大阪・茨木に水素ステーション 15 年春、大阪ガス 大阪ガスは 2 日、水素で走る燃料電池車 (FCV) の普及を後押しするため、その場で水素を作る「水素ステーション」を大阪府茨木市で 2015 年春に開業すると発表した。 この年から自動車メーカーが燃料電池車を広く販売するのに合わせる。 同社が開発した、天然ガスから水素を製造する装置を使う。 すでにある天然ガススタンドのそばにこの装置を置く。 1 時間あたり 6 台の FCV に補充できる。 ここで作った水素をタンクに詰めて近くの小規模な水素ステーションなどに運ぶこともできる。 14 年秋に着工し、建設費は 5 億 - 6 億円を見込んでいる。 ガス業界や自動車業界は FCV を 15 年から本格的に普及させたい考えだ。 15 年には全国の大都市部で約 100 カ所の水素ステーションができる。 このうち関西圏は 20 カ所ほどだ。 大ガスは 01 年度から水素ステーションの実験を始めており、今後は製造装置の販売もし、設置拡大をめざす。 (asahi = 4-2-14) 空の新ダイヤ開始 羽田発着の国際線増便 空の便の新しいダイヤが 30 日始まり、羽田空港の国際線は 1 日当たりの運航便数がこれまでの約 1.5 倍に増えた。 路線の就航先は 17 都市から 23 都市に広がり、7 月までにはドーハやトロント行きも就航する予定で、1 日当たりの便数は 55 往復(110 便)から約 80 往復になる。 深夜早朝に限っていた欧州や東南アジア行きが、昼間の運航を開始。 全日空、日航は地方空港から乗り継ぎをしやすいように、午前 10 時台 - 午後 1 時台を中心に、欧州、東南アジア行きを出発させる。 一方、成田空港は羽田の国際線拡大に伴い、主要路線の減便が目立つが、格安航空会社 (LCC) の躍進で、週間発着回数が過去最多の 4,218 回に達した。 LCC が占める割合は約 18% で、10 月までに約 20% まで増える見込み。 羽田国際線ターミナルはこの日の増便に合わせ、延べ床面積が約 1.5 倍に拡張された。 (kyodo = 3-30-14) ANA、航空機 70 機発注 過去最大の 1 兆 7 千億円規模 ANA ホールディングスは 27 日、ボーイングとエアバスの 2 社に航空機 5 機種、計 70 機を発注することを決めたと発表した。 購入額は計 1 兆 7 千億円規模とみられ、2016 年度から 27 年度にかけて順次受け取る。 記者会見した伊東信一郎社長は「15 年先を見据えた国際線の成長を図る」とした。 大型機はボーイング 777-9x を 20 機、777-300ER を 6 機購入。 中型機はボーイング 787-9 を 14 機、小型機はエアバス A320neo を 7 機、A321 を 23 機購入する。 ANA グループとしては航空機への投資額、発注機数ともに過去最大という。 (asahi = 3-27-14) 日航、国内線運賃 1.5% 値上げ 7 月以降、増税とは別 日本航空は 26 日、消費増税分の上乗せとは別に、国内線の運賃を 7 月 4 日から平均 1.5% 値上げすると発表した。 普通運賃は約 9% 値上げする一方、事前の予約なら料金が安い「先特」、「スーパー先特」などの割引運賃は一部据え置く。 値上げは 2008 年以来 6 年ぶり。 普通運賃は羽田 - 伊丹間で 2 万 2,500 円から 2 万 5,200 円、新千歳 - 福岡で 5 万 1,100 円から 5 万 7,300 円にそれぞれ上がる。 円安のため、ドル建てで購入する燃料費が増えており、運賃に上乗せすることにした。 (asahi = 3-26-14) 車販売、500 万台割れの予測 14 年度、3 年ぶりに 日本自動車工業会は 20 日、2014 年度に国内で売れる自動車は 3 年ぶりに 500 万台を割り込み、475 万台となる予測を発表した。 4 月からの消費増税の影響が大きく、13 年度に比べて 88 万台 (15.6%) 減る。 各社は海外生産を増やしており、販売減で国内生産が縮む可能性もある。 昨年末から消費増税前に買ってしまおうという「駆け込み購入」が加速した結果、13 年度の販売は前年度比 8.1% 増の 563 万 800 台程度になる見通し。 4 月以降はこの反動に加え、増税で購入意欲が下がるとみている。 特に 13 年度の販売が過去最高となる軽自動車は、18.8% の落ち込みを見込んでいる。 自工会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)はこの日の会見で、トヨタが掲げる年 300 万台規模の国内生産について、「石にかじりついても守りたい。 ただ(高い法人税や厳しい労働規制などの)『六重苦』は変わっておらず、今後どうなるかは予断を許さない。」と話した。 