22 年秋冬ニューヨーク・ファッションウィーク

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米ニューヨークで 11 日から 16 日まで、ニューヨーク・ファッションウィークが開催され、各ブランドが 2022 年秋冬コレクションを披露した。 初日には「プロエンザ スクーラー」や「クリスチャン コーワン」などのショーが行われた。

新型コロナウイルス関連の規制や変異株「オミクロン株」の流行にもかかわらず、「マイケル コース」や「アルチュザラ」などの複数のブランドは対面式でショーを開催した。 一方、「トム フォード」をはじめとする大手ブランドの不参加も目立った。 デザイナーのトム・フォードは、米国ファッション協議会 (CFDA) の会長。

ここ数年、大物デザイナーが他の発表機会を優先してニューヨーク・ファッションウィークに参加しないケースが見られる。 またファッション界のサイクルの速さに対し、持続可能性の観点から批判も高まっており、そのために従来のショースケジュールよりもペースを落として新作を発表するデザイナーもいる。 だが大物デザイナーの不在は、「Melke」や「ドファネット」のような新たな才能が注目を集める機会ともなった。 (Andrea Bambino、AFP = 2-19-22)


春夏コーデに使える「レトロ花柄」 人気ブランドの花柄ワンピースやニット

春夏に着たくなる "花柄" ワンピースやスカートなど「花柄」アイテムを特集。 人気ブランドの "レトロかわいい" 花柄アイテムを中心に、春夏コーディネートに使える花柄ワンピースなどをピックアップ。 ヴィンテージ感漂う着こなしや、コーデのアクセントにもぴったりな "レトロ花柄" アイテムを紹介する。

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〈ジュンヤ ワタナベ〉 オリエンタル花柄ワンピース

ジュンヤ ワタナベ (JUNYA WATANABE) は、鮮やかな色彩とオリエンタルなタッチの花柄ワンピースを展開。 浮かび上がるように温かみのある質感がレトロな雰囲気を漂わせている。 ゴールドカラーのアクセサリーや大ぶりなアクセサリーなど、存在感のあるアクセサリーとあわせて華やかなドレスアップを楽しみたい。

〈タオ〉 バラの彫刻をプリントした黒 T シャツ

タオ (TAO) は、彫刻アートのバラをプリントした T シャツが登場。 ブラックの生地に浮かぶ真っ白なバラのプリントは、クラシカルな雰囲気を漂わせつつもエッジの効いた佇まいに。 コーディネートのアクセントとして様々な着こなしに使える 1 着だ。

〈パメオポーズ〉 レトロ花柄 x チャイナ x リボン トップス & スカート

パメオポーズ (PAMEO POSE) は、"洋ランの女王" といわれる「カトレヤ」の名を冠したフラワーモチーフのチャイナトップスとスカートのセットアップを展開。 ダスティピンクなどのスモーキーカラーで表現された花柄がノスタルジックな空気をまとい、リボンで愛らしいエッセンスをプラスした。

〈フミエ タナカ〉 ヴィンテージ風花柄パッチワークパンツ

フミエ タナカ (FUMIE TANAKA) は、ヴィンテージ感あふれる褪せた色味の花柄テキスタイルをパッチワークしたパンツを提案。 シンプルなトップスと組み合わせても華やかにコーデの決まる花柄パンツは、1 本持っておくと便利。 暖かな春夏の陽気にぴったりの、リラクシングなシルエットも魅力だ。

〈ケイト・スペード ニューヨーク〉 花々を描いたふんわりワンピース

ケイト・スペード ニューヨーク (kate spade new york) からは、生き生きと咲く花を一面に描いたプリントワンピースがラインナップ。 ギャザーを細かく寄せてふんわりと仕上げたフェミニンなシルエットに、オレンジやパープル、ピンクなど、温かみを感じる色味で花柄があしらわれている。

〈ジュエティ x ミルク〉 バラの花を飾った透かし編みニットカーディガン

ジュエティ (jouetie) とミルク (MILK) がコラボレーションしたニットカーディガンには、バラの花を装飾。 涼しげな透かし編みのカーディガンに、柔らかなニットのバラモチーフがかわいらしいアクセントを添える。 (FashionPress = 2-12-22)


ワークスタイルは私らしく 職場復帰へ一新ワードローブ

取り戻しつつあるオフィスへと向かう日常。 働き方もさまざまに変化した今だからこそ、定番のワークスタイルをリブートし、自分らしく自由にモダンに着こなしたい。

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さりげなく遊ぶ差し色。 光沢のある毛足の長いボリューミーな生地が、ストイックな黒に柔らかなテクスチャーを添えるボッテガ・ヴェネタのコート。 白シャツとブラックパンツのシックなスタイルに、小物でポップな差し色をきかせモダンに遊ぶ。

