竹島「関心ある」 71.9%、4 年連続 7 割台 島根県世論調査 島根県がまとめた平成 26 年度県政世論調査によると、竹島(同県隠岐の島町)に「関心がある」としたのは 71.9% で、過去最高の 25 年度の 78.5% を下回ったが、竹島問題を質問項目とした 18 年度以降で、24 年度に続き 3 番目に高い値になった。 調査は昨年 8 月、県内の 20 歳以上の男女 2 千人を無作為に抽出して行い、1,333 人から回答があった。 竹島に「関心がある」とした割合は、22 年度まで 6 割台だったが、その後 4 年連続で 7 割台。今年度は、地区別で地元の隠岐が 85.7% と最も高く、雲南 75.7%、松江 72.5% など。 年代別は 20 代が 44.1% と最も低く、30 代以上は 60% を上回った。 (sankei = 1-17-15) 島根県大田市 「住みやすさナンバーワン」に選ばれたワケ 島根県大田市が「住みたい田舎」の 1 位になって注目されている。 月刊誌「田舎暮らしの本(宝島社)」が全国 295 の市町村に調査票を送って自己申告してもらったもの。 「移住者の歓迎度」や「自然の豊かさ」、「災害リスク」など 10 分野、95 点満点の質問を総計したところ、大田市は 73 点でトップに輝いた。 2 位は鳥取市、3 位は同点で大分県豊後高田市と鹿児島県薩摩川内市だった。 大田市の人口はこのところ毎年 500 人ずつ減少し、現在は 3 万 7,000 人。 市では 2008 年から地元出身の U ターン者や、都会などから移住する I ターン者を受け入れる活動を始めた。 その結果、「U・I ターン者」は 2012 年度が 190 人、13 年度が 205 人と右肩上がりで増えている。 8 割が 40 代以下で、その半分が 30 代だ。 ■ 石見銀山と「つや姫」 日本一に選ばれたのは、それなりの理由があるらしい。 「当市には市立の総合病院があり、ドクターヘリも用意しています。 中学生まで医療費が無料ですし、大型ショッピングセンターもある。 市内には世界遺産の石見銀山のほか、江戸から明治の古い町並みを残した大森地区と温泉津地区など観光名所も好評です。 海に面しているのでノドグロやイカ、アジなど魚もおいしい。 名産のお米『つや姫』はテレビでも紹介されました。 地震は少なく、揺れてもせいぜい震度 2 程度。 殺人事件? 聞いたこともありません。(同市定住推進室長の佐野史朗氏)」 家屋を購入した人には 20 万円、賃貸の人には 10 万円の助成金を出し、このほかに改修費用として 30 万円を用意。 農業を目指す人には島根県が 1 年間にわたって毎月 12 万円の助成金を支給する至れり尽くせりぶり。 県民性に詳しい「ナンバーワン戦略研究所」代表の矢野新一氏が言う。 「島根県は生真面目な人が多く、大田市は昔から気さくな性格が特徴なので、隣近所の人が仲良くしてくれるはずです。 鳥取県はやや内向的で気難しいものの、それほど悪人はいません。 豊後高田市がある大分県は九州男児とはいえ、他人と衝突しない性格。 一村一品運動の影響で物価が安いのが特徴です。」 定年後に住んでみますか。 (日刊ゲンダイ = 1-10-15)
◇ ◇ ◇ 「住みたい田舎」日本一となった市、決め手は I ターンなどの情報を紹介する月刊誌「田舎暮らしの本(宝島社)」がまとめた 2015 年版の「住みたい田舎」ベストランキングで、島根県大田市が 1 位に選ばれた。 自然や歴史の豊かさだけでなく、移住希望者への相談や補助が充実している点が高く評価された。 29 日発売の 15 年 2 月号で発表された。 同誌は 12 年から社団法人「移住・交流推進機構(JOIN、東京都中央区)」の会員自治体を中心に、移住者支援に熱心な市町村を選んで施策や自然、文化、経済的な状況に関するアンケート調査を実施し、総合評価を加えてランキングを発表している。 大田市には今年初めてアンケート用紙が届き、ランキングの対象に。 空き家バンク、家賃や保育料の補助などの行政施策に加え、自然、伝統、災害、交通や買い物の便、医療などの観点から、95 点満点で 73 点となり、アンケートに回答した 295 市町村の中でトップとなった。 同誌によると、大田市は移住者支援制度、就農・就職支援が充実し、子育てしやすい環境が高得点につながったという。 2 位は鳥取市で、前年の 8 位から大きくランクアップ。 3 位は大分県豊後高田市と鹿児島県薩摩川内市だった。(高田史朗、yomiuri = 12-31-14) 大阪で「竹島」記載、幕末の地図見つかる 島根県に寄贈へ 「日本の領土示す貴重な地図」 竹島(島根県隠岐の島町)が記載された幕末の古地図が大阪府大東市の民家で見つかり、産経新聞を通じて島根県に寄贈されることになった。