各メーカーが今春闘で賃金のベースアップ(底上げ)を決めたことについては、「すそ野に広がるまでには時間がかかるかもしれないが、デフレ脱却のために今回は必要だと判断した」と述べた。 (asahi = 3-20-14) エアアジア X が中部空港就航 マレーシアの LCC 中部空港(愛知県常滑市)に 17 日、マレーシアの格安航空会社 (LCC) の「エアアジア X」が新規就航した。 中部 - クアラルンプールを週 4 便で運航。 30 日の販売分までは片道チケットの最安値が 1 万 1 千円になる。 東南アジアの好調な経済状況を受けて 2008 年 1 月以来、マレーシアへの直行便が復活した。 就航セレモニーでは、エアアジア X のラフィダ・アジズ会長が「マレーシアにとって日本は重要な経済パートナー。 ビジネスのつながりも充実していく。」と話し、中部経済連合会の三田敏雄会長は「経済の交流と共に、東南アジアから多くの観光客を中部地方に呼び込みたい」と期待を寄せた。 国民の約 6 割がイスラム教徒と言われるマレーシアからの旅客を受け入れるため、空港会社は就航に合わせて旅客ターミナルビルに礼拝室を設け、飲食店 2 店で戒律で禁じられている豚肉や酒を使わない「ハラール食」の販売も始めた。 秋田大学の留学生で、クアラルンプールからの初便に搭乗したムハンマッド・アイディルさん (24) は「礼拝室があるのはすごくうれしい。 航空券も安いので助かります。」と話した。 (asahi = 3-17-14) 蓄電池電車 (ACCUM) 快走スタート 烏山 JR 烏山線(宇都宮 - 烏山駅)で 15 日、蓄電池で走る国内初の電車「EV-E301 系(愛称・アキュム = ACCUM)」の運行が始まった。 一番電車には約 450 人が乗り込み、乗車率は 180% の注目ぶり。 烏山駅前では、国の重要無形民俗文化財「山あげ祭」の歌舞伎が披露され、市民らが開通を祝った。 アキュムは、搭載したリチウムイオン電池に架線区間で充電し、非電化区間はその電力で走る。 始発駅の宇都宮駅ではセレモニーがあり、栗田敏寿・JR 東日本大宮支社長は「地域の活性化に貢献できるだろう」とあいさつした。 一番電車(2 両編成)は午前 10 時過ぎに発車し、友人と乗り込んだ東京都の男子高校生 (16) は烏山駅に到着後、「静かでスムーズ。 最初の車両に乗ることができ感激。」と喜んでいた。 ホームでは、地元の中学生らが小旗を振って歓迎した。 烏山駅も開通に合わせて新築され、大谷範雄市長は開業式で、「これからも JR と連携して観光人口、交流人口を増やしていきたい」と「アキュム効果」に期待した。 真新しい駅舎の前では、約 450 0年の歴史で初めてとなる 7 月以外の山あげ祭が催され、約 5,000 人が埋め尽くした。 車両は当面、宇都宮 - 烏山駅間を 1 日 2 往復するほか、一部区間ではさらに 1 往復する。 (yomiuri = 3-16-14) 前 報 (11-30-14) JR 東海、リニアの大深度地下使用へ概要書提出 リニア中央新幹線(約 286 キロ)の建設で、地下 40 メートルを超える「大深度地下」の使用認可を受けるため、JR 東海は 14 日、東京都、神奈川県、愛知県の対象区間(約 55 キロ)の事業概要書を国土交通省に提出した。 事業概要書は 17 日に官報に公告され、3 都県の環境保全事務所や関係市区で縦覧できる。 同社のホームページでも公開される。 事業概要書によると、東京都と神奈川県では約 40 - 110 メートルの地下に約 35 キロ、愛知県では約 40 - 100 メートルの地下に約 20 キロにわたり、大深度地下が使用され、直径約 14 メートルのトンネルが建設される。 このルートの住所や地図も記されている。 JR 東海は使用認可を受けたうえで、新年度内の着工を目指している。 (asahi = 3-14-14) 日航、ロシア 12 都市へスムーズに S7 航空と共同運航 日本航空は 19 日から、ロシアの S7 航空と協力してモスクワとソチ、サンクトペテルブルク、エカテリンブルクなど 12 都市を結ぶ国内線を共同運航(コードシェア)する。 これまではモスクワで国内線にチェックインし直す必要があったが、1 枚のチケットでスムーズに移動でき、国内線の分も日航のマイルがたまるようになる。 (asahi = 3-12-14) 常磐道、来年 GW までに全線開通へ 原発事故で一部不通 安倍晋三首相は 10 日の記者会見で、東京電力福島第一原発事故の影響で一部区間が通行止めになっている常磐自動車道について、来年のゴールデンウイーク前までに全線開通すると表明した。 (asahi = 3-10-14) くまモン、バイクになった ホンダ、4 月に発売 ![]() ホンダは 4 月 14 日から、ご当地キャラクター「くまモン」をイメージした小型バイク「モンキー・くまモン バージョン」を全国で発売する。 愛らしさが人気の「モンキー(排気量 50cc)」をベースに開発した。 