豪華車両で天橋立観光 「あかまつ」、「あおまつ」運行へ ![]() 【洲之内智、小河雅臣】 第三セクター・北近畿タンゴ鉄道(KTR、京都府福知山市)が、古い車両を遊び心たっぷりのデザインでリニューアルし、14 日から運行を始める。 赤字経営から抜け出そうとこれまでも様々なアイデアを講じてきたが、どれもいま一つ。 国際的な車両デザイナーの力を借り、起死回生を狙う。 5 日、同市内で内覧会が開かれ、新デザインの観光型車両 2 台がお披露目された。 日本三景・天橋立(同府宮津市)の松林をモチーフに、それぞれ赤色と青色に塗り分けて「あかまつ」、「あおまつ」と名付けた。 海側に面したカウンター席や、ゆったりしたソファ席など思い思いの座席でくつろげる。 本棚には童話や地元の民話などを並べる。 特産の絹織物「丹後ちりめん」などの工芸品を紹介するショーケースも設けた。 (asahi = 4-6-13) 三方がガラス張り 「SL ばんえつ物語」号に展望車 【三木一哉】 蒸気機関車 (SL) が客車を牽引して新潟 - 会津若松間を走る「SL ばんえつ物語」号に、新たに展望グリーン車が連結されることになり、4 日、報道関係者に公開された。 三方がガラス張りのパノラマ展望室をしつらえている。 6 日から、土、日曜日と祝日を中心に運行する予定だ。 座席は回転リクライニングシートで、1 列の席数を 3 席に減らし、席と席の間隔も広くした。 定員は普通車の半分以下の 30 人。 新潟から会津若松に向かうときは最後部、会津若松から新潟へ向かうときは SL の真後ろの車両となる。 乗車券のほか、グリーン料金(大人も子どもも同額、新潟 - 会津若松間なら片道 1,620 円)がかかる。 (asahi = 4-5-13) ![]() 輸入車シェア、過去最高の 7.6% 低燃費小型車投入で 日本自動車輸入組合が 4 日発表した 2012 年度の輸入車(逆輸入を除く)の新車販売台数は、前期比 10.0% 増の 24 万 5,679 台だった。 増加は 3 年連続。 軽自動車を除く国内の新車販売台数(約 323 万台)に占めるシェアは 7.6% と、2 年連続で過去最高を更新した。 ドイツ勢を中心に、輸入車各社が値ごろ感のある低燃費の小型車を投入し、国産車からの乗り換えを促す戦略が奏功しつつある。 逆輸入車を含めた販売台数は前期比 8.9% 増の 32 万 1,292 台。 シェアは過去最高の 9.9% だった。 (asahi = 4-4-13) ◇ ◇ ◇ 新車販売 5 年ぶり 500 万台回復 軽が 37% 占める 2012 年度の国内の新車販売台数は、前期比 9.6% 増の 521 万 291 台だった。 増加は 2 年連続で、5 年ぶりに 500 万台の大台を回復した。 昨年 9 月まで続いたエコカー補助金が販売を押し上げ、自動車メーカー各社が投入した新型車が補助金終了後の反動減を小幅にとどめた。 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が 1 日発表した。 軽を除く新車は 5.7% 増の 323 万 7,690 台。 昨年 9 月から前年割れが 7 カ月続くが、昨年 4 - 8 月の補助金効果が大きく 2 年連続のプラスだった。 軽自動車は 16.8% 増の 197 万 2,601 台。 低燃費・小型車志向や相次ぐ新車効果で、こちらも 2 年連続のプラスとなった。 統計を取り始めた 1967 年度以降、06 年度(約 203 万台)に次いで過去 2 番目の高水準で、国内市場の軽シフトは鮮明だ。 新車販売全体に占める軽の比率は 37.9% に達した。 (asahi = 4-1-13) 国産初、EV スポーツカー 京都ベンチャー製 800 万円 ![]() 国産の電気自動車 (EV) としては初となるスポーツカー「トミーカイラ ZZ (ジージー)」の量産モデルが 2 日、京都市で公開された。 同市のベンチャー企業が、EV の特徴である高い加速性能を生かして開発した。 月内に受注も始める。 この車は 1990 年代後半、ガソリンエンジン車として 206 台だけ作られた。 それを京都大の支援で発足した「グリーンロードモータース」が、名前はそのままにスタイルの一部を変え、EV で復刻した。 発進から 3.9 秒で時速 100 キロに到達でき、高級スポーツカーの独ポルシェ「911 カレラ」の 4.8 秒を上回るという。 価格は 800 万円(税別)で高額だが、小間裕康社長は「ハンドメードなので、希少性の高さを売りにしたい」と話す。 今年度は 99 台を限定販売する。 26 日に街開きする JR 大阪駅北側の「グランフロント大阪」にショールームを構え、受注を始める。 問い合わせはグリーンロードモータース (075・351・2858) へ。 (asahi = 4-2-13) トラック無人走行の技術開発 産学官で実用化に向け実験 【豊岡亮】 トラックが隊列を組み、高速道を自動運転で走る - -。 そんな技術の実用化に向けた走行実験が茨城県つくば市で進んでいる。 人が運転する先頭トラックの後ろを、複数のトラックが無人で走行できる近未来の技術だ。 前後の車が無線や赤外線で通信しあい、車間距離を一定に保つようにスピードを自動制御する。 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) が国の予算 44 億円を投じ、トラック大手や大学の協力も得て 5 年かけて開発した。 (asahi = 4-1-13) LCC 国内線、中部空港に就航 2 社参入、安値で攻勢 【加藤勇介】 格安航空会社 (LCC) のエアアジア・ジャパンとジェットスター・ジャパンの 2 社が 31 日、中部空港(愛知県常滑市)に就航した。 中部発着の国内線で LCC が就航するのは初めて。 大手の半額以下にもなる安値を掲げていて、空の旅が大きく変わりそうだ。 ジェットスターの初便(札幌行き)の搭乗率は 94%、エアアジアの初便(福岡行き)は 89% とほぼ満席。 ジェットスターはこの日に中部を発着した便はすべて 85% 以上の高水準、エアアジアの福岡発 - 中部着便は 66% だった。 ジェットスターの鈴木みゆき社長は「低運賃の飛行機で気軽に旅に出てもらいたい。 価格では絶対に負けない。」とアピール。 エアアジアの小田切義憲社長は「飛行機にあまり乗らなかった人に利用してもらい、新しい人の流れをつくりたい。 お値打ち価格の楽しい旅を提供する。」と話した。 (asahi = 3-31-13) 首都高、現金払い機械化へ 豊洲など 23 料金所 【桑山敏成】 首都高速道路は、東京都内と神奈川県内の 23 の料金所で、現金の通行料金の受け取りを機械化する。 4 月 1 日から豊洲料金所でスタート、2013 年度中に約 16 億円かけて順次導入する。 首都高は ETC (自動料金収受システム)車以外の現金支払いの車は、料金所の係員が運転手から受け取り、精算していた。 しかし、首都高は料金所ブースが狭く、係員 1 人あたりの空間が手狭で環境が悪い。 精算機導入により、現在 2 - 3 人いるブース内係員を減らすことで、人件費削減とともに、1 人あたりの空間を広げて環境を改善する狙いもあるという。 料金精算機はブースに埋め込まれ、乗用車と運転台の高い大型車に対応できるよう、2 段になっている。 料金所に進入した車をセンサーで判断、料金を表示するとともにアナウンスし、お金を投入してもらう。 領収書も出る。 精算機は右側のみのため、左ハンドルの車は左側のインターホンを使い、係員を呼び出す。 (asahi = 3-31-13) くまモン旅客機、熊本到着 運航路線は … お楽しみに ![]() 巨大なくまモンが描かれた旅客機「くまモン GO!」の 1 番機が 26 日、熊本空港に到着した。 ソラシドエア(本社・宮崎市)が 1 年間、運航する。 客席のカバーや客室乗務員のエプロンも、くまモン。 観光客を呼び込むための話題づくりになれば、と熊本県とソラシドエアの思惑が一致した。 早速、「乗りたい」との問い合わせも相次いでいるが、どの路線で運航するかは前日にならないと決まらない。 社長は「お知らせする方法を考えます。」 (asahi = 3-27-13) 海自飛行艇 印へ輸出 中国牽制、政府手続き着手 政府が、海上自衛隊に配備している水陸両用の救難飛行艇「US-2」をインドに輸出するための手続きに着手したことが 23 日、分かった。 インドは日本側に救難活動や海賊対策で US-2 を導入する方針を伝えてきており、製造元は現地事務所を設け、インド政府との交渉に入った。 日本にとり輸出による生産増で 1 機当たりの製造コストを下げ、自衛隊の調達費を低減させるメリットがある。 US-2 は機体から特殊な装甲や電波などによる敵味方識別装置を外せば「武器」とは認定されないが、自衛隊が運用する航空機だとして輸出はタブー視されてきた。 だが、一昨年 12 月の武器輸出三原則の緩和で「平和貢献・国際協力」に合致するものであれば「武器」も輸出を容認したことに伴い、政府はタブーを取り払い、防衛産業の発展と防衛費の効率化を図る。 ![]() 輸出にあたり、製造元の「新明和工業(兵庫県)」は防衛省以外に納入するための「民間転用」の手続きをとる必要がある。 その一環として、防衛省が著作権を持つ仕様書やデータなどの資料の開示を求める申請を順次行っており、防衛省も開示に応じている。 インド政府は 3 年ほど前から日本政府に US-2 を購入したいとの意向を伝えていた。 昨年 6 月に海自とインド海軍が相模湾で初めて共同訓練を行った際、海自は US-2 も投入、インド海軍幹部は性能の高さを直接確認したという。 インド政府は US-2 について救難活動に加え、海賊対策に転用することも検討している。 インド洋での航行の安全性が高まれば、中東から日本に原油を運ぶ海上交通路(シーレーン)の安定にもつながり、日本にとっても意義は大きい。 政府高官によると、タイやインドネシア、ブルネイなども US-2 導入に関心を示している。 インドに加え、これらの東南アジア諸国連合 (ASEAN) 各国と同じ装備を保有し、技術交流や共同訓練を活発化させれば、「高圧的な海洋進出を拡大させる中国への牽制にもなる(高官)」との効果も指摘される。 (sankei = 3-24-13)
