三洋、食洗機 4 万 6 千台リコール 発火の恐れ 三洋電機は 22 日、家庭用食器洗い乾燥機の 5 機種をリコール(回収)すると発表した。 計 4 万 6,646 台(2000 年 12 月 - 01 年 11 月製造)で、すでに生産を終えているため、対象機種を 1 台あたり 3 万円で買い取る。 対象は、三洋ブランドの「DW-S2000」、「DW-S2100」、「DW-SJ2000」のほか、大阪ガスブランドの「(4) 115-1045」、東京ガスブランドの「SN-D503」。 三洋電機によると、製品内部のヒーターと配線の接続部分が緩い場合、異常に発熱して発火することがある。 06 年 2 月から 12 年 10 月までの間に発火事故が 5 件発生したが、人的な被害はなかったという。 (asahi = 1-22-13) ホンダが米国で 74 万台リコール エアバッグに不具合 【ニューヨーク = 畑中徹】 ホンダは 18 日、米国で販売したミニバン「オデッセイ」など計 74 万 8 千台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。 運転席の横にあるエアバッグの取り付けに不備があったとしている。 リコールの対象は、2011 - 13 年モデルの「オデッセイ」と 09 - 13 年モデルのスポーツ用多目的車 (SUV) 「パイロット」。 エアバッグの取り付けが完全ではなく、衝突時に正しく開かない可能性があるという。 けが人などは報告されていない。 (asahi = 1-19-13) クラウンのパトカー、リコール 赤色灯に亀裂のおそれ トヨタ自動車は 16 日、警察車両のパトカーとして使われている「クラウンパトロールカー」 810 台(2010 年 10 月 - 昨年 9 月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 国交省によると、走行による振動や日射熱などの影響で、赤色灯のカバーを取り付けている部分に亀裂が生じ、カバーが外れてしまう恐れがあるという。 締め付け用のナットを大きいものに交換するという。 (asahi = 1-17-13) 2 度の KDDI 障害、原因は相次いだ設定・手順ミス KDDI (au) は 16 日、携帯電話向けの高速通信「LTE」サービスが、昨年末以降、2 度にわたり一部の端末で使えなくなった通信障害の原因を発表した。 データ通信量が想定を超え、装置の設定ミスや手順ミスが相次いだためで、今月中に総点検などの対策を講じる。 昨年 12 月 31 日の障害では、スマートフォンのデータ通信量が、直前の約 7 倍に増えた。 1 月 2 日の障害では、ソフトウエアの不具合への対応に不備があり、通信を切るミスにつながった。 障害の対象となったのは同社の LTE データ通信対応の「iPhone (アイフォーン) 5」などのスマートフォンやタブレット端末の一部。 昨年 12 月 31 日に 4 時間 23 分、今月 2 日に 1 時間 53 分、ネット接続やメールができなくなった。 全国で合わせて最大 355 万人に影響が出た。 (asahi = 1-16-13) ◇ ◇ ◇ au の "LTE" で再び一時通信障害 12 月 31 日、LTE に対応した端末で通信障害が起きた KDDI の「au」のスマートフォンで、2 日未明にもおよそ 2 時間にわたって通信障害が起き、会社では詳しい原因を調べています。 KDDI によりますと、2 日午前 0 時すぎから高速データ通信の「LTE」に対応した au のスマートフォンとタブレット端末で一時、メールやインターネットなどが利用できなくなりました。 通信障害は午前 1 時 50 分すぎに復旧しましたが、影響は全国のおよそ 175 万台に及んだということです。 au のスマートフォンは、12 月 31 日にも通信設備の故障で 4 時間余りにわたってインターネットなどが利用できなくなり、全国のおよそ 180 万台が影響を受けたばかりです。 KDDI は、今回のトラブルも同じ故障が原因ではないかとみて調べていますが、今のところ詳しい原因は特定できていないということです。 KDDI は、「利用者に多大なご迷惑をかけ深くおわび申し上げます。 原因の特定を急ぐとともに通信設備の監視を強化し、再発防止に努めます。」と話しています。 (NHK = 1-2-13) ◇ ◇ ◇ au スマホで通信障害 180 万人に影響 KDDI (au) のスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット型多機能端末で 31 日未明、約 4 時間にわたってデータ通信ができなくなる障害が全国規模で発生した。 約 180 万人が影響を受け、同社が原因を調べている。 KDDI によると、障害は高速通信サービス「LTE」に対応した機種で起きた。 31 日午前 0 時ごろから午前 4 時 20 分ごろにかけてメール送受信やインターネットのサイト閲覧などができなくなった。 音声通話に支障はなかったという。 au の LTE 対応端末利用者は数百万人規模。 (kyodo = 12-31-12) グリー、未成年者に過大請求 総額 2,800 万円返金へ 携帯電話で利用者同士が交流しながら遊ぶ「ソーシャルゲーム」大手のグリー(東京)は 7 日、未成年者 733 人に対し、自ら決めた課金上限額を超えた金額を課金していたと発表した。 総額は 2811 万円で、システムの設定ミスが原因としている。 グリーは昨年 4 月、月間の課金上限を 15 歳以下は 5 千円、16 - 19 歳は 1 万円に設定し、それ以上は遊べないようにした。 だが 9 月上旬、料金をクレジットカードで支払う利用者には年齢による制限がかかっていないことが内部調査でわかった。 上限を超えて請求された利用者は 10 - 19 歳で、請求額が 10 万円を超えた人も 30 人いた。 グリーは問題を公表せず、返金もしていなかったが、外部から指摘を受けて公表と全額返金を決めた。 ソーシャルゲームは多くが無料で始められるが、ゲーム内で使う武器や道具などにお金がかかる。 未成年者への高額課金が社会問題となったため、各社が自主的に規制を設けている。 (asahi = 1-7-13) 三菱が国内最多リコール 4 回で計 176 万台 【工藤隆治】 三菱自動車は 19 日、過去に届け出たリコール(回収・無償修理)が不十分だったとして軽自動車 8 車種、計 121 万台のリコールを届け出た。 同じエンジンの同じ部分へのリコールは 4 回目で、一連の対象は 10 車種計 176 万台と国内で過去最多になった。 国土交通省は、リコールに消極的で、同省への報告もずさんだったとして三菱自を厳重注意。 近く道路運送車両法に基づき立ち入り検査するとともに、一連の問題に対する改善策を来年 3 月末までに報告するよう求めた。 同省のこうした対応は異例。 この日、記者会見した三菱自の横幕康次・品質統括本部長は「過去のリコール問題で『安全第一』を掲げてきたが、お客様に多大なご迷惑をお掛けし、おわびする」と謝罪した。 (asahi = 12-19-12) 三菱ふそう、1 万 3 千台リコール 大型トラックなど 5 種 三菱ふそうトラック・バスは 18 日、大型トラック「スーパーグレート」など 5 車種計 1 万 3,565 台(2009 年 11 月 - 今年 10 月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 燃料ホースの成分が溶け出し、エンジンの噴射装置のパイプに固着してバルブが動かなくなるため、エンジンがかからなくなったり、回転数が異常に高まったりする恐れがある。 ドイツ製のエンジンのパイプが細く、固着しやすいという。 (asahi = 12-18-12) ホンダ、米で 80 万台超リコール 「オデッセイ」など 【ニューヨーク】 ホンダは 12 日、鍵を抜いた後にも車が動きだす恐れがあるとして、米国で販売した主力ミニバン「オデッセイ」など 3 車種、計 80 万 7 千台をリコール(無料の回収・修理)すると発表した。 対象は、2003 - 04 年型のオデッセイが約 31 万 8 千台のほか、03 - 04 年型のスポーツタイプ多目的車 (SUV) 「パイロット」が約 25 万 9 千台、03 - 06 年型の高級ブランド「アキュラ」の SUV「MDX」が約 23 万台。 (kyodo = 12-13-12) 風呂給湯器 3 万台を無償点検へ 東京ガス 発火の恐れ 東京ガスは 11 日、主に戸建て住宅で使われる屋外据え置き型の風呂給湯器が発火する恐れがあるとして、1 都 8 県で約 3 万台の無償点検を始めると発表した。 戸別訪問して機器の状態を確かめ、有償の部品交換、買い替えなどを勧める。 対象はノーリツに委託生産した16機種で、耐用年数の 10 年が過ぎているもの。 機器の一部が焼ける事故が、同じ型のノーリツブランド市販品を含め 2006 年以降に東京ガス管内で 12 件発生。 水が通る部分が劣化するなどして水が漏れ、鉄製のガス管が腐食。 漏れたガスに引火したとみられるという。 問い合わせは平日の午前 9 時 - 午後 7 時、フリーダイヤル (0120・622・636) へ。 対象機種は同社のホームページ (http://www.tokyo-gas.co.jp/) で見られる。 (asahi = 12-11-12) ソフトバンク、緊急速報メールに不具合 ソフトバンクモバイルの携帯電話向け「緊急速報メール」のサービスで、災害などと無関係な情報が流れる不具合が生じていることがわかった。 高速通信の LTE を使う「iPhone (アイフォーン) 5」が対象。 同社は早期にシステムを改修するとしている。 不具合が起きるのは、ソフトバンクの電波の圏外で、KDDI (au) の電波が届く場合。 緊急速報メールのサービスを設定していると、KDDI が配信する災害以外の日常のニュース速報が送られることがあるという。 7 日に東北地方を震源に起きた地震でも不具合が生じ、ソフトバンクには利用者からの苦情があったという。 (asahi = 12-11-12) ウーロン茶 40 万個を自主回収 = 基準値超える農薬 - 伊藤園 伊藤園は 10 日、中国から輸入したウーロン茶のティーバッグを使用した同社の製品 3 品目の一部から厚生労働省が定めた基準値を超える 2 種類の農薬が検出されたとして、販売を停止し、合計約 40 万個の対象商品を自主回収すると発表した。 