ファッションチェック : 中条あやみ、中島美嘉、飯豊まりえ、池田エライザ、すみれ

中島美嘉さんは 24 日、東京都内であった映画「雪の華(橋本光二郎監督、2 月 1 日公開)」のジャパンプレミアに登場した。 主演の中条あやみさんはファッションブランド「CHANEL (シャネル)」のニットのセットアップ姿ですらりと伸びた美脚を見せた、キュートな装いだった。 白 x ブルーでビッグシルエットのカーディガンとミニスカートの組み合わせ。 胸元にシャネルのロゴが入り、胸元にも同ブランドのロゴ入りネックレスを合わせていた。 インナーは白いタートルネックで、足元は白 x シルバーのサンダルに白いソックスを合わせたホワイトコーデだった。

主題歌を歌う中島さんは、パワーショルダーの黒いミニワンピースに、スキニーな黒いパンツ、厚底のショートブーツを合わせて美脚を際立たせたハードなファッション。 ワンピースはウエスト部分が開いたデザインで、美しい肌をのぞかせていた。 黒いブレスレット、真っ赤なネイル、シルバー系のイヤリングでスタイリッシュにまとめていた。

飯豊まりえさんは 26 日、東京都内であった出演映画「トラさん 僕が猫になったワケ(筧昌也監督、2 月 15 日公開)」の完成披露舞台あいさつに出席した。 白シャツ、白いボウタイ付きボレロ、白いミニスカートというホワイトコーデで、すらりとのびた美脚を見せた可愛らしいいでたち。 パール系のリングを合わせ、黒いワークブーツと黒いネイルでハードさもプラスした甘辛ファッションだった。

池田エライザさんは 23 日、東京都内で開催された「みんなが選ぶ!! 電子コミック大賞 2019」の授賞式に、ブラウンの総柄ワンピース姿で出席した。 胸元がV字に開いたタイトなラインで、美しいスタイルを際立たせる大人っぽいデザイン。 個性的な黒いパンプスを合わせ、膝下丈ながらすらりと伸びた美脚をのぞかせていた。

すみれさんが 24 日、東京都内で開かれた高級ブランド「ブルガリ」の「サン・ヴァレンティーノ 2019」記者発表会に、黒いホルターネックワンピース姿で登場し、美背中を披露した。 アンクルストラップのピンヒールサンダルを合わせ、美脚もちらりとのぞかせたシンプルながら上品ないでたち。 髪はタイトな一つ結びで、小ぶりのイヤリングを飾り、ゴールドのバングルやリングがさりげないアクセントになっていた。 (毎日キレイ = 2-2-19)


ラフ・シモンズ、同じデザイン、違う色

デヴィッド・リンチへオマージュを込めて

昨年末にカルバン・クラインのチーフクリエイティブオフィサーを退任したばかりのラフ・シモンズは、シャングリラホテルで自身のブランドのコレクションを発表した。 "ディプティック (二連板)" と名付けられたショーは、同じデザインのコートを前半と後半で色を変えて見せた。

床まで届きそうなIシルエットのマキシコートは衿が大きく、肩には "Heroes"、ビッグサイズのコートには花やチェリー、ハートのモチーフがついている。 チェスター、ステンカラー、トレンチ、モッズなどコートの種類も様々なら、シルエットも細身のものからデフォルメしたようなオーバーサイズのものまで様々だ。 モデルたちの帽子は半円形で、ジョッキー帽のようでもありヘルメットのようでもある。 コートやパンツには「英雄 敗者」、「スマホ依存症」、「黄色恐怖症」などの言葉がプリントされている。

前半は黒やベージュ、グレーなどベーシックカラーのコートが続く。 後半はグリーン、パープル、ピンク、オレンジ、イエローとビビッドなカラーに。デザインは同じながらまったく異なったイメージだ。 音楽も後半はベルギーのポストパンクバンド、ウィスパリング・サンズによるライブ。 またデヴィッド・リンチの映画『ブルー・ベルベット』にも影響を受けており、女優ローラ・ダーン演じるサンディの顔をニットやコートにパッチワーク。 イーストパックとコラボレーションしたバックパックやドクターマーチンとコラボレーションした小物もチェックしたい。 (Vogue = 1-21-19)