自由な発想で飛び越えて。 クロップド丈のショートジャケットで、黒のパンツスーツをマニッシュに仕立てたセットアップ。 閉塞感漂う今だからこそ、ワークスーツも自由な発想で着こなし、小粋に軽やかに創造力を刺激して。

刻み込む鮮烈な個性。 ひねりのきいたラップパンツを合わせた黒のスタイル。 グラフィカルなカラーブロックが映えるトップやボディスーツで、シャープな印象に鮮烈なアイデンティティを打ち出す。

洗練されたしなやかさを。 流れるようなシルエットにハイネックの首回りなど、立体感のある美しいフォルムを描くステラ マッカートニーのケープ。 白のワイドパンツの上に颯爽と羽織り、カジュアルなルックに洗練されたしなやかさを醸し出す。

気ままに変化を楽しんで。 ホワイトシャツに生成りのバミューダパンツを合わせた爽やかなリゾートルックを、トレンチコートで都会的なムードに。 がっしりとしたチャンキーな白のブーツで抜け感をつくり、気ままなワークスタイルへと変身。

精悍な潔さと優雅さを。 全身白でまとめたパンツルックを、開放感のあるゆったりとしたシルエットで着こなしたジョルジオ アルマーニ。 装飾をそぎ落とした潔さに透明感のある優雅さが強調され、凛とした麗しさが漂う。 (Vogue = 2-2-22)


オーラリー 2022 年秋冬コレクション - 光のあわい

オーラリー (Auralee) の 2022 年秋冬コレクションが発表された。

温かく、軽やかに包み込む "親密さ"

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今季のオーラリーのコレクションをあえて一言で要約するならば、それは「親密性」だと思う。 身体を包み込むようでありながら、決して堅く、重苦しくはない。 ミニマムかつクラシカルな表情を基調に仕上げられたウェアは、むしろ柔らかく軽やか、そしてさらさらと降りそそぐ光の粒子に包まれるように、温かな雰囲気に満ちている。

たとえば、クラシカルなムードを漂わせるツイード。 ステンカラーコートやダブルブレストのロングコート、ジャケットには、ウールシルクアルパカ素材のヘリンボーンを採用した。 ブラウンを基調とする奥行きのある表情と温かみのある風合いは重厚さを湛えつつも、そのテクスチャーは柔らかく、身にまとえば軽やか。 あるいは、ウールカシミヤとオーガニックコットンなど、多彩なツイードを展開している。

ツイードアイテムと同様、ガウンのようなロングコートやフード付きコートなど、アウターはボリュームがありつつも柔らかく軽やかに仕上げられている。 上品で柔らかなシルエットはテーラードアイテムにも当てはまり、シングルブレストのジャケットやチェスターコートなど、いずれもしなやかに身体に寄り添い、端正なラインを描いている。

ニットもまた、温かみと軽やかさを持ち合わせたアイテムの最たる例だろう。 起毛感のあるモヘアやアルパカのニットは、空気をふわりと含み持ったよう。 また、ロング丈のカーディガンや抜け感のあるキャミワンピースなど、肩の力を抜いたリラクシングなムードが感じられる。

着こなしは全体としてトーン・オン・トーンでまとめつつ、異なる素材感のレイヤードにより奥行きをもたらしている。 ロングコート、ジャケット、ニット、パンツと、異なる素材が生みだす繊細な階調は、温かみのある素材感と相まって穏やかな温かみを引き立てる。 また、クラシカルなツイードのコートには、独特の底光りを帯びたブラウンのレザーコートやパンツを、あるいは中綿入りのカジュアルなベストには、起毛感のあるニットやクリーンなシャツを、というように、時として素材ばかりでなくテイストも異なるアイテムのレイヤーが心地よいコントラストをもたらしている。

カラーは、エクリュやベージュ、キャメル、ブラウンなどのニュートラルカラーが、温かみのある素材感と相まって、柔らかな雰囲気を醸しだす。 そこにほんのりと色をさす、ニットのワンピースやカーディガンの淡いピンク。そして、温かみのある素材感にヴィヴィッドな彩りをもたらすコバルトブルーやグリーンが、コレクション全体の色彩感を引き締めた。 (FashionPress = 1-24-22)


【2022 年春夏トレンド】 ストリートから発見! この春トライしたいルック 9

9 人のおしゃれ賢者から春のスタイルのヒントをもらって

冬の憂鬱な気分を吹き飛ばすには春のおしゃれを考えるのが一番。 パーフェクトなジャケットやミニスカート、プリントミックスの新しい解釈まで、トレンドをうまく取り入れ、着こなす女性たちからインスピレーションをゲットしよう。 そこで、春のファッションのヒントをくれる 9 つのパーフェクトなルックをチェックしてみよう。 (Sierra Mayhew、Haper's BAZAAR = 1-16-22)

