2023 秋ファッション、短丈ニットがキテる! おしゃれさんたちが着こなす最旬コーデ

あつーい夏はまだまだ続くけど、もう 9 月だし、そろそろ秋を取り入れたい人も多いはず。 暑いけど、秋っぽさを取り入れる時はどうするんだろう? そんな悩みを解決すべく、巷のおしゃれさんの "秋よりの夏" コーデを調査してきました! 真似してあなたも秋をサキドリ!

暑い今から着れる! 「短丈ニット」コーデ へそだしもトップスがニットなら脱! 夏感

スナップ撮影中に発覚! トレンドに敏感なショップスタッフさんたちは、クロップト丈のニットでへそ出ししてたよ! これは真似するしかない!

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ニットでもゆるタンクならこの時期も OK - トップス、ボトム、シューズ、バッグ、ネクタイ、全て Lagua Gem

「今年流行りのネクタイを取り入れて、トレンドを押さえました! ネイビーブルーのネクタイとダスティピンクトップスの色合わせでコーデをまとめました。(Lagua Gem スタッフ、金子このみさん)」

軽めの素材だから秋感出しつつ涼しく着れる - トップス、デニム、シューズ、バッグ、全て Lagua Gem

ブラウンカラーのトップスでトーンを落として、カジュアルコーデに映えるキラキラバッグでメリハリをプラスしました。

ピンクトーンのアイメイクで顔も秋気分 シャギーニットも白だから涼し見えする! - アンサンブルニット、デニム、サンダル、ピアス、リング、全て Emoda

「甘めカジュアルコーデでこなれ感を出しつつ、足元は肌を見せて抜け感を出してみました。(EMODA オフィシャルスタッフ、濱田萌衣さん)」

まだ暑いこの時期は脱ぎ着できるカーデをオン! ジップのちょい開けでレイヤード感を! - アンサンブルニット、ボトム、スニーカー、ニット帽、ポーチ、全て SLY

「ダークレッドとブルーのバイカラーで色みから秋っぽく! テックデザインのボトムはニット素材と合わせてマイルドにまとめました。(SLY ビジュアルスタッフ、戸出淑水さん)」 (ViVi = 8-30-23)


Twice ダヒョン、ファッションブランド「Michael Kors」とのグラビアを公開! 抜群のビジュアル

Twice ダヒョンと世界的なデザイナーブランド「Michael Kors」が共にした「Harper's Bazzar」 9 月号のグラビアが公開された。 ダヒョンは「Michael Kors」の2023 F/W シーズンアイテムを通じて、グローバルアンバサダーらしい自信とエネルギーを思う存分アピールしながら、グラビアのコンセプトを完璧にこなした。

今回のグラビアで彼女は、クロップなボンバーにニットドレスを合わせてトレンディーなカジュアルルックを披露したり、MK ロゴパターンのミニドレスにチェーンベルトが加えられたルーズフィットなブラックのカーディガン、ブーツを合わせてモダンで都会的なスタイリングを披露した。 さらにバッグを片手に、ディテールを加え、目を引いた。

このように秋の香りが漂う「Michael Kors」のさまざまなアイテムが楽しめるダヒョンのグラビアは「Harper's Bazzar」 9 月号で確認できる。 グラビアの中のアイテムは「Michael Kors」のオンラインストアと一部の「Michael Kors」の店舗で購入可能だ。 (Kstyle = 8-22-23)


最旬トレンドの発信基地! 2024 春夏コペンハーゲン・ファッションウィークスナップ

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2023 年 8 月 7 日(月)〜11日(金)の期間で開催される 2024 春夏コペンハーゲン・ファッションウィーク。 現地から届いたストリートスナップをお届け。 世界一サステナブルなファッションウィークを掲げ、ますます存在感を増しているコペンハーゲン・ファッションウィーク。 オフランウェイで繰り広げられるモードでプレイフル、そして北欧らしいリラックスムードが漂うストリートスタイルからも目が離せない。 ウィットに富んだファッションプロたちの最新スタイルをチェック! (Anna Abe and Rika Matsumi、Elle = 8-10-23)


80 年代ファッション再燃! 2023 年に取り入れるべきおすすめアイテム & レトロコーデ集

昨今のバイカーショーツやオーバーサイズトレンドのおかげで、バブル絶頂期のラグジュアリーな 80 年代風の着こなしは、すっかり私たちの身近なものになっている。 どのトレンドがランウェイに再登場したのか気になる人、あるいは単に懐かしさに浸りたい人のために、2023 年における 80 年代ファッショントレンドをご紹介。 ランウェイで見つけた 80s スタイルと実際の着こなし、そしておすすめアイテムをチェック。

