中国、日本の潜水記録抜く 水深 6,671 メートルに到達 中国の新華社通信によると、同国の有人潜水艇「蛟竜号」が 15 日、太平洋のマリアナ海溝で水深 6,671 メートルの潜水に成功した。 日本の調査船「しんかい 6500」が持つ 6,527 メートルの潜水記録を抜いた。 蛟竜号は昨年、5,188 メートルの潜水に成功しており、この日に始まった潜水実験で、さらに 7 千メートルを超える深さに挑戦する。 中国では、無人宇宙実験室「天宮 1 号」とのドッキングに向け、有人宇宙船「神舟 9 号」の打ち上げが 16 日に予定されている。 中国メディアによると、蛟竜号の 3 人の乗組員は水深 6 千メートルの海中から地上と交信し、神舟 9 号の打ち上げ成功を祈るとエールを送った。 (asahi = 6-16-12) 中国サッカー協会元副主席ら実刑 八百長事件で収賄 中国プロサッカーの八百長事件をめぐり、遼寧省丹東市と鉄嶺市の中級人民法院(地裁に相当)は 13 日、サッカークラブから賄賂を受け取って審判選定などの便宜を図り、特定のクラブをリーグ優勝させたなどとして、中国サッカー協会の元副主席ら 2 人にそれぞれ収賄罪で懲役 10 年 6 カ月の実刑判決を出した。 事件ではこの日を含め官僚やサッカークラブの経営者、選手、審判ら約 60 人に有罪判決が出ている。 新華社電などによると、2 人は 2008 年までの約 10 年間で計約 256 万元(1 元は約 13 円)や高級腕時計、ネックレスを受け取ったという。 (瀋陽 = 石田耕一郎、asahi = 6-13-12) 従業員 1,000 人が暴動 = シャープと提携の鴻海中国工場 【香港】 7 日付の香港紙・明報によると、シャープと資本・技術提携した電子機器受託製造 (EMS) 世界最大手の台湾・鴻海精密工業傘下の中国・富士康(フォックスコン)成都工場(四川省)の宿舎で 4 日夜、従業員約 1,000 人が暴動を起こして 100 人以上の警官隊と衝突、多数の負傷者が出て、数十人が拘束された。 窃盗事件を調べていた警備員と従業員の間のトラブルをきっかけに、給与や管理に対する従業員の不満が爆発。 会社側の管理スタッフを殴ったり、宿舎上部からビール瓶やゴミ箱などを投げたりしたという。 (jiji = 6-7-12) 天安門を悼む? 「64.89」 4 日の上海株下落幅 ![]() 民主化を求める学生らが武力弾圧された天安門事件から 23 年を迎えた 4 日、上海株式市場の総合株価指数の下げ幅が 64.89 ポイントとなった。 1 日の下げ幅として今年最大だったばかりか、数字が事件発生日の 1989 年 6 月 4 日と一致した。 中国では「六四」は天安門事件を、「八九」は 89 年の民主化運動を指す。 香港紙などによると、指数の操作には 50 億元(約 615 億円)以上が必要で、その痕跡もないという。 偶然の一致と見られるが、中国版ツイッターの「微博」では「市場の神も、事件を悼んだ」などの書き込みが相次いだ。 ただし、数時間後には書き込みは削除され、「上海証券指数」を示す言葉などが検索できなくなった。 中国当局が規制したとみられる。 (香港 = 小山謙太郎、asahi = 6-5-12) ◇ ◇ ◇ 「今日」、「広場」も検索 NG 天安門 23 年で中国当局 「6 月 4 日(月)、曇り、おはよう - -。」 天安門事件から 23 年を迎えた 4 日、中国版ツイッター「微博」では、こんな文章も「公開に適しない」として削除された。 「6 月 4 日」を敏感な言葉と位置付け、当局が管理を厳格化している表れとみられる。 また、「今日」、「広場」、「民主」といった単語の検索も制限された。 普段から中国のネット上で制限されている「天安門」などに加え、事件の歴史を思い起こさせる「戦車」、「運動」も検索できなかった。 さらに規制は隠語にも広がっており、「5 月 35 日」(5 月 31 日 + 4 日)や 8 の 2 乗を表す言葉(答えが 64 = 6 月 4 日)も「関連法規と政策に基づいて表示できない。」 ろうそくの絵文字も削除された。 (asahi = 6-4-12) ◇ ◇ ◇ 天安門事件の犠牲者の父自殺 名誉回復叶わず「絶望」 中国の民主化を求めた 1989 年 6 月の天安門事件で、次男を失った軋偉林さん (73) が自殺していたことが 28 日、分かった。 遺書には、鎮圧部隊の発砲で死亡した息子の名誉回復を 23 年訴えながら、政府に無視され続けた父親の絶望感が記されていた。 事件で子を失った遺族らでつくるグループ「天安門の母」が明らかにした。 遺族は年老い、メンバーのうち 29 人が他界したが、自殺は初めてという。 