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運行停止の原因はアルミ風船、電車線に接触 札幌市営地下鉄が発表 札幌市営地下鉄東西線で 3 日に一時運転を見合わせるトラブルが起き、市交通局は 5 日、乗客が持っていたアルミ風船がトンネル内に飛ばされ、電車線に接触して停電が起きたことが原因と発表した。 アルミ風船による運転見合わせは札幌の地下鉄では初めて。 全国的には東京や大阪などで起きているという。 札幌市によると、バスセンター前駅のホームに設置されたカメラに、乗客の風船が風に飛ばされてトンネルに入っていく状況が確認された。 バスセンター前―大通駅間では、電車線や天井に焦げた跡があり、溶けた風船も落ちていたことから、市は風船がトンネル内の電車線に接触してショートしたことで、変電所の安全装置が作動して停電したとみている。 停電は 3 日午後 3 時過ぎに発生し、午後 9 時過ぎに全線で運転を再開した。 約 8 万 2 千人に影響が出た。 風船を放した乗客は直後に駅員に知らせた。 けが人はいなかった。 市はホームページなどで風船が停電の原因になることを乗客に周知していくという。 (佐藤亜季、asahi = 11-6-25) 陸上自衛隊のヘリにレーザー照射 「生命を脅かす非常に危険な行為」 搭乗員や機体への被害なし 10 月 29 日夕方、宮城県利府町の上空を飛行していた陸上自衛隊のヘリコプターが、レーザー照射を受けました。 搭乗員や機体への被害はありませんでした。 陸上自衛隊霞目駐屯地によりますと、29 日午後 5 時 20 分ごろ、所属するヘリコプターが訓練を終え駐屯地に戻ろうと、利府町の上空、約 500 メートルを飛行していた際、進行方向の右側からレーザーの照射を受けました。 後方の座席に乗っていた整備員が、緑色の光を 3 秒程度確認したということです。 当時、機内には 6 人が乗っていましたが、レーザーの照射によるけがはなく、機体への被害もありませんでした。 霞目駐屯地は、「航空機の飛行の安全はもとより、乗員や国民の生命を脅かす非常に危険な行為で、事案を深刻に受け止めている」とコメントしています。 (仙台放送 = 10-30-25) 中国系大手「アンカー」に行政指導 モバイルバッテリー自主回収受け 経産省 モバイルバッテリーなどあわせて 100 万台のリコールを発表した中国企業の日本法人「アンカー・ジャパン」に対し、経済産業省が製品の点検などを求める行政指導を行いました。 アンカー・ジャパンは 21 日、2022 年 12 月から販売していたモバイルバッテリーと電池を内蔵したスピーカー、合わせておよそ 52 万台の自主回収を発表しました。 製造工程で異物が混入し、ショートする恐れがあるとしていて、発火があった重大製品事故 41 件も報告していました。 これまでのリコールと合わせると対象はおよそ 100 万台に上ることから、経産省は製造体制やリコールの進捗などの報告を求める行政指導を行いました。 モバイルバッテリーの販売事業者への行政指導は初めてだということです。 (テレ朝 = 10-22-25) 総点検の中国製 EV バス、3 割超の 113 台に不具合 EVMJ が販売 大阪・関西万博でも使われた「EV モーターズ・ジャパン(北九州市、EVMJ)」の中国製の電気自動車 (EV) バスにトラブルが相次いでいる問題で、中野洋昌・国土交通相は 17 日の閣議後会見で、全国 317 台のうち 3 割超にあたる 113 台でブレーキ部品の損傷などの不具合が確認されたことを明らかにした。 国交省によると、油圧をブレーキ装置に伝える「ブレーキホース」に損傷があったり、開閉ドアのゴムクッションが外れたりするなどの不具合があったという。 同省は EVMJ に対し、不具合があった車両の運行を停止し、修理することなどを指示。 