世界に一つだけの蝶ネクタイ 思い出の品、手縫いで再生

【小峰健二】 家に眠っているネクタイを蝶(ちょう)ネクタイに作り直しませんか? 名古屋市昭和区の喫茶店が、使われなくなった思い出の品に、新しい命を吹き込んでいる。 「世界に一つだけのオリジナル」を求める人が増えつつある。

リメークを請け負っているのは、同区伊勝町で夫婦で営む喫茶店「リチル」。 壁一面に売り物の古本が並び、読書しながらくつろげる。 主に調理を担う妻の宮地朋子さん (34) が、時間を見つけては、客から預かったネクタイを解体し、ほとんどの工程を手縫いで仕上げている。 オーダーから完成まで 1 週間ほど。 フックで着脱できるタイプで、加工料は 2 千円と既製品より格安だ。 (asahi = 5-23-13)



綿と麻の珍しいレインコート

三陽商会は、洋服ブランド「マッキントッシュ フィロソフィー」で、綿と麻の混紡生地に水をはじく加工をした婦人用レインコートを売り出した。 天然繊維を生地に使うレインコートは珍しいという。 晴れていても羽織れるデザインを目指した。 5 分袖のパフスリーブで、ライトブルーとベージュの 2 色。 税込み価格 3 万 450 円。 (asahi = 5-22-13)


米国「海岸系ブランド」、続々上陸

もっと肩の力を抜いて、人生を楽しんで。 この春、そんなメッセージを掲げる米国の「海岸系ブランド」が続々と上陸している。 ファッションアイテムだけでなく、食や雑貨も含めて、「ライフスタイル」を提案するのも特徴だ。

「衣食住」リラックスのススメ

4 月、東京・銀座にビーチハウスを模した路面店を開いたのが、「トミー バハマ」。 世界で 100 店舗以上を展開する人気ブランドだ。 店先にはバーがあり、2 階にレストランも併設。 食を取り込んだ空間で、ジャージーのワンピースなど、くつろいだ時間を楽しむための服を売っている。 「『もっとリラックスしましょう』というメッセージを伝えたい」とアジア担当のブライアン・ピアース役員。 「日々を長い週末のように」が、ブランドのキャッチフレーズだ。

もっと大きな「黒船」もやって来た。 北米で 1 位の 1 千店舗を構えるアパレルブランド「オールドネイビー」だ。 日本でも 4 月、一挙に 9 店舗を展開し、攻勢に出た。 発祥は港町・サンフランシスコ。 運営するギャップジャパンの松田理宏副社長は「最近の西海岸ブームにタイミングも合った。 日本での海外アパレル 1 位の座を早く達成したい。」と自信を見せる。

上質なコットンウエアで知られ、東京・表参道に旗艦店を開いたスリードッツや、「ハッピー・サニー・ライフ」を掲げるセレクトショップのプラネットブルーワールド。 今春は米西海岸から生まれたブランドや店の展開が特に活発だ。

5 万円台からの高級サングラスで初上陸したレジャーソサエティーは、ブランドの世界を伝えるショートムービーをカリフォルニアで撮影。 家族や友人と旅やレジャーを楽しもうというメッセージを伝える。 創業デザイナーのシェーン・バウムは「カリフォルニアでは質の高い生活を通して、『開かれた精神』や『何事にもとらわれない発想』が培われ、創造的なものが生まれてきた。 そこが日本人も引きつけるのではないか。」と語る。

柔らかい着心地にこだわった服を作るチェイサーのハーディ・セーラム社長も「アップルのスティーブ・ジョブズに象徴されるように、ネクタイをしない人たちが優れたイノベーションを生み出す時代。 それだけに、リラックスを感じられる服が求められている。」と言う。

「日本人も自然体志向に」 ロンハーマン 三根弘毅氏

近年の海岸系ブームを生んだと言われるのが、ロサンゼルス発のセレクトショップ「ロンハーマン」だ。 サーフカルチャーや食を取り込んだ店作りが人気で、今春には 9 店舗にまで成長。 三根(みね)弘毅ジェネラルマネジャーに人気の理由を聞いた。

かつてパリやニューヨークで買い付けし、「トレンドはこれ」とお客に売ってました。 でも内心では「トレンドなんてどうでもいい。 着ていて気持ちよいものがいい。 物じゃなくて、心の時代にならないとおかしいだろ。」と思っていた。 そんな気持ちでカリフォルニアに行くと、デニムにビーチサンダルを履いた人々がオープンカーに乗っていて、カッコイイ。 自然体なんです。 そうした生き方も含めた「空気感」を持ってきたかった。

日本の社会ってつまんないでしょ。 限りある人生なんだから、もっと笑ったり、恋したり、面白いことがいっぱい起きちゃえばいいのに、と。 最近は日本人も自然体に変わろうとしていると思う。 だから、うちの店にも来てくれるんじゃないでしょうか。 (中島耕太郎、asahi = 5-21-13)


