源平合戦から奇兵隊まで 下関の神社で歴史ミュージカル

壇之浦の戦いから明治維新の奇兵隊まで、山口県下関市にまつわる歴史を舞台劇にした「源平 night in 赤間神宮」が連休初日の 6 日夜、同市の赤間神宮で上演された。 ライトアップされた拝殿前の大階段を舞台に、「義経八艘(はっそう)飛び」や「武蔵・小次郎の決闘」のほか、奇兵隊を題材にしたミュージカルなどを披露。 幻想的な時代絵巻が繰り広げられた。 しものせき観光キャンペーン実行委員会の主催で、観覧は無料。 (asahi = 10-7-12)


B 級グルメに便乗待った 商標で保護、作り方研修会も

安くておいしい各地の B 級グルメが集まる「B-1 グランプリ」の人気料理のまがいものが横行している。 B 級グルメでまちおこしに取り組んでいる各地の団体には苦情が相次ぎ、対策に頭を痛めている。 (asahi = 10-7-12)


田園都市、輸出します 東急、ベトナムにノウハウ

人気ドラマのロケ地にもなり、ブランド住宅街として知られる東急田園都市線(東京都、神奈川県)沿線をモデルに、東急電鉄は、交通網と宅地を一緒に開発する街づくりのノウハウを初めて輸出する。 ベトナムのホーチミン市近郊で住宅地の開発やバス路線の整備を手がける。

足元の東急沿線は住民が高齢化し、人口が間もなく減少に転じる。 将来を見据えた戦略の第一歩という。 「ベトナムでもこんな街づくりをしてみたい。 協力してもらえないか。」 昨年春、ホーチミン市の北 30 キロにあるビンズン省の幹部が来日し、田園都市線に試乗した。 たまプラーザ駅(横浜市青葉区)周辺の街並みなどを視察すると、こう話したという。 (asahi = 10-6-12)



にわか衛星の電波キャッチ 開発の福岡工大、喜びに沸く

5 日未明に宇宙空間に放出された超小型衛星「FITSAT-1(愛称・にわか衛星)」を開発した福岡工業大の田中卓史教授(情報工学)らの研究グループが同日、衛星が出す電波の受信に成功した。 田中教授によると、これで衛星の機能が順調に働き始めたことが確認できたという。

衛星からの電波は、放出から 1 時間余りたった午前 2 時すぎに福岡市東区の福工大のアンテナでとらえられた。 その後も福岡上空を通るたびに受信し、機体の温度などのデータを得た。 にわか衛星は、1 週間近くかけて太陽電池の充電などをした後に二つの実験に挑む。 従来の小型衛星よりも速く画像を送る高速通信実験と、夜空で機体の LED をモールス信号の間隔で点滅させて地上にメッセージを送る実験だ。 (asahi = 10-5-12)


ガチャポンやって赤い羽根募金 愛媛「みきゃん」が PR

赤い羽根共同募金運動が始まった 1 日、羽根をあしらった缶バッジ(200 円)を買うと、代金が募金になるガチャポンが愛媛県庁にお目見えした。 来庁者に協力してもらおうと県共同募金会が一式を提供。バッジは 10 種類で羽根と共に県のマスコットキャラクター「みきゃん」がデザインされている。 みきゃんは特産のミカンと犬を組み合わせたキャラだが、知名度はいま一つ。 ガチャポンの PR に駆けつけ、伊予弁で「便乗商法じゃないけん!」 (asahi = 10-2-12)


麻里子区長の「カワイイ区」、住民票に列 交付始まる

福岡市の仮想の行政区「カワイイ区」の特別住民票の発行が 29 日、市役所 1 階ロビーで始まった。 同区は先月、福岡の PR などを目的に設けられ、人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーで福岡県出身の篠田麻里子さん (26) が「区長」を務める。 全国どこからでもインターネットの専用サイトで「区民」の登録が無料でできる。 29 日午後 6 時現在の区民は 3,7483 人。

特別住民票は、本物の住民票と同じ A4 判で、リボンの透かしや、篠田さんの署名が入っている。 登録したニックネームと、「福岡市カワイイ区カワイイ 2 丁目」といった仮想の住所が記されている。 (asahi = 9-30-12)


都道府県「魅力度」、最下位は群馬 民間調査

都道府県の「魅力度」で群馬は最下位の 47 位 - -。 民間シンクタンク「ブランド総合研究所(東京都港区)」が発表した「地域ブランド調査」で、こんな結果が出た。 茨城県 46 位、栃木県 44 位と、北関東の低さが目立つ。 同調査は今年 7 月、47 都道府県や 1 千の市区町村の認知度や魅力度、イメージなど 72 項目について、インターネットで全国の約 3 万人から回答を得た。