ファッションチェック : 北川景子、観月ありさ、中条あやみ、長澤まさみ、橋本マナミ

北川さんは、美容誌「美的(小学館)」の読者が "なりたい顔" を選ぶ「美的ベストビューティウーマン」に選ばれ、20 日、東京都内での贈賞式に出席。 光沢のある落ち着いたブルーのドレスに、きらめくハイヒールサンダルを合わせたエレガントなファッションだった。 ドレスは、ノースリーブで左肩にリボンをあしらい、共布の太ベルトと、アシンメトリーになった裾がアクセントになったデザイン。 大ぶりのリング、ブレスレット、イヤリングを輝かせていた。 北川さんは今年の「なりたい顔」と今年から新設された「なりたい髪(ヘア)」をダブル受賞した。

観月さんは 19 日、東京都内で開かれた手塚治虫の未完マンガが原作の主演舞台「悪魔と天使(19 年 1 月 19 日から KAAT 神奈川芸術劇場ほかで上演)」の製作発表会に出席。 ワンショルダーの白いミニワンピースに黒いストラップパンプスを合わせて、自慢の美脚を見せていた。 ワンピースは黒いリボンでウエストマークしたデザイン。 存在感のあるネックレスとブレスレットを合わせていた。

中条さんは 22 日、東京都内で行われた主演映画「ニセコイ(河合勇人監督)」の公開記念舞台あいさつに、クリスマスデートをイメージしたコーディネートで出席。 ミニ丈のツイードのセットアップにショートブーツを合わせた、甘めなきちんとコーデで長く美しい脚を見せていた。 セットアップは、ノーカラージャケットとキュロットの組み合わせ。 黒いタイツを履き、リボンが巻き付いたようなデザインが特徴的な黒いハーフブーツ、ゴールドのネックレスを合わせていた。

長澤さんは、爽やかなブルーの花柄ワンピースを品良く着こなしていた。 マキシ丈で後ろの裾が長いフィッシュテールデザイン。 真っ赤なパンプスを見せて着こなしのポイントにしていた。 右手の人さし指に大ぶりのリングを着けていた。 橋本さんは、黒いベアトップのドレスに、赤いリップとネイルのコントラストが美しい、あでやかなコーディネートだった。 ドレスは胸元にリボンを配したデザインで美しいデコルテや背中を見せていた。 パール系の揺れるイヤリングで華やかさを添えていた。 (毎日キレイ = 1-5-19)


新しさよりも - - 意識の変化に呼応〜ファッション回顧 2018

環境や動物への配慮

ファッションに倫理性や持続可能性を求める動きが、これまで以上に強く表れた 1 年だった。 オーガニックコットンや、本物の毛皮に似せた「エコファー」、再生素材に古着のリサイクル、レンタルドレス。 20 世紀から続く大量生産・大量消費による環境破壊などへの反省から、人や動物、地球に優しいとされる商品やサービスが人気だった。 単なる新しさや質、デザイン性ではなく、社会的な意義など、感情や理性に訴える力がより求められるようになったのだ。

生活者の意識の変化に合わせ、多くのブランドが動物愛護や環境、生産者の労働環境の問題に配慮する取り組みを次々と発表した。 去年のグッチに続き、ヴェルサーチェやマイケル・コースが服やバッグなどで毛皮を使わないと表明。 初夏にはユニクロや H & M がアンゴラヤギの毛であるモヘアの使用をやめると発表した。 12 月にはシャネルまでもが、高級バッグなどの主力素材であるワニやヘビなどエキゾチックレザーの不使用を打ち出した。 アパレルが売れ残り商品を大量に廃棄していることが問題となり、批判を受けていたバーバリーが焼却処分をやめると 9 月に宣言した。

多様性の表現、さらに

世界的に社会の分断が指摘されるなかで、性差や肌の色、出自による差別をなくし、多様性を認めようとする機運が様々な形で現れた。 1 月、米ゴールデングローブ賞の授賞式で、俳優たちが黒一色のドレス姿でセクハラの撲滅を訴えた。 3 月、老舗ルイ・ヴィトンがメンズでアフリカ系のデザイナー、ヴァージル・アブローを起用すると発表。 6 月のパリ・コレクションでは、多様な人種のモデルが多彩な色柄の服を着て「多様性」をアピールした。

7 月のパリでヴェトモンは、デザイナーの故郷であるジョージア(グルジア)出身のモデルにパンク調の服を着せた。 混乱した自国の歴史の中で、自身が負った傷への長年の怒りの表現だった。 「ジェンダーレス」への意識がさらに広がり、メンズとレディースを同時に発表するブランドが増えた。 カリスマ的デザイナー、エディ・スリマンが就任したセリーヌは初めてメンズに進出。 新作は、ドレスのほかはほぼ男女兼用だった。

こうした流れの中で、「差別的」と捉えられると、SNS で強い反発が広がった。 11 月にドルチェ & ガッバーナがネットで流した広告動画は、中国の文化を馬鹿にしているなどと批判され、不買運動に発展。 今月には、プラダの黒い肌のキャラクター製品が「人種差別的」との指摘を受けて撤去された。