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  1. オーバーサイズブレザー

    フィットしたブレザーを最後に着たのはいつだったか思い出せないほどにオーバーサイズが定着。 80年代は大胆かつ色鮮やかな時代で、その中でもオーバーサイズのブレザーはリュクスなトレンドの一つだった。 しかし、サラ・ジェシカ・パーカーのようにジーンズでドレスダウンすることもできる。 この万能トレンドは今後も続くだろうから、コーデに取り入れる時は、ジャケットは大きければ大きいほどいいということをお忘れなく!

    今年取り入れるなら … : 昨今、ランウェイで登場するブレザーはよりオーバーサイズに。 「ヴァレンティノ」は 2023-24 年秋冬コレクションで、テーラードショートパンツと合わせた新しいスタイリングを披露。

  2. フード付きドレス

    「アライア」の 1986 年春夏オートクチュールコレクションを歩いたグレース・ジョーンズの写真が、私たちのフード付きドレスへの熱を高めた理由かも。 流れるようなラインと力強さに、想像力をかき立てられる。

    今年取り入れるなら … : デザイナーたちはここ最近のシーズンでこぞってフード付きドレスを取り上げている。 「ベーザ」の 2023 年春夏ショーでも明らかなように、このスタイルは 80 年代からカムバック。

  3. 全身デニム

    デザイナーが過去のデニムトレンドを再利用するのは周知の事実。 2000 年代初頭のローライズ・ブーツカットのジーンズから、90 年代の超ロング&バギーなスケータージーンズの再来まで見てきたわけで、80 年代だって同じこと。

    今年取り入れるなら … : ちょっぴりダサいイメージのあった "頭からつま先までデニム" が 2023 年のランウェイに戻ってきた。 最旬のデニム・オン・デニムコーデは、着こなしのバリエーションが豊富だ。 例えば、2023 年春夏コレクションの「ジバンシィ」のルック。

  4. パラシュートパンツ

    パラシュートパンツは本当に流行遅れ? もともと「ハンマーパンツ(ラッパーの MC ハマーによって有名になった)」として知られていたパラシュートパンツは、この時代において実用的で快適な衣服の一つだった。

    今年取り入れるなら … : 今シーズンは、オーバーサイズのパンツがファッショントレンドになったみたい。 「ヴェルサーチェ」の 2023 年春夏コレクションで見られたように、モデルたちはバギーなボトムスにタイトなトップスを合わせてメリハリを効かせた。

  5. ネオンカラー

    最近のセレブはネオンカラーのトレンドに夢中だけど、80 年代のデザイナーたちがビビッドな色使いで有名だったことを忘れないで。 「クロード モンタナ」の 1986 年春夏コレクションのランウェイを闊歩するイマン・アブドゥルマジドのアイコニックな写真がその好例。

    今年取り入れるなら … : 80 年代の先達を思い起こさせる、目を見張るような大胆な色彩を使った現代のブランドといえば「フェンディ」がそのひとつ。 鮮やかなティファニーブルーのようなエレクトリックカラーは、2023 年春夏コレクションの主役だった。

  6. カラータイツ

    80 年代のカラータイツは大胆でトレンディなファッションステートメントとしての地位を取り戻し、目覚ましくカムバック。 当時の活気に満ちたエネルギッシュなスピリットに触発されたモード好きは、この目を引くレッグウェアのオプションを再び受け入れている。

    今年取り入れるなら … : 近年、大胆な色使いやプリントのタイツがランウェイに登場してきたことは言うまでもない。 かつてはそれほどではなかったのに、カラータイツは今やファッションに欠かせない存在となっているのだ。 「グッチ」の 2023 年春夏コレクションは、レッグウェアへの認識やスタイルを一変させた。 写真のように、ニーハイブーツからのぞく鮮やかな柄のタイツは、二面性を見事に表現している。

  7. レース

    80 年代は、レースは多ければ多いほど良しとされた時代。 当時のポップスターが流行をつくり、それが若い世代にも浸透した。 この時代において、レースはヘッドバンドからソックスまで、至るところで使われた。 以降もこのトレンドは、ちょっと現代風にアレンジされただけで形を忠実に保っている。

