首都圏でのコロナ療養 … 島根県民近親者の帰省を支援へ
島根県知事「医療崩壊と理解するのが自然」

首都圏の新型コロナ陽性者が連日過去最悪を更新しているのを受け、島根県は、医療体制のひっ迫で県民の近親者の命が危険にさらされるのを防ぐため、基礎疾患がある人の一時避難的な帰省を支援すると発表しました。 29 日、県が公表した支援策によりますと、対象になるのは、東京都または埼玉・千葉・神奈川の 3 県に居住し、慢性の呼吸器や心臓の病気などの基礎疾患があって、島根県民の 1 親等または 2 親等に当たる親族です。

安心して実家などに帰られるよう、帰省直後 6 泊 7 日から 13 泊 14 日、ホテルなどに宿泊するための費用を 1 泊当たり半額(上限 5,000 円)補助します。 8 月 3 日から 9 月 13 日までの宿泊分が対象で、同様の制度は今年 1 月からと 4 月からに次いで 3 回目です。

「療養者を観察できても、状況が悪化したと認知した後に実際に医療を届けることができるとはとても思えませんので、そういう意味で自宅療養自体のリスクは残ったままだと思う。(島根県丸山達也知事)」

支援決定の理由については、

「今回は緊急事態宣言発令中の急増で今後も増えると見込まれる。 自宅療養を病床のように使ってという都の現状は、健康状態を確認する体制を整えているとはいっても医療崩壊と理解するのが自然で、県民の近親者が病状が悪化しても医療を受けられないといった状況に置かれることは避けたい。」

と説明し、県民の理解を求めました。 (BSS 山陰放送 = 7-29-21)


米子松蔭、21 日に試合 鳥取高野連が不戦敗を取り消し

鳥取県高校野球連盟は 19 日、学校関係者の新型コロナウイルス感染により、第 103 回全国高校野球選手権鳥取大会 2 回戦の直前に出場辞退した米子松蔭の不戦敗を取り消し、対戦予定だった境との試合を 21 日にすると発表した。 県高野連の田辺洋範会長は 19 日に記者会見を開き、「関係各所と協議の上、米子松蔭の野球部員の感染の心配がなく、(当初予定より早く) 21 日から学校が再開することになったため、試合を開催することとした」と説明した。

米子松蔭の初戦となる 2 回戦は 17 日午前 9 時に予定されていた。 だが当日未明、学校関係者 1 人の感染が判明し、学校は臨時休校を決めた。 学校によると、17 日早朝に実施した抗原検査で部員の感染は確認されなかった。 だが県教育委員会の指針に基づく鳥取大会の新型コロナウイルス感染防止対策要領は、休校期間は大会に参加できないと定めている。 学校は保健所とも協議した上で「安全性を担保できない」と判断し、県高野連に辞退を伝えた。 これを受けて県高野連は不戦敗を決めた。

その後、野球部の後援会・保護者会などから再考を求める嘆願書が届くなどしたため協議。 後の PCR 検査で部員全員の陰性が確認されたことや、保健所の判断で学校が 21 日に再開することなどを考慮し、あらためて試合を行うことを決めた。 境も了承したという。 米子松蔭の出場辞退を巡っては、SNS などで見直しを求める意見が広がっていた。 米子松蔭は米子商時代を含め夏の甲子園に 3 回出場しており、今春の県大会で優勝していた。 (asahi = 7-19-21)


山陰各地で記録的大雨 島根県雲南市では最高警戒レベル

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、山陰地方は 12 日未明から、再び激しい雨に見舞われている。 島根県東部や鳥取県西部では記録的な大雨が降り、島根県雲南市は避難情報の中で最も危険度の高い「緊急安全確保」を全市に出した。 気象庁は夕方まで土砂災害に警戒するよう呼びかけている。 鳥取、松江両地方気象台によると、鳥取県境港市では午前 8 時前に 1 時間あたりの降水量が 80.5 ミリを記録し、観測史上最大になった。 島根県飯南町赤名でも午前 10 時までの 1 時間に 71.5 ミリの雨が降り、観測史上最大を更新した。

雲南市は、午前 10 時 35 分に土砂災害の危険性が高まっているとして、市内全域の 1 万 3,702 世帯(3 万 6,861 人)に警戒レベル 5 の「緊急安全確保」を発令した。 レベル 4 の「避難指示」も、島根県内では松江市や出雲市など 4 市 2 町の計約 10 万世帯約 24 万人、鳥取県では南部町の一部の 198 世帯、589 人に出されている。 広島県庄原市、三次市でも一部地区に避難指示が出された。 JR 西日本米子支社によると、大雨の影響で、JR 山陰線の伯耆大山(鳥取県米子市) - 浜田(島根県浜田市)、伯備線の伯耆大山 - 上石見(鳥取県日南町)、境線の米子(米子市)―境港(境港市)の各区間が午前中の運転を取りやめた。 (asahi = 7-12-21)

