松江城天守の国宝指定を答申 文化審、旧朝香宮邸は重文 文化審議会は 15 日、松江城天守(松江市)を新たに国宝に指定するよう文部科学相に答申した。 フランス直輸入のアール・デコの意匠でまとめられた旧朝香宮(あさかのみや)邸(東京都港区、現・東京都庭園美術館本館)など 9 件の建造物を重要文化財に新規指定することも答申した。 1611 年に完成した松江城の天守は、外観が四重、内部 5 階、地下 1 階の荘重雄大な形式。 通し柱による建築方法など独自の特徴があり、防御性を重視した中世の山城を捨て、城下町の中核として平山城を築いたことに、深い文化史的意義があると評価された。 国宝に指定された天守は姫路城など全国に四つあり、今回の答申で 5 件目で、63 年ぶりの指定となる。 また文化審議会は、山梨県甲州市の塩山下小田原上条伝統的建造物群保存地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定することも答申した。 (asahi = 5-15-15)
富士通と Intel が IoT 基盤連携で合意、島根富士通で実証実験を開始 富士通株式会社と米 Intel は 13 日、株式会社富士通研究所の分散サービス基盤技術と、「インテル IoT ゲートウェイ」による包括的な IoT ソリューションの構築に向け、連携することに合意したと発表した。 富士通の分散サービス基盤技術は、センターと拠点を含むネットワーク全体にサービス機能を配備し、これらの一元的な管理を可能にするもの。 センター側にクラウドベースの集中管理機構を設け、各ゲートウェイから受け取る監視情報に応じてデータ処理の最適配置を行うことにより、ゲートウェイに分散させる処理の最適配置を、サービス要件に応じて自動的に行えるという。 この効果を最大限に引き出すためには、センター側にすべての処理を集中させず、ゲートウェイ側で一部を行うことが必要になる。 そこに、インテルのプロセッサとソフトウェアの組み合わせを事前に統合・検証した「インテル IoT ゲートウェイ」を利用し、富士通の分散サービス基盤技術を組み合わせることで、短期間でのシステム環境の構築が可能となるとのこと。 また、データ量のリアルタイムな変化に対応したシステムの拡張・変更が可能になるほか、サーバーや PC などのデータ処理を行うハードウェア数を削減できるので、システム全体のコスト低減が期待できるとした。 両社は連携の第一弾として、両ソリューションを組み合わせた実証実験 (PoB) を 5 月より島根富士通で開始した。 島根富士通が以前より取り組んでいる工場の見える化の範囲を拡大し、各種データの収集・分析により間接コストを削減することが目的。 同社では、製品出荷後のフィールド情報やセンサーから取得したデータと、製造工程の各種ログとの相関関係を分析することで、さらなるコスト削減を目指す考えで、まずは、リジェクト品の修理を行うリペア工程の可視化に取り組む。 今回の実証では、リペアが必要となった製品の位置情報、滞留時間などリペアの進ちょくをリアルタイムに把握し、出荷までに発生する付帯作業の工数改善につなげるとのこと。 今後は、試験工程における作業員や機器の動画像解析、試験ログとの相関分析などを行い、完成品の出荷率向上を目指す意向で、将来的には、見える化の範囲を工場間などサプライチェーン全体に広げていくことも検討している。 (クラウド Watch = 5-14-15) 村田製作所、島根県にコンデンサー新工場 180 億円投資 村田製作所は 13 日、島根県で電子部品の新工場を 2 棟建設すると発表した。 スマートフォン(スマホ)や自動車向けが好調な「積層セラミックコンデンサー (MLCC)」を増産する。 投資額は 180 億円。 MLCC はスマホの高機能化や車の電子化によって今後も需要が安定して拡大する見通し。 同社は MLCC で約 4 割の世界シェアを持っており、増産で旺盛な需要を取り込む。 新工場棟は生産子会社の出雲村田製作所(島根県出雲市)が建設する。 出雲村田は福井県の工場と並ぶ国内の主要生産拠点。 2 つの新棟は 2015 年 12 月と 16 年 10 月にそれぞれ完成する予定だ。 今後 3 年間で約 300 人の従業員を採用する。 MLCC は電気を一時的に蓄えて電流を安定させる役割などを担う。 スマホ 1 台に約 700 個、自動車 1 台に 1,000 - 3,000 個が搭載されている。 スマホなどの機能向上に伴い、今後も搭載数が増えていく。 新工場棟では現在スマホ向けなどで主流の小型 MLCC を量産するとみられる。 同社は 15 年 3 月期に連結売上高が初めて 1 兆円を超えた。 MLCC は全体の 3 分の 1 程度を占める基幹製品。 世界のスマホ大手から受注が好調で、15 年度には中国と福井県の生産拠点でも新棟を稼働させる予定だ。 村田製作所は 16 年 3 月期も過去最高の 1,500 億円の設備投資を計画している。 