島根県、解除直前に休業要請へ パチンコ店以外で初

島根県は 13 日夜、利用者の感染確認後も営業を続けた松江市の民間施設に対し、新型コロナウイルス特措法 45 条 2 項に基づき、休業要請する方針を施設側に通知した。 14 日正午までに休業しなければ、要請と施設名の公表に踏み切るが、同日に政府が緊急事態宣言を解除すれば効力を失う。 県は施設の種別を明かしていないが、パチンコ店ではなく、内閣官房によると、パチンコ店以外の店名公表は初となる。 県によると、施設を利用した 40 代男性の感染が 2 日に確認されたが、施設側は松江市が求めた従業員らの検査に応じず、営業を続けていた。 (kyodo = 5-13-20)

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島根県が感染者利用の店舗に休業要請

島根県の丸山知事は 9 日に会見を開き、2 日に新型コロナウイルスへの感染が確認された 40 代男性(松江市在住)が利用した松江市内の店に対して、休業を要請したと発表した。 感染拡大防止が目的で業種や店名は明らかにしていない。 この店は、40 代男性が発症前(発症日から 14 日以内)に訪れ、5 時間以上滞在したことが分かっている。

当時店には、ほかにも多くの利用客がいて、松江保健所では施設の従業員や利用客の PCR 検査への協力を運営者に再三要請したものの、協力を得られなかったという。 こうした状況から、このままでは感染拡大の恐れが否定できないとして休業要請を行ったとしている。 休業を要請する期間は 10 日から今月 31 日まで。 (NNN = 5-9-20)

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島根で 1 人感染 クラスター発生飲食店との関係は不明

松江市は 3 日、市内の 40 代男性 1 人が新型コロナウイルスに感染しているのが確認されたと発表した。 島根県内の感染者は 24 人となった。 市によると、男性は 4 月 26 日に 38 度台の発熱のため市内の医療機関を受診。 新型コロナウイルス感染症とは別の診断を受け、薬を処方され自宅で療養していたが、熱とせきが続き、5 月 1 日に同じ医療機関を再受診し、2 日の PCR 検査で陽性となった。 症状は軽く、感染症指定医療機関に入院予定。 感染者集団(クラスター)が発生した松江市の飲食店「BUZZ」との関係は確認されておらず、感染経路は不明。 (asahi = 5-3-20)


鳥取来県予定の親子が陽性 フィリピン在住、成田で確認

鳥取県は 10 日、成田空港の検疫で、県内に滞在予定だったフィリピン在住の 30 代男性と 10 歳未満の男児の親子 2 人について新型コロナウイルス陽性を確認したと発表した。 県は 11 日、関係部局を集めた情報連絡会議を開き、2 人が来県した場合の対応などを確認した。 男性と男児は 9 日、成田空港に到着。 入国制限対象地域であるフィリピンに居住していたことから PCR 検査を実施し、陽性と判明した。 陰性が確認されるまで検疫所が指定する関東地方の療養施設に滞在する。 2 人に目立った症状はないという。

県によると、2 人の滞在予定地が鳥取県だといい、県は 2 人が来県した場合の対応について、念のため 4 週間の健康観察を行うことなどを確認した。 平井伸治知事は「鳥取で感染の恐れが発生するものではない。」 全国で感染者に対する差別的言動が多発していることに触れ、「感染を拡大させないよう本人たちも頑張っている。 鳥取らしくフォローアップしていく。」と述べた。 (矢田文、asahi = 5-11-20)


「応援生きていく自信に」 島根発在庫 SOS に救いの手

新型コロナウイルスの影響で、島根県内でも食品を扱うメーカーや販売業者が余剰在庫を抱えるケースが目立っている。 賞味期限が限られた商品の購入を、ネットを通じて消費者に呼びかけ、各事業者を支えようとする取り組みが続いている。

松江市西茶町の老舗日本茶店「加島茶舗」は 4 月初め、ほうじ茶 5 キロのパウダー加工を業者に発注した。 大型連休前に市内で開業する観光施設でほうじ茶ラテにして出す予定だったが、緊急事態宣言と市内での感染者確認を受けて、施設の開業は延期に。 茶葉より賞味期限が短いというパウダーを余剰在庫として抱えてしまった。

次期店主の加島浩介さんは悩んだ末、店のフェイスブックで常連客らに購入を呼びかけた。 通常価格より少し値引きしたこともあり、呼びかけから数日で余剰分はほぼ完売。 加島さんは「想像以上にたくさんの人から応援していただき、元気が出ました。 お店を続ける上でとても順風満帆とは言えない状況ですが、コロナ時代を生きていく自信になりました。」と話した。