同社は「(対象製品を)毎日飲用しても健康被害の恐れはない」としている。 基準値を超えているのが見つかった農薬は「インドキサカルブ」と「フィプロニル」で、「ウーロン茶ティーバッグ(54 袋入り)」、「濃いウーロン茶ティーバッグ(30 袋入り)」、「スタイルワン ウーロン茶ティーバッグ(54 袋入り)」の 3 製品を回収する。 原因は同社が調査中で、現時点で健康被害の報告はないという。 (jiji = 12-10-12) 二輪車用の部品にアスベスト ホンダが自主回収へ ホンダは 10 日、基準を超えるアスベスト(石綿)を含んだ二輪車用の部品 72 個を販売していたと発表した。 ブレーキを補修する部品で、摩擦で車輪を止める部分に基準(重量の 0.1%)を超える 12.5% の石綿が使われていた。 「輸入された部品の成分の確認を怠っていた(広報)」と説明している。 中国の部品メーカーから輸入し、2006 年 9 月 - 12 年 9 月に国内 33 カ所の販売店で売られたという。 人体への影響はないが、今後自主回収するという。 06 年 9 月に施行された改正労働安全衛生法で、重量の 0.1% を超える石綿が含まれた部品の製造・出荷が禁じられた。 (asahi = 12-10-12) 日産、マーチなど 2 車種 49 万台リコール 日産自動車は 6 日、車体後部のブレーキ灯などが正常に作動しなくなる恐れがあるとして、「マーチ」など 2 車種計 49 万 8,793 台(2002 年 2 月 - 09 年 2 月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 国交省によると、電気配線の接触不良により点灯しなかったり異常点灯したりする可能性がある。 これまでに 950 件の不具合が寄せられている。 (nikkei = 12-6-12) エレベーター事故 : 業務用に挟まれ男性死亡 姫路の工場 3 日午前 11 時 55 分ごろ、兵庫県姫路市花田町高木の皮革工場から、男性が業務用エレベーターに挟まれたと 119 番通報があった。 県警姫路署などによると、男性は取引先の社員、松原幸男さん (64) で、搬送先の病院で死亡した。 同署が事故の状況などを調べている。 同工場によると、工場は 2 階建てで、エレベーターは荷物を運ぶための業務用だった。 松原さんは段ボールの配達に訪れていたという。 (高橋一隆、mainichi = 12-3-12) ◇ ◇ ◇ 食品用エレベーターに挟まれ死亡 名古屋の飲食店 2 日午後 11 時 10 分ごろ、名古屋市中区栄 3 丁目の飲食店から「女性が食品用エレベーターに頭を挟まれた」と 119 番通報があった。 女性は病院に運ばれたが、3 日早朝、死亡が確認された。 女性は同店のアルバイト店員で、清掃中に挟まれたとみられ、愛知県警中署が原因を調べている。 亡くなったのは、同市中川区中郷 5 丁目、山田千波さん (28)。 県警によると、現場は 6 階建てのビル。 1 - 3 階は飲食店で、料理を運ぶ小型エレベーターがある。 エレベーターは国内メーカー製で、高さ約 70 センチ、幅約 60 センチ、奥行き約 60 センチ。 床から約 80 センチの位置にあり、扉は真ん中から上下に開く。 (asahi = 12-3-12) ◇ ◇ ◇ 「全エレベーターに二重の安全装置を」 新潟 金沢市で起きたシンドラー社製エレベーターによる死亡事故を受けて、国土交通省が 6 日に出した通達に、県内の自治体が戸惑っている。 全てのエレベーターの安全装置を二重化するよう設置者に求める内容だが、県内の民間のエレベーターは約 7 千台。 改造は 1 台約 500 万円かかり、「指導」しても簡単には改善できそうにないからだ。 「本来、緊急点検を具体的に指示するのが先ではないか。」 県建築住宅課の担当者は、そうぼやく。 通達は、建築基準法に基づく確認・指導をしている自治体に、設置者が年 1 回、検査結果や管理状況の定期報告に来る際、二重の安全装置をつける指導をするよう求めている。 県は対象となる新潟、長岡など 6 市に通達を転送したが、各市も扱いに悩む。 新潟市内の民間エレベーターは約 2,750 台。 市建築行政課の担当者は「マンション管理組合ですぐ 500 万円出せるところはまずない」と言う。 長岡市内にある民間エレベーターはシンドラー社製 9 台を含め計約 830 台。 市都市開発課の担当者は「通達の文面をそのまま伝えるつもりはない」という。 「通達の趣旨は安全対策の徹底だと理解し、設置者に事故防止をお願いする文書を送ることにした。」 384 台の民間エレベーターがある上越市の建築住宅課の担当者は「定期報告の際に設置者に伝えるが、遅いと 1 年後。 もう少し早く伝える方法を検討している」と語る。 (三木一哉、asahi = 11-9-12) お試し期間中の返品拒む 健康食品通販会社に改善命令 健康食品の通販会社「ネイチャーウェイ(東京都目黒区)」が、商品の「お試し期間」中の返品・返金を拒んだとして、消費者庁は 29 日、特定商取引法に基づき同社に返品・返金に応じるよう命じた。 