原因究明と再発防止策をつくるよう求めている。 中野国交相は「十分な安全対策が行われているか注視し、必要に応じてさらなる対応を行う」と説明した。 同社は取材に対し、「安全確保を最優先に、品質の一層の向上と再発防止に向けた取り組みを強化する」としている。 EVMJ は 2019 年に設立。 複数の中国メーカーに EV バスの製造を委託し、日本のバス会社などに販売している。 しかし、車両のトラブルが相次ぎ、国交省は 9 月 3 日、道路運送車両法にもとづき総点検を指示していた。 (増山祐史、興津洋樹、asahi = 10-17-25) ◇ ◇ ◇ 運転手「ハンドル左なのに右へ」 総点検指示の EV バス、事故の瞬間 中国製の電気自動車 (EV) バスを販売する「EV モーターズ・ジャパン(北九州市、EVMJ)」の EV バスに複数のトラブルが起きている。 朝日新聞は、9 月に起きた大阪メトロ(大阪市)のバスによる単独事故の動画を入手した。 万博でも走る中国製 EV バス、トラブル続発 販売元に国が総点検指示 大阪メトロによると、事故は 9 月 1 日、同社の子会社が運行する EVMJ のバスで発生。 回送中の予約制相乗りバスが大阪市内を走っていたところ、中央分離帯に乗り上げた。 メトロによると、50 代の運転手は事故後、同社の聞き取りに対し、「衝突直前、ハンドルを左に切ったが、右に流れていくような感覚があった。 車体をコントロールできなかった。」と説明した。 原因についてメトロは EVMJ から、車体の横滑り防止装置 (ESC) が働き、右前輪がロックしたという趣旨の説明を受けたという。 ただ、メトロは車体に不具合がなかったかどうか調査を続けている。 国土交通省は EVMJ に販売したバスの総点検を指示。 EVMJ は朝日新聞の取材に対し、「速やかに安全を確保できるよう、全社をあげて全車両の総点検を実施している」とする一方、トラブルの詳細は総点検後に説明するとしている。 激しく飛び散る窓ガラス 朝日新聞が入手したのは、ドライブレコーダーの録画データとされる動画。 進行方向と運転席がそれぞれ映っている。 進行方向の動画をみると、緩やかな右カーブで右側の車線を走るバスが信号のある交差点を通過。 右に寄ったまま進み、白い柵や橋脚がある中央分離帯に衝突し、縁石に乗り上げる様子が映っている。 運転席側の動画では、運転手が衝突の直前にハンドルを左に操作する様子が記録されていた。 だが、バスが進む方向は変わらず、大きな衝撃とともに窓ガラスが割れて激しく飛び散り、運転手に降りかかっていた。 メトロの担当者は「衝突の前段階でハンドルを左に切っているが、事故を回避できなかったのはなぜか。 EVMJ の説明を受けたが、社としても調査を続けている」と話した。 EVMJ は、中国メーカーに製造を委託したバスを輸入し、販売。 大阪・関西万博をはじめ、各地のバス会社などが計数百台導入したが、複数のトラブルが起きている。 (飯島健太、興津洋樹、asahi = 10-1-25) 田園都市線の脱線、二子玉川駅と新横浜駅の計 3 カ所でも信号設定ミス 東急田園都市線の梶が谷駅(川崎市高津区)構内で発生した列車同士の衝突、脱線事故をめぐり、東急電鉄は 10 日、事故の原因となった信号の設定ミスが、二子玉川駅(東京都世田谷区)と新横浜駅(横浜市港北区)の 2 駅の計 3 カ所でも確認されたと発表した。すでに緊急対策を行い、東急線全線の安全運行に支障は無いという。 東急電鉄によると、梶が谷駅では列車の位置を検知し、線路を切り替えるポイントを制御する連動装置の設定にミスがあり、列車同士の衝突を防ぐ保安装置「自動列車制御装置 (ATC) 」に誤った信号を送っていた。 同社が同じ装置を使う約 30 カ所を点検したところ、3 カ所で設定ミスが見つかったという。 これまでに接触事故などは起きていないが、緊急措置として列車への信号を指令所もダブルチェックし、23 日までに信号プログラムを改修する。 