今回の投資を含め、MLCC の生産能力を 10% 高める計画を掲げている。 同社は日本と中国のほか、フィリピンやシンガポールの生産拠点でも MLCC を生産している。 (nikkei = 5-13-15) (島根)県立大の就職率、浜田キャンパスは 95.6% 県立大は 12 日、2014 年度の卒業生の就職率(5 月 1 日現在)を発表した。 浜田キャンパス(総合政策学部)は 95.6% (前年度 95.3%)。 卒業者数が前年度より 10 人多く、就職決定者数は 13 人増の 215 人だった。 就職先を都道府県別にみると、島根県が 51 人と最多で、東京都と広島県の 35 人が続いた。 出雲キャンパスは、専攻科の公衆衛生看護学専攻が 92.9%、助産学専攻 100%。 4 年制への移行期の看護学科は卒業生がゼロだった。 短期大学部の松江キャンパスは健康栄養学科が 93.1%、保育学科 100%、総合文化学科 97.2% だった。 本田雄一学長は「浜田キャンパスの就職率は相当高い水準にあるが、県内への就職率をもう少し高める必要がある」と話した。 (鈴木芳美、asahi = 5-13-15) 島根町、観光活性化進む 「加賀の潜戸」キーワードに 島根県松江市島根町加賀地区で、景勝地「加賀の潜戸」をキーワードにした観光活性化の取り組みが相次いでいる。 海沿いの元民宿をリニューアルした飲食店は地元の海の幸を提供し、観光遊覧船の新規コースは好調。 若者による和太鼓グループ「潜戸太鼓」も盛り上げに一役買っている。 飲食店は「食う」、「来る」、「潜戸」を合わせた造語「Kuukedo (クウケド)」を店名にして 4 月 28 日に開店。オーナーの神庭由佳さん (44) = 松江市大庭町 = は、日本海に面した美しい景観にほれ込み、開店を決めた。 地元の海産物やコメ、野菜をふんだんに使った和洋の創作料理を提供する。 観光遊覧船乗り場「マリンプラザしまね(同市島根町加賀)」を運営する一般社団法人加賀潜戸遊覧船は、「加賀の潜戸」を巡る従来の航路に加え、3 月から島根半島北端の海食洞窟で、国の天然記念物「多古の 7 つ穴」を巡る便を追加した。 4 月は団体予約が入り始めた。 同法人の来海賢一理事 (66) は「島根町が誇る美しいジオサイトで多くの観光客の心を癒したい」と意気込む。 伝承では、地元の人々はは神にあいさつをするため、船体をかいで叩きながら潜戸を通ったという。 高校生を含む住民有志で作る和太鼓グループ「潜戸太鼓」はこの伝承から、太鼓演奏を発想し、13 年に結成された。 週 2 回、町内で約 3 時間の練習に励む。 副代表の松蔭貴幸さん (29) = 同町大芦 = は「町を元気にするという使命感を感じている。 後世まで残る伝統文化にしたい。」と汗をぬぐう。 活性化の兆しに、島根公民館(松江市島根町加賀)の小川英二館長 (68) は「町全体で現状をなんとかしようとする気概を持っている」と話している。 (山陰中央新報 = 5-9-15) 落とし物の行方 返還率トップクラスは島根県 大事なものを落としたり忘れたりして焦った経験のある方も多いのではないでしょうか。 落とし物が戻ってくる率、返還率が全国トップクラスなのが、島根県です。 落とし物の行方を取材しました。 松江警察署 1 階の奥まった部屋には、およそ 3,000 点の松江市内で見つかった落とし物が保管されています。 仕事用のかばんや掃除機も拾われました。 去年 1 年間、島根県内の警察署には合わせて 1 万 6,000 件余りの落とし物が届けられました。 このうち、持ち主の元に戻ったのは 41% と、全国でもトップクラスです。 ある男性は 2 日前の夜、飲食街で財布を落としましたが、無事に見つかりました。 現金もカードも中身はすべて残っていました。 この男性は「年度早々、大変なことをしてしまったと思いましたが、ありがたいです」と話していました。 地元の女性は「島根県だからですかね。 この地域だから優しい方が多いんじゃないかと思います。」と話していました。 警察には、物だけではなく、犬や猫、それにインコなども届けられるといいます。 また、現金の去年の最高額は、銀行の ATM のそばで見つかった 110 万円でしたが、無事に落とし主の女性に返されたということです。 それでも、持ち主の見つからない落とし物は数多くあります。 島根県では、落とし物を有効に活用しようという動きも出ています。 置き忘れが最も多いのが傘で、年間 4,000 本近くに上るといいます。 天気が変わりやすい松江市。 一定の期間が過ぎても持ち主の見つからなかった傘を、観光客などに無料で貸し出しています。 NPO 法人が市や JR などと協力して行っているこのサービスは、地元の方言で「ありがとう」を意味する「だんだん」傘と名付けられました。 松江城の周辺など、市内の 84 か所に専用の傘立てを設置。 借りた傘はどの場所で返してもかまいません。 