KDDI また通信障害 2 分間、16 都道県で通話などしづらく
携帯電話大手 KDDI は 12 日、11日夜に発生した通信障害について、同日午後 10 時 29 分から同 31 分までの 2 分間だったと修正し、発表した。 au や UQ モバイルなどの音声通話や SMS が利用できなかったり、利用しづらくなったりしていた。 KDDI によると、障害があったエリアは北海道や宮城、新潟、東京、神奈川など 16 都道県で、1 千人強に影響があった。 緊急通報やデータ通信への影響はなかったとしている。 機器の故障が原因だったという。
KDDI は当初、通信障害の時間は 12 分間で、緊急通報が利用できない状況もあったと発表していた。 ログなどを確認し、内容を修正した。 KDDI を巡っては 7 月はじめに延べ 3,091 万人以上に影響する過去最大規模の通信障害が発生。 8 月にも約 45 分間にわたり音声通話がつながりにくくなる障害が起き、最大 8.3 万人に影響している。 (中島嘉克、asahi = 9-12-22)
KDDI、また障害 16 都道県、8.3 万人に影響 携帯通話 45 分間
過去最大規模の通信障害を起こした KDDI で 24 日夜、再びトラブルがあった。 一部の地域で音声通話が約 45 分つながりにくくなった。 25 日には NTT 西日本で光回線を使ったインターネット通信がつながりにくくなった。 通信回線の安定性が改めて求められている。 KDDI によると障害は 24 日午後 9 時 13 分ごろに発生。 北海道や新潟、東京など東日本の 16 都道県で携帯の音声通話が利用しづらくなった。 緊急通報が通じない状況もあったという。 午後 9 時 58 分に復旧したが、最大で約 8.3 万人に影響が及んだと推計している。
au や UQ モバイルのほか、オンライン専用ブランド「povo」や au 回線の利用事業者にも影響があった。 データ通信には問題はなかった。 音声用ネットワークのトラブルが原因で、故障した設備を切り離したことなどで復旧した。 緊急通報を含む音声通話が 1 時間以上とまり 3 万人以上に影響するなどの場合は「重大な事故」になるが、今回は該当しないとみられる。 KDDI は 7 月に通信障害を起こしたばかりで、「深くおわびする」とのコメントを出した。 携帯電話は重要な社会インフラで再発防止の徹底をアピールしていただけに、利用者の不信感が高まりそうだ。
7 月の障害では延べ 3,091 万人以上が約 61 時間以上にわたって影響を受けた。 総務省は今月 3 日、KDDI に「厳重注意」の行政指導をしている。(中島嘉克)
■ d ポイントも
NTT ドコモでは 25 日午前 9 時 7 分ごろから同 11 時 48 分にかけて、ポイントサービス「d ポイント」がドコモオンラインショップなどで使えなくなったという。 ドコモショップ店頭での現金による料金の支払いも一時できなくなった。 ドコモによると、料金システムの中継機器の故障が原因だという。
■ NTT 西、光回線でも 関西・東海・北陸、12 府県
NTT 西日本は 25 日、同日午前 9 時ごろから、大阪府を除く関西 1 府 4 県と東海、北陸の計 12 府県で、同社の光回線を使ったインターネット通信がつながりにくい状態になっていた、と発表した。 午後 2 時 44 分までに復旧したという。 同社によると、通信障害が発生したのは、フレッツ光の「クロス」、「ネクスト」、「ライト」の各回線という。 同社のインターネット通信設備の機器が故障したことが原因とみられる。 午後 5 時時点では、故障の詳しい原因や影響した契約件数などについては「調査中(広報)」としている。 大阪府や中国、四国、九州地方でも、一部でネットの通信速度が低下したという。(中村建太、吉田貴司)
■ Teams も