同社は 2009 年からダイエット飲料「飲まなく茶」をテレビなどで宣伝して販売。 「安心の 30 日間お試し保証」と称して商品到着後 30 日以内の返品・返金をうたっていたが、実際は「返品の際は空箱が必要」などと、広告に示さなかった条件を盾に拒んでいた。 全国の消費生活センターに相談が相次ぎ、最近 1 年間で返金拒否は少なくとも 80 人(契約総額約 340 万円)に上るという。 今年 5 月までの 1 年間に約 13 万人に約 16 億円分を販売した。 同社は「説明不足で迷惑をかけ、おわびする」としている。 (asahi = 11-30-12) プラズマクラスター掃除機、効果なし … 消費者庁 ダニアレルギーの原因物質を除去する性能効果があるなどとうたった掃除機の広告に科学的な根拠がないとして、消費者庁は 28 日午前、シャープ(大阪)に対して景品表示法違反(優良誤認)で再発防止を求める措置命令を出した。 同庁によると、対象となったのは、シャープが 2002 年 4 月から販売しているイオンを発生させて空気を浄化するという「プラズマクラスター」搭載の掃除機。 同社は、10 年 10 月 - 今年 4 月、パンフレットやウェブサイトで「ダニのふん・死がいの浮遊アレル物質のタンパク質を分解・除去する」などと表示していた。 しかし、同庁の依頼で研究機関が実験した結果、室内で使用した際に表示のような性能はなかったという。 同社は「命令は受けた。 中身をこれから確認したい。」としている。 (yomiuri = 11-28-12) 全日空国内線、10 万人の座席指定無効に 来年 2 月分 全日空の国内線で、来年 2 月搭乗分のすべての座席指定が無効になっていたことが 28 日、わかった。 システムの設定を誤ったのが原因で、予約客約 10 万 6 千人分の座席データが失われたという。 全日空によると、失われたのは 26 日午後 6 時までに予約された分で、早期予約割引やパックツアーの旅客が中心。 航空券の予約自体は確保されているが、全ての予約分で座席指定をやり直す必要がある。 全日空は 26 日から自社のホームページにおわびを掲載し、メールアドレスが分かっている予約客や旅行会社に連絡している。 ホームページか特設電話 (0120・029・661、午前 9 時 - 午後 6 時)で指定のやり直しを受け付ける。 (asahi = 11-28-12) Android 版「LINE」で電話帳データが強制的に同期される不具合 26 日にアップデートされた無料通話・メールアプリ「LINE」の Android 版において、スマートフォンのアドレス帳のデータが LINE の「友だち」に自動追加される不具合が発生していたことが判明した。 不具合の影響を受けたのは、最新の Android 版をインストールして電話番号認証による新規登録を行ったユーザーの一部。 スマートフォンのアドレス帳を LINE と同期させる「友だち自動追加」を無効にしていても、強制的にアドレス帳と LINE が同期されていたという。 LINE を運営する NHN Japan は 27 日、最新の Android 版で不具合を修正したことを報告。 今回の不具合で追加されたアドレス帳のデータは、すべて LINE の友だち一覧から削除したほか、LINE のサーバー上からもアドレス帳情報を削除したと説明している。 26 日のアップデートは、Facebook アカウントを用いて LINE のアカウントの新規作成・引継ぎを行えるようにするもの。 iOS 版については近日中に、同機能が利用可能となる予定。 (増田 覚、ケータイ Watch = 11-27-12) トヨタ、北米で 16 万台リコール タイヤ脱落の恐れ 【ニューヨーク = 畑中徹】 トヨタ自動車は 21 日、北米で販売していたピックアップトラック「タコマ」の一部で、車体の底に取り付けられている予備のタイヤが脱落する恐れがあるとして、約 16 万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。 リコール対象となるのは、米国のニューヨーク州など寒冷地の 20 州と、カナダで販売した 2001 - 04 年のモデル。 こうした寒冷地では、雪をとかすために使われる塩の影響で、車体の底にある予備タイヤを固定している金属部品が腐り、タイヤが落ちる危険があるという。 同社は、脱落したという事例が数件あったが、けがなどの報告はなかったとしている。 (asahi = 11-22-12) ポテトチップスにガラス片 カルビー、534 万袋回収 カルビーは 20 日、ポテトチップス「堅あげポテト」シリーズの 9 商品約 534 万袋を自主回収し、返金すると発表した。 滋賀県の工場で作られた商品に、約 5 ミリのガラス片が混入しているのが見つかったため。 口の中を切るけがをした例もあった。 対象は賞味期限が 11 月 20 日から来年 3 月 17 日までの商品で、パッケージ裏面右上の「製造所固有記号」が「b」のもの。 問い合わせはお客様相談室 0120・55・8570。 