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日本でバスを待っている時に起きた出来事に中国ネット感動 = 「レベルが違う」、「来て 5 日だけど …」
中国の SNS・小紅書 (RED) に 5 日、「日本で見知らぬ人の善意に本当に感動してしまった」との投稿があり、反響を呼んだ。 投稿者の女性は、「今日は雨が降ったけど、ちょうど傘を持っていなかった。 バスに乗ろうと列に並んでいたところ、急に雨が強くなってきた。 列に並んでいる人で私だけが傘を持っていなくて、バスの到着も少し遅れていた。」とした。 そして、「少し気まずくなっていたら、ほどなくして頭上に傘が現れた。 振り返ると後ろの日本人のお姉さん(35 歳くらい)が私に自分の傘をさしかけてくれていた。 彼女の旦那さんが、彼女と一緒に傘に入っていた。」と振り返った。
女性は、「本当に感動した。 私がつたない日本語で彼女に丁寧にお礼を言うと、彼女は笑顔で『どういたしまして』と言った。 本当に心が温まった」とつづっている。 中国のネットユーザーからは「こういうのは国内でも普通だろう。 良い人はどこにでもいる。 日本とは関係ない。」とのコメントが寄せられたが、これには「普通か? (中国で) 30 年生きてきたけど、私は一度もこういうことに出くわしたことはない。」との返信が寄せられ、元のコメントの 6 倍の共感(ハートマーク)を集めた。 このほか、「本当に心温まる」、「彼らは人や物に対して優しい」、「これが文明社会のあるべき姿」、「レベルが違う。
たとえ(中国で一番発展している)上海と比べてもね」、「日本では(中国と違って)高齢者が倒れたら必ず助け起こす人がいるしね」、「日本に来て 5 日だけど、こっちの人は本当に礼儀正しく、道を聞いたら優しく教えてくれる。 言われているような攻撃的な人には会ったことがない。 道路もきれいで、女の子はみんなおしゃれ。」、「確かに感動。 日本でスーツケースを引いていた妻が点字ブロックでつまずいて転んだら、周囲の日本人が心配して声を掛けてくれた。」といったコメントが寄せられている。 (北田、Record China = 10-7-25)
中国映画「731」なぜ酷評? 時代考証に疑問符、意味不明シーンも
旧日本軍の細菌戦部隊の一つである 731 部隊を描いた中国映画「731」。 「抗日戦争(日中戦争)勝利 80 年」として中国で記念行事や映画公開が相次ぐ中で注目された作品だ。 ただネット上では、映画を見た中国の人々の酷評も目立っている。 どんな作品なのか。 731 のストーリーは、731 部隊の施設に収容された主人公の中国人男性が、部隊が収容者を使って残酷な実験をしていることを知り、他の収容者らと脱走を図るというものだ。 731 部隊の正式名称は「関東軍防疫給水部」で、旧満州(中国東北部)で中国人の捕虜らに生体実験をしたことで知られる。
施設があったハルビン郊外には資料を研究・展示する「侵華日軍第 731 部隊罪証陳列館」があり、中国各地から見学者が訪れる愛国主義教育の拠点の一つとなっている。 作品は公開が延期されていたが、満州事変の発端となった 1931 年の柳条湖事件が発生した日である 9 月 18 日に公開された。 抗日戦争を扱った映画では、7 月に公開された「南京写真館」が大ヒットを記録。 731 も中国の映画情報サイトでは前評判が高かった。
戦後 80 年の節目の年で、企業や団体のメンバーで集団鑑賞したり、映画のチケットを見せれば入園無料となる観光地のキャンペーンがあったりするなど、鑑賞を後押しする動きもみられた。 こうしたブームの中で、公開から 2 週間足らずで興行収入は 15 億元(約 300 億円)を突破した。
施設内で花魁道中、はかま姿の部隊員
ただ、映画情報サイトのレビュー欄は賛否両論だ。 映画では、731 部隊が行ったとされる凍傷実験や、毒ガス実験、生体解剖などの場面がある。公開前の予告編については、「残酷すぎる」という評価もあったが、公開後の映画情報サイトでのレビュー投稿には、そうした批判は少ない。 国営新華社通信のウェブサイト「新華網」によると、趙林山監督は上映会で制作チームは大量の歴史資料を参考にしたと説明。 ハルビンにある陳列館の金成民館長が「顧問」として映画の監修にあたっているという。
中国の SNS 上では「若い世代に 731 部隊の存在や日本の暴力的な行為を知らしめてくれた」など、731 部隊に焦点を当てたことを重視して、評価する投稿が目立った。 一方、演出など映画作品としてのクオリティーに関する酷評も相次ぐ。 映画では、施設内で花魁(おいらん)道中が行われていたり、片言の日本語を話す女性の士官やはかま姿で作業する部隊員が登場したりするなど、時代考証などに疑問符がつくようなシーンが目に付く。 また、731 部隊長の石井四郎のことを慕う、首元に桜の烙印(らくいん)のついたおかっぱ頭の子供たちが大勢登場するなど、意味不明のまま最後まで伏線回収されないシーンも複数ある。
