米フェイスブック、対話アプリ会社を 1.9 兆円で買収 【シリコンバレー = 奥平和行】 交流サイト (SNS) 最大手の米フェイスブックは 19 日、スマートフォン(スマホ)を通じた短文などのやり取りに使うアプリ(応用ソフト)を提供する米ワッツアップ(カリフォルニア州)を約 190 億ドル(約 1 兆 9,400 億円)で買収すると発表した。 人気サービスを取り込み、急成長が続くスマホ関連分野を強化する。 フェイスブックは 2012 年に写真共有アプリの米インスタグラム(カリフォルニア州)を約 7 億ドルで買収したが、今回はこれを上回る過去最大の M & A (合併・買収)。 コミュニケーション用のアプリでは楽天がバイバー・メディア(キプロス)を 9 億ドルで買うことを決めたばかりで、スマホ時代の成長分野を巡る買収合戦が激しくなってきた。 買収は約 40 億ドルの現金と 120 億ドル相当の自社株を組み合わせて実施する。 これとは別に買収完了後から 4 年間にわたって、ワッツアップの創業者や社員に 30 億ドル相当のフェイスブック株を割り当てる。 買収手続きは 14 年後半に終える見通しだ。 買収後もワッツアップを独立したサービスとして継続する。 ワッツアップは米ヤフー出身のヤン・クーム最高経営責任者 (CEO) らが 09 年に設立した。 現在、社員は約 50 人。スマホがインターネットにつながっていれば安価な基本料金のみで短文などをやり取りできるのが特徴だ。 現在は世界で 4 億 5,000 万人が使い、さらに 1 日百万人のペースで利用者が増えている。 日本発の LINE (ライン)や中国の微信(ウィーチャット)などのチャット(対話)アプリと競っている。 19 日の投資家向け説明会でフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者 (CEO) はワッツアップについて「フェイスブックよりユーザーが使う頻度が高い唯一のアプリだ」と説明。 「当社はここ数年(スマホなど)モバイル関連を強化しており、ワッツアップと組むことで新たな顧客体験を提供できる」と述べた。 フェイスブックは SNS の利用に使うアプリの使い勝手を高めると同時に、チャットやニュース閲覧など用途を絞ったアプリの開発・提供に力を入れている。 ワッツアップの買収もこの一環だが、市場関係者の間には買収金額の高さや収益化の道筋が不透明なことを危惧する声もある。 19 日の米株式市場の時間外取引でフェイスブックの株価は一時、同日終値より 5% 超下落した。 (nikkei = 2-20-14) 通話アプリ「楽天でんわ」が国際電話に対応 30 秒 10 円 楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズは 2 月 19 日、スマートフォンの通話料を半額にするとうたうアプリ「楽天でんわ」で国際電話に対応した。 国内通話料と同等の 30 秒 10 円で発信できる。 (ITmedia = 2-19-14) ◇ ◇ ◇ 楽天社長「新たな歴史開く」 通話アプリのバイバー買収 楽天は 14 日、欧州の通話アプリサービスの提供会社、バイバー・メディア(キプロス、リマソール市)を 3 月下旬に買収すると発表した。 全株を取得し、新株発行も引き受ける。 投資総額は 9 億米ドル(約 920 億円)に上る。 トルコの IT (情報技術)企業が開発したバイバーは通話品質に定評があり、無料の国際通話に多く使われている。 登録ユーザー数は約 2 億 8,000 万人。 楽天はバイバーの通話サービスを提供するほか、コンテンツ事業や電子商取引 (EC) 事業、金融事業の国際展開の拡大につなげる。 同日会見した楽天の三木谷浩史社長は「バイバーを活用してメッセージ機能を EC 事業と密に結合させることが可能だ。 楽天グループにとっても新たな歴史の幕開けとなる。」と述べた。 日本には「LINE (ライン)」など無料通話アプリが急速に普及しているが、「十二分にバイバーが日本で成長する余地はある」と自信を示した。 業績への影響は「現時点では見積もりが困難。 今後精査のうえ開示すべきことがあれば追って開示する。」としている。 楽天は併せて、全額出資子会社でオンライン旅行予約サービスの楽天トラベルを 4 月 1 日付で吸収合併すると発表した。 EC サイトとの相乗効果を高めるためという。 (nikkei = 2-14-14) ◇ ◇ ◇ 番号そのままでスマホ通話料を半額に 「楽天でんわ」、フュージョンが投入 「スマホの通話料に改革を - -。」 楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズは 12 月 5 日、スマートフォンの通話料を半額にするとうたう「楽天でんわ」サービスを始めた。 専用アプリから電話をかけると、LTE スマートフォンの一般的な通話料の半額となる 30 秒 10.5 円で国内通話できる。 初期費用や月額基本料は無料。 専用の Web サイトから電話番号やクレジットカード情報などを登録した上で、iOS/Android アプリをスマートフォンにインストールして通話すると、フュージョンの電話回線を経由して音声を届ける。 スマートフォンだけでなく、フィーチャーフォンや固定電話にもかけられる。 