軋氏は 24 日、北京市内の自宅を出てから行方不明になり、25 日、近くの地下駐車場で首をつっているのが見つかった。 遺書には「(事件から) 20 年余りが過ぎたが、息子の無念をはらせぬままだ。 死んで(政府と)闘う。」とあったが、公安当局に押収されたという。 (asahi = 5-28-12) ◇ ◇ ◇ 中国の人権「悪化」、日本は「女性雇用差別」 米報告書 米国務省は 24 日、世界約 200 カ国・地域を対象にした「人権報告書」を発表した。 人権をめぐる状況を毎年公表しており、中国では「悪化し続けている」と懸念を示した。 日本についても、女性への雇用差別などがあると指摘した。 中国については「政治活動家や公共の問題について活動する弁護士への締めつけが強まり、当局が自宅軟禁など超法規的な措置を取ることが増えている」としたほか、「集会や移動の自由も制限されている」と問題視した。 米国に渡った「盲目の人権活動家」の陳光誠氏が軟禁されていた状況にも触れた。 ポズナー国務次官補は記者会見で、陳氏のおいが逮捕された事件などについて「陳氏の親族や友人の状況を注視している。 中国政府に懸念を伝えている。」と話した。 (asahi = 5-25-12) ◇ ◇ ◇ 中国当局、陳氏への弾圧調査 「公安が地元で家族虐待」 中国の「盲目の人権活動家」陳光誠氏 (40) が山東省の地元公安当局から受けた弾圧について、中国政府が調査を始めた。 複数の支援者によると、陳氏が中国残留か出国かで揺れた理由は、こうした過酷な弾圧の記憶だったようだ。 米国務省高官によると、中国政府の担当者が 4 日までに北京市内の病院に入院している陳氏を訪ね、地元警察などによる虐待の実態について聞き取りを始めた。 「地元の共産党幹部が母の腕を取って地面にねじ伏せ、『老いさらばえたお前は、俺らに刃向かえないんだ』と言い放った。」 山東省臨沂市沂南県東師古村の自宅を抜けだし、北京の米大使館の保護を受けた陳氏は先月 27 日、ネットで公開したビデオメッセージで、地元当局の横暴を声を詰まらせながら訴えた。 (asahi = 5-6-12) 「ミサイル・エッグだ!」 … 急激な値上がりに庶民悲鳴 = 北京 北京市では、5 月から鶏卵価格が急上昇しはじめた。 あまりにも急速な値上がりに「火箭蛋(ミサイル・エッグ)」などと呼ぶ人が出るなど、庶民は悲鳴を上げている。 中国新聞社が報じた。 6 月になっても、値上がりはとまらない。 北京市内の新発地批発市場(卸売市場)によると、6 月 3 日の鶏卵卸売価格は 1 キログラム当り 9.54 元(約 118 円)で、約 1 週間前の 5 月 25 日の 6.96 元と比べて 37% 上昇した。 北京市以外にも中国全国でも、鶏卵価格は急上昇しているという。 (サーチナ = 6-5-12)
中国のカリスマハッカーに懲役刑 日本政府機関も攻撃か 「南京大虐殺」否定発言に反発 中国でハッカーのカリスマ的存在の男が、コンピューターへの不正侵入用の違法ソフトを提供した罪に問われた裁判で、北京市第 1 中級人民法院(地裁)は 5 日までに、男に懲役 5 年、罰金 60 万元(約 740 万円)の判決を言い渡した。 中国夕刊紙、法制晩報によると、男は王献冰被告 (37)。 日本の右翼団体が「南京大虐殺」を否定する発言をしたことに反発し、2000 年に「孤独な剣客」を名乗り、日本の政府機関をハッカー攻撃する専門のサイトを立ち上げた。 中国のハッカーを大量に動員し、日本の中央省庁のサイトにハッカー攻撃を仕掛けたとされる。 王被告はその後、米国へのハッカー攻撃にも関わり、ネット上で不動の人気を得たという。 07 年からインターネット安全対策ウェブサイト「黒基網」の運営に携わり、有料会員を増やすため違法ソフトの提供を開始。 10 年 10 月に共犯者と共に逮捕された。 (kyodo = 6-5-12) ロケットの残骸、民家を直撃 中国、高圧線切断で停電 中国湖南省綏寧県で 27 日未明、通信放送衛星を搭載して打ち上げられたロケット「長征 3 号」の残骸が落下し、民家を直撃した。 けが人はなかった。 中国メディアによると、同県の別の場所では約 30 キロの残骸が高圧電線を切断し、辺り一帯が停電したという。 ロケットは同県から 1 1千キロ余り離れた四川省南西部から打ち上げられ、衛星は順調に軌道に乗った。 地元当局は住民に自宅から出ないよう言っていたという。 (上海 = 奥寺淳、asahi = 5-29-12) 中国で青少年ら 17 人行方不明 雲南省、捜査開始 中国雲南省の昆明市郊外で、青少年ら 17 人が行方不明になっていることが分かり、公安省が捜査を始めた。 