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浴衣のお着付けアドバイス

ゆかた(浴衣)は本来湯あみの後に着るもので、素肌に素足ですが、昨今、若い方々のファッションとして採り入れられ、従来の意味と違った感覚で楽しんでおられるのは、たいそう嬉しいことです。

通常、浴衣には長襦袢は付けませんが、最近はレースの半衿や自分好みの衿を付けたり、帯には帯留めや花飾りを付けておられたり、又、足袋を履かれることもあるようです。

ただ、フォーマルな場や格式のあるレストランには、季節に合ったちゃんとしたお着物でお出かけくださいませ。 「浴衣はあくまでも浴衣」なのです。

ハワイなどリゾート地で浴衣をトライされる方も多いようです。 一般には、少し踵のあるビーチサンダルに浴衣と半巾帯の組み合わせになるのでしょう。

ツアーのお仲間と一緒のお食事の場合はそれでよろしいのですが、二人だけで素敵なレストランやクラブにお出かけの場合は、浴衣であっても、一応、夏物のお着物のように襦袢に半衿を付け、帯も蝶結びなどお好きな結び方をなさってみてください。

長襦袢を付ける場合は二部式の絽(ろ)の夏ものを準備しておかれたらよいでしょう。 絽の半衿も一緒に付いているはずです。 又、足袋も履いたほうがいいと思います。 他に、小物類はローカルのものをうまく使って楽しまれてはいかがでしょうか ! (ますえ、4-19-09)