黒澤明の虹色旅客機が引退 MD90、最終飛行は 30 日 ![]() 【羽賀和紀】 就航当時、映画監督の故・黒澤明氏が虹色の装飾を施して話題になった日本航空 (JAL) の旅客機 MD90 型機が、まもなく引退を迎える。 T 字形の尾翼を持つ独特の形で人気を集め、最盛期には 16 機が日本の空を飛んだ。 ラストフライトは 30 日。 「斬新なデザインとコンピューター化が進んだハイテク機。 新しい時代の飛行機が日本に来たと感じた。」 JAL エンジニアリングの整備士、大久保敬さん (41) は振り返る。 MD90 型機は、航空機メーカーの米マクドネル・ダグラスが開発した 166 人乗りジェット旅客機だ。 旧・日本エアシステム (JAS) が 1996 年に導入。 黒澤監督が機体に「虹」をモチーフにした模様を描き話題をさらった。 当時の機内誌には「飛行機という大きなキャンバスを借りて、たくさんの人々に見てもらえる大きな画を描けることになった」という黒澤氏の談話が載っている。 (asshi = 3-20-13) ホンダ、F1 復帰へ 15 年にも エンジン開発に着手 【田村隆昭】 ホンダが自動車レースの最高峰、フォーミュラワン (F1) への復帰を前提に、エンジンの設計、開発に着手したことがわかった。 2015 年からの参戦を目指しており、イギリスの名門「マクラーレン」チームを軸にエンジンのみを供給する形での復帰を模索している。 実現すれば、1988 - 91 年に黄金時代を築いた「マクラーレン・ホンダ」が復活することになる。 ホンダ関係者が明らかにした。 欧州を中心に環境面から小排気量のターボエンジンが市販車で広まっていることを受け、F1 も 14 年からルールを改定。 全車、排気量 1,600cc の V 型 6 気筒のターボエンジン搭載が義務づけられる。 近年レーシングカーの技術は、市販車とは相いれない、独自の発展を遂げてきた。 だが、環境面に配慮した今回の改定は、F1 で培った技術の市販車へのフィードバックが期待できる。 このため、ホンダは国内でエンジン設計、開発に着手。 すでに外国人エンジニアと契約し、アドバイスも受けている。 レースで使えるようになるのは、早くても 15 年になる見通しだ。今後正式な復帰決定へ向け、慎重に判断する。 (asahi = 3-18-13) 成田空港、入場すばやく 検問の簡素化実験スタート 成田空港で 18 日、利用者の入場検問を簡素化する実証実験が始まった。 ターミナル入り口での身分証提示や手荷物検査を、監視カメラと爆発物探知機によるチェックに変え、入場を早めつつ安全性を確保できるか試す。 5 月に開港 35 年を迎える中で本格導入をめざす。 1978 年の開港時に空港反対派に管制塔を占拠された経験から、成田空港会社は車と駅の入り口 6 カ所で検問を実施。 警備員が身分証や荷物の中身を見せるよう求め、利用者から「心理的負担が大きい」といった声が寄せられていた。 実験は第 2 ターミナルの駅の改札口 1 カ所で 2 カ月続ける。 同意する利用者に爆発物探知機のゲートを通ってもらう。 また、天井部分の監視カメラ 16 台にあらかじめ空港会社員らの顔を「不審者」として登録し、一般客と識別して追跡する。 今月末に航空機の年間発着枠が 27 万回に増えることもあり、空港会社は「混雑解消と安全対策の決め手になれば」と期待する。 (斎藤茂洋、asahi = 3-18-13) 東北新幹線、世界最速 320 キロ運転開始 TGV と並ぶ 東北新幹線は 16 日、E5 系「はやぶさ」が最高時速を 300 キロから 320 キロに引き上げ、東京 - 新青森が最短 2 時間 59 分で結ばれた。 秋田新幹線では新型車両 E6 系が運転を始めた。 国内で新幹線の最高時速が上がるのは、1997 年に山陽新幹線が時速 300 キロになって以来、16 年ぶり。 E5 系は、フランスの TGV と並び鉄道として世界最速となった。 JR 東によると、最高時速で運転するのは、新青森・仙台 - 東京で 1 日 7 本。 うち 3 本は新青森 - 東京の所要時間が 3 時間を切る。 (asahi = 3-16-13) ホンダ、新型 HV 投入へ 二つの電気モーターで燃費向上 ホンダは 15 日、中型セダンのアコードのハイブリッド車 (HV) を初夏に投入すると発表した。 今秋には主力の小型車フィットの HV も全面改良する予定で、HV 市場での巻き返しを図る。 アコード HV は、二つの電気モーターを使うことで、燃費向上や力強い加速を実現したのが特徴だ。 価格は未定。 1 月には米国でほぼ同じシステムを使ったアコードのプラグインハイブリッド車を投入しており、国内でも発売する。 (asahi = 3-15-13) 1 人乗り自動走行ロボット公開 端末で目的地指定 日立 ![]() 【田幸香純】 日立製作所は 12 日、自動で目的地まで走る1 人乗りロボット「ロピッツ」を報道陣に公開した。 タブレット端末で自分がいる場所に呼び出せ、目的地を指定すると走行ルートを自動計算してくれる。 お年寄りや体が不自由な人が近距離を移動するために開発したという。 電動で、高さ 160 センチ、幅 70 センチの自動車のような形。 時速 6 キロで走る。 車体前後にある四つのセンサーとカメラで路面状況や周囲を確認し、近づく歩行者を感知して自動的に止まるほか、約 20 センチの凹凸もバランスを崩さず安全に乗り越える。 レバー操作でも動く。 実証実験の特区に認められた茨城県つくば市では歩道を走らせる。 指示した位置と実際の到着地点の誤差は 1 メートルしかないという。 年内につくば市民に実際に使ってもらい、さらに開発を進める。 (asahi = 3-12-13) 鉄道 IC カード全国相互利用スタート 2013 年 3 月 23 日、鉄道会社などが発行する 10 の交通系 IC カードで、全国相互利用サービスが始まる。 全国で相互利用できるようになるカードは、発行枚数が多い順に、「Suica」、「PASMO」、「ICOCA」、「manaca」、「PiTaPa」、「nimoca」、「TOICA」、「SUGOCA」、「Kitaca」、「はやかけん」の 10 種類。 1 枚の IC カードで、10 のカードエリア内の鉄道やバスに乗車できるようになる。 JR は、IC カードを発行する 5 社すべてが相互利用をおこない、全国の政令指定都市をカバー。 私鉄や地下鉄では、首都圏、中京圏、京阪神圏、福岡圏で利用できる。 駅数はあわせて 4,275 駅で、9 千余りある日本の駅の約半数が、今回のサービスに対応することになる。 また、乗車券としての機能だけでなく電子マネー機能も、後払い方式を採用している京阪神私鉄の「PiTaPa」エリアをのぞき、約 20 万店舗で利用できる。 一方、札幌市営地下鉄の「SAPICA」や広島の私鉄の「PASPY」、富山の「passca」などの交通 IC カードは対象になっていない。 札幌や広島は、JR では利用できるが、JR 以外の路線は「Suica」が使えないため注意が必要だ。 また JR でも、所定のエリアをまたぐ場合は注意が必要だ。 例えば、神奈川県の湯河原駅と静岡県の三島駅は東海道線で 3 駅の距離だが、「Suica」と「TOICA」の 2 つのエリアにまたがるため IC カードで乗車できない。 さらに、同じ「Suica」エリア内でも、例えば仙台と新潟は別のエリアとなっており、仙台〜新潟間の在来線の移動に IC カードは使えない。 JR でのこれらの制約は、今後も残る。 今回スタートする 10 種類のカード発行済み枚数は、あわせて約 8 千万枚にのぼる。 このうち、JR 東日本が他社に先駆けて導入した「Suica」は約 4 千万枚で、約半数を占めている。 IC カードの相互利用は、システムの改修費用がかさむことや、後発のカードの普及が進まなくなる可能性があることから、当初はあまり進まなかった。 しかし、IC カード全体の普及につれ利用者のニーズが高まり、2010 年 12 月に 10 のカード発行事業者で検討を開始。 2011 年 5 月に各社が合意し、この 3 月にようやく全国規模で相互利用サービスが実現することになった。 (鉄道コム = 3-12-13) トヨタ、国内生産 300 万台割れへ 270 万台に減産 【奈良部健】 トヨタ自動車は、国内での生産台数(トヨタ、レクサスの両ブランド)を 2015 年に 270 万台に減らす方針を固めた。 国内でのものづくりを守るための最低ラインとしてきた「300 万台」の旗をいったん降ろす。 「国内市場が縮む中で消費増税も一因になる(幹部)」という。 部品や販売など裾野が広い自動車産業の雇用に影響を与えそうだ。 トヨタは昨年末、13 年の国内生産台数の計画を 310 万台と発表。 主要取引先の部品メーカーには、14 年の台数を 300 万台と示している。 300 万台割れは、リーマン・ショックの影響を受けた 09 年(279 万台)と東日本大震災やタイ洪水があった 11 年(276 万台)並みの水準だ。 (asahi = 3-6-13) 激流 OK 大型観潮船「わんだーなると」 3 日就航 鳴門 ![]() 鳴門海峡の渦潮を見物するための大型クルーズ船「わんだーなると(旅客定員 395 人)」が完成し、2 日に試乗会があった。 母港の徳島県鳴門市の亀浦観光港から出港した。 全長約 45 メートル、幅約 8 メートルで、14 年前に建造された旧観光船より出力が 2 倍の 1 千馬力のエンジンが、2 基搭載されている。 鳴門観光汽船(鳴門市)が約 3 億 9 千万円かけて建造した。 3 日から一般客を乗せて就航する。 若山信幸社長は「激流の中でより安全で快適な観光を提供できる」と話している。 (asahi = 3-3-13) JR 大船渡線、バスで代替発車 線路跡を専用道に 岩手、宮城県境の JR 大船渡線で 2 日、東日本大震災の津波にあった鉄道の代替として「バス高速輸送 (BRT)」の運行が始まった。 線路跡を専用道として使う。 被災地での BRT は宮城県内の JR 気仙沼線に次いで 2 例目だ。 BRT の運行が始まったのは、岩手県大船渡市の盛駅と宮城県気仙沼市の気仙沼駅を結ぶ JR 大船渡線の 43.7 キロ。 このうち、盛駅近くから大船渡駅までの 1.9 キロは線路跡の専用道を走る。 この日朝、走り始めた BRT を気仙沼駅で下車した大船渡市の本多サト子さん (65) は「定刻通りに走ってくれたし、乗り心地もよかった」と笑顔で話した。 地元自治体の最終的な目標は、あくまで鉄道での復旧だ。 大船渡市の戸田公明市長は「BRT は、将来の鉄道での復旧を条件に受け入れた。 その姿勢は変わらない。」と話す。 ただ、2 日午前に大船渡駅であった式典で、JR 東日本の冨田哲郎社長は「BRT を起爆剤に地域に元気になって頂きたい。 できることに全力で取り組んでいく。」とあいさつ。 鉄道での復旧時期は示さなかった。 (asahi = 3-2-13) 小型 EV トラックの実証実験開始 トヨタとヤマト運輸 トヨタ自動車グループとヤマト運輸は 1 日、小型トラックの電気自動車 (EV) の実証実験を始めると発表した。 トヨタグループの日野自動車が開発した小型トラック EV を、ヤマトが走らせる。 実証実験のデータをもとに日野は、数年後の商品化を目指す。 普通の小型トラックには荷台の下に付いている変速機などの大型部品が、EV では要らない。 そのため、荷台の床をかなり低くでき、荷物の出し入れがしやすくなるのが特徴だ。 ヤマトは、冷凍室や冷蔵室の付いた小型トラック EV を 3 月中旬から 1 年間、東京都内で 2 台走らせる。 ただ、床下に付いたリチウムイオン電池で走れる航続距離(フル充電で走れる距離)は 20 - 30 キロ。 ヤマトは、家庭や事業所から荷物を集めたり届けたりする集配業務に使う。 (asahi = 3-2-13) - この間、編者不注意により消失 - 自動車取得税、15 年廃止へ 政権、重量税を特定財源に 安倍政権は 23 日、自動車を買う時にかかる自動車取得税について、消費税率が 10% に上がる 2015 年 10 月に廃止する方針を固めた。 取得税廃止で失われる約 2 千億円の財源は、改めて検討する。 自動車重量税も減税し、道路などに使い道を限定した「特定財源」に戻す考えだ。 24 日に決定する来年度税制改正大綱に盛り込む。 自動車取得税は、エコカー減税を含まない場合、車体価格の 5% (軽自動車は 3%)かかる地方税。 大綱には消費税率が 8% に上がる 14 年 4 月の段階でも、取得税の「減税を強化する」との文言を入れる方向だ。 (asahi = 1-23-13) 全日空、羽田発 4 路線を増便へ 発着枠増で 航空各社は 22 日、3 月 31 日からの夏ダイヤを発表した。 羽田空港で発着枠が増えるため、全日空は羽田と石垣、新千歳、函館、小松を結ぶ 4 路線を 1 日 1 往復ずつ再開・増便する。 ただ、ボーイング 787 型機の運航停止が長引けば、ダイヤを変更する可能性があるという。 日本航空は羽田 - 中部便を 1 往復新設する。 中部を午後 8 時 45 分に出発し、羽田を深夜に出発する日航の国際線に中部圏から乗り継げるようにする。 ほかに羽田 - 札幌、羽田 - 那覇も 1 日 1 往復ずつ増便する。 エア・ドゥも羽田 - 釧路便を 1 日 2 往復新設する。 (asahi = 1-22-13) ◇ ◇ ◇ 成田 - 鹿児島便が 4,500 円台 LCC が 5 路線就航へ 格安航空会社 (LCC) のジェットスター・ジャパンは 22 日、5 路線に新規就航すると発表した。 成田 - 大分、中部 - 福岡、中部 - 新千歳が 3 月 31 日から、成田 - 鹿児島、中部 - 鹿児島が 5 月 31 日から。 最も安い運賃(片道)は、成田 - 大分が 4,290 円、成田 - 鹿児島が 4,590 円の予定。 