    今年取り入れるなら … : 最近、ランウェイではレースを含む多くのテクスチャーやプリントが見られる。 「マリアム ナッシアー ザデー」は、2023 年春夏コレクションで古いものと新しいものを融合させ、称賛を浴びた。

  8. バイカーショーツ

    バイカーショーツはもう何シーズンも流行し続けている。 当初はサイクリストのために作られたこのスパンデックスショーツは 80 年代の代名詞で、普段のおしゃれにも取り入れられた。 ダイアナ妃にならってカジュアルダウンさせてもいいし、ドレスアップにもおすすめ。

    今年取り入れるなら … : 「バルマン」の 2023 年秋冬のランウェイに登場したハイ & ローなスタイリングにご注目! スポーティなプリントと大胆な色使いで、バイカーショーツを復活させた。

  9. ボディスーツ

    どの時代にもボディスーツは存在した気もするけれど、80 年代に全盛期が! レオタードとしても知られているボディスーツは、トラックパンツ、レッグウォーマー、シュシュ、ヘッドバンドと合わせるのが一般的だった。 今では、パンツやジーンズと合わせたり、単体で着たり、その中間的なスタイルも。

    今年取り入れるなら … : 「ドルチェ & ガッバーナ」は 2023 年春夏コレクションのランウェイでボディスーツとタッグ。 このコルセット風ボディスーツは、アカぬけたゴシックスタイルの美しさを見事に体現。

  10. オフショルダー

    トゥーマッチなおしゃれや、Y2K ファッションのあからさまなセクシーさに飽き飽きしているなら、80 年代のさりげないセンシュアリティはいかが? "Je ne sais quoi (何が何だかわからない)" を凝縮したスタイルのひとつが、今旬のオフショルダールック。

    今年取り入れるなら … : 「クリスチャン シリアーノ」の 2023 年春夏コレクションでは、オフショルダーのドレスやロマンティックなアンサンブルが随所に登場(そして、どのルックにも見事なジュエリーがあしらわれている)。

  11. ミニスカート

    年々、スカートの丈が極端に短くなっている (!?)。 チアリーダーやダンサーにインスパイアされたミニスカートは、1980 年代にマドンナらセレブリティがパフォーマンスで着用したことで人気を博した。 彼女たちが OG インフルエンサーであったことを考えると、ミニスカートがのちの憧れファッショントレンドとなるのも驚きではない。

    今年取り入れるなら … : 「ミュウミュウ」のバイラルなミニスカートにご注目。 2023 年春夏コレクションに登場したこのルックは、ボクシーなスカートにプラスチックのバックル付きトップを合わせている。

  12. オーバーオール

    オーバーオール(またはダンガリー)は、当時も今もプレイフルな選択。 スタイルアイコンのダイアナ元妃がパステルカラーのオーバーオールを着こなす姿は完璧すぎる。

    今年取り入れるなら … : 「イザベル マラン」 2023 年秋冬のランウェイでは、ワークウェアをファッションに昇華してトレンドイン。 レザーのオーバーオールの下にチャンキーニットを重ねるなど、異素材ミックスが今の気分にぴったり。 (Emma Sutich and Amanda Le、Elle = 7-25-23)


簡単に垢抜ける! おしゃれ上級者の「夏ファッションの素敵な着こなし方」 6 選

お洒落に見える着こなしテクを紹介!

ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。 今回はすぐ垢抜ける方法が知りたいという方におすすめの、インフルエンサーのお洒落な着こなし方法をピックアップしてみました。

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色使いと大胆さが特徴

全体的に印象的なスタイル! 何よりも超ミニスカートが蛍光ピンクだなんて、一瞬で眼を奪われてしまう。 ピンクに合わせた大きめのシャツトップスは、ミニスカートとは反対に大きめで長めなのも今時っぽい。 さらに、脚長効果も抜群な紐付きピンサンダルなんて、大胆すぎる! 思い切ったファッションが、自分スタイルの確立に不可欠なのかも知れません。

スポーティにお洒落に

こちらはパーカータイプのトップスにショートパンツ。 しかしスポーティタイプは合わせる小物次第で、カッコよくも部屋着っぽくもなるので気をつける必要あり。 こちらはスポーティな服装でありながら、しっかりメイクとジュエリーで高級感も出しています。

ワンピースとシャツの合わせ方が最高!

さすが世界的インフルエンサーのエミリー。 超ショートワンピースに合わせたのは、トレンディなふんわりしたトップス。 さらに合わせたシューズはサンダルなどフェミニンで上品な物ではなく、厚底ブーツでかっこよく。 この甘辛スタイルを上手にバランス取れるセンスが素晴らしい!