地図には海路の距離や寺社を示した記載もあり、島根県の竹島問題研究会座長を務める下條正男拓殖大教授は「生活に密着した実用的な地図」と分析した上で、「当時、竹島が日本の領土として違和感なくとらえられていたことを示す貴重な資料」と指摘している。 地図は幕末の文久 2 (1862) 年に発行された「日本郡國(ぐんこく)一覧(改正)」。 下條教授によると、江戸時代の地理学者、長久保赤水(せきすい、1717 - 1801 年)が製作した経緯線の入った最初の日本地図「改正日本輿地路程(よちろてい)全図(1779 年初版、通称・赤水図)」の流れをくんだものと見られる。 地図には赤水図と同様、隠岐諸島の北西に「松島」と表記されている現在の竹島、「竹島」と表記されている鬱陵島の島名が記されている。 日本郡國一覧が見つかったのは大阪府大東市の男性 (62) 方。 明治 25 年に亡くなった先祖の森本駒太郎氏が生前愛用していたもので、男性が「日本のために役立ててもらえるならうれしい」と、産経新聞大阪本社に送付していた。 日本郡國一覧は京大と明大に所在が確認されているのみといい、島根県竹島対策室の大西安伸室長は「江戸時代の貴重な地図をご寄贈いただけるのは大変ありがたい。 今後、竹島問題の啓発に役立てていきたい。」と話している。 (sankei = 1-10-15) カウンターに並んだ食材がメニュー! 島根の日本料理店でぜいたくな夕食 1 月 2 日放送の「有吉くんの正直さんぽ 新作ぶらり & もう一度歩きたい特選タウンで 7 時間おさんぽ駅伝(フジテレビ系、金曜午前 6 時)」では、お笑い芸人の有吉弘行さんとタレントの高田延彦さん、アナウンサーの生野陽子さんらが、日本料理店「長助 まつえ(島根県松江市)」を訪れた。 カウンターに並ぶ食材がメニュー代わりになっている。 一同はその眺めに圧倒され、料理は「おまかせ」にした。 まず出てきたのが朝揚がったばかりという高級魚「クエのお刺身」。 一同は「うまい」を連呼、高田さんは「香りもいいな」とコメントした。 続いて食するのは松江名物「のどぐろ」。 一同はここでも「うまい」を連呼し、有吉さんは「とろけるね」と評した。 店主が一生懸命説明しているのに一同は食べるのに夢中だった。 そして最後に出てきたのは「松葉蟹」。 主人は「蟹酢は出しません。 そのほうがうまいから。」と言い、口にした有吉さんは「うまっ」と驚き「なんてうまいんだ」とコメントした。 同店は海の幸だけではなく、しまね和牛も人気だという。 (テレビに出たお店ニュース!、Ameba = 1-6-15) 移住促進、山村の挑戦 島根・邑南町ルポ 記事コピー (1-1-15) この島で生きる "人づくり" 島根県海士町ルポ 記事コピー (1-1-15) ナマコでも「紅白」楽しもう!? 島根で話題沸騰 ![]() 島根県浜田市のしまね海洋館アクアスで、表面が白いマナマコと、表面が赤い通称「アカナマコ」が一緒に展示され、「紅白のナマコ」として注目を集めている。 展示は 1 月 5 日まで。 同施設本館 2 階の「いわみふれあいの磯水槽」横に「干支『未』水槽」として、ヒメジ(羊魚)の仲間のホウライヒメジと一緒に紅白のナマコも展示。 訪れた人らは「正月にあわせてめでたい」などと言いながら見入っている。 表面が白いマナマコは今月 25 5日、大田市の温泉津港内で見つかり、同施設に寄贈された。 同施設によると、突然変異で色素が作られずに白くなったと考えられている。 (sankei = 12-31-14) 魚の重さで傾き転覆か 島根沖の漁船沈没 漁船が沈没した島根県浜田市沖は冬のアジ・サバ漁に多くの船が集まる好漁場だった。 行方不明者の捜索が続くなか、関係者は情報収集に追われた。 東洋漁業(長崎市)によると、沈没した第 1 源福丸は、光を照らす灯船 2 隻、取った魚を港に運ぶ運搬船 2 隻と船団を組み、10 日に長崎県平戸市の舘浦(たちうら)漁港を出漁。 28 日に帰港する予定だった。 事故のあった 24 日未明は巻き網漁のさなか。 同社の説明によると、現場は水深 130 メートルほどの場所で、長さ千メートルの網を張った。 網の引き揚げ作業では本船と運搬船が 30 - 40 メートルの距離に接近し、海中に広がった網を巾着のように絞っていくことで、二つの船の間に、魚のたまったプールのような状態ができる。 運搬船が、そこから別の網で魚を引き揚げるという。 事故はその作業中に起きたとみられている。 網の中の魚が予想以上に多く、重みが一方にかかった可能性がある。 