映画情報サイトのレビュー欄には「花魁道中と 731 部隊と何の関係があるのか」、「愛国心を装って金もうけをするだけの駄作映画はやめてほしい」などと厳しいコメントがみられる。 中国では、抗日戦争を扱った映画やドラマが毎年次々と生み出されている。 過去の作品の中には、弓矢で日本軍を撃退するなど史実からかけ離れていたり、日本文化を誤解したりする作品もあり、731だけが奇抜な作品というわけではない。
しかし 731 は節目の年の話題作として中国メディアでも盛んに報道され、北米など海外でも上映されているだけに、観客の激しい失望を買ったとみられる。 レビュー欄には「欠陥だらけの宣伝映画では、この歴史の信用度が下がってしまう」と懸念する投稿もあった。 (瀋陽・岩田恵実、asahi = 10-5-25)
なぜこんなに多くの人が日本への一人旅を好むのか - 中国メディア
中国の財政・経済メディア、正解局は 27 日、「なぜこんなに多くの人が日本への一人旅を好むのか」とする記事を配信した。 記事はまず、「最近、ちょっと予想外の統計を目にした」とし、日本政府の調べによると、今年 4 - 6 月に観光目的で日本を訪れた中国人の 23.5% が「一人旅」だったことを挙げ、その割合は今年 1 - 3 月が 22.0% で、さらにさかのぼると、24 年が 21.0%、19 年が 12.2% だったと紹介した。
また、日本経済新聞が観光業界関係者の話として、中国人の「おひとりさま」は 20 - 40 0代の女性が多いと伝えたことにも触れ、中国人客全体でみても 4 - 6 月は 6 割強が女性で、全世界の 5 割程度を大きく上回ることを紹介した。 その上で、なぜこんなに多くの人が日本旅行を好むのかについて、まず「行きやすさ」を挙げ、中国から日本各地へ向かう航空便は上海からだけでも毎日約 90 便と多く、飛行時間も約 3 時間と短く、航空券もとても安いと伝えた。
さらに「治安の良さ」や「映画やテレビ番組、アニメなどを通じて形成された国家イメージの良さ」も挙げ、「これらがおそらく、多くの中国人、特に女性が一人で日本を旅行する大きな理由だろう」と伝えた。 (柳川、Reocrd China = 9-30-25)
中国人観光客が大挙して日本へ、"日本人の反応" に中国ネット「今回は大いに賛同」
中国で国慶節(建国記念日)の連休を迎える中、中国の SNS・微博(ウェイボー)では、中国人の海外旅行先として日本が人気になっていることに対する日本人の見方が紹介され、大きな反響を呼んだ。
中国のオンライン旅行会社「去●(= 口偏に那)児」が発表した国慶節連休中の中国人観光客に人気の海外渡航先トップ 10 で日本が 1 位になった。 米 Airbnb の中国人の宿泊施設検索件数のデータでも、日本が最も注目されているという。 さらに、日本のメディアも中国当局が国慶節連休期間中に移動する人数が延べ 23 億 6,000 万人に上るという予測を発表したことに触れ、海外旅行先としては日本が一番人気であることを伝えた。
微博で 150 万超のフォロワーを持つあるブロガーは、このニュースが日本の X (旧ツイッター)で話題になっていると紹介。 日本人のコメントとして「入国規制してほしい」、「頼むから来ないで」、「日本は敵国じゃなかったのか?」、「日本嫌いなくせに 1 位って」、「来るならマナーは守れ」、「不法滞在するやつがいそう」、「入国税を 1 人 10 万円取るべき」、「1 人 100 万ずつ取ろう」、「免税使い放題で日本にお金を落としてない」、「(日本側に)万里の長城を作ってもらいたい」などを紹介している。
こうした声に対し、中国のネットユーザーからは「今回は日本のネット民に大いに賛同するよ。 バカ高い入国税を課してほしい。」、「彼らが言っていることは何も間違っていないと思う。 日本をそんなに憎んでいるのになぜ建国記念日に日本に旅行に行く?」、「その通り。 明らかにほとんどの人が日本を嫌っているのに、それでもこんなに大勢が日本に行く。 3 億円くらいの入国税を取ってもいい。」、「日本には(中国人から)高額の入国税を取ってもらいたい。 そして、日本に行く中国人たちにひどい扱いをして、恨みを植え付けた上で帰国させてほしい。」といった声が上がった。
このほか、「今は関係があまり良くないし、行かない方がいいのでは?」、「中国に日本の海産物を買ってくれと頼みこんでいた頃は、(日本人は)こんな態度じゃなかったけどな。」、「本当に中国人観光客が来なくなったら、(日本人は)また不機嫌になるんだろう」、「日本は観光業をだめにしてでも中国人を来させたくないとは。 その気骨に恐れ入る。 日本政府にはぜひ民意を尊重してもらいたい。」、「日本がどんな態度をしても、一部の(中国)人の日本への愛を止めることはできないんだ。 私としては理解不能だけど。」などのコメントも寄せられている。 (北田、Record China = 9-29-25)