国営新華社通信が 23 日伝えた。 地元警察は不明者の一人の 19 歳の男性を殺した容疑で地元の男 (56) を 9 日に逮捕した。 他の不明者との関連を調べている。 昆明市公安局によると、容疑者の家から 19 歳男性の携帯電話やキャッシュカードが見つかった他、容疑者宅に残された試料から男性の殺害が確認できたという。 香港紙・蘋果日報によると、警察は男の家の周りや畑を掘り起こし、多くの袋が持ち出された。 行方不明者の家族には DNA 型鑑定への協力が求められているという。 男は 1978 年に殺人罪で終身刑となった後、97 年に出所。 実家で農業をしていた。 地元では 5 年前から青少年らの行方不明が相次いでいた。 事件に対する適切な手続きを怠ったとして今月、地元の警察トップや副県長らが更迭されている。 (広州 = 小山謙太郎、asahi = 5-26-12) 客と運転手の口論が原因 … バスが消防署に突っ込む 事故の原因は女性客と女性運転手の口論でした。 中国東部、浙江省で 20 日夜、走行中の路線バスが突然、進行方向を変え、ものすごい勢いで道路脇のビルに突っ込む瞬間を防犯カメラがとらえていました。 その衝撃で、バスの乗客と運転手約 20 人がけがをしました。 不幸中の幸いか、突っ込んだその先は消防署。 バスの乗客は、ものの数分で隊員に助け出され、病院に運ばれました。 地元メディアなどによりますと、乗客の女性一人が運賃の支払いを巡って女性運転手と口論になり、運転手の腕を引っ張ったことが事故の原因と伝えています。 (TV Asahi = 5-22-12) 復興資金で豪華すぎる庁舎 中国・四川、批判浴びる 四川大地震の復興事業費で建てられた中国・四川省三台県の行政庁舎が豪華すぎるとして批判を浴びている。 県は改修に乗り出しているが、中国版ツイッターの微博では 17 日も「醜い。 犠牲者を忘れたのか。」、「納税者を馬鹿にしている」などの意見が相次いだ。 県の労働・社会保障局などが入居する予定の庁舎は 8 階建てで、ガラス張りの外壁が目を引く。 幹部の個室は広さ 66 平方メートルと国の基準(9 平方メートル)の 7 倍以上あった。 建設費用は明らかにされていない。 中国の会計検査院にあたる国家審計署は、過度に華美な設計のうえ、部屋が広すぎると問題視し、規定違反の復興建築 63 件の一つだと認定。 4 月に公表した。 庁舎そのものは昨年完成しているが、指摘を受けた県は個室を改修し会議室に変えるなどの対応をとるという。 (三台県 = 小山謙太郎、asahi =5-18-12) 意識取り戻す … 身を挺して暴走バスから生徒救った女性教師 = 黒龍江 黒龍江省ジャムス市で 8 日に発生した交通事故で、身を挺して生徒 2 人を救い、自らは重傷を負った教師の張麗莉さんが 14 日までに意識を取り戻したことが分かった。 ただし気管にチューブを通しており、周囲と言葉を交わすことはできない。 中国新聞社が報じた。 張さんはハルビン医科大学第一付属病院で治療を受けている。 14 日午後に鎮静剤の投与をいったん停止して、専門チームが張さんの状況を観察し、最終的に「意識を取り戻している」との結論を出したという。 張さんは目を開いたりしているが、気管にはチューブを通しており、言葉を交わすことはできない。 自発的呼吸も復活していないという。 事故発生は 8 日午後 8 時半ごろだった。 自動車 4 台が絡む衝突事故でコントロールを失ったバスが、生徒らに向かって暴走した。 現場はジャムス市勝利路の第 4 中学の前の道路で、同中学の生徒が多くいた。 張さんは同市第 19 中学の国語科の教師だが、現場付近を歩いていて事故に遭遇した。 とっさに「みんな、逃げて!」と叫んだが、生徒 2 人が驚きのあまり動けなくなってしまったのを見ると、張さんは逃げ遅れた生徒 2 人に突進して、体を強く押すなどでよけさせた。 張さん自身はバスの車体下に巻き込まれ、車輪にひかれた。 張さんは病院に運ばれたが、腰椎、骨盤、仙椎、肋骨などを骨折しており、ショック症状を起こしていた。 足もひどい損傷を受けており、「生命を救うためには、両足とも切断するしかなかった」という。 張麗莉さんは 1983 年生まれ。 黒龍江省内の大慶師範大学を 2006 年夏に卒業し、07 年にジャムス市第 19 中学国語科の教師になった。 同僚教師の楊東輝氏によると、経済上の問題で学業継続が難しくなった生徒は、個人的な「奨学金」として毎月 100 元を与えたり、寮生活をする生徒に湯沸かし用の電熱器を買い与えたり、生徒が学業に専念できるように、とにかく気を使っていた。 