都道府県の魅力度ランキングで、群馬県は昨年の 44 位から最下位へ。 昨年最下位の茨城県が 46 位、46 位だった佐賀県が 45 位となり、昨年 42 位だった栃木県も 44 位に後退した。 上位 3 位は前年に続いて北海道、京都府、沖縄県の順だった。 (asahi = 9-28-12)

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住みたい街、今年も吉祥寺・芦屋 住んで良かった街は …

マンション大手 7 社は 27 日、「住んでみたい街(6 月時点)」の調査結果を発表した。 首都圏 1 位は 5 年連続で吉祥寺、関西圏 1 位は 8 年連続で芦屋だった。 初めて「実際に住んでみて良かった街」を調べたところ、首都圏は横浜、関西圏は西宮が 1 位だった。

7 社が運営するウェブサイト「メジャーセブン」の会員のうちマンション購入希望者の 6 千人が回答(自由記述)した。 首都圏の上位 10 地域は順位は違うが、昨年と同じ顔ぶれ。 11 位以下では渋谷が昨年の 21 位から 15 位、武蔵小杉が 24 位から 20 位に順位を上げた。 商業施設やマンション開発が進んでいるからだ。 関西圏は 3 位までの順位に変動はなく、京都(11 位 → 7 位)と大阪(19 位 → 10 位)が上位 10 位に入った。 (asahi = 9-27-12)


横浜中華街、恒例の祝賀パレード中止へ 横浜華僑総会

横浜中華街の中国系の華僑らでつくる横浜華僑総会は 24 日、10 月 1 日に予定していた中国の建国記念の日「国慶節」の祝賀パレードを中止する方針を決めた。 尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化を踏まえた判断という。

祝賀パレードは、地元の中華学校の中学生が中心となり、約 200 人が民族衣装をまとい、ドラや太鼓を鳴らしながら練り歩く中華街の「国慶節」のメーンイベント。 中国の国旗を掲げて歩くため、保護者の間で不安の声があがったという。 獅子舞の披露も、当初 5 組を予定していたが、中華学校の生徒の参加を見送り、4 組に減らす。 横浜華僑総会の謝成発会長は「楽しみにしてくれていたお客さんも多く、中止は残念だ。 ただ、子どもに何かあっては取り返しがつかないと考えた。」と話している。 (asahi = 9-25-12)


「平成の大合併」別れたい 熊本・旧泗水町で過半数署名

「平成の大合併」をした旧町が再び分離独立しようとする動きが熊本県菊池市で起きている。 2005 年に当時の菊池市と合併した 3 町村のうち、旧泗水(しすい)町の住民グループが 20 日、分離の要望書と住民の半数を超える署名を福村三男市長と市議会議長らに出した。 グループは「泗水をよくする会(松岡一俊会長)」。 泗水町側が進め、合併協議会で合意したはずの市庁舎建設を白紙にしたことなどに反発。 今年 2 月から集めた署名は 6,873 人分で泗水地区(旧泗水町)の有権者の約 57% に及んだ。

意見書では、価値観などで受け入れがたい相違点があるとしており、泗水地区を分離し、独立させる議案を 12 月定例市議会に出し、可決するよう求めた。 松岡会長は「努力もせずに白紙とした自治体は今後も信用できない」と話す。 地方自治法では、旧町が分離独立するには市議会と県議会の議決がいる。 総務省によると、平成の大合併でできた自治体から分離した例はないという。 (asahi = 9-23-12)


「けいおん!」の舞台、文化財に 滋賀の旧豊郷小

文化審議会は 21 日、人気アニメ「けいおん!」の舞台のモデルになったとされる滋賀県豊郷(とよさと)町の旧豊郷小学校、仙台市の旧宣教師住宅・デフォレスト館、現存する大正期の釣り橋として価値がある岐阜県白川町の白川橋、熊本県人吉市の人吉温泉の老舗、芳野旅館など 155 件の建造物を登録有形文化財にするよう、文部科学相に答申した。

旧豊郷小は、現在は町の図書館や役場として活用され、女子高生バンドを描いた「けいおん!」にちなんで軽音楽のイベントも開かれている。 今回登録される校舎など三つの建物は、米国の著名建築家ヴォーリズの設計で、いずれも 1937 年に建てられた。 特に校舎は、左右対称で縦長の窓を規則的に配置するモダンな建築物、と評価された。 (asahi = 9-22-12)


きしむ外交関係の中 … 福岡でアジア映画の祭典開幕

アジア映画を紹介する「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」(福岡市など主催)が 14 日開幕した。 領土問題で日韓、日中関係はきしんでいるが、福岡市役所前に敷かれたレッドカーペットを闊歩した韓国や台湾などの俳優たちには、観客から盛んな拍手が送られた。

22 回目。 式典にはスタッフを含め 1,500 人が集まり、会場では警備員が入場をチェックした。 小雨の降る中、人気テレビドラマ「チュモン」などに出演した韓国の俳優ユン・ドンファンさんをはじめ、各国・地域の監督や俳優が登場。 あいさつした高島宗一郎市長は「2 千年前から福岡はアジアとの交流を育んでいる。 アジア映画をたっぷりと楽しみましょう。」