コロナ禍で利用が広がるオンライン会議サービスでも障害が続いている。 米マイクロソフトは 25 日午前 9 時半ごろ、「Teams (チームズ)」で、日本を含むアジア太平洋地域の利用者の一部がアクセスできなくなったと発表した。 システム更新が原因とみられ復旧に約 2 時間かかった。 企業の会議などに参加できない人もいて、SNS 上には「障害で打ち合わせができない」といった投稿があった。 チームズは 2017 年に提供をはじめたクラウドサービスで約 2 億 7 千万人が利用している。 今年 7 月にも大規模な障害があった。 (女屋泰之、asahi = 8-26-22)
決済アプリ「d 払い」で一時障害 アンドロイド端末の一部に影響
NTT ドコモは 19 日、スマートフォンの決済アプリ「d 払い」が一時利用しづらくなったと明らかにした。 システムの不具合が原因で、スマホの基本ソフトがアンドロイドの端末の一部で影響があったという。 障害が起きたのは 19 日午前 10 時 2 分で、同 10 時 35 分ごろに解消した。 アプリが起動しなかったり、起動しても決済用のバーコードが表示できなかったりしたという。 6 月末時点での d 払いの利用数は 4,561 万契約。 実際に障害の影響があった数については「調査中」としている。 (鈴木康朗、asahi = 8-19-22)
KDDI 障害、3,589 万人に「おわび」 200 円返金 … 音声通話契約では 2 日分
KDDI は 29 日、今月発生した大規模な通信障害を巡り、携帯電話サービスの契約者に「おわび」として一律 200 円(税抜き)を 9 月以降に返金すると発表した。 障害発生時に自社のサービスを利用していた 3,589 万人が対象になる。 これとは別に、音声通話のみの契約で、24 時間以上通話が出来なかった 271 万人に、約款に基づく補償として月額基本料の 2 日分相当額を返金する。 1 人平均 104 円になるという。 いずれのケースも、月額基本料の請求額から差し引いて対応する。
KDDI の子会社、沖縄セルラー電話の利用者についても同じ条件で返金する。 「おわび」の対象は 66 万人、約款に基づく返金は 7 万人になる。 月額基本料が 0 円の割安プラン「povo (ポヴォ)」の利用者には、返金ではなく 3 日間で 1 ギガ・バイト (GB) までのデータ通信を利用できるようにする。 一律 200 円の返金について、29 日に東京都内で記者会見した KDDI の高橋誠社長は「本件の重大性や影響の大きさを真剣に受け止めた」と述べた。
返金総額は、沖縄セルラーも合わせて計約 75 億円に上る。 高橋社長は経営責任として、自身の報酬の 20% を 3 か月分、関連役員 8 人は報酬の 10% を 1 - 3 か月分、自主的に返納することを明らかにした。 障害は 2 日午前 1 時 35 分 - 4 日午後 3 時の 61 時間 25 分にわたり、音声通話やデータ通信に支障が出た。 (yomiuri = 7-29-22)
通信障害影響、3,091 万人以上 KDDI、過去最大級
KDDI (au) は 28 日、今月上旬に発生した大規模な通信障害に関し、電気通信事業法に基づく事故報告書を総務省に提出した。 影響を受けた利用者数は少なくとも延べ 3,091 万人に上り、2018 年のソフトバンクの事例を上回って過去最大級となった。 総務省は報告書の内容を精査した上で、再発を防止するため、8 月にも KDDI を行政指導する見通しだ。 また、緊急時に通信会社間で回線を乗り入れる「ローミング」の実現について、総務省が今秋にも有識者会議を開き、議論を本格化させることが分かった。 障害で 119 番などに支障が生じたことを受けた対応だ。 (kyodo = 7-28-22)
KDDI 障害、数百万人に返金へ 24 時間以上使えなかった人が対象
2 日未明から発生した KDDI の大規模通信障害について、約款上の返金の対象となる利用者が数百万人になることが 22 日、明らかになった。 個人向けサービスの約款では、全く使えない状況が 24 時間以上続いた人を返金対象としており、同社はこれらの利用者に返金する方針。 28 日にも総務省に事故報告書を提出する。