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  1. クラシック
    クラシックで決して失敗することはない。 この春は、テーラードジャケットなどの必需品や何年も着るものにお金をかけよう。 仕上げにはステートメントになるアクセサリーを。
  2. プリントミックス
    遊び心たっぷりのプリントでエネルギッシュなスタイルに。 エディターのガブリエラ・カレファ ジョンソンは、ゼブラ柄のミニスカートに、ちょうど膝下にかかる丈のカラフルなコートをスタイリング。
  3. ベスト
    2022 年春はセーターベストのシーズン! 今はタートルネックの上に重ねて、その後はパンツに合わせて。
  4. スリップドレス
    スリップドレスをコーディネートする 1 番簡単な方法はシャツの上にレイヤーすること。 もこもこサンダルを合わせてリラックス感をプラス。
  5. アップグレードしたラウンジウェア
    パンデミック禍のラウンジウェアを手放す覚悟がまだできていない? それなら、セットアップでも着られるリブ編みニットとパンツで、こなれ感を演出して。
  6. カラーブロッキング
    レッドとピンクなど、従来は喧嘩するとされていた色同士を怖がらずに組み合わせよう。 それをダージャ・バラニクのようにニュートラルカラーのボトムで中和して。
  7. カジュアルシック
    オーバーサイズのシャツ、テーラードのシルクパンツ、チャンキーなサンダルと、メンズウェアにインスパイアされたルックが春の定番になりそう。
  8. 大胆な色使い
    大胆な色を3色、異なるアイテムを使ってコーディネートするのは簡単ではないけれど、こんな独創的なルックはこの春のトレンドの条件をすべて満たしている。ルーズなジーンズがルックのまとめ役に。
  9. トレンチコート
    トレンチコートは春の定番。ただし、2022年春はミニドレスやニーハイブーツと合わせてモダンに解釈。

BLACKPINK ジスの愛されエレガントなモテファッションコーデ

1 月 3 日に 27 歳の誕生日を迎えた、世界的人気を誇る BLACKPINK のジス。 BLACKPINK のなかでは最年長で、優しくユーモアあるオンニとしてメンバーにも慕われている。 今回はそんな彼女のバースデーを祝して、ジスお得意のエレガントなファッションコーデ集をプレイバック! 美しさとおしゃれにますます磨きがかかった彼女にご注目。

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2021 年11月20日

キレイ目なシルエットのレザージャケット x 白シャツでシックに決めたジス。 手元には自身が公式アンバサダーをつとめる「ディオール」のチェーンバッグが。 ワインレッドの赤リップをモノトーンコーデの差し色にしているところもさすが!

2021年10月30日

イノセントな白ブラウス x チャコールグレーのニットベストの組み合わせで知的なムードに。 ボトムにはスカートではなくデニムパンツを合わせてカジュアルにハズすのがジス流。 「ドクターマーチン」のシューズを合わせて、甘 x 辛 MIX なスタイルに!

2021年10月5日

「ディオール」のイベントでパリを訪れた時のジス。 着用している衣装はもちろん全て「ディオール」。 裾が広がったエレガントなロングワンピースはジスの上品な雰囲気にぴったり。 ヘアスタイルはきちんと感とラブリーさを兼ね備えたお団子が ◎

2021年10月4日

プライベートのお出かけでは、エレガントさを保ちつつもカジュアルダウンしたスタイルが定番。 この日は、黒ジャケット x デニム x ローファーでパリを満喫。 キャスケットとスカーフを取り入れたらパリジェンヌ風コーデが完成! (ELLE girl = 1-8-22)


2022 年は寅年! 虎柄モチーフのファッションアイテム

クリスマスを終え、一気にお正月ムードが漂いはじめた今日この頃。良きも悪きも経験した 2021 年に別れを告げ、期待高まる 2022 年はハッピーに迎えたい! 来年の干支は「寅年」ということで、今回はファッショナブルな虎柄モチーフのアイテムを集めました。 タイガーは新しいチャレンジを後押しし、キャリアにも学びにもポジティブに効果を発揮してくれるはず。 パワー漲るデザインと、遊び心をくすぐられるアイテムの中からお気に入りを見つけてみませんか?