式典後には、韓国で 400 万人を動員した「ダンシング・クイーン」の野外上映も。 映画祭は 23 日まで。 中国映画 2 本、韓国映画 2 本を含む 37 作品が上映される。 (asahi = 9-15-12)


白菜鍋、市場で振る舞う 北海道など安全性 PR

白菜の浅漬けを原因とする北海道の集団食中毒で消費が低迷していることを受け、道や農業団体は 10 日、安全性やおいしさを PR しようと札幌市中央卸売市場で道産白菜を使ったキムチ鍋 500 食を振る舞うイベントを開いた。 今後も消費者向けに漬物の試食会などを行う。

午前 6 時から提供が始まると、市場に出入りする業者らが行列を作った。 キムチの香りと湯気が立ち上る鍋をほおばった札幌市北区の小売業、亀田克雄さん (72) は「うまいね。 今年は白菜の出来がいいので、どんどん安全だと宣伝してほしい。」と話した。 道によると、市中央卸売市場の白菜の取引価格は、8 月中旬には 1 キロ当たり 60 円前後だったが、食中毒発生後の 8 月 21 日には 28 円に下落し、9 月も 30 - 40 円台で推移している。 (kyodo = 9-10-12)


メタンハイドレート、日本海でも調査を 10 府県が連合

「燃える氷」と呼ばれ、新たな国産エネルギー資源と期待されるメタンハイドレート。 この調査や開発を日本海でも進めようと、新潟、京都、秋田など日本海沿岸の 10 府県が 8 日、「海洋エネルギー資源開発促進日本海連合」を設立した。 今後、企業とも連携して政府への提言をまとめる。

メタンハイドレートは、天然ガスの主成分メタンを水の分子に閉じ込めたシャーベット状の物質。 火をつけると燃える。 ただ、採掘方法が確立しておらず、太平洋沖を中心に調査や実験が行われている。 日本海連合会長の山田啓二・京都府知事は会見で「日本海側の開発は韓国に出遅れている」と指摘。 泉田裕彦・新潟県知事は「エネルギー政策は地方も関与しないといけない時代になってきた」と語った。 (藤崎麻里、asahi = 9-9-12)


オリックス、津波被災 9 市町で 10 ホテル新設へ

オリックスは、東日本大震災で津波の被害を受けた宮城、岩手両県の沿岸 9 市町に、来春までに 10 棟のビジネスホテルを新設する方針を明らかにした。 復旧・復興事業に伴い、深刻化している現地の宿舎不足に対応する。 250 人ほどの従業員を雇うという。

建設地は仙台市宮城野区の 2 カ所のほか、宮城県の石巻市、気仙沼市、南三陸町、山元町、岩手県の宮古市、釜石市、大船渡市、陸前高田市の計 10 カ所。 うち 6 カ所は津波浸水地だ。 10 月に釜石市のホテルを開業し、来春までに順次オープンさせる。 福島県の数カ所でも建設を検討している。 計約 1,300 室で、投資額は 50 億円規模。 オリックスが土地を借りて建物を新築し、運営を外部の会社に任せる。 1 泊 2 食つきで 5 千 - 6 千円台にする。 (asahi = 9-9-12)


リンゴ実っていよいよ出荷 秋田

秋田県内一のリンゴ産地として知られる横手市の JA 秋田ふるさと醍醐選果場で 4 日、リンゴ出荷の出発式が開かれ、関係者約 60 人がリンゴの高値と作業の安全を祈願。 その後、早生品種の「さんさ」 600 箱を積んだ 10 トントラック 1 台が東京の市場に向けて出発した。 出発式では青果物キャンペーンガールが試食用にリンゴを振る舞い、うまいと好評だった。

今年のリンゴは 5 月上旬の開花期の低温や雨で結実がやや少ないが、大玉で、糖度が高く、生育は順調という。 今後、11 月にかけて「やかた」、「王林」、「ふじ」の出荷が続く。 JA 秋田ふるさとは、豪雪で深刻な被害を受けた昨年の 4 割増の 3,840 トン、7 億円の販売額を見込んでいる。 (asahi = 9-5-12)


国内初の本格的ダム撤去始まる 熊本県営荒瀬ダム

日本初の本格的なダム撤去となる熊本県営荒瀬ダム(八代市坂本町)の撤去工事が 1 日、始まった。 戦後間もなく発電専用ダムとして建設されて 57 年。 県は「全国のモデルになる」として工事の過程を詳しく記録する方針。 今後、各地のダムの老朽化が進むことから、撤去工事が河川や海などの環境に与える影響にも注目が集まりそうだ。