外国運転免許の制度を悪用か、虚偽申請の疑いで中国籍の男女を逮捕
台湾など特定の国・地域で取得した運転免許証と翻訳文があれば日本で運転できる制度で不正な手続きをしたとして、警視庁は、中国籍の 30 - 40 代の男女 2 人を私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕し、26 日に発表した。 2 人は容疑を否認しているという。 中国の通販サイトを通じ、台湾の偽造免許証や翻訳文を入手したといい、警視庁は中国人向けの「偽造免許ビジネス」があるとみて調べている。
中国はこの制度の対象ではなく、日本と同水準の免許制度とされる台湾など六つの国・地域のみが認められている。 六つの国・地域の免許を持つ人は、日本自動車連盟 (JAF) や外務省などに申請して作成された免許証の翻訳文を携帯していれば、日本での運転が可能となる。 翻訳文はオンラインで申請でき、代理人でも取得することができた。
交通捜査課によると、2 人は昨年 11 月、他の者らと共謀の上、JAF のオンライン申請フォームで、それぞれの名義で偽造された台湾の免許証を使い、その翻訳文の作成を申し込んだ疑いがある。 このうち 30 代の男は日本でレンタカーを運転していたとみられる。 2 人は「偽造とは思わなかった。」などと話しているという。 同課は「台湾免許があれば日本で運転できる」として偽造免許などを 1 件約 16 万円で販売している中国の通販サイトを確認。 今回逮捕された男女を含め計 4 人が同様にこれを購入していた疑いがあるという。
「1 通 1 - 2 千円で申請した」中国籍の男が申請か
また JAF の申請サイトは国外から接続できないため、埼玉県川口市の中国籍の 20 代の男 = 同容疑で逮捕、処分保留で釈放 = が手続きを請け負っていた疑いも判明。 この男は同庁の調べに「1 通 1 千 - 2 千円で申請した。 知人から誘われ、小遣い稼ぎでやった。」などと説明したという。 警視庁は、これらの免許偽造や翻訳文申請を主導したとみられる中国籍の別の男 (37) を特定し、同容疑で逮捕状を取った。 男は中国にいるとみられ、国際刑事警察機構を通じて近く国際手配するという。
中国在住の人らが日本で運転するには、通常の運転免許試験を受けて日本の免許を取得するか、免許試験場で技能や知識を確認する「外免切り替え」を行う必要がある。 外免切り替えをめぐっては、住所がホテルなど一時滞在先でも認められることや、試験が「簡単すぎる」などの指摘を受け、警察庁が見直すことを明らかにしていた。 住民票のない観光客を制度の適用外とするほか、10 問だった知識問題を 50 問に増やした上で、9 割以上の正解を審査基準にするなどの新たな運用が 10 月から始まる。 (太田原奈都乃、asai = 9-26-25)
外国人が日本国内を運転するには
(警察庁のホームページから)
- ジュネーブ条約の加盟国で交付される「国際運転免許証」で運転
- 外国の運転免許証に日本語の「翻訳文」を添付 (スイス、ドイツ、フランス、ベルギー、モナコ、台湾が対象。 翻訳文は、国の領事館や国家公安委員会が指定した法人などが作成したものに限る。)
- 外国の免許証を日本の免許証に切り替える「外免切り替え」
- 通常の免許試験を受け、日本の免許証を取得
日本文化の理解 = 観光充実 中国人向けツアー企画会社、奈良に注目
訪日する中国人観光客向けに、京都や奈良の伝統文化を理解してもらおうと発信に取り組む事業者がある。 とくに奈良でのインバウンドといえば「鹿と大仏さんを見れば満足」という印象が強い。 だが、この事業者は「事前に文化を知り、理解していれば、観光の楽しみ方が違ってくる」という。 主に中国人向けのツアー企画事業などを展開しているグローバル企業の日本法人「DININGCITY JAPAN (DCJ、京都市)」。 2023 年に設立された。
ツアー客を開拓するツールの一つとして、主に京都の飲食店や観光スポットを紹介する番組をポッドキャストチャンネル「Top of Japan」で配信。 京都・伏見をテーマにした今年度の発信事業は、日本の文化庁から「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」に採択されている。
観光客が求めているものとは
そんな DCJ は、奈良にも目を向けている。 その第 1 弾が、奈良市の国登録有形文化財「藤間(とうま)家住宅(18世紀後半)」。 「日本の文化と歴史を伝える場所」と注目し、番組を制作している。 中国・上海出身で同社代表取締役のゾウ・ダイコウさん (52) は、同住宅の保全活動をしている一般社団法人高畑トラストが、同住宅に滞在しながら創作活動をしてもらうアーティスト・イン・レジデンスやワークショップを試みていることを知り、興味をもった。 高畑トラスト代表理事の佐久間信悟さん (43) は美術大学出身。 同住宅を、アートを通じた文化の発信地にしたいという思いがある。