ジェットスター・ジャパンは昨年 7 月に就航し、成田 - 福岡、成田 - 那覇など国内に 7 路線ある。 (asahi = 1-22-13) ◇ ◇ ◇ 格安航空ピーチ、那覇発の国際線運航へ 今秋から 【北川慧一】 格安航空会社 (LCC) のピーチ・アビエーションは、今秋から那覇空港発着の国際線の運航を始める。 ピーチの国際線拠点は、本拠にしている関西空港に次いで 2 カ所目。 井上慎一社長が月内にも沖縄県側に支援を求める。 井上社長が 21 日、朝日新聞の取材に対し明らかにした。 路線については検討中だが、井上社長は「香港や台湾は近くてニーズが高い。 指をくわえてみているわけにはいかない。」と意欲を示した。 ピーチは沖縄県に対し、那覇空港の貨物ターミナルの一部を改修して利用している「LCC ターミナル」に、出入国手続きの施設を整備するための協力を求める方針。 那覇空港の LCC 国際線は、韓国のジンエアーが 2012 年 12 月に初めて就航。 海外大手を含めると、ソウルや上海など 4 都市と定期便で結ばれている。 (asahi = 1-22-13) タイとインドネシア、新車販売初の 100 万台超 12 年 【ニューデリー = 庄司将晃】 タイとインドネシアの 2012 年の新車販売台数は、それぞれ初めて 100 万台を超えた。 先進国の停滞を尻目に、自動車に手が届くようになった中間所得層の急増が市場の拡大を支えている。 トヨタ自動車のタイ子会社が 21 日まとめた全メーカーによる 12 年のタイ国内新車販売台数(商用車含む)は、前年より 80.9% 増え 143 万 6,335 台。 11 年に東日本大震災とタイの大洪水の影響で生産と販売が大きく減った反動や、政府が導入した新車購入時の税優遇の効果も大きかった。 インドネシア自動車工業会によると、12 年の国内新車販売台数(同)は前年より 24.8% 増え 111 万 6,230 台だった。 過熱ぎみの景気を冷ますため、政府は 12 年 6 月に自動車ローンの頭金の下限額を定めて貸し出しを抑えようとしたが、販売増加は止まらなかった。 (asahi = 1-22-13) 高級スポーツカー「NSX」後継 ホンダ、試作車を公開 ![]() 【デトロイト = 久保智】 ホンダは 15 日、米デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーで、高級スポーツカー「NSX」の後継となる試作車「アキュラ NSX コンセプト」を公開した。 2014 年までの発売を予定している。 NSX は、ホンダが 1990 - 2005 年に販売していた高性能のスポーツカー。 約 800 万円の価格にもかかわらず、1 万 8 千台以上売れた人気車種。 「NSX コンセプト」は直噴 6 気筒エンジンを搭載した四輪駆動のハイブリッド車で、左右の前輪を独立した二つのモーターで動かす。 1 年前の北米国際自動車ショーでも展示した試作車を改良。 昨年披露した試作車より全長 7 センチ、幅 1.5 センチ、高さも 3 センチ、それぞれ大きくしたという。 (asahi = 1-17-13) SL、世界最古の地下鉄走る ロンドン、開通 150 周年 【ロンドン = 沢村亙】 世界で最初の地下鉄がロンドンで開通してから 150 周年を迎えたのを記念して 13 日、蒸気機関車が地下鉄線路を走り、市民や鉄道ファンを喜ばせた。 ![]() ロンドンの地下鉄は 1863 年 1 月 10 日にパディントン - ファリンドンの約 6 キロで開業した。 現在は総延長 402 キロを年間のべ 12 億人が利用。 設備の老朽化から故障などのトラブルも相次ぐが、「チューブ」の愛称で親しまれている。 この日は 1898 年製の機関車と木造の客車をひと目見ようと、大勢がカメラを手に途中駅のホームに詰めかけた。 150 周年記念の切手やコインも発行される。 (asahi = 1-16-13) 改造車、個性派ずらり 800 台 東京オートサロンが開幕 【山本晋】 世界最大級の改造車の祭典「東京オートサロン」が 11 日、千葉市の幕張メッセで開幕した。 昨年と比べ 1.3 倍に広がった展示エリアに 452 社が 802 台を出展、個性あふれる「カスタムカー」を披露した。 イベントは 13 日まで開かれ、来場者は 30 万人を見込んでいる。 31 回目となる今年は、外国車をベースにしたカスタムカーが倍増。 フェラーリなど高級車を改造する傾向があるという。 屋外の特設コースではドリフト走行の実演もあり、迫力のモーターショーに訪れた人たちから大きな歓声が上がった。 (asahi = 1-13-13) ![]() ツートン塗装も機械化 ホンダの軽Nシリーズ 販売好調、納期短縮へ ホンダは、カラフルさで人気の軽自動車 N シリーズで、「軽市場」へ一段と攻勢を強める。 