電話をかける際、番号の頭に自動で「0037-68-」を付けることでフュージョンの電話回線を経由する仕組みだが、着信先には「0037-68-」は表示されず、利用中の携帯電話番号が通知されるため、電話を受ける側も違和感がないという。 パケット通信を利用した無料通話アプリとは異なり、移動中の通話の途切れや、聞き取りにくいといった音質の問題もないとしている。 通話料 100 円につき「楽天スーパーポイント」が 1 ポイント付与される。 アプリに「無料通話リスト」機能を備えた。 家族間や同キャリア間など、キャリアが無料通話を提供している番号を登録しておけば、「0037-68-」を付けずに発信でき、従来通り無料通話が利用できる。 普及が進んでいる LTE スマートフォンは、標準プランの通話料は各社一律 30 秒 21 円。 基本料金に無料通話分も含まれておらず、ユーザーの通話料単価は増加傾向にあると同社は指摘する。 「日本の通信環境をドラスティックに変えるという創業当初のコンセプトの下、今後もユーザーベネフィットを徹底的に追求したサービスを創出する」としている。 (ITmedia = 12-5-13) 10 - 17 歳の 6 割、携帯電話保有 ネット利用は 2 時間 10 - 17 歳の子どもの 6 割がスマートフォンなどの携帯電話を持ち、1 日に平均 2 時間近くインターネットを使っている - -。 内閣府が 19 日、そんな調査結果を公表した。 今年度の調査は昨年 11 - 12 月に、10 - 17 歳の子どもを対象に実施。 約 1,800 人から回答を得た。 携帯電話を持つ割合は 60% で、前年度より 5 ポイント上がった。 小中高別にみると小学生で 37%、中学生は 52%、高校生は 97% に達した。 3 年前と比べると、中高生の保有率はほぼ横ばいだが、小学生では 2 倍近くに伸びた。 年齢が低い子への普及が進んでいる。 (asahi = 2-19-14) エプソン、新型スマートグラスを使った「古墳バーチャルガイド」の実証実験 セイコーエプソンは、奈良県明日香村、東京大学池内・大石研究室、アスカラボと共同で、エプソンの新型スマートグラス「MOVERIO (モベリオ) BT-200」を用いて「古墳バーチャルガイド」の実証実験を、明日香村の石舞台古墳で 2 月 22 日、2 月 23 日、3 月 1 日、3 月 2 日に実施すると発表した。 今回の共同実証実験では、エプソンが「MOVERIO BT-200」を 10 台提供し、AR 技術を組み合わせることで、石舞台古墳の築造過程を 3D 映像で紹介する「古墳バーチャルガイド」サービスとして、希望の顧客に体験してもらう。 実証実験により明日香村は、シースルー型スマートグラスの利点や運用上の課題を評価し、明日香村におけるバーチャル遺跡復元・観光ガイドサービスの実用化に向けた検討を行うという。 実験では、明日香村地域振興公社が運営サポート、東京大学池内・大石研究室が CG モデル提供、アスカラボがアプリ開発・コンテンツ制作を行う。 (MyNavi = 2-18-14) スマホで愛犬の健康管理、迷子の際居場所確認も NTT ドコモは、スマートフォンで愛犬の健康管理や居場所の確認ができるサービス「ペットフィット」を 3 月から始める。 愛犬の首などに通信端末をつけて、犬が歩いているか眠っているかなどをセンサーで感知し、飼い主に伝える仕組み。 運動量や睡眠時間などをアプリに記録し、離れた場所にいてもペットの健康状態を知ることが出来る。 犬が迷子になった際には、居場所の確認にも使える。 NTT ドコモ以外のスマートフォン利用者でも使える。 利用料金は、契約後の 1 年間は機器と通信料、サービス利用料の合計で 2 万 5,900 円(税抜き)。 2 年目以降は年 7,500 円(同)。 NTT ドコモは、大学や医療機関などと協力して、データを犬の病気の早期発見などの研究にも生かしていく考えという。 (yomiuri = 2-16-14) 有名シェフの料理、動画で配信へ ライブ中継も 料理教室の ABC クッキングスタジオと NTT ドコモは、国内外にある料理教室向けに、ベテラン講師や有名シェフの調理動画を配信する「グローバルレッスン」サービスを今年度中に始める。 各国向けの字幕や自動翻訳システムの利用を検討しており、国内海外を問わず、調理動画を共有できる。 ライブ中継も計画している。 ドコモグループの野菜宅配会社「らでぃっしゅぼーや」で、料理に使う食材と ABC でのレッスン体験のセット販売をすることも検討している。 (asahi = 2-11-14) アップル CEO、年内に新分野の商品発売を表明