KDDI は、今回の障害で、利用しづらい状況になるなど影響を受けたのは最大約 3,915 万回線に上るとしていた。 全く使えなかった人は、音声のみの契約を結んでいる人が中心となるとみられる。 返金の補償対象は数百万人を想定。 それ以外の人に「おわび」として補償するかどうかについて慎重に検討を進めるという。 2013 年に障害が起きた際には、約款の条件に合致しないものの、700 円を利用料から差し引く措置をとっていた。 通信障害は 2 日未明に発生し、5 日に完全復旧を宣言するまで約 86 時間がかかった。 携帯電話や IoT 機器など、最大で約 3,915 万回線に影響が及び、過去最大規模の障害となった。 (杉山歩、asahi = 7-22-22)
KDDI 社長、影響受けた個人や法人に補償検討 最大 26 万社で障害
KDDI の高橋誠社長は 3 日の記者会見で、通信障害で影響を受けた個人、法人に対して補償を検討する方針を明らかにした。 自身の経営責任については「経営者として大きな責任がある。 真摯に受け止めて一日も早い復旧をめざす。」と述べた。 高橋氏は今回の障害について、会社として過去最大の障害になるとの見方を示した。 影響を受けた法人顧客は最大 26 万社に上るという。 物流や自動車、銀行など幅広い業種に広がっている。 カスタマーセンターには 4.9 万人から問い合わせが寄せられたともしている。 (asahi = 7-3-22)
KDDI の通信、利用しづらい状況続く 東日本も復旧作業完了と発表
大規模な通信障害を起こしている KDDI は、3 日午後 5 時半に東日本で復旧作業が完了したと発表した。 西日本は午前 11 時に終わっていた。 復旧作業には発生から約 40 時間かかった。 ネットワークの状況を監視しながら徐々に通信サービスを再開するため、利用しづらい状況が続いているという。 完全な正常化には時間がかかる可能性がある。 KDDI は本格再開時間は決まり次第案内するとしている。 音声やデータ通信がつながりにくくなる通信障害は 2 日午前 1 時半ごろに発生した。 最大約 3,915 万回線に影響が出たとみられる。 (杉山歩、asahi = 7-3-22)
KDDI の通信障害「未明の設備障害が原因」 復旧めど立たず
KDDI は 2 日、全国で未明から起きている通信障害の原因について、音声をデータに変える「VoLTE」の交換機で障害が起き、データが集中したことが原因と発表した。 この設備の故障の原因はわかっておらず、午後 6 時時点で復旧のめどは立っていない。
KDDI によると、2 日未明に音声をデータとして提供する「VoLTE」の交換機の一部で障害が起きたことが、今回の通信障害の引き金となった。 処理できなくなったデータがたまり、通信が集中する「輻輳(ふくそう)」が起きたため、他のサービスに影響が広がらないように、データの流通に規制をかけたという。 通信障害の影響は、au や UQ モバイルといった携帯電話の通信のほか、同社の回線を使う格安スマホ事業者 (MVNO) などにも及んだ。
電気通信事業法では、110 番や 119 番など緊急通報を含む音声通話が 1 時間以上止まり、かつ 3 万人以上に影響するなどの場合を「重大な事故」と位置づけている。 重大な事故が発生した場合、事業者は総務省に速やかに影響人数などを報告し、30 日以内に詳細な報告を出すことが義務づけられている。 (asahi = 7-2-22)
郵便・ゆうパック、配達遅れるおそれ KDDI 通信障害の影響広がる
ヤマト運輸やバスのシステムにも影響
携帯電話大手の KDDI で 2 日未明から続く通信障害により、生活のさまざまな面で影響が出ている。 ヤマトホールディングスによると、ヤマト運輸のホームページの荷物問い合わせシステムに最新の情報が更新されなくなったほか、コールセンターに電話がつながらない状況も生じたという。 京成バスや小田急バスでは、バスの位置情報などを提供する「バスロケーションシステム」で、一部の情報が表示できなくなった。
