心地よい素材を選ばれる愛子さま　等身大のトレンドを取り入れる佳子さま
お洋服選びのポイントは?

4 月 12 日、今年度はじめて学習院大学のキャンパスに通学された愛子さま。　大学生らしい私服のコーディネートも話題となりました。　ご公務の際とは異なる、私服のコーディネートは、若い女性らしい装いでありながら、品格あるコーディネートを知ることができる貴重な機会です。　今回は、愛子さま、佳子さまの私服について、皇室の装いに詳しいファッション評論家の石原裕子さんにお話を伺いました。　お二人がお好きな私服スタイルはどのようなものなのでしょうか?

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春の軽やかな風を感じる、愛子さまの通学スタイル

石原裕子さん : 甘さがありながら、爽やかなスタイル。　春の風をはらんでいるような軽やかさが素敵です。 これまでは学生らしい紺のブレザーにフレアのスカートをあわせたようなコーディネートが多かったので、新鮮なスタイリングですね。　植物のような柄のブラウスを選ばれていますが、天皇ご一家は自然との触れ合いを大事にされていますから、そういったお気持ちがスタイリングにも表れているのでしょう。　動物や植物を大切に思う愛子さまらしいセレクトです。

ブラウスは透け感のあるとろみ素材で、袖はシャーリングのフリルが効いた可愛らしいデザインです。　透けて見える黒のタンクトップとバッグの黒を合わせることで、甘さだけではない、辛みのあるコーディネートに。　パンツは幅広でウエストを絞ったデザインを取り入れています。　透け感やウエストを絞ったデザインは、これまでの愛子さまにはない新しいスタイルですね。

シューズは爪先の色を変えたコンビのデザインですが、このデザインは雅子さまもお好きでよく取り入れられているものです。　雅子さまのお好みに倣って、愛子さまもこうしたデザインを取り入れているのでしょう。　アクセサリーは、愛子さまのイニシャルである "A" のモチーフのペンダントに、パールのイヤリング。　ペンダントの先端にもパールが施されていますね。　コロナも落ち着いてきて、これからご学友と一緒に過ごされる日々にワクワクしているような、そんな心の軽やかさも感じるようなコーディネートです。

21 歳のお誕生日のポートレートは愛子さまらしい「上質な素材」と「落ち着いた色合い」

石原裕子さん : 細番手のカシミアのニットに、ダークチョコレートカラーのジャージー素材のジャンパースカートを合わせたコーディネート。　スカートの丈はフルレングスで落ち着いたデザインです。　カラーリングは優しい印象ですが、肩口やウエストなど、全体にステッチを効かせたジャンパースカートのデザインでキリッとさせています。　ニットは首元を 3 重に折っていますが、そうしていても苦しくない、薄く柔らかな素材のようです。日頃からゆったりとした上質な素材のものをお召しになることが多い愛子さまですが、ご自身が着ていて心地が良いような、上質で肌あたりのよい素材のものがお好きなのかもしれません。

ジャンパースカートは、どこかアットホームで幸せな印象を与えるアイテムです。　落ち着いた色合いとおだやかな雰囲気は、慈愛に満ちてしっとりとした愛子さまのお人柄にぴったりですね。　ハートのペンダントはご友人からの贈り物だそうですね。アクセサリーも落ち着いた可愛らしい印象です。　愛子さまは背も高めですから、フルレングスのパンツにフラットシューズといった装いも、バランスよくお似合いになります。

佳子さまのお誕生日のポートレートは、トレンドを取り入れたワントーンコーデで

石原裕子さん : 佳子さまの私服のコーディネートは、一言でいうと等身大のコーディネート。　トレンドも取り入れながら、ご自身のお好みを反映した、若い女性らしいスタイルですね。　こちらのコーディネートは、色味をずらしたワントーンコーデ。　白い厚手のニットに、同じく白いフードのコートをお召しになっていて、スカートとブーツはトーンの違うベージュをあわせています。　すべて白でまとめるとモードな印象が強くなってしまうので、色味をずらして、全体的にパウダリーな印象のカラーリングにするあたりに、佳子さまのセンスを感じます。