◇ ◇ ◇

島根・鳥取で避難指示 30 万人 観測史上最多の猛烈な雨

梅雨前線の活動が活発化している影響で 7 日早朝、島根県と鳥取県を中心に「線状降水帯」による 1 時間雨量 80 ミリ以上の猛烈な雨が降った。 7 日午前 7 時までに松江市と島根県出雲市、安来市では観測史上最多の 3 時間降水量も記録した。 気象庁は 7 日早朝から、島根県東部、鳥取県中部と西部に、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、「顕著な大雨に関する情報」も発表した。

松江市付近では 7 日午前 5 時 40 分までの 1 時間に約 100 ミリの大雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表した。 松江地方気象台によると、出雲市の斐川で 7 日午前 4 時 45 分までの 1 時間で観測史上最大となる 75 ミリの激しい雨を観測。 松江市では 7 日午前 7 時 50 分までの 24 時間で 115.5 ミリの雨を観測した。 松江市は午前 6 時 50 分、意宇川の氾濫の恐れがあるとして、避難情報のうち最も高い警戒レベル 5 の「緊急安全確保」を八雲町日吉の 757 世帯 1,824 人に出した。

島根県によると、午前 8 時現在で松江市、出雲市、安来市、雲南市の 4 市の計約 13 万世帯、約 30 万人に避難指示が出された。 鳥取県でも、午前 9 時現在で江府町、三朝町の 2 町の計約 1,300 世帯、約 3,400 人に避難指示が出された。

交通機関にも影響が出た。 JR 西日本米子支社によると、山陰線の米子(鳥取県米子市) - 益田(島根県益田市)間、伯備線の米子 - 上石見(鳥取県日南町)間、木次線の宍道(松江市) - 備後落合(広島県庄原市)間で始発から運転を見合わせている。 一畑電車は全線での雨量が運転規制値に達し、大寺(出雲市東林木町) - 美談(みだみ、同市美談町)間の河川の氾濫で線路が冠水したため、全線で始発から運転を見合わせている。 梅雨前線はこの後も日本付近に停滞する見込みで、日本海側では少なくとも 8 日までは、「滝のように降る」とされる 1 時間 50 ミリ以上の非常に激しい雨が降って、大雨となるところがある見込み。

8 日午前 6 時までの 24 時間雨量の予想は多いところで、▽ 山陰と長崎県 150 ミリ、▽ 山口県 120 ミリ、▽ 山陽と近畿北部・中部、福井県 100 ミリ、▽ 石川県 90 ミリなど。 (asahi = 7-7-21)


旅行代金 5,000 円のお得な 1 日旅 島根県民ならさらに半額!  「しまね満喫サブスク」販売

定額制のサービス = サブスクリプション。 コロナ禍で大きな打撃を受ける島根県松江市の旅行代理店が、県内のグルメや観光体験をお得に楽しめるサブスク旅商品の販売を開始しました。

「旅行代金 5,000 円の定額いわゆるサブスクで島根を満喫できる 1 日旅の新プラン。 ご当地グルメや観光体験を楽しむことが出来るんです。(木谷茂樹記者)」

1 日旅がサブスク? 一体、どういうことなのでしょうか。

「しまね満喫サブスクです。(農協観光山陰統括支店 前田隆宏事業・地域開発課長)」

農協観光が 6 月 22 日から島根県民限定で販売を開始した「しまね満喫サブスク」。 出雲市と松江市の人気観光施設 5 か所を巡る 1 日旅プランです。 旅行代金 5,000 円の定額で、お値段以上のグルメや観光体験が楽しめる企画になっています。 【期間 : 7 月 1 日 - 8 月 31 日(水曜除く) 旅行代金 1 人 5,000 円(2 人から)】

「コロナの影響でバスツアーに苦戦しておりまして、バスを使わず個人客に楽しんでいただくプラン。 (対象施設どこに何時に行っても構わない?) その通りです。(同上)」

利用客は基本マイカー移動。 行程は自由で、好きな時間に対象施設を訪れ、サービスを受けることが出来ます。 最初に訪れたのは、出雲大社近くの観光センター。 ここでは、割子そばと天丼の人気セットが味わえます。 【天丼割子 2 枚セット 通常 1,450 円(税込)】

「心地の良いのど越しとそばの風味がたまりませんね。 飯南町産の舞茸の重量感。 舞茸なんですけど、肉厚のジューシーさ、食べ応え抜群の天ぷら最高ですね。(木谷)」

「美味しかったです。 ごちそうさまでした。 (お待たせしました。 ソフトクリームのミックスです。) こちらも付いているんですね。 かなりお得ですね。(同上)」 【抹茶ソフト 通常450円(税込)】

お腹も満たされたところで、次に訪れたのは、松江市の玉造温泉近くの観光施設・いずもまがたまの里伝承館。 蝋石と呼ばれる天然石を磨くまがたま作り体験です。 【まがたま作り体験(蝋石) 所要時間 30 分 通常 1,000 円(税込)】

「完成しました。 30 分磨きをかけるだけで、美しい勾玉になりました。(同上)」

通常 5 つの施設をめぐって食事や体験すると 5,380 円かかりますが、「しまね満喫サブスク」では 5,000 円に。 しかし、380 円分安いだけでは、あまりお得感がありません。

「We Love 山陰キャンペーン展開しておりますので、半額の 2,500 円でお楽しみいただくことができます。(前田)」

なんと、We Love 山陰キャンペーンとあわせると、旅行代金は半額の 2,500 円に。 これはお得です!