サービスを始めて 3 年間で、およそ 7,000 本の傘が利用されました。 観光客の女性は「皆さんの優しさ、気遣いだと思います」と話していました。 落とし物を持ち主の元に返したい。 返らなければ、ほかの誰かのために役立てたい。 島根県で善意の輪が広がっています。 (NHK = 5-6-15) 3 月の有効求人倍率 島根 1.09 倍、鳥取 1.08 倍 島根、鳥取両労働局は 1 日、3 月の有効求人倍率(季節調整値)を発表した。 島根県は前月比 0.02 ポイント減の 1.09 倍で 4 カ月連続で前月を下回った一方、鳥取県は横ばいの 1.08 倍だった。 島根県は 24 カ月、鳥取県は 4 カ月連続で 1 倍を超えた。 島根県は前月に比べ、有効求人数が 3.3% 減の 1 万 3,374 人、有効求職者数が 2.2% 減の 1 万 2,244 人となった。 (山陰中央新報 = 5-2-15) 鳥取県、「山陰海岸ジオパーク」内で iPad 通訳サービス 鳥取県は貴重な地形や地質を持つ「山陰海岸ジオパーク」内の 3 施設で、多機能携帯端末「iPad (アイパッド)」を使った通訳サービスを 5 月から試験導入する。 英語など 5 カ国語に対応し、個人旅行の外国人客の受け入れ態勢を整備する。 来年 3 月まで運用し、課題や効果を探る。 アイパッド用サービスを企画するスマート・ナビ(東京・豊島)の通訳アプリを導入する。 鳥取砂丘事務所などパーク内 3 施設の職員らが操作する。 外国人が来訪すると、アプリを起動して、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語から言語を選択する。 アイパッド上に通訳者を呼び出して、訪日外国人客に直接画面を見て会話をしてもらう。 ジオパークは認定機関から 4 年に一度、再認定を受ける仕組みだ。 山陰海岸は昨年、再認定されたが、その際、改善すべき点として外国語対応が手薄な点などが示されていた。 県は既に非常勤の英語ガイド 2 人を配置するなどしており、端末配備もその一環という。 (nikkei = 4-30-15) 島根原発 放射性物質含む水が作業員に 運転を停止している松江市の島根原子力発電所 1 号機で、今月 22 日、作業員 3 人が放射性物質を含む水を顔や足に浴びるトラブルが起きていたことが分かりました。 中国電力によりますと作業員に健康被害はなく、放射性物質は外部に漏れていないということです。 中国電力によりますと、今月 22 日午後 1 時 50 分ごろ、定期検査中の島根原発 1 号機で、原子炉建屋の地下にある放射性物質を含む水などをためるタンクから仮設のポンプを使って水を別の場所に移す作業をしていたところ、ポンプにつながるホースが外れ水が飛び散りました。 近くには中国電力の協力会社の作業員 5 人がいて、このうち 3 人が顔や足にこの水を浴びたということです。 飛び散った水は放射性物質を含むおよそ 4 リットルで、作業員は法定の 10 分の 1 程度の放射性物質を浴びたということですが、いずれも体内への取り込みはなく、除染も行っていて健康被害はないということです。 また放射性物質は外部に漏れていないということです。 中国電力は、公表が発生から 6 日たった 28 日なったことについて「放射性物質の体内への取り込みもなく線量も多くなかったため、公表基準に照らし直ちに発表はしなかった」としています。 中国電力は今回のトラブルの原因を究明するとともに再発防止に努めるとしています。 (NHK = 4-28-15) 東京で島根出身者 U ターンイベント 島根県出身の若者らを対象に、Uターンについて考えてもらう催しが 25 日、東京都内であった。 県外出身者を含め、大学生や社会人約 30 人が集まり、県内在住者の講演やグループワークを通じて働き方を考えた。 「地元に帰る帰らない会議」と名付け、法政大の藤代裕之准教授のゼミとふるさと島根定住財団(松江市朝日町)が共催。 藤代ゼミに属する学生が 2 月上旬、いきいきと働く人を取り上げる本の取材で来県したのがきっかけで、場所にとらわれない働き方のヒントにしてもらおうと企画した。 (山陰中央新報 = 4-26-15) 宍道湖シジミ 4 年ぶり日本一 漁獲量、青森・十三湖抜く 島根県・宍道湖(松江市、出雲市)産シジミの昨年の漁獲量が 3,448 トンになり、4 年ぶりに日本一に返り咲いた。 青森県・十三湖の 2,105 トンを上回った。 稚貝などを含む資源量が回復したためとみられる。 宍道湖漁協などが 24 日発表した。 宍道湖のシジミ漁獲量は、ピークの 1973 年には 2 万トンを誇った。 その後、右肩下がりを続けながらも、91 年から 20 年連続でトップを守ってきた。 だが 2010 - 12 年、資源量が 00 年代の半分ほどの 2 万 - 4 万トンに急落。 漁獲量は 11 年から 3 年続けて、十三湖に首位を譲った。 