ゾウさん自身、昨年 11 月にあった金継ぎのワークショップに参加。 「物を大切にする文化を感じた」、「とくにリピーターの中国人観光客は、こうした体験型の観光を求めている」と語っていた。 ゾウさんは今月 1 日、番組制作スタッフらと藤間家住宅を訪れた。 佐久間さん夫婦がつきっきりでスタッフたちに金継ぎの手法などを説明し、そのやり取りが収録された。 佐久間さんは「単なる消費型の観光ではなく、文化観光に大きな関心を寄せてもらえるのはうれしい。」
番組は、佐久間さんの活動を通して、金継ぎや掛け軸修復などの伝統文化を伝える内容にする予定だ。 ゾウさんは「日本酒発祥の地・奈良」にも注目しているという。 「深い文化体験ができるコンテンツやツアーを提供したい。 中国は市場が大きいので、経済効果にもつながるだろう。」 ゾウさんは語った。 (伊藤誠、asahi = 9-13-25)
中国で日本人がトラブル巻き込まれたか 総領事館が安全確保呼びかけ
中国・上海にある在上海日本総領事館は 12 日、「(江蘇省)蘇州市において日本人がトラブルに巻き込まれたとの情報がある」として、ホームページに注意喚起を掲載した。 日本政府関係者によると、中国人との間で酒を飲んだうえでのトラブルが起きた可能性があるという。 ただ総領事館側は当事者と接触できておらず、事実関係の確認を慎重に進めている。 総領事館によると、トラブルが起きたとされるのは同日午前 2 時ごろという。 ホームページでは「トラブルに巻き込まれないよう(トラブルを起こさないよう)、引き続き安全確保に努めてください」と呼びかけている。
中国では、満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた9月18日を控え、反日感情が高まることが懸念されている。昨年の9月18日には広東省で、深セン日本人学校に通う男児が登校中に刺殺される事件が起きていた。 また、蘇州では昨年 6 月、刃物を持った男が日本人学校のスクールバスを襲い、案内係の中国人女性が死亡。 今年 7 月には地下鉄駅構内で日本人女性が殴られて頭にけがを負う事件が起きていた。 (里見稔、asahi = 9-12-25)
和牛の輸出先「香港」 → 「カンボジア」偽装容疑 会社社長ら 3 人逮捕
和牛をカンボジアに輸出すると偽って香港に輸出したとして、神奈川県警と横浜税関は 11 日、宇都宮市の食品輸出入・販売会社の社長で中国籍の男 (47) ら男女 3 人を関税法違反などの疑いで逮捕した。 捜査関係者への取材でわかった。 県警は、輸出先を偽装することで規制が厳しい香港への輸出の手続きを省き、加工などの費用も圧縮する狙いがあったとみている。
捜査関係者によると、3 人は 2023 年 11 月、最高級の A5 ランクを含む冷凍の和牛約 1.3 トン(輸出申告価格約 9,100 万円相当)を、実際は船便で香港に輸出するのに、香港経由でカンボジアに輸出すると偽って申告するなどした疑いがある。 香港に輸出する際に、必要な検疫を受けていなかった疑いもあるという。
厚生労働省などによると、和牛を香港に輸出するには同省が衛生基準を満たしているなどとして認定した国内 15 の施設で食肉処理し、自治体から証明書を発行してもらうといった手続きが必要だが、カンボジアへの輸出では不要だという。 このため、香港より規制が緩いカンボジアに輸出すると偽装したと県警はみている。 県警は同社が 20 年 5 月から約 4 年間で 50 回以上、約 57 万 2 千トン(輸出申告価格約 44 億 5 千万円相当)の和牛を同様に香港に不正に輸出した可能性があるとみて調べている。 (小林日和、加藤美帆、asahi = 9-11-25)
〈編者注〉 いわゆる「和牛の中国向け闇ルート」の摘発でしょう。 「わいろ」の世界ですから中国人が拘わらないと、ことが運びません。 正規に輸入できる現在ではほぼ開店休業! でも既にしっかりと儲けていたことでしょう。 「もっと早く摘発して欲しかった」との思いです。
食事のときは日本の話ばかり … 「潤日ブーム」が吹く上海の今
東京文京区に住む中国人のチャオさんは引っ越しを準備中だ。 どこに行っても聞こえてくる中国語のせいだ。 中国から移住してきた昨年 1 月、当時は自分を含めてマンション内の中国人世帯は 3 戸しかなかったが、今は 11 戸に増えた。 チャオさんは「中国が嫌で出てきたのに、ここに中国人社会ができつつある」とし「中国人が少ない都市に移ろうと考えている」と話した。
中国人の日本移住が増えている。 日本法務省によると、昨年末現在、日本に住む中国人は 87 万 3,286 人となっている。 在日外国人(376 万 9,000 人)のうち最多 (23%) だ。 日本経済新聞は、今の傾向が続けば 2026 年末には在日中国人が 100 万人を突破すると予測した。 7 日(現地時間)、英フィナンシャル・タイムズ (FT) はこの現象について「中国人の間で吹いている『潤日』ブームが背景」とし「日本が中国中産層の安息地になっている」と報じた。