「県民の皆様には県内の観光施設、土産物屋によっていただいて旅行を楽しんでいただいて、経済効果に寄与できればと思っている。(前田)」

地元旅を定額料金でお値段以上に楽しんでみてはいかがでしょうか。 (BSS 山陰放送 = 6-30-21)


CA の観光ガイドがスタート 島根県出雲市

新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除を受け、島根県出雲市で 22 日、日本航空 (JAL) の客室乗務員 (CA) による観光ガイドが始まった。 初日は、義理の両親が県出身という石橋香奈子さんが、出雲大社前の神門通りにある観光案内所の業務に就き、おもてなしのプロとして気配りを誓った。 出雲観光協会スタッフの案内で、あいさつがてら周辺店舗を巡り、現状に理解を深めた。 コロナ禍で遠のいた客足の回復が望まれる中、店員から「観光客が多くなるのを見ると涙が出る」と聞くと、厳しい航空業界の現状と重ね、涙ぐんだ。

事前に神話を学んできたという石橋さんは「気遣い、配慮を発揮し、心に寄り添ったガイドをしたい」と意気込んだ。 CA の観光ガイドは、市が観光需要を掘り起こそうと JAL に依頼。 県出身の 9 人を含む CA 20 人が県を応援したいと手を上げた。 20 人は「ふるさと応援隊」として交代しながら、市内周遊観光タクシー「うさぎ号」のガイドを務めるほか、観光案内所「神門通りおもてなしステーション(出雲市大社町杵築南)」を拠点に接客する。

当初 5 月スタートを予定したが、緊急事態宣言発令で延期になっていた。 市は開会中の 6 月定例市議会に、CA 拡充などの経費 330 万円を盛り込んだ 2021 年度一般会計補正予算案を提出している。 可決されれば 7 月以降、勤務は現在の週 3 日 1 人から週 6 日 2 人となる見込み。 (松本直也、山陰中央新報 = 6-22-21)


アムスメロンを堪能、かき氷・シェーク 島根県益田市

島根県益田市の特産「益田アムスメロン」は、今が出荷の最盛期。 市内では、メロンの果肉を使ったシェークやかき氷が販売されている。 小中学校の給食にも登場。 県内外に PR しようと取り組みが進んでいる。 昨年 12 月に新装開店した益田市駅前町の青果店「Fruits moritani (モリタニ)」では、果肉がたっぷり詰まったアムスメロン氷(税込み 864 円)とアムスメロンシェイク(同 972 円)を販売している。 見た目が悪かったり、サイズが小さかったりした規格外のメロンを活用したスイーツだ。

全国に出荷されるアムスメロンは、サイズなどによって品分けされ、規格外となったメロンはほとんどが廃棄処分されてきた。 市内のメロン農家の女性たちでつくる「ほしみっつ +」のメンバーは、モリタニの森谷典子社長 (40) に規格外メロンの活用法を相談。 昨年、シェークが生まれ、今年はかき氷が新たにメニューに加わった。 コロナ禍のため、店内での飲食はできないが、手軽に持ち帰ることができる。

「ほしみっつ +」の渋谷さやかさん (40) は「先人から受け継ぐメロンの味と栽培技術を多くの人に知ってもらいたい。」 森谷社長は「農家のみなさんが 1 年かけて丹精込めて作ったメロンを余すことなく味わってほしい」と話した。 店の営業時間は午前 10 時 - 午後 5 時。 水曜定休。 問い合わせは同店 (0856・22・0322) へ。(水田道雄、asahi = 6-18-21)


「機関銃みたいな音」を出す "動かない鳥" まるでマフィアのボス …
バズって全国から見学者が

島根・松江市にある花と鳥のテーマパークで、「動かない」ことで有名な鳥のある行動が全国的に話題になっている。 注目度が高まる中で迎えた初の週末には、展示されているコーナーの前に人垣も。 インパクトのある「音」だということで、TSK さんいん中央テレビ取材班もその撮影に成功した。

