三菱自、19 万台リコール 三菱ふそうも 5 万 6 千台 三菱自動車は 11 日、「デリカ」や「アウトランダー」など乗用車 5 車種、計 19 万 1,596 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 不具合は 2 種類で対象は 2005 年 10 月 - 11 年 10 月製造分。 国交省によると、エンジン内でパワーステアリングなどを動かすベルトの材質が硬すぎ、使い続けると外れ、バッテリーが上がったり過熱したりする恐れがある。 また、ブレーキアシスト機構の部品の取り付けがずさんで、ペダルが戻らず発進できなくなる恐れがある。 海外でも約 64 万 5 千台が流通しているという。 三菱ふそうトラック・バスも 11 日、「ふそうキャンター」などの小型トラック・バス 3 車種、計 5 万 6,014 台をリコールした。 対象は 10 年 5 月 - 今年 5 月製造分。 変速機のオイルを冷やすホースの強度が足りず、亀裂が入ってオイル漏れや走行不能の恐れがある。 埼玉県で今年 7 月、路上に漏れたオイルが原因で後続のバイクが転倒。 運転者がけがをしたという。 (asahi = 9-11-14) 日産が「マーチ」などをリコール、エンジン始動装置などで不具合 [東京] 日産自動車は 4 日、小型車「マーチ」などを対象にリコール(無償回収・修理)を実施すると発表した。 エンジン始動装置の不具合などにより日本で計 5 万 5,000 台をリコールする。 火災が 3 件確認されているという。 また、後輪ブレーキに関連した不具合により、世界で計 12 万 6,000 台を同時にリコールする。 (Reuters = 9-4-14) PC 電源コードに発火のおそれ 日本 HP、無償交換 米コンピューター大手の日本法人、日本ヒューレット・パッカードは 27 日、ノートパソコンなどにつける電源コードに発火の恐れがあるとして、新しいコードに無料で交換すると発表した。 対象は 2010 年 9 月 - 12 年 6 月に出荷した 29 万 6 千個で、AC アダプター本体につなぐプラグに「LS-15」のマークがついているものの一部となる。 同社によると、国内で被害の届け出はないが、海外ではやけどなどの被害が出ている。 製造時の不具合が原因だという。 同社のホームページや問い合わせ窓口(フリーダイヤル 0120・589・455)で申し込むと、新しいコードが届く。 利用者が希望すれば古いコードは回収する。 (asahi = 8-28-14) スズキ、乗用車 1.8 万台リコール 三菱自の EV も スズキは 28 日、「スイフト」、「ソリオ」、「スプラッシュ」と三菱のブランドで製造した「デリカ D:2」の乗用車 4 車種、計 1 万 8,784 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 2013 年 6 月 - 今年 4 月の製造分が対象。 エンジンに冷却水を循環させるポンプのボルトが緩みやすく、ポンプが動かなくなってエンジンが止まる恐れがある。 三菱自動車も 28 日、「アイミーブ」、「ミニキャブミーブ」とスズキのブランドで製造した「EV-エブリイ」の電気自動車 3 車種、計 1 万 5,675 台をリコールした。 09 年 7 月 - 今年 3 月の製造分が対象。 ブレーキを踏む力を補助する装置にプログラムミスなどがあり、ブレーキが利きにくくなる恐れがある。 (asahi = 8-28-14) 全日空機、機内で白煙? 山口宇部行き、羽田に引き返す 山口宇部空港事務所の発表によると、25 日午後 4 時 50 分ごろ、羽田発山口宇部行きの全日空 697 便(ボーイング 767-300ER 型機)の機内で白い煙のようなものが出ているのが見つかり、羽田空港に引き返した。 乗員・乗客計 165 人にけがはなかった。 異常が見つかったのは離陸の約 10 分後。 同便は機体を変えて、定刻から約 2 時間遅れで羽田を出発した。 (asahi = 8-25-14) 一部の iPhone 5 にバッテリーの不具合、アップルが無料交換プログラム実施 米 Apple は 8 月 22 日(現地時間)、一部の iPhone 5 で、バッテリー残量が急に減少するトラブルが起こり得るバッテリーの不具合があったことを公表した。 無償バッテリー交換プログラムを用意し、米国と中国で同日より交換手続きを開始。 日本を含むその他の国では 8 月 29 日に交換手続きを始める。 交換対象になるのは 2012 年 9 月から 2013 年 1 月の間に販売された一部の iPhone 5 で、対象端末であるかは「iPhone 5 バッテリー交換プログラム」の Web ページで端末のシリアル番号を入力して確認できる。 交換対象である場合、Apple Store (直営店)、Apple の正規サービスプロバイダ、Apple のテクニカルサポートのいずれかを通じて交換手続きを行う。 Apple はまず端末の検査を実施し、バッテリーの状態やバッテリー交換の支障になる損傷の有無などを確認する。 