張さん自身は学校の構造改革の影響で、採用から 5 年たっても月給が 1,000 元(約 1 万 2,700 円)に据え置かれたままだったという。 (サーチナ = 5-16-12) 女子労働者の新規定 産休日数が増加 中国 「女子労働者労働保護特別規定」がこのほど、国務院の温家宝総理による国務院令への署名を経て公布され、即日施行された。 新京報が報じた。 ▽ 妊娠 4 カ月未満の流産の場合、15 日間の産休を付与 同規定は、「雇用側は妊娠・出産・授乳期であることを理由に女子労働者の賃金を削減したり、解雇や契約解除をしてはならない」と定めているほか、「産休は 98 日間とし、うち産前は 15 日間とする。 難産の場合、15 日間の産休を追加する。 多胎妊娠の場合、1 人につき 15 日間の産休を追加する。 妊娠 4 カ月未満に流産した場合、15 日間の産休が与えられる。 4 カ月以降に流産した場合、42 日間の産休が与えられる。」としている。 ▽ セクハラの防止にも言及 規定はまた、産休中の出産手当について、「該当女性従業員が生育保健に加入している場合は、所属先の企業の前年の平均月給に基づき、生育保険基金から支給される。 生育保険に未加入の場合は、女子労働者の産休前の賃金に基づき所属先の企業が負担する」としている。 出産・流産にかかる医療費については、「生育保健で規定された項目と標準に基づき、生育保健に加入している場合は、生育保険基金から支給される。 生育保険に未加入の場合は所属先の企業が負担する」としている。 規定はこのほか、「雇用側は職場において、女子労働者へのセクシャルハラスメントを予防・防止しなければならない」と指摘している。 (中国・人民日報 = 5-9-12) アイス溶かしたらスライム出現! 専門家「増粘剤使い過ぎ」 = 中国 中国山東省済南市で、溶けた際に完全な液体にならずにスライム(粘性のある半固形物質)状の物体が残るアイスキャンディが発見された。 メーカーが「新しいタイプの製品」と説明する一方、専門家からは「増粘剤の過剰添加の可能性がある」との指摘が挙がった。 中国新聞社が 8 日伝えた。 同市内に住む市民が 6 日、買ってきたアイスキャンディをビールに入れてビールの温度を下げようとしたところ、いつまでたってもアイスキャンディが溶けないことに気付いた。 取り出してみると、軟らかいスライム状の物体が現れたという。 記者がメーカーに問い合わせたところ、「これは新型のアイスキャンディで、完全に溶けないのは正常」であり、国家規格を満たしており品質に問題ないとの回答があった。 しかし、残った物体については「食べないほうがよい」とのことだった。 同市食品工業協会常務副会長の于宏昌氏は「アイスキャンディが溶けてスライム状になることは通常ありえない」として、度を過ぎた増粘剤添加を指摘。 「一部のメーカーは、コスト削減と食味向上のために香料や増粘剤を多用する。 あまりに色彩鮮やかなものは買わないように。」と呼びかけた。 同省軽工業学院食品生物工学学院の趙教授は、アイスキャンディ中の個々の添加物については国家規格による制限があるものの、全体量にかんする具体的な規格が存在しないことを指摘した。 (サーチナ = 5-9-12) 中国から「人肉カプセル」 1.7 万錠 韓国当局が摘発 韓国関税庁は 6 日、中国東北部から死産した胎児の体を粉末にして作った「人肉カプセル」が韓国に大量に持ち込まれている、と公表した。 関税庁によると、昨年 8 月以降、中国東北部の延吉や吉林などから届く国際郵便や飛行機などで訪韓する旅行者の携帯品から、医薬品を装った計 1.7 万錠の中身が不審なカプセル入り粉末を摘発。 分析した結果、粉末には人体の DNA が含まれ、髪の毛やつめを裁断したとみられるものも含まれていたという。 担当官によれば、中国東北部の発送元をたどって調べた結果、胎児の体をガスレンジで乾燥させるなどして粉末にする製造現場も確認したという。 一方、韓国内では主に重労働につく在韓中国人が「滋養強壮剤」として服用しているほか、末期がん患者が購入している事例もあった。 カプセルからは有害なスーパーバクテリア(多剤耐性菌)も検出されたとし、関税庁は旅行者の携帯品や国際郵便の通関手続きを強化する方針だ。 (ソウル = 中野晃、asahi = 5-8-12) 添加剤入り絶品 "豚の角煮" … 調理師「私? 食べませんよ」 = 中国 中華の代表的料理のひとつに「紅焼肉」がある。 ほっこりとして、とろけるような豚ばら肉のブロック、味のベースはしょうゆと紹興酒だ。 日本でいう「豚の角煮」に似ている。 この人気のメニューに「肉宝王中王」と呼ばれる添加剤を使う飲食店が多い。 