子ども服のファミリア、東京ランウェイに初参加 子ども服のファミリア(神戸市中央区)は 5 日までに、千葉市の幕張メッセで 9 月に開かれるファッションショー「東京ランウェイ」に参加することを明らかにした。 若い女性向けの同ショーに子ども服メーカーが出るのは初めて。 10 代や 20 代前半の観客にブランドを知ってもらい、母親になったときの商品購入につなげようという戦略だ。 ファミリアの製品は新生児から小学生ぐらいまでの子ども向けが中心。 神戸や阪神間では、中高生が同社のデニムバックを愛用するなどブランドへの親近感は高いが、他地域では祖父母が孫用に購入するギフト需要が中心で、認知度の向上が課題となっていた。 東京ランウェイは、若い女性に人気の「神戸コレクション」の東京公演として 2004 年 9 月に始まり、12 年に現名称に変わった。 春と秋の年 2 回開催し、「今すぐ着られる服」を提案するのが特徴。 毎回、若い女性向けを中心に 30 前後のブランドが参加する。 ファミリアの岡崎忠彦社長は「ファッションに敏感な若い女性が多く集まる東京ランウェイで情報発信したい。 観客の反応を見て、来春以降の参加も検討する。」と話す。(塩津あかね、神戸新聞 = 8-6-14) GSI クレオス、タイに現地法人 製品の一貫生産を 【タイ】 GSI クレオス(東京都千代田区)は 1 日、タイに現地法人「GSI クレオス(タイランド、資本金 1,000 万バーツ)」を設立すると発表した。 繊維事業で東南アジアでの素材調達機能の強化と加工縫製拠点の確保育成を進め、製品の一貫生産に取り組む。 工業製品事業では東南アジアで需要増が期待される化粧品原料、塗料・コーティング原料、樹脂・プラスチックフィルムなどを中心に、幅広い商材の輸出入を行う。 (newsclip = タイ 8-5-14) 佐藤繊維、台湾で出店攻勢 台北の百貨店に婦人服 ![]() ニットメーカーの佐藤繊維(山形県寒河江市)は台湾に出店攻勢をかける。 4 月に高雄市に直営店を初出店したのに続き、9 月には台北市にも出店する。 台湾の小売店などに一部商品を卸売りしたところ評判が良く、直営店の出店を求める声が強かった。 これを契機に香港など他のアジア地域への出店も検討する。 4 月に出店したのは高雄市にある高級デパート「大立百貨」の婦人服フロア。 プラダやルイ・ヴィトン、フェラガモなど欧州の一流ブランドが並ぶ一角だ。 9 月 1 日には台北市の大手百貨店「太平洋そごう」の婦人服フロアに出店する。 売り場面積は高雄店が約 100 平方メートル、台北店が 40 平方メートル。 両店とも婦人服の主力ブランド「M. & KYOKO」を取り扱う。 4 月下旬の高雄店開店の際は佐藤正樹社長が糸つむぎの実演を披露。 大勢の見物客が押しかけ「1 カ月の販売予定数量を 1 日で売り上げる(佐藤社長)」ほどの盛況だったという。 両店合わせて初年度に約 5,000 万円の売上高を見込む。 好調なら台湾だけでさらに 3 店舗ほど新たに出店したい考えだ。 M. & KYOKO は香港や韓国などでも人気を呼んでおり、これらの地域への出店も今後検討する。 同社はモヘアなどの独自素材やカラフルな色使いのニット婦人服が主力。 2009 年のオバマ米大統領の就任式で、ミシェル夫人が着た黄色いカーディガンに同社の糸が使われたことでも話題になった。 (nikkei = 8-1-14) 赤外線でも透けない下着を発売 ゼビオ スポーツ用品店のゼビオ(福島県郡山市)は、赤外線を通さない女性向けスポーツ下着「セキュア」を全国の店舗で発売した。 特殊な生地で、赤外線カメラによる撮影でも透けないようにした。 軽く乾きやすい素材で、陸上でも水中でも着用できる。 ブラトップが税抜き 2,600 円、ボクサーショーツが 1,500 円など。 黒のみ。 (asahi = 7-31-14) かつらより手軽な帽子開発 抗がん剤治療患者の要望 ![]() 抗がん剤治療で髪が抜けた患者のために、ウイッグ(かつら)より手軽に使えるという帽子を国立がん研究センター中央病院(東京)と医療用かつらメーカー「東京義髪整形」が開発した。 名付けて「ウイッグなぼうし」。 8 月 1 日から同社で販売される。 ウイッグには「締め付けられて頭が痛い」、「重苦しい」という患者の声が多かった。 一方、ニット帽には「病人とわかってしまう」、「職場ではかぶりにくい」という訴えがあった。 薄手のニット帽に毛髪をつけることを思いつき、患者に試してもらって改良を重ねた。 重さは 65 グラムでスカーフのように軽い。 内側のひもを引っ張ると大きさの調整ができ、締め付け感も少ないという。 