Twitter : フドウくん

来園者 : 「フドウくん。 機関銃みたいな音がするってやつ。」 フドウくんとは、ペリカンの一種でハシビロコウという鳥のこと。 いかつい顔とめったに動かないとして話題になり、名前の「フドウ」の由来もその習性から。 普段はほとんど動かないという。 今回は別の理由で話題を呼んでいた。 それは、「クラッタリング」による機関銃のような音を出しながらのっそりと歩く姿。 それはまるでマフィアのボスのようにも見える。

松江フォーゲルパーク・山田篤さん : 「あいさつだったり、好意を示している。 「クラッタリング」といいます。 実はくちばしを振動させて音を出している。 飼育員が撮影した映像が 5 月にツイッターに投稿されると、「思った以上に銃声音」など多くの反響を呼び、これまでに 70 万回近く再生されている。

松江フォーゲルパーク・山田篤さん : 「ちょっとおもしろい動画だったので、わりと反響はあるかなと思いつつ、予想以上の反響で驚いています。」

飼育員にお願いして撮影してもらうことに。 飼育員は裏口からフドウくんの元へ向かった。 普段なかなか音を出すことはないというが …。 TSK さんいん中央テレビのカメラでもその音を収めることできた。 正面からはわかりにくいが、横から見るとくちばしが振動しているのがわかる。

来園者 : 「ちょっとだけでしたけど、でも嬉しかった!」

来園者 : 「きのう見たテレビと同じだった。 ラッキーでした。」

松江フォーゲルパーク・山田篤さん : 「彼の動きとか空気の震えとかを感じながら、実際に聞いてもらえればいいと思う。」

インパクト大のフドウくんの「あいさつ」。 夕方 4 時以降の餌やりのタイミングが狙い目だとしている。 (TSKさんいん中央テレビ = 6-13-21)


「進撃の巨人」の超大型漫画、鳥取へ進撃 限定本を展示

鳥取県米子市角盤町 1 丁目の複合商業施設「GOOD BLESS GARDEN (グッドブレスガーデン)」にある「米子マンガミュージアム」に、人類と巨人の戦いを描いた漫画「進撃の巨人」の超大型コミックスが登場した。 表紙が縦 101 センチ、幅 71.5 センチで、重さ 13.7 キロ。 巨人になった主人公エレンが読むことを想定し、今年 4 月の連載終了前に講談社が企画。 3 月に限定 100 冊で発売(1 冊 16 万 5 千円)されると約 2 分で完売し、「出版された最大の漫画本」としてギネス世界記録に認定された。

ミュージアムを運営するジョイアーバン(米子市)も「来館者に楽しんでいただける」と 1 冊購入した。 訪れた人たちは「迫力ある」と喜んでいた。 連載開始時からのファンという米子市の男性 (48) は「大きくしたことはこの漫画ならではですね」と見入っていた。 展示は 8 日まで。 その後は、9 日のコミックス最終巻発売に合わせ、ジョイアーバンなどが運営する米子市や倉吉市の「TSUTAYA」で巡回展示される。 (大谷秀幸、asahi = 6-7-21)


ベトナム人技能実習生の男を殺人未遂容疑で逮捕
口論の末に刃物で刺し実習生を負傷させる 出雲

出雲市斐川町でベトナム人技能実習生の男同士が口論になり、1 人がもう 1 人を刃物で刺したとして 27 日夜、殺人未遂の疑いで逮捕された。 逮捕されたのは出雲市斐川町に住むベトナム人技能実習生で 23 歳の男で、25 日午後 8 時 30 分ごろ、同じベトナム人技能実習生複数人と自宅にいたところ口論になり、このうち 33 歳の男性を刃渡り 10 センチの果物ナイフで刺したとして、殺人未遂の疑いで昨夜逮捕された。

刺された男性は、左腕に全治 1 か月の怪我をしたが、命に別状はないという。 警察によると、事件直前にチェン容疑者と刺された男性を含む少なくとも 3 人のベトナム人男性が口論になっていて、全員がけがをしていた。 容疑者の男は、「殺すつもりはなかった」と容疑を否認していて、警察が刺した動機などを調べている。 (TSK さんいん中央テレビ = 5-28-21)


元電通マンが島根で農業を志す理由 「実質リストラ」炎上の業務委託、当事者の "今"
「八方ふさがりからの脱出」

電通を退職した社員が「プロフェッショナル・パートナー」としてニューホライズンコレクティブ(以下、NH)と業務委託契約を結び、継続して一定量の業務委託を受ける - - このプロジェクトの発表に対し、ネット上で「体の良いリストラではないか」との批判が巻き起こったのが 1 月のこと。 それから約 5 カ月が経過し、実際に退職した元電通社員・現 NH メンバー(正式にはプロフェッショナル・パートナーだが、現場ではこの呼び方が定着している)は今、何を思うのか。 記者発表会に登壇した 5 人のメンバーの話を聞いた。