親しみやすい可愛らしいコーディネートですが、このスタイルのポイントとなっているのは、実は髪型なのではないかと思うのです。　これまで、ロングヘアを巻いたスタイリングや、編み込みやアップヘアのスタイリングが多かった佳子さまですが、今回は髪を短くされ、ナチュラルなウェーブの髪型にされています。　軽やかですっきりとした髪が、このコーディネートの可愛らしさをより引き立てているように思います。

プリーツスカートは近年の流行ですね。　きちんとした印象がありながら、シワも気になりにくくて、動いたときの揺れ方も可愛い。　一般の私たちも、そんな使い勝手の良さから手に取ることが多いアイテムです。　そういった今時の女性たちの気持ちとリンクしたアイテム選びも、佳子さまのコーディネートの魅力のひとつかもしれません。　ご公務で活躍される場面も一層増えている佳子さまですが、以前にくらべて、ご自身のお好みを表したコーディネートが増えているように思います。　ご自身らしいスタイルで臨まれるようになってきたのかもしれませんね。 (石原裕子、mi-mollet = 4-30-23)

ミニスカで街行く自由な女性像　マリー・クワントさんが起こした革命

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英国のファッションデザイナー、マリー・クワントさんが 13 日、亡くなった。　93 歳だった。　「マリ・クレール日本版」の編集長などを務め、欧州各地のコレクション取材を経験してきたファッションジャーナリスト・生駒芳子さんに、クワントさんがファッション界に残した功績を聞いた。

クワントさんが活躍しはじめた当時、モードの世界は主に富裕層に目を向けていた。　クワントさんは、広く一般層に向けたアプローチを意識し、服のみならず化粧品なども含めたトータルコーディネートを提案することで起業家としても成功したという。　生駒さんは、クワントさんは、「ファッションで女性の社会進出を後押ししたパイオニアだった」と評する。

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1960 年代、パリのファッション界で大きな存在感を持っていたのは、既製服ではなくオートクチュール（高級仕立て服）でした。　そんななか、クワントさんは既成概念にとらわれずにロンドンからストリートの空気を持ち込み、女性の新しい生き方を象徴する服を作るという革命を起こしました。　とにかく自由で楽しいということがテーマだった。　女性の脚が大きく露出する短い丈のスカートで 60 年代のミニスカートブームの火付け役になったことは有名ですが、カラフルなデザインタイツも彼女が発表して大きな話題になりました。　それに、ホットパンツ（極端に丈の短いショートパンツ）も。　タブーを破るファッションを数多く打ち出しました。

そして、化粧品にも挑戦します。　ファッションデザイナーとしてはシャネルが既に化粧品に進出していましたが、クワントさんは、ストリートにつながるより広い支持層を持っていたので、その強みを生かしてマジョリティーに訴えかけます。　デザイナーとしてだけでなく、女性起業家としても成功したパイオニアだったのです。　クワントさんが脚光を浴びたのは、ちょうど女性の社会進出が始まった時代でした。　彼女は、ファッションとビューティーで、女性を後押しした。　男性にこびる服ではなく、女性が自分で判断して、自分が着たい服を着るという現代的なスタイルを打ち出した。　だから彼女のファッションは今見ても古くないのです。

60 年代、ロンドンのカルチャーは音楽や映画とともにファッションも注目され、「スウィンギング・ロンドン」と呼ばれました。　若者のパワーがあふれる文化の中心にいたミューズが、クワントさんでした。　新しいモードの世界を打ち出しただけではなく、カルチャーからビジネスまで様々な意味で影響力を持つ、まさにクリエーティブ・ディレクター的存在のルーツの人といえるでしょう。

その影響はロンドンから世界に広がります。　パリでも大変な人気でした。　同時代、クレージュなどもミニスカートを出していましたが、クワントさんの服はとびきり色彩が豊かだった。　カラフルであることも現代的なのです。　ベレー帽などを含めたスタイリングを提案するなど、トータルルック、トータルコーディネートを打ち出した先駆者ともいえます。　ツイッギーがミニスカートとともに来日したことは、歴史の 1 ページとなっています。　ミニスカートをはいて、街を闊歩するという新しい女性像を打ち出したという意味で、日本にも大きな影響を与えた人物でした。 (聞き手 編集委員・後藤洋平、asahi = 4-17-23)

