ネット? 店舗? 衣料品販売の最前線は「試着で差」 洋服の試着で差をつけるネットと店舗それぞれの衣料品販売、最前線です。 服を買う前に選ぶ時の「試着」。 お店の中だけに限られるというのが常識ですが、これからは「店の外に出ても大丈夫」、という新しいサービスを、ユニクロと同じグループの「ジーユー」が始めます。 実際に試着したまま、他のお店でショッピングを楽しんだりすることもできます。 「帰ってきました。」 「お帰りなさいませ。 いかがでしたか?(ジーユー・矢原愛実さん)」 「いいんですけれども、外、すごく暑くて汗かいちゃったんですけど、大丈夫ですかね?」 「はい、大丈夫です。 そのままお預かりいたします。(ジーユー・矢原愛実さん)」 「買い取らなくていいんですか?」 「はい大丈夫です。(ジーユー・矢原愛実さん)」 さらに、試着中に汗をかいたり汚したりしても買取りを求められることはないというのです。 衣料品大手が新たなサービスを始めた背景には、「ネット・ショッピング」に対する危機感があります。 ネット通販で買い物をする人が急増、その反面、実際にお店を訪れて買い物をする人は減っているといいます。 そこで、店員からアドバイスも受けられる店頭に客を呼び戻そうと、新しい買い物のスタイルを打ち出しました。 「(ネット上の)オンラインストアもいいんですが、やはり店舗でも実際に店員のサービスですとか、服を実際に手で触って確かめてお買い物いただければ。(ジーユー・矢原愛実さん)」 一方の、ネット通販でも新たな試みが。 こちらの端末は、カメラが体形を正確に読み取り体のラインに合わせて 3D の映像で洋服を「バーチャル = 仮想で試着」できるというもの。ネット通販の強化を狙うセレクトショップが 17 日から始めた新・サービスで、「試着」から購入まで端末 1 台で済ませられる「無人店舗」として使うことを想定しています。 「今までネットで買って失敗もあったので、事前に試着できると安心して買える。(体験した人)」 「ほぼ実店舗で試着しているのと変わりないというところでこのツールを開発した。(アーバンリサーチ・齊藤悟さん)」 ネット通販か、実際の店舗か。 試着の新しい試みで私たちの服の買い方はどう変わっていくのでしょうか。 (TBS = 6-17-14) ゆったり、団塊 Jr. に照準 衣料各社、14 年秋品ぞろえ ウエストや腕回りにゆとりを持たせた男性向けの服を今秋、衣料品メーカーが相次ぎ売り出す。 狙いは 40 代前半。 太り気味の人が増えてきた団塊ジュニア世代の需要を取り込もうと、ゆったりサイズの品ぞろえを広げる。 ワールドは今秋、主力ブランド「タケオキクチ」でカジュアル衣料のサイズを見直す。 これまでは S - LL だけだったが、腹回りなどにゆとりを持たせたサイズを新たに 3 つほど設け選びやすくする。 L サイズを L と LX などに分ける。 昨秋に仕事向けの服でゆったりサイズの展開を始めたところ「フィット感が高まり気に入った」という消費者が多かったため、ポロシャツなどにも広げることにした。 イトキンも今秋に 40 代を狙った「ミッシェルクランオム」でサイズを見直す。 LL や 3L といったジャケットで肩から脇までの長さを1.5 センチほど長くする。 腕や胸回りの遊びをつくり「シルエットを崩さず動きやすくデザインした。」 各社がゆったりサイズで狙うのは消費者として層が厚い 40 代前半の男性だ。 40 - 44 歳でみると人口は 491 万人。 20 代前半や 30 代前半と比べ 3 - 5 割多い。 タケオキクチの場合、主な顧客層は 30 代だが「年齢を重ねて体形が変わっても、着やすいサイズをそろえ、顧客を逃さないようにしたい。(ワールド)」 40 代男性の体形は 10 年前に比べ変化している。 厚生労働省の調査では身長と体重から算出する指数が標準を上回る「肥満」の割合は 2012 年で 36.6%。 前年より 1.8 ポイント高まり 10 年前と比べ 5 ポイント増えた。 前年比で 4.8 ポイント減の 16.2% だった 40 代女性とは対照的だ。 「今の 40 代はストレスや睡眠時間の乱れが体形に響いている人が多い。(健康機器大手)」 とはいえ「単純に大きなサイズがあるだけでは満足しない。 着心地やファッション性も重視し、おしゃれにこだわる(コナカ)」人が多いのも団塊ジュニアの特徴だ。 同社では英国風デザインの 3 万円前後のスーツがヒット商品になっている。 百貨店でも「少し体格の良いマネキンを使っている売り場もある(伊勢丹新宿本店)」とゆったりサイズを買いやすいよう工夫している。 (nikkei = 6-12-14) イオン女子がやって来た 大学生、モールで満足 ファッション消費が開花する年代、女子大生。 その物欲を満たす「聖地」として存在感を増しているのが、巨大ショッピングセンター (SC) のイオンモールだ。 最大の魅力はあれこれと比較することが可能な店数の多さ。 