同社の金子岩久社長は「想定以上のことが起こった」と話した。 (asahi = 12-24-14) スカイマーク、米子空港から完全撤退へ 搭乗率低迷で 経営難に陥っているスカイマークは、米子空港(鳥取県)と神戸、那覇両空港を結ぶ路線を 2015 年 9 月にも打ち切る方針を固めた。 3 月の再開を目指していた羽田便も飛ばさず、米子から完全に撤退する。 米子発着の路線は搭乗率が 40 - 50% 台に低迷しており、撤退で収益を改善する。 仙台 - 札幌も 3 月で打ち切る。 年内にも国土交通省に路線の休止を申請する。 スカイマークはかつて米子を拠点空港の一つと位置づけ、札幌、成田、羽田、神戸、那覇の 5 路線を運航していた。 米子と神戸、那覇の路線は現在、スカイマークのみが運航している。 スカイマークは格安航空会社との競争激化などで経営が悪化し、資金繰りに行き詰まる可能性が出ている。 今年 10 月には成田空港から撤退したほか、日本航空と全日本空輸に共同運航を要請。 ファンドから 50 億円規模の出資を受け入れる交渉も進めている。 (土居新平、asahi = 12-19-14) 中国漁船が岩場に乗り上げる 2 人行方不明 島根 18 日午前 4 時 30 分ごろ、中国船籍のイカ釣り漁船「ジンハイ 805(255 トン、中国人 25 人乗り組み)」が島根県隠岐の島町黒島付近の岩場に乗り上げた。 境海上保安部の巡視船が救助に向かったところ、乗組員 23 人が岸に上陸し、2 人の行方が分からないという。 同船は海が荒れていたため、近くの海域に避難していたという。 (asahi = 12-18-14) 最強ビジネスホテル『ドーミーイン』は島根でもスゴかった
これまで、コスパの素晴らしいビジネスホテルとして「ドーミーイン」を紹介してきた。 ドーミーインは価格だけでなく朝食にも定評があり、全国の店舗でご当地朝食を提供している。 そこで私(記者)は島根県松江市の「ドーミーイン EXPRESS 松江」に行ってみた。 松江の店舗もまた、他の店舗に負けないクオリティの朝食を提供していることが判明。 他のホテルに宿泊していても、朝食を食べるためだけに訪ねる価値はあると言って良いだろう。
しまねの一文字は「縁」 応援サイトが発表 島根の魅力を表す「しまねの一文字」は「縁」。 しまねっこが応援団長を務める県公認の島根応援サイト「リメンバーしまね」が 12 日、発表した。 12 月恒例の「今年の漢字」発表日に、こっそり合わせた。 全国約 2 万の会員がいる同サイトが開設 6 周年を記念し、10 月から募集。 総投票 1,412 のうち、「縁」が 261 票。 2 位は「神」、3 位は「結」だった。 松江市朝日町の会場で、島根大書道部員が縦 3 メートル、横 4 メートルの紙に墨で大きく書き上げた。 しまねっこも似顔絵を描いた。 漢字を書いた部長の藤原健祥さん (20) は兵庫出身。 「僕も縁があって島根にいる。 これからも島根を盛り上げたい。」と話した。(宮野拓也、asahi = 12-13-14) スパルタ育ち甘〜いトマト … 島根・江津のコンクリ会社 島根県江津市のコンクリート製品製造・販売会社「江津コンクリート工業」が、必要最低限の養分で育てる高糖度トマトの栽培に乗り出し、同市の道の駅「サンピコごうつ」などで販売を始めた。 自社が運営する障害者就労支援施設で栽培し、新たな特産品として県外にも PR したい考えだ。 1968 年の創業以来、障害者を積極雇用してきた同社は、公共事業の受注が減る中で 2011 年、就労支援施設「アグリプラント甲斐の木」を設立。 土を覆う特殊なフィルムを使い、少ない水と養分で高糖度トマトが栽培できることに着目し、今夏から同施設での栽培を始めた。 あえて過酷な環境に置いて旨みを引き出す栽培法から、「スパルタ生まれの笑(えみ)ちゃん」と名付け、収穫後の 11 月下旬から同道の駅などで発売している。 150 グラムが 300 円、200 グラムが 398 円、200 グラム 6 パックが 4,000 円(いずれも税別)。 やや高価だが、直径約 4 センチの真っ赤な実は、糖度が標準的なトマトの 5 度より 2 度以上高く、フルーツ感覚で味わえる。 5 日には、茅島昇社長らが同市役所を訪れ、山下修市長にアピール。 ソースやゼリーなどの加工品も試作中で、試食した山下市長は「広島方面へも PR し、少しずつ販路を拡大していければ。 市も様々な形で支援したい。」と話した。(石田仁史、yomiuri = 12-10-14) 〈編者注〉 価格が少々高いように感じます。 売れればいいのですが ・・・。 |