島根県内の企業や商店の在庫販売を紹介する専用のホームページもできた。 「緊急在庫処分 SOS しまね」は、県内の IT 関連企業の有志が札幌商工会議所などの取り組みを参考に、4 月中旬から運用を始めた。 5 月初めまでの 3 週間足らずで、休校で給食向けの牛乳の出荷がなくなった乳製品メーカーや、イベント自粛で大型連休向けの水産加工品の販売先を失った商店などから申請があった 20 件以上の情報を掲載。既に完売した商品もある。 掲載は無料で、商品の購入は各社のサイトなどから問い合わせが必要になる。 フェイスブックのページもあり、引き続き掲載希望を受け付けている。 (長田豊、asahi = 5-8-20)


「今は来ないで」岡山県は大炎上、島根県は絶賛

危機にこそ試される "首長の発信力"

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松江や出雲など 5 市 1 町、休校 5 月 10 日まで延長 島根

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、松江と出雲、大田、浜田、益田の 5 市と津和野町は 4 月 30 日、市立や町立学校の休校を当初の 5 月 6 日までから 10 日まで延長すると発表した。 松江市は、市立の小中学校と義務教育学校、市立女子高校の休校期間を延長する。 公設児童クラブも同じ期間、閉所する。 幼稚園や保育所などは引き続き利用を自粛するよう求める。

出雲市は小中学校と幼稚園が対象で、長岡秀人市長は「市内で感染者が出て、その拡大が不明な状況であり、保護者の不安な心理を考えた」と述べた。 大田市も、小中学校の休校を延長するが、幼稚園はこれまで通りの方針に基づいて運営する。 浜田市は小中学校と幼稚園の休校を延長。 益田市と津和野町は小中学校の休校を延長。 両市町とも保育園などはこれまで通り開園する。 11 日以降の対応は、各自治体とも 6 日までとなっている国の緊急事態宣言の動向を踏まえて判断するとしており、大型連休明けにも決める見込み。

県は休校の判断を示していないが、丸山達也知事は 4 月 30 日の会見で、「緊急事態宣言を受けて今回の休校決定がある。 政府の方針の結果を受けて対応するのが基本だ」と述べるにとどめた。 また、宣言が延長されて休校が続く場合、「家庭学習に関する新たな指示や学習の進捗状況の確認ができるのか、それすら厳しいのか、そうした細かいところを決める上で、政府の専門家会議の感染状況に関する分析、評価や首相の方針を聞いた上で判断したい」とした。 (杉山高志、水田道雄、清水優志、浪間新太、asahi = 5-1-20)


島根で乳幼児が陽性 感染者 6 人と同居、再検査で判明

島根県は 28 日、同県出雲市の 10 歳未満の男児 1 人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 男児はすでに感染が確認されている男女 6 人と同居しており、症状はないという。 県内の感染者は計 23 人になった。 県によると、男児は乳幼児という。 25、26 日に感染が確認された 80 代までの計 6 人と同居。 このうち 30 代男性は松江市内でクラスター(感染者集団)が発生した飲食店「BUZZ (バズ)」の客だったという。 今回感染が確認された男児は 26 日の PCR 検査で陰性だったが、翌 27 日に再検査したところ、陽性と判明した。 (asahi = 4-28-20)

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自宅待機中に外出し感染か「2 週間の自宅待機の徹底を」島根県丸山知事

「14 日間は発症の可能性がある。 そのために自宅待機が必要ということを徹底し、その間の健康観察を行う」島根県の丸山知事は 26 日午前、県の対策本部会議でこのように述べ、濃厚接触者の 2 週間の自宅待機の徹底を呼びかけた。 25 日に出雲市で確認された県内 17 人目の感染者をはじめ、PCR 検査で一度陰性となりながらもその後、陽性となるケースが県内で少なくとも 6 人に上っている。

これに加え、17 例目の出雲市の男性は自宅待機期間中に外出し、感染した疑いがある。 これを受け島根県の丸山知事は濃厚接触者の 2 週間の自宅待機を徹底するよう各保健所に指示。 県が松江市に要請した濃厚接触者の再調査について、市は 26 日朝から再調査を始めている。 (山陰中央テレビ = 4-26-20)

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島根県出雲市の 30 代男性感染 飲食店員や客と接触

島根県は 25 日、出雲市在住の 30 代の男性 1 人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。 県内の感染者は計 17 人になった。 24 日に味覚や嗅覚に異常を感じ、25 日に PCR 検査をして感染が確認された。 男性は、クラスター(感染者集団)が発生している松江市内の飲食店「BUZZ」の従業員や客と接触しており、10 日に PCR 検査をしていたが、この際は陰性だったという。 (asahi = 4-25-20)

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松江市の飲食店 BUZZ でクラスター 新たに男性従業員 1 人の感染確認

