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JA しまね組合長「新米価格は異常」 政府の基準額提示、必要性訴え 島根県農業協同組合(JA しまね)の竹下克美組合長は 17 日の定例会見で「新米の(店頭)価格は異常と言わざるを得ない」と述べ、政府による価格安定化に向けた施策の必要性を訴えた。 JA しまねの調べによると、2025 年産米の店頭価格は 5 キロ 5 千円前後。 業者間の集荷競争を背景に、昨年より 2 千円ほど高くなっている状況だ。 竹下組合長は会見で「政府は米価格について一定の規制を敷くべき段階に来ている」と指摘。 都道府県別の生産コストを精査した上で、集荷業者が生産者から買い取る米価について、政府が目安となる基準額を提示すべきだとの考えを示した。 JA しまねは 25 年産の米を出荷した農家に支払う「概算金」を過去最高額に引き上げた。 16 日時点での集荷状況は、5,138 トンで、昨年同時期(5,175 トン)とほぼ同数量だったと説明した。 (堀田浩一、asahi = 9-18-25) 島根県の基準地価が下落 住宅地は 23 年連続、商業地は 27 年連続 島根県が 16 日公表した基準地価調査(7 月 1 日現在)で、県内 273 地点の前年からの変動率の平均は、住宅地で 23 年連続、商業地で 27 年連続のマイナスとなった。 少子高齢化の影響で県西部や中山間地域の需要低迷は続く。 一方、利便性の高い松江市や出雲市など一部の地域で地価が上昇している。 住宅地の平均地価は 1 平方メートル当たり 2 万 0,300 円で全国 43 位。 平均変動率はマイナス 1.0% で下落幅は前年と同じだった。 上昇したのは松江市 21 地点(前年 20 地点)、出雲市 7 地点(同 6 地点)、雲南市 1 地点(同 1 地点)、邑南町 1 地点(同 1 地点)だった。 最高額は 34 年連続で「松江市内中原町 233-30」で 8 万 6 千円。 下落率の最大は「津和野町後田ロ 507」の 4.8% 減だった。 商業地の平均地価は 1 平方メートル当たり 3 万 7,400 円で全国 45 位。 平均変動率は前年と同じマイナス 0.9% だった。 上昇したのは松江市 10 地点(前年 10 地点)、出雲市 6 地点(同 5 地点)。 最高額は 21 年連続「松江市朝日町字伊勢宮 470-1」で 12 万円で、下落率最大は「津和野町森村ロ 77-5」の 4.9% 減だった。 調査を担当した加藤幹久不動産鑑定士は「松江、出雲とそれ以外の地域の格差が大きい。 益田、浜田市など西部の都市でも人口流出が続き、今後も同様の傾向が予想される」とみている。 (上田光、中国新聞 = 9-16-25) 「ばけばけ」舞台、松江の景観は マンション工事制限求め仮処分申請 松江市の国宝・松江城近くで建設中の 19 階建てマンションが一帯の景観を損なうとして、周辺住民ら 41 人が 12 日、不動産会社など 3 社に対し、高層部分の建設工事中止を求める仮処分を松江地裁に申し立てた。 景観の恩恵を受ける利益が法的保護に値するとした最高裁判決を根拠にした。 松江市は戦災を免れた数少ない城下町の一つで、同様に国宝の天守がある長野県松本市、愛知県犬山市と共に「近世城郭天守群」として世界遺産登録もめざしている。 松江ゆかりの文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻セツをモデルに、29 日から放送が始まる NHK 連続テレビ小説「ばけばけ」の舞台でもある。 マンションは城から南東約 200 メートルの旧城下町にあり、京阪電鉄不動産(大阪市)が計画した。 完成時の高さは約 57 メートルで、標高で比較すると松江城の天守を約 3 メートル上回る。 市長も高さ引き下げを申し入れ 仮処分の申立書によると、業者側は 2022 年以降、建築規制などを松江市に複数回確認。 市側は「主な基準は、松江城から見たときに山の稜線(りょうせん)を超えない高さであること」と説明し、市の景観審議会も 23 年 11 月、この基準を満たしていると答申した。 工事は 24 年 3 月に始まり、現在は 13 階付近まで建設が進む。 