今月、「関西だしじょうゆ」味を食べた消費者から「ガラス片が入っている」という連絡が 2 件あった。 うち 1 件で、関西地方の男性が口の中を切るけがをしたという。 調査の結果、滋賀県の工場の生産設備のガラスの一部が破損しているのが見つかり、この製造ラインで生産された商品の回収を決めた。 回収対象の 9 商品は「うすしお味」、「のり味」、「関西だしじょうゆ(65 グラムと 80 グラム)」、「ブラックペッパー(65 グラムと 70 グラム)」、「ゆずこしょう味(63 グラム)」。 住所、氏名、電話番号を書いて着払いで商品を送ると返金される。 送り先は〒520-3233 滋賀県湖南市柑子袋 558 カルビー湖南工場。 (asahi = 11-21-12) 和光堂の離乳食、7 万 5 千袋回収へ フィルム混入の恐れ アサヒグループホールディングスは 19 日、傘下のベビーフード大手の和光堂が出荷した離乳食「BIG サイズのグーグーキッチン しらすと大根のまぜごはん」の一部を自主回収し、代金を返すと発表した。 プラスチックの袋の破片が混入している商品が見つかったため。 対象は賞味期限が 2014 年 1 月 6 日の商品で、約 7 万 5 千袋。 8 月上旬から 10 月中旬にかけて出荷した。 生後 12 月ごろから食べる商品で、「万一のみ込んでも健康に害はない素材」という。 問い合わせは和光堂 (0120・88・5620)。 10 月以降、購入者から同じ賞味期限の商品について「2 - 3 センチのプラスチックのフィルムが入っていた」という連絡が 2 件あった。 調べたところ、製造過程で混入した可能性が高いと判断した。 住所、名前、電話番号を書いて商品を送ると、郵便為替で返金される。 送付先は、〒329-1334 栃木県さくら市押上 2017 の 1 和光堂「商品受付」係。 (asahi = 11-19-12) ドコモの通信障害、最大 270 万人に影響 NTT ドコモは 15 日、スマートフォン(多機能携帯電話)向けのインターネット接続サービス「sp モード」で 14 日に起きた通信障害について、全国で最大約 270 万人に影響が出たと発表した。 通信の運用を監視するネットワーク設備を強化した際、設定ミスがあったのが原因という。 (asahi = 11-15-12) ◇ ◇ ◇ ドコモスマホ、通信障害 7 回目 設備故障が原因 NTT ドコモは 14 日、スマートフォン(多機能携帯電話)向けインターネット接続サービス「sp モード」で、メールなどが使いにくくなる通信障害が全国で起きたと発表した。 この日午後 6 時から 7 時 43 分にかけて発生し、ドコモのネットワーク設備の故障が原因とみられるという。 何人が影響を受けたかなどは調査中という。 ドコモでは今年に入り、sp モードのメールがつながりにくくなるなどの障害が相次いでおり、今回で 7 回目となる。 (asahi = 11-15-12) トヨタ、プリウスなど 152 万台リコール 国内過去最多 【工藤隆治】 トヨタ自動車は 14 日、乗用車のプリウスやカローラなど 13 車種、計約 152 万台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 国内での一度のリコール届け出としては過去最多。 海外出荷分を含めると、不具合の起きる恐れのある車は 277 万台に上る。 国交省によると、これまでに事故の報告はない。 ハンドルと車輪をつなぐ歯車のかみ合わせが悪く、車庫入れなど低速でのハンドル操作を繰り返すとがたつきが生じ、最悪の場合は操作ができなくなるという。 顧客からは「低速時にハンドルが滑った」といったクレームが 18 件あった。 また、ハイブリッド車と燃料電池車に使われている電流変換装置でもコイルに傷があり、ショートする恐れがあるという。 リコールの対象となる車種は、▽ プリウス、▽ カローラ、▽ ウィッシュ、▽ アイシス、▽ カローラランクス、▽ アレックス、▽ カローラフィルダー、▽ カローラスパシオ、▽ WiLL VS、▽ アルファードハイブリッド、▽ エスティマハイブリッド、▽ クラウンセダン、▽ TOYOTA FCHV-adv。 2000 年から 11 年に製造されたもので、車種により製造時期が異なる。 (asahi = 11-14-12) 現代自の燃費水増し集団訴訟、北米で拡大「信頼の危機」 = 韓国 米環境保護局 (EPA) が 2 日、韓国の現代自動車と傘下の起亜自動車が米国で販売した一部車種の燃費性能を、誇大表示していたと発表したことを受け、米国やカナダでは集団訴訟が相次いでいる。 韓国メディアは、カナダ現地紙の報道を引用し、集団訴訟が拡大していると報道。 現代自グループは最大の輸出市場である北米で「信頼の危機」に直面しているとし、長年築き上げた "現代ブランド" の価値に傷が付くのではないかと憂慮を示した。 報道によると、カナダでは現代自の燃費水増しの被害にあったと主張する消費者らが、オンタリオ、ケベック、ブリティッシュコロンビアの各州で集団訴訟を起こした。 これに先駆け、米国では 4 日、オハイオ州で両社を相手取った集団訴訟が起こされた。 