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ラダブルジェイ (La Double J)

まず最初にご紹介するのは、迫力あるタイガーが魅力的な「ラダブルジェイ (La Double J)」のボンバージャケット。 幾何学模様やハイクオリティな造形美を得意とするブランドから発信された、個性派モードなスタイリングを完成できるインパクトのある一着を、2022 年の相棒として迎えてはいかが? 同柄のスカートも展開しているので、セットアップも可能です。

ケンゾー (KENZO)

虎柄と言えば、ブランドアイコンとして生き続けている「ケンゾー (KENZO)」のタイガーアイテムも外せないところ。 こちらのフーディは、淡いカラーリングで主張しすぎず、デイリーにも取り入れやすい一着です。

「ケンゾー (KENZO)」からもう一点、コンパクトなタイガーがキュートなワンピースをチョイス。 ミニ丈のスカート x ロングブーツがトレンドの今、ラフに挑戦できる一着でコーディネートの幅を広げてみませんか? レギンスやデザインタイツとも好相性です。

ジ アップサイド (The Upside)/b>

2022 年は、アクティブに活動しボディメイクを叶えたい。 そんな抱負を実現するためにも、「ジ アップサイド (The Upside)」のタイガー柄セットアップをチョイス。 ヨガ哲学をルーツとした、パフォーマンス性の高いおしゃれなストレッチフィットウェアで楽しく汗を流せそう。 パンツは、レギンスタイプもラインナップしています。

バイファー (By Far)

鮮やかなカラーに虎の模様が映える「バイファー (By Far)」のバッグ。 手に持つだけでパワーが溢れるようなアイテムは、寅年にあやかり運気もアップしそうな一品。 シルバートーンのハードウェアを採用し、ディテールにも凝ったアイコニックなアイテムです。 (FashionSnap = 12-28-21)


ケイタ マルヤマがショー開催 ファッションの愛を
「寛斎、賢三、そして次世代に」 往年のモデルが華を添える

「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」が 12 月 16 日、約 5 年半ぶりとなるファッションショーを都内で開催した。 ファッションと日本の伝統文化を掛け合わせた初のエンターテインメントショーとして六本木の「EX THEATER ROPPONGI」で行われ、タイトルは「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて … IT’S SHOW TIME」。

昨年亡くなった山本寛斎や高田賢三のショーに多大な影響を受け「人生を変えてくれた」と話すデザイナー丸山敬太は、ファッションの熱を次世代につなげたいという思いから、今回のショーの開催に至ったという。

ケイタ マルヤマは、2016 年 3 月に東京でランウェイショーを開催して以来、インスタレーションやムービーといった形式で新作コレクションを発表してきた。 今回は丸山自身の会社 K.M. Design Studio として初めて有観客でのコレクション発表となり、「Fashion は人生を変える」をコンセプトに全く新しいエンターテインメントとしてのショーを制作。

「誰かを応援したり支援したり、繋がることは今の時代のテーマだと思う。 厳しいコロナの 2 年を経て、たくさんの人たちと皆で作れたら(丸山)」という考えで、なるべく多くの人に届けるためクラウドファンディングを実施したという。 11 月 8 日から約 1 ヶ月で目標の 500 万円を超える、800 万円超の支援を集めた。

およそ 1 時間にわたるショーは従来のランウェイとは異なる構成で、日本の伝統文化にフォーカス。 歌舞伎・舞踏や着物文化、音楽など「心踊るコト」をファッションと融合し、日本ならではの四季をなぞって春夏秋冬の 4 シーンを繰り広げた。

回転式の舞台の幕が開き、春の桜を表現した最初のシーンに登場したのは冨永愛。 オートクチュールのマキシドレスに着物の羽織風のガウンをまとったケイタ マルヤマならではの和洋折衷スタイルで、90 年代を彷彿とさせる高いランウェイを優雅に闊歩した。

続いて歌舞伎俳優の尾上右近が「娘道成寺」を披露。 夏のシーンでは?太鼓座による和太鼓で祭りを表現し、ダンスユニット ULTIMATE BBOYZ は着物をアップサイクルした衣装でアクロバティックなパフォーマンスを見せた。

秋のシーンは「愛」をテーマに、乃木坂 46 の齋藤飛鳥などのモデルたちがケイタ マルヤマのアーカイヴのドレスを着用して登場。 舞台を雪景色に変えた冬のシーンでは、女優の渡辺真起子やりょう、田辺あゆみや市川実和子といったケイタ マルヤマのショーには欠かせなかったベテランモデルたちが勢揃いした。

全出演者によるグランドフィナーレでは、ハート型のラッフルドレスをまとった野宮真貴が「東京は夜の七時」と 「スウィート・ソウル・レヴュー」の生歌を披露。 華やかなムードと大きな拍手の中でショーが幕を下ろした。