完成予定は 26 年 7 月。 住民の反対論を受けて、松江市の上定昭仁市長が 24 年 10 月に高さの引き下げを業者側に申し入れたが、「採算面からできない」と拒まれたという。 申立書は、「市民は城周辺に高層建築物を建設することなく、城のある風景を守り続けてきた」としたうえで、東京都国立市のマンション建設をめぐって 06 年の最高裁判決が示した「良好な景観の恵沢を享受する利益(景観利益)は法律上保護に値する」との判断に触れ、「マンションが城周辺の景観を著しく損なうことは明白」と主張。 近隣マンションと同等の地上 44 メートル(15 階)を超える部分の建設工事をさせないよう求めた。 業者は「市の許可得て適法に進めている」 京阪電鉄不動産は朝日新聞の取材に対し、「申立書が手元に届いていないのでコメントできない」としたうえで、「建設に当たっての様々な法的な申請は松江市に提出して許可を得ており、適法に進めている事業だと認識している」とした。 (堀田浩一、asahi = 9-12-25) 朝ドラ「ばけばけ」に合わせマップ & 怪談 小泉八雲・セツゆかりの地 ![]() 「怪談」で知られる松江市ゆかりの文豪・小泉八雲の妻セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の放送が 9 月 29 日から始まるのに合わせ、島根県観光連盟は冊子「小泉八雲と妻・セツが愛した地 島根 めぐりマップ」を作成した。 まずは計 2 万部を印刷し、県内の観光案内所や観光施設、道の駅などで無料で入手できる。 B5 判 8 ページで、さまざまな八雲ゆかりの怪談を紹介。▽ 大雄寺(松江市)の墓地が舞台で、赤ちゃんを育む幽霊に関する「飴を買う女」、▽小豆を洗う女の幽霊が出たとされる、普門院(松江市)近くの「小豆とぎ橋」、▽ 松江大橋を建設する際、源助という男が箱の中で生き埋めにされたという「人柱伝説」、▽ 出雲市の来阪神社で目撃された「雪女」 - - といった話だ。 2 人にゆかりがある場所として、松江市の小泉八雲記念館や旧居、宍道湖の夕日、出雲市の出雲大社、隠岐諸島の夫婦像が建てられた八雲広場(海士町)なども地図入りで掲載。 松江・出雲エリアと隠岐エリアの 2 人にゆかりがある場所をそれぞれ 1 泊 2 日で巡るモデルコースも提案し、出雲そばなどのグルメ情報も載せた。 県観光連盟の担当者は「マップを手にして、多くのゆかりの場所を巡ってもらえたら。 小泉八雲とセツに思いをはせてもらえたらうれしいです。」.と呼びかけている。 (森直由、asahi = 9-8-25) ◇ ◇ ◇ NHK 朝ドラ「ばけばけ」 島根県・熊本県ご当地ビジュアル完成 ![]() NHK は 1 日、29 日からスタートする連続テレビ小説「ばけばけ」の舞台である島根県と熊本県のご当地向けポスタービジュアルを公開した。 これまでに公開されているビジュアルと同様、撮影を写真家の川島小鳥氏、デザインを西澤和樹氏が担当した。 制作統括・橋爪國臣氏 : 「『この世はうらめしい。 けど、すばらしい。』このコピーを、松野トキとレフカダ・ヘブンの日常を切り取った写真で表現してもらいたい。 スナップの名手であり、人に優しく寄り添って写真を撮っていただける川島小鳥さんに撮影をお願いしました。」 「撮影は、松江市内にある小泉セツ・八雲ゆかりの場所で行いました。 できるだけ 2 人の自然な一瞬を捉えるため、どこをどう切り取っても大丈夫なように美術チームが準備をし、撮影現場からメイク衣装チームやマネージャーも含めた全スタッフが見えないところに離れ、小鳥さん、高石さん、トミーさんの 3 人だけで撮影を行いました。 遠くから聞こえてくるのは、2 人の楽しそうな笑い声だけ。 見たいけど見られない、ヤキモキしながら 3 人が帰ってくるのを待っていました。 きっと、心から 2 人の散歩を楽しんだのだと確信しています。」 「後日、小鳥さんから『厳選しました!』と候補写真が送られてきました。 なんと 217 枚もありましたが、その一枚一枚が私たちの想像をはるかに超える素晴らしいものでした。 ここからメインビジュアルなどの 5 枚を選ぶ作業はとても大変でした。 