設定ミスが起きた原因については引き続き調査するとしている。 (増山祐史、asahi = 10-10-25) ◇ ◇ ◇ 脱線の東急田園都市線 渋谷 - 鷺沼の再開めど立たず ATC 未作動か 5 日深夜に東急田園都市線の梶が谷駅(川崎市高津区)構内で、列車同士の衝突、脱線事故があった。 けが人はいなかった。 事故の影響で、6 日の始発から田園都市線は鷺沼 - 渋谷駅間の上下線で運転を見合わせ、夜の帰宅ラッシュ時間帯を過ぎても再開できず、1 日 100 万人以上が利用する首都圏有数の路線がまひした。 東急や国土交通省によると、事故は 5 日午後 11 時 4 分ごろに発生。 中央林間発渋谷行き普通列車(10 両編成)が梶が谷駅の上り線ホームに入ろうとした際、引き込み線の途中で停止していた回送列車(同)と衝突し、回送列車の一部車両が脱線した。 普通列車の乗客 149 人と、双方の運転士、車掌計 5 人にけがはなかった。 国の運輸安全委員会は鉄道事故にあたるとして、鉄道事故調査官を 6 日に派遣した。 調査官は午後 5 時ごろ、報道陣の取材に応じ、「今日中に調査を終えることは難しい」と述べた。 東急によると、調査が終われば、脱線した列車の撤去の準備を始めるが、田園都市線と、同線に乗り入れる大井町線の全線再開の見通しは立たず、田園都市線は鷺沼 - 中央林間駅間、大井町線は大井町 - 二子玉川駅間で折り返し運転を続けた。 関東運輸局は同日、東急電鉄に対し、原因究明と再発防止を講じるよう警告文書を出した。 東急電鉄によると、回送列車には見習いと指導役の 2 人の運転士が乗車し、いったん上り線ホームに停車した後、列車を留置しておくために引き込み線を下り方向に向かって進んだ。 しかし、引き込み線へのポイントを通過した際に速度が速すぎたためにオーバーランを防ぐ装置が作動し、自動ブレーキによって本来の停止位置より手前に停止。 この際、最後尾の車両の一部が上り線にはみ出していたとみられる。 普通列車の運転士はホームに入る直前、回送列車の最後尾の車両が近すぎると感じて非常ブレーキを掛けたが、間に合わずに衝突。 先頭から 4 両目までの側面が回送列車の最後尾の車両にぶつかり、回送列車側が脱線した。 田園都市線の運転保安装置は「自動列車制御装置 (ATC)」で、自動ブレーキによって常に速度を制御しながら衝突を防いでいる。 普通停車の前方に別の列車がいたり、ポイントが切り替わっていなかったりすれば、自動ブレーキが掛かるが、今回は作動しなかったとみられる。 東急電鉄はポイントの状態や回送電車の詳細な位置、ATC の作動状況などについて調査を急いでいる。 渋谷・バス停には長い列 「勘弁して欲しい」 東急田園都市線の鷺沼 - 渋谷駅間の運転見合わせを受け、6 日の帰宅時間も渋谷駅(東京都渋谷区)周辺のバス停では長い行列ができた。 30 分待った 50 代の女性会社員は、「三軒茶屋駅を利用しているが、朝バス停には 100 人以上並び、会社に 1 時間半遅刻した。 公共交通機関でこうした事故は本当に勘弁してほしい」とうんざりした様子で話した。 同線などが乗り入れる渋谷駅の改札前では、駅員が拡声器を手に振り替え輸送を案内していた。 駅近くの銀行に勤務する 50 代女性(横浜市都筑区)はこの日の朝、田園都市線ではなく、東横線で迂回(うかい)していつものほぼ倍の時間をかけて通勤し、帰宅も東横線を使うという。 女性は、「平日乗っている区間で起きた事故なので、もし乗り合わせていたらと思うと怖いです」と話した。 (細沢礼輝、小林日和、武田遼、asahi = 10-6-25) 車のエンブレムや貴金属、相次ぐ変色被害 道路陥没事故の現場周辺