潤日は日本への脱出を指す隠語だ。 英語の "run" と同じ発音の中国語表記(ピンイン)を持つ「潤 (run)」に日本の「日」を合わせたものだ。 2022 年、上海などで展開された極端な「清零(ゼロコロナ)」防疫に反発した中国人の海外留学・移民の動きを指した「潤学」から派生した。
中国人約 100 人に取材し、今年 2 月に『潤日(ルンリィー) : 日本へ大脱出する中国人富裕層を追う』を出版したジャーナリスト・舛友雄大氏によると、「潤」は 2018 年に始まった。 習近平国家主席の「共同富裕」論で社会主義イデオロギーが強調されると、富裕層や中産層の間で資産を処分して海外へ出ていく動きが生まれた。 国家安全維持法施行(2020 年)で香港の「一国二制度」が崩れ、ゼロコロナ防疫が実施されると、この傾向はさらに強まった。
◇ 米国、トランプ・MAGA の登場で選択肢からは除外
しかし、最も人気の脱出先だった米国は、MAGA (米国を再び偉大に)勢力を後ろ盾にしたドナルド・トランプ大統領の反移民政策により、中国人の選択肢から外れている。 米国に脱出した中国人が日本に移住先を変える「二潤(2 次脱出)」現象まで現れているほどだ。 東京で中国人対象の投資コンサルティングを行うコンパス・キャピタルの Alex Hayashi 代表は FT に対し、「人気だったシンガポールは面積が小さく投資機会も少ないため、人気が低下している」と説明した。
こうした状況で、日本が最良の代案に浮上した。 治安が安定しており、米中に比べても政治的に自由だ。 漢字生活圏という利点もあり、子どもの教育にも支障がない。 昨年 11 月現在、東京大学の外国人留学生 5,231 人のうち、中国人は 3,545 人 (67.8%) で、2014 年(1,270 人)の 3 倍に増えている。
◇ 「潤日は中国大都市の資産階層が主導」
経済的にも、日本の円安基調は資産を持つ中国人にとって良い環境だ。 舛友氏は「2010 年代以前の中国人は大きな資産を持たず留学生などとして日本に来ていたため親中傾向があった」とし「潤日移住者は一線都市(北京・上海・深センなど大都市)からの居住者で、かなりの資産を持ち、習近平政権に愛着がない」と語った。
東京で書店を経営する中国人の Zhang Jieping さんは FT に対して「上海など中国の大都市では夕食の主要な話題が東京や大阪に移住する方法だ」と話した。 そして「(改革開放以降の)過去 30 年間、中国人は常に住みやすい場所へと移ってきた」とし「田舎から都市へ、都市から大都市へ、大都市から米国へ、そしていま米国から日本へ移っている」と付け加えた。 比較的容易な移民手続きも一役買っている。 日本政府は 500 万円の資本金、または 2 人以上の常勤社員という条件のいずれかを満たした外国人事業家に、最大 5 年間家族同伴で滞在資格を持つ「経営・管理ビザ」を発給している。
◇ ペーパーカンパニー・住宅価格急騰などの問題拡散
影の部分もある。 事業移民を悪用してペーパーカンパニーを設立して日本に来る中国人が増えているのだ。 微博など中国 SNS では「500 万円あれば日本移住可能」、「会社設立代行サービス」などの投稿が出回っている。 中国人の大量移住で文京や豊洲など東京の主要地域の住宅価格が急騰し、首都圏の観光・リゾート都市の宿泊施設の 25% 以上が中国系資本に買収されたと日経は伝えた。
潤日現象を見つめる日本人の心境は複雑だ。 人口減少と景気停滞で苦しむ地方では「ゴーストタウンよりチャイナタウンのほうがまし」という声が出ている。 しかし東京など大都市では「中国人の浸透を防ぐべきだ」という世論が高まっている。 日本政府は 10 月から「経営・管理ビザ」の発給要件を、資本金 3,000 万円以上を確保し、かつ 1 人以上の常勤社員を雇用する方向で強化を図る方針だ。 (韓国・中央日報 = 9-9-25)
林官房長官、中国の維新・石平氏への制裁措置に「極めて遺憾」 速やかな撤回を要求
林芳正官房長官は 8 日の記者会見で、中国外務省が日本維新の会の石平参院議員に制裁措置を実施すると発表したことについて「極めて遺憾だ。 速やかに措置を撤回することを求めた。」と述べた。 中国は、石平氏に対し、台湾や歴史、香港などの問題に関して長期間にわたり「誤った言論をばらまいた」などとして、中国国内の資産凍結などの制裁を科した。 林氏は会見で「国民の代表たる国会議員の表現の自由はわが国の民主主義の根幹であり、尊重されるべきだ。 中国側が自らと異なる立場を威圧するかのような一方的措置を取ることは断じて受け入れられない。」とも述べた。 (sankei = 9-8-25)
◇ ◇ ◇