壁に印刷した写真を貼って小鳥さんとかなり長い時間議論をして、この 5 枚を選びました。」 「そして、この写真の魅力を最大限に引き出すビジュアルデザインは、ロゴも手がけていただいた西澤和樹さんにお願いしました。 シンプルだけど計算しつくされていて、写真が持つ空気感はそのままに、コピーがすっと心に届く。 写真一枚の奥に広がる物語や、流れる時間を想像させる、そんな豊かなデザインが完成しました。」 (イザ! = 9-1-25) 稲刈りと同時にソバの種をまく 転作をプラスに変える持続的経営術 快晴の朝、空に秋の気配を感じても日差しは強い。 「きょうはソバの種まきを終わらせ、早生のコメの稲刈りの続き。 しばらくフル稼働の忙しさです。」と、古参メンバーの陰山宗信さん (75)。 事務所に集まった仲間と、その日の作業分担を確認する。 各地から新米の便りが届いています。 島根県出雲市の農事組合法人「トム TOM ファーム」でも 8 月のお盆過ぎに早場米「つきあかり」の収穫を始めました。 隣ではソバの種まきも。 生産調整の要望に応えてきた取り組みを、作業の分散と経営安定に生かす。 工夫を聞きました。 大きさも形も様々な 70 枚の圃場(ほじょう)の合計は 21 ヘクタール。 壁に張った作付け計画の地図は品目で色分けされ、パッチワークのようだ。 3 品種のコメに加えて大麦、ハト麦、菜種、ソバ。 農業経験の様々な組合員 7 人で、農機具をいかに効率的に動かすか。 助成金を利用しつつ、全体で収益を上げるように計画が練られている。 栽培するソバは県の育成品種「出雲の舞」だ。 初夏に菜種の収穫を終えた圃場で作り、出荷先で地元名物の「出雲そば」になる。 ただ、ソバは湿害に弱い。 水田転作では、畝の間に排水溝を掘って水はけをよくする作業が必要だ。 発芽後に雨が続くのも避けようと、天気予報を見て種まきのタイミングをはかる。 ソバの種や肥料を、今年正式に仲間入りした星野博さん (67) が、トラクターのタンクに詰めていた。 勤め上げた会社を定年退職してから農業の世界へ。 手伝いでコメ作りを間近に見て、本腰を入れたくなった。 「皆さんの手のひらが厚く、体の強いことに圧倒されて。」 元の勤務先の社内報で報告すると、「まさか」と驚かれた。 田んぼに近くの子どもたちが遊びに来る。 契約先にコメを配達して喜ばれる。 「コメだけ作っているのではなく、地域での役割があるとわかったことは大きいです。」 続いて早場米「つきあかり」の稲刈りだ。 黄金色に染まった田んぼを、2 台のコンバインが小気味よく動く。 元 JA 職員の岡忠男さん (64) は「この時のために 1 年やってきたようなもので、暑さも忘れます。」 タンクがいっぱいになったら、あぜにとめた軽トラのコンテナへ。 ザザザーッともみが降ってくる様子に、こちらまで晴れやかな気分だ。 昨年の収穫を振り返ると、1 等米比率はまずまず、ただ収量が目標に届かない品種もあった。 理由は複合的で、高温、カメムシの被害、穂の出る時期の肥料不足もある。 岡さんは「なかなか追肥まで、手が回りませんでした。」 助っ人募集「好きなときに働いて」 真夏の草刈りや追肥は、重労働だ。 今年は助っ人を頼む地域の若手を増やし、区画をまかせて都合のいい時間に作業してもらうことにした。 日を決めて集まるより、勤めのある人も参加しやすい。 陰山さんのアイデアだ。 見合った対価で、コメ作りにかかわる次世代を増やしたい。 「ソバの収穫も外部委託しています。 こちらは年をとるばかり。 無理をせず、続いていくことが重要です。」 政府は長年の減反政策から一転、コメ増産にかじを切った。 皆、どう受け止めているのだろうか。 増産へ転換「簡単には …」 一帯は大規模にコメをつくる生産者が多い。 JA しまね斐川地区本部によると、農地の集積率は 8 割を超えるという。 玉木勝義営農部長は「担い手農家はコメ以外の作物も含め、年間の作業を分散させる作付け計画が必要です。 簡単にはいきません。」と話す。 転作の大麦はビール原料、ハト麦はお茶にと、それぞれ取引先から必要とされ、水田に戻した時に、水が足りるのか心配な地区もある。 「状況を説明し、最終的には農家さんの選択です。」 8 月下旬に公表された JA しまねの概算金価格は、60 キロあたり、つきあかりが 2 万 7,600 円、つや姫が 2 万 9,200 円、きぬむすめは 2 万 8 千円。 昨年の約 1.7 倍という額だった。 コメにいい値がつくことはうれしい。 ただトム TOM ファームの方針は、「時間をかけて積み上げてきた経営を、急に変えることはしない。」 春の菜種畑の光景は、地域と自分たちのシンボルになっている。 守りたいものがある。 (長沢美津子、asahi = 9-5-25) 《日航ジャンボ機墜落から 40 年》 「捨鉢になって生きてきました。 しかし…。」