対象端末のバッテリーをすでにユーザーが自費で交換している場合、交換ではなく返金になる可能性がある。 (Yoichi Yamashita、MyNavi = 8-23-14) 心臓の除細動器、内蔵電池不具合で 2,011 台自主回収 東京都は 22 日、医療機器販売業「セント・ジュード・メディカル(東京都港区)」が輸入した心臓用の医療機器に不具合があり、同社が自主回収すると発表した。 問題の機器は、胸に埋めておき、心臓の異常時に電気ショックで心臓を動かす「除細動器」。 内蔵電池に不具合があり、電気ショックの発動に時間がかかる場合があるという。 回収の対象は「エリプス Limited」、「エリプス」、「ニュートリノ ICD Limited」、「ニュートリノ ICD」で、昨年 2 月 26 日 - 今年 8 月 14 日に出荷された 2011 台。 同社が米本社から輸入し、国内の 265 の医療機関に納入していた。 都は、重大な健康被害の報告はないとしている。 (asahi = 8-22-14) しゃぶしゃぶ「木曽路」、松阪牛など偽り 7 千食 3 店舗 しゃぶしゃぶ店などを全国展開する木曽路(名古屋市)は 14 日、3 店舗の一部メニューで、銘柄を偽った牛肉を使用していたと発表した。 料理長らが材料費を削るために偽装を続けていたことが、社内調査で確認されたという。 偽装があったのは、木曽路北新地店(大阪市)、神戸ハーバーランド店(神戸市)、刈谷店(愛知県刈谷市)の 3 店舗。 2012 年度以降、「松阪牛」や「佐賀牛」をうたったしゃぶしゃぶ、すきやきなどのメニュー計 7 千食余りで、ブランド牛ではない和牛の霜降り肉を使っていた。 偽装の大半は北新地店で、今年 7 月まで、和牛(しゃぶしゃぶ 1 人前で税別 5,500 円)を、松阪牛(同 7 千円)と偽るなどしていたという。 (asahi = 8-14-14) トヨタ : 米当局が独立モニターにケリー氏指名 - 大量リコールで 米司法省は、大量リコールを実施したトヨタ自動車 の独立モニターにデービッド・ケリー氏を指名した。 トヨタ広報担当のダニー・チェン氏が 13 日、明らかにした。 ケリー氏は連邦地検の検事を務めていたことがある。 トヨタは 2009 - 10 年にアクセルペダルの戻り不良やフロアマットのアクセルペダルへの引っ掛かりによる意図せぬ急加速問題で大量リコールを実施しており、同氏の起用はこれを受けた米当局との合意に基づく対応の一環。 同氏の起用は米紙デトロイト・ニューズ(電子版)が先に報じた。 大量リコール問題を受けてトヨタは今年 3 月、米当局と和解合意。 具体的には、トヨタが 12 億ドルを支払うことや米政府への協力継続などを条件に、裁判手続きの延期やその後の取り下げに合意していた。 独立モニターは、安全関連の情報提供に関する社内規則や手順、事故情報の社内展開プロセスなどについて確認する。 (Bloomberg = 8-13-14) ワンプッシュ式蚊取り「誤噴射注意」 国民生活センター スプレーを 1 回噴射しただけで室内の蚊を長時間、駆除できるとうたう「ワンプッシュ式蚊取り」について、国民生活センターは 7 日、子どもが誤って自分の顔に噴射する事故が増えていると注意を呼びかけた。 「ななめ上に薬剤を噴射する構造になっているため、噴射方向をよく確認してから使ってほしい」としている。 同センターが 6 - 7 月、大手メーカー 3 社の 5 製品を調べたところ、いずれもななめ上に薬剤が飛び出る構造で、噴射口に噴射方向についての注意表示はなかった。 噴射範囲は高さ 100 - 110 0センチに及んだ。 薬剤がかかるとアレルギー反応で顔がはれる子もおり、担当者は「子どもだけで使用させないでほしい」と話す。 この製品をめぐり、日本中毒情報センター(本部・茨城県つくば市)に寄せられた相談は、2009 年度の 9 件から 12 年度は 73 件に。 うち 52 件が子どもの誤噴射だった。 (asahi = 8-7-14) フェイスブックがシステム障害 一時接続しづらい状態に 交流サイト (SNS) 最大手の米フェイスブックが、米国東部時間 1 日正午(日本時間 2 日午前 1 時)ごろから約 30 分間にわたり、広い範囲で接続しづらい状態になった。 米メディアなどが報じた。 一部の利用者がサイトに接続すると、エラーメッセージが表示される事態となった。 1 日正午すぎ、フェイスブックはウェブサイトで、障害が起きていることを認めたうえで「復旧作業を進めています」とコメント。 その後、午後 1 時半(同午前 2 時半)すぎになって、「通信量はほぼ正常に戻りました。 不便をおかけしたことを謝罪します。 この問題が再び起きないと確約できることを目指します。」とコメントした。 フェイスブックは、今年 6 月にも約 30 分間の接続障害を起こしていた。 同社のサービスは世界で 10 億人以上が利用している。(ワシントン = 五十嵐大介、asahi = 8-2-14) 日野レンジャーなど 2.3 万台リコール 伊フィアットも 日野自動車は 29 日、中型トラック「日野レンジャー」などトラックやバス、消防車の 5 車種、計 2 万 3,271 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 2003 年 11 月 - 07 年 8 月の製造分が対象。 