明るい色、重ねる装い

街で流行したのは、重苦しい社会の気分を晴らすような赤やピンクなど明るい色。 ここ数年のトレンドだった 1990 年代調のストリートスタイルは、スカートにスパッツやパンツ、さらにブーツといったより凝った重ね着に。 ウエストポーチやロゴ入りアイテム、アニマル柄。 靴底がどんどん厚くなったスニーカーは、父親が履いていそうだと「ダッドスニーカー」と呼ばれた。 こうしたトレンドはあったが、いずれも大きな潮流にはならなかった。

10 月、日本のプレタポルテを草創期から引っ張り、正統派エレガンスを貫いてきた芦田淳が亡くなった。 服作りで最も大切なことは「愛を込めること」と語っていた。 有力ブランドは伸びしろのあるメンズやアジア市場に注力。 デザインの新しさよりも、ショーの演出や新奇な発想の期間限定店などで新鮮に見せる傾向が強まっている。

そんな中で、三宅一生は「野性の感覚を取り戻すことで生まれるものを形にする」と試作を重ねた。 また、コムデギャルソンの川久保玲は「心の中から自然に出てきた内面的なデザイン」に取りかかった。 世界的に知られるベテラン 2 人がそろって、人間が本来持つ感覚という原点に立ち戻ったことが、次の新たなものづくりの方向を示しているように思える。 (編集委員・高橋牧子、asahi = 12-26-18)


作業服どれがおしゃれ? 人気は細身、根強い裾広ズボン

清掃や建設現場などで働く人々が着る「作業服」が変わってきた。 灰色や紺色など地味な色が当たり前だったのは昔。 スーツと見まがうものも登場し、人気を呼んでいる。 背景にあるものは。 東京都豊島区のタワーマンション。 管理員の菊野哲二さん (66) は、白シャツに紺色のテーラードジャケット、細身のパンツ姿で玄関先の落ち葉をはいていた。 実はこれは作業服。 収縮性がある化繊製で動きやすく、「住人からすてきと言われる」と話す。

この作業服は、都内で水道工事を手がける「オアシスソリューション(東京都)」が社員向けに開発し、関連会社が今年から販売しているものだ。 農家やゴミ収集など幅広い現場で使われ、海外からも引き合いがあるという。

開発に乗り出したのは、人手不足に悩んでいた 2 年前。 当時社長だった関谷有三さん (41) は、実家も水道工事会社で、父のダボッとした青い作業服姿を、幼い頃から「格好悪い」と思ってきた。 「平日夜に家族で外食に行くと、隣のテーブルのお父さんはスーツ姿。 恥ずかしかった。」 同社では市販品を使ってきたが、「業界の印象を変えられれば」と考えた。

スーツ型を発案したのは、当時人事部にいた中村有沙さん (32)。 「作業着での通勤は恥ずかしい」、「営業の人たちは仕事後にそのまま遊びに行けていいね」との社員の声から思いついたという。 (河崎優子、丸山ひかり、asahi = 12-18-18)


川久保玲、「デザインしない」境地へ コムデギャルソン

コムデギャルソンのデザイナー、川久保玲は常に新しさに挑んできた。 それが 2019 年春夏の作品では「デザインしなかった」という。 「内面的なデザイン」に向かった川久保に聞いた。

- - 過去 5 年間のオブジェのような概念的な表現から一転しましたね。

抽象的なイメージを形にして、服ではないような形を作ることはある程度やりがいはありました。 しかし、それにはもう新しさを感じなくなったのです。 常に新しく、強く、人の心に刺激を与えて前に進むことを目指してきたけれど、その方向では次の新しさを見つけることができなかった。 そして最後に、デザインしないことがデザインではないかと気づいた。 心の中を探って、出てきた中身を素直にシンプルな形で出すしかないと決めました。 (編集委員・高橋牧子、asahi = 12-16-18)


至福の時空へ誘う 華麗なる観劇スタイル

ようこそ、ときめく時間へ。 幕が上がれば、そこは別世界。 弦の響き、空気を震わす歌声、魔王が叫び、妖精たちが舞う - -。 夢のひとときを味わいつくすため、今宵の身支度を楽しむのも、また一興。 (T Japan = 12-5-18)