米アップルは 7 日、年内に発売する方向で複数の新分野の商品を開発していることを明らかにした。 米ウォール・ストリート・ジャーナルにティム・クック最高経営責任者 (CEO) が語った。 生体データ解析の専門家を相次ぎ雇うなど健康管理機能を持つ腕時計型の端末などを開発しているようだ。 クック氏は 140 億ドル(約 1 兆 4,300 億円)規模の自社株買いを 1 月 27 日の決算発表から 2 週間にわたり進めていることも表明した。 3 - 4 月の間に新たな自社株買い計画も公表するという。 2 月末の株主総会を前に、自社株買い枠を 500 億ドル積み増すよう圧力をかけている「物言う投資家」のカール・アイカーン氏からの批判をかわす狙い。 アイカーン氏はツイッターで「内部留保は積み上がっている。 もっと自社株買いを。」と語った。(シリコンバレー = 兼松雄一郎、nikkei = 2-8-14) ◇ ◇ ◇ アップル、サファイアディスプレイの大量生産体制を構築中か モバイルデバイスにサファイアスクリーンを搭載する Apple の計画について、憶測が盛んに飛び交っている。 それらの計画は、ようやく具体化してきたようだ。 9to5Mac は米国時間 2 月 6 日、Apple がサファイアディスプレイの大量生産の準備を進めていると報じた。 9to5Mac はアナリストの Matt Margolis 氏の協力を得て、Apple が先頃、サファイアディスプレイの生産に使われる炉室を GT Advanced Technologies に大規模な発注をしたことを明かした。 9to5Mac によると、GT Advanced は既に 518 の炉室システムを受け取っており、それらを稼働させれば年間 1 億 300 万 - 1 1億 1,600 万台の 5 インチディスプレイを生産できるという。 (さらに 420 の炉室システムを発注済みで、それらが加われば、生産台数は 2 倍近くに増える)。 GT Advanced は、ディスプレイが高品質基準を満たせるように、「Intego Sirius Sapphire Display Inspection Tool」コンポーネントも発注済みだ、と 9to5Mac は報じている。 Apple は 2013 年 11 月、アリゾナ州に建設した同社の新工場でサファイアベースの材料を製造するため、GT Advanced と契約を締結している。 (Desiree Everts DeNunzio、Cnet = 2-7-14) (注) アップルが、この GTAT のディスプレイを採用することにでもなれば、シャープは最大の顧客を失うことになります。 ◇ ◇ ◇ 米アップル、4 四半期連続で減益 旧型人気で利益率低下 米アップルが 27 日発表した 2013 年 10 - 12 月期決算は、純利益が前年同期に比べ、微減の 130 億 7,200 万ドル(約 1 兆 3,400 億円)だった。 値下げした旧型モデルに人気が集まったため利益率が低下したことが響いた。 これで 4 四半期連続の減益となり、業績の伸び悩みが一段と鮮明になった。 売上高は同 5.6% 増の 575 億 9,400 万ドル(約 5 兆 9 千億円)となり、四半期ベースでの過去最高をぬりかえた。 昨年秋以降、主力商品のスマートフォン「iPhone (アイフォーン)」とタブレット端末「iPad (アイパッド)」の新モデルを相次いで売り出した効果が出た。 製品別の販売台数では、iPhone は同 7% 増の 5,102 万台が売れたが、事前の市場予想(約 5,500 万台)は下回った。 この結果を受け、27 日の米株式市場の時間外取引で、アップルの株価は通常取引の終値と比べ、一時 7% 超値下がりした。 iPad は 14% 増の 2,603 万台、パソコン「Mac (マック)」も 19% 増の 483 万台が売れ、ともに好調だった。 (ニューヨーク = 畑中徹、asahi = 1-28-14) サムスンの新端末「GALAXY S5」、2 月下旬に発表か サムスンは現地時間 2 月 3 日、同社の次期主力製品を 2 月 24 日開催の Mobile World Congress で発表すると発表した。 この「Unpacked 5」イベントは、ほかならぬ新端末「GALAXY S5」の披露の場になる可能性が極めて高い。 サムスンは例年この時期に、つまり Mobile World Congress が開催される 2 月下旬か、あるいは 2013 年に「GALAXY S4」をニューヨークで発表したように 3 月上旬のいずれかに「GALAXY」シリーズを発表している。 次世代 GAXAXY スマートフォンに関するうわさでは、2,560 x 1,440 の超高解像度 AMOLED ディスプレイ、サムスン製 64 ビットの 8 コアプロセッサ「Exynos」を採用するとされている。 また、16 メガピクセルのカメラ、3G バイトの RAM、4,000mAh の大容量バッテリを搭載するとみられる。 このほかの特徴としては、金属製シャーシを使ったまったく新しいデザインから、指紋スキャン機能や新たな長時間駆動バッテリ技術にまで及んでいる。 (Jessica Dolcourt、Cnet = 2-4-14) スマートニュース 300 万 DL 突破 アプリ開始 14 カ月 スマートフォン向けのニュース閲覧アプリ「スマートニュース」のダウンロード (DL) 数が、300 万を超えた。 12 年 12 月に提供を始めてから 14 カ月での大台突破。 国内 1 千万 DL を視野に入れ、海外展開も計画中という。 スマートニュース社(東京・渋谷)が 3 日、発表した。 同社によると、DL 後の使用頻度が高いのが特徴。 DL した人のうち、スマートニュースのアプリを 1 日に 1 回以上使う人の割合は 38%。 月に 1 回以上使う人の割合は 75% に上るといい、ほかの多くのニュース提供アプリを上回っているとみられる。 