ビキニトップの使い方

ビキニトップは、中に来ても外で重ね着してもいいんだ! という参考スタイルの 1 つ。 トップスだけが浮かないように、サングラスと色を統一している点がポイント。 全体のバランスを保っています。

緩めワンピースの着こなし方

大好きなワンピースでも、大きすぎたり胸元が大胆すぎるデザインってありますよね。 私はそういう場合、なかなか上手に着こなせなかったのですが、中にトップスを着るだけで問題解決! 色は淡いグレーをチョイスしている点も見習いたいポイント。

個性的なカラーのピックアップ

海外の人の色選びは本当に勉強になるんですが、この 2 つの色はどちらもなかなか見かけない色ですよね。 その 2 つをあえて一緒に着こなすなんてすごい! しかもお洒落に見える。 洋服がかなりインパクトの強いカラーなので、あえて小物にはあまり差し色を使わないのがポイント。 シャツと同じ色のバッグはレッドのパンツに映えて素敵!

いかがでしたでしょうか? 今回ご紹介した 6 選は、本当に参考になると思ったスナップなので、自分の新スタイルとしてトレンドを楽しんでみてはいかがでしょうか。 今後もインフルエンサーのお洒落な着こなし方法をピックアップしていきます。 お楽しみに! (平野秀美、anan = 7-16-23)


長谷川京子、"大人コンサバ" ファッションを披露し ファン称賛 「素敵」、「ずっと美人さん」

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女優の長谷川京子が 7 月 4 日に自身の Instagram を更新。 清楚なコンサバなファッションを披露し、話題を呼んでいる。 (Abema = 7-5-23)


40 代の「シンプルコーデ」に差がつくファッション名品 5 選

スタッフが "自腹買い" したものをご紹介! 購入するなら見栄えはもちろん、何度も着たくなるポイントがあるかが重要に。 一見シンプルでもいい仕事をしてくれる "いぶし銀" な名品をセレクト。

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ギャザーカットソー 襟もとと袖のギャザーのふんわりとしたシルエットが、大人の可愛らしさを演出してくれるカットソー プルオーバー。 綿 100% のジャージー素材で、着心地のよさも魅力。

「これ一枚で着映えるから、お仕事服のスタメンに! たっぷりギャザーの入った甘めデザインですが首もとはすっきりしていて、大人に似合う可愛らしさです。 (Web ディレクター SWB)」

ティアードスカート シアー素材をたっぷりと使用し、すその切り替え下とアンダースカートにギャザーを入れることで、大人に似合うほどよいボリューム感に。 ウエストは総ゴム仕様で着心地も楽ちん。

「甘めのデザインですが、ティアードのボリュームがちょうどよく、大人っぽい洗練された可愛さに! 素材にニュアンスがあるので、高見えするのもポイントです。 (ライター 発田美穂さん)」

ボーダー T シャツ / TICCA 超長綿の品のある光沢感にボーダー x ツイストスリーブの絶妙な甘さ加減が、大人の可愛らしさを引き出してくれる。 ハンドウォッシュ可能なイージーケア素材もうれしい。

「可愛すぎかなと思ったのですが、実際に着てみたらほどよい甘さで手持ちボトムにも合わせやすそう、と購入決定! 着ているだけで気分が上がります。 (ビューティ担当 T 島)」

草原の虹のスカート / MARIHA 布を贅沢に使用したボリューム感とほかにない鮮やかな色使いでコーデの主役に。 軽やかに揺れる上質なコットン素材に、ウエストはゴム仕様で着心地がよいのも人気の秘密。

「ティアードたっぷりですが、はくと軽やか。 青みがかったグリーンがカジュアルすぎず夏のシンプルコーデを格上げしてくれそう! ウエストがゴムなので着用感も楽ちん。 (バイヤー Miyaji)」

タックパンツ / AK+1 モデルの亜希さんがディレクションする AK+1 の名品パンツをカーキ色で別注。 フロントの特徴的なタックデザインがモードな印象を与えつつ、スタイルアップもかなえる。

「コラボの打ち合わせ段階から『しゃれ見えもすっきり見えも両方かないそう!』と目をつけていました。 薄手で涼しいですが、見た目は薄手に見えないのもいいところ。 (編集長 ウド)」

(Marisol = 6-23-23)