価格は 30 万円超の見通し。 熊本県庁で 7 日、くまモンカラーの黒と赤で染めた車体がお披露目された。 燃料タンクにはくまモンのイラストをあしらっている。 ホンダ唯一の国内の二輪生産拠点である熊本製作所(熊本県大津町)で製造する。 若者らのバイク離れで国内市場が縮小しているだけに、渡部勝資所長は「くまモンキーで若い女性にもバイクに興味をもってもらいたい」と、人気にあやかりたい考えだ。 (asahi = 3-8-14) SL の火、次代へ JR 西、博物館向け整備士育成急ぐ JR 西日本が蒸気機関車 (SL) の整備士の育成に力を入れている。 SL が町おこしなどに脚光を浴び、2016 年春にオープンする「京都鉄道博物館(京都市下京区)」では、整備風景を間近で見学できるようにするためだ。 JR 西は現在、梅小路蒸気機関車館で、営業路線やイベントで活躍する「やまぐち号」、「北びわこ号」など、日本最多の 19 両を配備。 京都鉄道博物館は梅小路蒸気機関車館と一体化させて新たに設けるもので、施設は約 3 万平方メートルあり、鉄道博物館としては国内最大規模で運営する。 SL は施設の中まで引き込む。 手で触れて体験乗車もできる。 だが、JR 西の悩みは担い手不足だ。 車両修繕などに携わる同社員約 3 千人のうち、SL 整備士は 26 人しかおらず、50 歳以上が 8 割を超える。 (asahi = 3-6-14) 東海道新幹線、来年春に時速 285 キロに JR 東海は 27 日、東海道新幹線の最高速度を現在の時速 270 キロから 285 キロに引き上げると発表した。 2 時間 25 分かかる東京 - 新大阪の所要時間は 2 - 3 分短縮される見込み。 2015 年春のダイヤ改正からの実施を目指す。 速度アップは、のぞみが登場した 1992 年 3 月以来、23 年ぶり。 JR 東海によると、減速せずカーブを走行する装置が備わった最新車両「N700A」や、改造した「N700 系」で 285 キロ走行する。 東京 - 新大阪は都市部やカーブの区間が多いため、速度アップは難しいとされていたが、JR 東海は騒音や乗り心地などに影響がないか研究を進めていた。 (kyodo = 2-27-14) 車保険料、値上げへ 損保 2 社 高齢者事故増・増税受け 損害保険大手 NKSJ グループの損保ジャパンと日本興亜損害保険が、今夏以降に自動車保険料を引き上げる検討に入った。 保険料が安い高齢者の事故が増えて収支が悪化していることに加え、消費増税で保険会社の負担が増すからだ。 ほかの損保にも値上げの動きが広がる可能性がある。 2 社は 9 月に合併する予定で、それまでに値上げすることを検討している。 値上げ幅は今後詰めるが、数 % 程度にする見通しだ。 自動車保険料は非課税なので、4 月の消費増税後も増税分をそのまま転嫁できない。 ![]() しかし、保険会社が修理工場に払う車の修理代や、保険代理店への手数料は消費税分が上乗せされる。 損保各社にとっては年間数百億円規模の負担増になる。 各社とも保険料の値上げでカバーすることを検討してきたが、損保ジャパンと日本興亜がいち早く値上げする方向となった。 (asahi = 2-26-14) オフロードも快適走行 ホンダが新型大型二輪 ホンダは新型の大型二輪車「VFR1200X デュアル・クラッチ・トランスミッション」を 3 月 7 日に発売する。 欧州で発売されているモデルを日本向けに改良した。 座席を約 8cm 低くしたほか ETC 車載器を標準装備した。 サスペンションの性能を高めており、オフロードも楽しめる。 価格は 183 万 7,500 円(税込み)。 年 150 台の販売をめざす。 (asahi = 2-25-14) 米国向け小型車をメキシコで ホンダ、地域内生産を強化 ホンダは 21 日、メキシコで 2 カ所目の自動車工場を本格的に稼働させた。 日本から輸出していたフィットなどの小型車を生産し、米国などに出荷する。 量産が軌道に乗れば、米国で売る車の 95% を、関税のかからない北米自由貿易協定 (NAFTA) の地域内で生産する体制になる。 新工場はメキシコ中部のグアナファト州セラヤ市にあり、年 20 万台を造る能力がある。 2015 年後半には変速機の生産も始める予定で、総投資額は約 1,300 億円を見込む。 21 日に現地であった稼働式典にはペニャニエト大統領らが出席した。 同社は 13 年に 430 万台だった世界販売台数を 16 年度には 600 万台にする計画。 需要地で生産する体制づくりを進めており、大市場の米国で販売する車は現在、90% を米国、カナダ、メキシコで生産している。 ![]() 現地で記者会見した伊東孝紳社長はメキシコ国内の市場も「小さめの車が好まれ、非常に期待している」と表明。 日本での生産規模と雇用を維持するため、「軽自動車を重視し、国内で軽の販売比率を増やしていく」との考え方を示した。