価格も 3 年間で 6 割にまで落ち込んだ。 (一色涼、asahi = 4-25-15) ◇ ◇ ◇ シジミの島根、復活期す 宍道湖で漁獲量回復 宍道湖のシジミ漁が回復傾向にあり、島根県では 2014 年の漁獲量に期待が高まっている。 都道府県トップの座は 11 年から青森県に奪われ、1 位に復活すれば 4 年ぶりとなる。 漁協関係者は「安定供給して失った販路を取り戻し、宍道湖産のシジミを PR したい」と意気込む。 島根県水産課によると、同県は 10 年まで 20 年連続で全国 1 位の漁獲量を誇った。 だがシジミの餌となるケイ藻の減少などから宍道湖では落ち込みが続き、12 年には最盛期の 10 分の 1 以下にまで激減した。 宍道湖漁協は、採る量を漁師 1 人当たり 1 日 90 キロとし、操業日数も週 3 日に一時制限するなどして、資源確保に努めてきた。 13 年秋以降にはケイ藻も増加。 14 年 10 月の県の推計調査では、漁獲対象とする大きさのシジミの生息数が、04 年当時と同じ水準になるまで回復した。 島根、青森両県の漁協によると、14 年の青森のシジミ漁獲量は 3,300 トン前後と見込まれる。 島根のもう一つの産地神西湖は約 170 トンで、宍道湖は 14 年 11 月までに 3 千トンを超え、同 12 月の数値が注目される。 (kyodo = 1-22-15) ねんどろいど 500 体、思う存分撮影 鳥取・倉吉博物館 ![]() アニメキャラクターなどを 2.5 頭身に変形させたフィギュア「ねんどろいど」を約 500 体集めた「ねんどろいどがやってきた! フィギュア博覧会 in 倉吉 2015 春(鳥取県倉吉市主催)」が倉吉博物館(同市仲ノ町)で開かれている。 予想を上回る来場者が訪れ、撮影してもいいことから、盛んにカメラを向けている。 5 月 10 日まで。 ねんどろいどは、フィギュアメーカー「グッドスマイルカンパニー(本社・東京)」の製品。 同社は昨年 12 月、県と倉吉市の誘致に応じ、市内の空き工場に初の国内工場「楽月(らくつき)工場(通称・ラッキーファクトリー)」を整備した。 地域貢献に積極的で、今回の博覧会は全国に倉吉のまちを PR したい同市に協力して実現した。 同市によると、今月 2 日に開幕し、当初の 1 週間で想定来場者数の 5 千人を突破。 17 日現在で約 9,200 人に達している。 (前川文、asahi = 4-19-15) 島根半島の謎に迫る ガイド本発刊 ◇ 四十二浦巡りや弁慶伝説紹介 東西約 65 キロの島根半島にある浦々の歴史や伝統の祭りなどをまとめたガイドブックを、地元の郷土史研究家らでつくるグループ「島根半島四十二浦巡り再発見研究会(飯塚大幸会長)」が発刊した。 江戸時代に盛んだったとされる「四十二浦巡り」の謎に迫り、観光振興につなげるのが狙いで、同会は「島根半島の魅力を再発見できる一冊になれば」としている。 同会によると、四十二浦巡りは、病気平癒などを祈願するため、島根半島の 42 の浦々を巡って身を清め、各地の氏神を巡拝する習俗の一つ。 江戸時代には一般的だったとみられるが、起源や具体的な目的は定かではないという。 同会は、四十二浦巡りの研究と再興を目的に、2010 年に発足。 ガイドブックは、これまで刊行してきた 6 つの小冊子を 1 つに集約し、一部加筆した。 観光客にも分かりやすいよう、地図や写真をふんだんに盛り込み、42 の浦々ごとの歴史や周辺の神社、祭りなどを、それぞれ 2 ページ以上割いて説明している。 また、現在の松江市長海町に生まれ、青年期までを出雲地方で過ごしたとされる武蔵坊弁慶の伝説も紹介。 島根半島に伝わる民話や、四十二浦巡りの巡拝作法なども詳しく記している。 編集に関わった元県職員の木幡育夫・同会事務局長 (65) は「これまで注目されてこなかったが、『四十二浦巡り』も観光資源の一つ。 本を片手に島根半島を歩く観光客が増え、各地の祭りや神事を盛り上げることが出来れば。」と期待している。 ガイドブックは B5 判 130 ページで、1,300 円(税別)。 松江、出雲両市や鳥取県米子市の主な書店などで販売している。 問い合わせは同会事務局 (090・4572・0641) へ。(寺田航、yomiuri = 4-19-15) 島根、森英恵さんの足跡紹介展 益田の美術館 世界的に有名なファッションデザイナー、森英恵さん (89) の作品など約 100 点を紹介し、60 年間にわたる活動の足跡をたどる企画展「森英恵 仕事とスタイル」が 18 日、島根県益田市の県立石見美術館で始まった。 6 月 8 日まで。 森さんがデザインしたオートクチュール(高級仕立服)を中心に、1950 - 60 年代の映画衣装のほか、日本航空の客室乗務員やバルセロナ五輪(92 年)の日本選手団の制服などを展示している。 映画衣装の多くは展覧会に出品されるのは初めて。 森さんは島根県の石見地方にある吉賀町出身。 