QR コードを使った電子チケットで入場するサッカー J1 の試合や、アーティストのライブでは、会場でチケットが表示できない恐れがあるとして、WiFi を使ってチケットの画像を保存するなどの対応を呼びかけた。 総務省消防庁は 2 日午後、消防などへの緊急通報について「他社の携帯電話や固定電話から 119 番通報をするか、お近くの消防署に駆け付けるなど直接通報してください」とツイッターで呼びかけた。
鉄道貨物のシステムにトラブル
日本郵便は 2 日、KDDI の通信障害の影響で、郵便物やゆうパックなど一部の配達が遅れるおそれがあると発表した。 通信障害によって、鉄道貨物のシステムにトラブルが起きているためだとしている。 JR 貨物によると、各駅での荷役作業に支障が出て、遅れが生じているという。
日本航空、スタッフ用の無線機使用できず
KDDI の通信障害の影響で、日本航空は 2 日、空港スタッフが使用する無線機などが使用できなくなったと明らかにした。 別の回線のもので代用しているといい、「運航遅延などの影響は出ていない(広報担当者)」としている。
総務省、早期復旧を要請
KDDI の通信障害について、総務省は 2 日、早期復旧と利用者への十分な情報提供を同社に要請した。 とくに台風 4 号が沖縄方面に接近していることをふまえ、災害時の連絡手段を確保するためにも復旧を急ぐよう求めたという。 (asahi = 7-2-22)
KDDI、全国で通信障害が発生 アメダスのデータの一部取得できず
携帯電話大手の KDDI は 2 日、同日午前 1 時 35 分ごろから全国で通信障害が発生していると発表した。 同社のネットワーク回線を使っている au や UQ モバイル、オンライン専用ブランド「povo」の携帯電話で、通話やデータの送受信がしにくい状態が続いているという。 原因は調査中で、同日正午現在、復旧のめどは立っていない。 同社は「お客さまに多大なご迷惑をおかけして深くおわび申し上げます」とコメントしている。 同社は約 6,211 万の契約回線について調べているという。 また、楽天モバイルは同日、KDDI の回線を利用している一部の地域で、同様の通信障害が起きていると発表した。
気象庁によると、この通信障害の影響で、2 日未明から、気温や降水量などを観測する「アメダス」のデータの一部が取得できない状態になっているという。 同庁によると、アメダスは全国に約 1,300 地点あり、KDDI の回線を使用しているのは約 600 地点。 このうち午前 10 時現在、最大 400 地点ほどで断続的にデータの取得が不安定になっているという。
昨年 10 月には NTT ドコモで大規模な通信障害が発生し、2 時間超にわたり、約 100 万人が音声通話やデータ通信を利用できない状態となった。 回線の混雑も約 29 時間続き、音声通話で約 460 万人、データ通信で 830 万人以上が利用しづらくなった。 ドコモは総務省から行政指導を受け、再発防止策を提出。 KDDI など他の大手 3 社も、これを踏まえた緊急点検を行っていた。 (asahi = 7-2-22)
通信障害頻発、KDDI に行政指導 総務省
総務省は 16 日、スマートフォン(高機能携帯電話)で通信障害が起きた KDDI (au) に再発防止を求める行政指導を行った。 具体的な対策を 8 月 16 日までに総務省に報告し、その後 1 年間は、半年ごとに進捗状況の報告を求めた。 行政指導は、昨年 12 月 31 日から 5 月 30 日にかけて起きた計 6 件の通信障害が対象で、総務省は通信設備の設計や設置状況の見直し、ソフトウエアの不具合改修などの対策を求めた。
総務省は KDDI に対して昨年 2 月にもメールの送受信障害で行政指導したが、その後も通信障害が発生したことも重く見た。 KDDI は 16 日、田中孝司社長を含む役員ら 8 人の報酬を 3 か月間 20 - 10% 返上すると発表した。 KDDI は「お客様に深くおわびするとともに、安心して使える通信環境の構築に努めます」との談話を発表した。 (yomiuri = 7-16-13)