「人生なんてどうでもいい。 いつ死んだっていい。」 1985 年 8 月 12 日 18 時 56 分、群馬県多野郡上野村の御巣鷹山に「日本航空 123 便」が墜落し、乗客乗員 520 名が亡くなる事故が起こりました。 あの便には、私の父親の英治(当時 41)、母親の和子(39)、そして慶子(12)、咲子(7)という 2 人の妹が乗っていました。 慶子は奇跡的に助かりましたが、両親と咲子は亡くなりました。 事故以降、私は、当事者である慶子以上に精神的に不安定だったと思います。 人生なんてどうでもいい。 いつ死んだっていい。 そう捨鉢になって生きてきました。 しかし家族、そして子供ができたことで、私は変わりました。 やはり、結婚して、新たな家族ができたという経験をしたことが大きかったのかもしれません。 自分を無条件に慕ってくれて、大事にしてくれる人たちが周囲にいることは、私の精神状態を安定させてくれました。 一緒に生きる仲間がいることの大切さに、大人になってやっと気が付いたのです。 至らない人間なりにベストを尽くして家族を守っていかないといけん。 頑張って生きていかないといけん。 親となり、身体の中からこういう感覚が徐々に湧きだしてきたのです。 単純に時間の量だけで計れるものではないかもしれませんが、事故と正面から向き合って自分の中で整理ができるまでに、30 年という月日が必要だったのかもしれません。 現在、私は 3 人の子供たちに囲まれて、島根県で暮らしています。 かつて、両親、私、慶子と咲子の 5 人が暮らしていた家に、今は私の家族が住んでいます。 そして、慶子も同じく三児の母親として子育てに奮闘しています。 慶子とは、両親と咲子と過ごした時のことを語り合ったことはありません。 しかし、川上家が三人兄妹だったことは、口に出さなくても、私たちの中では大切なことだったのです。 2 人とも自然と「大きな家族を作りたい」と思っていたのだと思います。 近い将来、3 人との思い出を語りながら、慶子と「理想の家族」についてゆっくりと話せる時が来ると信じています。 事故のことを話したこともありませんが、もしかしたら、慶子はまだ、あの事故について心の整理ができていないかもしれません。 事故に遭い、目の前で家族が死んでいくという経験は私の想像を絶しています。 慶子の脳裏には、今でも、あの日のことが鮮明な映像として残っているでしょう。 忘れようと思っても決して忘れられない出来事であり、それについて語ることが慶子にとってどんなに辛いか、私にはよく分かります。 しかし、前を向いてこれからの人生を歩んで行こう、という気持ちは慶子も私も同じです。 積極的に忘れ去りたいという気持ちになったことは一切ないですが、30 年という時を経て、私はようやく、事故をひとつの「過去」として捉えることができるようになりました。 この先もずっと続いていく人生という長い階段の「次の一段」をのぼるためにも、私は川上家の長男として、この 30 年間、私たち兄妹が事故とどのように向き合ってきたかを語りたいと思います。 私だけ旅行に行かなかった理由 父、母、慶子、咲子の 4 人が北海道旅行に行った日のことは、今でもよく思い出します。 1985 年の夏休みの真っただ中、私は中学 2 年生でした。 みんなで計画していた北海道への家族旅行。 結局、私だけが行きませんでした。 当時、私は野球部に入っており、両親には「部活の練習があるから俺は行かない」と言っていましたが、特に野球に真剣に打ち込んでいたわけでもなく、ベンチ入りすら出来ていない補欠以下の選手でした。 おそらく、「家族旅行なんかよりも友達と遊んでいた方がいいや」という、ちょっとした反抗期みたいなものだったのだと思います。 4 人が旅行に発つ時も見送らず、私が先に家を出て部活の練習に行きました。 (川上千春、文春 online = 8-26-25)