島根県では、クラスターが発生している松江市の飲食店 BUZZ の男性従業員 1 人の感染が新たに確認された。 これで県内での感染者は 16 人目。 感染が確認されたのは松江市在住の 20 代の男性。 松江市では飲食店 BUZZ でクラスターが発生していて、店のスタッフや常連客などが相次いで感染。

18 日に感染が明らかになった男性も店の従業員だった。 男性は今月 16 日に 38 度台の発熱や倦怠感といった症状を発症。 保健所に相談し 18 日に PCR 検査を受けたところ、陽性と判明した。 男性の症状は軽く、自宅待機している。 松江市によると男性は今月 10 日に受けた最初の PCR 検査は陰性で、18 日の 2 回目の検査で陽性となった。 松江市は飲食店関係者から感染したものと見ている。 島根県内の感染者はこれで 16 人目。 (山陰中央テレビ = 4-19-20)

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松江市のスーパー、デマで売り上げ減 対応に苦慮 島根

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、松江市内のスーパーで「感染者が勤務していた」という誤情報が広まっている。 店側はデマだとして、内容を否定するが、店舗には問い合わせが相次ぎ、売り上げも減少しているという。 デマの被害を受けているのは、松江市学園 2 丁目のスーパー「みしまや学園店」。 運営する「みしまや」によると、県内で新型コロナウイルスの感染者が初確認された 9 日以降、インターネットの掲示板や口コミなどでデマが広がり、真偽を尋ねる問い合わせが数多く寄せられたという。

外食を避ける傾向が続き他店が売り上げを伸ばす中、学園店の売り上げは 12 日ごろから前年比 8 割ほどと落ち込んでいるという。 店側はレジで利用客と従業員の間を透明なシートで隔てたり、密集して並ばないように呼びかけたりするなどし、感染対策を図っている。 同社の担当者は「うわさに対処する従業員の負担も大きい。 真偽不明なまま情報を広めるのは避けて欲しい。」と話した。 (清水優志、asahi = 4-18-20)

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新型コロナ 従業員感染の飲食店への中傷やめて 島根

新型コロナウイルスへの感染者が相次いでいる、松江市の飲食店「BUZZ (バズ)」に対し、インターネットや電話で誹謗中傷が相次いでいることが分かった。 松浦正敬市長が 15 日、コメントを出して中傷をやめるよう訴えた。  松浦市長は「感染拡大防止のために、経営者の方が勇気をもって協力をいただいた。 非難や中傷によって店名公表をためらう経営者も出かねない」として、感染拡大が潜在化する危険性を指摘した。

市は、感染が初確認された 10 代の女性が同店のアルバイト従業員だったことから、店の承諾を得て 2 日後に店名を公表。 同店を訪れたことがある客は名乗り出てほしいと広く訴えた。 その結果、保健所の帰国者・接触者相談センターに多くの問い合わせが電話で寄せられ、現在の感染把握につながった。 松浦市長は、感染者探しも広がっていると指摘した上で「厳に慎んでほしい」と呼びかけた。

丸山達也知事は 15 日、県議会全員協議会に出席し、「感染者に対して不注意と評価すべきでない。 症状が出た人が名乗り出るのをためらう雰囲気、風潮を生み出すことで、誰も本当のことが言えなくなり、県内での感染の拡大にもつながる。」として、県民に冷静な対応を呼びかけた。 (奥平真也、浪間新太、asahi = 4-16-20)

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新型コロナ感染拡大 島根県と松江市、学校を休校に

島根県は 14 4日、県内の新型コロナウイルスの感染者が 10 人に拡大したことから、松江市内の県立高校 7 校と特別支援学校 5 校を 15 日 - 28 日まで休校することに決めた。 市内の私立学校にも休校を要請した。 松江市も市内の小中学校を 16 日から 28 日まで休校にする。 県内では 9 日に女子高生の感染が確認された後、アルバイト先の松江市内の飲食店でクラスターが発生していることが判明。 14 日も新たに 2 人の感染者の確認が発表され、県内の感染者は計 10 人となっていた。

記者会見した丸山達也知事は「県内の感染者は 2 桁に増加した。 クラスターの発生は 1 カ所だが、すべての濃厚接触者の確認にはまだ日数を要する。 確認されていない人から、子供たちに感染することが否定できないことから休校にすることを決めた。」と述べた。 (nikkei = 4-14-20)

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松江クラスター 新たなに 10 代男性感染 女子高生のアルバイト先の従業員

島根県松江市で新たなに感染者 1 人が確認された。 10 代の男性で最初に感染が判明した女子高生がアルバイトをしていた飲食店の従業員だという。 島根県内ではこれで 7 例目。 「この患者は 1 例目の患者の関係先飲食店の従業員として接触があった。」 松江市の松浦市長は 12 日午前 10 時、会見でこのように述べ、新たな感染者を発表した。