「窮屈さからの解放」、「伝統文化を発信したい」 - - それぞれの理由

データやテクノロジー領域で活躍してきた佐伯愉氏が NH 参加を決めたのは、もともと転職意向を持っていたためだ。 「そろそろ転職しようかなと思っていたところで NH の企画があり、2 回くらいクリックすればいけたので」と語る。 企業勤めならではの「窮屈さ」を肌で感じており、解放されたかった。 また、データやテクノロジーは産業・分野を超えて使われていることから、自分自身も幅広く、産業を超えていきたいとの思いもあった。 NH としてもデータや AI の領域に取り組みたいとい考えている。

NH メンバーの中でも、「ほぼ最年長」にあたるのは新倉昭彦氏。 電通には新卒で入社してから 37 年弱勤めてきたが、役職定年のある 50 歳前半からキャリアについて悩み、雇用継続するか迷った末、NH を選んだ。 現在は、電通の営業局や NH アカデミー部門にも携わっている。 今後は「金も、暇も、体力もある」 NH メンバーでできる社会貢献活動を模索していきたいという。

長尾千登勢氏は、電通時代は日本企業の海外発信をクリエイティブ PR 領域で担当していた。 現在は法人を立ち上げ、日本の伝統文化の海外発信に取り組んでいる。 伝統文化のクライアントは中小企業で、電通ではクライアント登録できないこともあった。 プライベートでは子どもが大学生になり、手が離れるタイミングだったことも後押しし、地方・中小企業のサポートをしたいと考え NH 参加を決めた。 現在は、スマホで能を鑑賞するプロジェクトや、和菓子をデジタルで転送して食べる「サイバー和菓子」などに取り組んでいる。

正源司剛氏は島根からリモート登壇した

正源司(しょうげんじ)剛氏は、電通が総合マーケティング会社にシフトするなか、「昔ながらのマス広告の経験しかない自分に、今後の居場所はあるのか」と感じていた。 65 歳まで勤め続けても、その後、自分はどうしたらいいのかという危機感もあった。 「八方ふさがりを脱出するためのチャレンジは少しでも早い方がいい」と考え、NH を選んだ。 一定の業務委託の対価として固定報酬がもらえる点も魅力的だったという。

1 月に島根県に移住し、自営農業を始めるために苺の師匠からマンツーマン指導を受けている。 並行して NH メンバーと共に地元の企業や個人に対し自主提案を始めたところだ。 農業の生産のみに限らず、流通やコミュニケーションの部分も NH メンバーとチャレンジしていきたいと語る。

クリエイティブディレクターの赤松隆一郎氏は、ミュージシャンとしても活動してきた。 広告と音楽の二輪でやっていくうち、勤務地や副業といった縛りから自由になりたいと感じるようになっていた。 ここ数年、先輩や好きなミュージシャンが相次いで亡くなり、「自分もいつ死ぬか分からない」と思い NH に参加した。 今までであればスケール感の問題で受けづらかった、地元・愛媛の観光 PR の仕事をしており、地元の役に立てることに喜びを感じている。 音楽活動についても、NH 内でレーベルを作りたいという構想がある。

登壇者の明治大学教授・野田稔氏は、5 人の話に企業に勤めることの閉塞感と「今始めなければ」という切迫感が共通することを指摘した。

「実質リストラ」なのか?

NH メンバーのうち、個人事業主になったのはおよそ 6 割、法人代表になったのは約 4 割だという。 NH と業務委託契約を結ぶメンバーは 5 月 27 日現在、217 人。 オリンピック終了後に合流するメンバーを含めると 230 人前後になる。 平均年齢は 52 歳、いわば「リストラ適齢期世代」である。 実際に、NH 代表の野澤友宏氏にも「早期退職の 1 バリエーションなのでは」との意見が多く届いていたという。 しかし、野澤氏はあくまでも「人生 100 年時代、個人が社会に対して発揮する価値を最大化するための『ライフシフトプラットフォーム』だ」と否定する。

ライフシフトプラットフォームのねらい

NH は、早期退職には一般的に 3 つの不安があると分析する。 (1) 収入面での不安、(2) 社員同士のつながりが薄れてしまう関係性の面での不安、(3) 新しい仕事が見つかるか分からないという仕事面での不安だ。 こうした不安に対し NH は、(1) 収入面では一定の業務委託を続けることで安定的な収入を確保、(2) 関係性の面での不安はコミュニティーを組成することで解消し、(3) 新たな収入源を開拓できるよう、メンバーの専門知識をセミナー化するサポートなどを行うとしている。 また、新たに「学び直しの場」としてセミナーや勉強会を行う「ライフシフトアカデミー」の創設するなどしている。

今後は、これまで電通グループでカバーできていなかった、地方・中小企業やスタートアップのニーズにも応えていく方針。 当面はプロジェクトへの新規参加者は応募せず、何年か運用したのち成果を見て再度検討するという。 (小林可奈,ITmedia = 5-28-21)