スマートニュースには現在、55 社 102 媒体が速報ニュースや生活情報を提供。 新聞社や通信社、ビジネス誌、IT 系ニュースサイトなど多岐にわたる。 同社はこうした媒体社の一部には配信料を支払っているが、アプリを無料で提供し、広告も載せていない。 このため現時点では収入がなく、投資家らからの資本金で運営している状況だ。 (asahi = 2-3-14) ドコモ、今夏にも次世代通話サービス 音質、格段に向上 NTT ドコモは 31 日、今夏にも次世代の通話サービスを始めると明らかにした。 音声のやりとりに高速通信規格 LTE を使い、今よりも格段に音質がよくなる。 サービスを使うには対応した新しい端末が必要となる。 KDDI (au) やソフトバンクも導入の準備を進めている。 「ボイス・オーバー・LTE(ボルテ)」と呼ばれる技術で、韓国などではすでに実用化されている。 ドコモの加藤薫社長が 31 日、東京都内で会見し、「冬商戦より早い時期に(対応した新端末を)出す可能性がある」と語った。 新サービスでは、よりはっきり聞こえて微妙なニュアンスが聞き分けられやすくなったり、呼び出し音が鳴り出すまでの時間が短くなったりする。 現在の音声通話は、LTE 対応の端末でも、自動的に 1 世代前の通信規格 3G を使うようになっている。 (asahi = 2-1-14) サムスンとグーグル、特許相互使用で長期契約 【ソウル】 韓国のサムスン電子と米グーグルは、幅広い分野の技術特許について長期のクロスライセンス契約を締結した。 サムスン電子が 27 日明らかにした。 サムスン電子は発表文で詳細には触れず、両社の既存特許と向こう 10 年間で申請が見込まれる特許が契約対象だと述べた。 グーグルのアレン・ロー法務副部長(特許担当)はこの発表文で「両社はこうした契約に力を合わせることで訴訟になる可能性を減らし、代わりに技術革新に集中することができる」と述べた。 出荷台数で世界最大の携帯電話機メーカーであるサムスン電子は、大半のスマートフォンにグーグルのモバイル端末向け無償ソフト (OS) 「アンドロイド」を採用している。 アンドロイド端末は米アップルの「iOS」を搭載した端末と激しく競っている。 サムスン電子はアップルとはモバイル技術関連の特許をめぐり米国と韓国のほかさまざまな国の法廷で争っている。 ある注目案件での米連邦陪審の評決によると、サムスン電子はアップルの特許を侵害したとして 9 億 3,000 万ドルの賠償を義務づけられている。 (Min-Jeong Lee、The Wall Street Journal = 1-27-14) ソフトバンク、スマホ通話に定額制 ドコモと KDDI も追随か ソフトバンクは 24 日、4 月 21 日からスマートフォン(高機能携帯電話)の音声通話に定額制を導入する、と発表した。 定額データ通信とセットで一定の回数、時間まで使い放題とする。 高止まりしているスマホの通信料に定額通話を導入することで、契約者増に結びつける。 携帯電話各社は自社の契約者間の通話を月額 1,000 円弱で使い放題としているが、ソフトバンクは他社の携帯電話や固定電話にかけても定額にする。 グループの PHS 事業者ウィルコムが導入している定額通話サービスを本体のスマホ契約者にも広げる格好だ。 音声通話とデータ通信を組み合わせた定額制プランは 3 種類。 月額 6,980 円(税抜き、以下同)のプラン(M パック)は月 7 ギガバイトまで、月額 9,980 円のプラン(L パック)は月 15 ギガバイトまでデータ通信が使える上、相手先の携帯電話会社を問わず 1 回 5 分以内の通話を月 1,000 回まで使い放題とする。 月額 5,980 円のプラン(S パック)はデータ通信が月 2 ギガバイトまで使え、1 回 3 分以内の通話を月 50 回まで無料とする。 いずれも 2 年契約で、別に月額 980 円の基本使用料がかかる。 利用できるのは高速データ通信サービス「LTE」に対応するスマホの新規購入者や、該当機種に変更する人。 通話をほとんどしない人は逆に割高になってしまうケースもあるため、従来の料金体系も残す。 スマホは通話料金が割高なため、無料通話アプリ(実行ソフト)「LINE (ライン)」などを使うケースが増え、音声通話の利用が減少している。 このため NTT ドコモや KDDI (au) も LTE での通話定額制導入を検討しており、追随する可能性がある。 (SankeiBiz = 1-25-24) 公衆電話、増税で通話短く 1 分 10 円 → 57.5 秒に NTT 東日本と西日本は、4 月からの消費増税に伴い、10 円でかけられる公衆電話の通話時間を短くする。 市内(昼間)は、現在の 1 分 10 円を 2.5 秒短くして 57.5 秒にする。 市内通話の見直しは 1994 年 4 月以来、20 年ぶりとなる。 24 日にも総務省に料金の改定を届け出る。 市外通話(昼間)は、10 円での通話時間を 0.5 - 2 秒短くする。 隣接区域の場合、現在の 10 円 42.5 秒を 40.5 秒に、160 キロを超える区域では 10 円 8.5 秒を 8 秒にする。 携帯電話の普及で、公衆電話の設置台数は減っている。 