ファッションに "性別" は必要なのか?　ジェンダーレスファッションの現在地

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今年 2 月に行われた 2023 年秋冬ニューヨーク・ファッション・ウィーク（NYFW）でも顕著だったファッションのジェンダーレス化。　この動きは今に始まったことではない。　ダイバーシティ & インクルージョンが叫ばれるようになった数年前から徐々にファッション業界の中でも浸透してきている。　さまざまな人種の入り混じるニューヨークは、他の都市に比べてもジェンダーに対しての表現が自由なのではないだろうか。　ジェンダーレスなファッションを提案するニューヨークのファッションシーンにフォーカスする。

スカートを履くのは女性だけではない

2023 年秋冬のニューヨーク・ファッション・ウィークでは、メンズがいわゆる女性のスカートルックを着用しているブランドをいくつも目にした。　多くの場合、細身の体型の男性モデルがスカートを履いても違和感がなく、「ウィメンズのルックは、女性が着ないといけないのではなく、着たい人が着ればいい」ということでメンズが着用しているんだなという理解に落ち着いた。

多くは若手のブランドがこうした提案をしているのだが、「コーチ」や「トム・ブラウン」などのビッグブランドがジェンダーレスな着こなしを提案しているのが新鮮だった。　これらのブランドは取り立ててユニセックスを謳っている訳ではなく、ウィメンズにカテゴリーされるルックをメンズが着ているもので、ファッションがジェンダーに捉われず、着る人の意志で自由な着こなしができるというメッセージを発信しているようだった。 スコットランドではキルトと呼ばれるスカートの民族衣装を男性たちが着用することで有名だが、スカートを履くのは女性だけではないという考えは徐々に浸透してきているようだ。

LGBTQ などといった多様な性に関する言葉が浸透してきている現代。　ジェンダーレスなファッションはある種、業界にとってトレンド的なものでもある。　だが、何を持ってジェンダーレスブランドというのかなど、明確でない部分も多い。　最近ではニューヨークでコレクションを発表している老舗ブランドの「ノーマカマリ」がジェンダーレスブランドに転換するなど、いくつかのブランドではユニセックスレーベルなども発売されているが、まだまだ定義が明確ではないことも確かだ。

LGBTQ 向けのブランドもマーケットに波及

ジェンダーレスブランドだけではない。　ニューヨークを拠点にする「ゴーゴー・グラハム」は、トランスジェンダーの女性がトランスジェンダーの女性向けの服をデザインし、スタートしたブランドだ。　2023 年秋冬のテーマは「Birthday Boy」で、クラフト感のあるユニークなドレスが多い。　トランスジェンダー女性のためのブランドとは言うが、女性が着こなすことのできるコレクションである。

ファッションだけでなく、ビューティーブランドでもジェンダーレスなメーキャップを販売するブランドも出てきている。　ドラァグクイーンの Kim Chi によって 2019 年にスタートした KimChi Chic Beauty や Rebecca Richards と Saba Grey によってスタートした「BioGlitz」など、LGBTQ オーターによるビューティーブランドも増え、性別に関係なくメイクを楽しめるようになってきている。

トランスジェンダーコミュニティに向けた商品やジェンダーレスと謳わずとも、下着のブランドでキャンペーン画像の中に男性が混じり、女性用と思われる下着を身に着けるなど、マーケティングの手法でダイバーシティを表現するブランドも増えている。　さまざまな人種の入り混じる街では、自分自身が心地よくファッションを楽しめるかが一番重要なのだろう。 (菅礼子、PEN = 4-9-23)

スペイン第 １ 王位継承者・レオノール王女

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【マドリード・スペイン】 スペイン政府は 14 日、レオノール皇太子が 9 月か 63 年間、即位に備え軍の士官学校で学ぶと発表した。　マルガリタ・ロブレス国防相は会見で、国王フェリペ 6 世の長女で 10 月に 18 歳となるレオノール皇太子について、2023 年度は北東部サラゴサにある陸軍士官学校で、2024 年度は北西部ガリシア州の海軍士官学校で、2025 年度は南東部ムルシア州の空軍士官学校で学ぶと述べた。