ファッションチェック : 長澤まさみ、蒼井優、太田在、冨永愛

長澤さんは 11 月 20 日、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)で行われた映画「マスカレード・ホテル(鈴木雅之監督、2019 年 1 月 18 日公開)」の完成報告会見に出席した。 白地に濃いブラウンの模様があしらわれた、"主役級デザイン" のプリーツスカートに、光沢のある濃いブラウンの個性派プリーツトップスをインし、白いミュールを合わせた秋の装い。 ネイルもブラウン系でまとめていた。

蒼井さんは 11 月 24 日、東京都内で開かれた主演映画「斬、(恂{晋也監督)」の初日舞台あいさつに出席した。 秋にぴったりのブラウンのロングワンピースに同色系のパンプス、グレーのネイルという装いだった。 ワンピースは、袖やスカートにギャザーをたっぷり寄せ、アシンメトリーに仕立てた着こなしの、難易度が高い存在感のあるデザイン。 髪はタイトにまとめ、フラワーモチーフのイヤリングを輝かせていた。

太田さんは 11 月 22 日、東京・代官山の代官山 T-SITE で開かれたファッションブランド「シャネル」の期間限定店「シャネル 代官山 期間限定ブティック」のオープニングレセプションに登場。 太田さんは「2018/19 年クルーズコレクション」のツイードミニドレスで、大胆に美脚を披露し、会場を魅了した。

冨永さんは 11 月 21 日、ファッションブランド「ラルフ ローレン」のショップ「ラルフ ローレン 表参道(東京都渋谷区)」のリニューアルオープン記念パーティーに登場。 パープルのベロア調ドレスに黒いベルト、グレーのソックス、シルバーのシューズといういでたちに、存在感のあるコートを羽織ったエレガントな大人の装いだった。 (毎日キレイ = 12-1-18)


TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVAL
映画祭史上初! 大胆素敵なファッションショー!

東京国際映画祭で『GQ』が「FASHION GALA」をプロデュース

2018 年で 31 回目を迎えた東京国際映画祭。その特別イベントとして『GQ JAPAN』がプロデュースする "映画にまつわる" ファッションショー & トークショーが行われた。  2018 年の東京国際映画祭は、今までと違った。 日本が誇る国際映画祭としての地位を保ちつつ、文化的なつながりを他ジャンルに広げることを目的に、「観光 x 食、ファッション、音楽、アニメ、eスポーツ、スポーツ」の 6 ジャンルとコラボレーションした企画を実施したのだ。

そこで、ファッション分野で実現したのが、東京国際映画祭と東京のファッションウィークを主催するアマゾン ファッション ウィーク東京とのコラボレーション。 2018 年 3 月のファッションウィークで『GQ JAPAN』が韓国ブランド「フライノック」のショーをプロデュースしたのであるが、その演出能力を買われ、『GQ JAPAN』が映画祭の特別イベントとして「FASHION GALA」を手掛けることとなった。

出演したのは、マギー、IO (KANDYTOWN)、松井愛莉、小関裕太、葉山奨之、朝比奈彩、桜田通、山崎紘菜、青柳翔、荻野由佳 (NGT48)、ゴニル (SUPERNOVA)、中山咲月の今をときめく俳優・女優、ミュージシャン 12 名。 洋服は六本木に旗艦店をオープンしたビームスが中心。 ショーのディレクション & スタイリングを担当した『GQ JAPAN』ファッション・ディレクターの森口コ昭は、「GALA はもともと "お祭り" という意味。 つまりファッションのお祭りなので、12 人すべてのスタイリングを、さり気なく、でも激しく『パターンオンパターン』というテーマでコーディネイトしました。 GALA だから柄なわけじゃないですよ。(笑)」と話す。 (Kaijiro Masuda、GQ = 11-28-18)


秋冬のおすすめファッションアイテムは? インフルエンサー山岡葵に聞く

ファッション、ビューティー、グルメ、ライフスタイルなど、トレンド情報を発信してくれるインフルエンサー。 今回トレンド情報を教えてくれるのは、ふだんは美容皮膚科医クリニックで看護師として勤めている山岡葵さん。 「GINGER」で専属読者モデルを務め、多数のファッション誌、美容誌で活躍する人気モデルでもあります。

彼女の Instagram の投稿にはファッションの情報を中心に、おしゃれになるヒントがたくさん詰まっていて、フォロワーが日々増加しています。 山岡さんにおすすめのファッションアイテムや写真テクを聞いてきました!

秋冬のおすすめファッションアイテムは?