85 年には約 93 万台あったが、昨年 3 月末には約 21 万台になった。 (asahi = 1-25-14) 曲面スマホが初登場 au 春モデルは大画面中心 KDDI (au) は 22 日、液晶画面や本体がゆるやかにカーブしたスマートフォンなど、春商戦向けの新商品の5機種を発表した。 スマホ 4 機種とタブレット 1 機種で、25 日から順次発売する。 本体が湾曲しているのは韓国 LG 電子の「G Flex」。 こうした「曲面スマホ」が国内で発売されるのは初めて。 曲面の液晶は 6 インチと大きめ。 手の動きに合わせ、使いやすいデザインにしたという。 スマホでは、動画を長時間、楽しむ人が増えていることから、大画面の商品を充実させた。 ソニーの「エクスペリアZ Ultra」は液晶が 6.4 インチ。 薄さも 6.5 ミリで世界最薄という。 (asahi = 1-22-14) ドコモ、Tizen スマホ導入を当面見送り 「モバイル環境の変化」 NTT ドコモは 1 月 16 日、2013 年度内に予定していた「Tizen」OS を搭載するスマートフォンの導入を当面見送ることに決めたと発表した。 「モバイル市場を取り巻く環境の変化に鑑み、当面見送ることにした」と説明している。 Tizen は Linux ベースのオープンソースモバイル OS。 昨年 2 月、Tizen の普及に取り組む Tizen Association が同年後半にドコモが搭載端末をリリースすると発表。 加藤薫社長は「一生懸命開発している。」などと述べていたが、ドコモは昨年 9 月に iPhone 販売に参入しており、状況が変化していた。 ドコモは「引き続き Tizen Association のメンバーとして Tizen OS の普及に向けて取り組んでいく」としている。 (ITmedia = 1-16-14) 端末いろいろ、置くだけで充電 インテルの試作品 コードをつながなくても、異なる端末をまとめて置けば充電できます - -。 米ラスベガスで開催中の家電見本市「CES (セス)」で、米半導体最大手インテルが未来のスマート充電器を披露した。 まだ試作品だが、メガネ型や腕時計型など様々なウエアラブル(身につけられる)端末が普及するのをにらみ、異なる充電器を持ち運ぶ煩わしさを解消するねらいだ。 「ウエアラブル端末を持つにつれ、どうやってすべてを充電するのか、充電コードはどこに置くのかという問題が出てくる。 その答えが、これだ。」 インテルのブライアン・クルザニッチ最高経営責任者 (CEO) は 5 日夜の基調講演でそう語った。 直径約 25 センチの黒いボウル型充電器に複数の端末を次々に置いてみせると、それぞれに充電マークが点灯した。 金属の接点などがなくても、電力を伝えるワイヤレス充電の技術を生かした。 すでに電動歯ブラシやコードレス電話などでも実用化されているが、インテルが開発中の方式は、端末と充電器に多少のすき間があっても、複数の端末を同時に置いても充電可能だ。 端末側もインテルの方式に対応する必要があるが、同社は「市場投入を目指して今後、メーカーと開発を続ける」としている。 (ラスベガス = 藤えりか、asahi = 1-10-14) 和製スマホ、欧米で人気 … 丈夫で聞きやすい 米アップルの iPhone (アイフォーン)をはじめとする海外勢に押され気味の日本勢のスマートフォンだが、独自の技術をいかして海外で人気を集める機種もある。 富士通と京セラ製のスマホで、音声を聞き取りやすくするなど基本性能を高めたことで、高齢者や建設現場の潜在需要を掘り起こした。 ◆ 高齢者 富士通は、2013 年 6 月からフランスの通信大手「オレンジ」を通じて高齢者向けのスマホの販売を始めた。 当初はパリ近郊など、高齢者が多く住む地域の 90 店舗に限って販売したが、利用者の反応が良かったため、13 年 10 月からはフランス全土の 250 店舗に拡大した。 フランスで売られているスマホは、12 年 8 月から日本で販売している「らくらくスマートフォン」がベースだ。 画面の操作ボタンを大きめにしたほか、話し相手の声の速度を自動的に落として聞き取りやすくする機能を設けた。 加齢と共に徐々に聞こえにくくなる高音域が、聞こえやすいように調節できる機能も好評という。 購入後 3 か月間は無料の電話相談に応じるサービスも、機械の操作が苦手な人が多い高齢者に喜ばれているという。 富士通は 01 年から高齢者向け携帯電話を販売しており、10 年以上にわたって培ったノウハウをいかした。 富士通の山本正已社長は、「口コミで徐々に人気が広がっており、2 - 3 の通信会社から自分たちも取り扱いたいとの話が来ている。 次は欧州全土、さらに世界全土に広げていきたい。」と意気込む。 ◆ 建設現場 京セラが米国で販売しているスマホは、音声の聞こえやすさが売りだ。 13 年夏から投入しているスマホは、独自のセラミック技術を応用して、画面全体を振動させる機能を搭載した。 受話口は設けず、音と振動で画面のどこに耳を当てても聞き取れるようにした。 駅など雑踏での通話のしやすさが人気だという。 これに加えて耐衝撃性や防水機能を備えた機種もあり、騒音が大きい建設現場などで多く利用されている。 京セラの 13 年 1 - 6 月の北米でのシェア(市場占有率)は、韓国のサムスン電子、アップル、LG に次いで 4 位だ。 