ロブレス氏によると、王室は、国王や他の議会制君主制国家の君主と同様、皇太子も軍事教練を受けなければならないと考えている。　皇太子は 5 月末、英ウェールズにある全寮制の UWC アトランティック・カレッジの高校課程 2 年間を終了し、国際バカロレア資格（国際的に認められる大学入学資格）を取得予定。

父の先例に倣う場合、皇太子は軍事教練を終えた後、国内の大学に通い、国外の大学院で修士課程を修了することになる。　王室は「将来の国家元首が軍事教練を受けるのは、欧州の議会君主制国家で広く見られ、共有されている伝統だ」としている。　スペインでは憲法に基づき、国家元首である国王が軍の最高司令官になるという。 (AFP/時事 = 3-30-23)

森星、超ミニボトムで美脚全開　米倉涼子が軽やかモノトーンコーデ　松本穂香、田中みな実も

森星さん、米倉涼子さん、松本穂香さん、田中みな実さんらが華やかなファッションで登場した。

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森さんは 3 月 16 日、同日、東京・日比谷にオープンしたドイツの家電ブランド「Miele （ミーレ）」の直営店「Miele Experience Center 日比谷」のオープン記念セレモニーに出席した。　超ミニ丈のボトム、腰にトップスを巻いたような装いで、すらりとした美脚を存分に披露した。 ベージュのピンヒールパンプスを履いた脚長効果のあるコーディネートだった。

米倉さん、松本さんは 14 日、東京都内で行われた、米倉さんが主演する Amazon オリジナルドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士（堀切園健太郎監督）」の完成披露イベントに出席した。　米倉さんは黒のジャケットに白のワークパンツ、白のスニーカーというモノトーンコーデ。　ジャケットは透け感のある素材で、軽やかな印象をプラス。 ショート丈でスタイルのよさをさらに際立たせた。　アクセサリーはシャープなデザインで統一していた。

松本さんは黒いノースリーブのロングワンピースで出席した。　前面に黒いレースを重ねたデザインで、サイドのスリットから美脚をのぞかせた。　白のショートブーツを合わせ、シンプルながら上品なモノトーンコーデだった。

田中さんは 15 日、東京都内で行われた、花王のオーラルケアブランド「ピュオーラ」新シリーズの新 CM 発表会に登場した。　鮮やかな色のワンピース姿で、ワンピースは背中側に長いリボンが付いた大人可愛いデザイン。　控えめなアクセサリーと、ハイヒールのストラップサンダルがアクセントになっていた。 (毎日キレイ = 3-26-23)

米アカデミー賞、ミシェル・ヨーさんが主演女優賞　アジア系初

アメリカ映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞が発表され、俳優のミシェル・ヨーさんが、アジア系として史上初めて主演女優賞を受賞しました。

ヨーさん「夢は実現することの証し」

ことしで 95 回目を迎えるアカデミー賞は、現地時間の 12 日、日本時間の 13 日、ロサンゼルス近郊のハリウッドで各賞の発表が行われました。　この中で、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に出演した俳優のミシェル・ヨーさんが、アジア系として史上初めて主演女優賞を受賞しました。　マレーシア出身のヨーさんは「これは希望と可能性のかがり火です。　そして、夢は実現することの証しでもあります。」と喜びを語りました。

キー・ホイ・クァンさんが助演男優賞

また、同じ作品に出演した、アジア系の俳優のキー・ホイ・クァンさんが助演男優賞を受賞しました。　かつて子役としてアメリカの人気映画に出演し、今回、最高の栄誉を手にしたキー・ホイ・クァンさんは、「私の人生の旅路は船の上で始まり、難民キャンプを経て、今はハリウッドの大きな舞台にいます。　映画の中でしか起きないようなことが、私には起きています。　これがアメリカン・ドリームです。　皆さん、夢を諦めないで。」と喜びを語りました。