映画がお手本! ヒロインのリゾートファッションをプレイバック

リゾートファッションを考えるとき、思い出すのはカジュアルでチャーミングな映画のヒロインたち。 ファッションアイコンたちのアーカイブスタイルをプレイバック。

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気狂いピエロ (1965 年)』

コケティッシュに着こなす赤いボーダーワンピース : アンナ・カリーナは『MADE IN U.S.A.』のトレンチコートや『アンナ』の丸メガネなど多くのおしゃれ伝説を遺したけれど、『気狂いピエロ』で着用した赤いボーダーワンピースもそのひとつ。 細めのボーダーとボディコンシャスなシルエットは、まさにコケティッシュなファムファタル。 地中海の太陽と海をバックにした赤が目に焼き付く。

マンマ・ミーア! (2008 年)』

潮風に吹かれて揺れるガーリーなフレアスカート : エーゲ海を舞台にしたミュージカル映画『マンマ・ミーア!』は、主役のメリル・ストリープをはじめとする女性たちが生き生きと歌い踊る姿が印象的。 結婚を控えた娘役のアマンダ・サイフリッドが着ていたのは、ニュートラルカラーで柔らかいコットン素材のカーディガンとフレアスカート。 劇中の母親に似て元気で明るい彼女の、かわいらしさを強調するコーデ。

悲しみよこんにちは (1958 年)』

まるで現行トレンド! ミニボトム & シャツ : フランソワーズ・サガンの同名小説を映画化した『悲しみよこんにちは』。 南仏を舞台に、17 歳のセシールを演じたジーン・セバーグの、ショートボトムの上にオーバーサイズのシャツを羽織ってフロントを結んだスタイルは、まるで今シーズンのトレンドのよう? "セシール・カット" と呼ばれたジーン・セバーグのベリーショートヘアもとびきりキュート。

太陽が知っている (1969 年)』

プールサイドに似合うギンガムチェック : フレンチカジュアルといえば、ギンガムチェックも欠かせない。 ジェーン・バーキンが 23 歳のときに演じた『太陽が知っている』のペネロプが着ているのは、ブルーのギンガムチェックのオールインワン。 きゃしゃな体で着るギンガムチェックは、ロリータ風味があって、ペネロプの小悪魔な雰囲気にぴったり。 リゾートではぜひ取り入れたいアイテムのひとつ。

グラン・ブルー (1988 年)』

オーバーサイズで着ればかわいさ倍増 : シチリア島タオルミナの美しい海をたっぷり堪能できる『グラン・ブルー』。 ロザンナ・アークエット演じるアメリカ人のジョアンナが着るネイビーニットとショート丈のチノパンが、透き通るような海の色にマッチ。 ジャン・マルク・バール演じるジャック・マイヨールに借りたと思われるメンズサイズのゆるっとした着こなしがきゃしゃな体を際立たせて萌えポイント。

海辺のポーリーヌ (1985 年)』

避暑地で過ごす夏休みをコットンドレスで追体験 : 15 歳のポーリーヌが、ノルマンディで過ごす夏休みを描いた『海辺のポーリーヌ』。 緑いっぱいの庭で食事をしたり、ビーチで波と戯れたりと、避暑地の夏の風景を満喫できる。 ポーリーヌが着ているワンピースの水着やセーラーカラー、ピコレースのコットンワンピースなど、ノスタルジーを覚えて切ないほど。 真っ白なコットンドレスはリゾートスタイルの原点かも。

麗しのサブリナ (1954 年)』

リゾートでまねしたいフレンチシック : コートやワンピースなど、レディライクなファッションのイメージが強いオードリー・ヘプバーンだが、『麗しのサブリナ』では、ハンフリー・ボガートとヨットに乗るシーンで見せた、フレンチシックな白のショートパンツスタイルも印象的。 マドラスチェックのシャツの胸元を大きく開けて、シャツの裾をパンツにイン。ぺたんこなサンダルが脚をヘルシーに見せている。

ビフォア・ミッドナイト (2013 年)』

お手本にしたいパリジェンヌスタイル : イーサン・ホークとジュリー・デルピー主演の人気シリーズ 3 作目となる『ビフォア・ミッドナイト』。 すでに夫婦となった 2 人は、子どもを預けて 2 人きりのバカンスを過ごすためギリシャを訪れる。 ジュリー・デルピー演じるセリーヌはフランス人で、デルピー自身も生粋のパリジェンヌ。 キャミドレス、かごバッグ、そしてバレエシューズという着こなしが完璧。