島根沖で北朝鮮貨物船浸水 乗員 21 人無事

21 日午後 10 時 55 分ごろ、島根県・隠岐諸島の沖合を航行中の北朝鮮船籍の貨物船「CHONG BONG (約 5,500 トン、21 人乗り組み)」から、第 8 管区海上保安本部(舞鶴)に「貨物倉庫が浸水している」と救助要請があった。 8 管によると、乗組員全員が救命艇で脱出し、要請から約 5 時間半後に近くを航行中の北朝鮮船籍のタンカー「YU JONG-2」が救助した。 8 管によると、貨物船は鉄を積んでおり、北朝鮮の清津港を出発し同国の松林港へ向かっていたという。 油の流出は確認されていない。 現場は隠岐諸島から北北西に約 45 キロの排他的経済水域 (EEZ)。 (sankei = 5-22-21)


プログラミングスクール『テックアイエス』が島根県・愛知県へ 2 拠点同時展開!

株式会社テックアイエス

株式会社テックアイエス(所在地 : 東京都目黒区、社長 : 植松 洋平)は、プログラミング学習をさらに加速させるため 2021 年 5 月 10 日(月)に島根県・愛知県へ同時展開したことをご報告いたします。 2019 年に愛媛県からスタートしたテックアイエスは、2020 年 12 月に広島県へ進出。 その後もさらなる地方でのプログラミング学習を躍進させるため、コワーキングスペースの開設や TVCM の放映など様々なかたちで拡大して参りました。

現在のコロナ禍において、おうち時間やリモートワークなどオンラインを活用した生活や学習スタイルへの移行が加速していますが、同時にオフラインでのサポートや学習環境へのニーズが高まってきています。 テックアイエスにおいてもオンラインでのサポートを充実させる一方で、オフラインでの学びの場の重要性を受けて、このたび島根県と愛知県で新たな拠点を展開することとなりました。

店舗情報

◇ テックアイエス 島根校 : 島根県松江市末次町5 SUETUGU
◇ テックアイエス 愛知校 : 愛知県名古屋市中区錦 1 丁目 17-13 名興ビルディング 2 F MYCAFE 錦通店

取締役社長、植松から開校についてのコメント

今回、島根県と愛知県で拠点を展開いたしました。 1 拠点目の愛媛校設立から 2 年間、愛媛校は愛媛で育ってきた私が運営してきました。 同じように島根校・愛知校の新店舗においても地元の発展への思いがあり、テックアイエスの志を共にした人材が立上げを行なっています。 東京、愛媛、広島に新しく加わった島根と愛知の全 5 拠点を通して、より多くの方が直接テックアイエスのサービスを受けられるよう尽力してまいります。

株式会社テックアイエスについて

テックアイエスは 2019 年 4 月より愛媛県からスタートした、プログラミングスクールです。 「どこにいても、生まれても、世界最高の教育を受けられる」ことをバリューに掲げています。 「愛媛の田舎に生まれても、インドの貧困地帯に生まれても、アメリカのシリコンバレーにいる Google エンジニアの家庭に生まれたような教育をすべての人に届ける」ことをコンセプトとして、時代を支える最先端のテクノロジーの力を学べるサービスを全国・世界へと展開をしています。

2021 年 2 月時点のテックアイエスの拠点は日本(東京・愛媛・広島・島根・愛知)、アメリカのシリコンバレー、インドのバンガロール。 生徒数は 500 名以上在籍中。 過去に愛媛の老舗旅館「大和屋」や高知の老舗旅館「三翠園」にてプログラミング合宿を開催。 (PR Times = 5-10-21)

参照サイトと問い合わせ

テックアイエス ( https://techis.jp/ )
マッチングアプリなび ( https://matchapp-navi.com/ )
月刊 MA ( https://gekkan-ma.jp/ )

担当 : 渡部(わたなべ)
電話 : 080-4610-0530
メール : pr@techis.jp


鳥取・島根県が宿泊費用を半額補助 5 月末まで期間延長

鳥取県と島根県は両県民を対象に実施中の宿泊・観光割引「#WeLove山陰キャンペーン」の対象期間を 5 月 31 日まで延長すると発表した。 当初は 3 月末で終了予定だったが、4 月末、5 月末と 2 度伸びた。 同キャンペーンでは宿泊施設の半額(1 人 1 泊あたり上限 5,000 円)、観光施設の半額(* 1 人 1 回あたり上限 3,000 円)を補助する。 観光施設の割引は観光施設入館料、日帰り温泉、スキー場のリフト代、ゴルフ場の利用料等が対象となる。 (* 島根県内の観光施設等では「しまねプレミアム観光券」を利用)

また鳥取県民に限り、旅行会社が催行する日帰り旅行の半額(1 人 1 回あたり上限 5,000 円)を補助するほか、宿泊料金など応じてクーポン券を配布する。 同キャンペーンでは利用にあたり、本人確認書類(運転免許証・健康保険証等)の持参およびアンケートへの回答を求める。 また、Go To トラベル事業が再開した場合は、キャンペーンを終了する。 (ITmedia = 4-12-21)


