N・m のモーターを組み合わせる。 ガソリンエンジンモデル「LC500」は 5 リットル V 型 8 気筒自然吸気 (NA) エンジンを搭載し、出力 351 キロワット (477PS)、トルク 540N・m。 10 速オートマチックトランスミッション (AT) を採用する。 (ITmedia = 4-18-17)


新型スズキ・ワゴン R は、3 タイプのエンジン・3 種のマスク・3 色のインパネでデビュー!

マイルドハイブリッドを含め、3 機のエンジンを搭載

6 代目となる新型ワゴン R は、機能と使い勝手の高次元での両立を目指し、アルトに続いて新世代プラットフォーム「ハーテクト」をベースにして開発されました。 衝突安全性能を向上させるとともに、軽量化によって走りと燃費も改善しています。 エンジンは、NA と NA のマイルドハイブリッド、そしてターボのマイルドハイブリッドの 3 種類。 CVT が組み合わされ、全グレードで 4WD が設定されています。 マイルドハイブリッドは、モーター機能付き発電機と大容量化したリチウムバッテリーを搭載。 走行アシストに加え、10 秒程度のモーターによるクリープ走行が可能になりました。

3 種のマスクと 3 色のインパネで個性を主張

特徴的なのはデザインで、3 つの異なるフロントマスクで登場しました。 女性にも似合うおとなしい標準タイプとアメ車をイメージさせる迫力のスティングレー、そして NA ハイブリッド専用の 2 段式ヘッドライトタイプで、兄弟車とは思えないほど差別化された個性をまとっています。 ボディは、全車 4 ドアハッチバックのみ。 インパネは水平基調のセンターメーターを採用するとともに、ホワイト・ダークブルー・ブラックの 3 色を用意。 フロントマスクの 3 つの個性に合わせて、内装を 3 色のインパネで演出しています。

3 種のマスクと 3 機のエンジンの組合せに注意

新型ワゴン R では、3 種のマスクと 3 機のエンジンの組合せに注意が必要です。 標準マスクは NA と NA ハイブリッド、スティングレーは NA と NA ハイブリッドに加えてターボハイブリッドも選べます。 一方、2 段式マスクは NA ハイブリッド専用モデルで、スズキではこの "ハイブリッド FZ" を主力グレードと位置付けています。

価格帯は、約 108 万 - 約 178 万円。 主力グレードの "ハイブリッド FZ" は FF 仕様が 135 万円で、LED ヘッドライトと専用の 2 段式マスク、エアロパーツやアルミ等も装備した充実振り。 また燃費もクラス最高の 33.4km/l をマークしており、お買い得仕様となっています。 なお 4WD は、全車 FF の約 12 万円高で選べます。 (星崎俊浩、clicccar = 4-16-17)


米規制対応の電気自動車初公開 ホンダ、今年中に販売へ

ホンダは 12 日(米国時間)、ニューヨーク国際自動車ショーで、2017 年中に米国で売り出す電気自動車 (EV) と、充電可能なプラグインハイブリッド車 (PHV) を公開した。 米国では今秋から環境規制が強化されるため、日本メーカー各社はエコカー販売を強化している。

今回ホンダが公開したのは、セダン型の「クラリティ」。 水素燃料で走る燃料電池車 (FCV) は、すでにリース販売を始めている。 ホンダは今後 4 年間で、クラリティ 3 種を米国で計 7 万 5 千台販売する計画。 米カリフォルニア州などでは、今秋から環境規制が強まり、EV や FCV など排ガスのない車 (ZEV) を多く売る必要がある。 PHV は ZEV に準じた扱いを受けるが、一般的なハイブリッド車は除外される。 (江渕崇 = ニューヨーク、木村聡史、asahi = 4-13-17)

初 報 (3-10-16)


テスラ時価総額 5 兆 6 千億円 GM 抜き米自動車トップに

10 日の米株式市場で、米電気自動車 (EV) のテスラの時価総額が一時約 510 億ドル(約 5 兆 6 千億円)程度にまで上昇し、ゼネラル・モーターズ (GM) を抜いて、米自動車メーカーのトップに躍り出た。

テスラは 2 日に発表した 2017 年 1 - 3 月期決算が市場予測を上回り、株価が上昇。 時価総額は 3 日にフォード・モーターを抜き、GM に迫っていた。 テスラの 2016 年の出荷台数は約 7 万 6 千台と、GM の販売台数約 1 千万台には遠く及ばないが、今年中に販売が始まる低価格帯の「モデル 3」や、自動運転機能の技術などに対し、市場の期待が膨らんでいる。 (ニューヨーク = 宮地ゆう、asahi = 4-11-17)

前 報 (9-13-16)


消えゆく 2 階建て新幹線 20 年度末までに新型車両に

JR 東日本は 4 日、上越新幹線で使っている 2 階建て車両「E4 系」を、2020 年度末までにすべて新型車両「E7 系」に入れ替えると発表した。 E4 系は計 23 編成 184 両。 01 年から導入されたが、老朽化が課題になっていた。 これで 2 階建ての新幹線は姿を消すことになる。