エンジンのピストンが設計ミスでひび割れやすく、走行中にエンジンが止まるなどのトラブルが 08 年以降 161 件あった。 日野自動車が同じエンジンを供給したいすゞ自動車の中型バス「ガーラ」や UD トラックスの中型トラック「コンドル」など、両社の 4 車種、計 6,476 台もリコール対象となった。 また伊フィアットの日本法人も、乗用車「500」、「アバルト 500」など 4 車種、計 1 万 3,915 台をリコールした。 11 年 11 月 - 今年 6 月に製造した右ハンドル車が対象。 エンジンを始動するスイッチの配線がハンドルの軸とこすれてショートし、エンジンが止まる恐れがある。 (asahi = 7-29-14) ニチレイフーズ、レトルトカレーを自主回収 冷凍食品大手のニチレイフーズ(東京都)は 27 日、レストラン京王(同)が展開するカレーショップ「C & C」の店頭などで販売されたレトルトカレー「新宿カレー ビーフ(200 グラム)」のうち、殺菌処理をしなかった 7,508 個を自主回収すると発表した。 発表などによると、回収対象は、ニチレイフーズ山形工場(山形県天童市)で今年 3 月 25 日に製造された商品で、賞味期限が 2016 年 3 月 25 日と表示されている。 レトルトパウチ袋を小箱に詰める機械の不具合を調整した際、試験的に使った加圧加熱殺菌処理前の商品が、販売用に混入したとみられる。 この日製造されたのは約 1 万個で、既に販売された商品を回収する。 27 日現在、消費者から健康被害の連絡はなく、同社は食べないよう呼びかけている。 問い合わせは午前 9 時 - 午後 6 時、同社お客様相談センター (0120・12・4099)。 (yomiuri = 7-27-14) ジェル状洗剤、乳児の誤飲相次ぐ ゼリーと勘違い? 洗濯用のパック型液体洗剤を子どもが誤って口に入れるなどの事故が今年 4 月の発売以降、相次いでいることがわかった。 日本中毒情報センター(本部・茨城県つくば市)には 3 カ月間で 24 件の事故の情報が寄せられた。 25 日、東京都内で開かれた日本中毒学会で発表した。 この洗剤は、生活用品大手「P & G ジャパン(本社・神戸市)」の「ジェルボール」という形状のもの。 水に溶ける透明フィルムで洗濯 1 回分の液体洗剤を包んでいる。 計量の手間が省け、液だれもなく使うことができる。 1 個の大きさは、縦約 4 センチ、横約 3.5 センチ、高さ約 2 センチ。 一口大のゼリーのようなお菓子にも見える。 情報センターにはパック型液体洗剤の誤飲などの事故に関する情報が 7 月 10 日までに 25 件寄せられた。 高齢者の誤飲 1 件以外は、0 - 6 歳の子どもだった。 子どもの事故 24 件のうち、19 件が誤飲による嘔吐(おうと)やせきなどの症状が出た。 11 件は医療機関を受診したが、いずれも症状がないか軽症で入院の必要はなかったという。 きょうだいで、上の子どもが洗剤を入れる箱のふたを開けて、そのままにしていたところに、赤ちゃんが口に入れてしまった例などがあった。 また、子どもがパック型洗剤を握りつぶし、洗剤が目に入った例などもあった。 これまでの液体や粉末の洗剤の事故は 0 - 2 歳の子どもが中心だが、パック型液体洗剤は 3 - 5 歳でも事故を起こすことが多かった。 情報センターの波多野弥生さんは「洗剤は口に含むと違和感を感じるので大量に飲むことは少ないが、飲んだ量や飲んでからどのくらい時間がたっているかで対処法が違う。 医療機関や情報センターに相談してほしい。」と話す。 情報センターは「中毒 110 番 (072・727・2499)」で相談を 24 時間受け付けている。 ■ 消費者庁、発売前に対策求める P & G ジャパンによると、欧米では複数社が同種の商品を販売していて、英国ではシェアの 2 割を占めているという。 海外では子どもの誤飲事故が多発し、同社も日本での販売前に認識していた。 消費者庁も販売前から、同社に複数回、懸念を伝え対策を求めていた。 これに対し同社は、容器に誤飲の注意書きを記し、容器のふたのツメを増やして海外の商品よりも子どもが開けにくくするなどした。 P & G の海外の商品は、一個の形状を大きくするなどの対策をとっているという。 消費者庁消費者安全課は「発売から短期間に事故情報がある。 今のところ重大事故はないが、P & G の対策が十分か今後も注視していく」としている。 (福宮智代、asahi = 7-26-14) JR 西日本の予約システム、一時障害 原因調査中 25 日午前 4 時半ごろ、JR 西日本の新幹線や在来線特急のインターネット予約「e5489」と電話予約のシステムに障害が発生した。 予約の受け付けや券売機での切符の受け渡しができない状況が続いたが、約 3 時間 20 分後に復旧した。 JR 西日本によると、予約管理のサーバーに不具合があったといい、この間にシステムを利用できなかった件数は約 2,200 件に上った。 