不振の国内市場にあって、軽は「頼みの綱」。 手作業だった工場の塗装工程を機械化し、納期を大幅に縮める。 車体の色も増やし、若い層にアピールする。 昨年 11 月発売の軽乗用車 N-ONE (エヌワン)は、軽では異例の 16 色を展開する。 2 万 5 千台を超えた受注の 2 割強を、車体と屋根の色が違うツートンカラーの車両が占めている。 なかでも車体が赤、屋根が黒の組み合わせは、白の単色に次ぐ 2 番目の人気色。 こうしたカラフルさが、個性的な車を求める若い層に人気だという。 ツートンはなるべく簡素で低価格を売りにする軽では、あまり使われない。 ツートンの塗装は人手も時間もかかるためだ。 N シリーズを生産する鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)では、現在単色を塗った車をいったん生産ラインから外し、屋根を除く車体をビニールの保護膜などで覆ってから、塗装技師がスプレーで屋根を上塗りしている。 販売価格も単色より約 5 万 7 千円割高。 だが、N-ONE は「想定を超える売れ行きで、納車まで 2 カ月以上待ち(広報)」というヒット商品になっている。 この勢いに弾みをつけようと、ホンダは、鈴鹿製作所の塗装ラインを変える。 今夏までに屋根の塗装工程をすべて生産ラインにのせることで、納期を縮める方針だ。 機械化することで「人手がかかり、やりたくても増やせなかった(デザイン担当者)」という N-ONE や NBOX (エヌボックス)のツートンの色展開を増やせるようになる。 国内の自動車市場は、若者の「クルマ離れ」を背景に普通車市場はセダンを中心に伸び悩んでいる。 そのためホンダは、国内市場では軽市場に本腰を入れていく考えだ。 ライバルのスズキ、ダイハツ工業の「軽 2 強」との違いを出すため、高くても個性を出せる色展開やオプション装備の充実を図る方針だ。 (豊岡亮、asahi = 1-10-13) 量産型 EV セダン、夏から日本へ出荷 米テスラ ![]() 【和気真也】 電気自動車 (EV) ベンチャーの米テスラ・モーターズは 10 日、量産型セダン「モデル S」を今夏から日本に出荷すると発表した。 パナソニック製のリチウムイオン電池を搭載した主力車で、昨年出荷を開始した米国をはじめ、世界で約 1 万 3,200 台の予約があるという。 バッテリーなどの性能に応じて 4 タイプ。 日本での販売価格は未定だが、最上位モデルの米国販売価格は 9 万 5 千ドル弱(約 830 万円)という。 最上位モデルは、1 回の充電で最長約 500 キロ走り、停止状態から 4.6 秒で速度 100 キロに達する加速力を持つ。 国内に 1,300 カ所以上ある「チャデモ方式」の急速充電器に対応し、家庭電源でも充電ができる。 (asahi = 1-10-13) トヨタ、「自動走行車」公開 安全技術をフル装備 【ラスベガス = 杉本貴司】 トヨタ自動車は 7 日、米ラスベガスで同社初の自動走行車を公開した。 特殊なレーザーやカメラなどを、車の天井上やフロントバンパーに搭載。 周囲の障害物や車のスピード、交差点の状況、信号の色などを識別して自動で走る。 トヨタは現段階で市販化の予定はないとしているが、自動化技術の開発を通じて車の安全性の完成度を高めたい考えだ。 8 日から米ラスベガスで開く国際家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー (CES)」に出展する。 これに先駆けて報道陣に公開した。 トヨタはこれまで静止している障害物を自動でよけ、自動で停止する機能を搭載した「プリウス」を公開したが、完全に自動走行が可能なクルマを公表するのは初めて。 今回公開した自動走行車はトヨタが持つ通信技術をフル活用した。 車の天井上に搭載したレーザーを回転させ、周囲 70 メートルの障害物を探知。 色彩を認識するカメラで信号の色を読み取り、停止するかを判断する。 このほかレーダーで交差点付近の車や人の動きを探知したり、道路の白線などを読み取って走行状態を瞬時に解析し、自動でハンドルを操作する仕組みだ。 車間通信や全地球測位システム (GPS) も活用した。 自動走行車は米フォード・モーターや米ゼネラル・モーターズも開発を進める。独アウディも 8 日に CES で公開する予定だ。車と IT (情報技術)を融合した究極の「賢い車」とされ、米グーグルも実用化に向けて開発に着手している。 (nikkei = 1-8-13) 新千歳 - 成田が 2,480 円 エアアジアが半額セール 新千歳 - 成田間に昨年 8 月就航した格安航空会社 (LCC) のエアアジア・ジャパンが 7 日から、同路線を片道 2,480 円で売り出す。 期間限定だが、就航時キャンペーン運賃の 100 円などを除けば、通常運賃の半額に近い。 