歓送迎会めぐる島根知事発言 岩田教授「賛成しません」

山陰で新型コロナウイルス感染者が初めて確認されてから、島根では 9 日、鳥取では 10 日に 1 年を迎える。 7 日夕時点で、鳥取の感染者数は全国一少なく、島根は死者ゼロ。 なぜ山陰は感染が少ないのか。 行政の対策をどうみるのか。 島根医科大学(現・島根大学)を卒業するまで島根県で過ごした感染症内科医の岩田健太郎・神戸大学大学院教授 (49) に聞いた。

「歓送迎会、できるだけして」島根知事が県民に呼びかけ

- - 感染者数が山陰で少ない要因は何でしょうか。

山陰地域の特性を吟味した研究を行うべきではあると思いますが、そういったデータがないのではっきりしたことが言えません。 ただ、まず流行地との人の出入りが少ないことがあるでしょう。 そして、地域内での人と人との距離(ソーシャルディスタンス)が流行地に比べてずっと長い、という地理的取りえがあるでしょう。

- - 4 月末まで山陰両県の観光業を支援する「#WeLove 山陰キャンペーン」が実施されています。 感染が抑えられている地域内で、観光促進の施策は歓迎されるべきものですか。

促進してもよいでしょう。 ただし、地域外からの人の移動を最低限にし続ける、という前提が重要です。 ウイルスを持ち込まれたら、その促進策が感染を広げかねません。

- - 島根県では「9 人以下」や「県外から来た人がいる場合、来県後 2 週間経過した後で開く」といった目安を示し、経営が厳しい飲食店の支援のため歓送迎会をできるだけして欲しいと知事が呼びかけました。 賛成しますか。

賛成しません。 コロナ後の世界は、我々が慣れ親しんだ昭和の時代とは違います。 人が群れになって酒盛りすることで歓迎する、という従来の慣習は(少なくとも当面は)放棄すべきだと考えています。 飲食店支援は、個食の励行や、金銭その他の直接支援がよいのではないでしょうか。

- - 鳥取県は、積極的疫学調査で広く PCR 検査をしたり、クラスター(感染者集団)が発生した施設名を公表したりすることなどを定めた「クラスター対策条例」を全国で初めて制定しました。

感染者が少ない県ではとても合理的なプランでしょう。 施設名の公表については、両刃の剣ですから、一概に申せませんが。

- - 島根にはバスケットボール B1 スサノオマジック、鳥取にはサッカー J3 ガイナーレという屋内と屋外のプロスポーツがあります。

流行地でも当てはまることですが、県外から来る相手チームのサポーターの受け入れ人数は制限し続ける必要があります。 屋内外はあまり関係なく、プレーを観戦している間の感染リスクは、対策をちゃんとしている限り、小さいでしょう。 問題は、観戦に付随する移動や宿泊、飲食などです。 サポーターの数が増えればそういうところで「緩み」が生じ、感染が持ち込まれやすくなります。

- - 岩田教授のご両親は島根にお住まいです。 どんな感染症対策をとるように助言されていますか。

うちの両親は人が少ない所に住んでいるので、特別な感染対策は必要ないでしょうね。 外食とかもほとんどしませんし。

- - 今後心配されている変異株について、個人ですべき対策、行政などにとってほしい対策はありますか。

変異株に対して、個人でできる対策は特にありません。 変異株は流行しやすく、死亡リスクも高いので国レベルで封じ込めるべきでした。 もはや手遅れかもしれません。 (構成・長崎緑子、asahi = 4-7-21)

いわた・けんたろう : 松江市出身。 米国、中国などでの病院勤務を経て、2008 年から神戸大学。 コロナの集団感染が起こったダイヤモンド・プリンセス号に災害派遣医療チームの一員として乗船した。


子ども食堂普及 鳥取は 3 位、お隣の島根はなぜ最下位?

低額で食事を提供し、子どもの居場所にもなっている「子ども食堂」。 全国でその数は増加傾向にあるが、山陰両県の普及度は鳥取が全国 3 位の一方、島根は全国最下位。 この差はどこから来るのか。 2017 年に立ち上げた島根県益田市の「たかつ子ども食堂」は、高津地区の民生委員らが中心になり、幼児から中学生までの子どもを受け入れている。 代表の永本つる枝さん (73) は「子どもの孤食を減らし、居場所作りをしたい」と話すが、運営については率直に「苦しい」と言う。

年に 6 回開く会には、毎回平均 160 人が参加する。 参加者から 100 円を受け取り、あとは民生委員の活動費や地区の社会福祉協議会の資金に頼る。 フードバンクや地域の人が米を提供してくれることもあるが、施設代や保険料もかかり、資金面でいまの開催数が限界だ。 人手の確保にも苦労している。 幾度か行政に窮状を訴えたが支援は得られなかったといい、「行政は居場所作りという子ども食堂の意義を分かっていない」と感じている。