エクスプレス予約は正常に作動したという。 (asahi = 7-25-14) スマホ充電コネクターに注意 発火発煙など 5 年 48 件 変形したりぬれたりしたスマートフォン(スマホ)などの充電用コネクターから火が出るなどの事故が相次いでいるとして、独立行政法人・製品評価技術基盤機構 (NITE) が 24 日、注意を呼びかけた。 NITE によると、昨年度までの 5 年間にスマホやタブレット端末などのコネクターの発熱や発煙、発火が 48 件起きた。 うち 10 件(10 人)で指のやけどなどの軽傷を負い、25 件で周囲の物が焼けるなどした。 原因は、コネクターの変形(21 件)、コネクターのはんだ付け不良(8 件)、水ぬれなど(3 件)の順。 ▽ スマートフォンにマイクロ USB 型コネクターを上下逆に差し込んで変形し、ショートしてこたつ布団が焦げた、▽ コネクター内部に液体やほこりが入ってショートしコネクターが焼けた、などの例があった。 NITE の製品安全センターの長田敏参事官は「火災につながる可能性もある。 ぬれないように注意し、曲がったコネクターは使わないでほしい」と呼びかけている。 (小寺陽一郎、asahi = 7-25-14) パナソニック、給湯器 103 万台リコール エコキュート パナソニックは 2003 年 11 月 - 13 年 1 月に製造した家庭用給湯器「エコキュート」計 103 万台をリコール(無償修理・部品交換)する。 同社はエコキュートのトップメーカーで、国内の約 4 分の 1 が対象となる。 25 日に窓口を設け、対応を始める。 熱を生み出す圧縮機という部品が破裂する事故が 14 件起きていた。 リコールは期間中に製造した全 208 機種が対象。 103 万台のうち、自社ブランドの「ナショナル」、「パナソニック」が 98 万台で、他社ブランドの「コロナ」、「ユーリッチ」が計 5 万台。 無料で点検し、対策をする。 最初の事故は、13 年 1 月に兵庫県の住宅で起き、これまでに 14 件あった。 このうち、5 件は圧縮機の破裂で近くにあったものが壊れたが、けがをした人はおらず、火事もなかったという。 パナソニックによると、原因は金属でできた圧縮機の腐食。 機器の底板に塩分を含んだ水がたまると、圧縮機を覆う防音材が吸い上げ、腐食が進んだとみられるという。 「エコキュート」は、大気中の熱を集めてお湯を沸かす省エネ型の給湯器に各メーカーが共通でつけている愛称。 全体では 01 年以降に計 430 万台以上が販売された。 (asahi = 7-25-14) 炭酸水製造機でペットボトル破裂に注意 けが相次ぐ 家庭向けの炭酸水製造機を使った際に、ペットボトルが破裂してけがをする事故が相次いでいて、国民生活センターが使用の中止を呼び掛けています。 問題となったのは、東京の販売業者「ジョワイユ」が輸入販売する家庭向け炭酸水製造機「ざ・炭酸」です。 この商品を使って、ペットボトルに入った水に炭酸を注入しようとした時に、ペットボトルが破裂して手にけがをする事故が去年 9 月以降、3 件発生しています。 そのうち、2 件は手や指を縫うほどのけがだったということです。 国民生活センターは、直ちに使用を中止し、返品の手続きをするよう呼び掛けています。 この業者は、去年 10 月に販売を中止し、在庫の回収などをしていましたが、自社のホームページには事故に関する情報を掲載したものの、回収については告知をしていませんでした。 (ANN = 7-24-14) 富士重工、レガシィをリコール スズキのスプラッシュも 富士重工業は 17 日、乗用車「レガシィ」 1 万 143 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 2012 年 4 月 - 今年 6 月製造の直噴ターボエンジン搭載車が対象。 エンジン制御装置のプログラムミスで、エンジンの点火のタイミングがずれ、異常振動が起きる恐れがある。 スズキも同日、乗用車「スプラッシュ」 1 万 7,004 台について、ブレーキ液が漏れる恐れがあるとしてリコールを届け出た。 08 年 9 月 - 今年 1 月の製造分が対象。 (asahi = 7-17-14) BMW、バイク 1 万 3 千台リコール 燃料漏れるトラブル 独 BMW の日本法人は 15 日、「R1200R」、「K1300S」など大型バイク 18 車種 1 万 3,623 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 燃料タンクとチューブの接続部分がひび割れ、燃料が漏れるトラブルが 2005 年以降 482 件あった。 04 年 1 月 - 11 年 4 月の製造分が対象。 チューブの脱着手順を説明書に明記しておらず、無理に外そうとするとひび割れるという。 (asahi = 7-15-14) オムロンが JR 利用客の映像を無断流用 電機大手のオムロン(京都市)が、JR 東日本から依頼された調査のため熱海駅(静岡県熱海市)などで撮影した利用客の映像を、総務省の外郭団体の別の研究に無断で流用していたことが 12 日分かった。 