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 7 部門

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は、ヨーさんが演じるコインランドリーを経営する中国系アメリカ人の女性を主人公に、SF 映画とアクション映画の要素が盛り込まれた作品で、作品賞や監督賞なども含めた 7 つの部門で受賞を果たしました。

長編ドキュメンタリー賞は「ナワリヌイ」

また、長編ドキュメンタリー賞には、ロシアでプーチン政権を批判する急先ぽうとして知られる反体制派の指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏の活動を取り上げた、「ナワリヌイ」が選ばれました。

ナワリヌイ氏の妻「夫が自由になる日を夢みている」

「ナワリヌイ」が長編ドキュメンタリー賞を受賞したことを受けて、2 人の子どもとともに授賞式に出席した、妻のユリアさんは、「夫は真実を述べただけで刑務所にいます。　夫は民主主義を守るためだけに刑務所にいます。　夫が自由になり、私たちの国が自由になる日を夢みています。」と述べました。　ナワリヌイ氏はプーチン政権を批判する急先ぽうとして知られ、3 年前の 8 月、ロシア国内を旅客機で移動中に突然意識を失い、ドイツの病院に搬送されて一命を取り留めました。　この時、原因の究明にあたったドイツ政府は、ナワリヌイ氏が、旧ソビエトで開発された神経剤「ノビチョク」と同じ種類の物質によって攻撃されたと発表しました。

国際的な調査報道グループは、ロシアの治安機関が化学兵器の神経剤を使って襲ったとする調査結果を公表し、ロシア政府の関与が疑われる毒殺未遂事件として、プーチン政権に対する国際的な批判が高まりました。　おととし 1 月には療養していたドイツからロシアに帰国しましたが、空港で拘束され、今も詐欺などの罪で刑務所に収監されています。　ナワリヌイ氏が率いる政治団体も、おととし 4月に「過激派組織」認定の動きを受けて、解散に追い込まれました。

脚色賞ノミネート カズオ・イシグロさんは受賞逃す

一方、黒澤明監督の名作を原作とした「生きる LIVING」で脚本を担当し、脚色賞にノミネートされていた、ノーベル文学賞作家のカズオ・イシグロさんは、受賞を逃しました。

カズオ・イシグロさん「ここにいることが夢のよう」

カズオ・イシグロさんは、アカデミー賞の発表を前に、会場に姿を現し、記者団の取材に応じました。　この中で、カズオ・イシグロさんは「私は映画の世界の人間ではないので、賞の候補としてここにいることが不思議な夢のような感じです。　オリジナルの作品には、スーパーヒーローにならなくても、普通の人生でもすばらしいものになるという、特別なメッセージが込められていたと思います。　黒澤明の原作が作られたのは 70 年前で、第 2 次世界大戦の直後でした。　リメイクにあたっては、そうした時代に作られた原作よりも、楽観的なものにしなければならないと思っていました。」と語りました。 (NHK = 3-13-23)

東京ガールズコレクション : 3 年半ぶり "声出し解禁" で開幕
中条あやみに大歓声!　美脚すらりでランウエートップバッターに

大型ファッションイベント「第 36 回 マイナビ東京ガールズコレクション (TGC) 2023 Spring/Summer」が 3 月 4 日、国立代々木競技場第 1 体育館（東京都渋谷区）で開幕した。　今回は 3 年半ぶりに歓声や声援、歌唱が可能となり、中条あやみさん がモデルのトップバッターとしてランウエーに登場すると、待ちかねたかのように大きな歓声が上がった。 (毎日キレイ = 3-9-23)

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中条さんは大胆にスリットが入ったようなデザインのスカートからすらりとした美脚を見せてウオーキング。　スカートはユニオンジャックをアレンジしたようなデザインだった。　TGC はコロナ禍で 4 度の無観客、オンラインのみの実施を経て、2022 年 3 月に 2 年半ぶりに有観客で開催した。　今回は不織布マスクの着用を条件に "声出し解禁" となった。