280 グラムの夏ジャケット 通常の半分の軽さ

紳士服チェーンのはるやま商事は約280グラムのサマージャケットを全国の「パーフェクトスーツファクトリー」で売り出した。 通常のジャケットの約半分の重さ。 通気性の高い生地に水をはじきやすい加工をし、梅雨でも快適に着られるようにした。 ブラック、ネイビーの 2 色あり、S 〜 3L の 5 サイズとも税込み 1 万 6,800 円。 (asahi = 5-20-13)


ゴールドウイン、アウトドア関連が好調 5 期連続増益

スポーツ衣料を販売するゴールドウインの 2013 年 3 月期は、営業利益が 19 億円と 5 期連続で増えた。 「ノース・フェイス」ブランドを中心にアウトドア関連が好調だった。 「アスリート」よりも、健康志向の女性やファミリー層が売り上げを支えるようになっている。 昨年から女性を対象にしたマラソン大会に協賛するほか、店ごとに初心者向けの登山イベントをこまめに開いている。 欧州や北米向けにはスキーウエアの独自ブランドを展開する計画で、二川清人専務は「グローバル企業としての基盤を構築する」と話す。 (asahi = 5-14-13)


繊維大手 5 社とも営業減益 中国など新興国の景気減速で

繊維大手 5 社の 2013 年 3 月期決算が 14 日出そろった。 欧州の低迷に加え、中国など新興国でも景気が減速し、全社が営業減益となった。

これまで売り上げを伸ばしてきた中国や東南アジアの自動車や家電販売向け繊維事業などが振るわず、販売価格低下や原燃料の高騰も響いた。 子会社の収益力を低く見直すなどの減損処理を行い、帝人とユニチカは純損益も赤字となった。 ただ、炭素繊維は航空機用途が順調だった。 今後も米国のシェールガスの販売拡大に伴い、圧力容器向けの販売も広がる見通しだ。 (asahi = 5-14-13)


「ザ・ローリング・ストーンズ」下着 グンゼから

グンゼは、結成 50 周年を迎えた英国のロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」のトレードマークをあしらった下着を発売した。 男性用はボクサーブリーフ 5 種。 女性用はキャミソール 5 種と、ショートパンツ 5 種。 サイズはそれぞれ M と L で、価格は 1,570 - 1,890 円。 まずグンゼのネット店と直営店で売り出し、月末からは全国の百貨店でも売る。 (asahi = 5-11-13)


節電へ「クールビズ」スタート 1 カ月前倒しは 3 年目

【中村浩彦】 冷房の設定温度を上げるために軽装で働く「クールビズ」が 1 日、多くの官公庁や企業で始まった。 2011 年から 1 カ月前倒しでスタートしている。 終了も 1 カ月遅らせて 10 月末まで続ける。

東京・霞が関ではこの日午前中、時折肌寒い風が吹いていたが、旗振り役の環境省職員がネクタイなしで出勤していた。 百貨店ではクールビズ商戦が本格化。 東京・新宿の伊勢丹新宿本店メンズ館には、薄手のシャツや白や水色の明るい色合いのズボンが並んでいた。 午前 10 時半の開店直後から、客が半袖シャツを買い求めていた。

環境省が「クールビズ」の名称で、キャンペーンを始めたのが 05 年。 軽装で職場のエアコンの設定温度を上げようと訴えた。 同省国民生活対策室は「この夏は節電の数値目標は設けていないが、クールビズで節電に取り組んで欲しい」と協力を呼びかけている。 (asahi = 5-1-13)


百貨店売上高、3 カ月続け前月比プラス 7 年ぶり

日本百貨店協会は 18 日、3 月の全国百貨店売上高(既存店ベース)を発表した。 高級腕時計や春物の衣料などがよく売れ、前年同月より 3.9% 増え、3 カ月続けて前年同月よりプラスになった。 3 カ月続けてのプラスは 2005 年 9 - 11 月以来約 7 年ぶりになる。 日本百貨店協会では「株価の上昇で資産がふくらんだり、景気回復への期待感が出たりしていることを背景に、消費意欲が高まっている」と分析している。

内訳をみると、宝飾品や高級腕時計などの高額な商品が前年同月より 15.6% 増えて好調さを続けている。 売上高全体の約 4 割を占め、主力になっている衣料品も 4.8% 増え、高い伸びになった。 3 月は暖かい日が多かったこともあり、春物の衣料がよく売れたという。 (asahi = 4-18-13)


レナウンへの出資比率 53% に増加 中国の山東如意

レナウンは 12 日、筆頭株主の中国のアパレル企業「山東如意科技集団」グループの出資比率が、今の約 41% から約 53% に増える、と発表した。 同グループの企業を引受先に、30 億円の第三者割当増資を実施する。 レナウンは経営不振が続き、増資で得た資金で新規出店などを進め、再建をめざす。 (asahi = 4-12-13)