iPhone5 下取り、KDDI が検討 広告誤表記問題
KDDI (au) は 10 日、4 月下旬と 5 月下旬に起こした通信障害や通話の障害でメールや電話ができなかった利用者に対し、料金の請求から一律 700 円を差し引くと発表した。 田中孝司社長が東京都内で記者会見して説明した。 通信障害は、高速通信規格 LTE の利用者らに 4 月 27 日と 5 月 29 日、30 日に起きた。 いずれも東京、神奈川、山梨の 1 都 2 県の一部でネット接続やメールの送受信ができなくなった。 5 月 29 日には通話の障害も併発したが把握が遅れ、公表は 6 月 4 日と対応が後手に回った。
減額する 700 円は、3 日分の基本使用料などをもとに計算した。 対象は 70 万 - 80 万人超とみられる。 データ通信の障害については、問題となった地域にいた人に発生し、通話の障害は、過去に関東地方で携帯電話の契約をした人の一部で発生した。 一律 700 円を減額するが、これらの人にメールを送ったり、電話をかけようとしたりした人は対象とならない。 通信や通話の履歴を分析したうえで、対象者には 6 月末までにメールで通知する。
障害は、東京都多摩市内に設置している、基地局の制御装置が原因となった。 ソフトが誤作動し、データ処理が集中したためだという。 通信に必要な信号を送れなくなったり、利用者の情報に接続できなくなったりした。 KDDI は今年度中に 300 億円を投資して、制御装置を増強する。 田中社長は「(通信量が大きい)スマートフォン時代の考え方に社内が完全には変われていなかった」と語った。
KDDI は 5 月には、「iPhone (アイフォーン) 5」で LTE が使える地域を実際より広く表示したとして、総務省から行政指導を、消費者庁から措置命令を受けている。 田中社長は、iPhone (アイフォーン) 5 を買った人が端末を買い替える際に、下取りを検討していることを明らかにした。 同社広報によると、iPhone5 以外の機種でも下取りを検討しているという。
また、今回の障害とは別に、4 月に iPhone などのメールが使えなくなる障害を起こしており、田中社長は「経営の最重要課題として障害対策に取り組んでいる矢先の事故で、大変申し訳ない」と謝罪した。 (asahi = 6-10-13)
KDDI、5 月 29 日の通信障害で音声サービスも使えず ログ分析で判明
KDDI は 6 月 4 日、5 月 29 日に関東の一部地域で約 18 時間にわたり発生した LTE のデータ通信障害において、音声通信サービスも利用できない状況となっていたことを発表した。 通信ログや設備記録の詳細分析によって判明したとしている。 5 月 29 日の 5 時 20 分から 23 時 13 分まで、東京都、神奈川県、山梨県の一部で、au 4G LTE 対応機種 (iOS/Android) のデータ通信サービスが利用できない、または利用しづらい状況となる障害が発生した。 原因は LTE 基地局制御装置の故障で、最大 56 万人に影響が出た。
同社によれば通信ログや設備記録を分析したところ、5 月 29 日の 9 時 30 分 - 12 時 22 分まで、データ通信サービスに加えて音声通信サービスも利用できない状況が発生していたという。 影響数は、発信が約 2 万 8,000 件、着信が約 8 万 6,000 件。 関東契約の一部の顧客については、東京都、神奈川県、山梨県以外のエリアでも音声通信サービス、SMS サービスに影響があったとしている。
KDDI では、5 月 30 日にも関東地域で 13 時 4 分から 23 時 50 分まで 10 時間以上の LTE データ通信障害を起こしている。 原因は同じく LTE 基地局制御装置の故障で、最大 64 万人に影響が出た。 (CNET = 6-4-13)
au またデータ通信障害 2 日連続、東京などの一部で