文部科学省の公募事業に加わり、JR 西日本の京都駅(京都市下京区)の客を無断撮影していたことも判明した。 総務省から約 2 億 5,000 万円、文科省からは約 2 億 4,000 万円をそれぞれ受け取っていた。 個人情報の管理体制に批判が出そうだ。 オムロンは、問題を起こしたグループ会社のオムロンソーシアルソリューションズ(OSS、東京都)に再発防止委員会を設置。 映像の管理体制を強化し、コンプライアンス(法令順守)の徹底を図る。 関与した 20 数人の社員の処分も検討する。 オムロンは熱海のほか、JR 東日本の桜木町(横浜市中区)、板橋(東京都板橋区)、国分寺(同国分寺市)の 3 駅にそれぞれ約 10 台のカメラを設置し、改札口周辺の客の流れを調べた。 JR 東日本から DVD で受け取った客の映像記録は目的以外に使わず、使用後に破棄する契約だった。 撮影期間は 2008 年から約 1 年間とみられる。 しかし、オムロンは 06 - 10 年度、総務省が管轄する独立行政法人「情報通信研究機構(東京都)」の公募事業に参加。 JR 東日本の映像を使い、改札の不正通過やけんか、うろつきなどの不審な行動を取った人を追跡するシステムを開発し、研究費用を受け取った。 京都駅では 12 年に、100 人規模の動きを 1 人ずつ追跡する技術を確立するため、改札口近くの駅ビルで、社員らがビデオカメラで客を無許可で撮影。 学会などで映像を公開していた。 再発防止策は、外部から取得した映像を利用するルール策定のほか、映像をコンピューターで一元管理し、誰が、いつ、何の目的で映像を持ち出したかチェックできるシステムもつくる。 グループの全社員を対象に、個人情報保護に関する社内教育も実施する計画だ。 (kyodo = 7-12-14) ホンダ、フィット HV などリコール 2 車種 17 万台 ホンダは 10 日、乗用車「フィット」、「VEZEL (ヴェゼル)」のハイブリッド車 (HV) 計 17 万 5,356 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 急発進や急加速するトラブルが昨年 10 月以降に 44 件あり、このうち 11 件は物損事故を起こしていた。 フィットは昨年 9 月に発売した最新モデルの全車が対象で、リコールは 4 回目となった。 昨年 12 月に発売した VESEL も全車が対象。 エンジン制御のプログラムミスで、駐車の後や急坂での一時停止後に発進すると、モーターが強く回りすぎる恐れがあるという。 宮城県で今年 2 月、フィットが急発進して鉄柱に衝突し、ヘッドライトなどが壊れる事故があり、国交省がリコールするよう指摘していた。 過去 3 回のリコールでも、エンジンや変速機のプログラムに問題があり、発進できないなどのトラブルが多発していた。 (asahi = 7-10-14) バッテリー不法投棄、観測所跡 45 カ所で確認 気象庁 気象庁は 8 日、各地の気象台の無人観測所で雨量計や無線装置に使われていたバッテリー計 874 個が不法に投棄されていたと発表した。 同庁によると、投棄されていたのは 24 道府県の無人観測所跡地計 45 カ所。 バッテリーは主に縦 11 センチ、横 23.5 センチ、高さ 19 センチの大きさで、1964 - 84 年ごろに放置されたとみられる。 充電式に置き換わる 84 年ごろまで気象台職員らが年 1 回交換していた。 昨年 10 月、兵庫県市川町の笠形山中腹部で住民が放置されたバッテリーを見つけ、全国で調査していた。 笠形山中腹部では周辺の土壌から国の基準の 30 倍を超す無機水銀が検出された。 今後、土壌を入れ替える。 気象庁は「ご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる」と陳謝した。 (asahi = 7-8-14) カルピスゼリー 67 万個回収 マルハニチロ、容器にカビ 食品大手マルハニチロは 8 日、「マルハニチロ カルピスゼリー」の一部からカビが見つかったため、同様の恐れがある出荷済みの約 67 万 4 千個を自主回収すると発表した。 健康被害は確認していないという。 6 月下旬に消費者から指摘があり、複数の商品について容器の縁からカビが見つかった。 マルハニチロがカルピスから商標権を得て山口県と山形県の工場でつくったもので、アサヒフードアンドヘルスケアなど他社がつくるカルピスゼリーは、回収の対象外だ。 商品を着払いで送れば、代金を返す。 問い合わせはお客様相談室 (0120・040・826) へ。 (asahi = 7-8-14) 「スカパー!」顧客システムが 12 日ぶりに全面復旧、Web 手続きも再開 スカパー JSAT は 2014 年 7 月 7 日午前 9 時に、放送サービス「スカパー!」に関する Web サイトでの手続きの受け付けを再開した。 同社は 6 月 25 日に発生したシステム障害のため、スカパー! の新規加入・変更・解約などの手続きを停止していたが、12 日ぶりに全面再開した。 