現地では 1 日朝、住民が生活道路として使ってきたダム上の管理橋の両側に、工事関係者がバリケードを設置。通行止めとしたうえで、工事車両の出入りなどに向けて準備が進んだ。 また、住民も約 10 人集まり、「荒瀬ダム撤去、万歳」を三唱して、1 人が持参の焼酎を橋に注いだ。 撤去工事の総事業費は約 88 億円。 川に生息するアユに影響を与えないよう、河川内工事を 11 月から 2 月末までに限るため、工事は 2017 年度まで 6 年間かかる。 (asahi = 9-1-12)


豪雪逆手に「夏の雪祭り」 新潟・上中越で続々

冬には「早く消えないか」とうんざりしながら見つめた雪を保存して、夏のイベントの呼び物に使う - -。 豪雪を逆手にとった「夏の雪祭り」が、新潟県の中・上越地方で増えている。 県は「雪国・新潟への誘客に」と後押しするが、夏の太陽から雪を守るのはなかなか大変なようだ。

小千谷市城内 1 丁目の「おぢやまつり」会場に 25 日、大型ダンプ 36 台分の雪でつくられた高さ 4 メートルと 2 メートルの雪山が現れた。 雪の中に埋まったおもちゃや番号札を探し出すゲームがあり、半袖姿の子どもたちが歓声を上げた。 十日町市室野で 12 日にあった夏祭りでも、公園に 130 トン分の雪山が作られ、約 500 人がソリ遊びや雪上スイカ割りを楽しんだ。 昨年 3 月の長野県北部地震からの復興イベントとして今年初めて企画された。 区長の米持実夫さん (66) は「名物イベントとして定着させたい」という。

県観光局によると、夏の雪祭りは 7 月下旬から中・上越の 9 市町 17 カ所で開かれた。 このうち 10 カ所が今年初めて実施された。 渋武容・観光局長は「雪は新潟のイメージのひとつ。 人工雪ではない本物ならば、夏の観光客誘致が期待できる。」と話す。 (asahi = 8-28-12)


JR 気仙沼線、バス専用道に 被災地初・2 キロ開通

東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた宮城県沿岸部の JR 気仙沼線で 20 日、専用道にバスを走らせる「バス高速輸送 (BRT)」が始まった。 被災した鉄道に代わる BRT 導入は初めて。 この日、開通した専用道は 2 キロだが、JR 東日本は、不通の柳津(やないづ) - 気仙沼駅間(約 55 キロ)の 6 割を専用道にする方針だ。

JR 東は震災後、柳津 - 気仙沼間で振り替えバスを運行。 鉄道による復旧が難しいことから、線路のあった場所に専用道を設ける BRT 化の工事を段階的に進めている。 このうち気仙沼市の陸前階上(はしかみ) - 最知(さいち)駅間の約 2 キロが、気仙沼市の気仙沼向洋高校の始業式にあわせて 20 日に開通した。 陸前階上駅にいた同高 1 年の吉田暁斗さん (16) は「本数が増えて便利。」 震災後の振り替えバスより上下線とも 10 本前後増えた。 (asahi = 8-20-12)


大王製紙、脱創業家果たす 前会長の借金完済も受ける

製紙業界 4 位の大王製紙は 15 日、創業家がもつ同社の株式すべてを、業界 5 位の北越紀州製紙に同日付で売却したと発表した。 前会長の井川意高(もとたか)氏が、遊興目的で大王側から借りた 106 億円をすべて返したことも明らかにした。 昨秋の巨額借り入れ事件発覚以来、経営陣がめざしてきた「脱創業家」の手続きがこれで完了した。

創業家は大王本体の株式のほかに、製造子会社などグループ企業の株式も持ち、経営を支配してきた。 創業家は今回、グループ企業の株式も北越紀州に売ったが、この分については大王が北越紀州から買い取った。 これにより、大王の連結子会社は、昨年 9 月末時点の 37 社に戻った。 (asahi = 8-15-12)


北海道日立システムズ、道内 2 自治体にソフト提供

北海道日立システムズ(札幌市)は、北海道留萌市と新冠町が同社の SaaS (ソフトウエアのサービス提供)型総合行政情報システムの利用を始めた。 HARP (札幌市)の「北海道自治体クラウドサービス」を通じて提供する。 同システムは一つのサーバー上で稼働し、複数の自治体向けに提供するマルチテナント方式を採用。 北海道の自治体に共通する機能をあらかじめ実装することで導入費用を軽減した。 2013 年 4 月に豊頃町も利用を予定する。 (日刊工業新聞 = 8-15-12)


市立図書館、初のスタバ 本持ち込み OK 佐賀・武雄

佐賀県武雄市とレンタル大手「TSUTAYA」の運営会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ (CCC) は 14 日、同社が委託を受け来年 4 月から運営を始める同市立図書館に、コーヒーチェーン大手「スターバックス」が出店すると発表した。 スターバックスが自治体の図書館へ出店するのは初めてという。