中央病院アピアランス支援センターの野澤桂子センター長は「この帽子で自分らしく過ごしてもらえれば」と話す。 価格は税抜き 1 万 5 千円。 売り上げの 1 割は、がん研究センターの研究活動に使われる。 問い合わせは東京義髪整形 (フリーダイヤル 0120・210・903) へ。 (辻外記子、asahi = 7-30-14) かぶせるだけでサドルがドラえもんになるカバー発売! 赤いシッポがポイント エールはかぶせるだけで簡単に装着できるサドルカバー「チャリ CAP (キャップ)」から、人気キャラクター「ドラえもん」をモチーフにした新商品を発売した。 「チャリ CAP」は、自転車のサドルにつけるカバーにデザイン性と機能性をもたせたアイテム。 独自縫製と伸びる素材で一般的な自転車のサドルにフィットする(適合範囲は横 26 - 32cm、縦 29 - 32cm)。 カバーはストラップで固定するため、走行中もずれにくい。 生地には、雨や水をはじく、はっ水加工を施している。 ![]() 種類は「総柄」と「ポケット」の 2 種類を用意した。 「ポケット」は、ドラえもんのトレードマークである鈴と 4 次元ポケットをあしらったデザイン。 取り付けると、サドル後部にドラえもんの赤いシッポが見えるようなデザインとなっている。 「総柄」は、様々な表情をしたドラえもんを一面にプリントした。 中央部には、ドラミちゃんも配している。 価格はいずれも 1,522 - 1,900 円(税込)。 同社オンラインサイト「え〜るどっとこむ」で販売している。 (フォルサ、MyNavi = 7-29-14) W 杯、ユニホームメーカーの「代理戦争」 勝ったのは? ドイツが 4 度目の世界一に輝いて幕を閉じたサッカーワールドカップ(W 杯)ブラジル大会。 舞台裏では各国のチームを巻き込んだもう一つの熾烈な戦いがあった。 勝利したのは - -。 24 年ぶりの激突となったドイツ対アルゼンチンの決勝は、ユニホームメーカーの争いでも 24 年ぶりのアディダス対決となった。 サッカーのユニホーム市場の高騰ぶりはすごい。 香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は先日、来季から 10 年間アディダス製を着る 7 億 5 千万ポンド(約 1,300 億円)のスポンサー契約を発表した。 13 年続いたナイキとの蜜月を解消しての空前の大型契約だ。 世界最大級のスポーツイベントである W 杯もメーカーにとって最高の見本市であり「代理戦争」だ。 ユニホームを提供する代表チームが活躍すれば、それだけテレビなどで見る世界のファンの目に留まるし、ブランド力も上がる。 今回、出場全 32 チームの内訳はナイキが 10 チームで初めて 1 位に躍り出て、アディダスが日本を含む 9、プーマが 8 と続いた。 前回の南アフリカ大会のアディダス 12、ナイキ 9、プーマ 7 から勢力図が逆転。 ドイツの老舗 2 ブランドに比べ、サッカーへの参入が 1994 年と後発の米ナイキが存在感を増した。 米金融情報大手ブルームバーグによると、昨年のサッカー関連の売り上げはアディダスが推定 24 億ドル(約 2,400 億円)、ナイキが 19 億ドル(約 1,900 億円)。 今回の W 杯は、その差を詰める絶好機と言えた。 芝での戦い同様、メーカーの争いは激しく、今回、決勝トーナメントに勝ち上がった 16 チームの内訳はナイキとアディダスが 5 で並び、プーマが 4 と、三つどもえの戦いは続いた。 準々決勝では、長年アディダスをひいきにしながら、より魅力的なオファーを出したナイキに心変わりしたフランスをドイツが破り、自国ブランドの面目を保った。 準決勝はいずれもアディダス対ナイキの図式となり、明暗が分かれた。 ドイツがブラジルに 7 - 1 と圧勝、アルゼンチンがオランダに PK 戦勝ちした時点で、アディダスの 2 連覇が確定した。 選手たちの足元も、アディダスの圧勝だった。 大会最優秀選手に選ばれたメッシ(アルゼンチン)、日本戦のゴールなど計 6 ゴールで得点王になったハメス・ロドリゲス(コロンビア)はともにアディダスのスパイクを愛用。 ナイキ組ではネイマール(ブラジル)が 4 ゴールと気を吐いたが、準々決勝のけがで離脱。 一矢報いたのは、決勝でドイツのゲッツェが左足で蹴り込んだ決勝ゴールがナイキのスパイクから生まれたことか。 アディダスは大会半ばの 6 月 24 日に「勝利宣言」。 サッカー関連の今年の売り上げ目標、20 億ユーロ(約 2,760 億円)の達成が確実となり、ハーバート・ハイナー最高経営責任者が「世界規模でのフットボールの紛れもないナンバーワンブランドとしての傑出した地位を改めて強調することになる」と誇らしげに語った。 