スカパー JSAT 広報・IR 部は、「7 日午前中は Web サイトへのアクセスが集中して混み合ったが、昼過ぎに落ち着いた。 現在は平常通り手続きを受け付けている。」と説明している。 スカパー JSAT では、稼働したばかりの顧客管理システム「ALICE (アリス)」で不具合が発生し、6 月 25 日から加入・変更・解約など顧客に関わる全手続きを受け付けられない状況になった。 解約・変更手続きが集中する 6 月末までの復旧を目指したが、間に合わなかった。 その後、7 月 3 日にカスタマーセンター(電話窓口)における手続き受け付けを再開。 7 月 7 日に Web サイトでの受付も再開し、全面再開に至った。 停止が続いていた工事関連の手続きも 7 日までに再開した。 スカパー JSAT は、システム障害の過程で 82 件分の個人情報漏洩が発生した可能性があると発表している。 7 月 7 日までの調査によれば「これ以上の個人情報漏洩はない(広報・IR 部)」という。 (清嶋 直樹 = 日経コンピュータ、ITPro = 7-7-14) ◇ ◇ ◇ スカパーでシステム障害 契約変更など手続きできず 有料放送「スカパー!」を運営する「スカパー JSAT」は 26 日、システム障害のため、電話やインターネットを使った契約変更などの手続きができない状態になっていると発表した。 契約中の放送サービスは通常通り視聴できるという。 受け付けの再開は電話が 29 日午前 10 時から、ネットは 30 日午前 9 時からを予定している。 6 月末で解約希望の契約者は、7 月に入ってからの手続きでも 6 月末の解約として対応する。 同社によると、通常は 1 日 1 万件ほどの契約変更を受け付けており、約 3 万 4 千件に影響する見込みという。 (asahi = 6-26-14) 幼児のペダルなし二輪「坂道で使わないで」 重傷事故も 自転車に似ているがペダルやブレーキのない幼児向けの二輪遊具を坂道で使わないようにと国民生活センターが呼びかけている。 重傷事故につながった例も報告されているという。 取り扱い説明書では坂道や公道での使用を禁止している。 ペダルなし二輪遊具は足で蹴って走る。 自転車に乗る前の幼児のバランス感覚を養うために使われ、全国で大会が開かれるなど近年急速に普及した。 2009 年に販売を始めた取り扱い最大手の「豆魚雷(東京都)」は累計 25 万台を出荷したという。 全国の消費生活センターや医療機関などが把握したこの遊具の事故は 10 年度以降 21 件あり、坂道での事故が 6 割程度を占める。 13 年 11 月には千葉県で、公園のスロープを下っていた 4 歳男児が転倒し、植え込みの枝が顔に刺さって重傷を負う事故も起きた。 (小泉浩樹、asahi = 7-6-14) 日航機と全日空機、成田に引き返す … 不具合表示 6 日午前 9 時 55 分頃、成田発大連行きの日本航空 827 便(ボーイング 767-300 型機)が飛行中、客室の気圧を調整するシステムの不具合を示す計器表示が出たため、成田空港に引き返した。 国土交通省成田空港事務所によると、表示が出た直後に乗客約 20 人が耳の痛みを訴え、うち 1 人が機体に備え付けの酸素ボトルを使用したが、乗員乗客 172 人にけがはなかった。 また、同日午前 10 時 45 分頃、成田発上海浦東行きの全日空 919 便(ボーイング 787-8 型機)が飛行中、エンジンに氷が付着するのを防ぐ装置の不具合を示す計器表示が出たため、成田空港に引き返した。 乗員乗客 196 人にけがはなかった。 (asahi = 7-6-14) 尿漏れ防止下着、表示ほど機能せず 消費者庁が措置命令 消費者庁は 27 日、東京都中央区の通信販売会社「新光通販」に対し、尿漏れを防ぐとうたいながら表示より相当少ない量しか吸収しない下着を売ったのは景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、不当表示の再発防止を求める措置命令を出した。 消費者庁によると、同社は「安心さわやかパンツ 200cc 女性用」や男性用の「ダンディいき 120」など、主に綿製で、吸水パッドが入った中高年向けの下着 16 商品を販売した。 その際「安心の 6 層構造で 120cc を吸収」などと表示したが、同庁が一部商品で実験したところ、120cc 吸収するとうたっているのに 22cc で漏れ出すなど、かなり少ない量で漏れ出したという。 16 商品は昨年 1 年間で 4 億 8 千万円を売り上げたという。 同社の鈴木康生社長は「措置命令に真摯に対応したい」と話している。 (小泉浩樹、asahi = 6-27-14) コーナンの 950 商品、販売停止命じる 安全性検査偽る 大手ホームセンターのコーナン商事(大阪府堺市)が輸入した電気製品の安全性を偽って販売していた問題で、経済産業省は 27 日、電気用品安全法に違反したとして、950 商品の販売を最長 3 カ月止めるようコーナンに命じた。 販売停止を命じるのは 2001 年の同法施行以来、初めて。 経産省によると、コーナンは中国や台湾から輸入した電球や扇風機、冷蔵庫など 1,418 商品について、安全性を検査していないにもかかわらず、検査済みの商品につける「PSE マーク」を付けて販売するなどの違反をしていたという。 