マジック・イン・ムーンライト (2014 年)』

今見直したい 1920 年代のエレガンス : コリン・ファース演じるマジシャンのスタンリーと、エマ・ストーン演じる霊能力者のソフィーの軽妙なロマンスが描かれる。 1920 年代の南仏リゾートという背景や、名家の別荘という舞台にふさわしい、エマ・ストーンのファッションから目が離せない。 パステルカラーのドレスや、帽子に付けた花のコサージュなど、クラシックなエレガンスがとても新鮮。

セックス・アンド・ザ・シティ 2 (2010 年)』

SATCの 4 人がまとう中東ファッション : 映画版のパート 1 は、ドラマシリーズの最終話から 4 年後、パート 2 はその 2 年後という設定。 アブダビへ旅に出た 4 人のファッションはさらにバージョンアップし、鮮やかなカラーや、シアー素材のレイヤード、ラメやスパンコール使いなど、砂漠に映える艶やかさ。 ニューヨークスタイルとはまた違った、ゴージャスでグラマラスな中東スタイルを披露した。

50 回目のファーストキス (2005 年)』

リゾートの夜はハッピーなプリントで : ハワイの水族館で働くヘンリー(アダム・サンドラー)と、1 日しか記憶が持たないという障がいのあるルーシー(ドリュー・バリモア)のラブストーリー。 全編ユーモアにあふれ、見終わったあとは幸福感に包まれる。 美しいハワイの風景と共に、登場人物たちが着る、さまざまな柄のアロハプリントを楽しめる。 ヒロインが家で着ているガウンもチェックして。

食べて、祈って、恋をして (2010 年)』

リトリートな旅の必需品はベーシックなワンピース : ジュリア・ロバーツ演じるエリザベスは、ニューヨークで活躍するジャーナリスト。 離婚と失恋を経て、35 歳で人生をリセットする旅に出るという、まさにリトリートをテーマにした映画。 イタリアで食を探求し、インドで瞑想、そしてバリ島で恋に落ちる。 軽い素材のベージュのワンピースや、ヴィンテージ風のスカーフは、南国の旅で活躍すること間違いなし。 (Ayumi Machida、Elle = 6-15-23)


小松菜奈・二階堂ふみ・橋本愛らセレブリティが Chanel ファッションで登場

6 月 1 日に東京ビッグサイトで行われた Chanel のファッションショーに、小松菜奈・ジェニー (Blackpink) ら、豪華セレブリティが集合した。 豪華セレブリティが Chanel のアイテムを身にまとい、華麗に登場。 二階堂ふみ・橋本愛らは、Chanel のバッグやアクセサリーなど、コーディネートのこだわりのポイントを熱く語った。 (テレ朝 = 6-5-23)


永遠に可愛いトップモデル、ジジ・ハディッドの 11 年間を辿ったら眼福すぎた

アメリカのトップモデル、ジジ・ハディッド。 どんな服でも着こなす抜群のスタイルと目を引く金髪、碧眼が印象的ですよね。 多くの人が名前だけでも聞いたことがあるほど有名なモデルかもしれません。 10 年以上にわたり大人気モデルとして活躍を続けてきたジジ。

今回は、昔から知っているという方も、どんな人なんだろう、と思っている方も一緒に、ジジの活躍を 2012 年から写真とともに振り返っていきましょう! 今と昔、どんなふうに変化を遂げているのか、はたまた変わらないのか、注目しながら見てみてくださいね!

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2012 年 : 当時 17 歳。 2 歳からモデル活動を始めたジジは、活動休止を経て 2011 年から再びキャリアをスタートさせました。 まだまだ幼さが残る顔立ちです。 メイクはナチュラル。 血色のある頬や鼻にうっすら見えるそばかすがとってもかわいらしいですね! 顔は現在よりもふっくらしており、身体は華奢な印象です。 ブロンドの髪は細かいウェーブを描き、ウエスト近くまで伸びています。

2015 年 : 当時 20 歳。 目を細めてどことなくアンニュイな表情を浮かべており、大人っぽさが格段にアップしたように感じさせます。 肩より少し長いブロンドは大きく巻き、耳横でくびれを作っています。 唇は自然なピンクなので、やや緑がかった碧眼が顔のなかで存在感を放っていますね。 瞳の色は服に入った緑とも馴染んでおり、この服はジジだからいっそう良く着こなせているとも言えそうです。 アイシャドウやリップの色味をおさえたメイクでも、これだけエレガントな雰囲気をまとえるのはさすがですよね!