「新春セール」と銘打ったネット限定で、予約期間は 7 日午前 0 時から 14 日まで。 搭乗期間は 9 - 31 日が対象になる。 同じ予約期間に福岡 - 成田間を 2,480 円、那覇 - 成田間も 3,480 円で売り出す(搭乗期間は 9 日 - 2 月 9 日)。 予約手数料(1 千円)は要らないが、支払手数料の 200 円が運賃とは別にかかる。 残席の関係で便によっては一部設定のないものもある。 予約はホームページ(www.airasia.com)へ。 (asahi = 1-5-13) ◇ ◇ ◇ エアアジア X 増便へ 関空 - クアラルンプール、週 7 便に 【北川慧一】 マレーシアの格安航空会社 (LCC) 「エアアジア X」は、現在は週 4 便の関西 - クアラルンプール線を来秋にも 1 日 1 便(週 7 便)に増やす。 アズラン・オスマンラニ最高経営責任者 (CEO) が 26 日、大阪市内で朝日新聞記者に対して明らかにした。 エアアジア X は、アジア最大手の LCC「エアアジア」グループに属し、長距離路線を担う。 同社は 2013 年秋、関西線に航空機 1 機を投入する計画で、利便性が高まるため旅行会社が新たなツアーをつくることが期待できるという。 (asahi = 11-27-12) マツダ、日産に低燃費技術提供 収益改善へ初の供給 【山村哲史】 マツダは 4 日、独自の低燃費技術「スカイアクティブ」を日産自動車に提供することを明らかにした。 スカイアクティブの他社提供は初めて。 建設中のメキシコ工場では生産能力を年 14 万台から年 23 万台に高めて低燃費車を増産し、赤字経営からの脱却を急ぐ。 山内孝社長が広島市内で開いた年頭会見で述べた。 中型ミニバン「プレマシー」のエンジンと変速機にスカイアクティブを採用し、1 月中に発売。 日産にもこれまで同様、OEM (相手先ブランドによる生産)供給する(現車名 = ラフェスタハイウェイスター)。 メキシコ工場は 2014 年初めに年 14 万台の態勢で稼働し、15 年夏にはトヨタ自動車向けの 5 万台も生産する予定だった。 新たな計画では、トヨタ車も含めた生産能力を 15 年度に 23 万台に高める。 投資額は 5 億ドルから 6 億 5 千万ドル(約 570 億円)に増える。 (asahi = 1-4-13) ◇ ◇ ◇ マツダのメキシコ工場でトヨタ車生産へ 北米向け トヨタとマツダは 9 日、マツダが 2013 年度に稼働させる予定のメキシコ工場で、トヨタの北米市場向け小型車を生産することで合意したと発表した。 15 年夏ごろから、マツダの「デミオ」をベースにしたトヨタブランドの車を年間 5 万台ほど生産する計画。メキシコ工場の生産能力は年間約 14 万台。 (asahi = 11-9-12) 笹子トンネルの迂回路、無料に 中央道富士吉田線 中央自動車道笹子トンネルの崩落事故を受けて、中日本高速道路は 28 日、大月インターチェンジ (IC) - 河口湖 IC の富士吉田線を来年 1 月 1 日から無料にすると発表した。 迂回路を増やして中央道の渋滞を軽減するのが狙いだ。 富士吉田線は中央道から南にある河口湖方面に向かう道路で、同区間の普通車の通常料金は 750 円。 河口湖 IC から国道 137 号で中央道に乗り継ぎが出来る。 中日本は 29 日午後 2 時から、通行止めになっていた大月ジャンクション - 勝沼 IC の約 19 キロのうち、笹子トンネルを含む下り線の約 8 キロで対面通行を始める。 中日本によると、中央道が前年と同じ交通量の場合、周辺の国道 20 号や富士吉田線に 4 割近くが分散したとしても、渋滞のピークは 2 日午後 6 時ごろ、上り線の笹子トンネル付近で 45 キロとなる見通し。 (asahi = 12-28-12) 王冠大きく、デザイン 2 種類 全面改良 14 代目クラウン ![]() 【南日慶子、奈良部健】 トヨタ自動車は 25 日、高級セダン「クラウン」を 4 年 10 カ月ぶりに全面改良し、発売した。 「顔」にあたるフロント部分の王冠を大きくするなどデザインを一新。 買い替えを促すとともに若者層も取り込んで、国内の高級車市場の活性化をねらう。 1955 年の初代発売から 14 代目にあたる新型クラウンは、デザインに徹底的にこだわった。 フロントグリルも従来の落ち着いたデザインを改良。 多様なニーズに応えるため、60 代向けの「ロイヤル」と、より若い世代向けの「アスリート」の 2 種類のデザインを用意した。 デザイン担当の福市得雄常務は「リスクは高いが、『変わっている』と言われるものでなければ、保守的になってしまう」と語る。 価格は 353 万円(税込み)から。 発売時期は未定だが、クラウンとしては初となるピンク色も売り出し、女性にもアピールする。 (asahi = 12-25-12) |