(セラヤ = 山村哲史、asahi = 2-22-14) -------------------- ハイヤーのような観光バス登場 はとバス、2 台導入 はとバスに 4 月から、ハイヤーのように光沢のある黒い塗装に金や銀のラインが入った豪華な車両 2 台がお目見えする。 同社で最高級の新型バス「ピアニシモ III」は、ゆったりした革張りの 3 列シート、全座席にコンセントを備える。 前方の障害物を感知して自動的にブレーキがかかる安全装置も装備。 価格は普通のバス(1 台 4 千万円程度)の 2 倍超という。 ツアーの問い合わせは予約センター (03・3761・1100)。 (asahi = 2-21-14) 水面プカプカ、小型 EV 開発 川崎のベンチャー ![]() 元スズキの開発者がつくったベンチャー企業が 19 日、水に浮いて水上も移動できる小型の電気自動車 (EV) を開発し、試作車を披露した。 来年 10 月から、水害の多いタイを皮切りに東南アジアで販売する。 将来的には日本や欧州市場への参入も検討する。 開発した企業は「FOMM (川崎市)」。 スズキなどで二輪車や小型 EV の開発を手がけてきた鶴巻日出夫社長が、この EV 開発のために昨年立ち上げた。 全長は約 2.5 メートル。 4 人乗りだが、一般的な軽自動車より小さく、車両重量も 460 キロと軽い。水陸両用ではないが、洪水などの非常時には 24 時間は水面に浮くことができ、タイヤを回転させれば水上を進むことも可能だという。 取り外しできる電池を積み、1 回のフル充電で陸上を 100 キロ走行できる。 「水害で廃車になる被害も多い新興国の経済発展に役立つ」と鶴巻社長。 まずは来年からタイで委託生産を始め、100 万円未満の価格で売り出す。 (asahi = 2-20-14) ANA、過去最多の CA 採用 国際線増便で来春 500 人 全日本空輸は 20 日、2015 年春に入社する客室乗務員 (CA) の採用数を過去最多の約 500 人にすると発表した。 458 人が入社する 14 年春より 1 割程度増やす。 全日空は羽田空港の国際線発着枠の配分で日本航空の 2 倍超の 1 日 11 便を得ており、路線増に合わせて国際線の人員を増強する。 親会社の ANA ホールディングスは 14 日、16 年度までに国際線を現在の約 1.5 倍に増やして、国内線を上回る規模にする方針を発表している。 アジア路線などに適した最新鋭機「ボーイング 787」を 66 機購入する計画で、客室乗務員も大幅に増やす必要があると判断した。 客室乗務員は、新興の格安航空会社 (LCC) なども採用を強化している。 全日空は質の高い人材を確保するため、客室乗務員を 3 年間の契約社員として雇うこれまでの方式を改め、14 年春からは正社員として雇うことを発表している。 ライバルの日本航空は 14 年春に約 300 人、15 年春に約 200 人を採用する方針という。 (上栗崇、asahi = 2-20-14) リニアから SL 乗車 岐阜県、明知鉄道結ぶ構想 ![]() 2027 年に名古屋 - 東京間が開業予定のリニア中央新幹線で、岐阜県は 17 日、中津川市に設けられるリニア中間駅と近くの明知鉄道を結んで観光客用の蒸気機関車 (SL) を走らせる構想を明らかにした。 県のリニア活用戦略によると、中間駅と隣接する美乃坂本駅から JR 中央線で 5 キロ西の恵那駅まで SL を運行。 さらに恵那駅で明知鉄道に乗り入れ、終点の明智駅まで 25 キロの SL の旅を楽しめる。 SL はまだ明知鉄道でも走っていないが、明知鉄道を運営する第三セクターと沿線住民らが運行を目指して募金活動の開始を決めている。 車両は、旧国鉄明知線で使われ、現在は恵那市内で保存されている C12 形を使う予定。 県は今後、明知鉄道や JR 東海と協議する。 リニア開業までに SL の運行にこぎ着け、観光の目玉にしたい考えだ。 (中日新聞 = 2-18-14) 宮城・福島県境、積雪で渋滞 国道 4 号、最大 40 キロ 発達した低気圧の影響で、宮城、福島県境付近の国道 4 号では 15 日から 16 日にかけ、積雪で車が立ち往生した。 宮城県側の上り線は県境付近から岩沼市にかけて最大約 40 キロの渋滞が発生。 福島県側の下り線でも伊達市から県境まで最大 13 キロの渋滞が起きた。 宮城県白石市では 15 日に観測史上最多の積雪 57 センチを記録。 国土交通省仙台河川国道事務所によると、同市越河 - 福島県国見町貝田地区の上り坂で同日午後 1 時半ごろから、坂道でスリップする車両が多発した。 同事務所と白石市は車両数台でけん引や除雪に当たったが、作業が追い付かず、断続的に渋滞が起きた。 同事務所などは巻き込まれた運転手向けに燃料や食料を配布。 白石市などの沿線自治体は避難所を設けた。 