黄色のニットは「snidel」のもので、ひと目惚れして即購入した 1 枚です。 チェックのパンツやスキニーと合わせるとかわいいのでお気に入りなんです。 ミニスカートとも好相性。

チェックスカートは「trefleplus+1」のもの。 きれいめなデザインだけどカジュアルな服と合わせやすいのが推しアイテム。 ライダースと合わせてカジュアルダウンさせるのが私流です。 バッグは去年「Marni」で買った愛用品。 どんな服にも合わせやすいし、いつも友達にかわいいって褒めてもらえるほど評判がいいアイテムです。

「DRWCYS」で購入した柄物のハイウエストロングワンピは、これ 1 枚でスタイルアップが狙えるアイテム。 トップスを羽織ってスカートとしても活用できちゃいます。

写真を撮るときのこだわりは?

投稿する写真は基本数十枚撮った中の奇跡の 1 枚を探して載せます(笑)。 いろんなアングルやポーズを撮って厳選してるんです。 タイムラインの並びはおしゃれに見えるよう常に意識しています。

例えば、全身とバストアップは投稿が連続しないよう交互に載せるのが My ルール。 背景もおしゃれな壁の前で撮るようにしています。 アプリは顔のアップを撮るときに「SNOW」を使っています。 ナチュラルに盛れるし、編集も簡単なのでおすすめです。

インフルエンサーの仕事のポイントって?

インスタグラムを始めた当初は、投稿の依頼があってもお礼で商品をいただけるくらいのものでした。 お金をいただくお仕事を初めてもらったのがフォロワー 7,000 人超えのとき。 1 万人を超えるようになってからは案件が継続的にもらえるようになりましたね。 ただ、PR 案件でもなんでもかんでも載せようとはしません。 フォロワーさんのためになればと考えていつもいいものを選定しています。 (辻野祐馬、ねとらぼ = 11-20-18)


自由に、私スタイル 〜東コレスナップ

10 月の東京コレクションで主会場となった渋谷ヒカリエには、ファッション好きな人々が集まった。 鮮やかな色を組み合わせたり、異なるテイストを融合させたり、自由な発想で自分らしさを表現する人が目立った。

カラフルを楽しむ

ネットでファッション情報を発信する青沼ルイさん (28) = [1] = は、朱色やピンクを基調にしたワンピースが華やか。 胸元にはサルの模様が入り、フェイクファーの上着と合わせて「テーマは動物」。 クロエの丸いバッグ、レースのついたヘアバンド、キャンディーのような色のピアスと、小物使いにも気を配る。

着る人も見る人も楽しくなる赤系とピンクの組み合わせはほかにも。 デザイナーの吉河唯さん (30) = [2] = は、自ら手がけるブランド「メリージェニー」のノーカラーの赤いロングコートにタートルネック、ピンクのロングスカート。「ガーリーなテイストを意識した」と言う。

スタイルアップのために小物を効果的に使っていたのが、フラワーデザイナーの梁晴雁(リョウセイガン)さん (31) = [3]。 トレンドのウエストポーチはお気に入りのシャネルで、「腰にポイントを作ることで脚長効果がある」と話す。 ななめがけにして使うこともあるそう。 自分でデザインしたというニットとワンピースを重ね着した。

古着に手を入れて、自分仕様に工夫する人も。都内の高校 3 年生、ワイヤブットリー・ナッチャワーさん (18) = [4] = が着ていた古着のデニムジャケットは、もともと長袖だったが、「飽きてきた」とこの日の朝にハサミを入れて半袖に。 母親のものだったジーンズにも、深いスリットを入れた。 「トレンドはそんなに意識しない。 個性を服に反映させたい。」と話す。 (asahi = 11-13-18)


2019 春夏 アマゾン・ファッション・ウィーク東京 アジアの原石 日本から世界へ

来春夏の新作を発表する国内最大のファッションショー「アマゾン・ファッション・ウィーク東京」が 10 月、東京・渋谷の複合施設「渋谷ヒカリエ」などで開催された。 日本はもちろん、英国、フランス、イタリアなどの海外勢に、フィリピンの 4 ブランドも参加。 同国出身のデザイナーたちは日本の政府開発援助 (ODA) で招かれたという。 その狙いと背景は -。

「侍から着想」

パリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンに続き、舞台は東京へ。 51 ブランドが発表し 2 万 1,500 人が来場した。 各国から来日した関係者の中に、フィリピン出身のデザイナー 3 人の姿もあった。

同国の人気ブランド「ベンチ」のコンテストで優秀な成績を収め、東京への切符を手にした。 初のブランド「オットモンディ」を発表したオット・サクラメントさんは 1979 年生まれ。 実家はテーラーで、紳士服の仕立てを見て育った。 歯科学校に入学後、夢をあきらめきれずイタリアへ。 服飾大手「トラサルディ」などで修業を重ね、同国に帰化した。