特定のテイストやブランドにはこだわらない彼女たちは、仲間内で共感する手ごろな服や雑貨を選びに選び抜く。 日本が脱デフレを果たしても、当面のファッションリーダーはこんな「イオン女子」が担いそうだ。 ■ 5 - 6 店回って念入りに比較 「月に 2 - 3 回、友達と来ます。 滞在時間は 2 時間以上。 原宿や渋谷にも行くけど、3 カ月に 1 回くらい。 ゆったりしていてよーく見れるのでココが好き」と浦和大学 1 年の伊藤詩織さん。 5 月下旬の平日の午後 4 時。 「ココ」とは埼玉県越谷市のイオンレイクタウンのことだ。 首都圏の女子大生の居場所が変わっている。 渋谷 109 やマルイ、ラフォーレ原宿では今、その姿を見ることは少ない。 渋谷 109 は、10 代後半から 20 代前半をターゲットとしているが「来館者の 7 割は中高生。」 ファッション感度の高い女性を集客するラフォーレ原宿では「顧客の 5 割は 24 - 35 歳」で、この数年、価格帯の高いテナント構成にしていることから 30 代が増えている。 なかには「もう女子大生はあてにしていない。 最も取りにくい世代だから。」とみる施設もある。 ■ 「ブランド」、「背伸び」とは無縁 「10 年前と違うのは 3 回来店してもまだ悩む。 勢いで買うことはなく大変慎重。」 オンワード樫山が SC で展開する 20 代向け「フェルゥ」の長島貴子マーチャンダイザーもこう証言する。 化粧品も同様で「口コミを見るか、試供品を取り寄せるのが前提。 必ず確かめてから購入する。(コーセーの外尾秀人執行役員)」 納得するまでお試しを繰り返す行動は「主婦並み(大手日用品メーカー幹部)」だ。 となると、都合がいいのは、1 カ所で何店も見て回れる環境。 店舗数は多ければ多いほどいい。 レイクタウンには 20 代に人気の「ローリーズファーム」、「ネ・ネット」、「ANAP」などアパレルだけで約 200 店が集まる。 その数は渋谷 109 のほぼ 2 倍にもなる。 「渋谷系ファッションは一通りそろえた」とイオンモールの福家敏記・営業統括部長は自信を見せる。 同社はかねて、10 年後に核顧客となる大学生ら 20 代の取り込みを狙ってきた。 今やその作戦は首都圏のみならず全国で実を結んでいる。 3 月に開業したイオンモール和歌山(和歌山市)では、ファッション関連の全 57 店のうち「H & M」や「OLD NAVY」など 40 店以上が県内または近畿地区初出店。 開業 1 カ月の来店者は「10 - 20 代が 30 代を上回った。(福家部長)」 イオンモール天童(山形県天童市)は県内女子大生の買い物スポットに浮上。 これまでは洋服を買う時、バスで 1 時間かけて仙台駅前の「仙台パルコ」などに通っていたという山形市内の女子大生は「ファストファッションも買えるし、仙台に行く回数が減った。」 日経 MJ がマクロミルを通じて全国の女子大生 300 人を対象に実施した調査からもこうした実態が見て取れる。 「洋服を購入している場所」は「イオンモールなどのショッピングセンター」が 63% にのぼり、最大の「ユニクロ (64%)」と肩を並べた。 「百貨店」は 2 割弱、「高級ブランド店」は 2% にも満たない。 「高級ブランドを買う女子大生は年々減少し、売り上げシェアは 90 年代の半分以下。(大手百貨店)」 デフレの「失われた 10 年」とは対極のバブル期、女子大生は背伸び消費で自己顕示欲を満たした。 価格を問わずブランドロゴや、テイストが価値そのものだった。 だが、デフレ時代に育ったイオン女子大生は「ブランド」、「背伸び」とは無縁に近い。 ショップへの執着すら薄い。 「よく行くお店? 駅ビルが多いんですけど、名前は覚えていません。(東京女子大学 4 年の入江妃秋さん)」 日経 MJ の調査では「洋服を購入する際に重視する点」のトップは「価格」の 84%。 「コストパフォーマンス (56%)」、「品質 (52%)」と続く。 月額のファッション代は「3 千 - 5 千円 (31%)」がもっとも多い。 限られたお金の中で「トレンド (42%)」も少しは意識する。 ただし、重視するのは友達のファッションとの調和だ。 SC にはカフェが多く「何を買うか、友達と相談もできる」格好の場だ。 ごく自然にシビアな比較購買をする彼女たちは、店やメーカーにとって「得意客」にしづらい存在だ。 バブル期の女子大生の「その後」を見てもわかる通り、この年ごろで身についた消費行動は、年を重ねてもそう変わらない。 このまま景気が回復したとしても、マスの集団を一網打尽という販売成果を期待するのは難しそうだ。 (大岩佐和子、井土聡子、野場華世、nikkei MJ = 6-8-14) 和! ステキ 京友禅の技法でジーンズに模様 ![]() 「世界で一つだけ」のジーンズ - -。 京都製のジーンズを製造販売する「京都デニム(京都市下京区)」が、顧客が希望する色や柄を京友禅の技法を使って追加で染め付けるサービスを先月から始めた。 