ただし、調理師は「肉宝王中王」を使った "絶品" の紅焼肉を「自分自身は食べない」と断言する。 チャイナネットが報じた。 江蘇省南京市内で、食品や関連業務用品を扱う店が集中しているのが長虹大市場だ。 食品添加剤の専門店もある。 「肉宝王中王」を購入した調理師によると、「紅焼肉に使うんだよ。 こいつを使うと独特の香りが出てね、やみつきになる。 麻薬みたいにね。」という。 ただし、「違反品なんだろ。 私は(『肉宝王中王』を使った紅焼肉を) 1 回も食べたことがないよ。」とつけくわえた。 「肉宝王中王」の箱を手に取った南京医科大学公共衛生学院の莫宝慶教授は、「混合型食品添加剤ですね。 かなり複雑な成分みたいですよ。」と説明を始めた。 「成分一覧をみるかぎり、塩、アミノ酸、それから 2-メチルシクロペンタ-2-エン-1-オンに香料。 すべて味わいを増す効果がありますね。 やみつきになったとしても、おかしくはないでしょう。」という。 大部分は人工的に合成されたもので、胃腸の粘膜に大きな刺激を与え、傷めてしまう危険がある物質が含まれている。 莫教授は「この種の添加物は、人体に悪影響を与える恐れがあります」と明言した。 莫教授によると、「肉宝王中王」のような混合型食品添加剤については、使用について明確な規制がなく、人体に有害と分かっていても、行政の監視の "空白地帯" になっているという。 (サーチナ = 5-1-12) 工員 200 人、屋上で「自殺する」 … 待遇改善求め 中国 中国湖北省武漢の電子機器メーカーで、待遇の改善を迫る工員約 200 人が工場の屋上にのぼり、「飛び降り自殺する」と訴えた。 同社の広東省深●(●は土へんに川)センの工場では一昨年から未遂も含めて 19 人が自殺を図っており、工員が事件を利用した。 メーカーは台湾系の「富士康」。 目撃した社員らによると 25 日朝から 2 階建て工場の屋上に工員がのぼり始め、夜にかけて 200 人以上になった。 パソコンの外枠をプレス加工する部門などの 20 歳前後の工員で、深●(●は土へんに川)など沿海部の工場から職場が移転したのにともなって基本給が下がり、仕事が増えて残業しても手当が出ないことに不満を募らせたという。 この工場では 1 月にも約 150 人が飛び降り自殺をほのめかす事件が起き、武漢市長が現場に駆けつける騒ぎがあった。 その後、基本給を 200 元(約 ,500 円)引き上げていた。 (asahi = 4-26-12) iPad 商標権「中国企業が所有」 中国当局が見解 米アップルのタブレット型多機能携帯端末「iPad (アイパッド)」の商標権をめぐり、同社と中国の情報機器メーカー、唯冠科技(深セン市 = センは土へんに川)が対立している問題で、中国国家工商行政管理総局の付双建・副局長は 24 日の記者会見で、「中国の法律上、商標権の合法的な登録者は依然、唯冠だ」との見解を示した。 唯冠はアイパッドが自社の商標権を侵害しているとして、各地で販売差し止めの訴えを起こしている。 アップルは商標権所有の確認を求めて訴えたが、一審で敗訴。 現在、広東省高級人民法院(高裁)で控訴審の審理が進められている。 アップルは台湾にある唯冠のグループ企業から商標権を買い取ったとしているが、唯冠側は中国本土での商標権は含まれていないと主張している。 (jiji = 4-25-12) ◇ ◇ ◇ iPad 商標権訴訟、中国版ツイッターで初中継 米アップルのタブレット端末「iPad」の商標権をめぐる裁判の第二審が 29 日、広東省広州市高級人民法院(高裁に相当)で開かれた。 米アップルと、中国大陸内での商標権を持つと主張する中国の IT 企業「唯冠科技(同省深セン = 土へんに川 = 市)」の双方が、商標権は自社にあるとする従来の立場を主張し合った。 世界的に注目を集める裁判となり、同法院は中国版ツイッターと呼ばれるミニブログ「微博」を通じて、審議の様子を初めて文字中継した。 一審にあたる深セン市中級人民法院(地裁に相当)は昨年末、中国企業の主張を認める判決を出しており、アップルが不服として上訴した。 中国は二審制で、高裁の判決が基本的には最終判断となるが、再審を認められる場合もある。 判決日は未定。 (asahi = 2-29-12) ◇ ◇ ◇ 商標めぐりエルメスも敗訴 中国企業の登録認められる フランスの高級ブランドエルメスが、自社の中国語名「愛馬仕(アイマーシー)」とよく似た表記で同じ発音の「愛瑪仕」を商標登録した中国企業に対して取り消しを求めていた問題で、中国当局がエルメスの主張を退けていたことが分かった。 27 日、中国各紙が伝えた。 この中国企業は、紳士服メーカーの順徳達豊制衣(広東省)。 