企画展は石見美術館の開館 10 周年を記念して開かれた。 (北海道新聞 = 4-18-15) バリアフリーマガジン「てくてく日和島根」節目の 10 号 島根県松江市北堀町、NPO 法人プロジェクトゆうあい(三輪利春理事長)が、県内観光施設のバリアフリー情報を集めたフリーマガジン「てくてく日和島根」の第 10 号を発行した。 障害のあるスタッフが自ら現地で取材した内容は、障害者はもちろん、授乳やおむつ替えが必要な子どもを連れた親や介護者からも好評だ。 節目の 10 号までで県内の主な観光地を網羅したのを機に、県がダイジェスト版を発行する。 障害者が安心して県内観光ができるよう、2013 年 1 月に創刊。 以来 3 カ月に 1 回のペースで発行している。 車いすを使うスタッフが施設を実際に巡り、通路の段差や幅、傾斜、身障者用のトイレや駐車場の有無などを点検。 障害の度合いを考慮しながら、介助者の必要性なども細かく盛り込んでいる。 身障者用トイレの設備内容や、通路に関する情報は、ベビーカーを押す親から「参考になる」との声が寄せられている。 このほど発行した 10 号は、雲南市と飯南町を特集。 県内各地の観光案内所や観光施設、宿泊施設などに約 6 千部を配布した。 道の駅 6 カ所でのグルメリポートや、大しめなわ創作館(同町花栗)でのしめ縄作りの体験記を載せた。 県は近くダイジェスト版 2 千部を発行。 県のホームページからもダウンロードできるよう、準備を進めている。 写真の加工や編集を担当するスタッフの北尾可奈子さん (29) は「取材と編集の両方が楽しくて、元気が出る。」 表紙の絵を担当する石原由貴さん (23) も「楽しみにしているとの声がうれしい」と話す。 今後は高速道路の開通で身近になった広島県尾道市などでの取材を検討している。 (山陰中央新報 = 4-14-15) 45 年ぶりに SL 疾走、ファンら見守る 鳥取の若桜鉄道 ![]() 鳥取県八頭(やず)、若桜(わかさ)両町を走る第三セクターの若桜鉄道(郡家〈こおげ〉 - 若桜間、約 19 キロ)で 11 日、蒸気機関車 (SL) が走った。 旧国鉄若桜線時代以来 45 年ぶり。 鉄道ファンら約 1 万 3 千人(若桜鉄道発表)が訪れた。 実験走行で 1 日限り。 SL は 1938 年製の「C12 形(全長約 10 メートル)」。 2007 年、JR 西日本から無償譲渡され、若桜駅構内での体験運転などに使われてきた。 この SL を含め、旧国鉄若桜線時代の 1970 年まで SL が走っていた。 本線走行に必要な「車籍」がないため、営業運転はできない。 この日は、若桜 - 八東(はっとう)間でほかの列車を止め、約 9 キロを 1 往復。 沿線住民が作ったかかしを乗せた。 (柏樹利弘、asahi = 4-11-15) ◇ ◇ ◇ 花めで優雅な旅 若桜鉄道が着物列車運行 着物姿の人ばかりが乗った貸し切り列車が 7 日、若桜鉄道の郡家 - 若桜駅間(19.2 キロ)を走った。 華やかな着物に身を包んだ参加者が、咲き誇る桜を車窓から眺めながら約 30 分間の優雅な列車の旅を楽しんだ。 八頭町文化協会の事業の一環で、着付けや茶道を教える「茶装の会」と若桜鉄道が協力して初めて行った。 ![]() 列車に乗り込んだ約 30 人は、着物姿で談笑しながらローカル線の旅を満喫。 若桜駅に到着すると、今度は駅構内に止められたお座敷列車に移動し、和やかに食事やお茶を楽しんだ。 ドイツから日本文化を学びに来ている八頭町志子部のスベンヤ・フェーラウアさん (20) は「着物を着たのは初めてだけど、きれいなデザインで大好きになった。 桜もいっぱい咲いていてきれいだった。」と話していた。 (日本海新聞 = 4-8-15) 島根県農協印刷、民事再生法の適用を申請 - 負債 12 億円超(東京商工リサーチ調べ) (株) 島根県農協印刷(松江市浜乃木 2-10-52、設立昭和 47 年 9 月、資本金 5,500 万円、従業員 69 名)は 3 月 30 日、松江地裁に民事再生法の適用を申請した。 負債総額は債権者 115 名に対して 12 億 824 万円。 同社は、昭和 47 年 9 月に島根県農業協同組合中央会の印刷部の地盤を継承して設立。 当初より農協および系統機関に強固な受注地盤を確立すると共に、帳票・フォーム印刷を得意としてきた。 また、官公庁や民間にも受注地盤を拡げ、5 年に約 5 億円を投じて出雲市斐川町内に工場を新築した。 島根県の印刷業界では 2 番手の業容を誇り、ピーク時の平成 9 年 3 月期には売上高約 11 億 8,000 万円をあげていた。 しかし、工場建設時に大半を借入金で賄い、その後に旧工場の不動産売却で借入金を圧縮する計画であったが、市況の低迷もあって旧工場の売却は一向に進まなかった。 平成 26 年 3 月期の売上高は約 9 億 8,500 万円にとどまり、4,800 万円の赤字を計上し、債務超過が続いていた。 