終演後の舞台裏で丸山は、今回のショーの動機として 1980 年代から華やかなショーを通じて夢を与えてきた山本寛斎と高田賢三の存在が大きかったとし、「お二人がいなくなってしまったから、『やらなきゃ』と。先輩方から浴びせてもらったクリエイションを、次の世代に繋いでいくのが役目だと思う」と涙ながらに話した。

「ファッションは人生を変えるものだし、その時代や気分を表すもの。 エンターテインメント、伝統、作り手、色々な人たちがシェアし手を繋ぎながら、自分たちのやれることをハッピーに表現する。 その熱を伝えられたら嬉しい」と、愛にあふれたショーを振り返った。 (FashionSnap = 12-18-21)


トレンドを自然に取り入れる 大人のちょい見せファッション

シトウレイです、こんにちは!

今回は先日お伝えしたパリコレ撮れたてトレンド、「おなかを出すスタイル」について考察を深めていきたいと思います。 おなかを出すスタイルは若い世代の特権だと思いきや、今シーズンは大人のマダムもサラッと自然に出しているのだから、レッツファッション、レッツトライの勢いで露出ファッションを楽しみましょう! とお伝えしてはいたものの、やはり体形だったり年齢だったりでハードルが高く感じちゃう方もいるのでは。 しかも師走のこの時期、おなかを出すと冷えちゃうし … 的な気候のハードルも出てきます。

しかし! 今日はそんなみなさんに朗報です。 三つのコツを押さえておけば、「大人の女性のおなか出しスタイル」は今すぐにでもチャレンジ出来ます。 まず、コツ @ 「脇に幕」! 頭の中で舞台を想像してください。 宝塚でも歌舞伎でも、小学校の体育館の舞台でも大抵の舞台の両脇には幕が掛かって舞台袖が見えず、真ん中だけ見える仕組みになっていますね。「真ん中だけ」コレがポイントです。

そう、おなかが出るトップスの上にジャケットやコートなんかを羽織ってしまえば、左右のボディーラインが隠れるので、くびれているとかくびれていないとか、そういうプロポーションの問題を消し去れる! 写真のマダムを見てください。 マダムがボンキュッボンな体形なのかストンとスリムな体形なのかは正直あんまりわからない。 残り香として「おなかチラッと出てて今っぽいトレンドな着こなししているな〜」という印象があるのみ。

このチラ感というのもポイントです。 つまり肌見せの「量」ですね。 大人のおなか出しファッションは、A 「見せる量はチラリに留めておく」のがポイント。 肌の露出の量が多いと「元気いっぱいはつらつ!」感を演出できるのですが、時としてそれが「頑張ってる感」に見えちゃう諸刃(もろは)の剣にもなりうるのです。 また露出部分が増えると普通に寒いです。 おなかを冷やしてもいいことはないので、ここは一つ大人として安全策をとるために「量はチラリ」を選択するのがオススメです。

コツその B は「胃のあたりで!」 つまり「場所」ですね。 おなかといえども、脇腹、下っ腹、色んな部分がありますが、大人のおなかチラ見せは「胃のある位置」にするのが正解! 脇腹は先ほど触れたので割愛するとして、下っ腹は皮下脂肪がたまりやすい、つまりプニ感が出やすい場所であるということが一つ。 同時に下っ腹が見える腹見せファッションは、今の若者のトレンド、90 年代の Y2K ファッションの見え感とちょうど同じになってしまうのです。

おなか出しトレンド、かつ今の若者トレンドと、ダブルコンボでトレンドを盛り込むと情報量としては文字通りおなかいっぱい、大人のファッションとしてはちょっと「やり過ぎ感」が出てしまうので、取り込むトレンドは一つに絞る方がこなれて見えるコツです。 この三つのポイントを押さえて、ぜひこの冬は大人のちょい見せおなか出しファッション、楽しんでもらえたら!

それではまた次回お会いしましょう! (シトウレイ、asahi = 12-3-21)


ライラ・モスがファッション・アワード 2021 で魅せた、フレッシュなパーティールック

11 月 29 日(現地時間)、ロイヤル・アルバート・ホールで行われたファッションアワード 2021 の授賞式に出席したライラ・モス。 英国育ちの彼女が選んだのは、バーバリーのドレスだ。母であるケイト・モスは、出産でモデル活動を 3 年間休止していたが、バーバリーの 2004 年春夏のショーでカムバックを果たしている。

また、2018 年にリカルド・ティッシがブランドのアーティスティックディレクターに就任し、ヴィヴィアン ウエストウッドとコラボした際のキャンペーンモデルを務めるなど、ブランドと深い関係を築いてきた。