NPO 「全国こども食堂支援センターむすびえ」の 2020 年の調査によると、島根には 18 の子ども食堂がある。 全国の都道府県で最も数が少ない。 校区内に子ども食堂がある小学校数の割合を示す「真の充足率」も 8% で最も低い。 全国で子ども食堂が増え続けている中、前年調査から 3 カ所減。 減少したのは宮城、岐阜、島根の 3 県のみだった。 子ども食堂の運営はボランティアや寄付、行政の支援が重要だ。 しかし担い手は場所、資金、人手の確保の大変さを訴える。

出雲市のある NPO の代表の男性は、2016 年秋に、1 年ほど運営した食堂を閉鎖した。 ボランティアの募集や企業からの支援を募ったが集まらず行き詰まった。 「行政や企業の理解が得られず、周りの地域作りの意識も低かった」と嘆く。 島根県の対応は鈍い。 県地域福祉課の担当者は「行政がどこまで市民のボランティア活動に関わるものなのか。本当に必要なものなら公がやればいいはず。」

一方で、国は 1 4年 1 月施行の「子どもの貧困対策の推進に関する法律」で対策に力を入れる。 島根県は来年度から同法に基づいて「生活困窮者支援・子どものセーフティネット推進事業」を始める。 子ども食堂への助成も含まれ、市町村と半分ずつ負担する格好で、新規開設に最大 50 万円、既設の拡充にも最大 20 万円を支援する。 また、運営者の相談の受け皿として、支援拠点の設置も予定している。

一方の鳥取県。むすびえによると、60 カ所の食堂がある。 真の充足率は 38.14% で、沖縄県、滋賀県に次ぐ高い割合だ。 県内の子ども食堂を支援する任意団体「とっとり子どもの居場所ネットワーク "えんたく"」のコーディネーター福安潤一さん (41) は「県や自治体の補助制度が手厚く、立ち上げの準備がしやすい」と話す。

県は「子どもの居場所づくり事業補助金」を 2016 年度に始めた。 子ども食堂の開設を支援する市町村に対し、市町村が食堂に補助する額の 3 分の 2 (最大で 200 万円)を県が助成する制度だ。 食材費や人件費など運営にかかる経費についても、市町村が支援する場合はその半分を年度ごとに県が助成している。 月 3 回までの開催であれば 100 万円、4 - 15 回なら 150 万円、月に 16 回以上であれば 200 万円を上限に補助する。

19 年度までに、鳥取市や米子市などで 17 カ所の食堂がこの補助金を活用し開設された。 運営経費の補助金も 19 年度は鳥取市、岩美町、智頭町、八頭町、南部町にある 17 カ所の食堂が活用している。 また、えんたくは食堂の開設について相談を受け付け、スタッフや会場の確保などを包括的にサポートしている。 食材の分配や講習会の開催など、運営面の支援も継続して展開している。 福安さんは「何かあればいつでもえんたくに相談できる。 運営者としても継続しやすいのではないか。」と話す。 (榊原織和、宮城奈々、asahi = 4-1-21)

むすびえ理事長で社会活動家の湯浅誠さんの話 : 鳥取はえんたくや行政の積極的な取り組みの結果、県全体で活動が盛り上がった。 リーダーシップを発揮すべき人たちが、子ども食堂という活動にどれだけ反応したのかが、島根との違いだ。

島根はやる気のある人がいてもドライブがかからない状態。 「予算化しない限り、民間の活動には関わらない」というのは行政の陥りがちな考え方。 行政はたとえ予算化しなくとも、基金をつくったり広報に食堂のお知らせを入れて認知を高めたり、行政のリソースを使って活動をバックアップすることはできるはずだ。 また、県内を回って食堂の立ち上げや継続を支援するコーディネーターを委嘱する事業に予算を計上する方法もある。民間の活動には手を出さないという島根県の状態はアンテナが低いのではないか。

子ども食堂の都道府県の「真の充足率」 * むすびえの「こども食堂全国箇所数調査 2020」から。 全国平均は 19.24%。
1沖縄県48.13%
2滋賀県43.64%
3鳥取県38.14%
4東京都34.41%
5長野県30.96%
43岡山県10.54%
44徳島県10.00%
45岐阜県9.81%
46長崎県8.26%
47島根県8.00%

子ども食堂 : 子どもが 1 人でも行ける無料または低額の食堂。 2012 年に東京都大田区の八百屋から始まったとされる民間の自主的な取り組み。 子どもの貧困対策と地域の交流拠点という二つの側面がある。 地域の高齢者などを広く受け入れ「地域食堂」とするところもある。 NPO 「むすびえ」の 2020 年 12 月発表の調査によると、全国に 4,960 カ所ある。