石平氏、中国制裁に「正しい政治活動の証しで光栄」 参院議員就任受けた「恫喝」と分析
中国からビザ(査証)発給停止と財産凍結の制裁の発表を受けた石平参院議員 (63) は 8 日、産経新聞の取材に「(制裁は)初めて知った」と述べ、「中国には十数年も行っていないし、中国に財産もないので、全く影響はない」と話した。 中国から制裁を受けたことについては、「日本で正しい政治活動をしてきたことの証しでもありむしろ光栄と言える」と話した。 制裁を受けたタイミングについては「参院議員になったことで、中国に不利な発言をされるのではないかという懸念を抱いたことによる恫喝だろう」と推察した。 石平氏は 7 月の参院選で日本維新の会から比例代表候補として出馬し初当選した。 (sankei = 9-8-25)
「日本の "冷たさ" が大好き」との主張に中国ネット「同感」、「中国は文明社会の基礎がない」
中国の SNS・小紅書 (RED) に「日本では誰もあなたの邪魔をしない、国内では誰もあなたを放っておかない」との文章が投稿され、反響を呼んでいる。 投稿者の女性は「(上海)浦東空港で搭乗の列に並んでいる時、子連れの女性に話しかけられた。 彼女の質問は次々と続き、かなりプライベートなことにまで及んだ。 どうやって断ればいいか思いつかず、気まずくなりながら話を合わせた。 心の中で(彼女が)隣の席になりませんようにと祈り、席に着いた瞬間(彼女が隣でないことが分かり)ようやく大きく息をついた。」と振り返った。
そして、「飛行機が大阪に到着するとその違いを大きく感じた。 スタッフは親切に案内してくれ、他の人々は静かに秩序正しくそれぞれが自分のことをしていて、まるで NPC (ゲームの中に登場するプレイヤーが操作しないキャラクター)のような存在だった。 突然話しかけられることもなく、不要なあいさつに精力を割いて対応する必要もない。」とした。
女性は、「これを冷たさだという人もいるかもしれないけど、私にとっては秩序と距離感。 秩序は安心感を与えてくれる。 ルールに従っていれば生活が突然、崩れることはない。 距離感は快適さを与えてくれる。 互いに適度なスペースがあることは尊重であり、自由でもある。」とし、「i 人(内向型の人)にとってこのような環境は天然の『壁』のようなもので、冷たいかもしれないが、自由を感じさせてくれるものだ」とつづった。
この投稿に中国のネットユーザーからは「同感」、「私もこういう『境界感』が好き」、「そういう環境は本当にいい。 うらやましいわ。」、「投稿者の言う通り。 国内も言うほど親切じゃないからね」、「みんなが距離感を保って他人に迷惑をかけないのは本当に快適。 そういう社会が大好き。」など、賛同の声が多数上がった。
また、「私もガンガン来られるのは嫌なタイプ。 全然仲良くないのにすぐにプライベートなことを聞いてくるとか、本当に言葉を失う」、「中国には距離感というものが存在しない。 列に並ぶ時は前の人にピタリとくっつくし、何も考えずに思ったまま口に出すし、本当に腹が立つ」、「中国人のほとんどが、マナーやルールを守る教育を受けていないから」、「国内の『親切』の 99% はおせっかい。 文明社会の基礎ができていない。」などの声も。
このほか、「どうしてみんな日本人は冷たいって言うんだろう。 (日本で)今日、おばあさんが大荷物を持って大変そうに歩いていたけど、少なくとも 2 人の通行人が『お手伝いしましょうか?』って声を掛けてたよ」、「日本人の『冷たさ』は、決して他人を助けないということではないんだよ」といった意見や、「あまり日本の良さを宣伝しすぎると、大勢の人が日本に行ってしまって、結果的にあなたにとって良いことは何もなくなる。 『既得権益者』は黙って享受するのがいい」とのコメントも寄せられている。 (北田、Record China = 8-29-25)
現地さながらの「中国朝市」で横行する違法駐車 警告も改善なく大阪府警が一斉取り締まり
違法駐車などの迷惑行為が相次いでいるとして、大阪府警鶴見署は 24 日、大阪府大東市諸福で毎週日曜日に開かれる「中国朝市」の周辺で、道路交通法違反の一斉取り締まりを実施した。 署員らが午前 5 時半ごろから現場を巡回し、7 件の駐車違反を確認。 いずれも青切符を交付した。 現場は大東市と大阪市鶴見区にまたがる幹線道路沿い。 朝市は 30 年以上前から続き、中国料理に欠かせない本格食材を安く買える場として人気が高い。
毎週日曜日の早朝になると、在日中国人や日本人の客が 100 人規模で集まり、中国の食品のほか、揚げパンや野菜などを求めて列をつくっている。 中国語が飛び交い、現地さながらの雰囲気が人気の一方で、客による路上駐車や無関係の近隣店舗への無断駐車が横行。 朝市が開かれている中国物産店のにぎわいに便乗した無許可の道路上での露店販売なども問題視されていた。