松江市で新たなに感染が確認されたのは、松江市に住む 10 代の男性で、最初に感染が判明した女子高生がアルバイトをしていた飲食店の従業員だという。 症状は咳や熱っぽさ、寒気、倦怠感があるが軽症。 島根県内では今月 9 日、松江市の繁華街にある飲食店 BUZZ (バズ)でアルバイトをする女子高生が県内で初めて感染確認されて以降、この店の客や従業員の感染が相次いでいてこれで 6 人目となった。 松江市はクラスター感染が発生したとしてこの店の名前を公表。 濃厚接触者への調査を進めている。 なお、島根県内の感染者はこれで 7 人となり、1 例目の女子高生を起点に増加を続けている。 (山陰中央テレビ = 4-12-20)

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島根で新たに 4 人感染、計 6 人に 飲食店でクラスターか

松江市は 11 日、市内に住む 20 代と 30 代、40 代の男性各1人と20代の女性1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 4 人はいずれも 9 日に感染が確認された 10 代の女子高校生がアルバイトをしていた飲食店の客という。 市はクラスター(感染者集団)が発生したとみて、ほかの客らの検査も進めている。 島根県内の感染者は計 6 人になった。

市によると、男性 3 人は症状がなく、女性の症状は不明。 9 日に感染が判明した女子高校生は 1 月 - 3 月 28 日、松江市伊勢宮町の飲食店「BUZZ」でアルバイトをしていた。 店の従業員や常連客ら計 29 人を濃厚接触者として検査した結果、11 日未明までに 4 人が陽性で、16 人が陰性だった。 残り 9 人の結果はまだ出ていないという。 市は同店を訪れたことのある人は名乗り出てほしいと呼びかけている。 (asahi = 4-11-20)

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感染者は松江工業高校の 10 代女性と発表

4 月 9 日、島根県で初の新型コロナウイルスの感染者が確認されました。 同日夜から行われている島根県丸山知事の記者会見によると、感染が確認されたのは松江市在住の 10 代女性で、島根県立松江工業高等学校の生徒(在学中)だということです。

これまでの病状・経緯については、3 月 19 日から鼻水・のどの痛みの症状があり、3 月 22 日から発熱、3 月 25 日に医療機関を受診したものの回復せず、4 月 3 日に再度受診。 その後も症状の改善がみられず、4 月 8 日に再々受診。 9 日に PCR 検査を実施し、陽性反応が出たということです。 女性は軽症だということで、現在は自宅待機。 明日、松江保健所から入院勧告がある予定との事です。 また、松江工業高等学校は明日から当分の間臨時休校の措置が取られることになりました。 (号外 Net = 4-10-20)


島根県益田市が進めるスマートシティ化 推進体制強化で何が変わるのか

地方のスマートシティ化

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島根・津和野町が文京区の「子ども宅食プロジェクト」支援、ブランド米届ける

島根県津和野町は、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングの仕組みを使い、東京都文京区の「子ども宅食プロジェクト」を支援することを今月 14 日に開始した。 津和野町で生まれ、文京区でその生涯を閉じた文豪・森鴎外をゆかりに、文化振興や災害支援に関する協定を締結するなど、これまでさまざまな協力関係を築いてきた両自治体。 ふるさと納税事業として、丹精込められて作られた同町のブランド米「ヘルシー元氣米」を区の生活困窮世帯の子どもたちに届けるもので、同町にふるさと納税をした人にも返礼品として同じ米が届くなど、新たなつながりを生み出すことになる。

同町の下森博之町長は「津和野町のお米づくり農家の皆さんをはじめとした地域の方々、農協、民間団体など、多くの方のご協力をいただきながら、都市課題の解決に向けたアクションを行います。 地方にある(人口) 7,200 人という小さな町ならではのチャレンジで、22 万 7,000 人という大きな都市の課題解決に貢献できる可能性がこの取り組みにはあります。 また、津和野町として、日々お米づくりに取り組む農家一人ひとりへ、土作りなど環境づくりのお手伝いをさせていただき、この豊かな自然、そして丁寧な仕事から作られるおいしいお米そのものを次世代につないでいきます。」と話す。

一方、文京区・成澤廣修区長は「文京区では子どもの貧困対策の一つとして、見えない貧困を見えないまま支援するため『とどく、つながる、みらいのために」をコンセプトとした子ども宅食プロジェクトを平成 29 年から実施しています。 お米はお届けする食品の中で一番人気ですが、都会で調達することは難しく課題となっていました。 津和野町で誇りをもって作られている素晴らしいお米が、ふるさと納税の寄付者と宅食利用家庭に元気を届け、また、双方が同じものを食べることにより、目には見えないけれども誰かを応援できる、どこかで誰かが応援してくれているという、新たなつながりが生まれることに大きな期待を寄せております。」とコメントしている。