同年 4 月以降は借入金の返済棚上げ措置を受け、金利のみ支払ってきたが、事業継続が困難と判断し、今回の措置となった。 なお、関連の島根コンピューター印刷(株、同所、設立昭和 53 年 1 月、資本金 3,000 万円、従業員 3 名)は 3 月 30 日、松江地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。 負債総額は 1 億 4,500 万円。 )PJweb = 4-6-15) 本当? 日本一「暮らしやすい」街は島根県松江市だとコンピュータが判定 小中高生の子供がいるファミリーにとって「日本一」住みやすい場所はどこだろうか。 東京湾岸エリアでも群を抜いて人気の高い江東区か、発展著しい武蔵小杉のある神奈川県川崎市か - -。 答えはいずれもノー。 日本の全 1,741 市町村の中で最も暮らしやすいのは島根県松江市。 意外な事実が経済産業省の開発したシステムによって明らかになった。 2015 年 3 月 30 日に同省は、「地域の生活コスト『見える化』システム」を作成したと発表した。 同システムは約 1 万人を対象としたアンケート調査のデータがベースになっていて、コンジョイント分析と呼ばれる手法で推計された、利便性、教育・子育て、福祉・医療などの暮らしやすさに関する指標に関する貨幣価値が表示される。 全国、地域ブロック、都道府県内での上位ランキング市区町村も知ることができる。 松江市が全国 1 位になるのは、条件設定で「夫婦と子供(小中高生)」、「40歳代」、「郊外・農村志向」、22 種類ある「暮らしやすさ指標」を全て選んだ場合の結果だ。 トップ 10 のうち島根が 5 市、富山が 3 市、石川が 1 市、鳥取が 1 市となっている。 島根は過疎化の進行が特に深刻だと言われているが、住み心地は一流ということか ...。 郊外・農村志向ではなく「利便性志向」を選んだ場合は石川県野々市市(ののいちし)となる。 上位 10 市のうち福岡が 4 市、石川が 2 市、富山、福井、鳥取、山口が 1 市ずつランクインしている。 福岡の筑豊エリアが高く評価されているのは注目に値する。 指標のチョイスは地方有利 上位に入った都市についてはあれこれ言うまい。 しかし、下記の暮らしやすさ指標のうち (16) - (18)、(20) はどうみても都心部の自治体が不利。 また (09) に「大学(短大除く)までの距離」が挙げられている。 近ければどんな大学でもいいのだろうか - - という気もしないでもない。
システム開発の狙いは移住促進? 開発の目的と用途について、経産省の発表資料には次のように書かれている。 「当システムは、移住を検討する方々にお使い頂くことや、地方自治体等の移住促進を担当する方々が移住促進戦略を策定するためにお使い頂くことを想定しています。」 本システムの開発には同省の「日本の『稼ぐ力』創出研究会」がかかわっている。 座長はテレビ東京系の「ワールドビジネスサテライト (WBS)」のコメンテイターでおなじみ、東京大学の伊藤元重教授だ。 最後に。 関東地方にエリアを限定し、単身世帯、20 歳、利便性志向、暮らしやすさ指標は生活利便性の 5 つだけにチェックを入れて検索してみた。 1 位になったのは千葉県流山市。 つくばエクスプレスと東武アーバンパークラインが交差する都市である。そして東京 23 区は 1 つも入らなかった。 (J タウンネット = 4-2-15) オーストラリア人夫婦 出雲の神社で神前結婚式 ![]() オーストラリア人夫婦が 28 日、島根県出雲市今市町の八雲神社(横山猛宮司)で神前結婚式を挙げた。 妻のケリー・ザリリさん (40) が、かつて同市に留学した時のホームステイ先に「夫に着物を着せたい」と相談したのがきっかけ。 「日本の家族」と慕う人たちを前に和服姿で、永遠の愛をあらためて誓い合った。 同神社で式を挙げたのは、オーストラリアでウェブビデオ制作会社を経営するケリーさんと、夫で薬剤師のアントニーさん (35)。 ケリーさんは 1992 年に 1 年間、出雲北陵高校(出雲市西林木町)に留学。 以来、ホームステイ先の土岩孝二さん (76) = 出雲市西林木町 = の家族と親交を深め、2012 年にオーストラリアで挙げた結婚式にも招いた。 今回は、日本を訪れたことがなかった夫アントニーさんと夫婦での訪日を計画。 アントニーさんに着物を着せたいと、土岩さんたちに伝えた。 土岩さんたちは知人の美容室店主に相談。 美容室の近くに、須佐神社(同市佐田町須佐)の分院・八雲神社があることから、日本の結婚式も体験してもらう「縁談」が進んだ。 式は土岩さんら 10 人が見守る中、拝殿で執り行われ、和装姿のザリリ夫妻は祝詞奏上や三三九度といった儀式に神妙な表情で臨んだ。 ケリーさんは「だんなさんとすてきな着物を着て式が挙げられ、いい思い出になった」とほほ笑み、アントニーさんは「今までで一番すごい経験になった」と喜んだ。 (山陰中央新報 = 3-29-15) 養育費に車 … ひとり親家庭歓迎 過疎の町、求む介護職 ![]() 島根県浜田市が 4 月から破格の条件で県外のひとり親家庭を迎える。 月給 15 万円以上、中古車無償提供、一時金 130 万円など。 1 年限りだが、1 世帯あたりの経済支援は最大 400 万円超。 ひとり親家庭の支援と介護の働き手不足解消の一挙両得をねらう。 ひとり親に絞った自治体の移住促進策は全国初という。 対象は高校生以下の子がいる母子・父子家庭。市内の介護事業所と 1 年間の雇用契約を結べば、転居費などの一時金 30 万円が支給される。 月給は最低 15 万円で、加えて市から養育費が月 3 万円。 契約通り1年間働けば、さらに一時金 100 万円が出る。 住まいは市が月 1 万 - 3 万円の公営住宅を確保し、空きがなければ民間の賃貸住宅を紹介。 2 万円を上限に家賃の半額を補助する。 車がない人にはネッツトヨタ島根が中古のコンパクトカーを無償提供する。 自動車税などの諸費用は自己負担だが、車両整備費 20 万円は市が負担する。 原資は市と県の外郭団体「ふるさと島根定住財団」が最大 326 万円、事業所が 74 万円持つ。 ひとり親の介護現場での労働により介護報酬を得られることから、事業所の持ち出しは事実上ほとんどなく、四つの特別養護老人ホームが受け入れに前向きだ。 ただし、公的な経済支援は 1 年限り。 その後は介護業界で働き、定住することを期待する。 1960 年に 9 万人近くいた浜田市(合併前の市町村も含む)の人口は、いま 5 万 7 千人。 3 人に 1 人が 65 歳以上と過疎高齢化が進み、介護の人材確保が課題となっている。 市は今回の移住促進策で、先進国の中で最も貧困率が高いひとり親家庭の支援と合わせて課題解決をめざす。 市の担当者は「保育所の待機児童はほぼゼロ。 自然環境がいいところで子育てができる。 知り合いがいないと思うので、相談や交流の支援もしていきたい。」と応募を呼びかけている。 問い合わせは浜田市政策企画課 0855・25・9200。(中塚久美子、asahi = 3-27-15) データで見る夫の家事分担率 1 位は島根、最下位は … 記事コピー (3-27-15) 島根 - 広島、四国までのネットワークを形成する「中国横断自動車道 尾道松江線」が全線開通 国土交通省 中国地方整備局 福山河川国道事務所ならびに三次河川国道事務所は 3 月 22 日、島根県の松江市と広島県の尾道市を結ぶ「中国横断自動車道 尾道松江線」最後の未開通区間となっていた世羅 IC - 吉舎 IC、延長 20.4km を開通。 これにより、尾道松江線が全線開通した。 ![]() 1989 年に三次 - 松江間、1991 年に尾道 - 三次間の基本計画が決定。 2004 年からは尾道 - 三刀屋木次間(約 111km)を新直轄方式へ移行し整備を進めてきたもの。 島根県側の三刀屋木次 IC - 松江玉造 IC 間、広島県の尾道本線料金所 - 尾道 JCT を除く、新直轄区間は無料で走行できる。 この開通により、北は山陰自動車道、中部は中国自動車道、南は山陽自動道と直結し、その先は国道2号を経由して尾道と今治を結ぶ瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)に繋がる広域ネットワークを形成する。 開通式には国土交通大臣政務官の青木一彦氏が挨拶にたち、「松江から尾道まで 2 時間半で結ばれ、四国までが高速道路で結ばれる。 さらなる観光産業、企業活動の活性化、堺港を活用した北東アジア地域との貿易といった海上物流など経済の好循環に寄与すると期待している。」とコメント。 広島県の湯崎英彦知事は「前週に開通した東広島呉自動車と合わせ、広島県の広域的な交流連携の基盤となる井桁状の高速道路ネットワークが完成し、地域間の移動時間が大幅に短縮される。 中国、四国から人やものが集まり、本県の中枢機能性が高まる。」 島根県の溝口善兵衛知事は「一昨年、尾道松江線が三次市まで開通した際には GW の交通量が 2 倍に増えた。 すでに広島県と島根県とは製造業、小売業などの経済的交流が始まっている。 島根県東部には出雲大社、西部には世界遺産の石見銀山、海を渡れば隠岐がある。 広島の方には島根へ足を運んでいただき、島根の人も広島を訪れることで相乗効果を大きく拡げていきたい。」と、それぞれに期待を寄せる。 開通式に参列した、亀井静香衆議院議員は「新直轄は一石二鳥。 無料ですから。」と、尾道松江線の便利さに言及。 また、「尾道は同じ市内で尾道松江線は無料、因島(しまなみ海道)は有料と矛盾を抱える」と指摘し、将来的には高速道路は無料化していくべきとの認識を示した。 また、「私が生まれた庄原市にも大きな道路を作ったがクルマが通らない。 どうしてか …。 どうすれば人やクルマが通る道にしていけるか、まさにこれからの我々の努力にかかっている。」