現在 19 歳のライラも、母に続くように活躍の幅を広げており、ファッション・アワード 2021 では、バーバリーの 2022 年春夏コレクションに登場したカウプリントのモノクロドレスに、メッセージがプリントされたシアーなノースリーブをレイヤードしフレッシュな装いで魅せた。

レッドカーペットではフェンディを纏ったデミ・ムーアとモデルのステラ・ジョーンズと写真(左)を撮影した。 ディナーの席ではフラン・サマー、ニャシャ・マトンホズ、メイクアップアーティストのイサマヤ・フレンチとスタイリストの KK・オビ、そしてリカルド・ティッシとともにテーブルを囲んだようだ。

昨年 10 月に開催されたミュウミュウの 2021 年春夏ショーでランウェイデビューして以来、レッドカーペットや広告キャンペーンにも数多く登場しているライラ・モス。 家族ぐるみで仲が良いというキム・ジョーンズが初めて行ったフェンディのオートクチュールコレクションや、ヴェルサーチェとフェンディがコラボした「フェンダーチェ」のお披露目ショーで母親とともにランウェイを歩くなど、モード界からのラブコールが尽きない。 次世代を担う新星モデルの今後に期待が高まるばかりだ。 (Kerry Mcdermott、Vogue = 11-30-21)


ロングブーツ、韓国美脚セレブは何をどう履く?

クラシカルなムードを盛り上げてくれるロングブーツ。 韓国ファッショニスタが選んだ逸品とは?

トレンドから定番になって舞い戻ってきた "ロングブーツ" を韓国セレブはどう着こなす? 流行のキルティングブーツをいち早く取り入れた Blackpink ジスをはじめ、韓国で人気の高いスエードブーツを履きこなしたチャ・ジョンウォンまで。 美脚に一過言ある韓国ファッショニスタが今冬選んだブーツとその着こなし術をご紹介。 (Naco、Elle = 11-22-21)

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  1. Blackpink ジス : スパイシーなモノトーンスタイルをガールクラッシュに着こなした Blackpink ジス。 ジスが今冬セレクトしたのはバッグとリンクさせた「ディオール」のキルティングブーツ。 ボリューム感のあるブーツは、ショートパンツで大胆に足を出してメリハリをつけてバランスよく着こなすのが正解!

  2. チャ・ジョンウォン : 女優チャ・ジョンウォンは暖かみのあるベージュトーンのスタイリングに「セリーヌ」のスエードブーツを ON。 ムートンブーツのような丸みのあるシルエットがカジュアルな装いにぴったり!

  3. Davichi カン・ミンギョン : 「愛の不時着」、「太陽の末裔」など人気ドラマの数々の人気韓国ドラマ OST を担当する女性デュオ Davichi のカン・ミンギョンは、美しい歌声だけでなくファッションも注目の的。 ゴールドのボタンが品格漂うジャケットを主役に、足元は黒のロングブーツにデニムをインしてクラシカルな装いに。 

  4. キ・ウンセ : 「ヴァレンティノ」のチェーンバッグ & ニットベストを主役に、シックなスクールガール風コーデを完成。 足元はチャンキーヒールブーツを合わせてモードにスタイルアップ。

  5. キム・ナヨン : 韓国のおしゃれ番長、キム・ナヨンは「シャネル」のロゴがポイントのレインブーツをデイリー使いに! カジュアルなボリュームシルエットがトレンドの今年は、雨の日以外にもレインブーツを活用しても OK。

  6. チョンハ : 2022 春夏コレクションのストリートを席巻した「ミュウミュウ」のハイキングブーツをいち早く取り入れたのは、元 I.O.I のメンバーで、現在はソロ歌手として活動するチョンハ。 オールブラックコーデをパールチェーンがバッグや、大ぶりのロゴピアスで華やかに味付け。


おしゃれプロたちの「偏愛ブラウス & カットソー」

トレンドに関係なく、おしゃれプロがつい買ってしまうブラウスやカットソーをご紹介。

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【1】 Bilitis dix-sept ans のフリルブラウス

「甘いブラウスは年がら年中欲しくて、通年活躍。 これはアンティーク調のフリルが可愛くてお気に入りです。(スタイリスト石上美津江さん)」 ブラウス 39,600円/ビリティス・ディセッタン

【2】 Eva Mann の甘ブラウス

「大人がイタく見えない甘ブラウスは出会ったら買い。 これはラッフルショルダーとピンクベージュの色みが好バランス。(スタイリスト 石毛のりえさん)」 ブラウス 37,400円/サードマガジン