記事コピー (1-17-25~10-10-25) 那覇から羽田に向かう機内で乗客のモバイルバッテリーから発煙 全日空 那覇空港から羽田空港に向かう全日空の機内で乗客のモバイルバッテリーから煙が出ました。 ペットボトルの水をかけて消し止め、けが人はいませんでした。 国土交通省那覇空港事務所によりますと、9 日午前 11 時すぎ、沖縄の那覇空港を離陸して羽田空港へ向かって飛行中の全日空 994 便の機内で「煙が発生した」とパイロットから管制に連絡がありました。 全日空によりますと、発煙したのはモバイルバッテリーで、那覇空港から離陸直後に座席の下に置かれていた乗客の手荷物の中から煙が出たということです。 隣の席の乗客が持っていたペットボトルの水をかけ、消し止められました。 機内で煙を消し止められたことから、この便は予定通り運航し、午後 1 時 20 分ごろ、羽田空港に着陸しました。 幼児を含む乗客 345 人と乗員 7 人の合わせて 352 人が乗っていましたが、けがをした人はいないということです。 (テレ朝 = 10-9-25) 静岡・沼津港 遊覧船が岸壁に衝突 乗客ら 13 人がけが 静岡県の沼津港で遊覧船が乗り場付近の岸壁に衝突し、少なくとも乗客ら 13 人がけがをしています。 消防などによりますと、5 日午後 3 時半ごろ、沼津市で「船内にいた男性が階段から落ちた」と乗客から消防に通報がありました。 遊覧船が沼津港に入港する際に、乗り場付近の岸壁に何らかの原因で衝突したということです。 この事故で少なくとも 13 人がけがをしています。 (テレ朝 = 10-5-25) モバイルバッテリーから発火か 大阪メトロ御堂筋線で乗客 2 人軽傷 4 日午後 2 時 40 分ごろ、大阪メトロ御堂筋線の心斎橋駅近くを走っていた地下鉄の車内で、乗客のかばんが発火したと駅員から 110 番通報があった。 大阪市消防局によると、消防車 11 台が出動し、現場到着後の午後 3 時 20 分に鎮火しているのを確認したという。 大阪府警南署は、乗客の 20 代の女性が持っていたかばん内のモバイルバッテリーから発火した可能性があるとみて調べている。 この女性と隣に座っていた 60 代の女性の計 2 人がやけどを負った。 いずれも軽傷だったという。 御堂筋線は車両点検のため、約 50 分にわたって全線で運転を見合わせ、同日午後 3 時半から運転を再開した。 (松浦祥子、新谷千布美、asahi = 10-4-25) いすみ鉄道の脱線事故、枕木に腐食 運輸安全委「技術力不足」と指摘 千葉県いすみ市で昨年 10 月、ローカル線「いすみ鉄道」が脱線する事故があり、国の運輸安全委員会は 2 日、事故原因などをまとめた調査報告書を公表した。 腐食やひび割れのある枕木が連続し、レール幅が広がり、脱線につながったと指摘。 同社の保守体制は「技術力不足」として、管理方法の見直しなどを勧告した。 事故は昨年 10 月 4 日に発生。 午前 8 時 6 分ごろ、いすみ市内を約 41 キロで走行中の 2 両編成の列車が右カーブで、八つの車軸のうち六つが左側に脱線した。 乗客 104 人と運転士 1 人にけがはなかった。 報告書によると、事故現場周辺のレールでは 17 カ所で社内規定の補修基準を超えていたが、未対応だった。 レールに付く枕木も計 21 本のうち 9 本が損傷し、3 本はレール幅を保持する機能が失われていた。 同社は社内規定でレールの幅や高低差などの補修基準を定めている。 事故 8 カ月前に委託業者が全線で行った機械検査では 1,656 カ所で基準を超えたが、その後に同社が行った再調査は手動で行ったため、測定位置がずれ、基準超えは 462 カ所に減少。 さらに施工能力や予算の関係で、内規の期限内に補修を終えたのは 23 カ所だった。 報告書は「再検査の測定位置の特定が不十分で、値が小さくなる誤差が発生した可能性がある」と指摘。 補修基準や体制の見直しや、枕木を木製からコンクリート製へ変えるよう求めた。 