E4 系は 1997 年に東北新幹線でデビュー。 長野新幹線の臨時列車にも投入されたが、順次置き換えられ、12 年以降は上越新幹線でのみ走っている。 E7 系への入れ替えは 18 年度から始める。 全席に電源コンセントがつき、客室や通路に防犯カメラも備える。 E7 系は 1 編成 12 両で走り、乗客定員は 924 人。 同社の冨田哲郎社長は 4 日の記者会見で「車両の形式をそろえることで輸送の効率性が高まり、メンテナンスも楽になる。 ダイヤ調整や増発などで輸送力を確保したい。」と話した。 (asahi = 4-4-17)


日産、最高速 190km/h の EV 「ブレードグライダー」プロトタイプを日本初公開

日産自動車は 4 月 1 日、千葉県内のレーシング施設で電気自動車 (EV) の走行性能をスポーツカー並みに引き上げた「ブレードグライダー」を、日本の報道関係者に初公開した。 今後は世界のモーターショーなどに出品し、EV の可能性をアピールしていく計画だ。

ブレードグライダーは、2013 年の東京モーターショーにコンセプトモデルとして出品した後、英国の F1 企業であるウィリアムズのグループ会社でレース用 EV も手掛ける「ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング」とともにパワートレインなどの技術開発を進めてきた。 16 年夏までにプロトタイプモデル 2 台を完成させ、同年 8 月にはブラジルのリオデジャネイロで発表し、リオ五輪の期間中に展示や試乗などを行った。 日本で公開したのは、そのうちの 1 台。

三角翼の航空機のように空力性能の高いデザインを採用、滑空するグライダーのように走るクルマをイメージしたネーミングとしている。 一見コンパクトなイメージだが、全長 4.3m、全幅 1.85m と中級乗用車並みのサイズに、運転席 1・後席 2 の 3 シートを備える。 実際に乗ってみると、跳ね上げ式のドアにより、運転席、後席とも乗降しやすいデザインだった。

5 個のモジュールから成る合計出力 220kW のリチウムイオン電池と、出力 130kW のインホイールモーター 2 基を搭載。 最大出力は 268 馬力、最大トルクは 707Nm の仕様となっている。 車両重量は高出力バッテリーの搭載もあって 1,300kg とやや重め。 日産のグローバル商品広報部アシスタントマネージャーのニール・リーブ氏によると、走行性能は「0 - 100km/h までの加速時間は 5 秒程度、最高速度は 190km/h」という。

プロトタイプの製作の狙いについてリーブ氏は、「EV は環境性能など機能性重視というイメージが強いが、ブレードグライダーはそれに対するわれわれの挑戦。 ダイナミックな加速やハンドリングが EV でも可能だということを示すためだ」と説明する。 また、「GT-R やフェアレディZなどを愛好いただく方に、それらが 100% 電気で動くとどうなるかを問いかけるモデル」とも指摘した。

ただし、「市販モデルの計画はない(同)」とし、EV で世界の先陣を切ってきた日産としてその極限の性能を具現化したモデルとして活用する方針だ。 3 月からは F1 グランプリでおなじみのモナコの市街地を、ハリウッド女優のマーゴット・ロビー氏が駆け抜けるプロモーション映像を SNS を通じて公開している。 リーブ氏によると、当面はトルコ、中東、インドネシアなどでのモーターショーや走行イベントで活用していく計画という。 (池原照雄、Response = 4-2-17)

初 報 (8-18-16)


JR 常磐線、浪江駅まで再開 「町の新たな誕生日」

東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が 1 日、福島県富岡町で帰還困難区域を除いて解除された。 3 月 31 日に解除された浪江町、飯舘村、川俣町を合わせ、約 3 万 2 千人が帰還できるようになった。 浪江町では 1 日朝、事故後に不通となっていた JR 常磐線が 6 年ぶりに運転を再開。 この日を待ちわびた乗客たちは、車窓から故郷の姿に目をこらしていた。

再開したのは、小高(同県南相馬市)―浪江駅間の 8.9 キロ。 原ノ町駅(同)からの始発列車は約 50 人の乗客を乗せ、前日に避難指示が解除されたばかりの浪江町を目指して南下。 途中の桃内駅(同)では「ようこそ」と書かれた横断幕を持つ住民に見送られ、午前 6 時 27 分に浪江駅に到着した。 浪江町から南相馬市に避難している東海林サチ子さん (61) は、始発列車で浪江駅を訪れた。 「町の新たな誕生日だと思って。 復旧した線路を見て、一歩ずつ元の町に戻っていくんだなと感じます。」と話した。

第一原発に近い浪江 - 竜田駅(同県楢葉町)間は不通が続く。 JR 東日本は 2019 年度末までの全線開通を目指している。 (川原千夏子、内山修、asahi = 4-1-17)

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JR 常磐線の富岡 - 竜田間、10 月再開 原発事故で不通

JR 東日本と国土交通省は 10 日、東京電力福島第一原発事故の影響で不通となっている JR 常磐線の富岡(福島県富岡町) - 竜田(同楢葉町)間の運転を、2017 年 10 月ごろに再開すると発表した。 これまでは 17 年末の再開を予定していた。 復旧工事が順調に進み、2 カ月ほど前倒しできる見通しになったという。 対象区間は 6.9 キロ。 (asahi = 3-10-17)