【3】 Cog the BigSmoke のラガーシャツ

「襟つきにハマり中。 これは小襟で男クサくならないさじかげんもお見事。 私らしいとほめられます。(エディター 伊藤真知さん)」 ラガーシャツ (上) 27,500円・(下) 28,600円/コグ ザ ビッグスモーク

【4】 Auralee のシアーカットソー

「何年たっても毛玉、毛羽立ちいっさいなし。 とにかく肌ざわり、着心地もよくて、オーラリーのカットソーに夢中です。 これもシアー感が絶妙です。(ライター 野崎久美子さん)」 カットソー 9,900円/オーラリー (塚田有紀子、HappyPlus = 11-18-21)


米社会に波打った大谷翔平という「石」 議論が議論を呼び続けた理由

今年起こった大谷旋風

記事コピー (11-9-21)


スーアンダーカバー 2022年春夏コレクション - さりげない遊び心、漂う浮遊感

スーアンダーカバー (SueUNDERCOVER) は、2022 年春夏コレクションを発表した。

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さりげない遊び心を効かせて

「Suephoria」をテーマに据えた今季は、シャツ生地をメインに、さりげない遊び心を効かせたコレクションを展開。 アタリ加工を施したシャツは、陰影とも凹凸とも絶妙に異なる独特の風合いが魅力だ。

柄や布地の切り替え

散見されたのは、切り替えを用いたデザイン。 異なる柄の生地を切り替えた赤いタータンチェックのシャツワンピースや、ラインの太さが異なるストライプ地をパネルで配したシャツワンピースは、一見するとオーセンティックに見えるが、柄の配置によって動きのあるデザインに仕上げている。 グレンチェックのセットアップにも、パーツによって異なるチェック地を配置。 さらに、背面には大胆に無地のファブリックを用いることで、前後で見た印象がガラリと変わるデザインとなっている。

浮遊感のある佇まい

また、シンプルながらも余韻を残すような、浮遊感のある佇まいが印象的だ。 ボリュームのある袖のブルゾンに合わせたホワイトのスカートは、シアーなオーガンザを重ねることで柔らかなムードに。 ラフに羽織ったブルゾンの分量感とオーガンザの軽やかさが、好対照を描く。

また、生地をたっぷりと使って曲線的なシルエットに仕立てたポンチョ型のレインコートやシャツワンピースには、着脱可能な PVC 素材のフードをドッキング。 ビニール素材ならではのケミカルな質感が、ユニークさをもたらしている。

華やかなディテールを毒っぽく

スカートやカットソー等にあしらわれたフリル、ワンピースやパンツに部分的に配したレースといった華やかなディテールも目を引いた。 これらのディテールもまた、どこか幻想的な雰囲気を作り出す役割を担っているものの、色使いやコーディネートによってダークさや毒っぽさを常に含んでいる。

例えば、ツバメがひしめき合うようにして飛ぶ総柄のスカートには鮮烈なレッドのブラウスをスタイリング。 淡いブルーとはっきりとしたレッド、ドリーミーなツバメ柄とプレーンな無地といったコントラストによって、エッジを効かせている。 (FashionPress = 10-31-21)


ファッションの時計が動き出した! 気分はリラックスからチャレンジへ

ボンジュール! シトウレイです。 「時計の針が動き出しました! ファッションが息をふきかえしました!」 この喜びを大きな声で伝えたい!

ジャーナリストは現場が命、コロナ禍を経て世界の様子がどうなっているのかをこの目でしかと見ておきたい、その一心で飛行機にのって今回パリコレにいってきました。 コロナを経て実に 1 年半ぶりのパリの地は懐かしくもあり、新鮮でもあり。 今回はパリコレから撮れたてトレンドをお届けします。

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今回特に目立ったのは、まず露出。 アフターコロナの解放感からか、とにかく露出したファッションが目立ちました。 中でもおなかを出すスタイルが多かったんです。

そしてここが大きなポイント! おなかを出すスタイルは若い世代の特権だとおもいきや、今シーズンは大人のマダムもサラッと自然に出しているんです。 ワンマイルウェア、ツーマイルウェアに慣れた自分にカツをいれるべく、ファッションでチャレンジしているんだな、そんな気概を感じます。

もう一つの露出ポイントは脚! とにかく潔いくらいにどのマダムもしっかりバッチリ脚を出していました。 とはいえ脚が細い人だけじゃ(私には無理) … ってそんなことは全っ然なく、体形に関係なくあるがままの自分の身体(からだ)を見せることを楽しんでいたのが印象的でした。

個人的に注目しているのは彼女のようなスリットが入ったスカート。 割ときわどい所まで入っていますが、当人的にはどこふく風。 チャレンジングなファッションを純粋に楽しんでいて。楽するのはもういい加減飽きたから、チャレンジしたいっていう気持ちが、マダムたちをこういった露出スタイルに導いているのだと思います。