同社が販売した製品を持ち込めば、桜や千鳥などの模様を入れてもらえる。 価格は 1 万 5 千円から 3 万円程度だが、すでに 30 件以上の注文が舞い込む人気ぶりだ。 同社は元々、着物の染色をしていた会社で、着物と同じように要望にきめ細かく対応することにした。 模様の型紙を 11 種類用意し、色も 10 色の中から選ぶことができる。 広報担当者の宮本和友さん (34) は「こんなに注文があるとは。 顧客から直接要望をいただけるので、とても刺激になります。」と話している。 (asahi = 6-8-14) 香川・坂出の山本縫製工場、蒸れにくい保冷ベスト 建設など的 山本縫製工場(香川県坂出市)は保冷ベストを開発、近く売り出す。 保冷剤を装着して使用。 吸汗性に優れた特殊繊維を素材にし、着心地の良さを保ちながら上半身を中心に体温上昇を抑制する仕組みにした。 夏場、炎天下での屋外作業を強いられる建設、農業現場などの需要を想定。 自社ブランド製品の中核と位置付け、ネット通販のほか作業用品店を新しい販路として開拓していく。 保冷ベスト「サマーベスト」は保冷剤を背中と両脇の 3 カ所に入れて使う。帝人製の特殊吸水素材を使い、背中の汗と保冷剤に付着する結露を吸収。 ベストの表面には東レ製の速乾性に優れた素材を使い、蒸れにくく、快適に着用できるようにしたという。 背中には 500 グラム、両脇部分には 200 グラムの保冷剤パックが入り、炎天下での作業で 2 時間半ほど保冷効果を保てる。 保冷剤を装着したときの総重量は 1 キログラムほどで、販売価格は保冷剤が付属する 1 着セットで 7,800 円(税別)。 胸囲 85 センチメートル未満の「S」から、同 110 センチメートル以上の「BIG」まで 3 種類のサイズをそろえた。 色の種類も 3 種類。 年間 1,000 万円以上の販売を見込む。 同社は保冷ベストについて特許も今後、出願する予定としている。 夏場の熱中症対策が欠かせない建築工事や畑・水田での作業の際の需要を見込む。 介護施設・病院の入浴介助などの現場では通年の活用も期待できるとみている。 従来、山本縫製工場の自社ブランド製品は雑誌、新聞などを媒体にした電話による通販が多かった。 今後は自社サイト、大手の仮想商店街を経由するネット通販での売り込みを強化。 保冷ベストの開発を機に作業用品店との取引も始めようと考えている。 山本縫製工場は 1962 年の設立。 かつては大手の婦人服メーカーから受託した衣料品の加工が中心だったが、最近では自社工場で縫製する腰痛対策ベルトなど自社ブランド品の製造・販売に力を注いでいる。 保冷ベストなどの拡販を進めることで、2016 年 2 月期には会社全体で 1 億円以上の売上高達成を目指す。 (nikkei = 6-7-14) 三越伊勢丹、PB 浴衣販売を 19 店に 三越伊勢丹ホールディングスは 11 日、プライベートブランド(PB = 自主企画)で浴衣を発売する。 従来は伊勢丹新宿本店(東京・新宿)など都市部の旗艦店を中心に販売してきた PB 浴衣の販路を初めて全国のグループ 19 店に広げる。 PB の浴衣は金魚と菊の組み合わせやユリなど 3 つの柄でそれぞれ 3 色用意する。 消費者の要望を反映し、洗いやすい素材を採用。 すっきり見えるデザインに仕上げたという。価格は 3 万 5,640 円。 (nikkei = 6-7-14) "メイドインジャパン" を米国から世界へ シャツ注文「Original Stitch」の手応え 3D モデルを使ってメンズシャツをデザイン、注文できるウェブサービス「Original Stitch (オリジナルスティッチ)」。 2013 年 12 月に米国シリコンバレーで公開され、日本では 4 月 3 日から利用できるようになった。 シャツは国内の縫製工場で生産され、3 週間以内には手元に届く。 価格帯は 7,000 円 - 1 万 2,000 円ほどだ。 日本でのサービス開始から約 2 カ月。 その手応えと今後のビジョンについて、サービスを運営する米国 BleuFlamme LLC のファウンダー兼 CEO である Jin Koh 氏に聞いた。 サービスは常に黒字、近く英国でも展開へ ![]() Original Stitch では、生地やボタン、襟の形状などを自分好みに選び、長袖のメンズシャツを約 10 億通りの中からデザインできる。 ウェブサイトでは他のユーザーが制作したシャツを閲覧でき、そのデザインをもとに、生地の柄やボタンの色などをカスタマイズできる。 自分のデザインは Facebook でシェアすることも可能だ。 なお、米国からの注文であっても、シャツはすべて日本で生産される。 Jin 氏によると、Original Stitch の登録会員数は 5 月時点で、日本で約 9,800 人、米国を合わせると約 2 万 8,000 人。 