16 日午後 5 時 35 分、東北自動車道矢吹 - 仙台南インターチェンジ (IC) 間の通行止めが解除され、渋滞は徐々に解消に向かった。 福島市から二本松市の国道 4 号上り線でも 16 日、積雪の影響で最大 26 キロの渋滞が発生した。 (河北新報 = 2-17-14) ◇ ◇ ◇ 約 250 台、大雪で立ち往生 群馬・長野県境の国道 国土交通省高崎河川国道事務所によると、群馬県西部と長野県を結ぶ国道 18 号(碓氷バイパス)は 15 日午前 0 時半ごろから、チェーンなどの冬用装備がない複数台の車が動けなくなったため、後続の 200 - 250 台の車が立ち往生している。 通行止めにして除雪を進めているが、解消のめどはたっていないという。 群馬県内では、幹線道路の除雪が進まず、高速道路が通行止めになっている影響もあり、各地で立ち往生の状況が見られる。 新潟県方面と結ぶ国道 17 号などでも車が動かず、車中泊する人らが続出している。 また、東京電力群馬支店によると、16 日午前 10 時現在、群馬県内の 8,273 軒で停電。 南牧村で 1,700 軒、藤岡市 1,655 軒、安中市 1,371 軒など県南西部に集中しており、除雪が進まず作業員が現地に入れないため、復旧が遅れているという。 南牧村は 2010 年国勢調査で全国一の高齢化率 (57.2%) で、高齢者らの孤立状態に対する懸念が高まっている。 (asahi = 2-16-14) 高速料金、消費税転嫁で 10 円刻みに 首都高 510 円に ![]() 高速道路会社 6 社は 14 日、消費税率が 8% に上がる 4 月 1 日以降の料金を 10 円刻みにすると発表した。 これまでは料金所での支払いをスムーズにするため 50 円刻みだったが、高速道路利用車の 9 割が ETC を搭載していることを考慮し、より正確に消費税分を転嫁できるようにする。 原則として 10 円未満を四捨五入する。 ETC 搭載の普通車で平日昼間に通行する場合、首都高速と阪神高速の初乗り(6 キロ以下の区間)は 500 円から 510 円になる。 首都圏と近畿の都市部を除く区間では、平日昼間の 3 割引きなど従来の ETC 割引の一部が廃止や縮小となる。 このため、仙台宮城 - 福島飯坂は 1,350 円から 1,960 円に、新潟西 - 大津は 7,600 円から 1 万 1,100 円に、太宰府(福岡) - 熊本は 1,750 円から 2,590 円になる。 大半の区間は、ETC でも現金でも同額。 首都高速と阪神高速は現金の場合一律 930 円で、ETC は距離に応じて料金が変わる。 関越トンネル、関門橋など一部区間を通るルートは ETC が割安になる。 また、ETC のみ深夜 3 割引き、土日祝日 5 割引き(都市部を除く)などの割引がある。 800 円の試験期間が切れるアクアラインは、千葉県の一部負担を前提に当分の間 800 円を続ける。 (asahi = 2-14-14) 矢のように輝く「7」 北陸新幹線新車両シンボルマーク JR 東日本は 13 日、長野 - 金沢間で来年春に開業する北陸新幹線の新型車両「E7 系」のシンボルマークを発表した。 「7」の数字をシルバーで、鋭い矢じりのようにデザイン。 「輝く未来へ、矢のように速く突き進む」というイメージを表現したという。 ![]() 矢じりの先には新型車両の上部に使われている鮮やかな青をあしらい、車両と同じ銅色のラインを象眼細工のようにはめ込んだ。 シンボルマークは先頭と最後尾の車両の両側に、1 編成につき計 4 カ所つける。 車両としては同じだが、JR 東日本が製造したものは「E7 系」、JR 西日本が製造したものは「W7 系」となる。 シンボルマークでは、英語表記の「EAST」と「WEST」だけ異なるという。 シンボルマークがついた新型車両は、今春から東京 - 長野間で先行して運行する。 (asahi = 2-13-14) 九州新幹線、隣の駅まで 500 円 3 月 15 日の自由席 3 月で九州新幹線の開業から 10 年を迎えるのを記念して、JR 九州は 3 月 15 日の 1 日限定で、隣の駅までなら大人も子供も九州新幹線の自由席に 500 円で乗れる「お隣ワンコインきっぷ」を発売する。 博多 - 新鳥栖から川内 - 鹿児島中央までの 11 区間が対象。 最もお得になるのは新八代 - 新水俣間で、通常料金(2,020 円)の 75% 引きになる。 同じ 3 月 15 日限定で、博多 - 鹿児島中央の自由席が 1 万円で 1 日乗り放題になる特別きっぷも発売する。 発売期間はいずれも 2 月 15 日 - 3 月 14 日。 (asahi = 2-13-14) MRJ、名古屋と北九州で飛行試験 初納入は 2017 年 三菱重工業は 12 日、開発中の小型旅客機 MRJ の飛行試験を名古屋空港(愛知県)と北九州空港(北九州市)で行うと発表した。 飛行試験は、完成した機体に問題が無いかどうかを確認するため、航空会社に引き渡す前に実施する。 初号機は 2017 年 4 - 6 月ごろ、全日本空輸に引き渡す予定。 これまでに 165 機の受注が決まっており、試験飛行に 2 空港を使うことで出荷ペースを速める。 最終組み立ては愛知県で行う計画。 主翼は、神戸造船所(神戸市)の旧造船エリア、尾翼は松阪工場(三重県)を使って製造する方針。 試作機は 15 年春ごろに完成する予定だ。 (asahi = 2-13-14) 東駿河湾環状道が開通 伊豆へのアクセス改善 ![]()