この日の取り締まりには、中国語が堪能な府警の捜査員も同行。 通訳をしながら違反処理を進める場面もみられた。 同署の平松信治交通課長は「これまで指導や警告を重ねてきたが改善されないため、一斉取り締まりを行った。 みんなが安心して通行できる道路を守るため、今後も継続していきたい」とコメントした。 (sankei = 8-24-25)
なぜ 2 人は電車にはねられたか 訪日客を戸惑わせる踏切の潜在リスク
神戸市の踏切で 1 月、中国籍の女性 2 人が電車にはねられ死亡した。 事故は中国でも報道され、悲しみが海を越えて広がった。 その後、現場では安全対策が施されたが、中国メディアの記者は、日本の踏切には隠れた危険があると指摘する。
遮断機の内側に
神戸市垂水区の西舞子エリア。 淡路島の対岸に位置し、南側の海沿いには明石海峡大橋を望めるカフェなどが点在する。 1 月 9 日の昼下がり、2 人の女性が踏切を横断する様子が、付近の防犯カメラに記録されていた。 中国・江蘇省から来日していた楊景文さん (24) と張新恰さん (23)。 兵庫県警によると、2 人とも初めての日本旅行だった。 北側から踏切に入り、山陽電鉄とJR神戸線の計4本の線路を渡り終えた、はずだった。 2 人は南側の遮断機の内側で立ち止まる。 ほどなくして遮断機が下り、やってきた山陽電鉄の普通電車にはねられた。
通学路からも外された踏切
なぜ、遮断機の内側にいたのか。 現場の南側には、線路と並行して国道 2 号が走る。 そして遮断機のすぐ外側は、信号機付きの横断歩道。 遮断機から車道までの待機スペースは 1.4 メートルほどしかない。 しかも急斜面だ。 国道の交通量も多い。 県警幹部が着目したのは、2 人から見て遮断機の向こうにあった信号機。 「どこで信号待ちをしていいか分からず、誤って遮断機の内側で待ってしまったのではないか」とみる。 この踏切について、近くに住む 70 代の女性は「横断歩道の手前の待機スペースが狭くて、引っ越して来たばかりの頃は危なくて驚いた」という。 スーパーなどに行く際に使うが、「今でも怖い。」
北側からの踏切の入り口には「キケン! 小学生はこのふみきりを渡ってはいけません。」と書かれた、古びた看板がある。 校区の小学校の PTA が設置したといい、教頭によると、この踏切を通学路から外している。 児童には、近くの西舞子駅の地下道を通るように指導しているという。 事故を受け、県警と神戸市、山陽電鉄、JR などは事故の再発防止に向けた検討会や協議会を重ねてきた。
5 月には、踏切の内側の路面上に、ピクトグラム(図記号)と、「踏切内に立ち止まらないで」と日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)などで書かれた注意書きが地面に設置された。 国土交通省兵庫国道事務所によると、今後、横断歩道と信号機の位置を西側にずらし、待機スペースを広げる改修工事にも着手するという。
踏切は「日本っぽいもの」
事故は 2 人の身元が判明した直後、中国でもテレビなどで報じられた。 「日本だからといって、安全だとは限りません。」 上海東方テレビ東京支局長で特派員の宋看看さん (49) は、中国向けのテレビニュースの中で、そう呼びかけた。 宋さんによると、中国での反響は大きく、「その日のトップ 10 ニュースに入った」と言う。 事故が注目された背景には、中国と日本の交通事情の違いに対する懸念がある、と指摘する。 宋さんは、中国では日本のような、歩行者や車に近接した線路はめったに見かけず、踏切もまれだと言う。
「日本の踏切や交差点の交通ルールを知らない中国人観光客も多い。 亡くなった 2 人が踏切の内側と外側の違いがわからず、車道を警戒して内側に立ったとしても不思議ではない。」と考察する。 日本で心理学を勉強する、四川省出身の大学院生 (24) も「本当に残念な事故。 日本のアニメなどの影響で、中国の若者の中では、踏切は日本っぽいものとして、見つけたら写真を撮るくらい珍しいもの」と話す。 宋さんによると、中国ではバスツアーなどを利用した団体での海外旅行が主流だったが、近年では SNS 上の情報などを見て、個々人の趣味や目的に合わせた自由旅行を選択する人が増えてきているという。
特に日本は「安全、きれい、先進的」という印象から、若い女性から人気の旅行先。 今回の現場のように近隣住民のための生活道路のような踏切にも、スマホのマップ機能を頼りに足を踏み入れる。 中国の SNS 「Weibo (微博)」では、事故のニュースを見た視聴者から「日本にはこんな危険な場所があるのか」、「亡くなった女性 2 人がかわいそう」などの声が上がった。 宋さんは、そもそも踏切を知らない人にとっては、ピクトグラムや注意書きだけでは理解が難しいと感じている。
「踏切内にだれかが立ち止まっているのを音声で知らせるなど、日本の踏切のルールを知らない外国人観光客側に立った解決策も必要ではないか」と話す。 (原野百々恵、asahi = 8-22-25)