コーナンは今年 5 月、今回の処分の対象になった商品の大部分について、自主回収を発表している。 (asahi = 6-27-14) ◇ ◇ ◇ 電気製品 1 千万個回収 20 日から コーナン商事 大手ホームセンターのコーナン商事(堺市)は 19 日、輸入・販売した一部の電気製品に法律に基づく検査の記録がなかったとして、857 品目、計約 1 千万個の商品を 20 日から自主回収し、代金を返すと発表した。 回収するのは 2002 年 5 月から今年 5 月 9 日までに販売した電気コードや扇風機、照明器具など。 商品が残っている場合に限るという。 対象商品は同社ホームページに掲載するほか、専用フリーダイヤル (0120・171・657) で問い合わせに応じる。 同社は電気製品を輸入するとき、電気用品安全法の基準に基づいて検査するよう取引業者に求めていたが、検査証明書が届く前に売っていた。 その後、証明書が届いていない場合や、検査方法を間違えていたものもあるといい、今後、取引先の責任を追及する考えも示した。 今回問題になった商品は、不透明な取引があった問題でコーナンが昨年 12 月、会社法違反(特別背任)容疑で大阪地検に刑事告訴した前取締役が責任者として、輸入を増やしていたという。 回収の費用は 14 年 2 月期決算で 74 億円を特別損失として計上しており、追加の費用はかからないとしている。 (asahi = 5-19-14) ◇ ◇ ◇ コーナン、電気製品を自主回収へ 特損 74 億円計上 大手ホームセンターのコーナン商事(堺市)は 2 日、輸入した電気製品で法律に基づく検査の記録がなかった一部商品を、5 月中旬から自主回収すると発表。 回収にかかる費用 74 億円を特別損失として計上するため、4 月 11 日に発表した 2014 年 2 月期決算の純利益を 58 億円から 11 億円に訂正した。 回収の対象商品は 5 月中旬までに確定させ、返金を中心に対応する。 電気用品安全法が施行された 2001 年 4 月以降に輸入した白熱電球や電気コードなどのプライベートブランド全商品を調査中。 3 日に商品回収専用のフリーダイヤル (0120・171・657) を設ける(午前 9 時 - 午後 8 時)。 問題の責任をとり、疋田直太郎社長の報酬を 6 カ月間、30% カットするなどの処分も発表した。 (asahi = 5-2-14) ネット販売 : 「カシミヤ製」虚偽で指導 ストール 23 製品 インターネット上で「カシミヤ 100%」などとうたって販売するストール 23 製品で、カシミヤの割合が表示より低かったり、全く使っていなかったりしたことが 26 日、消費者庁の調査で分かった。 カシミヤが含まれていたのは 4 製品だけで、同庁は景品表示法違反などに当たるとして、販売する 18 業者に再発防止の指導や指示をした。 消費者庁によると、2009 年 4 月以降、ネット上の商店街や自社ホームページで「カシミヤをふんだんに使った」、「カシミヤ 70% + シルク 30%」などとストールを宣伝。 1 枚 980 - 4,740 円で販売していたが、実際の原材料はアクリルやレーヨンが大半だった。 (kyodo = 6-26-14) 足裏マッサージ器を首元に当て死亡 先月、埼玉県の電機メーカーが製造した足裏用のマッサージ器を首元に当てて使っていた女性が、衣服を巻き込まれて窒息死する事故があり、過去にも同じような死亡事故が 4 件起きていることから、メーカーはこのマッサージ器を使わないよう呼びかけています。 このマッサージ器は、埼玉県川越市の「的場電機製作所」が製造した「アルビシェイプアップローラー」という製品で、突起のついたローラーが回転し足裏のこりをほぐす効果があるということです。 メーカーによりますと、先月、山梨県の 80 代の女性がローラーを覆うカバーが外れた状態で首元に当てて使っていたところ、衣服が巻き込まれて、窒息死したということです。 このマッサージ器は 24 年前に生産が中止されるまで、およそ 42 万台が製造されましたが、同じように衣服が巻き込まれて死亡する事故が、おととしまでに 4 件起きていました。 このためメーカーでは、足裏を含めて、このマッサージ器を一切使わないよう呼びかけていて、安全装置の付いた製品と有償で交換するということです。 的場電機製作所は、「健康のために使用していただいたのに、このような事故が起きたことは、誠に残念で亡くなった方々にお悔やみを申し上げます」と話しています。 一方、厚生労働省は、同じような製品を製造しているほかのメーカーに対しても、事故が起きるおそれがないか点検するよう指示しました。 (NHK = 6-23-14) 三菱自、デリカ 1 万台リコール 加速悪いなどのトラブル 三菱自動車は 19 日、ミニバン「デリカ」 1 万 2,514 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 ギアがニュートラル状態になって進まない、加速が悪いなどのトラブルが昨年 2 月以降に 105 件あった。 