東名・新東名高速道路と伊豆方面を結ぶ自動車専用道「東駿河湾環状道路(沼津市 - 函南町)」の三島塚原インターチェンジ (IC) - 函南塚本 IC 間が 11 日開通し、伊豆中央道と接続した。 所要時間短縮や頻発する渋滞の緩和により、伊豆の観光振興につながると地元は期待している。 開通したのは 6.8 キロ。 三つの IC ができ、起点の沼津岡宮 IC からは計 16.8 キロの道路となる。 東名・新東名から伊豆中部の天城北道路大平(おおだいら) IC までは、料金所 2 カ所と信号 1 カ所があるのみで、ほぼ止まらずに移動できる。 時間は 14 分短縮し 30 分になる。 国土交通省沼津河川国道事務所は、6 月に圏央道の相模原愛川 IC (相模原市) - 高尾山 IC (東京都八王子市)間が開通することで、埼玉県川越市と修善寺の移動時間が 3 時間 40 分から約 1 時間短くなると予測。 関東の広い範囲で伊豆とのアクセスが改善し、低迷する観光に効果が見込める。 また、東駿河湾環状道は沼津市と下田市の 60 キロを結ぶ伊豆縦貫道の一部。 縦貫道は全線開通すれば両市を 1 時間で結び、現在のほぼ半分の時間で移動できるが、整備は進んでいない。 11 日の開通式には、地元選出の国会議員や住民ら 550 人が参加。 川勝平太知事は「伊豆にさっと来てもらえ、観光に大きな意義がある。 今回の開通を機に伊豆縦貫道の整備を進めなければならない。」と話した。 (中日新聞 = 2-12-14) 29 歳以下なら新幹線お得 JR 西の割引きっぷ好評 JR 西日本が 29 歳以下限定で販売中の「若トク早特きっぷ」が好評だ。 14 日前までの購入で、新大阪・新神戸―小倉・博多間を走る「のぞみ」など上下計 10 本について、1 枚 8,500 円で乗車できる。 新幹線をもっと利用してもらおうと初めて企画。 通常の約 4 割引きで、同区間でのぞみを利用した場合の過去最安の値段という。 販売は 28 日まで。 「就職難など厳しい時代ですが、力いっぱい乗り切って。 若者の "特券" です。」と広報担当者。 (asahi = 2-12-14) アジアへの乗り継ぎ、桃色に ピーチ、那覇を第 2 拠点に 格安航空会社 (LCC) ピーチ・アビエーションが、那覇空港(沖縄)を第 2 の拠点にする一歩を踏み出した。 10 日、離れていた国内線と国際線の搭乗場所が一緒になり、沖縄を経由して海外へ行き来する際の乗り継ぎがしやすくなった。 那覇からは東南アジアへの路線を増やす予定で、手頃な海外旅行の範囲が広がっていきそうだ。 ■ 「4 時間圏内」に照準 「安いアジア路線が充実すれば、乗り継ぎの良さが生きると思う。」 那覇空港の LCC ターミナルで、台湾に向かう東京都の会社員水野光さん (30) が期待を込めた。 前日、大手航空会社便で那覇入りし、この日のピーチ便で台北へ。 東京から直行するより安かったという。 「これだけ安いと短期間でも海外に行く気になります。」 10 日から、LCC ターミナルで入国管理や税関などの国際線用施設も使えるようになり、今後はピーチでの当日乗り継ぎが便利になる。 今までは国内線で着いても、国際線ターミナルまで循環バスで 5 分かけて行く必要があった。 可能性は広がったが、いまのところ那覇発着のピーチの国際便は台北だけ。 井上慎一社長は「乗り継ぎが簡単になるので、路線をもっと増やしたい」とあいさつした。 ピーチは 2012 年 3 月の運航開始から間もなく丸 2 年。順調に旅客数を伸ばし、次に目を向けるのがアジア諸国だ。 那覇の第 2 拠点化は飛行距離の短さを補って架け橋になる。 日本からの旅行だけでなく、訪日客が増えているアジアの旅客を関西など国内各地に呼び込む狙いもある。 (asahi = 2-10-14) 「フィット」快走中 4 カ月連続首位 1 月国内新車販売 ホンダの小型車「フィット」の快走が続いている。 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が 6 日に発表した新車販売ランキングでは、1 月も 2 万 6,869 台売れ、4 カ月続けてトップに立った。 消費増税前に駆け込みで購入する消費者も取り込んで、好調だ。 フィットの売れ筋はハイブリッド車 (HV) モデルで、2 位もトヨタ自動車の HV 「アクア」だった。 