「日本の侍の姿から着想を得た動きやすいシルエットで、パッチワークはよろいから発想を得た。」 レンズ・レイェスさんは 1989 年生まれ。 ニューヨークで学び、自身の名を冠したブランドを発表した。 刺繍が得意で「洗練された職人技で遊び心ある女性らしさを表現した。」 クリスチャン・エドワード・ダロガオグさんはブランド「チェド ストゥディオ」を発表。 ミラノに続き東京デビューを果たした。

ODA の予算

来季の流行を創出するファッション・ウィーク。 新しい傾向を探る商業関係者に交ざり、数年前から経済産業官僚の姿が見えるようになった。 クールジャパン海外戦略担当のメンバーだ。 実はこのフィリピン出身のデザイナーたち、日本の ODA の人材育成プログラムの予算で来日した。 「アジアのファッションが日本を中心に盛り上がり、東京から世界へ羽ばたいてほしい。」 ファッション政策担当の市原克典課長補佐 (49) は「さらにもう一つ、壮大な目標がある」と続けた。

「日本の生地や縫製技術は非常に洗練されている。 契約上、公言しないがルイ・ヴィトンやグッチなど海外大手へ生地を提供する工房も多い。」 友禅の伝統模様を施したやわらかい羊の皮革、カシミヤやレース素材、絹のような化繊、綿、麻などの天然素材 -。 全国に技術はあるが、日本の人口減少で需要の縮小に直面している。 デザイナーに日本の良さに直接触れてもらい、世界へ伝えてもらうことで外需を拡大するのが狙いだ。

離日直前、レンズさんたちは和歌山県を訪問。 コンピューター横編み機のシェアが世界 1 位の「島精機」や生地製造の老舗「エイガールズ」を視察した。 最終製品の着心地の良さに感嘆し、デザイナーの一人は言ったという。 「繊維、生地、縫製技術の全てが日本にある。 全て買って帰りたいくらいだ。」 (牛田久美、sankei = 11-10-18)


アフリカの "かっこよさ" をファッションショーで伝えたい 「Tokyo Africa Collection」

8 月 19 日、学生団体が運営するファッションショー「Tokyo Africa collection 2018 summer」が浅草橋で行われた。会場中央のスクリーンにオープニングムービーが映し出され、キャンパスミスコンモデルたちがランウェイを歩いた。

彼女たちが着ているものは、それぞれアフリカの国々をテーマにしている。 チュニジアをテーマにした服は、シディ・ブ・サイドと呼ばれる観光地の、青と白に統一された美しい街並みをイメージ。 エチオピアは、コットンワンピースに生花のアクセサリーを合わせるコーディネートをそのまま衣装に仕上げた。

ファッションショーが終わると、バスケとダンスをコラボさせたパフォーマンスやブレークダンスで会場の温度がぐっと上がる。 トークセッションでは、ミス青山コンテスト 2017 準グランプリを獲得した井口綾子さん、AFRIKA Rose 取締役兼フラワーデザイナーの田中秀行さんをゲストに迎え、およそ 400 人の観客が拍手を送った。

Tokyo Africa Collection は今回で 5 回目の開催になる。 スタートは 2016 年。 当時大学生だった菅生零王(すごう れお)さんが発起人だ。 菅生さんはイギリスの LSE (ロンドン大学経済学校)で紛争学の修士を取得し、南スーダンへの援助効果を最大化する会に積極的に参加するなど、学生時代にアフリカについて学んだ。

初めは「発展途上」、「可哀想」というイメージを抱きながら学んでいた菅生さんだが、知見を広げるうちに自然の豊かさや人々の暮らしに宿る美しさに気づいたという。 「アフリカ各国の若者と話す中で、アフリカを特別視してしまうネガティブな認識を変えたいと思いました」と菅生さんは語る。

自分と同じ世代にアフリカの "かっこよさ" を伝えたいと考えた菅生さん。 より多くの人にアフリカのことを伝えるにはどうすれば良いのか。もともと自主映画を製作したり、ルーマニアや台湾の映画祭にスタッフとして携わっていた菅生さん。 その経験からエンターテインメントづくりを学んだ。

そんな折、友人がアフリカのファッションブランドを立ちあげたという偶然が重なる。 「だから自然と、ファッション x エンタメ、つまりファッションショーという形が浮かび上がってきたんです。」

東京ガールズコレクションのように、ファッションショーは多くの女性にとって憧れであり心ときめく場所だ。 だからこそ、「ステレオタイプ的なアフリカのイメージを払拭する力を持っているんです」と語る。