2012 年 12 月 - 14 年 5 月の製造分のうち、ディーゼルエンジンを搭載した四輪駆動車が対象。 エンジンの動力を前後輪に伝える装置のうち、オイル漏れを防ぐゴム製のパッキンが滑って抜けやすくなっていた。 エンジンを制御するコンピューターのプログラムミスも一因という。 (asahi = 6-19-14) ◇ ◇ ◇ 三菱自、70 万台リコール … スイッチに不具合 三菱自動車は 12 日、軽自動車「eK-WAGON」など 12 車種 70 万 3,888 台のリコールを国土交通省に届け出た。 海外で販売した約 14 万 8,800 台も、現地の法令に沿って対応する。 国内分の対象車種は、三菱が生産し、日産自動車が販売した「オッティ」も含み、製造期間は 2003 年 7 月から 08 年 4 月まで。 国交省によると、ヘッドライトやウインカーを操作するスイッチの部品の構造に不具合があり、接触不良を起こしてつかなくなる可能性があるという。 問い合わせは、お客様相談センター (0120・324・860)。 (yomiuri = 6-12-14) 独 VW、1.8 万台リコール 乗用車「up!」 独フォルクスワーゲンの日本法人は 18 日、乗用車「up (アップ) !」 1 万 8,276 台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 エンジンがかからなかったり、走行中にクラッチが切れて進まなくなったりするトラブルが昨年以降、日本国内で 111 件あった。 2012 年 6 月 - 14 年 3 月の輸入分が対象。 自動変速機を制御するコンピューターにプログラムミスがあったという。 (asahi = 6-18-14) JAL の障害復旧、欠航は 174 便 1 万 4 千人に影響 5 日午前 9 時 15 分ごろ、日本航空で機体の重量管理システムに障害が発生した。 荷物などの管理が手入力となって出発に時間がかかり、全国の空港を発着するグループ 3 社の国内線 174 便が欠航し、約 1 万 4 千人に影響が出た。 障害は午後 5 時ごろ復旧したが、遅れは終日続いた。 6 日は鹿児島 - 羽田、福岡 - 宮崎、福岡 - 松山の 4 便を除き、国内、国際線とも通常運航を予定している。 航空機は飛行中のバランスを考え、乗客の着席位置などから重心を計算して荷物や貨物を載せる位置を決める。 障害が起きたのは、これらから搭載計画をつくるシステムで、空港にある端末で入力できなくなった。 サーバーは東京都内にあり、各空港の端末をネットワークで結んでいる。 サーバーを調べたところ、データが滞留しており、削除して再起動したところ直ったという。 日航は「サイバー攻撃の可能性はない」としている。 (asahi = 6-5-14) 縫製不良により、背部縦はぎ部分にほつれが生じる 株式会社シップスは、同社が販売した下記の婦人用カットソーにおいて、縫製不良により、背部縦はぎ部分にほつれが生じるとして、対象製品の自主回収を行うと発表した。 対象製品は「liflatie ships : リネンジャージ切り替えボートネック カットソー(品番 332-01-0019)」。 対象製品を回収し、返金を行う。 連絡先電話は 0120-444-099、午前 10 時 - 午後 6 時(土日、祝日を除く)。 詳細は、http://www.shipsltd.co.jp/news/detail/1138/index.html をご参照ください。 (Fuguai.com = 6-4-14) 浴室暖房乾燥機、8 万台リコール = 発火の恐れ - ハーマン ガス器具製造のハーマン(大阪市)は 29 日、浴室暖房乾燥機約 8 万台の基板に発火の恐れがあるとして、リコール(無償修理)すると発表した。 対象の商品は、2001 年 9 月から 06 年 4 月にかけ製造。 ハーマンのほかノーリツ、大阪ガス、東京ガスのブランド名で販売された。 機種はハーマンが FD2809J3、大阪ガスが 161-5501、東京ガスが BBD-3301ACSK-J3 など。 ハーマンによると、今年 5 月、東京都内の住宅で浴室火災が発生。 原因を調べたところ、暖房乾燥機の基板の銅線が経年劣化で断線し、接触した樹脂を溶かして発火したとみられる。 同社は換気ファンの異常を示す「68」のエラーサインが出たら、使用を中止するよう呼び掛けている。 改良した基板との交換は 10 月をめどに開始する見通し。 (jiji = 5-29-14) レーザープリンター発火の恐れ NEC 製の 28 万台 NEC は 28 日、事務所向け単色レーザープリンターの印字装置の樹脂部品に問題があり、発火する恐れがあると発表した。 対象は 2000 年 7 月から 06 年 9 月に製造された約 28 万台。 印字装置を無償で交換する。 製品は、同社と富士ゼロックスが生産した。 今年 3 月、神奈川県内の病院でプリンターが焼ける火災が起き、消費者庁が注意を促していた。 問い合わせ先 (0120・657・571) に連絡すると、担当者が交換に訪れる。 (asahi = 5-28-14) |