世界で計 800 万着以上の代表ユニホームの売り上げを見込み、前回 W 杯があった 4 年前の 650 万着を大きく上回ると予想。 一番人気はドイツ代表で、W 杯の自国開催で最高の売り上げを記録した 06 年の 150 万着を 3 割以上も上回る見通しを発表した。 首都ベルリンでの凱旋パレードに 50 万人近くが詰めかけた人気を考えると、さらに上方修正されそうだ。 (編集委員・稲垣康介、asahi = 7-23-14) 格安ファストファッションの裏側を取材し問題点を考察した本 【書評】 『ファストファッション クローゼットの中の憂鬱』 エリザベス・L・クライン著 鈴木素子訳/春秋社/本体 2,200 円 + 税
【評者】 鈴木洋史(ノンフィクションライター) あるとき著者は家の中にある自分の服をすべて引っ張り出した。 数えてみると 354 点もあり、多くが格安のファストファッションだった。 その服の山を見て憂鬱な気分になったという。 服への愛着も、自分と服との関係性もまったく感じられなかったからだ。 Zara、H & M、Forever21、ユニクロ ・・・。 今やファストファッション市場は世界で 1 兆ドル規模にまで膨張した。 本書は、アメリカ人女性ジャーナリストがその裏側を取材し、問題点を考察したルポルタージュである。 大きな問題のひとつは環境への負荷だ。 ファストファッションは低価格ゆえに、買っては捨て、を繰り返すことに消費者の抵抗は小さい。 企業側も、消費欲を刺激するために短いサイクルで新商品を展開する。 その結果、クローゼットの中は不要な服で溢れる。 それらがリサイクルされ、貧しい人々に届けられるというのは幻想に過ぎないという。 ファストファッションに多いプラスチックを含む混紡はリサイクル不可能だし、もはや貧困層も低品質で流行遅れの服を手に取りたがらないからだ。 そのため、実際には埋め立て廃棄処分になるものが多い。 そもそも膨大な生産自体が環境に大きな負荷をかける。 生産工場のある途上国の労働環境も劣悪なことが多い。 ぎりぎりその日暮らしの生活を送れる「最低賃金」は支払われるが、将来に向けての生活設計を可能にする「生活賃金」が支払われることは少ないからだ。 また、昔の服に比べるとデザインや縫製がシンプルでいいので、腕のいい職人が職を奪われ、技術の継承が行なわれにくい、といったマイナス面もある。 〈海外で生産した商品を低価格で販売すること、世界中にはびこる貧困とは、表裏一体の関係にある。 所得と地域社会の安定を揺るがし、環境問題を絶望的なまでに悪化させているのは、現代人の極端な大量消費だとわたしは思う。 なかでももっとも大量に消費されているものが衣料品だ。 格安ファッションチェーンは、問題の多い現代の消費文化の縮図でもある。〉 著者はそう結論づける。 アメリカ国内のアパレル関係者、一般のファストファッション中毒者、古着の処理工場、さらには中国、バングラデシュ、ドミニカの生産工場までグローバルに取材しただけに、スケールの大きなルポルタージュになっており、読みごたえがある。 最後に著者は、スローファッション(少々高価でも、質のいい服、環境に配慮して作った服などを、愛着を持って長く着ること)への転換を提唱し、そのために服を手作りし、既製の服を手直しし、他人の服を受け継ぐことなどを奨め、自らも実践していると書く。 聞き心地のよい提唱だが、それには簡単に賛同できない。 〈現代は、誰もが流行を追い、最先端の服を身に着けることができる、いわばファッション民主主義の時代〉と著者が言うように、ファストファッションのおかげで貧困層はかろうじてファッションを楽しむことができる。 著者はファストファッションによってアメリカ国内のアパレル産業が大打撃を受けたと嘆くが、その分、労働環境はまだ劣悪なことが多いとはいえ、途上国の雇用は増えたのだ。 "ファッション民主主義" には光もあれば影もあり、立場によってそれは逆転する。 一方的に是か非かと結論付けることは難しい。 (sapio = 7-19-14) 鮮度気にせず楽しむお寿司 握りじゃなくて編みで勝負 ![]() 丸めると握りずしそっくりになる「寿司そっくす」を、富山県高岡市の靴下メーカー「助野」が売り出し、外国人観光客らに好評だ。 富山名物のますずしのほか、マグロやエビなど 7 種。 「ネタ」のデザインは印刷ではなく、すべて編み技術で表現。 イクラのつやなど「職人技」が光る。 1 足 500 円(税抜き)。 土産物店、すし店、旅館など全国約50カ所で販売中。 