なお、同事業の受付は 6 月 30 日までで、目標金額は 350 万円としている。 (スポニチ = 4-23-20)


島根ぶどう「デラウエア」の出荷始まる

22 日、島根ぶどうの主力商品「デラウエア」の出荷が出雲市で始まった。 しかし今年は新型コロナウイルスの影響で、出荷式は規模を縮小して行われた。 種なしで、糖度が高いことで知られるぶどう・デラウエアは、島根県を代表するフルーツ。 JA しまねによると、デラウエアは 1983 年の約 5,000 トンをピークに出荷量は年々減少傾向に。

5 年前から苗木を改良するなどして生産量の回復に努め、さらに今年は暖冬も重なり順調に生育していたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、県外での売り場確保や商談ができず、生産者にとって不安な中での船出となった。 JA しまね園芸課の石倉課長は「自分がコロナにかかった場合、出荷ができないんじゃないかと心配で、消毒などを徹底していただくように生産者にお願いしている。」と話す。 島根県産のデラウエアは、8 月ごろまで静岡や愛知など全国に出荷され、前年を 10% ほど上回る 1,100 トンの出荷量を目標にしている。 (日本海テレビ = 4-22-20)


新型コロナウィルス 米子、鳥取で計 2 人感染

鳥取県が 18 日、米子市在住の 50 代男性と鳥取市在住の 20 代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 県西部での確認は初めて。 県内での感染確認は 3 人となった。 2 人は 18 日にウイルスの有無を確かめる PCR 検査を受け、陽性だった。 米子市の男性は 5 日に松江市内の感染確認者と接触した。 症状はないが、県内医療機関に入院している。

鳥取市の男性は 3 月 29 日に京都府を訪問。 4 月 13 日ごろから、38 度を超す発熱や喉の痛みなどがあった。 入院手続きを進めている。 県は濃厚接触者の特定を急ぐ。 18 日夜に県庁で対策本部会議があり、平井伸治知事はあらためて県民に感染拡大防止の取り組みを呼び掛けた。 県内では 10 日に鳥取市の 60 代無職男性の感染が確認されている。 一方、島根県内の感染者は 15 人で、いずれも松江市在住。 18 日、新たな感染者は確認されなかった。 (山陰中央新報 = 4-18-20)

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鳥取県で初確認 新型コロナ感染の男性は軽症 感染症指定医療機関で治療中

鳥取県は 10 日午後 10 時から新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、県内で初めて確認された感染症患者について、これまでの経緯や今後の対応について明らかにした。 鳥取県内で初めて新型コロナ感染が確認されのは、鳥取市在住の 60 歳代の男性。 今月 7 日(火)夕方から 37 度の発熱と腰回りのだるさ、股関節の痛み、呼吸時の胸の痛みを訴えた。

9 日(木)夜に 38 度 5 分に上昇。 翌 10 日(金)の朝も 37 度 8 分の発熱に腰回りのだるさなどの症状が続いた。 男性から採取した検体を県衛生環境研究所で PCR 検査を実施したところ、陽性が確認された。 県によると、男性は下痢などの症状はあるものの軽症だとしている。 現在、感染症指定医療機関に入院し、治療を続けている。 医師 1 人と看護師 2 人が対応にあたっている。

平井知事は「初動が大事で、行動歴に基づいた感染ルートの確認や濃厚接触者の特定と検査などを進めて感染拡大を食い止めたい」と述べた。 男性は、先月 23 日から 31 日にかけての間に市内の飲食店で、数か国の外国人グループ約 20 人に対して注文の仲介など食事のアテンドをしていたとしている。 この外国人グループの中に感染者がいるかどうかはわかっていない。 海外渡航歴はなく、県外の感染拡大地域を訪れていないとしていて、引き続き感染の経緯を調べることにしている。 男性の家族は両親と妻で、今後濃厚接触したかどうか調べることにしている。 (山陰中央テレビ = 4-10-20)


新型コロナ「ドライブスルー式 PCR 検査導入」 鳥取県が全国初「疑わしきは検査する」

新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、鳥取県は 9 日、「ドライブスルー方式による PCR 検査」を全国に先駆けて導入すると発表した。 平井伸治知事は「鳥取独自の "疑わしきは検査する" やり方で、医療機関での院内感染のリスクを下げる」と説明している。 鳥取県では、市民からの相談が 3,800 件にのぼり、PCR 検査については要請があった 265 件すべてを実施してきたが、これまでに陽性者は出ていない全国でも珍しい「発生ゼロ県」だ。

平井県知事は 9 日の会見で「感染が起きていない安全な県に行こう」と、県外からの流入が増えることで、リスクが高まることへの懸念を表明したうえで、「地域を超えた移動を慎んでほしい」と呼びかけた。 さらに、県内で感染者が出るまでに、先回りして医療体制を整えると述べて、PCR 検査の必要性がある人に対しては、医療機関や保健所の駐車場で医師や看護師が検体を採取するドライブスルー方式と、車を持っていない人についても、ウイルスが漏れない陰圧テントで検体採取するウォークイン方式を導入すると発表した。 (Hazard Lab = 4-10-20)