中国紙によると、エルメスは何度か異議を申し立ててきたが、「不法に取得された証拠はない」として、裁判所から昨年になって改めて要求を退けられたという。 中国国家工商行政管理総局のホームページによると、家電や靴、給水器、瓦、建築材料などの複数の中国企業が、エルメスの漢字表記の登録を試みている。 エルメスが長年にわたって商標問題に悩まされてきた様子がうかがえ、日本の特許庁関係者は「有名ブランドは多かれ少なかれ似たような状況にある」と指摘している。 (asahi = 2-27-12) ◇ ◇ ◇ マイケル・ジョーダン氏、商標権問題で中国企業を提訴 米国のプロバスケットボール NBA で「神様」と呼ばれた往年の名選手マイケル・ジョーダン氏が、自分の名前の中国語表記「喬丹(チアオタン)」を無断で商標登録されたとして、中国のスポーツ用品メーカーを中国の裁判所に提訴していたことが分かった。 新京報など中国メディアが 24 日、伝えた。 この中国企業は「喬丹体育(福建省)」。 2000 年の創業時から社名に喬丹を用いてきた。 同社によると 03 年ごろ商標権も得た。 21 日に提訴したジョーダン氏は「私の名前を無断で登録したうえ、子供の名前まで登録しようとしている。 非常に失望した。」と話し、精神的に受けた損失に対して 1 千万元(約 1 億 3 千万円)以上の賠償を求めているという。 賠償金を得られた場合、中国のバスケの発展に使うことを望んでいる、とも伝えられる。 (asahi = 2-24-12) ◇ ◇ ◇ iPad、上海では販売停止回避 商標権裁判、中止に 「iPad」の商標権を主張する中国企業が米アップルの製品を上海で売らせないように求めた裁判で、上海の地方裁判所は 23 日、中国企業の訴えを退け、裁判を中止すると発表した。 商標権がどちらにあるかを争う広東省での上級審の裁判で結論が出ていない段階のため、上海の地裁では「判断できない」と説明している。 アップルをめぐる商標権紛争が世界中から注目を集めるなか、中国を代表する商業都市・上海での販売停止は避けられた。 今月中旬には別の地裁が中国企業の訴えを認め、iPad と関連商品の販売停止を命じていた。 (北京 = 吉岡桂子、asahi = 2-23-12) ◇ ◇ ◇ フェイスブック、商標権は万全? 中国で 60 超申請済み 世界最大の交流サイト (SNS) 米フェイスブックは中国当局に対し、60 以上の商標権を申請し、一部は登録を終えていることがわかった。 同社は中国市場に本格的には参入していないが、誰かに横取りされないように自衛したものとみられる。 「FACEBOOK」、「F」「FS」、「飛思簿(フェイスープー)」、「飛書博(フェイシューポー)」、「菲絲博克(フェイスーポーコー)」、「面書」 - -。 中国国家工商総局のホームページには、ローマ字だけでなく、中国語の読みや漢字の意味で「フェイスブック」にあたる言葉がずらりと並ぶ。 最初の申請は 2006 年。 対象分野もネットや電子雑誌、ゲームだけでなく、服装まで及ぶ。 (asahi = 2-22-12) ◇ ◇ ◇ 「iPhone とは照明器具だ」 中国企業が商標権主張 懐中電灯など照明器具を売る中国企業(浙江省)が、米アップル製のスマートフォン「iPhone (アイフォーン)」の商標権を主張していることが 21 日、分かった。 アップルは取り消しを求めている。 中国市場でも人気のアップル製品が「iPad (アイパッド)」に続き、商標紛争の標的になっている。 この企業は「小太陽照明」。 欧米や中東にも製品を輸出している。 担当する法律事務所によると、米アップルは電話やコンピューターなどについては商標を登録していたが、照明や調理器具などにはしていないことを発見。 2010 年 8 月に、当局に商標の登録を申請した。 アップルは「iPhone は有名なので種別を超えて商標権が認められる」と主張。 企業側は「10 年時点で中国では iPhone は有名ではなかった」と反論している。 仮に中国企業に商標が認められた場合、アップルが中国企業に「iPhone」を使わせないためには、高額での商標の買い取りを迫られる恐れがある。 中国の「商標リスク」は日本とも無縁ではない。 「美濃焼」、「九谷焼」などが登録されており、日本政府は調査や取り消しの方法などの手引きを作り、対応している。 「讃岐うどん」は香川県の求めに応じ、中国人による登録を拒否した。 (北京 = 吉岡桂子、asahi = 2-21-12) ◇ ◇ ◇ iPad、中国でピンチ 中国企業の商標権認める判決 中国企業が米アップルの iPad の商標権を主張している問題で、広東省恵州市の裁判所が 16 日、中国企業の主張を認め、同市の電器店に関連商品の販売をやめるよう求めていたことが分かった。 