担当者は「鮮度を心配せずに、末永くご愛用ください。」 (asahi = 7-16-14) 東北復興ブランドからハワイアン・ファブリックパネルが登場 一般社団法人 東北マハロファクトリー 〜 フラダンスの衣装の生地をインテリアに 〜 一般社団法人東北マハロファクトリー(福島県郡山市、代表 : 坂井弘美)は本日、東北復興ブランド「キラ・ウエア」より「ハワイアン・ファブリックパネル」の販売を開始したことを発表しました。 キラ・ウエアは、フラの衣装やハワイをテーマにした雑貨などを主力商品とし、東日本大震災で被災した宮城・岩手・福島の縫製工場や工房が、昨年 9 月に共同で立ち上げたブランドです。 ファブリックパネル(ファブリックボード)とは、木製のパネルにファブリック(布)を張り、壁にかけるなどして生地の柄を楽しむもので、日本でも数年前から、北欧テキスタイルを中心に人気が出てきました。 重厚な絵画と違って軽快で大胆な印象を与えるため最近の住宅の内装にも合うこと、また本体の重量自体も軽いことから、賃貸住まいの人やインテリアにこだわる若い人などに好まれ、広まってきています。 ![]() キラ・ウエアでは、ハワイから輸入したファブリックを使い、フラダンスの衣装などを縫製・販売していますが、鮮やかで美しい生地は、着るだけでなくアートとして鑑賞する価値もあると考え、パネルの制作を開始しました。 宮城県大崎市の工房で、技術に定評のある職人が 1 点ずつ丁寧に作っています。 商品は、EC サイト で購入可能です。 (PR Times = 7-15-14) 外資アパレル、インドで輸出加速 ユニクロも生産の動き、出店も インドで外資系アパレル小売り企業の商品輸出が加速しそうだ。 同国衣料品輸出促進協会は、バングラデシュやカンボジアといった繊維・縫製品の輸出大国で労働争議が相次いでいることなどから、外資がインドでの生産や素材調達を増強し、商品輸出を拡大するとみている。 現地紙ビジネス・ラインなどが報じた。 同協会は、綿花など縫製品素材を安定供給できるようインド政府が注力して競争力強化を図っていることに加え、同国の豊富で安価な労働力も外資系アパレル企業をひきつけているとの見方を示した。 同国では、すでに米衣料大手 GAP (ギャップ)や ZARA ブランドを展開するスペイン衣料大手インディテックスなど世界のアパレル大手が生産を開始している。 また、日本のカジュアル衣料品店「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングもインドでの生産に向けて動き始めた。 将来的には同国への出店も視野に入れているという。 同協会は、ファーストリテイリング側から同国のアパレル製造業者や輸出業者に関する問い合わせがあり、すでに条件に見合う業者リストを手渡したことを明らかにしている。 同国繊維協会によると、同国の繊維・縫製品輸出は、現在、450 億ドル(約 4 兆 5,580 億円)規模で、うち 160 億ドルを外資系が占める。 今年度(2014 年 4 月 - 15 年 3 月)の外資系による繊維・縫製品輸出は 30 - 40% 増と同協会は予測している。 (ニューデリー支局、sankei = 7-14-14) バーバリー、直営店のみ販売へ 消費者に困惑広がる あのチェック柄に代わる服や小物は見つかるのか。 英国の高級ブランド・バーバリーと日本の三陽商会などとのライセンス契約が来年の春夏物で終わる。 流通を担ってきた百貨店や世代を超えて愛好してきた消費者に困惑が広がっている。 40 年以上に及ぶ契約の解消で、三陽商会による紳士・婦人服ブランド「バーバリーロンドン」が消える。 若者向けの「ブルーレーベル」などもバーバリーの名が使えなくなる。 来秋以降、国内のバーバリー製品は直輸入品のみとなり、英国本社が管轄する直営店などでしか売られなくなる。 こうした高級化・直営路線について、同社アジアパシフィック担当のパスカル・ペリエ CEO は「日本は世界有数のラグジュアリー市場。 アジアから富裕層の買い物客も増えており、旗艦店などを通した直営輸入事業は過去 2 年間に他市場を上回る伸び。 今後も成長が期待できる。」 日本で海外ブランドのライセンス生産が盛んになったのは 1970 年代。 だが 90 年代以降は、高級イメージを徹底したい各ブランドの意向で、契約は徐々に解消されてきた。 矢野経済研究所によると、この 10 年間で国内のライセンス生産ブランド品の小売市場規模は 3 割以上減り、約 1 兆 3 千億円にまで落ち込んだ。 (高橋牧子、asahi = 7-12-14) ◇ ◇ ◇ 三陽商会、英バーバリーとの契約終了 アパレル大手の三陽商会は 19 日、英バーバリー社と結んでいた高級ブランド「バーバリー」のライセンス契約を来年 6 月末で終えると発表した。 三陽商会が企画、生産する商品はなくなり、英バーバリー社が直接生産する商品に切り替わる。 三陽商会が国内で展開する若い世代向けの「バーバリー・ブルーレーベル」と「バーバリー・ブラックレーベル」は、新たにライセンス契約を結び、バーバリーという名前は使わずに新ブランドとして残す。 バーバリーは自社で生産する商品を世界各地の直営店で売っている。 日本では、三陽商会が 1970 年にライセンス契約を結び、日本人の体形や好みに合わせた商品をつくり、百貨店などで売ってきた。 (asahi = 5-19-14) ◇ ◇ ◇ 三陽商会、バーバリーとの交渉が正念場 来年契約終了か 英国の高級ブランド「バーバリー」の商品を売り続けることができるかどうか、アパレル大手の三陽商会が正念場を迎えている。 ライセンス契約を結び、バーバリーの洋服などを 40 年以上、製造・販売してきたが、英バーバリー社が契約を来年 6 月末で打ち切る考えを示しているからだ。 バーバリーは、英国で 1856 年に生まれた老舗高級ブランド。 バーバリー社は自社で生産したトレンチコートなどを世界各地の直営店で売っている。 日本では、三陽商会とバーバリー社が 1970 年にライセンス契約を結び、三陽商会が日本人の体形や好みに合った商品をつくってきた。 90 年代以降、価格を抑えた若い世代向けの「バーバリー・ブルーレーベル」や「バーバリー・ブラックレーベル」を発売した。 三陽商会がバーバリーを扱う店は現在、百貨店を中心に数百あり、トレンチコートやワンピースなどが幅広い世代に人気という。 だが 2009 年、当初は 20 年までだったライセンス契約期間を 5 年短縮し、15 年 6 月末までとすることで合意した。 契約更新の可能性は残していた。 しかし、関係者によると、バーバリー社は更新に否定的だという。 「英国の本社が企画する、より高級な商品に統一し、ブランドの価値を向上させていく(関係者)」とみられており、東京・銀座など国内に 14 ある直営店を増やす考えという。 (平井恵美、asahi = 4-24-14) 「富士ソーイング」湯沢に縫製工場、100 人雇用へ 秋田 高級婦人服製造「富士ソーイング(山形県新庄市、長沢憲一社長)」の子会社「YGF」が、湯沢市岩崎の湯沢工業団地に縫製工場を新設する。 12 月中旬の操業開始を目指し、正社員 100 人の雇用を見込んでいるという。 8 日、用地取得契約を締結し、富士ソーイングの担当者は「湯沢市の雇用問題解決の一助になれば」と話している。 富士ソーイングは 1981 年設立。 プリーツなど特殊加工の技術に定評があり、有名デザイナーズブランドの婦人服を製造している。 製品は国内販売が 3 割、輸出が 7 割ほどという。 同社によると、2020 年の東京五輪の開催決定後、外国人観光客が増加、同社の婦人服の売り上げが伸びたため、生産体制を強化する。 湯沢工場の総事業費は約 5 億 1,930 万円。 敷地は、光学レンズ製造販売「エドモンド・オプティクス・ジャパン(東京)」が所有していた未利用地約 9,240 平方メートルで、市の仲介により、YGF が約 5,000 万円で取得した。 市は工業振興条例に基づき、用地取得費の半分を補助する。 YGF は床面積約 2,480 平方メートルの工場建設を計画しており、8 月上旬に着工、12 月上旬に完成する予定だ。 工場誘致を進めてきた湯沢市まるごと売る課は「100 人規模の雇用は非常に喜ばしい。 地域経済の活性化につながってほしい。」と期待している。 (yomiuri = 7-9-14) TPP 加入でベトナム繊維・縫製産業に特需、2 ケタ成長を維持 ベトナムの繊維・縫製産業に注目が集まっています。 TPP (環太平洋戦略的経済連携協定)により、最大の利益を得るのが縫製業と見込まれているためです(サービス業や投資分野の拡大も予想されています)。 ベトナムにおける「繊維・縫製品」の 13 年輸出は 179 億ドル(前年比 18.5% 増)で、「電話・電話部品」に次ぐ第 2 位となっています。 サムスン電子ベトナム (SEV) による携帯電話の輸出が著しく伸びたため、13 年は 2 位に転落しましたが、それまではベトナム輸出産業の主力は「繊維・縫製品」でした。 足元でも、14 年 1 - 6 月期の「繊維・縫製品」輸出は 18.2% 増の 92 億 5,600 万ドルと好調です。 ベトナムの繊維・縫製品輸出先の約 60% が TPP に属する国々で、TPP 加入による関税優遇の恩恵を一番受けやすい業界とされています。 