報告書では地域鉄道に共通する課題として、鉄道事業が小規模なため軌道整備の費用や能力を十分に確保できず、「組織としての技術力の維持、向上が困難である」と指摘。 国や自治体から財政面などでの協力を受け、社外の技術支援などを活用することが望ましいとした。 (増山祐史、asahi = 10-2-25) 10 月開始の「NHK ONE」、アカウント登録手続きで一部不具合 NHK は 1 日、同日から始めた新しいインターネットサービス「NHK ONE」の利用手続きの一部で不具合が起きていると発表した。 サービスの利用に必要なアカウントを登録する際に、Gmail などを通じて手続きをした人に認証コードが届かない不具合が起きているという。 同日午前 0 時のサービス開始後、1 時間ほどで不具合を覚知したという。 詳しい原因は調査中だが、認証コードを NHK のシステムからメール送信した際に、グーグル側で不正行為のための「スパム」メールと誤認された可能性があるという。 同日午後 5 時現在で不具合は復旧していない。 ただ、アカウントの登録がなくてもサービスを利用できる状況で、災害時などの緊急情報も見られるようにするという。 NHK ONE は、ウェブサイトやアプリなどを含めた NHK の新しいインターネットサービスの総称。 10 月 1 日に施行された改正放送法により、ネット配信が放送と同格の本来業務に格上げされたことに伴い、ネット上のサービスをリニューアルした。 NHK の既存のアプリの多くは 9 月末で利用できなくなり、新たな後継アプリをダウンロードして利用登録手続きをする必要がある。 また利用には受信契約が必要になり、11 月中旬以降はサービスの利用時に契約の確認を進めていくという。 (女屋泰之、asahi = 10-1-25) 米販売の偽サイト 「支払ったのに届かない」 消費者庁が注意呼びかけ 「通信販売サイトでお米を注文して代金を支払ったものの、商品が届かない」といった相談が全国の消費生活センターなどに相次いでいる。 消費者庁は 30 日、消費者安全法に基づき、偽サイトの情報を公表し、注意を呼びかけた。 消費者庁は 3 種類の偽サイトを確認。 それぞれのサイトに用いられている名称や文言、ネット上の住所にあたるドメイン名は下記の通り。
「お米の定期便」のサイトでは、新潟県産のコシヒカリ 5 キロ(24 年産)の価格が 1,344 円と表示されていた商品もあった。 今年 4 - 7 月、これらの偽サイトについて「メールアドレスに連絡をしても返信がない」といった相談が 223 件あり、被害総額は 180万円にのぼっている。 偽サイトにひっかからないための注意点 消費者庁は、被害防止のため、次の点にあてはまるサイトに注意するよう呼びかけている。
トラブルに遭ったら、消費者ホットライン(電話番号 188)へ。 また、偽サイト上でクレジットカード情報を入力してしまった場合はカード会社にも連絡する。 (井上道夫、asahi = 9-30-25) モバイルバッテリーから出火か 杉並区のマンション火災で 6 人軽傷 25 日午前 1 時 50 分ごろ、東京都杉並区阿佐谷南 1 丁目の 5 階建てマンションから「モバイルバッテリーから出火した火事です」と 119 番通報があった。 警視庁によると、2 階の 1 室の約 20 平方メートルが焼けた。 この部屋に住む女性と、他の部屋の男女 5 人も煙を吸うなどして搬送されたが、いずれも軽傷だという。 杉並署によると、火元になったとみられる部屋に住む女性は「モバイルバッテリーをスマートフォンにつなぎ充電した状態で寝ていた。 音がしたので起きると火が上がっていた」と説明した。 署はモバイルバッテリーから出火した可能性もあるとみて原因を調べている。 現場は、東京メトロ丸ノ内線の南阿佐ケ谷駅から東に約 200 メートルの地域。 住宅や店舗が立ち並んでいる。 (西岡矩毅、asahi = 9-25-25) チャイルドシート 6,200 台をリコール 頭部への衝撃が強くなる恐れ 自動車用品メーカーのカーメイトは 18 日、チャイルドシート「エールベベ・クルットスライド」の 10 種 6,209 台(2024 年 8 月 - 25 年 5 月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 シートベルトのクッションの材質に不具合があり、側面からの衝突時に頭部への衝撃が強くなり、保安基準に適合しないおそれがあるという。 同省によると、カーメイトは対象製品の利用者に、保安基準に適合するクッションを配るという。 (増山祐史、asahi = 9-18-25) 茨城と埼玉の一部で最大約 2 万戸が停電 県南部や北部に竜巻注意報も 東京電力パワーグリッドは 18 日午後 2 時以降、茨城県と埼玉県で停電が発生したと発表した。 茨城県土浦市を中心に、最大約 2 万 0,660 戸が停電。 順次復旧しているが、午後 5 時 15 分時点で約 5,100 戸がなお停電している。 雷や雨の影響などを調査しているという。 茨城県内では 18 日、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気などの影響で、大気の状態が非常に不安定となり、各地で激しい雷雨に見舞われた。 気象庁は県北部や南部に竜巻注意情報を出していた。 つくば市花室では 18 日午後 2 時 55 分ごろ、「2 階建て建物の 1 階部分が崩れ、倒壊している」と近隣住民から 119 番通報があった。 市の消防や県警によると、倒壊した建物はプレハブ 2 階建てで、農業資材関連会社の事務所兼倉庫として使われていた。 けが人はいなかった。 同社の小田切章社長 (59) によると、1 階が資材置き場で、2 階を事務所として使っていたが、当時、建物内には誰もいなかったという。 建物近くにある野球練習場を管理する沼崎周太郎さん (29) は、通報者の 1 人。 たたきつけるような横殴りの雨と風で「立つのがやっとだった」と振り返った。 水戸地方気象台は、突風が発生したとみて 19 日に職員を派遣し、詳しい状況を調べる。 (asahi = 9-18-25) 東京湾アクアライン 一時通行止め トンネル内で泡消火剤が噴出 川崎市と千葉県木更津市を結ぶ東京湾アクアラインの上りのトンネル部分で泡消火剤が噴出し、一時通行止めになりました。 NEXCO 東日本などによりますと、18 日午前 9 時 10 分ごろ、東京湾アクアラインの上りのトンネルで泡消火剤が噴出しました。 現場は「海ほたるパーキングエリア」から川崎市側に 3 キロほど行った場所で、誤作動で泡消火剤が 9 分間にわたり噴出しました。 この影響による 110 番通報はなく、事故も起きていないということです。 東京湾アクアラインの上りは午前 9 時 50 分から通行止めになっていましたが、泡消火剤の処理が終わったため、午前 11 時半に通行止めは解除されました。 (テレ朝 = 9-18-25) ティファール、電気ケトルで 418 万台リコール 電気ケトルの「ティファール」が約 418 万台のリコールを発表しました。 リコールの対象となるのは 2021 年 10 月から 2024 年 7 月までに製造されたティファールの電気ケトル 28 モデルの 60 製品、約 418 万 5,000 台です。 電源コードを持って引き抜きを繰り返すなどすると「電源プラグが破損し、使用中にコンセント近辺で発煙ないし発火に至る可能性がある」ということです。 去年 4 月から今年 8 月に客から 16 件の申し出があったということです。 商品本体の底にある製品番号などが該当する場合は無償で商品(電源プレート部分)を交換します。 特設のホームページまたはフリーダイヤルで受け付けるということです。 (ANN = 9-16-25) 関西の NTT 西日本、加入電話が一時通信障害 119 番つながらず 16 日午後 3 時 45 分ごろ、京都府と大阪府の全域、兵庫県の一部で加入電話などがつながらなくなる通信障害が発生した。 NTT 西日本によると、約 50 分後に復旧したが、京都市で 119 番通報がつながらなくなるなどの影響が出た。 通信障害があったのは、NTT 西日本の固定電話と「ひかり電話」のサービス。 固定電話は大阪府で最大約 81 万契約、京都府で最大約 27 万契約、兵庫県で最大約 8 万契約。 ひかり電話は大阪府で最大約 79 万契約、京都府で最大 26 万契約、兵庫県で最大約 6 万契約が影響を受けた。 同社は通信設備の故障が原因としている。 京都市消防局によると、午後 3 時 45 分ごろから 45 分間程度、119 番通報が受信できなかったという。 市消防局は X (旧ツイッター)で「現在、119 番通報がつながらない状態となっています。 火災、救急の通報は最寄りの消防署、消防出張所に直接お越しください。」と呼びかけた。 また、代わりの通報先として携帯電話の番号をウェブサイトで公表した。 消防車で管内をパトロールし、通報がつながらないことを知らせるとともに、火災や急病人などがいる場合は、パトロール中の消防車に直接声をかけてほしいと呼びかけた。 (前田智、asahi = 9-16-25)【SL やまぐち号】 「バックで帰ることになったが、恐ろしかった」
乗客は JR が用意したバスに乗り込み、目的地に向かいました。 このトラブルの影響で JR 山口線は宮野駅と益田駅の間で運転見合わせとなっていましたが午後 5 時 20 分に再開されています。 (KRY 山口放送 = 9-15-25) 羽田空港「A 滑走路」路面一部はがれる 運航に大きな影響なし 東京空港事務所によりますと、羽田空港は 4 本ある滑走路のうち、A 滑走路の路面のアスファルトが一部はがれているのが 12 日午後 1 時前に確認され、閉鎖しているということです。 現在ほかの滑走路を使用して離着陸をしているということで、これまでのところ航空機の運航に大きな影響はないということです。 空港では午後 3 時ごろまで A 滑走路を閉鎖し、路面の補修作業を行うとともに原因を調べています。 (NHK = 9-12-25) ◇ ◇ ◇ 長崎空港の滑走路の舗装はがれる 落雷の影響か 一時閉鎖、8 月にも 長崎空港(長崎県大村市)で 10 日午前、滑走路の舗装にはがれている部分が見つかり、補修のため約 20 分間滑走路を閉鎖した。 落雷の影響とみられる。 空港事務所によると、午前 7 時 49 分から 8 時 10 分まで補修作業を行い、3 便の航空機に遅れが出たという。 8 月にも落雷の影響とみられる舗装のはがれが発生し、滑走路が一時閉鎖された。 長崎地方気象台によると、大村市では 10 日午前、雷注意報が発令されていた。 (榧場勇太、asahi = 9-10-25) ◇ ◇ ◇ 成田で航空機立ち往生続発 猛暑影響でわだちに車輪はまる 成田空港(千葉県成田市)の滑走路の誘導路上で、8 月中旬から下旬にかけ、航空機が相次いで立ち往生した。 連日の猛暑の影響でできたわだちに、航空機の車輪がはまって動けなくなったことが原因。 成田国際空港会社 (NAA) によると、少なくとも直近 10 年間では同様の事例は確認されていないという。 NAA は 7 日未明、この誘導路で路面温度の上昇を抑える対策を実施した。 8 月 20 日の昼ごろ、成田空港 A 滑走路の誘導路で、貨物機が自走できなくなり、専用車両でけん引され移動した。 翌 21 日午前には韓国行き旅客機、22 日夕方には米国行き旅客機が相次いで停止。 フライト終了後の深夜の調査でわだちが見つかり、緊急補修した。 (kyodo = 9-7-25) |