南方週末(電子版)が 20 日、伝えた。 販売の差し止めを求めていたのは「唯冠科技(深セン、センは土へんに川)」。 判決では、唯冠の商標権を認め、iPad という名称での販売は商標権の侵害にあたると認定した。 同社は上海を始め、中国各地の裁判所に同様の訴えを起こしている。 今回の判決が踏襲されれば、アップルは中国国内で iPad という名称で商品を売れなくなるか、高額で商標権を買い取らざるを得なくなる。 (北京 = 吉岡桂子、asahi = 2-21-12) 中国各地で強風とひょうの被害 = 新疆・海南・陜西 中国で 21 日から 23 日にかけて、強風やひょうの被害が相次いでいる。 これまでに新疆ウイグル自治区、海南省、陜西省で被害が出た。 中国新聞社が報じた。 新疆ウイグル自治区は 21 日夜から強風に見舞われた。 新疆南疆鉄道のトルファン・魚爾溝間は 22 日、強風のため列車の運行ができなくなった。 自治区北部のアルタイ地区では 21 日午後 5 時ごろ、ひょうに見舞われた。 大豆大のひょうが降り、体に当たるとけがをするほどではないが「かなり痛かった」という。 ウルムチ市南部では雨がみぞれや雪になり、ところによりうっすらと積もった。 海南省では東方市、澄邁県、昌江リー族自治県などが 20 日から強風と雷雨などに見舞われた。 昌江などではひょうも降った。 中国政府民生部によると 23 日午前 9 時までに 4 万 5,000 人が被災し、家屋 200 棟あまりが倒壊するか重大な損傷を受けた。 耕地 9,100 ヘクタールが被害を受け、うち 3,500 ヘクタールは収穫が絶望的になった。 陜西省でも 20 日午後から渭南市、咸陽市などが 2 度にわたってひょうに見舞われた。 直径は最大で 3.6 センチメートル程度で、各回とも 20 分前後降り続いたという。 アブラナ、サンショウ、リンゴなどの農作物に被害が出た。 被害を受けた耕地は 1 万 4,900 ヘクタールに上った。 被災者は 14 万 3,000 人とみられている。 中国では 4 月になってから、貴州省や広東省などでもひょうの被害が出ている。 (サーチナ = 4-23-12) 中国で「公害病」深刻化 鉱山や工場付近で重金属汚染 中国で、鉛やカドミウムなど重金属による汚染が深刻化している。 工業製品に欠かせない原料として、なりふりかまわず生産を続け、公害病が人々の健康をむしばむ。 重金属の産地が集中する中国南部の村を訪ねた。 ■ 子の血中から高濃度の鉛 ひなびた集落でひときわ広く舗装された道路を、大きな石がふさいでいる。 鉛や亜鉛を精錬する工場へ続く道だ。 今年 2 月、近くに住む子供たち 160 人の血液から、安全基準を超す量の鉛が検出された。 村人は住まいから 200 メートルも離れていない工場が「犯人」とみて、原料を運ばせないように石を置いた。 (asahi = 4-23-12) 海洋警察官殺害、韓国で懲役 30 年の判決 … 中国「認められない」 中国政府・外交部の劉民為報道官は 19 日の定例記者会見で、韓国・仁川地方裁判所が同日、同国の海洋警察官を殺害した中国人漁船長に懲役 30 年の有罪判決を言いわたしたことに対して「韓国が一方的に(同国の)排他的経済水域法を適用して中国人漁民に言いわたした判決を認めるわけにはいなかい」と述べた。 事件が発生したのは 2011 年 12 月 12 日。 韓国海洋警察が自国の排他的経済水域 (EEZ) 内で違法操業していたとして中国漁船を取り締まろうとしたところ、同船に乗り移った海洋警察官に対して中国側が激しく抵抗。 船長は警察官 2 人を刺し、うち 1 人が死亡した。 劉報道官は、「中韓の黄海における EEZ の境界線は未確定だ」として、「中国側は、韓国が一方的に(同国の)排他的経済水域法を適用して中国人漁民に言いわたした判決を認めるわけにはいなかい」と述べた。 中国側は事件発生後、韓国側と密接な意思疎通を維持し、韓国側に「理性と公正さを保ち、事件を妥当に処理するよう促してきた」という。 劉報道官は「19 日の判決も注視しており、本件について中国国民当人が必要とする支援を行い、正当で合法的な権益を維持する」と述べた。 同裁判では、死刑が求刑されたが、韓国では被害者が 1 人の殺人事件での死刑求刑が異例であることから、裁判所は懲役 30 年と判断したとみられる。 仁川地方裁判所は懲役計の他に、罰金 2,000 万ウォン(約 143 万円)も言いわたした。 (サーチナ = 4-19-12) 艾未未氏の私生活ネット公開に中止命令 中国当局 1 年前に脱税容疑で拘束された中国の芸術家、艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏 (54) が自宅にカメラを設置して私生活の一部始終をネットで公開したところ、翌日、治安当局から中止を命じられた。 保釈後も自宅周辺に多数のカメラを設置するなど、監視を続ける当局を風刺するパフォーマンスだった。 家族によると、艾氏は 3 日、北京の自宅に 4 台のカメラを取りつけ、寝起きの様子などをネットで公開。 4 日に中止を命じられた。 四川大地震で手抜き工事の犠牲になった子の名簿づくりに取り組むなど、当局批判をしてきた艾氏は昨年 4 月、脱税容疑で拘束された。 6 月に保釈された。 (asahi = 4-6-12) 圧巻のスケール! アジア最長の吊り橋完成 - 湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州 ![]() 3 月 31 日、中国・湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州吉首市の吊り橋が正式に開通した。 吊り橋は長さ 1,176m、高さ 350m でアジア最長、世界でも 3 番目に長い吊り橋になった。 (レコードチャイナ = 4-3-12) 北京で警察がネット情報取り締まり 1,000 人超逮捕 中国・北京の警察当局は、ネット上のデマや虚偽情報などを取り締まるキャンペーンを実施して 1,065 人を逮捕した。 国営新華社通信が 31 日伝えた。 「有害情報の広がりに対する市民の苦情にこたえた」としているが、世論への影響力が高まるネット言論の弾圧だとの批判が出そうだ。 市当局は 2 月中旬から銃器や麻薬、臓器の売買、証明書の偽造などに関する情報を中心に取り締まりを展開。 3 千を超えるサイトに警告を出し、70 の運営会社がサイト封鎖などの処分を受けたという。 市当局は「北京で事件が起きた」、「軍が出動した」などのデマを流したとして 6 人を逮捕し、サイト運営会社 2 社に 4 日間の書き込み機能停止を命じたことも明らかにした。 (asahi = 3-31-12) 大気汚染ひどい日は体育授業なし 北京市、市民の声受け 北京市は 23 日、大気汚染がひどい日には小中学校の体育など屋外での授業をとりやめると発表した。 同市は車の排ガスなどに含まれる微小粒子状物質「PM2.5」の公表を昨年始めたばかり。 日本人学校を含む外国人の学校の多くは、先行して公表してきた米国大使館の計測値をもとに同様の措置を実施している。 子供の健康を心配する市民の声におされて地元の学校も動いた格好だ。 (北京=吉岡桂子、asahi = 3-23-12) 中国警察、息のある女子高生を「凍死」 業者が田に遺棄 中国東部の安徽省亳州で、暴漢に襲われて倒れていた女子高生を、警察が死んだ浮浪者と判断。 生きたまま田んぼに捨てられる事件が起きた。 中国では昨秋、ひき逃げされた女児が見捨てられたまま死亡する事件が起きており、再び大きな衝撃が走っている。 女子高生が襲われたのは今月 11 日夜。地元メディアによると、学校で大学受験の模擬試験を受けた後、帰宅途中だった。 12 日夕、衣服が乱れ、血を流して溝に倒れている女子高生を村民が発見し、110 番通報。 女子高生は生きていたが、現場に来た警官は凍死した浮浪者と判断し、救急車も呼ばず、地元政府に「遺体運搬車で運ぶように」と連絡した。 現場では「まだ息があるんじゃないか」という村民もいたという。 その後、地元政府が手配した運搬車の運転手は女子高生を、10 キロ弱離れた別の村の田んぼに捨てた。 13 日午前 10 時ごろ、村民が女子高生を見つけて救急車を呼んだ。 村の警察の調べで後頭部を鈍器で殴られたことや、身元が判明。 女子高生は倒れてから、気温が 0 度近くまで下がる屋外に計 2 日間も放置され、危険な状態が続いていたが、峠は越えたという。 (asahi = 3-21-12) 中国、無人月面探査機を計画 2013 年着陸めざす 中国国営新華社通信は 13 日、国家国防科学技術工業局が来年、月探査衛星「嫦娥 3 号」を打ち上げ、無人探査機の月面着陸を計画していると伝えた。 月面の探索や無線による遠隔操作の実験などを行うという。 将来の有人月面探査を目指す中国は、2007 年に初の月探査衛星「嫦娥 1 号」を打ち上げた。 10 年に打ち上げた「嫦娥 2 号」は鮮明な月面の立体写真の撮影に成功するなど、月面着陸に向けた地形データの収集を進めている。 (北京、asahi = 3-13-12) |