2022 年 : 現在、27 歳のジジ。 これほど明るいプラチナブロンドのような髪をしたジジは珍しいかもしれません! 前髪を中央で分けて垂らし、後ろの髪を頭の上でお団子にしたスポーティーな髪型も、あまり見せないスタイルです。 服のテイストと併せているのでしょうか。 黄緑色の地に緑のスパンコールが等間隔で並ぶワンピースはポップな印象です。 チークとアイシャドウ、リップはコーラル系でツヤ感のある肌。 全身でみずみずしいフルーツのような世界観を築いているように思えます。

17 歳から 27 歳までのジジの姿を見てきました。 変わらない美しさを保ちながら、コンセプトに合わせて雰囲気を変えている様子は見ていて楽しいですよね。 (Forza Style = 5-31-23)


まるで子ども服! 中国の女優がますます小さくなるレディース服に苦言

2023 年 5 月 17 日、中国メディアの極目新聞は、中国の女優チャン・シンユー(張馨予)がアパレルブランドの衣服についてサイズがどんどん小さくなっていることに苦言を呈し、ネット上で反響を呼んだことについて報じた。

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記事によると、チャン・シンユーは先日、SNS 上で女性向けアパレルブランドについて「好きなブランドなのに、服のサイズが小さすぎて着られなくなった」と書き込んだ。 さらに、ネットユーザーのコメントに対して「子ども服じゃないんだから。 本当に着る人に対する要求が厳しすぎると思う。 50 キロ以上の人は着る資格がないみたいだ」と苦言を呈し、ネットユーザーから「今の女性服のサイズは確かにひどい。 スターの体形でさえ着られないってどういうことだ」、「標準的な体形なのに、大型サイズを買わなきゃいけない」など賛同の声が寄せられた。

記事は、小さいサイズを専門に扱うブランドはさておき、ネット上で不満が出ているのは往々にして大衆向けブランドのサイズだと指摘。 「女性消費者が痩せたからサイズが小さくなっているのではない。 社会で長時間かけて作られた、歪んだ美の意識が大きく関係しているのだ」とし、「A4 幅の腰」、「箸のような足」、「直角の肩」など SNS 上では女性のスタイルに関する新たな基準が次々出現し、その都度、世の女性たちが焦りを募らせている状況に言及した。

その上で、「審美というものは画一的に定義されるものではない」とするとともに、女性服の小サイズ化は「温度を調節して快適に過ごすための日用品」という衣服本来の目的を逸脱し、衣服が女性のスタイルを測るツールになっていると指摘。 「ファッションブランドやショップがむやみに流行を追いかけてサイズの小さい服ばかりを作ったり売ったりしていれば、やがては消費者からそっぽを向かれることになるだろう」と論じた。 (川尻、Record China = 5-20-23)


紀子さま、戴冠式での着物姿 なぜ「たるみ」と「よれ」が気になったのか

英ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた、チャールズ国王の戴冠式。 長引くインフレや失業率の高さなどに配慮して、これまでより簡略化された式典となった。 参列者のドレスコードも緩やかになり、各国の王妃や皇太子妃らがひざ丈のドレスなどで臨むなか、松竹梅の柄の着物をお召しになって参列した秋篠宮家の紀子さま。 和装を世界にアピールする場にもなったが、親子 2 代にわたって皇室に着物を納めてきた関係者はため息をつく。

1 億ポンド(約 170 億円)規模と報道されたチャールズ新国王の戴冠式。 これまでより参列者の数も絞られ、かつてのような豪華な夕食会も開かれなかった。 参列者のドレスコードも緩やかになった。 2013 年のオランダ国王の即位式では、東宮であった天皇陛下と雅子さまが参列した。 雅子さまは、日中の正装であるローブモンタント(長袖ロングドレス)をお召しだった。 一方、チャールズ新国王の戴冠式では、ひざ丈のドレスやナショナルドレス(民族衣装)の装いで出席した各国のロイヤルメンバーもすくなくなかった。 宮内庁関係者がこう明かす。

「英国側からドレスコードについて何度か連絡があり、その度に基準が緩やかになったと聞いています。 最後は、ナショナルドレスでも構わないということになり、紀子さまも着物を選ばれたそうです。」

「一体どうされた?」

戴冠式が執り行われるウェストミンスター寺院に向かう秋篠宮ご夫妻。 にこやかに微笑むおふたりの写真は、世界に配信された。 モーニング姿の秋篠宮さまの隣で歩を進める紀子さまが選んだ着物は、吉祥文様である松竹梅や小花や波柄、そして金彩がほどこされた淡い色の訪問着。 七宝文様の袋帯には、慶事に合わせる白金の帯締と帯揚げ、金銀の祝扇をさしている。金色のバッグも明るさを添えている。