今後は普段アフリカに興味を抱いていない層にも届くよう、エンターテインメント性をさらに向上すること、そして現地のデザイナーの起用も検討しているという。 「いつかは武道館での開催を目指しています。 冗談じゃないですよ。」

現地デザイナーの起用に加え、出演モデルに本格的なレッスンを導入するなど、さらに質の高いショーになるよう準備をすすめているそうだ。 Tokyo Africa Collection が武道館で行われる日も、そう遠くはないかもしれない。 (澪花、asahi = 11-6-18)


コシノジュンコさん、大阪凱旋 30 年ぶりにショー開催

大阪出身の世界的なデザイナー、コシノジュンコさん (79) のファッションショーが 28 日、大阪市中央区の大阪府庁本館であった。 コシノさんが故郷でファッションショーを開くのは約 30 年ぶり。 荘厳な雰囲気の庁舎内で、華やかな衣装をまとったモデルたちがさっそうと歩き、約 400 人の観客らを魅了した。 ショーは、9 月から開かれている「大阪文化芸術フェス 2018」の一環。 府庁舎は、現役の都道府県庁舎としては最も古く大正期を代表する建造物で、ショーのために特設のランウェーが設置された。

モデルたちは「光でつなぐ大阪の未来・文化」をテーマにデザインされたドレスに身を包み、映像や音楽に合わせて登場。 コシノさんの地元・岸和田だんじり祭のちょうちんをモチーフにした衣装もあった。 終了後、コシノさんは「『大阪は楽しいよ』ということを洋服で表現しました」と笑顔で語った。 (坂本純也、asahi = 10-28-18)


- プレスリリース -

エコロジーの波はファッションにも! コムサマチュアの地球に優しいコート

株式会社ファイブフォックス

ファイブフォックス(本社 : 東京都渋谷区/代表取締役 : 上田稔夫)が展開するコムサマチュアは、"いくつになってもオシャレ心は変わらない" ミセスに向けたブランドです。 現在、世界的に高まっているサスティナビリティの価値観が、日本でも広がろうとする中、再生ウールを使用したコートをつくりました。 11 月 1 日(木)よりコムサマチュア全店で販売します。

コート : 25,920円(税込) カラー : ベージュ、ライトグレー、ブラック

近年、欧米を中心にサスティナブルな考え方から、リサイクルやエコなど自然環境への関心は更に高まりを見せています。 今回その自然環境の考え方に共感し、再生ウールを使用したエコなコートをつくりました。

  • 再生ウールとは、ウール素材の生地をつくる際にでた残り糸や紡績の際にでる綿や生地をほぐしたものなどを再び紡ぎなおし、糸にしたものを織り上げた素材です。
  • 本来なら捨てられてしまう、生産過程で出る端材や糸などを綺麗に洗浄し、柔らかい綿状に戻し、再び糸へと生まれ変わらせています。
  • 再生ウールには、全て均一の繊維で作った素材にはない原料の違いがあり、一点一点色や表情に微妙な変化や深みがあるのが特徴です。

ノーカラーの V 襟で、前立てはボタンの見えない比翼仕立てですっきりとしたシルエットにしています。 付属のニットフードは取り外しができ、2way の着こなしが楽しめます。 (PR Times = 10-26-18)


最新ファッションを世界へ 19 年春夏、東コレ開幕

日本から最新のファッションを世界に発信する 2019 年春夏の東京コレクションが 15 日、開幕した。 20 日までの期間中、東京・渋谷の複合施設「渋谷ヒカリエ」を主会場に、国内外の約 50 のブランドがショーなどを開き、作品を披露した。

初日のトップは、若手の女性デザイナー和中碧さんが今年立ち上げたばかりのブランド「AOI WANAKA」。 「さなぎが羽化してチョウになるように、私のブランドもこれから始まるという気持ち」と話す和中さんは、日本の伝統技術の「絞り染め」などを使い、水色やくすんだピンク、ベージュなど淡い色使いで、日本の春の繊細な美しさを表現した。

近年は、ファッションデザイナーらの発表方法が多様化。 ランウエーをモデルが歩くショーのほか、モデルはあまり動かずに光や音を効果的に使うなどしたインスタレーションで服を見せる例も増えている。 (sankei = 10-15-18)


最新ファッション、1 万 3,200 人歓声 TGC 北九州

国内最大級のファッションショー「東京ガールズコレクション(TGC 北九州 2018)」が 6 日、北九州市小倉北区の西日本総合展示場新館で開かれた。 台風 25 号の接近で開催が危ぶまれたが、約 1 万 3,200 人が詰めかけた。