KDDI (au) は 30 日、携帯電話向け高速通信「LTE」のデータ通信サービスが、東京と神奈川、山梨の 3 都県の一部で使えなくなる通信障害が起きたと発表した。 同日午後 1 時 4 分ごろに発生し、復旧を急いでいる。 影響人数は約 64 万人という。 同様の通信障害は 29 日にも起きており、2 日連続となった。
29 日の通信障害は午前 5 時 20 分ごろに起き、約 18 時間後の午後 11 時 13 分に復旧した。 4 月 27 日にも同じような障害が発生している。 LTE サービスが使えない場合、自動的に従来のデータ通信サービス、第 3 世代通信規格 (3G) に切り替わるため、インターネット接続やメールの送受信に支障はない。 音声通話も通常通りできるという。 (asahi = 5-30-13)
KDDI、携帯向け LTE 通信で障害 56 万人に影響
KDDI (au) は 29 日、同社の携帯電話向け高速通信「LTE」のデータ通信サービスが東京都と神奈川県、山梨県の一部で使えなくなる通信障害が起きたと発表した。 同日午前 5 時 20 分ごろに発生し、影響人数は最大で約 56 万人になるという。
LTE が使えない場合、従来のデータ通信サービス、第 3 世代通信規格 (3G) に自動的に切り替わるため、インターネットへの接続やメールのやりとりに支障はなく、音声通話も影響はないという。 同社によると、LTE のデータ通信(パケット通信)を制御する設備の一部が故障したためで、詳しい原因を調べている。 (asahi = 5-29-13)
クラウドの落とし穴 通信障害でスマホのアドレス消失も
【石橋達平】 KDDI (au) の iPhone (アイフォーン)や iPad (アイパッド)でメールの送受信ができなくなった 4 月半ばの通信障害は、一部でアドレス帳を消す被害も引き起こしていた。 サーバー(端末と情報をやりとりするコンピューター)にデータを保存する「クラウドサービス」を使っていた影響という。 安全性が高いとされるクラウドだが、専門家は危うさも指摘する。
au では、利用者が昨年 6 月 27 日以前に登録したアドレス帳のデータをサーバーに保存する仕組みになっておらず、通信障害ではアドレス帳を部分的に復元できないケースが相次いだ。 au に寄せられた問い合わせは 4 月 28 日までに約 220 件にのぼった。 サーバーにデータを保管するクラウドサービスは比較的、安全性が高いとされる。 しかし、万全ではない。 クラウドサービスの一つ、ウェブメールなどでもデータが消えた例は少なくない。 (asahi = 5-2-13)
au、頻発する通信障害 スマホ普及に設備追いつかず
【高重治香】 KDDI (au) が 4 月、たて続けに携帯電話の通信障害を起こした。 背景に、スマートフォン(多機能携帯電話)の普及でデータ通信量が急増するなか、次々とはじまる新サービスにシステムや設備が追いつかないという構造的な事情がある。 「このような事態になり深く反省している。 信頼回復に努めたい。」 KDDI の田中孝司社長は 4 月 30 日の決算会見で陳謝した。 今のところは目立った顧客離れは起きていないという。
2 度の通信障害のうち、1 度目は 4 月 16 - 19 日。 iPhone と iPad で、メールやアドレス帳が使えなくなった。 新サービスを始めるためのシステムの更新で、作業手順マニュアルにミスがあったことなどが原因だ。 2 度目は 4 月 27 日。 基地局の通信ソフトの不具合で、高速無線通信規格「LTE」での通信が東京や神奈川、山梨の 3 都県の一部でできなくなった。 (asahi = 5-1-13)
KDDI、今度は 4G LTE データ通信サービスに障害 4 月 27 日中に復旧
KDDI は、4G LTE 対応スマートフォン・タブレット利用者の一部において、27 日に LTE でのデータ通信サービスが利用しづらい状況に陥ったと発表した。 原因は設備故障によるもので、同日中に復旧した。