と課題も示した。 同じく参列の細田博之衆議院議員は、「我々は松江尾道線と呼んでいるが(笑)、全線開通は島根県民長年の悲願だった」と喜びを表した。 また、「一部有料の区間はあるが、尾道から松江まで数百円で来られる。 (中国横断自動車道の)浜田広島線や岡山米子線は有料だが、こちらは数百円。 これは観光においても、物流においても大きなインパクトがある。」と産業への好影響に期待した。 開通式では、中国横断自動車道 尾道松江線の愛称デザインのお披露目も行なわれた。 愛称は「中国やまなみ街道」で、全国に対して公募した結果で選ばれたもの。 「中国山地のおだやかな稜線がイメージでき、瀬戸内しまなみ海道との一体感を連想できる」ことが先出の理由。 また愛称デザインは、尾道市立大学美術学科の高岡陽准教授によるもので、「中国山地の緑、瀬戸内・日本海の青空、神話の国・出雲を連想できる沸き立つ雲」を配したデザインとなっている。 (トラベル Watch = 3-23-15) ◇ ◇ ◇ 自動車専用道が開通ラッシュ 広島、岡山、島根の 5 区間 中国やまなみ街道(中国横断自動車道尾道松江線)が 22 日に全線開通するなど、広島、岡山、島根 3 県で建設中の国直轄の自動車専用道路が相次いで完成する。 開通する 5 区間はすべて無料になっており、中国地方内外で人の行き来が活発化し、産業や観光振興などがさらに進むことが期待されている。 今月開通するのは、▽ 浜田三隅道路の原井 IC - 西村 IC 間 8.1 キロ(14 日午後 8 時)、▽ 仁摩温泉津道路の仁摩・石見銀山 IC - 湯里 IC 間 5.9 キロ(同日午後 4 時)、▽ 東広島呉道路の黒瀬 IC - 馬木 IC 間 8.8 キロ(15 日午後 4 時)、▽ 中国やまなみ街道の世羅 IC −吉舎 IC 間 20.4 キロ(22 日午後 5 時)、▽ 玉島笠岡道路の玉島西 IC - 浅口金光 IC 間 4.5 キロ(29 日午後 4 時)。 これら 5 区間の路線中、全線開通するのは中国やまなみ街道(全長 137 キロ)と東広島呉道路(同 32.8 キロ)、山陰自動車道の一部となる島根県大田市の仁摩温泉津道路(同 11.8 キロ)の 3 路線で、やまなみ街道は全線のほとんどが無料、残る 2 路線は全線無料になる。 中国やまなみ街道は全長が 137 キロと長く、尾道と松江の間を低料金で、約 2 時間で走り抜けることができる。 中国自動車道や山陽自動車道に直結し、尾道市と愛媛県今治市をつなぐ「しまなみ海道」にも近いため、山陰地方と山陽地方だけでなく、四国地方との行き来も増えそうだ。 (sankei = 3-14-15) 近藤夏子、地元・島根県大田市の観光大使に就任!
近藤夏子の初の弾き語りツアー「HELOO MY FRIEND ツアー 2015〜あなたと私とピアノとあなた」の初日公演となる島根公演が、3 月 21 日(土)開催された。 地元島根県での凱旋ライブには、多くの人が集まり、地元メディアも多数訪れた。 今回の島根公演は、地元である島根県大田市から制作を依頼された「愛唱歌」を初披露。 演奏前には、同じく島根県大田市出身で今回の楽曲の作詞を担当したフ リーアナウンサーの宮根誠司のコメント VTR が流れ、地元への想い、近藤夏子との曲の制作秘話、歌詞に秘められたメッセージなどを語った。 初披露された楽曲に、客席からは歓声がわき、長い拍手が起こった。 近藤夏子が歌う後ろのスクリーンには歌詞が映し出され、涙を流す観客の姿も。 曲は 「0854-8」というタイトルで、島根県大田市の市外局番を意味し、歌詞の中には、「おおだ」という地名が隠し言葉として入っている。 会場には、島根県大田市の竹腰市長も駆けつけ、曲の演奏後は登壇し、初めて聴いた愛唱歌について、「とても感動した。 大田の良いところが詰まっている!」と 近藤夏子を絶賛。 すると、竹腰市長から近藤夏子へ、大田市のふるさと観光大使の依頼がありその委嘱状が渡された。 その時初めて、近藤夏子が本日より島根県 大田市のふるさと観光大使に就任することが発表された。 その後も持ち曲で客席を盛り上げ、ツアー初日は大盛況の中、幕を閉じた。 (Harajuku Kawaii Style = 3-22-15) 島根でスライサー刃、給食に混入か … 提供前回収 島根県江津市教委は 17 日、市内の小中学校 8 校と幼稚園 1 園の給食のけんちん汁に、スライサーの刃の一部が混入した恐れがあり、子供たちに提供する前に回収したと発表した。 市教委の説明によると、けんちん汁を調理した江津学校給食センターの担当者が午前 11 時頃、里芋を切るために使ったスライサーの刃が、欠けているのに気づいたという。 市教委は配送業者に連絡。 すでに届けられた 3 校分を回収するとともに、全量の配達を取りやめた。 市教委は回収したけんちん汁を調べている。 (熊谷暢聡、yomiuri = 3-18-15) |