ビッグジョン、官民ファンドで再建 国産ジーンズ先駆け

国産ジーンズ先駆けのビッグジョン(岡山県倉敷市)が、地元銀行や県信用保証協会が出資する官民一体型中小企業再生ファンドの支援で経営再建することがわかった。 創業家の社長らは経営不振の責任をとって 4 日付で退任した。 主要取引銀行の中国銀行などが債権を「おかやま企業再生ファンド」に売り、ファンドはその大半を放棄するとみられる。

ビッグジョンは、ファンドの出資と中国銀行の新規融資で約 3 億円の支援も受け、約 40 億円の借入金を減らす。 創業家の尾崎博章会長と尾崎篤社長は経営責任をとって退任。 市原修・東京支社東日本エリアマネージャーが新社長に就いた。 国内唯一の本社工場は閉め、希望退職による人員削減も進める。 1940 年創業のビッグジョンは、ピークの 93 年 1 月期には 182 億円を売り上げたが、最近は低価格品に押され、13 年 1 月期は 25 億円に減っていた。 資本金は 4,500 万円で、従業員は 140 人。 (asahi = 4-7-13)


オンワードが手を組むファストファッションブランド「チャールズ & キース」旗艦店公開

4 月 4 日、6 日オープン予定のウィメンズ雑貨ファストファッションブランド「チャールズ & キース」旗艦店が報道陣に公開された。

シンガポール発祥の同ブランドは、既にアジア、欧州、中東、アフリカを中心に 31 ヶ国に進出しており、店舗数は 300 を超える。 雑貨のみ扱い、メイン商品はシューズとバッグだ。 日本進出にあたってはオンワードホールディングスとチャールズ & キースグループ共同出資により、チャールズ & キースジャパンを設立した。 3 月 20 日にはららぽーと横浜に 1 店舗目が出店している。

オンワードでヨーロッパ事業を手掛け、この度ジャパン社社長に就任した加賀谷潤氏に話を聞いた。 「我々(オンワード)は現在、卸売り脱却・小売りの強化、百貨店以外の商業施設店舗の運営強化、販売チャネルの強化、雑貨の強化に主眼を置いている。 チャールズ & キースはズバリそこを網羅しているブランド。 シンガポール駐在員が口説き、1 年越しで今回のオープンに至った。」と語る。

旗艦店の立地は H & M やフォーエバー 21 の向かいにあたる原宿 YM スクエアの 1 階(東京都渋谷区神宮前 4-31-10)。 「願ってもない場所だ。 本国の出店戦略はこれらグローバルファストファッションブランドが出店している地区に開店し、共存共栄を計るというもの。 世界各地でそうしている。 日本進出にあたってはシンガポールにない冬の MD を強化するため、日本人デザイナーを採用した。 本国のやり方をできるだけフォローして、オンワードにも取り入れたい。(加賀谷氏)」

4 月下旬には梅田オーパ (OPA) に出店。 今後 3 年でモールを中心に 40 店舗のオープンを目指している。 (Fashion Headline = 4-5-13)


専用ウエアで「釣りガール」 業界、女性に熱視線

【佐藤亜季】 「山ガール」、「ラン女」に続け「釣りガール」 - - スポーツ関連企業が、釣り好きの女性向けの商戦に力を入れ始めた。 女性は、ウエアなどへのこだわりが強い傾向があり、市場の活性化が期待できるからだ。

女性用フィッシング用品ブランド「シップスマスト」の企画販売会社プラスエム(東京)を金子真美さん (40) が立ち上げたのは 2010 年末。 20 年来の釣り好きが高じた結果だった。 「以前は一つの乗合船に女性は私だけという場合がほとんどだった(金子社長)」が、最近は女性客は 3 倍ぐらい増えている。 ならば「女性専用のウエアやグッズをつくれば、フィッシングライフがより快適になって釣りガールが増えるはず」とひらめいた。 (asahi = 4-2-13)


新たな顔、未来予想図 拡大続くうめきた、競争激化

【近藤郷平】 JR 大阪駅北側の「うめきた」に 4 月 26 日に街開きするグランフロント大阪には、衣料や雑貨、飲食など 266 店ができる。 日本初や大阪初の店も多く登場。 梅田の商業施設の顧客獲得競争は、さらに激しくなりそうだ。 グランフロントの商業施設部分の面積は約 4 万 4 千平方メートル。 百貨店ではない駅周辺の商業施設としては、日本最大級の広さになる。 初年度に来場者 2,500 万人、売り上げ 400 億円を目指す。