日本のユーザーがサービスに登録してから実際に購入する確率は 15.2%。 米国も含めた数値は 9.7% であり、サービス開始から間もないこともあるが、日本の購入率は比較的高い。 1 人当たりの平均購入価格は、日本は約 79 ドル(約 8,000 円)、日本と米国を合わせると約 106 ドル(約 1 万 200 円)。 サービスの収益は黒字を保っており、ここまで順調に成長できているという。 リピーターは、日本と米国を合わせて約 18% いる。 中には「友人のプレゼントとして欲しいから、この前より早く届けてほしい」、「自分の好きなブランドのシャツを送るから、これと同じものを仕立ててほしい」と相談してくるユーザーもいるという。 なお、現状ではこのような問い合わせには対応できないそうだ。 Original Stitch はシャツを注文するサービスだが、Twitter や Facebook と同じく、自分自身を表現するものとしても使われている。 「ネットで自分のデザインをシェアできることもそうだが、届いたシャツを着て、自分のスタイル、テイスト、パーソナリティをリアルな場でも表現してほしい。(Jin 氏)」 近く英国でも展開し、ヨーロッパ諸国でのサービス拡大を狙う。 「メイドインジャパン」を米国から世界へ 「日本には(アパレルメーカーに限らず)良い会社が多くあるが、ほとんど国内でしか製品を売らない」と Jin 氏。 米国から日本製のものを売るのは新しい取り組みだと説明する。 Original Stitch のシャツはすべて長野市と天草市の縫製工場で生産され、世界に届けられる。 シャツが返品されることもあるが、その理由の多くが「品質には満足だが、サイズが合わない」というものだそうだ。 これを受けて現在、特に日本人男性に多い細身の体型に合うよう、胴周りや袖周りを細くしたシャツを扱えるように工場と交渉しているという。 袖周りを細くしたシャツ また、「日本の "技術" も世界に広めていきたい(Jin 氏)」という思いから、先進的な素材を使ったシャツも試作している。 このほか、6 月中をめどに、半袖シャツを注文できるようにする。 シャツ以外のアイテムや女性用のアイテムは当面扱わず、それよりも各男性ユーザーに似合うシャツのレコメンド機能の開発に取り組む。 「女性はおしゃれに気を遣う人が多いが、男性はそうではない。 たくさんのお金や時間をかけたりするのではなく、簡単かつ速く、見た目をよくできるサービスを目指す。 テクノロジの力で、それができると考えている。(Jin 氏)」 今後、サービスの認知が高まってきたタイミングで、オーダーメイドの注文を受けられるようにしたり、リアルの場で採寸ができるイベントを開いたりすることも考えているという。 Original Stitch は引き続き「日本の工場と世界の消費者を直接つなげ、良いクオリティの製品を安く届ける(Jin 氏)」ことを軸としてサービスを展開していく。 (井指啓吾、Cnet = 6-4-14) バングラデシュと団地の供給で覚書 ジェトロ 日本貿易振興機構(ジェトロ)は 27 日、バングラデシュの輸出加工区庁との間で、日本企業向け工業団地供給で覚書を結んだ。 優遇税制やインフラが整備される 8 カ所の輸出加工区 (EPZ) のうち、一部レンタル工場の入居や空き区画を一定期間、日本企業に優先して分譲できるようにし、ジェトロの仲介で企業進出を後押しする。 同国は、安価な労働力で縫製大国に成長、1 億 6,000 万人の市場も魅力だ。 ホンダ、味の素、ロート製薬など進出企業はこの 3 年で 2 倍の 181 社に急増したが、工業団地不足が進出の足かせになっている。 ジェトロは今秋に中小企業を中心に視察ミッション派遣を計画している。 同日、ジェトロなどが主催した投資セミナーで講演した同国のハシナ首相は「世界経済が冷え込む中で 10 年以上年率 6% の経済成長が続くバングラデシュで商機を見いだしてほしい」と日本企業に投資を呼びかけた。 (sankei = 5-28-14) 「日本製」イトーヨーカ堂が強化 PB 衣料品、高い縫製技術で付加価値 スーパー大手のイトーヨーカ堂がプライベートブランド (PB) の衣料品で、縫製を日本で行う「メード・イン・ジャパン」商品を強化することが分かった。 15 日に社長に就任した戸井和久氏が 26 日までに、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じて明らかにした。 日本の高い縫製技術を生かし、高付加価値商品として消費者にアピール。 現在の 2 倍以上となる 100 億円規模の売り上げを目指す。 衣料品は人件費の安い中国や東南アジアでの製造が中心だが、ヨーカ堂は海外で製造した生地を国内で縫製する商品を増やす。 海外で縫製する場合に比べ割高になるが「上質を求める消費者に受け入れられる」と判断した。 