中条さんの登場前には、オープニングとして韓国の 5 人組ガールズグループ「NewJeans （ニュージーンズ）」によるライブが開催。　同グループも大きな歓声を浴びてパフォーマンスを披露し、点灯式も行った。　TGC は「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに、2005 年から年 2 回開催されているファッションイベント。　総勢約 100 人のモデルや女優、俳優が出演し、アーティストのライブも開催する。 今回は中条さんのほか、女優の新木優子さんらが出演。　7 人組ボーイズグループ「BE：FIRST」のライブも行う。

新木優子 : 大胆スリットで美脚すらり　TGC でクールにウオーキング

深いスリットが入った大胆なデザインのドレスから美脚を見せ、ランウエーを歩いた。　新木さんが最初のファッションショー「TGC Special Collection」ステージに登場。　ユニオンジャックをあしらったようなデザインのジャケットに、キャスケットを合わせ、クールな雰囲気を放っていた。

めるる : 美脚見せデニムコーデでランウエーに　くびれも見せて TGC の観客魅了

モデルの「めるる」こと生見愛瑠（ぬくみ・める）さんは大胆なデザインのスカートとビスチェのデニムコーデに、ロングブーツという装い。　美脚やくびれを見せ、ランウエーを歩いた。　生見さんが同コーデでファッションブランド「SHEIN （シーイン）」のステージに登場。　生見さんは笑顔を振りまき、ウインクも披露して観客を魅了した。

香川沙耶 : "10 頭身" モデルが超ミニワンピで美脚すらり　水着見せでウオーキング

すらりと長い脚が際立つ超ミニ丈のワンピースの肩を大きくはだけさせ、ユニオンジャックがデザインされたスパンコールの水着のようなインナーを見せていた。　香川さんは同コーデで、最初のファッションショー「TGC Special Collection」に出演。 目元をラメでキラキラ輝かせ、抜群のスタイルと圧倒的な存在感を見せてランウエーを歩いた。

松井愛莉 : 超ミニボトムで美脚すらり　ウエストマークでスタイルアップ　キラリと輝くアイメークも

トレンチコートにすっぽり隠れるほどの超ミニボトムで、すらりとした美脚を披露した。　松井さんは同コーデで、ファッションブランド「RESEXXY （リゼクシー）」のステージに登場。　ストライプのシャツに、トレンチコートを羽織った、"きちんと感" のあるコーディネート。　トレンチコートのベルトでウエストマークし、スタイルの良さを強調していた。　まぶたをキラキラさせたアイメークと、シルバーのネックレス、イヤリングが華やかさをプラスした。

山本舞香 : 美脚が際立つ超ミニボトムでウオーキング　指さし、指ハートで観客魅了

すらりとした美脚が際立つ超ミニボトム姿で登場した。　客席を指さしたり、指ハートを作ったり、さまざまなパフォーマンスで観客を魅了した。　山本さんは同コーデで、2 人組 YouTuber 「平成フラミンゴ」の NICO さんが手がけるファッションブランド「JIMWAG （ジムワッグ）」のステージに登場。 背中に大きくロゴが入った黒の長袖トップスに、レザー調のグリーンのショートパンツ、白のブーツというカジュアルなコーディネート。　細い三つ編みにキラリと輝くヘアアクセを着けて、はじけるような笑顔を見せた。

藤田ニコル : 超ミニスカで美脚ウオーキング　笑顔で観客にアピール　ポーチ付きベルトがアクセントに

ジャケットと超ミニ丈のスカートのピンストライプ柄セットアップで登場した。　美脚を見せてランウエーを歩き、笑顔で観客に手を振ってアピールした。　藤田さんは同コーデで、セレクトショップ「SHEL' TTER （シェルター）」の旗艦店「The SHEL' TTER TOKYO （ザ・シェルター トーキョー）」によるステージに登場し、ファッションブランド「SLY （スライ）」のアイテムを着用した。　大きめの襟が付いたオーバーサイズのジャケットは、袖付け部分が肩より落としてある「ドロップショルダー」デザイン。　インナーは、鮮やかなシャツと総柄のシアーなトップスを重ね着していた。　ポーチ付きのベルトが着こなしのアクセントになっていた。