例えば、13 年繊維・縫製品輸出額の約 50% (86 億ドル超)を占める米国の関税は 17 - 18% ですが、TPP 加入後は 0% に引き下げられる予定です。 これにより米国への輸出がさらに拡大し、20 年には 200 億ドルに達すると見込まれています。 このような追い風を受けて、繊維・縫製セクターが買われています。 主な銘柄は、縫製事業を手がけるタインコン縫製商業投資 (TCM)、サイゴン縫製貿易 (GMC)、TNG 商業投資 (TNG) や綿製寝具メーカーのミラエ (KMR) など。 13 年初めから約 1 年半でそれぞれ、560%、80%、93%、132% の上昇を記録しています。 今後の課題は、原材料の現地調達と賃金の上昇です。 ベトナムは裾野産業が十分に発達していないため、原材料の輸入が多く、国内調達率が低い傾向にあります。 商工省のド・タン・ハイ副大臣は、縫製産業の原材料調達に言及し、国内調達率を 15 年に 55%、20 年に 65%、30 年に 70% まで引き上げる方針を発表しました。 また、海外調達先の多くが中国であることも懸念材料です。 以前からボタンや布地など素材の対中依存度が過剰だとする意見が多くありました。 中越関係の悪化でさらにそうした声が強まり、ベトナム繊維縫製業協会はタイ、インドネシア、マレーシアの東南アジア諸国やインド、韓国などに調達先を切り替える方針を示しています。 ベトナムの賃金は東南アジアの中でも比較的安いほうですが、最低賃金の上昇は急ピッチです。 引き上げ幅は 10 年が平均 9.9%、12 年が同 30.1%、13 年は同 15.2%。 最低賃金は主に、縫製や履物などの製造業や水産業に適用されていることが多く、コスト増に直結する問題です。 しかし、このようなマイナス要因を加味しても、縫製産業は TPP を追い風に伸びていくと思われます。 ベトナムの輸出を支える柱となるでしょう。 (大鳥洋子、MorningStar = 7-8-14) 体操着贈る「スーパー爺爺」
【佐野】 東日本大震災の被害が大きい宮城県石巻市の保育園児や幼稚園児に、新品の体操着を贈り続けている縫製会社の社長がいる。 「周囲の協力があり初めてできること。 自分だけ目立ちたくない。」として、現地では「スーパー爺爺」とだけ名乗ってきたが、このほど初めて下野新聞社の取材に応じ、支援を続けてきた経緯を語った。 体操着を贈り続けているのは戸室町の佐瀬輝幸さん (60)。 協力業者から生地を集め、ポケットマネーで自社の従業員らに対価を払って縫い上げてもらうなどして、これまでに 1 千着以上を寄贈した。 佐瀬さんは「石巻の全部の園に渡したい」と意欲を燃やす。 石巻市関係者と自身の人脈をつなぎ、支援活動の広がりにも貢献する。 子どもたちを喜ばせようと、レーシングチーム関係者に頼み込み自動車レース「スーパー GT」の催しを同市で開催。 県内の自動車ディーラーに働き掛け、複数の中古車を同市に寄贈してもらった。 現地を毎月訪れる佐瀬さんは「復興はまだまだこれから。 支援がもっと増えてほしい。」と願っている。 (下野新聞 = 7-6-14) 世界で異なる下着の好み 市場開拓に挑む日本メーカー ![]() 欧州の女性下着市場に、ワコール(京都市)が本気で挑んでいる。 これまでも参入はしていたが、商品性はほめられながら、どうも認知度が低い。 思い切ってやり方を変えてみた。 まずは「知ってもらおう」と、ファッションの都で華やかに動き出した。 ■ ワコールがパリでショー、知名度ネック パリの中心を流れるセーヌ川のほとり、1900 年のパリ万博のために建てられたグラン・パレ。 その一角で 3 日夕、9 人のモデルが、次々にブラジャーやショーツの新作をまとって歩いた。 ワコールが、欧州で初めて開いた大規模な新作ショーだ。 グラン・パレは、シャネルなど高級ブランドも使う場所。 ワコールホールディングスの井出雄三常務は「ここで認められれば、世界に通用する」と力を込める。 女性下着の世界で、欧州は 1 兆 2 千億円の大市場。 コルセットに始まる長い歴史があり、老舗ブランドも多い。 特にドイツ発のトリンプが、圧倒的な存在感を持つ。 同社によると、女性のブラジャー所有枚数はフランスで 9.8 枚、ドイツ 10.0 枚。 日本の 8.6 枚を上回る。 ただ、百貨店などの大型小売店で売るスタイルの日本と違って、欧州は小さなブティックで売る流通形態が主流。 昔からの販売ルートが重んじられやすい。 ワコールは 90 年という早い段階でフランスに現地法人を設けたが、「消費者も保守的で、新興ブランドに手を伸ばしてくれなかった(広報)」ため、長く赤字が続いた。 