戸井氏は衣料事業部長として商品の SPA (製造小売り)化を進めるなど、同社の衣料品事業の再建に尽力。 日本製の高付加価値商品の拡充により、カジュアル衣料の「ユニクロ」など専門店に流れた消費者を奪い返す狙いだ。 インターネットを通じて食品などを宅配するネットスーパー事業では来春にも東京 23 区内に大型の物流拠点を整備する。 これまでは注文を受けた店舗で商品の箱詰めや配送を行っていたが、拠点の整備で配送エリアや配送便数を拡大する。 「店頭で選んだ商品をネットで購入する」といった新たな利用法も提案し、450 億円規模のネットスーパー事業の売上高を 17 年度に 1,000 億円に拡大する。 消費税率引き上げをめぐっては日用品を中心に「4 月の売上高は 1 割程度落ち込んだ」というが、5 月は回復基調。 「6 月には前年並みに回復する」との見通しを示した。 (sankei = 5-27-14) ユニチカ、再建へ銀行支援要請へ 業績悪化で社長も交代 ユニチカは 26 日、自力では 2015 年 3 月期に 160 億円の債務超過に陥る可能性が高まったため、主要取引銀行などから支援を受けると発表した。 優先株で 375 億円を調達し、有利子負債を減らす。繊維事業を縮小、フィルムなど素材事業を強化する。 業績悪化の責任を取って安江健治社長が 6 月 27 日付で取締役相談役に退き、後任に注連(しめ)浩行常務執行役員が内部昇格する。 ユニチカはこの 10 年、中国との競争が激しい合成繊維事業を中心にリストラを繰り返してきた。 09 年 3 月期と 13 年 3 月期には、それぞれ純損益で 100 億円超の赤字を計上。 14 年 3 月期は 5 億円の黒字だったが、さらなる構造改革が必要だと判断した。 来年 3 月までに各事業の採算を見直し、リストラ案を固める。 雇用は「配置転換などで最大限守る(注連氏)」としている。 (西村宏治、asahi = 5-26-14) 「お前はもうはいている」 倉敷デニムと北斗の拳コラボ ![]() 人気マンガ「北斗の拳」をテーマにしたジーンズを、岡山県倉敷市中庄のジーンズ製造販売会社「Klax-on (クラクション)」が発売し、人気を集めている。 同社のブランド「倉敷天領デニム」のジーンズで、作品に登場する代表的な 5 キャラクターをイメージした 5 モデル。 それぞれの「オーラ」にちなんで生地の色を変えてある。 「北斗の拳」は 1980 年代に週刊少年ジャンプに連載された。 核戦争後の世紀末を舞台に暗殺拳法「北斗神拳」の伝承者ケンシロウが暴徒と闘う物語。 「ひでぶ」など独特な断末魔の叫び声がブームになった。 テレビアニメ化もされ、今も根強い人気がある。 ジーンズはオーソドックスなストレートで各 2 万 2 千円(税別)。 デニム生地の縦糸はすべてインディゴで藍色に染められているが、横糸はケンシロウ、ラオウ、トキなどのモデルごとにブルー、レッド、グリーン、イエロー、ブラックと違う。 前ポケットの裏側に各キャラクターのイラストと「お前はもう死んでいる」といった名ぜりふがプリントしてある。 (三浦宏、asahi = 5-23-14) 「レジサラ」って何? バーゲン品をレジで値下げ 「レジサラって何」と思った。 大手アパレル、ワールド(神戸市)の寺井秀蔵社長が頻繁にこの言葉を使うので気になった。 尋ねると「バーゲン品をレジで更に値下げする売り方です」という。 一般のバーゲンでは、値下げ後の価格情報はあらかじめ値札に記されている。 更に値下げをするには、レジを改めて操作しなければならない。 こんな言葉が生まれたぐらいだから、業界ではかなり話題になっているらしい。 昨秋から冬にかけて、一部のアパレルがショッピングセンター (SC) 内の店舗で、刺し身のようなタイムセールや「2 点以上のお買い上げで、さらに △ % OFF」というようなレジサラ攻勢を仕掛けた。 SC 内の競合店は対抗策を採らざるを得ない。 ワールドも追随を迫られ、利幅を落とす結果になったという。 「安く買えるならええやん」という消費者もいるだろう。 ただ、タイムセール直前に買ったり、1 点しか買わなかったりした顧客には「どれが本当の値段なの」と不信感を抱かれても仕方ない。 競争と価格への信頼性をどう両立させるか。 夏物セールまでには結論がでる。 (多賀谷克彦、asahi = 5-20-14) カラフル手ぬぐい、伝統とモダン 堺で生産ピーク ![]() 夏の到来を前に、堺市中区の染色工場「ナカニ」で、手ぬぐいの生産が最盛期を迎えている。 大阪発祥の「注染(ちゅうせん)」と呼ばれる伝統技法で、現代的なデザインに染めた生地が、7 メートルの高さからつり下げて干されている。 ナカニでは、5 年前にブランドを立ち上げ、染色職人らがデザインや販売にも挑戦する「職人展」も開催。 直営店の「大阪中崎町本店」は大勢の客でにぎわった。 