現代自側は、表示の水増しは「故意ではない」と説明し、顧客へ補償も明らかにしている。 韓国では、現代自の迅速な対応から事態は沈静化に向かっているとの見方があるが、集団訴訟が相次げば今後どのような方向に進むか分からないため、予断は許さないとの分析もある。 韓国メディアは、カナダの日刊紙グローブ・アンド・メールが 7 日に掲載した「現代・起亜の信頼性危機 (The Hyudai - Kia Credibility Crisis)」と題した記事を紹介。 記事は、「現代と起亜はブランドの名声を高めるために長い月日をかけたが、イメージ低下は 1 日で起きた」とし、「今回の事態が顧客への忠誠度に影響を与える可能性がある」と伝えたという。 (サーチナ = 11-8-12) 三菱ふそう 3 万台リコール 小型トラック「キャンター」 三菱ふそうトラック・バスは 6 日、小型トラック「キャンター」 3 万 45 台(2010 年 10 月 - 12 年 10 月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 ナットの締め付けが不十分で、駐車ブレーキが利かなくなる恐れがあるという。 ブレーキが緩んだりブレーキケーブルが切れたりする不具合が 4 件あった。 (asahi = 11-6-12) 介護ベッド事故:レンタル事業者へ注意喚起の要請文 介護ベッドの手すりに首を挟むなどして死亡事故が起きている問題で、消費者庁は、全国の介護ベッドのレンタル事業者に対して事故の危険性と対応策を利用者に説明するよう要請している。 要請文書の日付は 2 日。 自治体の広報誌を通じた注意の呼びかけも行う。 介護ベッドをめぐっては、07 年度から今年 10 月までに 32 件の死亡事故を含む 63 件の事故が起きた。 大半が転落防止のための手すりの隙間に首や腕を挟む事故。 同庁は都道府県などを通じて再発防止のための注意喚起を行ってきたが、今年も 4 件の死亡事故を含む 6 件の事故が発生した。 同庁が 10 月に在宅介護を行う家族やヘルパーを対象に行った調査では、56% が「注意喚起を知らない」と答え、安全補助具やクッションで隙間をふさぐなど「対策を行っている」のは 25% にとどまった。 6 センチの隙間でも首が挟まるといい、宗林さおり消費者安全課長は「注意喚起が伝わっていなかったことは深刻に受け止めている。 まずは現場に危険性を認識してほしい。」と話している。 (中村かさね、mainichi = 11-3-12) 1 万人超の個人情報メール送信 ハッキングの可能性も 【須藤龍也】 保険見直しサービスをネット上で運営する IT 企業「ウィルゲート(東京都渋谷区)」が管理する顧客情報 1 万 1,493 人分が、社外にメール送信されて外部に流出していたことがわかった。 氏名や住所、職業のほか、持病や服用している薬などの個人情報も含まれる。 同社はメールの宛先に心当たりがないといい、ハッキングを受けた可能性があるとして警察に届けた。 同社によると、保険見直しサービス「保険ゲート」で、4 月 - 9 月に申し込んだ顧客情報が流出した。 6 月 27 日までの 5,905 人は氏名と生年月日、職業、住所が流出。 6 月 28 日 - 9 月 30 日の 5,588 人は、氏名と生年月日、職業、電話番号とメールアドレス、持病や服用する薬、世帯年収、配偶者の有無も流出した。 (asahi = 11-2-12) 韓国麺から発がん性物質、日本でも発売 韓国製のインスタントラーメンは日本でも販売されて、人気があるようですが、韓国の食品安全当局は発がん性物質が検出されたとして、回収命令を出しました。 韓国のインスタントラーメンなどから発がん性物質・ベンゾピレンが検出されたとして、韓国の食品医薬品安全庁は、4 社 9 製品に対し、回収命令を出しました。 「健康に有害な程度ではないと判断されるが、残っている製品を回収することに決めました。(韓国・食品医薬品安全庁 ソン・ムンギ食品安全局長)」 「韓国で人気のこちらのラーメン。 付属の粉末スープから発がん性物質が検出されました。(記者)」 韓国で回収命令が出された 4 社の中で、「農心」は日本でも人気のある辛ラーメンで知られる食品会社です。 「店内にはたくさんの韓国食品が売られていて、キムチですとか、韓国海苔、そしてインスタントラーメンの種類も豊富にそろっていて、ノグリラーメンも販売されています。(記者、千葉・船橋市)」 今回、発がん性物質が検出されたインスタントラーメンの 1 つ、ノグリラーメンは、80 か国あまりに輸出されていて、日本でも発売されています。 千葉県のこの店では、1 袋 130 円で売られていて、辛ラーメンと並ぶ、人気商品だと言います。 「びっくりしました。 昔から置いていたので。(従業員)」 今回、辛ラーメンは回収対象になっていませんが、日本でも人気のラーメンを製造しているメーカーの商品から発がん性物質が検出されたとあって、不安の声が広がっています。 「これと、袋とカップのタイプですね。 お客さんが(ノグリラーメンに)手を出さないので、棚からおろして返品するしかない 。