アップルやサムスンに押され、日本の携帯電話メーカーのスマホ事業からの撤退が相次いでいるが、富士通や京セラは、独自の技術で現地の需要を掘り起こしたことで、一定の存在感を示している。 「今後も現地の意見を吸い上げて製品を改良していく(京セラ)」ことができるかどうかが、日本勢がシェアを高めるためのカギとなりそうだ。 (森田将孝、yomiuri = 1-6-14) スマホで古地図上を散歩「今昔マップ」 街の変化一目で JR 山手線で新橋駅に到着。 でも、スマホの地図で現在地を見ると駅名は「からすもり」。 並走する新幹線も、近くの首都高も画面にはありません。 実は映し出されているのは約 100 年前の地図なんです。 ■ 街の変化が一目で これは埼玉大の谷謙二准教授が開発した「今昔マップ on the web」。 パソコンやスマホからアクセスできます。 1896 年以降の九つの年代の地図と、現在の地図が画面に分割表示でき、街の変化が一目でわかります。 首都圏や京阪神圏、東北地方の太平洋岸など、全国 8 地域を公開中。 スマホの全地球測位システム(GPS)機能を使うと、移動ルートを表示することも可能です。 ![]() 今年 9 月に公開されると、ツイッターなどで「すごい!」、「ついつい見てしまう」と話題になりました。 皆さんどんな使い方をしているのでしょうか? まず気になるのは自分の家。 周囲の様子だけでなく、「盛り土や切り土など、防災情報を個人で調べることができます」と谷准教授。 また、郷土学習の資料としても活用されています。 (asahi = 12-27-13) ドコモ、ビジネススマホ「F-04F」を 1 月 6 日に発売 NTT ドコモは 12 月 25 日、ビジネス向けスマートフォン「F-04F」を 2014 年 1 月 6 日に発売すると発表した。 専用料金プランとして、データ通信が月額 2,980 円で利用できるパケット定額サービス「Xi パケ・ホーダイ for ビジネス」も提供する。 電話やメールなどの基本機能に特化したユーザーインターフェース「シンプルホーム」や省電力ディスプレイ「WhiteMagic」を搭載。 指先のみでロックを解除できる「スマート指紋センサー」やパスワードを一括管理するアプリ「パスワードマネージャー」を採用し、セキュリティを強化した。 約 4.3 インチの QHD 液晶と約 810 万画素の CMOS カメラを備えたほか、IPX5/8 相当の防水性能と IP5X 相当の防じん性能にも対応している。 本体サイズは高さ約 131mm x 幅約 65mm x 厚さ約 11mm で、重量は約 140g。 カラーはブラックのみ。 (松田真理、Cnet = 12-25-13) スマホのフィルタリング徹底を 警察庁、事業者に要請へ 【吉田伸八】 スマートフォン(スマホ)が子どもに普及し、利用に伴う犯罪被害が増えているため、警察庁は 19 日、都道府県警に対策を指示した。 インターネットのサイトの閲覧を制限するフィルタリングの徹底や、保護者に理解を促す活動などを進めるよう求めている。 フィルタリングは 18 歳未満が使う携帯に付けることが業者に法律で義務づけられているが、従来型の携帯を念頭に携帯電話回線だけが対象だ。 スマホはそれに加え無線 LAN 回線や、無料通信やゲームなどのアプリ(ソフト)が使えるが、これらはフィルタリングが義務化されていない。 このため、スマホに対応したフィルタリングについて十分な説明や推奨をするよう、警察が携帯事業者に要請する。 また、保護者への啓発を進めるとともに、子どもにも正しい使い方や危険性を伝えていく。 内閣府の 12 年度の調査では、スマホを持つ高校生は 55.9%、中学生は 25.3% で、それぞれ前年度の 7.2%、5.4% から急増した。 普及に伴い、スマホを利用して知り合った相手らから淫行されたり、わいせつ画像を撮られたりといった被害が増加。 警察庁によると、今年上半期(1 - 6 月)の被害は昨年同期の 2 倍以上の 274 件で、携帯全体の被害の半数を占める。 (asahi = 12-20-13) ◇ ◇ ◇ 高校生の 65%、視力 1.0 未満 ゲームやスマホ影響? 【村上宣雄】 子どもたちの視力の低下がとまらない。 文部科学省が 13 日付で発表した今年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力 1.0 未満の割合は、高校生で 65.8% と初めて 65% を突破し、現在の形で調査するようになった 1979 年以来最多となった。 中学生 (52.8%)、小学生 (30.5%) はいずれも、過去最多だった昨年度に次いで 2 番目の多さだった。 文科省は「科学的に立証されているわけではないが、ゲームやスマートフォンなどの影響が考えられる。 周囲との明暗差が大きい小さな画面を長時間見て目に負担がかかっているのではないか。」としている。 調査は毎年、満 5 歳 - 17 歳を対象に実施。 全国の幼稚園、小中高校で 4 - 6 月に実施した健康診断の結果から抽出して集計した。 (asahi = 12-13-13) 「頭金」は 5 千円まで ドコモ、オプション押し売り対策 【小林未来】 端末の値引きをうたってオプションを「押し売り」されるといった苦情が絶えない携帯電話の販売について、NTT ドコモは店頭での価格表示を明確化するよう、販売店に通知した。 