現在、大手百貨店プランタンのパリの旗艦店にある売り場も、欧州のライバルより小ぶりだ。 ランジェリー部門バイヤーのアリス・バルディ氏は、寄せて上げるといった胸の形を整える技術で「ワコールはライバルの 3 年先を行っている」と評価しつつ、弱点も指摘する。 「身につけたら良さがわかる。 でも、ブランドが知られていない。」 この状況を変えるためにワコールは 2012 年、英国の下着メーカー、イヴィデンを約 200 億円で買収した。 同社が培った販路を生かしつつ、欧州で本腰を入れるための体制づくりを進めてきた。 パリでのショーは、その完了を意味する。 買収した会社は来年から「ワコール・ヨーロッパ」に社名を変える。 ブラジャーなら 5 千 - 1 万円の中高級品を中心にする。 デザインは現地スタッフが考える。 欧米では自分の体にぴったりなものを選ぶ人が多く、パッドなしのブラジャーが多い。 さらに欧州ではレースを多用するといった好みもある。 井出常務は「ワコールの存在感が高まれば、欧州が誇る美しいレースのデザイナーを登用することもできる」と期待する。 長く欧州で苦戦してきたワコールだが、着実に愛用者は増えている。 今月、プランタンの売り場で下着を選んでいた仏西部ラロッシェルの主婦、ジスレーヌ・ドゥドゥニさん (56) は「6 年前からずっとワコールよ。 ワイヤがしっかりしていて胸を美しく保ってくれる。 値段もほどよい。」 ■ つきっきりの接客、補正下着 補正下着のゴールドフラッグ(大阪市)は、米国で成功している。 同社は 00 年代、シリコーン製カップを胸に直接貼る米国製ブラジャー「ヌーブラ」を、日本でも流行させたことで知られる。 いま乗っているビジネスは、自社製の補正下着を直営店で売る「ブラデリス ニューヨーク」だ。 日本で始めたが、認知度アップを狙って 12 年、パリと並ぶファッション発信地で、ブランド名にも使う米ニューヨークに進出した。 店で売るブラジャーの中心価格帯は 9 千円前後。 ほとんど日本製なので割高だが、顧客のリピート率は 5 割ほど。 大手メーカーの 2 倍近い高さを誇る。 ひけつは、つきっきりの接客だ。 補正下着の役割は年齢に伴って変わってきた胸の形を戻すこと。 来店客に 1 時間近く相談に乗り、病院さながらの「カルテ」をつけ、胸の形を調べる。 その場で肩ひもやカップなどの調整もして、下着の効果を理解してもらう。 これが受け、13 年度はニューヨークの 3 店とも、前年度の 2 倍の約 1 億円を売り上げた。 ブランド力を生かして半年前に台湾にも出店。 林道規・営業第一部長は「香港やシンガポールでも」と意欲的だ。 日本の女性下着市場は、10 年前の 8 千億円から、7 千億円弱に縮んだ。 統計に含まれないユニクロなどアパレル業界の安価な下着に市場を奪われていることもある。 今後は、人口減も待っている。 これもメーカーの欧米展開を後押しする。 ただ、参入は容易ではなく、二の足を踏む企業もある。 肌着大手グンゼ(大阪市)は、好みや体形が日本人に近いアジアでの足固めを狙う。 3 年前、北京で合弁会社をつくった。 先々は東南アジアを視野に入れる。 (青田秀樹 = パリ、笠井哲也、asahi = 7-6-14) 大手百貨店売上高、反動減続く 6 月、天候不順も影響 大手百貨店 4 社が 1 日発表した 6 月の既存店売上高(速報)は、消費税増税前の駆け込み需要の反動減が続き、全社が 3 カ月連続で前年同月を下回った。 2 社は 5 月より下落幅が縮小したが、残り 2 社は天候不順の影響などで悪化した。 高島屋は 4.9% 減で、下落幅は 5 月から 1.7 ポイント縮小。 J・フロントリテイリングは 4.8% 減で 2.9 ポイント縮小した。 いずれも反動減の影響は和らいだが、マイナス基調が続いている。 三越伊勢丹ホールディングスは 5 月から 1.9 ポイント悪化の 4.6% 減、そごう・西武も 1.8 ポイント悪化の 4.7% 減。 雨天が続き、女性向け夏物衣料などが振るわなかった。 (北海道新聞 = 7-1-14) 裸より涼しい? 空調服を着てみた まるで歩く扇風機 ![]() あ〜、暑い。 まだ梅雨なのに ・・・。 扇風機を身につけて歩けないかな、なんてことを考えていて思い出したのが「空調服」。 売り文句は「裸より涼しい。」 そういえば、10 年ほど前に同僚が着ていた。 まだ売っているのかとネットで検索すると、品切れ続出となっている! さっそく、埼玉県戸田市にある株式会社「空調服」を訪ねた。 ◇ JR 埼京線の戸田公園駅から徒歩 10 分。 