みちょぱ : へそピアスがキラリ!　ショートトップス x デニムコーデでハートポーズ

「みちょぱ」こと池田美優さんはショート丈のタンクトップから、鍛えられたおなかを披露。　へそピアスがキラリと輝いていた。 ランウエートップでは、片手でハートの半分をつくったようなポーズで笑顔を見せた。　池田さんは同コーデで、米ファッションブランド「AMERICAN EAGLE （アメリカンイーグル）」のステージに登場。　デニムジャケットとダメージデニムに、存在感のある太めのネックレスを重ね着けして、ランウエーを歩いた。

リアルに集う喜び祝うムード　23 年秋冬 NY コレクション

2023 年秋冬ニューヨーク・コレクションが 2 月中旬に発表された。　コロナ禍で幕を開けた 20 年代、3 年の時を経てようやく "アフターコロナ" の到来を感じさせるシーズン。　デザイナーも観客もリアルに集うことを楽しみ、祝う機運が高まった。

公式日程は 6 日間だったが、マーク・ジェイコブスやアレキサンダー・ワンなど事前発表するメジャーブランド、そして公式スケジュールには掲載されていない新進ブランドなど、観客を入れたショーが多数開催された。　期間中はパーティーも多く、特にナイキなどストリート系人気ブランドのイベントには来場客が詰めかけた。　トレンドとして 2000 年ごろに流行した Y2K ファッションが継続する中、アンダーグラウンド的なパーティー文化や若手新進ブランドの台頭は、01 年に起きた「9・11」以降のニューヨークの混沌とした空気を感じさせる。

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アレキサンダー・ワンは約 3 年半ぶりにニューヨークでショーを開催した。　20 年末に起きたデザイナーのセクシュアルハラスメント問題を経ての復帰となるシーズン。　見せる下着をポイントとしたボディーコンシャスなデザインは今季のトレンドにもよく合致している。

ロダルテの会場はシルバーのラメで凍りついたような豪華絢爛な晩餐会のセッティング。　登場したのは黒を基調としたロマンチックなデザインのイブニングドレスで、ゴシック風のメイクやアクセサリーが添えられ、パンク風味の仕上げになっている。

人間もまた動物の 1 種類である、ということを感じさせたのはコリーナ・ストラーダだ。　犬猫や爬虫類など多種多様な動物の特殊メイクをしたモデルたちが、自由奔放にその動物になりきったウォーキングを披露。　ファッション業界における大量生産と消費というサイクルに疑問を呈しているブランドらしい試みで、人間という獣がまとう服にその提言を込めている。

今季でブランド創設 20 周年となるプロエンザ・スクーラーはショーの冒頭、モデルとしても登場した、俳優のクロエ・セヴィニーによる朗読が会場に流れた。　大学の卒業制作がバイヤーの目に留まりデビューしたデザイナーが成長する道のりと並走するように、ミューズとしての女性像も成熟してきた。　構築的なジャケットやミニマルなカッティングのドレスなど、ニューヨークのワーキングウーマンたちが定番として長く愛用できそうなラインアップ。　40 代半ばで結婚と出産を経験したセヴィニーの凜とした美しさも印象的だった。

アシュリンでは、平面の布が人間の身体に合わせて立体的な服になっていく過程をデザイナー自身が実演。　多くの著名ブランドでパタンナーとして活躍してきたプロの技を、ショーという表舞台で発表した。　著名ブランドの中には、パターン技術や縫製の知識を持っていないクリエーティブディレクターがデザインの指揮をとっていることも多い。　そんなファッション業界へのアンチテーゼとも言える迫力のあるプレゼンテーションだった。

今年 CFDA （米ファッションデザイナーズ協議会）の会長に就任したトム・ブラウンはサンテグジュペリの代表作「星の王子さま」に着想を得た。　前半、モデルは大人が身につけるスーツをまとい、後半は無邪気な子供が自由な感性で大人の服を着たようなデザインが登場。　「いちばんたいせつなことは、目に見えない」という小説の有名な一節が浮かぶ。　成長することで失われがちな想像力や好奇心。　ファッションという装置によって大人もまたファンタジーを感じることができる。 (ファッションジャーナリスト・市川暁子、asahi = 3-3-23)

バストトップの露出、極端なミニドレス … 今季流行の "開放的" なファッションとは?