4 割強の 119 店が衣料品関連だ。 米国のセレブも愛用するセレクトショップ「RonHerman (ロンハーマン)」は大阪初。 ユナイテッドアローズやビームス、トゥモローランド、シップスなど 18 店は、周辺の百貨店などより面積が広い「旗艦店」になる。 (asahi = 3-28-13)

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グランフロント大阪、4 月 26 日街開き 初出店目白押し

【笹井継夫】 JR 大阪駅北側の「うめきた」地区で開発が進むグランフロント大阪の「街開き」が 4 月 26 日に決まった。 商業施設に入る 266 店には、日本や関西などで「初出店」になる顔ぶれが多い。 人気セレクトショップの旗艦店も注目を集めそうだ。

阪急電鉄など開発事業者 12 社が 16 日に発表。 売上高 400 億円、来場者 2,500 万人を初年度の目標に掲げた。 商業施設 4 万 4 千平方メートルのうち、最大の面積を占めるのが衣料品関連(119 店、1 万 7,500 平方メートル)。 米カリフォルニア州発祥で、ハリウッド俳優にも親しまれる「Ron Herman (ロンハーマン)」が大阪初出店になる。 (asahi = 1-17-13)


津波に負けぬデニムを世界へ 気仙沼の会社、神戸と協力

【佐藤卓史】 宮城県気仙沼市のデニム製造会社に神戸のファッションデザイナーが協力し、新商品の開発に乗り出している。 東日本大震災と阪神大震災の被災者同士。 力を合わせることで、内外への復興のメッセージにもなると意気込む。 津波に負けなかったデニムを世界へ - -。 気仙沼市の南端にある「オイカワデニム」。 高い技術力でリーバイスのジーンズなどの委託生産をしてきた。 自社ブランド「ZERO」は、SMAP の木村拓哉さんや人気バンド「BEGIN」のメンバーらも愛用する。

手を携えるのは、120 社が加盟する公益財団法人「神戸ファッション協会(神戸市)」。 昨年夏、アパレル業界の支援を模索する中で協業を提案。 第一弾として、オイカワ製のデニム地に神戸の街並みをあしらった手提げ袋 60 点を制作した。 パリで 1 月に催された展示会で、資料を入れる袋としてバイヤーに配り、「クール(イケてる)」、「縫製がしっかりしている」などと評された。 (asahi = 3-15-13)


夏も快適、涼感肌着「アイスタッチ エブリ」 ミズノ

ミズノは、梅雨や夏を快適に過ごせるアンダーウエア「アイスタッチ エブリ」を発売した。 登山やゴルフなどスポーツ用の下着を想定して開発した涼感素材「アイスタッチ」を、日常用の下着に活用。 汗を素早く吸って蒸発させるため、さらっとした着心地が続く。 気化熱を奪いやすいので、ひんやりした肌触りだという。 男性用が V ネック半袖シャツ(税込み希望小売価格 1,890 円)など 3 品目、女性用がタンクトップ(同 1,785 円)など 4 品目。 (asahi = 3-15-13)



軽くてあったか新不織布好調 帝人、繊維垂直に並べ製品

帝人が開発した、繊維を垂直(縦方向)に並べた不織布を使った製品が好調だ。 軽くて保温力が高いという特性が寝具の中綿に適している。 「ポンチョにもなる掛け布団」が売り上げを伸ばしているという。 この不織布は「V-Lap」。 繊維を地層のように横方向に重ねる従来の不織布に比べ、繊維の間に大きな空気層ができるため、軽くて保温性が高い。

「V-Lap」を中綿にして一昨年秋に発売した掛け布団「あったかすっぽりケット(直販価格 8,980 円)」は、軽さを生かして室内でくつろぐときにポンチョのように使えるようにした。 今年度の売り上げは 2 万枚以上。 昨秋には子ども用ケットを発売し、先月には毛布も売り出した。 来年度はシリーズで約 10 億円の売上高を見込む。 (asahi = 3-13-13)


伊勢丹新宿本店、改装オープン 出店当時の姿を復元

【志村亮】 売り上げ日本一の百貨店「伊勢丹新宿本店(東京・新宿)」が 6 日、10 年ぶりの大改装を終えて再オープンした。 約 90 億円を投じ、婦人服売り場や正面玄関の装いを変えた。 集客力を強め、売り上げ低迷から抜け出すねらいだ。 主力の婦人服・雑貨の売り場を中心に、本館 1 - 4 階と地下 2 階を改装した。 社員が着こなしなどを提案する展示スペースを大幅に増やし、美術館を鑑賞する感覚で買い物が楽しめる売り場づくりをめざした。 (asahi = 3-6-13)