「コロナ疎開」を望まない 緊急事態宣言受け島根・鳥取両県知事が危機感

政府の緊急事態宣言を受け島根・鳥取両県の知事は、7 都府県からの避難を目的とした里帰りや帰省などいわゆるコロナ疎開をしないよう強く求めた。 島根県の丸山知事や県幹部が出席した緊急対策本部会議では、県庁内でクラスター対策などを専門的に行うチームを設置したことや、県の東京と大阪事務所を輪番制とし出勤する職員を縮小すること、県の新しいアンテナショップ「日比谷しまね館」の開館延期などが報告された。

また丸山知事は緊急事態宣言を受け、これまで以上に強い口調で県外との往来自粛を呼びかけた。 「7都府県を含め、外出自粛が求められている地域の皆様については不要不急の旅行など、都道府県をまたいだ移動を極力避けて頂くよう島根県としてもお願いしたい。 いわゆるコロナ疎開と言われる行動を、島根県としては望まない。」 丸山知事はこのように述べ、感染拡大地域の避難を目的とした帰省や、別荘地への一時的な避難などもしないよう求めた。

一方、鳥取県の平井知事は「コロナ疎開は外出自粛に反する」と述べ、緊急事態宣言を受けた 7 都府県から、鳥取県へのコロナ疎開の動きに強い警戒感を示すとともに、やむを得ない事情で鳥取県に入った場合も想定し、2 週間程度の外出自粛など一定のルールを定め、協力を求める考えを示した。 また、政府が 108 兆円規模の経済対策を打ち出したことを受け、県としても医療や中小企業対策を盛り込んだ補正予算を編成する考えを改めて示した。 (山陰中央テレビ = 4-8-20)


島根県の 2 スキー場、「暖冬」と「新型コロナ」に耐えきれず倒産

島根県内でスキー場の倒産が相次いでいる。 2020 年 3 月 31 日に島根県邑南町で「瑞穂ハイランド」を運営する瑞穂リゾート(広島市)が事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。 負債総額は約 30 億円の見込み。 同社は同スキー場のほか上田プラザホテル(長野県上田市)や武雄センチュリーホテル(佐賀県武雄市)などの宿泊施設の受託運営も手がけていた。

西日本最大級のスキーリゾートが自己破産

瑞穂ハイランドは 1986 年に開設されたスキー場で、標高 1,212 メートルの山腹を開発した全 13 コース、最長滑走距離 3,700 メートルと西日本最大級のゲレンデに、収容人数 88 名のホテルやレストランなども備えたスキーリゾート。 政令指定都市の広島市(人口約 120 万人)中心部から高速道路経由で約 70 分と近いことや、福岡市(同 160 万人)、北九州市(同 94 万人)などからも日帰り圏内という好立地で、2014 年 7 月期には年間売上高約 9 億 5,100 万円を計上していた。

しかし、その後は暖冬による雪不足で営業日数が短くなり、スキー人口の減少も相まって 2018 年 7 月期の年間売上高が約 6 億 7,600 万円にまで落ち込み、2 期連続の最終赤字を計上していたという。 今季はこれに新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) による外出自粛が追い撃ちをかけて来場者数が大幅に減り、3 月 22 日に営業を終了している。 (M & A Online = 4-5-20)


奥出雲おろち号、コロナ対策施し 4 日から運行 島根

JR 木次線などを週末に走る島根県出雲地方の春の観光列車「奥出雲おろち号」が 4 日から運行を始める。 新型コロナウイルス感染予防のため、車内の消毒を徹底するほか、検札を省略し、ボランティア観光ガイドも乗車しない。 初日のセレモニーもとりやめる。 出雲市によると、区間は、木次 - 備後落合駅(約 61 キロ)の 1 日 1 往復。 一部の土日曜や祝日は JR 出雲市駅から出発する。 運行日は 11 月 23 日までの毎週金、土、日曜と祝日(大型連休や夏季などは毎日)。

「奥出雲おろち号」は 1998 年に運行開始。 全 64 席指定席で 2 両編成の 1 両は窓を取り払った開放感あふれる構造なのが特徴。季節感のある山や川、谷の風景を間近に見ながらゆったりと走り、予約すれば沿線駅で地産食材を使った牛肉弁当や出雲そば弁当などを味わえる。 ローカル線の醍醐味を楽しめるとあって観光客や鉄道ファンに人気で、昨年はのべ約 1 万 3 千人の利用があった。 PR を担当する出雲市の「出雲の國・斐伊川サミット事務局」によれば、初日の 4 日の席は 40 席が予約済み(3 月 31 日現在)という。 事務局は「春や夏の奥出雲をたんのうしてほしい」と話している。 (杉山高志、asahi = 4-2-20)