CCC によると、カフェ席は館内とテラス分で計 100 席以上設け、館内の席には貸し出し前の本も持ち込める。 CCC とスターバックスは書籍売り場とカフェが一体となった店舗展開を進めており、国内にある TSUTAYA 1,477 店舗のうち 22 店舗にスターバックスがあるという。 (asahi = 8-14-12)


水中花火、大鳥居とコラボ 広島・宮島沖

世界遺産・厳島神社がある宮島(広島県廿日市市)の沖で 11 日夜、「宮島水中花火大会(宮島観光協会主催)」があり、多くの人が瀬戸内海と夜空を彩る花火を楽しんだ。

厳島神社の大鳥居の沖合約 400 メートルに浮かべた船から、連発式の花火など色とりどりの約 5,300 発が次々と打ち上げられた。 点火された後、海中に投げ込まれた水中花火が破裂すると、大鳥居がシルエットとなって浮かび上がり、家族連れや浴衣姿の観光客が大きな歓声を上げた。 (伊藤賢、asahi = 8-11-12)


復興の心に彩り、仙台七夕まつり始まる

「仙台七夕まつり」が 6 日始まり、色とりどりの吹き流し約 3 千本が仙台市の中心街を彩った。 テーマは「願い・希望・感謝」。 8 日まで開催する。

宮城県多賀城市の会社員新井幸樹さん (56) は、短冊に「東北の復興と心の絆、人生の復興を」と書いた。 「震災後たくさんの人たちに会い、話を聞いて、人のつながりや絆は強いと実感した。 これからは、一人ひとりが人生をどう復興していくかではないか。」と話した。 仙台商工会議所は今年、被災地支援に謝意を表そうと、県庁前の勾当台(こうとうだい)公園を「感謝の広場」と名付け、博多どんたく隊との交流など様々なイベントを催す。 (asahi = 8-7-12)


平和への願い、あかりに込め 広島で灯籠流し 8 千個

原爆の犠牲者を悼み、平和を願う灯籠(とうろう)流しが 6 日夜、広島市中区の原爆ドームそばを流れる元安川であった。 流された灯籠は約 8 千個。 「げんぱつ、だめ」、「HOPE FOR PEACE」。 各国の言語でつづられた祈りの言葉が明かりに照らされ、水面に揺れた。

実行委員会によると、書かれる言葉は近年、犠牲者の名前よりも平和を祈るものが多くなった。 昨年からは「脱原発」といった内容も増えたという。 最初に流したのは沖縄県から来た小学 5 年の浜田朗楽(ろうら)さん (10)。 「平和な世界へ」と記した。 (大谷聡、asahi = 8-7-12)


12 年産コメ作況予想「やや良」 4 年ぶり、九州は低調

コメ市況調査会社の米穀データバンクは 6 日、2012 年産のコメ(水稲)の作況指数(平年 = 100)が全国で「やや良」の 102 になるとの 7 月末時点の予想を発表した。 7 月下旬から天候に恵まれたことで、作付け時期の遅い北海道や東北で豊作が見込まれる。 ただ、作付け時期が早く豪雨などの影響も受けた九州は長崎県を除き「やや不良」と低調の見通しだ。

全国の指数が秋の収穫後にこのまま「やや良」で確定すれば 4 年ぶりとなる。 11 年産は「平年並み」の 101、10 年産と 09 年産は「やや不良」の 98 だった。 米穀データバンクは、全国的に生育は順調と判断した。 (中日新聞 = 8-6-12)


震災復興願い、夜空彩る 2 万発 長岡まつり大花火大会

新潟県長岡市の信濃川河川敷で 2、3 日、長岡まつり大花火大会が開かれた。 伝統の「正三尺玉」や、中越地震からの復興祈願を機に始まり、東日本大震災からの復興も願う「フェニックス」など、両日で約 2 万発が夜空を彩った。 戦後、長岡花火は長岡空襲犠牲者の慰霊や平和を願う意味も込められた。 3 日には、長岡花火を題材にした映画「この空の花」の公開を記念し、同名の超大型スターマイン花火が打ち上げられた。 (asahi = 8-4-12)


すわサイバー攻撃か 秋田犬贈呈、県 HP にアクセス殺到

ロシアのプーチン大統領に贈る秋田犬の子犬をめぐり、秋田県が反響の大きさにうれしい悲鳴をあげている。 秋田犬保存会が県に寄贈したことなどを伝える県の公式ホームページ (HP) にアクセスが殺到。 一時、つながりにくい状態になった。 県は 26 日から子犬の動画を配信する。

県によると、寄贈の様子がインターネットのニュースで流れたあとの 23 日午後 7 時ごろから、県 HP へのアクセスが急増。 午後 11 時まで、1 時間あたり 1 万件以上のアクセスが続いた。 最多の午後 9 -10 時には 1 万 5 千件を超え、「前日の同じ時間帯の 30 倍以上(担当者)」にのぼった。