(都内の韓国食料品店)」 こうした事態を受けて、台湾政府が回収を決めたほか、日本の厚生労働省も韓国政府から詳しいデータの提供を求めていて、今後、何らかの措置をとることも検討しています。 (毎日放送 = 10-26-12) ダイハツ、1,700 台リコール 冷凍・保冷車 ダイハツ工業は 24 日、冷凍・保冷車「ハイゼット」 2 車種計 1,707 台(2008 年 4 月 - 10 年 9 月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届けた。 スライドドアがロックされずに閉まらなくなったり、走行中に開いたりする恐れがある。 10 年 8 月以降、ドアロックできない不具合が 21 件発生した。 ロック部分の水抜き構造が不十分で、部品がさび付いて動作しなくなることが原因という。 (asahi = 10-24-12) 三菱ふそうがリコール 燃料漏れで "火災の恐れ" 「三菱ふそうトラック・バス」は、小型トラックなど2車種で燃料のチューブが外れる恐れが見つかったとして、国土交通省にリコールを届け出ました。 リコールされたのは、三菱ふそうの小型トラック「キャンター」とマイクロバスの「ローザ」で、2010 年 5 月から 2012 年 10 月までのモデルです。 国土交通省によりますと、この 2 車種は、燃料フィルターとチューブの接続部分が走行時の振動で外れて燃料が漏れる可能性があり、最悪の場合、火災に至る恐れがあるということです。 これまでに事故は発生していませんが、不具合が 11 件見つかっています。 国内のリコール台数は 3 万台余りで、海外を含めると約 5 万 8,000 台に上るということです。 (TV Asahi = 10-18-12) 発火の恐れ パナソニック、プロジェクター 4 万台回収へ パナソニックは 17 日、液晶プロジェクターの電源コードから発火する恐れがあるとして、同じコードを使った5機種、計 4 万 1,620 台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。 対象となるのは、旧松下電器産業製の「TH-AE200」、「TH-AE300」、「TH-AE500」、「TH-AE700」と三洋電機製の「LP-Z3」の 5 機種。 2002 年 9 月から 05 年 12 月にかけて製造された全製品となる。 納入された電源コードの材料加工が不十分で、本来燃えにくい電源コードのコネクター部分の材質が変化し、発火する可能性があることがわかったという。 (asahi = 10-17-12) トヨタ、過去最大規模のリコール 世界で 743 万台 トヨタ自動車は 10 日、乗用車の「ヴィッツ」や「ラクティス」など 6 車種計 45 万 9,326 台(2006 年 9 月 - 08 年 7 月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届けた。 不具合が起きる恐れのある車は海外分を含めると計 743 万台で、トヨタのリコールでは過去最大の規模。 全ての車を無償で修理する。 国交省によると、運転席のパワーウインドーに不具合があり、窓が開閉できなくなる恐れがある。 スイッチ部分の潤滑剤の塗り方にむらがあるためで、国内では、スイッチが動きにくくなるほか、市販の潤滑剤を塗ったためにショートしたといった不具合が計 39 件報告されているという。 海外分は 12 車種約 697 万台。 内訳は米国 247 万台、中国 140 万台、欧州 139 万台、オーストラリア 65 万台、中近東 49 万台、カナダ 24 万台、その他の地域 33 万台。 (asahi = 10-11-12) ホンダ、欧米などで「CR-V」を 48 万 9,000 台リコール [東京] ホンダは 7 日、パワーウインドウの部分に不具合があるとして、米国や欧州などで販売したスポーツ多目的車 (SUV) 「CR-V」について合計 48 万 9,000 台をリコール(回収・無償修理)することを明らかにした。 対象は 2002 年から 06 年までのモデル。 窓の隙間の部分から雨水などが流れ込み、パワーウインドウの電気系統に不具合が生じるケースがある。 最悪の場合、発火する可能性があるという。 台数の地域別の内訳は、米国が約 26 万 8,000 台、欧州が約 22 万台など。 5 件の発火の報告があったが、いずれも事故はない。 ((Reuters = 10-7-12) スマホ : 76 万件の個人情報流出か 電話帳アプリ通して グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載するスマートフォン(多機能携帯電話)の電話帳に登録された約 76 万件の個人情報が、無料アプリ「全国電話帳」を通して不正に抜き取られ、外部に流出したとみられることが 6 日、セキュリティー会社「ネットエージェント(東京都墨田区)」の調査で分かった。 同社はこのアプリをインストールしないよう注意を呼びかけている。 同社によると、電話番号を検索する無料アプリ「全国電話帳」は 9 月中旬ごろ、グーグルが運営する公式アプリサイトで無料公開された。 インストールして起動させると、スマホの電話帳に登録された個人名や電話番号、位置情報などが抜き取られる仕組み。 