「松江水郷祭」 有料観覧席の立ち見席は半数以上売れ残る 今月行われた松江市の花火イベント、「松江水郷祭」の有料観覧席の販売結果がまとまり、80% 近くが売れた一方、価格が最も安い立ち見席は半数以上が売れ残り、課題が残る結果となりました。 ことしの「松江水郷祭」は、今月 2 日と 3 日、2 万 1,000 発の花火が打ち上げられ、およそ 2 万 8,300 席の有料観覧席が販売されました。 松江市や松江商工会議所などでつくる実行団体によりますと、有料観覧席のうち、77% にあたる、およそ 2 万 2,000 枚が売れ、販売金額は去年よりわずかに増えて、1 億 1,400 万円となりました。 このうち、5,000 円以上の席は、最も高い、12 万円の席がほぼ完売となるなど、75% 以上が売れました。 しかし、最も安い 2,000 円の立ち見席は販売した 40% 近くしか売れず、半数以上が売れ残り、課題が残る結果となりました。 実行団体「松江水郷祭推進会議」の事務局は「観覧席の販売そのものの周知が不足していたと思う。 来年に向けて改善していきたい。」と話しています。 (NHK = 8-24-25) タクシーアプリ「GO」、47 都道府県で利用可能に 9 月下旬に島根県で提供開始 GO (東京都港区)は 8 月 22 日、タクシー配車アプリ「GO」を 9 月下旬から島根県で提供開始すると発表した。 これにより、同サービスは 47 都道府県全てで利用可能になる。 同社によれば、全国 47 都道府県に対応するタクシーアプリは初という。 9 月下旬から、松江市と出雲市で提供を始める。 同社は「引き続き対応エリアを広める他、機能の拡充を行い、さらなる利便性の向上を目指す」とコメントしている。 GO は 2020 年に 11 都府県でサービスを開始。 25 年 7 月時点で累計ダウンロード数は 3,000 万回に達している。 (ITmedia = 8-22-25)
最低賃金、島根は 71 円増の 1,033 円 1,000 円台は初 2025 年度の島根県内の最低賃金について、島根地方最低賃金審議会は 18 日夜、時給を 71 円引き上げて 1,033 円とするよう島根労働局に答申した。 千円台に乗るのは初めて。 引き上げ率は 7.38% で、時給で示す現行方式となった 02 年度以降、額、率ともに最大の上げ幅となる。 労働者側の委員は、物価高騰などを踏まえて 75 円の引き上げを要求。 使用者側は、国の中央最低賃金審議会が目安とした 63 円の引き上げを主張した。 公益委員が 71 円を提案して採決。 使用者側の 4 人が反対したが他の 8 人が賛成した。 9 月 2 日まで異議を受け付ける。 異議がなければ従来は 10 月 12 日から適用してきたが、引き上げ額が大きいため企業側の準備期間を設けて 11 月 17 日からの適用とする。 労働者側委員で、連合島根の景山誠事務局長は「71 円は全国的にも大きな上げ幅だが、実質賃金のマイナスや若者の県外流出を考えると十分とは言えない」と主張。 使用者側委員で、県経営者協会の橋本浩一事務局長は「引き上げの必要性は認識しているが、中小企業にとって負担が大きい」と、政府による支援の必要性を訴えた。 審議会の会長で、島根大大学院人文社会科学研究科の藤本晴久准教授(地域経済)は「食品の値上げなどが今後も見込まれる。 賃金を支払う企業にとって使い勝手の良い支援策が必要だ」としている。 (桑田勇樹、中国新聞 = 8-19-25) 地区の公会堂近くの県道でクマの目撃情報 島根県安来市清水町 先月にも付近で目撃情報が 1 件 8 月 16 日午後 6 時ごろ、島根県安来市清水町の清水公会堂近くの県道 257 号(布部安来線)で体長不明のクマ 1 頭が目撃された。 清水公会堂近くでは 7 月 2 日にも体長約 1 メートルの 1 頭が目撃されている。 (山陰中央新報 = 8-16-25) ◇ ◇ ◇ 雲南市の「龍頭が滝」の駐車場でクマ目撃 雲南市でクマ計 4 頭、飯南町で 1 頭目撃 <島根県雲南市> <島根県飯南町> |