オオサンショウウオ動画で見て コロナ休館の施設 島根

新型コロナウイルスの影響で臨時休館中の瑞穂ハンザケ自然館(島根県邑南町)が、飼育するオオサンショウウオの様子をファンに届けようと、SNS での発信を始めた。 同館学芸員の伊東明洋さん (54) は「休館中でも動画や画像で楽しんで欲しい」と話す。 国の特別天然記念物オオサンショウウオは世界最大の両生類で、大きな口を開くと体が半分裂けて見えることなどから、邑南町では「ハンザケ」と呼ばれ親しまれている。

同館は 2018 年に国内初の「完全屋内水槽」での人工繁殖に成功。 現在成体を 5 匹、幼生を約 60 匹飼育する国内有数の施設だが、新型コロナウイルスの感染防止のため、2 月 29 日から臨時休館している。 開館の見通しが立たない中、ファンや子どもに向けて情報発信しようと、3 月初旬にインスタグラムとツイッターのアカウントを相次いで開設した。

同館のインスタグラム「hanzakeshizenkan」には、孵化から 5 カ月のオオサンショウウオが水槽を所狭しと泳ぐ様子や、00 年の開館時からいるという雄のハンタ君が餌のヤマメを豪快に丸のみする動画などが並ぶ。 つぶらな瞳で水底をはい回る子どものオオサンショウウオはなんとも可愛らしい。 館の職員がほぼ毎日投稿を続け、インスタグラムのフォロワーは、140 人ほど(27 日時点)。

伊東さんによると、同館は 19 年にも完全屋内水槽での人工繁殖に成功。1 孵化率も向上し、最近は親のオオサンショウウオが子どもを育てる姿も見られるようになっていたという。 来館者数も上向きだったというだけに、伊東さんも今回の休館を残念がる。 一方、SNS を通じて応援の声が届くなど、手応えも感じている。 伊東さんは「普段見られない食事の様子などを色んな人に楽しんでもらい、再開したらハンザケに会いに来て欲しい。」 (清水優志、asahi = 3-29-20)


都道府県として唯一「休校要請」に従わなかった島根
丸山知事の決断、地元は評価

もともとあまり全国的な知名度が高くないため、多くの国民に気付かれていない可能性があるが、島根県(島根県教委)は 47 都道府県としては唯一、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためとした安倍晋三首相による全国一律の休校要請を「はねつけ」、県立高校や特別支援学校の休校を見送る決断をした。 2020 年 3 月 17 日 16 時現在、県内では感染者が確認されていないため、県教委として休校見送りを継続中。 開校することによる県民への感染拡大は確認されておらず、県内では「英断」との声が多く聞かれる。

ちなみに、大量の感染者を出した「ダイヤモンド・プリンセス」号の下船者に島根県在住の人が 2 組 4 人いるが、いずれも下船から 2 週間の健康観察期間終了後のウイルス検査で陰性が確認されている。

県内に感染者が出れば休校へ

「英断」に踏み切ったのは丸山達也知事 (49)。 この人もあまり知られていないかもしれないが 2019 年 4 月、保守分裂し「竹下・青木王国の瓦解」と言われた知事選で、「造反」の自民県議や野党の支援を受けて自民党本部推薦候補をくだして初当選した人だ。 福岡県出身で島根県庁での勤務経験を持つ元総務官僚。 「島根県に骨を埋める」を公約に掲げ、当選後も知事公舎に住まずに自宅を持つことでその公約を実行している。

丸山知事が休校見送りを表明したのはちょうど開会中だった県議会の本会議。 首相が突如要請を打ち出した 2 月 27 日の翌 28 日午後のことだ。 昼休憩時に知事ら少数の幹部で方針を確認したうえで、本会議の最後に発言を求め、「政府の認識は理解しつつ、生徒の学習の遅れや休校時の家庭の負担を最小限にするため」と語り、県立高校と特別支援学校は当面休校にしないと明らかにした。

この日朝に配信された、文部科学省が都道府県に休校を要請する通知において、「期間や形態は設置者において判断することを妨げない」旨記述された点が知事の判断根拠だったとされる。 県内に感染者が出た場合は翌日か翌々日に休校にし、小中学校は設置者の市町村の判断に委ねる。 中学 3 年生の高校入試を含めてさまざま、やる事の多い 3 月を控え、県立高校の教員らの間に安堵の声が広がった。

小中学校で対応分かれた背景

ただ、小中学校については、対応が分かれた。 人口約 67 万人(19 市町村)の島根県で約 20 万人の松江市、約 17 万人の出雲市といった大どころ(2 市で県民の過半)を含む 8 市町村は県教委の判断も踏まえて休校を見送ったが、県西部や山間部、隠岐諸島の一部の計 11 市町(人口計約 22 万人)は休校した。