春の訪れまであとわずか、新生活の季節が近づいている。　昨年 9 月にニューヨーク、ミラノ、ロンドン、パリで発表された 2023 年春夏コレクションは、夏の到来に向けた新しいワードローブの基礎を築いた。　ランウェイからレッドカーペットまで、いくつかのトレンドが生まれ、まもなく流行のファッションとなるものを予感させる。　人気アイテム、新たなヘアトレンド、インスピレーション …。　春の強力ルックのおさらいをしよう。

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バイカージャケット

ブラックとバンクのチェッカーボードをあしらった黄色のバイカージャケットを着用したケンダル・ジェンナー （ロサンゼルス、2023 年 1 月 7 日）

バイカーのワードローブから拝借したジャケットが、再び流行の兆しを見せている。　1950 年代、映画『乱暴者』のマーロン・ブランドなどのおかげで普及した。　このバイクアクセサリーに、歌手のロザリアが新たなアンバサダーとして加わった。　2022 年 3 月に発売されたアルバム『モトマミ』で、レザーを様々な方法で取り入れている。　ロザリアのお気に入りは全身レザーでミニスカートと太ももまであるブーツを組み合わせて、よりセクシーに着こなしている。　日常づかいなら、ケンダル・ジェンナー風にストレートジーンズと白 T シャツに組み合わせるのがオススメだ。

（かなり）ショート丈

ミュウミュウのローカットレザージャケット （パリ、2022 年 10 月 4 日）

ハイウエストが主流の時代から、パンツは再びお腹を強調するようになった。　2000 年代を代表するこのカットは、Y2K （2000 年代）の流れを汲んでカムバックしている。　イザベル・マランは厚手のニットやシャツと合わせ、ミュウミュウはより大胆にクロップトップと合わせている。　パリス・ヒルトンやクリスティーナ・アギレラの時代を彷彿とさせるローライズパンツは、ボディポジティブの時代、細身のサイズに限定されない、少しアップデートされたアプローチで再び勢いを取り戻した。

シースルードレス

2023 年春夏のネンシ・ドージャカ

ルドヴィック・デ・サン・サーナンのシースルードレスで現れたケンダル・ジェンナー (ロサンゼルス、2023年1月13日)

レッドカーペットでも、ランウェイでも、シースルーが流行っている。　服本来の機能とは異なり、シースルードレスで肌を露わにし、シースルーでない部分は下着をつけるかどうか次第だ。　リタ・オラ、ケイト・モス、ベラ・ハディッドなど、多くのセレブリティがこの大胆なアイテムをすでに取り入れている。　プラダでは、T シャツとショーツの上に着て、コントラストを演出した。 (Figaro = 2-15-23)

ゆうちゃみ、エレガントなモテ女子ファッションが好評

"ゆうちゃみ" こと古川優奈が 3 日、Instagram を更新。　エレガントなファッションのコーディネートを披露した。　しまむらグループのカジュアルファッション専門店「Avail」のオリジナルブランド「Vida Roseo」のモデルを務めているゆうちゃみ。

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今回の投稿では、新作のモデルを務めたことを報告するとともに「アベイルの新作毎回可愛い　今回の新作はちょっと大人っぽいコーデ多いかわいからぜひチェックしてね」とつづり、エレガントなモテ女子ファッションを複数公開した。　投稿には「美し過ぎる」、「大人っぽいコーデも似合う」、「艶っぽい」、「かっこいい」、「スタイリッシュで、超綺麗」など絶賛の声が上がっている。 (RBB = 2-4-23)

2023 冬ファッション、ViVi スタイリスト 4 人が冬の着こなしテクを伝授

ViVi の「可愛い」を作っているスタイリストが大集合!　今回は、4 人のスタイリストが "国宝級" なテクニックを紹介してくれたよ。　トレンドに敏感なのはもちろんだけど、こんな天才達が集結している ViVi ってはっきり言って、参考にならないわけないよね …!　それぞれに違う強みがあるからきっとアナタの推しが見つかるはず。 (講談社 ViVi = 1-26-23)

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おしゃれさんのイマドキガーリーの発信源!