〈編者注〉 写真で見る限り、日本でも最も危険な踏切の一つであるのは間違いありません。 他に似たような踏切など見たこともありません。 近くにここをよく知る人でもいたら間違いなく、かような不幸な事故は起きなかったことでしょう。
なぜ妻と息子が日本旅行を選ぶのか理解した - 中国人男性
中国の SNS・小紅書 (RED) に「なぜみんな日本旅行が好きなのか」との投稿があった。 投稿者の男性は「息子はまもなく 15 歳になる。 彼が 3 歳の時から、毎年夏休みには旅行をしている。 国内では、大理、三亜、青島、厦門、重慶などに行き、海外では台湾と韓国に一度、タイと日本に二度行った。 いずれも自由旅行だ。」とした。 その上で、「以前、オーストラリアに行く計画も立てたがビザが下りなかった。 おそらく、私の資産の大半が株式口座にあったことが原因で、一時的に預金口座に移しただけでは要件を満たさなかったようだ。 この件以来、高い基準の証明書が必要な欧米先進国への旅行には興味を失った」と述べた。
そして、「これまでの夏休み旅行の中で、妻と息子は間違いなく日本を第一に選んでいる。 そのため、3 年間の数次ビザも取得済みだ。 一方、強い愛国心を持つ私にとって、日本という国の印象や感情を一言で表すことは難しい。 しかし、旅行先としては、なぜ妻と息子が日本を選ぶのか十分に理解できるようになった。」とした上で、日本の印象について以下の 4 点を挙げた。
交通と生活が非常に整っていて便利。 中国の公共交通や便利なネット通販はすでに世界的に先行しているが、なぜか体験としては日本に独特の魅力がある。 2 度目の日本旅行で大阪の空港に着いたのはほぼ夜の 10 時で、そのまま京都のホテルに向かわなければならなかった。 しかし、京都まで直通の特急ではなく、約 20 駅すべてに停車する普通列車の切符を買ってしまった。 夜 11 時過ぎの日本の郊外の電車の車内や駅のホームに、おしゃれで活気あふれる若者たちがあふれているとは予想だにしなかった。
日本の人文環境も独特の新鮮さと魅力がある。 日本の男女は見た目や服装に気を使い、比較的おしゃれである。 礼儀を重んじ、サービス面でも非常に良い体験ができる。
日本の自然環境、特に清潔さや管理の細かさには強い印象を受けた。 このことは、私が撮影した街のマンホールの蓋からも、その差がわかるほどだ。
日本の食品安全も、なぜか非常に安心感がある。 同じコンビニの牛乳、弁当、おにぎりでも、国内より味や食感が格段に良いように感じられる。 これは(海外という)新鮮さや、フィルター効果による錯覚なのかもしれないが。
投稿者は「そう。 人生は初めての出会いのようなもの。 旅行の目的の一つは、こうした初めての体験から得られる美しさを絶えず感じることにあるのかもしれない。」と結んだ。 なお、投稿者は日本で撮影した妻と子ども、線路や路地、スカイツリーなど十数枚の写真をアップしている。
この投稿に中国のネットユーザーからは「賛同する。 今まさに日本を旅行しているけど、国の恨みを抜きにすれば、日本の旅行体験は素晴らしい」、「日本の公衆トイレの便座は安心感がある」、「日本は食事したり遊んだりする体験が飛び抜けて良いね」、「日本はなんと言っても治安が良くて安心できる」、「すごくきちんとまとまってるね。 私も日本の人文環境とサービスが好き。
もちろん、日本の全部が良いとは言わないけど、旅行で行くなら最適」、「今年はもともと日本に行くつもりはなかったけど、国内の航空券やホテルの値段を見て、やっぱり日本に行くことにした」、「好きに理由なんて必要ないよ」といったコメントが寄せられている。 (北田、Record Chima = 8-20-25)
マイナカード偽造容疑で中国の男逮捕 日本人になりすましか、狙いは
マイナンバーカードを偽造し、暗号資産交換のアカウントを作ろうとしたとして、兵庫県警は 13 日、横浜市南区の中国籍で会社員の男 (33) を有印公文書偽造・同行使と詐欺未遂の疑いで逮捕し、発表した。 「認めることはできません」と容疑を否認しているという。 サイバー捜査課によると、男は 2022 年 12 月ごろにマイナカードを偽造し、23 年 3 月に偽造カードを使って国内の暗号資産交換業者にアカウントの開設を申し込んだが、未遂に終わった疑いがある。
県警は今年 7 月、別事件で男の横浜市の自宅を捜索し、偽造されたマイナカードを発見。 顔写真は男のものだったが、男がかつて住んでいた住所が記載され、名前は日本人の偽名だという。 暗号資産交換業者は、偽造されたマイナカードに記載された住所に書類を送ったが、返ってきたことからアカウントは開設されなかった。 県警は、男や別の日本人の男 (41) = 組織的犯罪処罰法違反で逮捕 = がマネーロンダリング(資金洗浄)をするグループとみている。 (根本快、asahi = 8-13-25)
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