4 年連続の北九州開催となった今年は、テレビやファッション誌で活躍する桐谷美玲さん、藤田ニコルさん、池田美優さんらが出演。 最新ファッションを身にまとったモデルたちがランウェーを歩くたびに、会場は大きな歓声に包まれた。 にぎわいの創出につなげようと、同市が 2015 年に誘致した。 来年 4 月には熊本県益城町で開かれる。 (yomiuri = 10-7-18)


コスプレ伝統衣装、韓国で規制検討 「時代遅れ」批判も

韓国の観光地として知られる朝鮮時代の王宮・景福宮(キョンボックン)を抱えるソウル市鍾路区が、チマ・チョゴリに代表される韓国の伝統衣装、韓服(ハンボッ)を西洋風に変形した「フュージョン(融合)韓服」の規制検討に乗り出し、物議を醸している。 背景にはコスプレブームの影響などで、伝統とかけ離れた韓服を着て歩く若者らが急増したことがあるが、「美意識への介入」との批判が起きている。

きっかけは 9 月中旬、韓服専門家らを交えた「私たちの服を正しく着る討論会」での金永椶(キムヨンジョン)区長の発言。 伝統衣装の保全策として、韓服を着た人は景福宮などの観光地の入場が無料となったり、周辺の飲食店で割引を受けられたりしてきたが、「伝統でないものにも恩恵を与えるのは問題だ」と見直しを提起した。

外国人観光客らに人気の韓服レンタル店が最近、巻きスカートのすそをドレスのようにふくらましたり、腰にリボンをつけたりといったフュージョン韓服の貸衣装を増やし、客集めを競うようになっていた。 韓国の若者の間でも、こうした衣装を着て景福宮などで撮影した写真を SNS に投稿するのが流行。 提言には、特典の対象となる韓服の定義を厳格化することで、伝統とかけ離れた衣装を淘汰するねらいがある。

これに対し、韓国の主要紙「中央日報」はコラムで「王朝時代であるまいし、『宮廷の品格』をドレスコードで守ろうとするのか。 これは美意識の問題だ。」と疑問視。 若者からも「時代遅れの発想」との批判が出ている。 もともと韓国では韓服のデザインや機能を現代風にした「改良韓服」が普及しており、「正しい韓服」の基準作りが容易でない現実もある。 (ソウル = 武田肇、asahi = 9-30-18)


田賢三が登壇、秋の「ファッション ワールド」は 36 講演を開催

日本最大のファッションの展示会「第 9 回 ファッション ワールド 東京 秋」が、東京ビッグサイトで開催される。 会期は 10 月 22 日から 24 日までの 3 日間。 秋と春の年 2 回開催される「ファッションワールド」は、今回の 10 月開催から「ファッションワールド」と「ファッション生産・素材ワールド」の 2 つのワールドへとリニューアル。

世界各国のブランドが出展する「ファッションワールド」には、「アパレル EXPO」、「バッグ EXPO」、「シューズ EXPO」、「アクセサリー EXPO」、「メンズ ファッション EXPO」の 5 つの専門展が設けられ、2019 年春夏の新作をはじめ 4 万 6,000 点の商品が集結する。

また、新設の「ファッション生産・素材ワールド」は、「生地・素材 EXPO」、「ファッション OEM EXPO」の 2 つの専門展から構成。 世界中の OEM 企業と生地・副資材が出展する生産や企画向けの展示会として開催される。 これら全ての展示会を合わせ今回は過去最多の 40 ヶ国から 960 社が出展し、例年に続き規模を拡大したイベントとなる。

毎回注目を集める併催セミナーは、今回は「アパレル産業 次の 10 年」をテーマに全 36 講演が開催される。 特別招待講演には「ケンゾー (KENZO)」の創始者 田賢三が登壇し、美モードのファッションディレクター 萩原輝美と対談講演を行う。

そのほかベイクルーズの杉村茂代表取締役 CEO による同社の成長戦略についての講演や、スノーピークの山井太代表取締役社長による「『好きなことだけ!』を仕事にする経営」と題した講演、「サカイ (sakai)」のクリエイティブディレクター 源馬大輔とサカイのディストリビューションを手掛けるイーストランドの島田昌彦社長による対談などを予定している。

上記のセミナーに加え、ファッション業界での活用事例が増えている AI・テクノロジーに関するセミナーや、プロの接客や VMD 技術を学べる「店長・販売員向け 研修セミナー」、企業 PR のツールとして SNS の効果的な活用法を学べる有料の「SNS 活用 セミナー」なども行われる。 全プログラムが事前申し込み制で、定員に達し次第受け付けを終了する。(FashionSnap = 9-25-18)