LTE のデータ通信サービスに影響が生じたのは、27 日の 16 時 1 分から 22 時 18 分まで。 影響を及ぼしたエリアは、東京都、神奈川県、山梨県の一部。 なお、障害の発生した時刻において、E メール、インターネットのサービスは 3G でのデータ通信に影響はなかった。 同社では、4 月 16 日から 19 日にかけて、一部の au ユーザーに発生した E メール送受信が利用しづらくなる障害が発生。 25 日に障害の経緯を説明した会見を行っていた。 (MyNavi = 4-28-13)
KDDI メール障害、原因は作業ミス
[KDDI は 25 日、今月 16 - 19 日に iPhone (アイフォーン)と iPad (アイパッド)でメールの送受信ができなくなった障害について、作業ミスや機器の故障が原因だったと発表した。 KDDI によると、通信障害は、メールアドレスを扱う栃木県小山市のサーバー(端末と情報をやりとりするコンピューター)で、バージョンアップのために古いサーバーから新しいサーバーへ情報を移す際に起きた。 作業手順のミスや、機械の故障が重なり、復旧に時間がかかったという。
都内で会見した嶋谷吉治専務は「作業の事前の検証試験が不足していた。 深くおわびします。」と述べた。 通信障害は今月 16 日から 19 日まで断続的に続き、iPhone などの一部で、携帯電話用の「@ezweb.ne.jp」が入ったメールアドレスの送受信がしにくくなくなった。 (asahi = 4-25-13)
KDDI メール障害解消 サーバーに滞った送受信終える
KDDI は 19 日、iPhone (アイフォーン)と iPad (アイパッド)の一部でメールの送受信などができなくなっていた障害が、同日午前 3 時ごろに解消したと発表した。 障害の詳しい原因は調査中という。 16 日朝から、携帯電話用の「@ezweb.ne.jp」がはいったメールアドレスの送受信ができなくなった。 このアドレスを扱う栃木県小山市のサーバー(通信設備)がダウンしたことが原因で、約 5 時間後に設備は復旧した。
しかし復旧後も、サーバーにメールがたまっていたり、利用が集中したりしたことから、送受信に時間がかかり、操作の途中で送受信が止まるなどの不安定な状態が続いた。 このため、利用者の少ない夜間に、携帯電話とサーバーの間の自動接続の頻度を一時的に下げ、滞っていた送受信を終わらせたという。 (asahi = 4-19-13)
KDDI またメール障害 影響最大 127 万件
KDDI は 17 日、iPhone (アイフォーン)と iPad (アイパッド)の一部で、同日午前 5 時半ごろから、メールが送受信しにくいなどの通信障害が起きていると発表した。 同日午後 8 時現在でも復旧していない。 携帯電話用の「@ezweb.ne.jp」と入ったメールアドレスで、送受信に時間がかかったり、操作の途中で送受信が止まったりするという。 メールと同じ通信設備(栃木県小山市)を使っている「カレンダー」などの機能も、つながりにくくなっている。 影響を受けている回線は最大約 127 万件。
同社は「利用が集中し、接続しにくくなっている」と説明している。 16 日にも、この通信設備が約 5 時間にわたりダウンし、メールが送受信できなくなるトラブルが起きており、関連を含めて詳しい原因を調査中という。 (asahi = 4-17-13)
KDDI 端末でメール送受信障害 最大 288 万台影響
KDDI は 16 日、iPhone (アイフォーン)と iPad (アイパッド)の一部で午前 8 時 8 分からメールの送受信ができなくなっていると発表した。 携帯電話用の「@ezweb.ne.jp」と入ったメールアドレスで送受信ができなくなっているという。 全国で最大約 288 万台が影響を受けた。 このメールアドレスを扱う通信設備がダウンしたことが原因で、順々に復旧しているという。 (asahi = 4-16-13)
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