県が贈呈を発表したのは 6 月。 この様子を伝えた県の HP も含め、23 日だけで秋田犬に関する県の HP へのアクセスは 5 万 4 千件余りに達した。 県の HP の特定の内容へのアクセスは、多くても 1 日千件程度といい、「信じられない件数だ。 (官公庁などの HP を狙った)サイバー攻撃かと心配した。」と担当者。 県が公開する子犬の動画は、寄贈式の直前に県庁中庭で撮影したものだ。 歩いたり座ったりする愛らしい姿が映っているという。 (河井健、asahi = 7-27-12)


神戸ビーフ、香港へ初輸出 関空から

ブランド牛の「神戸ビーフ」が 18 日、関西空港を経由し、香港に初めて輸出された。 国外に出るのはマカオに続き 2 カ所目だ。 生産者などでつくる神戸肉流通推進協議会は「香港は富裕層が多く、一大市場として期待できる」という。 この日、7 頭分の神戸ビーフ 1,325 キロが関空発の旅客便の貨物として運ばれた。 輸入業者によると、現地では 30 頭分ほどの引き合いがあるという。 2 月に初めて輸出されたマカオには、5 カ月間で約 2,500 キロ出荷されている。

神戸肉流通推進協議会によると、神戸ビーフは兵庫県内で生まれ育った但馬牛の中から厳選された肉で、年間約 3 千頭分が流通している。 これまでは輸出先の求める処理基準を満たしていなかったため、国外には出荷されていなかった。 (asahi = 7-19-12)


千枚田を照らす、千のたいまつ 三重・熊野で虫送り

三重県熊野市の丸山千枚田で 14 日、豊作を願う虫送りがあった。 田んぼの数と同じ 1,340 本のたいまつが千枚田を幻想的に照らすと、地元の子どもたちが「虫送り殿のお通りだい」と掛け声を上げながら、あぜ道を練り歩いた。 丸山千枚田の虫送り実行委員会によると、1953 年を最後に途絶えていたが、熊野古道が世界遺産に登録されたことを記念し、04 年に復活したという。 (細川卓、asahi = 7-15-12)


富岡製糸場、世界遺産に推薦へ 文化庁方針

文化庁は、ユネスコの世界文化遺産に「富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県)」を推薦する方針を固めた。 近代以降に建造された産業施設が推薦されるのは国内で初めて。 12 日に開かれる文化審議会の特別委員会などの了承を経て、9 月末までに正式に決まる見込みだ。 2014 年の登録を目指す。

世界遺産への推薦候補は国内に 10 あるが、文化庁は、ユネスコへの申請に必要な推薦書づくりが他候補より進んでいる点を重視。 ほぼ完全な形で残る 19 世紀後半の工場は世界的にも珍しいことや、製糸を通じて海外と交流があったことを、十分証明できていると評価した。

富岡製糸場は、日本の近代化に必要な外貨獲得のため、明治政府が 1872 年、養蚕が盛んだった群馬県富岡市に設立した。 フランス人技術者を招き、世界トップレベルの機械製糸工場に押し上げた。 富岡でつくられた生糸は、アメリカなどに輸出され、現地の絹産業の発展を促し、ごく限られた人しか手にいれられなかった絹を大衆に広めた。 1893 年に民間に払い下げられ、1987 年まで稼働した。 (asahi = 7-12-12)


復興レタス、育ってます 岩手・陸前高田のドームハウス

東日本大震災の津波で塩害を受けた岩手県陸前高田市の浜田川地区に、水耕栽培のレタス栽培工場ができた。 レタスは順調に育ち、今月末にも初収穫の見込みだ。

直径約 30 メートルの白いドームハウス 8 基が、国道沿いに並ぶ。 中には直径約 20 メートルの水槽があり、可動式のシリンダーにレタスが 1 株ずつ植えてある。 水槽が回転すると、中心部のレタスの列が外側に 1 周ずれ、より広い場所に移って育つ仕組みだ。 すでに 7 基で栽培が始まり、残りの 1 基も間もなく苗を植える。フル稼働すれば 1 日 3,200 - 3,600 株が生産される。

横浜市中区の野菜工場開発・農産物販売会社「グランパ」が開発し、関連の農業生産法人が運営する。 現地で被災者ら 17 人を雇用した。 山田篤志プロジェクトマネジャーは「地元の目玉になるような品質の良いレタスを生産し、復興に貢献したい」と話している。 (asahi = 7-11-12)