学生服の「トンボ」が倉吉進出 50 人雇用へ

学生服の大手メーカー「トンボ(岡山県玉野市、近藤知之社長)」が、鳥取県倉吉市秋喜の西倉吉工業団地に進出することが決まった。 製造工場となる新会社「トンボ倉吉工房」を設立。 市が約 1 億円投入して建物(約千平方メートル)を整備し、同社に貸し付ける。 2014 年 7 月に操業開始予定で、約 50 人の雇用が見込まれる。 トンボ(資本金 2 億 6,187 万円)は創業 130 年以上の歴史を誇る老舗ブランド。 関連会社は 26 社で、従業員数はグループ全体で 1,400 人。

同社ホームページによると、グループの売上高(2011 年 7 月 - 12 年 6 月末)は 242 億円で、学生衣料部門が約 185 億円(構成比 76.6%)を占める。 生産拠点は玉野本社工場など岡山県内に 3 カ所あり、新たな倉吉工房では学生服の製造を手掛ける。

同社の倉吉進出に当たり、市は同団地内に用地(約 5,500 平方メートル)を取得。 オーダーメードで工場を整備し、同社に貸し付ける。 当初予算に事業費 2 億 5 千万円(債務負担行為 6,800 万円含む)を計上した。 4 月 8 日に知事公邸で調印式を行う。 (日本海新聞 = 2-28-13)


韓国イーランド、今春「MIXXO」、「SPAO」で日本進出

韓国の大手アパレル、イーランド(E・LAND、パク・ソンス会長)が今春、日本に進出することがわかった。 2013 年 3 月、レディス SPA ブランド「MIXXO (ミッソ)」をそごう横浜店に出店するのを皮切りに、日本国内で SPA 事業を本格的に始める。

今回の日本進出は、流通大手のセブン & アイとの提携を通じて実現したもので、年内に直営店 3 - 4 店舗を都心商圏にオープンする計画。 「MIXXO (ミッソ)」そごう横浜店の売り場面積は、555 平方メートル(168 坪)とそごう横浜店のなかでも最も大きな売り場を占める。 加えてカジュアル SPA「SPAO」も今年 3 月に開店する予定だ。

イーランドグループは日本市場に進出するため、2011 年から戦略チームを構成。 多様でスピーディーな商品展開や合理的な価格に加え、同グループが買収した伊のラリオやロケロンなどとのコラボレーションアイテムを揃えることで、鮮度維持と差別化を図る。 日本法人の CEO は、同グループのアウトレット業態「Newcore」富川(ブチョン)店の代表経験があるイ・クンスク氏。 イーランドグループは 2012 年、ファッション事業部門で 4 兆ウォンの売り上げを達成している。 (ApparelWeb = 2-20-13)


三愛の水着ファッションショーで夏を先取り 初のフリフリ水着に「新しい自分を発見」

水着メーカー「三愛」の新作ファッションショー「三愛コレクション 2013 SS ショー」が 13 日、東京都内で行われ、「2013 年水着イメージガール」の夏美さんが登場した。 今春、夏向けの新作水着などをアピールした夏美さんは、「フリフリがついた水着は初めてだったので、新しい自分が発見できてうれしかった」と感想を語った。

今回のファッションショーでは、三愛の「水着」、「下着」、「リアルクローズ」の三つのカテゴリーの春夏新作 51 着を 12 人のモデルが着用して披露。 そのうち夏美さんはリアルクローズを 1 着、水着を 3 着を着てステージをウオーキングした。 ショーの最後に、客席に向かってチョコレートを配り、イベントを盛り上げた夏美さん。 14 日のバレンタインの予定について、「お酒を飲みます」と明かし、チョコレートをあげる相手について聞かれると「これから探します」と答えていた。 (mainichu 2-13-13)


ドコモ、マガシーク子会社化目指し TOB ファッション EC 強化

NTT ドコモは 1 月 30 日、ファッションサイト「MAGASEEK」を運営するマガシーク(東証マザーズ)株式の公開買い付け (TOB) を実施すると発表した。 子会社化を目指し株式の約 75% を取得する方針。 ドコモはマガシークの子会社化で「d ショッピング」を強化する狙い。

TOB は 1 月 31 日から 3 月 14 日まで実施。 1 株当たり 13 万 5,000 円で買い付ける。 マガシークの 30 日終値は 10 万円。 現親会社の伊藤忠商事がマガシーク発行済み株式の約 39.4% 分を応募する方針。 伊藤忠は約 25% 分は継続保有する方針で、ドコモは残り約 75% に当たる株式の取得を目指す。

マガシークは 2012 年 3 月期に売上高約 97 億円。 サイト「MAGASEEK」は 20 - 30 代の女性を中心に利用されており、ドコモは「d ショッピング」でファッション EC の強化を図る。 伊藤忠との提携で商材の仕入れにも強みを発揮できると見込む。 ドコモはコマース事業などの新領域を成長の柱として強化を急いでおり、加藤薫社長は「楽天や Amazon と同じ方向に向かう」との考えを示してきた。 昨年にはタワーレコードや野菜宅配のらでぃしゅぼーやを子会社化している。 (ITmedia = 1-30-13)