職人が成果を実感し責任感が出てきたという中尾雄二社長 (56) は「伝統的な商品も、今の生活にあったものづくりをしたい」と話している。 (伊藤進之介、asahi = 5-18-14) 重さ 2 キロ硬派ジーンズ 時代逆行、ゴツゴツ厚地絶賛 「2 キロジーンズ」と呼ばれるジーパンが静かな人気を呼んでいる。 1960 年代初めに生まれたブランドモデルの国内産ジーンズに厚手の生地を使い、重さは一般的なジーンズの約 2 倍。 はきやすさをうたう商品が出回る中で、時代に逆行する硬派のジーンズだ。 千葉県市川市の「ジーパンセンターサカイ本八幡店」には、約 30 種類 8 千本のジーンズの中に、ひときわ生地が厚くゴツゴツした手触りの商品がある。 「EIGHT-G (エイトジー) SP803-28」。 生地は、一定の大きさの重さで 28 オンス(1 オンスは約 28 グラム)のものを使用している。 ![]() 製作したのは同店を経営する「サカイ」。 ジーンズに使う生地は 14 オンスが一般的だが、メーカーから少し厚めの商品が売り出されるのを見て、「遊び感覚で、もっと一気に厚くしてしまおうと思った」と酒井和隆会長 (65) は話す。 1 本 3 万 8 千 - 4 万 1 千円(税抜き)。 2010 年 10 月から販売を始めると、口コミでじわじわと広がった。 月に最大 20 本ほどの生産だが、「店頭やインターネットの通信販売で品切れ状態になることもしばしば」と同店広報担当者。 30、40 代のジーンズ愛好家やバイクに乗る人などに人気で、購入者からは「バイクに乗るとき、冬場は革のパンツより暖かい」、「はきこんで自分の足に慣らしていく楽しさがある」との声があるという。 (山田知英、asahi = 5-16-14) 繊維の街・船場よ再び 中小企業、技術持ち寄り新商品 繊維の街、船場(せんば)の再興を - -。 こんな情熱を胸に、大阪の中小企業など約 10 社がオリジナルの日本製ストールをつくった。 安い外国製との競争を勝ち抜くため、得意技術を持ち寄って品質で圧倒しようと考えた。 大阪や東京の大手百貨店で販売が始まった。 「待ちに待った東京進出。 商品を取り扱いたいという話が他店からも舞い込んでいます。」 2 月下旬、銀座三越(東京)での販売を 1 週間後に控え、プリント加工メーカー松尾捺染(なっせん = 大阪市中央区)の松尾治社長が、紡績や繊維メーカーなどの担当者らに切り出した。 松尾社長は、ストールを開発した「ZOO (ズー)プロジェクト」のリーダー。 大阪といえばヒョウなどの動物柄、というイメージから連想して名付けた。 ブランド名も「ZOO」だ。 プロジェクトの始動は昨春。 中小をはじめ約 580 社が加盟する関西ファッション連合などが 2010 年秋、船場の再生を願って設立した「せんば適塾」での出会いがきっかけだ。 船場は、洋装が増えた戦後、消費者の関心の高まりとともに繊維問屋や衣料品店、商社が増えた。 大手商社の伊藤忠商事や丸紅も船場が発祥だ。 だが、バブル崩壊後、中国など海外の安い輸入品に押された。 船場のとりまとめ役だった商社は、仕事の重心を海外に移した。 中小事業者には、倒産や廃業が目立つようになった。 1985 年、大阪府の繊維関係事業者数は 7 千超あったが、いまやたった 2 割。 出荷額も 1.4 兆円超から 2 割ほどに落ちた。 「中小は横のつながりが薄く、連絡を取り合う関係ではなかった」と、松尾社長は振り返る。 自社の売上高もピーク時から半減。 そこで「大阪の力を集めて新たな商品を生み、ブランドとして育てたい」と思うようになった。 ゆがみなく色柄を出せるシルク製などのストールをつくることにした。 柔軟な中小の強みも生かし、数百の色柄があるものの、同じものは少ししかつくらない。 安くても 8 千円ほどするが、消費者は大量生産の外国製にできない「ほとんど自分だけの柄」を手にすることができる。 昨秋、高島屋大阪店の催事に初出品して好評を得た。 その後、東京の百貨店にも取り扱いが広がった。 今月 7 日から売っている阪神百貨店梅田本店では、母の日向けとしてピンクや水色、黄色などのパステル調で、花柄などをあしらった 130 種類が出品されている。 同じものは、2 点ずつしかない。 船場を中心に、繊維関係の中小企業が手を携え始めたが、まだ似た取り組みは少ない。 せんば適塾の事務局は「技術はある。 もっと連携が広がってほしい。」と期待する。 (近藤郷平、asahi = 5-11-14) 東レは大幅増収増益 機能性衣料など好調 東レが 8 日発表した 2014 年 3 月期連結決算は、売上高が前期比 15.4% 増の 1 兆 8,377 億円と過去最高を更新した。 最終利益も 23.0% 増の 596 億円で大幅増となった。 繊維事業で機能性衣料向けや自動車向けの販売が好調だった。 今期(15 年 3 月期)は売上高が 17.0% 増の 2 兆 1,500 億円、最終利益 17.4% 増の 700 億円と過去最高の更新を目指す。 (sankei = 5-8-14) インドネシア、ジャワ島に新たな衣料品生産拠点 インドネシアの人口 2 億 4 千万人の 6 割が住み、政治や経済の中心であるジャワ島の中部「中ジャワ州」が、衣料品メーカーの生産拠点として注目を集めている。 賃金水準が比較的低く、過激な労働争議が少ないことが魅力だ。 青山商事が 2014 年 4 月、中国についで 2 カ国目の直営海外工場を州都スマラン郊外で稼働。 三菱商事は地元企業と組み 16 年までに 7 工場を開く。 ジャカルタ首都圏で工業団地の価格や雇用コストが急騰するなか、そこからやや東方に目を転じることで、広大なインドネシアの多様性を生かす。 今年から公休日となったメーデーの 5 月 1 日。東西に長いインドネシア各地では、公定最低賃金の大幅引き上げなどを訴える労働者が気勢を上げた。 その頃、スマラン郊外にある青山商事の子会社、服良(名古屋市)の現地法人である服良インドネシアの縫製工場では、いつものように約 200 人の従業員が紳士服などの製造に取り組んでいた。 この工場は木曜だったメーデーの休日を 5 月 1 日の金曜日に振り替え、4 日(日)までを 3 連休にした。 「『飛び石』の休日では生産性が落ちる。 従業員から反論はなかった。」 服良インドネシアの森栄一社長はこう述べ、労働者側の穏やかな対応に安堵する。 青山商事が取り扱う衣料品のほぼ全量は海外生産だ。 13 年までは約 7 割を中国から調達した。 だが、人件費が上昇し、対日感情の悪化が日本企業を標的にした暴動として噴出するリスクが大きな中国の事情を考慮し、中国からの調達率を 5 割まで下げる作業を進めている。 ベトナム、カンボジア、ミャンマーからも調達しているが、新たな拠点として労働人口が豊富なインドネシアに着目した。 提携する三井物産が案内役として、直営工場建設の白羽の矢を立てた先がスマランだ。 生産拠点としてのスマランの大きな魅力は賃金の低さ。 公定最低賃金は月額 142 万ルピア(約 1 万 2,500 円)で、ジャカルタ(同 244 万ルピア)を 4 割下回る。 労働者に過激なデモを求める活動家もそれほど入り込んでおらず、いまのところ大きな労働争議は目立っていない。 中ジャワ州の西に隣接する西ジャワ州は以前から繊維産業が盛んだが、州都バンドンなど主な都市の公定最低賃金は軒並み同 200 万ルピアを上回る。 労組連合の扇動による急進的なデモや賃上げ要求も頻発する。 青山商事は服良インドネシアの工場立ち上がりに際し、中国拠点から指導員をスマランに派遣し、高い品質の衣料品の製造方法を従業員にたたき込んだ。 当面は日本で 1 着 2 万円弱のセール対象となるスーツなどを生産。 しだいに高価格帯の製品を手がけるようにする。 17 年には 2 期目の設備投資を実施して、工場の広い余剰スペースを活用する予定だ。 服良インドネシアはスマランで保税工場の認可を取得しており、当面は輸出向けの製品だけを生産する。 青山商事の青山理社長は「インドネシアでのスーツの内需拡大には時間がかかるが、現地に出店して採算がとれる時期はいずれ来る。 新工場は 10 - 15 年後に(内需向けでも)戦力になる。」と指摘する。 一方、中ジャワ州で 7 工場の建設を計画する三菱商事は、比較的カジュアルな衣料品をインドネシア国内にも供給する見通しだ。 同社はファーストリテイリングと組み、インドネシアで「ユニクロ」ブランドの衣料品店を展開するなど、中間層の成長に着目する。 製造業の集積が遅れる中ジャワ州の当局も衣料品工場の進出を歓迎する。 だが、外資が活動するうえで、関連法規やインフラではなお課題が残る。 服良インドネシアも通関や認可取得での遅延や混乱のため、工場の始動が予定より 2 カ月ほど遅れた。 公定最低賃金も上がっていく。 スマランにおける対前年の上昇率は 13 年が 22%、14 年は 18%。 いずれも消費者物価上昇率を大きく上回った。 企業の製造拠点の誘致でライバルとなるジャカルタ首都圏や西ジャワ州の主要都市でも今後、最低賃金は高まっていくとみられるが、中ジャワ州の相対的な優位がいつまで保たれるかは予断を許さないといえる。 (ジャカルタ支局 渡辺禎央、nikkei = 5-6-14) カジュアル衣料の 4 月、消費増税は限定的 ユニクロ 3.3% 増 ファーストリテイリングが 2 日発表した「ユニクロ」の 4 月の国内既存店売上高は、前年同月比 3.3% 増だった。 気温上昇で春物が好調に推移した。 アダストリアホールディングス (HD) 傘下でカジュアル衣料チェーンのポイントは同 4.1% 減だったが中旬以降は回復。 カジュアル衣料品の需要は底堅く、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減は限定的だったようだ。 ユニクロの国内既存店の売上高が前年実績を上回るのは 6 カ月連続。 