アジア最大の客船、神戸に初入港 米社が中国拠点に運航

アジア最大のクルーズ客船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ(13 万 7,276 トン)」が 9 日、神戸港に初入港した。 旅客定員は 3,840 人で、全長約 311 メートル。 同港に入港したクルーズ客船の中でも最大といい、消防艇による放水や音楽隊による演奏で出迎えた。 米国のクルーズ会社が中国を拠点に運航している。 娯楽性を重視し、船内にはカフェや高級ブティックなどが軒を連ねる長さ約 120 メートルの巨大アーケードのほか、劇場やアイススケートリンク、ロッククライミングの壁面もある。

10 日午後 6 時に神戸港を出港し、長崎、韓国・済州島を巡って上海に戻る。 7 泊 8 日の日程で、料金は 1 人約 1,130 - 3,800 ドルほど。 8 月 6、20 日、9 月 13 日にも神戸港に入港する予定だ。 8 月 21 日には神戸市内在住、在勤、在学の人を対象に船内見学会を開くという。 (堀田浩一、asahi = 7-9-12)

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アジア最大の客船、博多入港 全国初、入国審査を簡略化

アジア最大のクルーズ船ボイジャー・オブ・ザ・シーズが 21 日朝、中国・上海から、福岡市の博多港に入港した。 船が着岸した中央ふ頭では出迎えの和太鼓演奏が行われ、ツアースタッフや下船した乗客らでにぎわった。

ボイジャー・オブ・ザ・シーズは全長約 311 メートル、約 13 万 7 千トンで、乗客定員は 3,840 人。 バハマ船籍で、米国ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運航している。 21 日夜に博多港を出港し、長崎、韓国・済州島を経由して上海に戻る。

福岡入国管理局は今回、全国で初めて、入国審査の簡略化を実施。 審査時の顔写真の撮影や照合を省き、通常 5 時間ほどかかる審査時間を半減させたという。 福岡市は寄港による大きな経済効果を期待しており、受け入れにあたって海中に係留ロープ用の柱を設置するなど、約 2 億 5 千万円かけてふ頭を整備した。 (asahi = 6-21-12)


移住して! 1 平米 120 円で売ります 北海道・由仁

札幌市から車で 1 時間ほどの農業の町で、今年で「開町 120 年」となる北海道・由仁(ゆに)町が、町営住宅跡地を 1 平方メートルあたり 120 円で売り始めた。 人口約 5,900 人の町は人口減対策が課題となっており、町内に移住し、3 年以内に家を建てることを条件に買い手を募っている。

町によると、町営住宅跡地は住宅街にある町有地で、利用計画がないまま遊休地となっている。 1 区画あたり約 330 平方メートルの土地を 8 区画売り出し、1 区画あたりの価格は 4 万円ほどとなる。 現在の実際の取引価格は 1 平方メートルあたり約 6,500 円で、「町活性化の効果が期待できるかもしれない(町の担当者)」と破格での処分を決めた。

「長く住んでもらいたい」ことから、町外に住んでいる日本国籍を有する人と永住資格がある外国人が対象。 「ポケットマネーで買えるので、別荘として買われないように条件を付けた」と担当者は話す。 募集期間は 8 月末までで、応募者多数の場合は抽選で決める。 問い合わせは町総務まちづくり課 (0123・83・2112)。 (asahi = 7-4-12)


大阪市、3 年で 399 億円削減 市政改革プラン下方修正

大阪市は 27 日、今年度から 3 年間で取り組む市政改革プランの最終案を発表した。 7 月の大型補正(本格)予算案に反映させる。 市議会の要望などに配慮して事業リストラや補助金カットを抑えた結果、4 月公表の当初案(試案)に比べ、事業の見直しに伴う財政削減の効果額は約 150 億円減少し、399 億円となった。 橋下徹市長は 27 日の市戦略会議で「就任 6 カ月で改革の大きな方向性がまとまった」と述べた。

市は事業見直しに加え、人件費カットや不要な市有地の売却などを進め、市全体では今後 3 年間で計 1,678 億円の財政効果を生み出すと試算。 橋下氏は「現役世代への投資」を掲げ、捻出した財源を市立学校へのタブレット端末の配布や中学校の給食導入、子どもの医療費助成や妊婦検診の拡充などに振り向ける。

市民サービスの見直しでは、70 歳以上の市民が市営交通を無料で利用できる敬老パス制度について、乗車ごとに一律 50 円の自己負担と年間 3 千円の更新料を新たに求めると決定。 新婚家庭対象の家賃補助制度は撤廃し、住宅購入時の利子補給支援策に切り替える。 (asahi = 6-28-12)

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身元確認せず生活保護支給 大阪市、138 人に

大阪市が、身元の確認ができない計 138 人に対し、生活保護費を支給していたことが分かった。 認知症などで意思疎通できず、戸籍や住民票が見つからないようなケースもあるが、うち 72 人は市側が受給者の身元確認を徹底していなかった可能性があるという。 市は今後、理由なく身元の照会や確認を拒む人については支給を停止する方針。