3 階建てビルに「空調服」の看板が掲げてある。 この日のために同僚から借りた、青いジャンパー型の空調服を着込んで、市ケ谷弘司社長 (66) に話を聞いた。 「あっ、空調服お持ちなんですか? でも、フロントのジッパーはちょっと開けた方が風が抜けていいんですよ。 ちょっと失礼。 こんな感じですね。」 いきなり着こなしを指導されてしまった。 もちろん市ケ谷さんも空調服姿だ。 エアコンの入っていない部屋で 2 人きり。 会話が途切れると、「ウィーン」という空調服に取り付けられたファンの回転音が響き渡る。 6 月中旬の雨上がりの蒸し暑い日だったが、2 時間近く取材していても暑いと感じることはなかった。 空調服の構造はいたってシンプル。 腰の左右に取り付けられた二つのファンを電池で回転させ、服の内部に風を送り込む。 汗が蒸発する際の気化熱で体を冷やす仕組みだ。 「汗をかいても、それが蒸発しなければ体を冷やすことはできません。 それを手助けするシステムが空調服なのです。」 ◇ 正直な話、街中で空調服を着ている人を見かけたことはない。 でも、ネット上で売り切れ続出となっている。 その理由を尋ねると、意外な答えが返ってきた。 「一般ユーザー向けというより、玄人向けなんです。 主に建築現場などで作業する方が購入されています。」 なるほど、道理で見かけないわけだ。 暑くても外で作業せざるを得ない人向けに開発したのか。 ところで、どうして現場で支持されているのか? 「一番は作業効率のアップです。 汗をかく量が減ることで、それまで 3 リットル飲んでいた水が 1 リットルに減ったとか、作業ミスが減ったり、ケガが少なくなって社会保険料の企業負担が減ったり。 一度使った方は、ほぼ 100% リピーターになっていただいています。」 (asahi = 6-26-14) ひも付き子ども服、事故防止のため JIS 認めず 経済産業省は 24 4日、頭や首回りなどにひもを使った子ども服について、工業製品の国内統一規格である「日本工業規格 (JIS)」として認めないと発表した。 ひもが子どもの首などにからまる事故を防ぐためだ。来年 12 月から適用する。 JIS は、製品の品質や安全性などを保証する国内の統一規格。 JIS 以外の製品も売ることはできるが、衣料品を売るスーパーなど小売り大手の多くは JIS を基準に製品を仕入れているため、今後はひもつきの子ども服は大幅に減るとみられる。 経産省の審議会「日本工業標準調査会」が 23 日に決めた新しい規格案によると、7 歳未満の子ども服ではパーカのフードなど、頭や首回りにひもを使うことを禁じる。 13 歳未満の服では、車のドアなどに挟まるおそれがあるとして背面にひもを使うことも禁じた。 経産省によると、欧米では子ども服のひもが原因の死亡事故が起きている。 国内では事故の報告はないが、東京都のアンケートでは、保護者の 8 割近くが「危険を感じたことがある」と回答したという。 (asahi = 6-24-14) 女性向け湯あみ着、混浴に ワコールと真庭市が開発 ![]() 岡山県真庭市にある川床にわく湯原温泉の「砂湯」を訪れる女性客のために、同市と大手下着メーカーのワコール(京都市)が「湯あみ着」を共同開発し、20 日にお披露目した。 砂湯は混浴だが、水着では入れないため、利用客の約 8 割は男性だ。 湯あみ着で女性客にも人目を気にせず入ってもらうのが狙い。 元京都府副知事の太田昇市長が、親交のあった真庭市出身の安原弘展・ワコール社長に相談。 昨年から試作を重ね、旅館のおかみさんの意見も採り入れて開発した。 湯あみ着はワンピースで楽に着脱できる。 裏地はメッシュにしてお湯に入った時に水が抜けて服が膨らまない構造にした。 実際に着て湯に入ったおかみさんたちは「着心地が良く、安心して入浴できる」と話した。 湯原温泉が語呂合わせで「露天風呂の日」とする 6 月 26 日から旅館などで 1 着 6 千円(税込み)で販売。 有料で貸し出しもする。 問い合わせは湯原町旅館協同組合事務局 (0867・62・3024)、ワコールお客様センター(平日 = 0120・307・056)。 (松尾俊二、asahi = 6-21-14) 日焼け防ぎ、早く乾く デサントがパーカー発売 ![]() デサントは、水着の上に着れば日焼けを防げる女性向けの「T-body パーカー」を 6 月下旬から百貨店などで販売する。 サーフィン用の水着のように、紫外線をほとんど通さず、速く乾く素材を使った。 デザインは 2 種類で、ともに白やピンクなど 5 色。 価格は税抜きで 5,900 円と 6,900 円。 (asahi = 6-21-14) |