さらに今回印象的だったのは「スニーカーが消えた」ということ。 長く続いたスニーカーブームはその楽ちんさが人気の一因でしたが、いまは脱・楽ちん。 ハイヒールや変わった形の靴に意識が向いています。

というわけで、わたし的に今シーズンみなさんにオススメしたいのは、長靴タイプのロングブーツ。 いわゆる足首のきゅっと締まったカーブがなく、寸胴(ずんどう)な象脚のようなブーツがトレンド感を醸し出すアイテムになっています。

じつはこれ、先ほどの "脚出すトレンド" の救世主になるアイテム。 ちょっと脚の形に自信がなくても、これを履くことでひざから下のシルエットが隠れるので脚の形が気にならない! かつ露出が太もも部分だけに限定されるので、これからの時期の寒さからも守ってくれること間違いなし! 一足持っておくと、今シーズンの便利アイテムになるかと思います。

さて、アウターはどうかといいますと、両極端になっています。 短めのジャンパーがまた改めてトレンドシルエットにカムバックしてきたのを感じます。 彼女のようにジャストフィットで着るもよし、ちょっと大きめでザックリとラフに着るもよし。これは脚を出すトレンドを受けてのシルエットの変化とも取ることができます。(長い丈だとせっかくの脚が隠れちゃうからね!)

ただもう一つ見逃せないのは、スーパーロング丈の存在。 足首くらいまでのスーパーロングで、それ一枚で完成の主役級インパクト丈のコートも見られました。 ポイントは「白黒ハッキリつけた着こなし。」 脚でも腹でも出すなら出す、出さないならとことんまで出さない、と竹を割ったようなマインドで服を着ている人が多かったです。

世界の時計の針が動き出しました。 立ち止まって内省する「静」の時代から、立ち上がって動き出す「動」の時代になりました。 ファッションも、イージーでリラックスしたファッションから、チャレンジをするファッションへ。 さ、そろそろ動き出しましょう! チャレンジしましょう!

ではまた次回お会い出来るのを楽しみにしています。 チャオ! (シトウレイ = ストリート スタイル フォトグラファー・ジャーナリスト、asahi = 10-25-21)


ファッションチェック 広瀬アリス 超ミニワンピで美脚すらり ワンショルダーで美肌も

今回(10 月 12 - 18 日)は、広瀬アリスさん、河北麻友子さん、テレビ朝日の弘中綾香アナウンサー、前田敦子さん、土屋太鳳さんらが華やかなファッションで登場した。

(画像は左右にスライドしてください。)

広瀬さんは 10 月 13 日、東京都内で行われたエイジングケアブランド「CANADEL (カナデル)」の新 CM 発表会に、すらりとした美脚を見せたピンクの超ミニワンピース姿で登場した。 ワンショルダーで美肌も見せ、ピンクのハイヒールパンプス、ピンクのフープイヤリング、バングルを合わせたオールピンクコーデだった。

河北さん、弘中アナは 12 日、東京都内で行われたバラエティー番組「ノブナカなんなん?(テレビ朝日系、水曜午後 7 時)」のゴールデン進出記者会見に登場。 河北さんはニットキャミソールにボレロ、裾にフリンジがあしらわれたタイトスカートを合わせた装いで、美脚を見せていた。 トップスとスカートはブルー系でそろえ、足元はモノトーンでまとめていた。

弘中アナは、前身頃のセンターにあしらわれた装飾が印象的なロング丈トップスにロングスカートを合わせた、こなれ感漂うスタイリッシュな装い。 クリア x 白のイヤリングで爽やかさもプラスしていた。

前田さんは 12 日、東京都内で行われたオムニバス映画「DIVOC-12 (ディボック-トゥエルブ)」の公開記念舞台あいさつに出席した。 透け感のあるスカートから美脚をちら見せした大人ムードの装い。 ジャケットの上からベルトを締めてウエストマークし、メリハリ度をアップしていた。 ボブヘアからゴールドカラーのイヤリングをのぞかせていた。

土屋さんは 12 日、東京都内で行われた、声優を務める劇場版アニメ「アイの歌声を聴かせて(吉浦康裕監督、10 月 29 日公開)」の「土屋太鳳ファンクラブ限定特別イベント」にセーラー服姿で登場した。 ミニスカートにハイソックスを合わせた装いで「今月ハロウィーンなので」と照れ笑い。 「26 歳になりましたけど、(同作で自身が演じた高校生の)シオンをリスペクトしたということで、この衣装を選ばせていただきました」と説明した。 (毎日キレイ = 10-23-21)