大阪市では 4 月、39 歳の男が偽名を使って約 3 年半にわたり、約 500 万円の保護費を受給していたケースが発覚。 男は「腰痛で働けず無収入」として生活保護を申請したが、市側は住民票や免許証に該当の名前がないことを確認しながら、身元確認を徹底せずに保護費を支給していた。

この問題を受け、橋下徹市長は、受給者の身元調査や保護申請窓口での確認の徹底を指示。 市の担当部局が身元不明のまま保護費の支給を続けていたケースを洗い出したところ、138 人に上ることが判明した。 (asahi = 6-21-12)

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3 事業民営化で 200 億円削減 大阪府市統合本部が方針

大阪府市の事業統合や民営化を協議する府市統合本部は 19 日、12 事業の見直し方針をまとめた。 地下鉄やバス、港湾など 6 事業で民営化や事業の一元化が固まる一方、水道や公立大などは関係団体との調整が進まないなどの理由から結論が持ち越された。

府市統合本部は昨年 12 月、松井一郎府知事と橋下徹大阪市長が 2015 年の大阪都発足をめざし、府市が似たような事業を進める二重行政の解消や財政負担の削減を先行実施するために設置。 府市幹部や有識者の特別顧問らによる専門チームが 12 事業を中心に見直し作業を進めてきた。

今回、地下鉄と市バス、一般廃棄物(家庭ごみ)の 3 事業は民営化方針が決定。 黒字経営の地下鉄は施設と運営組織を「上下一体」で民営化し、赤字のバスは地下鉄と分離して採算性の高い路線を民間に事業譲渡する。 一般廃棄物の収集運搬事業は現業職員の非公務員化をめざし、受け皿組織を 14 年度に設立。 その後、5 - 10 年で民営化を図るとした。 3 事業の民営化で、市の財政支出を約 200 億円削減できるとした。 (asahi = 6-20-12)


新幹線 3 区間、28 日に認可 北海道・北陸・九州

整備新幹線の未着工 3 区間(北海道、北陸、九州・長崎ルート)について、国土交通省は 28 日に着工を認可する方針を固めた。 消費増税法案が衆院通過し、国民に負担を求める一方、必要かどうか議論が分かれる総事業費 3 兆円の大型公共事業にゴーサインを出す。

北海道新幹線の新函館 - 札幌(約 211 キロ)、北陸新幹線の金沢 - 敦賀(約 113 キロ)、九州新幹線・長崎ルートの諫早 - 長崎(約 21 キロ)の 3 区間。 認可後すぐに着工の予定で、開業は九州が 10 年後、北陸は 14 年後、北海道が 24 年後になる見通しだ。

国交省所管の独立行政法人が今月半ばに工事計画の認可を申請。 沿線自治体の同意を得るめどが立ったことから、羽田雄一郎国交相が 28 日に認可を決め、発表する。 新たな区間の認可は 2008 年 3 月の九州・長崎ルートの武雄温泉 - 諫早間以来、4 年ぶり。 民主党政権のもとでは初めてだ。 (asahi = 6-27-12)


鞆の浦の埋め立て架橋計画中止を正式表明 広島知事

広島県の湯崎英彦知事は 25 日午後、江戸時代の町並みが残る福山市の景勝地「鞆(とも)の浦」の埋め立て・架橋計画を中止することを、羽田皓(あきら)市長との会談で正式に表明した。 「埋め立て架橋である必要はないと考える」と述べた。 架橋か景観かをめぐり約 30 年に及んだ論争に終止符が打たれた。

計画は 1983 年、県が主体となって策定。 鞆港の浜を埋め立て、港内を横断する橋を架けることで交通渋滞を解消するとともに、駐車場や港湾施設も整備する予定だった。 2009 年 10 月、広島地裁は、歴史的景観が残る鞆の浦の風景を「国民の財産」と認め、知事に埋め立て免許を交付しないよう命じる判決を出した。 (asahi = 6-25-12)


気分はハワイ 鹿児島の浜辺で「朝フラ」人気

砂浜で潮風に吹かれてフラダンス - -。 南国ムード豊かな鹿児島県指宿市で、市観光協会が 4 月から第 2、4 日曜日に始めた「朝フラ」が好評だ。 参加者は少しずつ増えており、誰でも自由に体験できる。次回は 24 日。

「1 時間楽しく過ごしましょう。」 前回の 10 日午前 10 時、フラ指導者の安楽茂子さん (71) が呼びかけて朝フラが始まった。 会場は砂浜だが、この日は日焼けが気になる女性が多く、海に近いホテルのロビーでスタート。 最後の 1 曲は浜辺に飛び出した。 参加者の多くはフラ教室の生徒たちで、この日は 6 人の観光客を含む 48 人が貸し出し用のレイを首にかけて踊った。 ショーに出演するためハワイから来たミュージシャン 4 人が、飛び入りで本場のハワイアン音楽を演奏する場面もあった。 (asahi = 6-22-12)