今月 6 日までに約 3,300 人がインストールした。 抜き取られた個人情報は、横浜市内のサーバーに自動的に転送されていた。 このサーバーに接続すれば、誰でも外部から個人情報を閲覧できる状態になっていたが、現在はできなくなっているという。 (黒田阿紗子、mainichi = 10-6-12) ソニー、「エクスペリア タブレット S」をリコール ソニーは 5 日、9 月に発売した「エクスペリア タブレット S」をリコール(無償点検・修理)すると発表した。 水滴がかかっても使える生活防水機能をうたっているが、一部の端末で液晶パネルと背面カバーの間に隙間があり、ぬれると壊れる恐れがある。 出荷済みの 10 万台(国内は 2 万 7 千台)が対象で、販売も一時とりやめる。 問い合わせは専用窓口 (0120・550・058)。 (asahi = 10-5-12) マルハの缶詰 6 種、583 万個を自主回収 茨城県は 3 日、同県神栖市の高木商店が製造した「マルハさばみそ煮」などの缶詰約 583 万個の自主回収を指示した。 缶の中に容器の素材であるアルミ片の混入が見つかったという。 同じ工場の同じラインの生産品を回収する。 県によると、9 月 28 日に購入者から販売元のマルハニチロ食品(東京都)へ「金属が入っている」と苦情があり、アルミ片(3.5 センチ)の混入が見つかった。 4 月にも同様の苦情が 1 件あったという。 自主回収の対象は「さばみそ煮」のほか「さば照焼」、「秘伝さば照焼」、「秘伝いわし蒲焼」など 6 種類。 全国で流通している。 問い合わせはマルハニチロお客様相談室 (0120・170・811) へ。 (asahi = 10-3-12) 格安航空エアアジア機 8 便欠航 エンジンに旧型部品 格安航空会社 (LCC) のエアアジア・ジャパンは 30 日、成田空港発着で運航を予定していた航空機 2 機(エアバス A320)のエンジンに旧型部品が使われていたと発表した。 現在、この部品は使用しないことになっていたという。 成田と福岡・札幌を結ぶ計 8 便が部品交換で欠航となり、計約 1 千人に影響した。 部品はゴム製で、エンジンを始動させる機械の油漏れを防ぐ。 30 日朝の点検で判明し、交換は午後までに終了した。 油漏れの心配は少ないというが、エアバス社の指定品より耐久性が落ちるという。 (asahi = 9-30-12) 新幹線はネズミに弱かった? ケーブルかじられ信号障害 新幹線は、ネズミに弱い - -。 28 日早朝、JR 東海道新幹線の静岡 - 掛川駅間の上下線で、停止信号の表示が変わらないトラブルが発生した。 上下線計 81 本で最大 2 時間 39 分の遅れが生じ、約 6 万 8 千人に影響が出た。 JR 東海はネズミが信号ケーブルをかじった可能性が高いとし、思わぬ弱点に頭を抱えている。 ■ 検査時に侵入か 同社によると、28 日早朝に新幹線総合司令所が異常を察知した。同社の社員が静岡 - 掛川間にある信号を制御する機器室を調査。 配線箱内の直径約 2 センチのゴムで覆われた信号出力ケーブルが、導線がむき出しになってショートしていた。 社員が室内で体長 5 センチほどのネズミを目撃したため、ネズミがかじって損傷した可能性が高いという。 機器室(縦 6.1 メートル、横 11.7 メートル、高さ 9 メートル)は山や畑に囲まれており、外部からの侵入を防ぐために、すき間をなくしている。 さらに、配線箱内のケーブル以外はステンレスで覆っていたという。 (asahi = 9-30-12) アップル CEO、地図機能で謝罪 他社製の使用勧める 米アップルのティム・クック最高経営責任者 (CEO) は 28 日、今月発売したスマートフォン(多機能携帯電話)の新機種「iPhone (アイフォーン) 5」の地図機能について、「最高の経験をもたらすという約束には届かないものだった。 極めて申し訳ない。」と利用者に謝罪する声明を発表した。 クック氏は精度を高めていく間、他社のサービスを使うことも勧める。 同社のソフト配信サービス「アップストア」を通じて米マイクロソフトの「Bing (ビング)」や「マップクエスト」のソフトを入手できるほか、米グーグルのウェブサイトからマップを開くこともできる。 (asahi = 9-29-12) 日産、エクストレイルをリコール すす除去装置に不具合 日産自動車は 13 日、スポーツ用多目的車 (SUV) 「エクストレイル」のうち、ディーゼル仕様の 1 万 7,861 台(2008 年 8 月 - 12 年 7 月製造)についてリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届けた。 国交省によると、すすを除去する装置にプログラムミスがあり、1 回 20 分程度までの短時間運転を繰り返していると、すすを除去できず、装置が壊れる恐れがあるという。 日産自動車によると、この車は、すすの排出を大幅に抑えるとして、09 年の排ガス規制にも対応した「クリーンディーゼル車」。 エコカー減税で自動車重量税や取得税が 100% 免税されていた。 (asahi = 9-13-12) |