DANSKIN ブランドのヨガウエア ゴールドウイン

ゴールドウインは、米国生まれの「DANSKIN」ブランドから、女性向けのヨガ用ウエアシリーズを今月下旬に発売する。 伸縮性があり、汗を吸ってすぐに乾く素材を採用。 ゆったりと動きやすいシルエットにした。 「Yoga フレンチ(袖の短いシャツ)」が税込み希望小売価格 4,515 円、「Yoga サルエル(パンツ)」が同 5,145 円など。 (asahi = 1-25-13)



フェアトレード認証の国産 T シャツとバッグ、3 月発売

大手商社双日の子会社「第一紡績」は、NPO 法人から「フェアトレード」製品として認証された T シャツとバッグを 3 月下旬から自社のインターネット販売サイトで売る。 原料を途上国から適正な価格で調達している製品が認証の対象。 同社はセネガル産の綿花を買い付けて熊本県の自社工場で生産している。 国産の繊維製品が認証されたのは初めて。 価格はそれぞれ約 1,500 - 2 千円。 国内では約 140 社がフェアトレード認証品を扱うが、その 7 割はコーヒーで、繊維製品は少ない。 (asahi = 1-20-13)



ブラザーが 73 万 5 千円のミシン発売 国内最上位モデル

ブラザー工業は家庭用ミシンで国内最上位モデル(希望小売価格税込み 73 万 5 千円)の「イノヴィス VF1」を 24 日に発売する。 針の進行方向をレーザー光で示し、まっすぐな布送りを可能にする機能や、専用ペンをタッチした場所、方向にししゅうができる「センサー機能」といった業界初の機能も搭載。 趣味で大型のキルト作品を作ったり、子どものためのドレスを自作したりする手芸に熱心な人を顧客層に想定した。 (asahi = 1-18-13)


梅田は阪急一人勝ち 12 月、阪神・大丸梅田は売上減

大阪の百貨店が 4 日発表した 2012 年 12 月の売上高速報は、前月に全面開業した阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)が前年同月比 40.7% 増と好調だった一方、阪神百貨店梅田本店(同)は同 8.3% 減。大丸梅田店(同)も同 4.9% 減っており、全国有数のデパート激戦地、梅田では阪急の一人勝ちの傾向が見え始めた。

大丸は、11 月に寒さが増して婦人用の冬物コートがよく売れた反動もあったというが、「阪急が開業し、お客の消費に少し影響が出ているのかもしれない(広報)」ともみる。 JR 大阪三越伊勢丹(同)も同 7.1% 減の 28 億円だった。 (asahi = 1-5-13)

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阪急うめだ、21 日全面開業 日本最大級の売り場面積

阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)が 21 日、全面開業する。 売り場面積は約 8 万平方メートルとなり、隣接する阪急メンズ大阪(約 1 万 6 千平方メートル)と合わせ、日本最大級の売り場面積を誇るデパートとなる。 10 月 25 日に売り場全体の 8 割を先行開業。 21 日には 8 階のスポーツ用品売り場「イングス」が営業を始め、10 階の雑貨街「うめだスーク」では、輸入糸やボタンなどの手芸用品の売り場が開く。

阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー (H2O) リテイリングによると、阪急うめだ本店は先行開業後の 6 日間で入店客数が 100 万人に到達。 その後も 1 日十数万人が訪れ好調だ。 (asahi = 11-20-12)


主要百貨店で初売り開始 目玉の福袋 次々と完売

東京都内の主要百貨店は 2 日、2013 年の初売りを実施した。 有名ブランドの衣料品などを詰めた目玉商品の福袋が次々と完売。 三越伊勢丹ホールディングス以外の百貨店は冬のバーゲンセールも同時に始め、新年の商戦が本格的にスタートした。

三越日本橋本店には、福袋を買い求める人など約 3,600 人が行列し、通常より 10 分早い午前 9 時 50 分に開店した。 同店は福袋を昨年より 1 割多い 9 万個用意。 広報担当者は「生活雑貨や食品などの福袋が飛ぶように売れた」と声を弾ませた。 高島屋東京店や松屋銀座店は 2 日から婦人服や紳士服、雑貨などのセールを実施。 三越伊勢丹ホールディングスは例年より約 2 週間遅い 18 日からセールを開始する。

高島屋東京店では、コートやセーターなどを 8 千円均一で販売するバーゲンが好評。 人気ブランドの婦人服が入った福袋も午前中に次々と売り切れた。 松屋銀座店では、コートやワンピースなど 6 点入り 1 万円という福袋 70 個が開店直後に完売。 同店によると、2 日の夕方時点で比較すると、今年は前年より売り上げが 4% ほど多いという。