分割払いでは値引き前の端末価格をいくらに設定するかについても上限を決め、大幅な値引きを「演出」してその分オプションをつける店側の商法を抑制する。 販売店に通知した資料によると、10 月 1 日から実施している。 今回上限を決めたのは、購入者に最初に支払ってもらう「頭金」について。 端末代を分割して月々の通信料と一緒に払う場合、頭金を 5 千円までに抑えるよう通知した。 スマートフォンやタブレットなど全端末が対象だ。 背景には、頭金をあえて高額に設定し、有料アプリへの加入などを条件に値引き幅を大きく見せる手法が店頭で常態化していたことがある。 例えば「クラウドサービスなど 10 個以上のオプションに同時加入すれば 1 万 5 千円の頭金がゼロになる」といったケースだ。 オプションは月々使用料がかかるものが多く、「アプリを無理やりつけられた」、「頭金を安くするからと、使いもしないサービスに加入させられた」などの苦情が相次いでいた。 (asahi = 12-15-13) ◇ ◇ ◇ iPhone 「0 円」苦情の山 au、オプションめぐり 【藤森かもめ】 KDDI が全国で展開する au の販売店がスマートフォン「iPhone」を販売する際に、「実質 0 円」と銘打ちながら、有料オプションへの加入を条件にするケースが後を絶たない。 加入実績が KDDI から販売店への支援金の額を左右するため、中には客が加入を断ると本体の販売を拒む店もある。 苦情が後を絶たず、同社は 1 日、問題視されていた複数のオプションを支援金の評価対象から外す異例の対応をとった。 ■ 「必ず入ってもらう」 11 月中旬、記者が大阪市、名古屋市、東京都内の au 販売店計 8 店を回った。 米・アップルの iPhone の新機種 5s や 5c (容量 16 ギガバイト)を購入する場合、他社からの乗り換えで 2 年以上使う条件で、すべての店が本体を「実質 0 円」と宣伝していた。 「オプションサービスには必ず入ってもらいます。」 大阪市中央区の家電量販店で記者が 5c の購入希望を伝えると、店員の男性はそう話した。 示されたのは、ゲームや音楽などのコンテンツが使い放題になる au スマートパス(月額 390 円)や、ドラマや映画が見放題のビデオパス(月額 590 円)など 5 種類のオプション。うち 4 種類は当初 30 日間は無料だが、翌月から毎月計 1,885 円の利用料がかかり、2 年間では 4 万円を超える負担になる。 手渡されたチラシには、「上記条件での販売は当社指定のオプションサービスにご加入頂く必要があります」とあり、記者が「オプションなら断れるはずだ」と話すと、店員は「手数料 3,150 円を頂くかもしれない」と言って奥に入った。 戻ると「加入しなければ、本体代金として 3 万 1 千円を支払ってもらう。 オプションは無料期間中に解約すればいい」と譲らなかった。 (asahi = 12-2-13) 全国 7 都市で「ソフトバンク」がトップ - 最新スマホの通信速度 MMD 研究所は 12 月 13 日、国内主要 3 キャリアから発売された「iPhone 5s」と冬モデルの Android スマートフォンを使用した、地域別通信速度比較調査の結果を発表した。 「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使って計測している。 調査期間は 12 月 6 - 12 日の 7 日間。 調査では、全国の主要 7 都市(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)の合計 140 カ所で、10 - 19 時に同条件下で各 3 回計測して平均値を記録。 調査スポットは主要駅や観光スポットなどのランドマークをランダムに抽出している。 使用した端末は各社の iPhone 5s と、ドコモの「Xperia Z1 SO-01F」、KDDI の「isai LGL22」、ソフトバンクの「AQUOS PHONE Xx 302SH」。 まず、各キャリアの iPhone 5s のダウンロード平均スピードは、7 都市平均でソフトバンクが 25.72Mbps、ドコモが 20.65Mbps、KDDI が 20.21Mbps となり、ソフトバンク版の iPhone 5s が最速だった。 キャリアごとに都市別で見ていくと、ドコモは大阪が最も速く 27.34Mbps、次いで名古屋の 24.01Mbps だった。 KDDI は、名古屋が最も速く 25.18Mbps、次いで福岡の 21.80Mbps、僅差で大阪が 21.45Mbps となった。 ソフトバンクは大阪の 29.94Mbps が最も速く、次いで名古屋の 28.17Mps、福岡の 25.69Mbps となった。 このように各社ともに名古屋や大阪での速度の速さが目立つ。 なお、今回の調査スポットにおける iPhone 5s の最速値は、ドコモが大阪市「JR 新大阪駅 バス乗場」の 74.33Mbps、KDDI が名古屋市「名鉄百貨店 ナナちゃん人形前」の 47.77Mbps、ソフトバンクが名古屋市「ナゴヤドーム前」の 65.92Mbps だった。 