駆け込み購入でも消費者の「低燃費」、「低価格」志向は変わらず、トップ 10 のうち軽自動車が 7 車種を占めた。 (asahi = 2-7-14) ◇ ◇ ◇ 13 年の新車販売「アクア」が首位に 低燃費志向鮮明に 2013 年の国内の新車販売で、トヨタ自動車の小型ハイブリッド車 (HV) 「アクア」が初の首位になった。 12 年まで 4 年連続トップだったトヨタの HV 「プリウス」が 2 位で続く。 6 位のホンダ「フィット」も売れ筋は HV モデルだ。 トップ 10 に 6 車種入った軽自動車も含め、消費者の「低燃費」志向が鮮明になっている。 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が 9 日、発表した。 アクアは年間で 26 万 2,367 台売れた。 フィットの HV モデルがガソリン 1 リットルあたり最高 36.4 キロで世界最高の燃費性能を記録すると、11 月には同 37.0 キロの「改良版」を発売。 「世界最高」を取り戻した。 (asahi = 1-9-14) ◇ ◇ ◇ 軽自動車は過去最高 = 国内新車販売、2 年連続 500 万台超 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が 6 日発表した 2013 年の新車販売台数は、前年比 0.1% 増の 537 万 5,513 台と 2 年連続で 500 万台を超えた。 このうち軽自動車は 6.7% 増の 211 万 2,991 台と、06 年の 202 万 3,619 台を上回って過去最高を更新した。 新型車の効果に加え、年末にかけて顕在化した消費税増税前の駆け込み需要が販売台数を押し上げた。 軽自動車の販売台数は、2 年連続で前年を上回った。 維持費が安く燃費も良いことから「軽人気」が続いており、新車販売に占める比率は 39.3% と 4 割に迫る勢いだ。 (jiji = 1-6-14) 首都高、渋滞なら料金高く 16 年度導入へ国交省検討 国土交通省は 7 日、首都高速、阪神高速など都心を通る有料道路の料金を、渋滞中は割高に、すいていれば割安に変える新しい制度の検討を始めた。 すいているルートを使うよう運転手に促し、渋滞を減らすねらいだ。 2016 年度に首都圏、17 年度に近畿圏での導入をめざす。 ![]() 高速道路 1,600 カ所に設置したセンサーで、混雑状況を把握する道路システム (ITS) を活用する。 ルートごとの混雑状況に応じて決めた料金を、表示板やカーナビ画面で運転手に伝え、自動料金収受システム (ETC) で課金する仕組みを検討している。 具体的な料金水準や、変化の幅などは有識者でつくる検討委員会で協議する。 (asahi = 2-7-14) スーパーあずさ後継車両、来夏にも製造 乗り心地改善 JR 東日本は 4 日、老朽化した中央線特急「スーパーあずさ(E351 系)」の後継車両として、新幹線で使われている「空気ばね式車体傾斜方式」を在来線に初めて取り入れた新型車両「E353 系(12 両)」を来年夏以降に製造すると発表した。 乗り心地がよくなることなどを期待しており、技術的な検証をクリアできれば、量産する方針。 (asahi = 2-4-14) 車窓からオホーツクの冬景色 「ノロッコ号」運行開始 厳冬のオホーツク海を眺めながらのんびり走るJR釧網線の「流氷ノロッコ号」が1日、今季の運行を始めた。 区間は網走 - 知床斜里間の 37.3 キロで、1 日 2 往復。 初日は流氷が見えなかったが、青い海の向こうに連なる雪景色の知床連山や能取岬が見え、国内外から訪れた観光客は、オホーツク海ならでは冬の景色を楽しんだ。 札幌管区気象台の 1 月 31 日の発表では、流氷は一部地域で一時的に接岸したが、数十キロ沖に広がっている状況。 だが、4 日以降は冬型の気圧配置となり、次の週末ごろには再び接岸する可能性があるという。 (asahi = 2-2-14) ![]() JAL、国内線エコノミー席を革張りに 足回りゆったり 日本航空 (JAL) は 30 日、5 月から順々に新しくする国内線の内装を公開した。 エコノミークラスの座席を黒い本革張りにし、背もたれを薄くすることでひざ回りを約 5 センチ広くする。 ポルシェや BMW のシートにも革を提供するオーストリアのロヒ社製の素材を使った。 高級感を出すとともに、水をはじく加工をした革を使うことで到着後の機内清掃をしやすくする狙いもある。 発表会には、CM に出演するアイドルグループ嵐の大野智さんが登場した。 会場につくられた実物大の機内で新しい座席の座り心地を確かめ、「革張りで座り心地がよくて、足回りも快適。 前の座席との距離感も今までとはだいぶ違いますね。」と満足げ。 機内の照明は LED で、季節や時間帯によって光の色が変わる。 