正月は旅行代金などが割高なので、遠出を避けたという千葉県浦安市の主婦 (62) は「セールでの買い物はお得感がある。 今日は近場で気分を発散させたい。」と話した。 一方、そごう・西武は既に元日に全店で初売りを実施。 西武池袋本店では、女性用ブランド衣料を詰め合わせた福袋が昼までに売り切れた。 (スポニチ = 1-2-13)

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初売りを元日に前倒し = ブランド福袋など盛況 - そごう・西武

百貨店のそごう・西武は 1 日、西武池袋本店(東京都豊島区)など傘下の全国 26 店で新春の初売りを行った。 大手百貨店の初売りは例年 2 日だが、そごう・西武はスーパーなどが元日から営業していることもにらみ、同社として初めて全店で前倒しした。 景気の先行きが不透明な中、割安感のある正月恒例の福袋を買い求める客などで各売り場はにぎわった。

西武池袋本店では 2 万人を超える客が行列をつくったため、午前 10 時の予定を約 30 分繰り上げて開店。 「トゥモローランド」など若い女性に人気のブランド服の福袋(中心価格 5,000 - 1 万円)は、午前中に相次いで売り切れとなった。 福袋を買い求めた東京都内の 30 代の女性会社員は「午前 5 時すぎから並んだ。 (福袋の中身の)品数が多いのが魅力。」と話した。

そごう・西武は 1 日、冬物衣料などのセールも始めた。 山下国夫社長は「お客さまのニーズに応える姿勢を一歩進めた」と語り、スーパーや駅ビル内の商業施設も意識して販売を強化する考えを強調した。 (jiji = 1-1-13)


高級メガネ sabae を世界へ アパレルに売り込み

【福井総局・山田理恵、編集委員・中島隆】 「鯖江」という地名、読めますか? 福井県の小さな市ですが、国産メガネフレームの 95% がつくられています。 高級ブランドの黒衣だった業者たちはいま、自己主張をはじめています。 華やかなファッションの世界に、「sabae (サバエ)」の名を広げようと。

「シップス」とコラボ

小顔に短髪、わざと生やした無精ひげの 30 代男性。 チェックのシャツにチラリと見える柄スカーフが、遊び心をのぞかせる。 そんな男性が紺縁のメガネをかけると、ぱっと印象が変わった。 落ち着いた雰囲気で、親しみやすいのに知的。 カジュアルにもフォーマルにも見える。 目もとにメガネのほのかな青みが足され、まなざしが強くなった。

このメガネを企画・開発したのは、東京・銀座に本社をおき、全国に店をだす「シップス」。 世界中からおしゃれな商品を、経営者や担当者のセンス、こだわりで買い付ける、いわゆる「セレクトショップ」だ。 そんな人気の会社が今年 6 月、創業 35 年ではじめて、独自のメガネを 3 種類、発表した。 つくったのは、鯖江の業者 3 社。 その証しに、フレームの裏に「sabae」の文字が刻まれた。

きっかけは 2 年前、鯖江のメガネ業者らが人気雑誌と始めたサングラスのコンテストだった。 審査員になったシップスの篠原渉さん (39) は、鯖江の工場を訪れた。 小ぶりな作業場で、職人たちは、穴を開け、磨き、削る作業を繰り返していた。 工程は 300 以上、少しのズレも許さない。 篠原さんはいう。 「ものづくりの原点を見ました。 日本の誇りだと思いました。」 鯖江の業者と、どこにもないメガネをつくろう、と思い立った。

価格は 1 万 7,850 - 2 万 9,400 円。 度付きのレンズを入れる場合は、協力店を紹介している。 来春に向けて、新商品の開発も進んでいる。 鯖江の業者は、タレントの梨花さんともメガネを手がけた。 3 万円ほどの人気の型は、これまでに 7 回、あわせて約 3 千枚を追加生産している。 こちらも新商品の企画が進行中だ。 さらに、チェーン店「眼鏡市場」は、鯖江のメガネを主力商品と位置づけ、テレビ CM を流しはじめた。 担当者はいう。 「日本製ではなく、あえて『鯖江製』と打ち出し、ライバルとの差別化を図りたい。」

脱生産工場目指す

鯖江のメガネは今、100 年をこえる歴史の中で、最大のピンチにある。 産地としての始まりは 1905 年、農閑期の副業のため、大阪や東京からメガネ職人を招いたこと、とされる。 80 年代、世界初のチタン製フレームの量産化に成功すると、世界の高級ブランドは、こぞって鯖江に生産をゆだねた。 小売業者などが全部買い取ってくれるので、「生産工場」に甘んじていればよかった。 鯖江のメガネは売れに売れた。

90 年代、鯖江の一部業者は、手頃な値段のメガネもつくろうと、中国に工場進出する。 だが、中国の業者が鯖江の技術を身につけ、大量生産を始めてしまう。 鯖江の 7 - 8 分の 1 のコストでつくり、ちょっと見は変わらない。 日本の小売店や海外ブランドは、鯖江に値下げを求めた。 価格競争は、倒産、廃業をもたらす。 事業者数は、数字のある 08 年で 531 カ所。 それまでの 10 年間で 4 割減った。