次に Android 端末のダウンロード平均スピードは、7 都市平均でソフトバンクの AQUOS PHONE Xx が最も速く 26.62Mbps、僅差でドコモの Xperia Z1 が 25.39Mbps、そして KDDI の isai が 22.22Mbps だった。 iPhone 5s と同様に、キャリアごとに都市別で見ていくと、ドコモは大阪の 29.91Mbps が最も速く、仙台が 29.24Mbps で続いた。 KDDI は、iPhone 5s と同様に名古屋、福岡の順に続き、名古屋が 26.22Mbps、福岡が 24.79Mbps だった。 ソフトバンクは大阪の 28.54Mbps が最も速く、次いで仙台の 28.01Mbps、札幌の 27.38Mbps となった。 Android 端末の調査スポットにおける最速値は、ドコモが大阪市「戎橋」の 78.03Mbps、KDDI が名古屋市「熱田神宮 境内」の 56.07Mbps、ソフトバンクが札幌市「中島公園」の 69.75Mbps だった。 MMD 研究所によれば、これまでに実施した通信速度調査において、今回初めて 3 社 6 機種すべての端末の平均ダウンロードスピードが 20Mbps を超える結果となったという。 (藤井涼、Cnet = 12-13-13) 在京民放もネットと融合 スマホで番組参加、来月にも 【竹内誠人、板垣麻衣子】 フジテレビなどの在京民放キー局は、テレビの放送番組とインターネット配信による情報を連携させた新サービス「ハイブリッドキャスト」を、来年 1 月にも実験的に始める方針を固めた。 視聴者はスマートフォンなどを使って、番組に参加したり、番組の関連情報を簡単に入手したりできる。 フジは来年 2 月末にも、深夜放送の心理ゲーム番組「人狼(じんろう)」で、新サービスを始める。 番組の進行に連動する形で、視聴者のスマホやタブレット端末に、登場人物の過去の対戦成績などの情報が自動的に流れるようにする。 また、視聴者がツイッターを通じて投稿した発言もテレビ画面上で放送するという。 同局技術開発室の担当者は「近年増えている、スマホなどを使いながらテレビを見る人に番組自体を一層楽しんでもらい、リアルタイムの視聴を促したい。」 (asahi = 12-11-13) 格安スマホにベンチャー参入 「孫社長の地元」に 1 号店 【角田要】 インターネット関連のベンチャー企業、フリービット(東京)が格安のスマートフォン事業に参入し、スマホ販売の 1 号店を 7 日に福岡・天神でオープンした。 端末代と通話料金、パケット使い放題を合わせた基本プランは月額 2 千円(税別)。 携帯電話大手に対抗する格安スマホへの参入が相次いでいる。 端末の開発・販売や通信システムの構築を自前で手がけてコストを抑え、通信料の大幅ダウンを実現した。 カジュアル衣料大手のユニクロや家具大手ニトリが得意とする、商品の開発・製造から販売まで一貫して手がける製造小売り (SPA) の携帯版ともいえるビジネスモデルで、通信業界では初の試みという。 端末は、独自開発して中国で製造する「PandA (パンダ)」の 1 機種のみ。 基本プランは 2 千円の一つだけと、シンプルな料金体系も特徴だ。 ネットへのつながりやすさは、第 3 世代通信規格 (3G) の回線を借りる NTT ドコモと同じ。 (asahi = 12-8-13) タッチの次はジェスチャー入力 買収・開発競う米 IT 【ニューヨーク = 畑中徹】 米 IT 大手が、身ぶりや手ぶりで情報端末やゲーム機などを動かす技術を競っている。 研究開発の対象は自動車の機器類にまで及ぶという。 いろいろな道具や装置が、ジェスチャーで動く日が近づきつつある。 アップルは 11 月、イスラエル企業「プライムセンス」を買収した。 身ぶりや手ぶりを認識する 3 次元 83D) センサーに強い会社だ。 アップルは詳しい説明をしないが、スマホやタブレットにジェスチャー入力が採用される可能性が取り沙汰されている。 アップルは指紋認証の技術を持つベンチャーを昨年買収し、この秋投入したスマホ「iPhone (アイフォーン) 5s」に採り入れた。 ジェスチャー入力は「開発中とされる『次世代テレビ』に搭載するつもりではないか」との観測も出ている。 (asahi = 12-8-13) 世界中の携帯から位置情報収集 米安全保障局 米紙報道 【ワシントン = 小林哲】 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は 4 日、米情報機関・米国家安全保障局 (NSA) が、世界中の携帯電話の位置情報を極秘に集めていたと報じた。 個人の行動の追跡や一緒にいる仲間の割り出しなどに使っていたという。 少なくとも数億台分の情報が集められ、1 日の収集量は 50 億件に迫るとした。 報道は、米政府の情報収集活動を暴露した米中央情報局 (CIA) のスノーデン元職員が提供した内部資料や関係者の証言などに基づいたとしている。 世界中の携帯電話を結ぶネットワークを傍受し、通話の際に使う基地局の情報などから位置を特定していた。 原則として米国外にある携帯電話が対象だが、米国内の情報が入ることもあるという。 NSA 当局者は同紙に対し、「合衆国憲法で禁じられた不合理な捜索や押収には当たらない」などと釈明した。 (asahi = 12-6-13) |