紀子さまの帯は、18 年にオランダ・ハーグ市を訪問しマルグリート王女と歓談した際や、19 年の都内での公務でもお召しであった品だ。 新調せずに、馴染んだ和装を選ぶ紀子さまに、不況が続く国内外への配慮がうかがえる。 目を引くのは、背と両袖に秋篠宮家の家紋を入れた、三つ紋の訪問着である点だ。 天皇と皇族方は、それぞれの家紋を持っている。 天皇ご一家である内廷皇族は、十六葉八重表菊(じゅうろくようやえおもてぎく)。 他の皇族は、十四葉一重裏菊(じゅうよんようひとえうらぎく)を用いる。

各宮家は、創設にあたり紋章(家紋)をつくる。 皇嗣家である秋篠宮家は、中心に十四弁の菊の花を置き、周りに横向きの菊花と秋篠宮さまのお印である栂(つが)の枝葉を四つずつ円形に連ねた意匠。 ご夫妻で相談しながら選んだという。 紀子さまらしい、華やかながら控えめな和装である。 だが、「染の聚楽」代表の高橋泰三さんは、ため息をつきながら戴冠式の様子を見ていた。 今回の着物は、泰三さんが納めたものではないが、「染の聚楽」は、昭和の時代から皇室に着物をつくり納めていたこともある。

「日本の伝統文化を世界にアピールするよい機会ですから、和装をお召しと知り、楽しみにニュースを拝見したのです。 お召しの着物は、手の込んだ刺繍はなく、染で細かな意匠を描いた訪問着でした。 むしろ色無地の方が帯を引き立たせたかもしれません。」

一方で泰三さんは、紀子さまの映像や写真を目にして驚いたという。

「着物業界の人間も同じ思いを抱いたようで、私のもとに何件も『紀子さまのお着物は、一体どうされたのか』と問い合わせがありました。」

着物を着こなす紀子さま

具体的に、どのあたりに違和感を持ったのか。

「真っ先に目についたのは、紀子さまの着物のたるみとよれ具合です。 日本の新聞やテレビでよく使用された写真を見ると、歩く紀子さまの裾が妙にたるんで、よれています。 裾も大きく崩れ、後ろがめくれています。 和装の顔ともいえる袋帯も内側の袋の部分がぐんにゃりと生地がヘタっているようにも見えます。」

紀子さまは、普段からよく着物をお召しで和装には慣れている。 今回のように、歩くだけで足元が大きく乱れることはない、と泰三さんは首をひねる。

「質の良い正絹は、幾重にも絹糸を重ねて密度が濃く織り上げられます。 そのため昔は、目方つまり重量で正絹の価値を測っていました。 良い正絹は生地自体の重みがあるため、身体にきれいに沿う。 逆に、正絹の織の密度が粗い場合は、ペラペラと薄い着物になります。 生地も軽いため、歩いていても着物の裾にたるみやよれが出たり、めくれやすくなったりします。 紀子さまの着物にこれほどたるみとよれが出てしまったのは、薄い生地であったためかもしれませんね。」

天皇や皇族方は、国内外の要人の接遇を行い、厳粛な式典にも出席する。 装いは、接遇の相手やそこに集まる人々に敬意を示す手段でもある。 装いが注目される皇后や女性皇族は、360 度どの角度から写真や映像を撮影されても困らないような、気遣いと立ち居振る舞いを常に求められる。 和装では着くずれやしわを防ぐため、公務の際に車で移動するときもシートに背中をもたれないよう配慮している。 さらにシルエットを整えるために帯板を何枚か重ねるなど、工夫を重ねるケースもあるという。

「紀子さまは、普段の公務では美しく着物を着こなす方です。それなのに、たくさんの『しわ』が寄ったような和装の写真が世界中で用いられてしまったのは、残念です。ともあれ、戴冠式は各国の王族が集まり、世界中に映像や写真が配信される場です。日本の伝統文化と技術をアピールできる和装を選んでいただいたのは嬉しいことです。」

天皇の名代として、戴冠式への参列と国際親善の役目をとどこおりなく果たした秋篠宮ご夫妻。 皇嗣家として重責を担うご一家には、ますますの活躍が求められそうだ。 (永井貴子、AERA = 5-12-23)