そんな最大のピンチに、生産工場という黒衣に徹してきた業者らが、アパレル業者に売り込みを始めた。 その結果が、シップスや梨花さんに結びついた。 さらに、若手経営者らは、「鯖江ブランドワーキンググループ (SBW)」を発足させている。 「sabae」の名をどう育み、日本、世界に PR していくか、研究を重ねている。

高級時計の産地といえば、世界中がスイスのバーゼルを連想する。 高級メガネといえば鯖江、と連想してもらえるようにするのが目標だ。 代表でメガネ企画会社社長の小松原一身さん (54) は「値がはっても欲しいと思わせる何かを、見つけたい」と話す。

職人魂、感じて

〈記者の視点〉 大飯原発の再稼働問題で、福井県はすっかり「原発依存」のイメージが定着してしまった。 しかし、ものづくりを地道に守ってきた地域もあった。 それが、鯖江だ。 視力を矯正する道具にすぎなかったメガネは、若者たちの間でおしゃれの必需品として地位を確立しつつある。 鯖江が復活への糸口をつかむチャンスはある。

「sabae」の名が世界に知られる日が来るには、何が必要なのか。 業者だけでなく、私たち消費者もまた問われている。 壊れたら捨てればいい、と安いものを求め、職人の魂を受け取る感性を失ってはいないか。 鯖江のメガネは、そう語りかけてくる。 (asahi = 12-24-12)


スポーツ用品各社、冬衣料に力 日常用に技術生かす

スポーツ用品メーカーが、日常利用向けの「あったか衣料」の売り込みに力を入れている。 スキーや登山など厳しい気候で着るウエアで培った技術を生かした高機能下着やダウンジャケットが好評だという。

ミズノはこの秋、保温性の高い日常用下着「ブレスサーモ エブリ」を発売した。 「ブレスサーモ」は体から出る水分を吸収し、発熱する独自の素材。 1994 年のリレハンメル冬季五輪向けのスキーウエアで中綿に採用して以来、雪山登山向けのシャツやタイツなどを販売してきた。 「エブリ」はふだん使いのために薄手で軽くした。 長袖シャツで希望小売価格 1,995 円(税込み)。 ユニクロの人気商品「ヒートテック」などに比べるとやや高額だが、「吸湿発熱」の機能を売りにしている。

ゴールドウインは、体から出る熱を閉じ込める「光電子」という特殊な繊維を使ったフリースや下着などを売り出している。 もともとは寒暖差の激しい高所登山で着ることを想定。 汗をかくような気温になっても熱くなりすぎず、34 - 37 度を保つ。 外気と室内の寒暖差が大きい冬場の下着や、自分で温度調整するのが難しい子どものウエアなどが好評だという。

デサントが岩手県奥州市の水沢工場でつくる高機能ダウンジャケット「水沢ダウン」も人気だ。 もともとスキーウエアや騎手用ベストなどを作っていた。 08 年からダウンジャケットを製造。 生地を熱で接着することで縫い目をできるだけなくし、耐水性を強化。 水にぬれると保温性が下がるダウンの弱点を改善した。

昨冬からはすっきり着こなせる細身タイプを発売。 この冬はブルーやグリーンなど多色展開も始めた。 希望小売価格は 6 万 - 9 万円台と高価だが、人気のセレクトショップで取り扱われるなど、ファンが増えつつある。 デサントマーケティング部の山田満チーフデザイナーは「スポーツウエアの高い機能性に裏付けられた『本物感』が(街着としても)評価されているのだと思う」と話す。 (asahi = 12-22-12)


ベストにヒーター その名も「ぬくさに首ったけ」

【高木真也】 お風呂の湯沸かしヒーターや観賞魚用ヒーター・サーモスタットなどを手がけるクマガイ電工(大阪府八尾市)が、コードレスのヒーターを内蔵したベスト「ぬくさに首ったけ」を発売した。 ゴルフ用品店やカタログ通販などを中心に、2012 年度は 1 万点の販売を目指す。 (asahi = 12-8-12)


H & M、広島に来年 8 月出店 中四国 1 号店

スウェーデンのカジュアル衣料大手、ヘネス・アンド・マウリッツ (H & M) は来年 8 月、広島市の中心部にある商業ビル「丸善ビル」に出店する。 ビルの所有者が広島市に、大規模小売店舗立地法に基づく新設店舗の届け出書を提出した。 同社の中四国地方への進出は初めて。 6 階建てビルの地下 1 階 - 5 階を店舗が占める。 売り場面積は約 1,500 平方メートルで、駐車台数は 31 台。 (nikkei = 12-6-12)