青空をイメージした青い機内照明に「海の中にいるような感じですね。 あ、空か。」と会場を笑わせた。 機内でパソコンやスマートフォンをインターネットにつなぎたいという要望に応え、7 月からは順次無線 LAN を使えるようにする。 国内線では初めてという。 メール閲覧など外部のインターネットへの接続には 30 分間あたり 400 円が必要だが、ビジネス情報や音楽番組など、日本航空が用意した様々な番組は無料で視聴できる。 2016 年 9 月までに 77 機あるボーイング製の中小型機すべての装備を入れ替える計画だ。 (上栗崇、asahi = 1-30-14) ◇ ◇ ◇ ![]() ANA から愛を込めて バレンタイン、全乗客にチョコ 全日本空輸はバレンタインデーの 2 月 14 日、乗客全員にロッテのガーナチョコレートを配る。 国内線と日本発の国際線すべてが対象で、青空と「ANA」のロゴマークをあしらったオリジナルデザインのチョコを約 20 万個用意する。 全便、全乗客へのプレゼントは過去に例がないという。 (asahi = 1-28-14) どこでも乗り降り 超小型 EV、横浜でカーシェア実験 横浜市などが取り組む、超小型の電気自動車 (EV) による実証実験が好調に滑り出している。 会員間で共同利用する一種のカーシェアリングだが、市内各地に設けられた駐車ステーションのどこで借りても返してもよい自由さが最大の特長だ。 実験は「チョイモビ」の名前で、昨年 10 月 11 日から 1 年間限定で始まった。 国土交通省が超小型電気自動車の導入を検討する事業で、横浜市と市内に本社を置く日産自動車が実施。 乗り捨て出来るシステムを日立が整備した。 乗り方は簡単。 レンタカーのような事務所での手続きは無く、講習会を受けると交付される会員カードを車体にかざすと使えるようになる。 料金は 1 分 20 円で、事前に登録したクレジットカードで精算する。 公道を走るため、車の免許証は必要。 会員には横浜市民でなくてもなれる。 (asahi = 1-29-14) 前 報 (11-19-13) 0 系そっくりディーゼル車、3 月 15 日出発 JR 四国 ![]() 0 系新幹線に似せたディーゼル車「鉄道ホビートレイン」の走行を計画している JR 四国は、27 日の会見で運行開始を 3 月 15 日と発表した。 予土線宇和島 - 窪川間を平日は 1 日 5 便、土日祝日は 7 便走らせる。 愛媛生まれで「新幹線生みの親」といわれる第 4 代国鉄総裁・十河信二にちなみ、JR 四国が走行を企画。 ディーゼル車に 0 系そっくりの団子っ鼻や丸いライトを取り付け、白と青の塗装もほどこす。 現在、車両を改装工事中だ。 会見では、青を基調にした内装のイメージも公表した。 ドア付近や壁に展示棚を埋め込み、新幹線や四国にちなんだ車両模型を展示する。 座席の 2 列 4 席分は、0 系で実際に使われていた椅子のフレームをそのまま使う。 一方で、新幹線にはないつり革も設置。 泉雅文社長は「通勤通学時間帯にも走る。 安全上必要。」と説明する。 昨年 9 月に 0 系を模したデザインを発表した後、JR 四国には「他の地域でも走らせて欲しい」という好意的な意見や、「新幹線を馬鹿にするな」といった厳しい声も寄せられているという。 泉社長は「いろいろな意見が寄せられている。 いかにして『わざわざ』四国まで来てもらうかが重要。 地域の魅力にしたい。」と話した。 (奥令、asahi = 1-28-14) たたんで運べるチャイルドシート 別の車に乗る時に便利 ![]() アップリカ・チルドレンズプロダクツは今月末、折りたたんで持ち運べるジュニアシート「グレコ・ポータブルジュニア」を発売する。 使わずに収納しておく時や、普段とは別の車に乗せ替える時に便利だ。 使用は 3 - 11 歳ごろまで。 全国のベビー用品専門店やネットショップなどで販売する。 問い合わせはお客様サポートセンター (0120・415・814)。 (asahi = 1-28-14) チャイルドシートに新安全基準 側面衝突も試験 国交省 国土交通省は 24 日、自動車用のチャイルドシートに新しい安全基準を設けると発表した。 これまで実施していた前後からの衝突試験に加えて、側面衝突も試験し、安全性を高める。 基準を満たしたシートには新たなマークを付けることも義務づける。 26 日から適用する。 新基準では、頭と胸にセンサーをつけた人形に側面から時速 50 キロの衝撃を与え、幼児が重傷を負わない構造になっているかを確認する。 ドイツ、フランスなど欧州の主要国と同じ基準で、国内メーカーがこれらの国に輸出しやすくするのも狙いだ。 一方、数年間は現在の基準も有効にする。 今は側面の衝突試験を行っていないものの、実際には新基準を満たしている製品も多いとみられるためだ。 国交省は「現在の基準でも、安全性に問題があるわけではない」としている。 (木村聡史、asahi = 1-24-14) |