これは県教委が 2 月 27 日夜に「県立学校長に休校を指示する予定」との文書を市町村教委に送付したため、28 日午前のうちに休校措置を決めて具体的に動き出した市町があったためだ。 一度決めて動き出すと引き返しにくいのが役所という世界。 県教委とのコミュニケーションが薄いことでかえって山間部や離島で休校が相次ぐことになったとの見方がある。 休校した自治体のうち、奥出雲町と飯南町は「県内で感染者が確認されておらず、児童生徒の学習機会を確保する」ことを理由に 3 月 16 日に町立小中学校を再開した。

松江市内の飲食店にぎわい … なぜ?

島根県の異例の判断は休校にとどまらない。 全国的には「繁華街に閑古鳥が鳴く」との報道が相次いでいるが、内々に、「県内で感染者が出ない限り、送別会等は予定通りに開くように」と指示しているのだ。 地方経済において県庁の宴会需要は大きいので維持に努めようということのようだ。 松江市内の飲食店に聞いてみると、「大手企業の宴会キャンセルはあるが、確かに県庁はない」との反応だ。 筆者は 3 月、松江市内の比較的規模の大きい飲食店で 2 回送別会に参加したが、いずれもほぼ満員御礼だった(無論、客は県庁だけではないが)。

安倍首相は国会答弁で休校要請について「専門家の意見をうかがったものではない」と述べた。 他方、WHO (世界保健機関)が中国で新型コロナウイルスに感染した 5 万 5,924 人を調査したところ、18 歳以下の感染者は全体の 2.4% で、そのうちで重症になったのは 2.5% にとどまる。 感染した年少者の多くは大人と濃厚接触した人を調べる過程で見つかっており、また子どもから大人に感染した例は確認できなかったとされ、子どもについては家庭内感染が大半を占めるとみられている。

首相の休校要請への評価は今後の精査を待つべきだろう。 また今後、島根県内を震源地に感染者が爆発的に増える可能性もゼロではない。 それでも、今のところ、学校、保護者、子どもの負担を軽減した丸山知事の判断は県内では高く評価されている。 (J-cast = 3-17-20)

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島根県奥出雲町 16 日から小中学校再開へ

島根県奥出雲町は小中学校でとっていた臨時休校の措置を解除し、16 日から学校を再開すると 12 日発表した。 島根県内で感染が確認されていないことや、児童生徒の学習の機会の確保などを検討したうえで決定した。 町立三成小学校では、再開後は給食や休憩の時間を学年ごとにずらすことで児童同士の接触を減らしたり、全校集会は行わないなどして予防対策をとる。 しかし周辺地域で感染者が発生するなど状況が変化した場合は、再び休校措置をとるとしている。 (日テレ = 3-12-20)

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小学生がいる全世帯に商品券 3 万円相当を支給へ 島根 津和野町

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために小中学校が臨時休校となっている島根県津和野町は、経済的な負担が増えることが見込まれるとして、小学生がいる町内すべての世帯に対し、一律 3 万円相当の支援を行う方針を固めました。 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための政府の要請を受けて、津和野町では今月 2 日から町内すべての小中学校を臨時休校としています。 学校の臨時休校に合わせて放課後児童クラブの利用も休止していて、日中、1 人で過ごすことができない子どもは保護者や親戚などが世話をするケースが多いということです。

このため津和野町は、仕事を休まざるを得ずに収入が減少したり、食費などの生活費が増えたりすることが見込まれるとして緊急の支援を行う方針を固めました。 具体的には、小学生がいるおよそ 180 世帯すべてに対し、町内の商店や飲食店などで利用できる商品券 3 万円相当を一律に支給することにしています。 津和野町は必要な費用およそ 600 万円を予算措置することにしていて、6 日開かれる町議会でこの方針を示すことにしています。 (NHK = 3-6-20)

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島根県立高、休校にせず 知事「学習遅れ最小限に」

島根県の丸山達也知事は 28 日の県議会や危機管理対策本部の会合で、政府が要請した 3 月 2 日からの一斉休校について、県立高と特別支援学校は当面休校にしないと表明した。 「学習の遅れや休校時の家庭の負担を最小限にするため」と説明し、県内で感染者が出たり隣県で感染が拡大したりすれば速やかに休校にする。 市町村立の小中学校は各自治体の判断に委ねる。 松江市や出雲市などは小中学校で通常通り授業すると明らかにした。 丸山知事は、文部科学省の通知は休校について、地域や学校の実情を踏まえて学校設置者が判断するとしている点を挙げ「通知には反していない」と述べた。 (kyodo = 2-28-20)