気温が上昇し、婦人向けのリネンシャツが売れたほか、紳士向けでは T シャツブランド「UT」などの販売も好調だった。 客単価も前年同月比 4.1% 増えた。 ポイントは 4 月上旬は駆け込み需要の反動減で売り上げが伸び悩んだものの、中旬以降はブラウスやシャツなど春物衣料の販売が伸び、「反動減は想定の範囲内(同社)」という。 同じくアダストリア HD 傘下のトリニティアーツの既存店売上高は 0.5% 増だった。 セレクトショップのユナイテッドアローズは同 3.4% 減。 主力のユナイテッドアローズや米高級アクセサリー・革製品ブランドの「クロムハーツ」など中高価格帯のブランドが不振で 6 カ月ぶりに前年を下回った。 だが若者向けに割安な衣料品を展開する「ビューティー & ユース」が好調だったことで、減少幅は小幅にとどまった。 (nikkei = 5-2-14) ◇ ◇ ◇ パルコやルミネ、増税後の衣料品販売が増収 若い女性向けファッション消費が主体のパルコやルミネ(東京・渋谷)で、4 月の消費増税直後に落ち込んだ既存店売上高が、足元で前年比プラスまで回復してきている。 販促効果もあるが、日常で装う衣料品は単価がそれほど高くなく、増税の影響が薄れるのも早いようだ。 首都圏や名古屋でファッションビルを運営するパルコの 4 月 1 - 25 日の既存店売上高は前年同期比微増で推移しているもよう。 当初は 4 月は 5% 程度の落ち込みを予想し、5 月から前年並みに回復するとみていた。 4 月下旬から始まった大型連休で天候がよければ、予想より早く回復する可能性がある。 首都圏で駅ビルを展開するルミネは 1 - 25 日の売上高が 2% 弱のプラス。 新宿店などで独自の新商品を発売したほか、4 月以降に使える買い物券を事前に配布するなど増税後の落ち込みを防ぐ施策を実施したことが奏功した。 宝飾品や高級ブランド、家電など高額商品は増税前の駆け込み需要が大きかったため、百貨店や家電量販店は苦戦を強いられているとみられる。 (nikkei = 4-26-14) オトナ思春期世代のための下着ブランド『KIREILABO』 「肌ストレス 0% へ。」
![]() グンゼ株式会社(本社・大阪市)は、2014 年 4 月 18 日より、オトナ思春期世代のための下着ブランド『KIREILABO』による <「肌ストレス 0% へ。」 1,000 人のキレイラボ体験! モニターキャンペーン> を実施し、『完全無縫製ラン型インナー(接触冷感・カップ付き)』と『ウエストシームレスショーツ』を対象に総計 1,000 名様のモニターを募集します。 『KIREILABO』は、更年期をココロとカラダが変化する第 2 の思春期 = 「オトナ思春期」と捉え、肌やカラダに起こる変化に対応し、毎日快適で無理のない自然な美しさを保つ下着ブランドです。 オトナ思春期世代の肌は、女性ホルモンの低下や加齢の影響により肌の乾燥、脆弱化、弾力性の低下、知覚過敏などの生理学的変化が起きやすく、『KIREILABO』はこの変化に対応し「低刺激」、「低着圧」、「蒸れにくさ」、「動きやすさ」を徹底的に追求し設計しています。 下着に悩みをもつ女性たちの肌ストレスを 0% へ。夏 も快適なここちよさを実感してください。 【モニタープレゼント商品】 ● KIREILABO 完全無縫製ラン型インナー(接触冷感・カップ付き) 縫製部分に違和感を感じている方にオススメの低刺激インナー。 縫い糸を使用せず接着で仕上げるので縫い目がまったくありません。 洗濯絵表示などのタグもプリントのため凹凸がなく、肌あたりをなくしました。 夏用に触るとひんやりと冷たい接触冷感素材を使用し、カラダの熱をすばやく逃します。 また、バスト部分にカップ(取り外し可能)を内蔵し、ブラジャー下の汗溜まりやゴム部分のかぶれなど、夏のブラジャー着用による不快感を軽減します。 [主素材] レーヨン 45% ポリエステル 40% ポリウレタン 15% <スキンタッチ加工> ● KIREILABO ウエストシームレスショーツ ウエスト部分の編み方を変え、収縮する生地にすることでウエストゴムをなくす「ウエストシームレス」技術(特許出願中)を採用。 筒編みで仕上げるため脇部分にも縫い目がありません。 ウエスト部分にゴムがなく、締め付けなどのストレスや食い込みを軽減。 ゴム痕が肌に残らず、腰肉の段差も目立ちにくくします。 足口はやわらかいゴムを使用。 ズレ上がりにくく、下垂したお尻をやさしく包み込みます。 締め付けずにふわっとやさしく包み込む新感覚のショーツです。 [主素材] 綿 30% レーヨン 30% ナイロン 20% ポリエステル 10% ポリウレタン 10% (SankeiBiz = 4-28-14) バングラデシュ縫製工場倒壊から一年、欧米はどう対応したのか
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